JP2020054174A - ステータユニット、モータ、及び送風装置 - Google Patents
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Abstract
Description
<1−1.送風装置>
図1は、実施形態に係る送風装置100の構成例を示す断面図である。なお、図1は、中心軸CAを含む仮想の平面で送風装置100を切断した場合での送風装置100の断面構造を示す。
次に、図1を参照して、モータ1の構成を説明する。モータ1は、ロータ10と、ステータユニット20と、を備える。ロータ10は、上下方向に延びる中心軸CAを中心として回転可能である。ステータユニット20は、ロータ10を駆動可能な後述のステータ21を有する。
ロータ10は、シャフト11と、シャフトホルダ12と、保持部材13と、ヨーク14と、マグネット15と、を有する。
ステータユニット20は、前述のステータ21の他に、カバー部材30と、基板40と、充填部50と、ブラケット部60と、軸受ホルダ71と、キャップ72と、延出部81と、凸部82と、を備える。また、ステータユニット20は、延出部81及び凸部82を含む離れ防止部80を備える。なお、離れ防止部80、延出部81、及び凸部82は、後に説明する。
次に、延出部81と凸部82とを含む離れ防止部80を説明する。図2は、実施形態に係る送風装置100の離れ防止部80付近における拡大図である。
前述の如く、ステータユニット20は、延出部81を備える。延出部81は、筒部31及び外壁部63のうちの一方部の軸方向一方における端部から軸方向に延びる。ここで、軸方向一方は、軸方向のうち、筒部31及び外壁部63のうちの一方部から他方部に向かう向きである。本実施形態では、延出部81は、筒部31の下端部から下方に延びる。より具体的には、延出部81は、鍔部312の下面から下方に延びる。さらに、延出部81は、溝部63cへ軸方向に挿通され、溝部63c内に収容される。また、延出部81は、本実施形態では筒部31と一体構造である。但し、この例示に限定されず、延出部81は、筒部31とは別の部材であってもよい。
また、前述の如く、ステータユニット20は、凸部82を備える。凸部82は、筒部31及び外壁部63のうちの他方部の内側面から内方に突出する。本実施形態では、凸部82は、外壁部63に設けられ、外壁部63の内側面から内方に突出する。より具体的には、凸部82は、溝部63cの内側における内側面に設けられ、該側面から内方に突出する。なお、凸部82は、本実施形態では外壁部63と一体構造である。但し、この例示に限定されず、凸部82は、外壁部63とは別の部材であってもよい。
また、前述の如く、延出部81は、凸部82よりも上述の軸方向一方に設けられる止め部81bを有する。なお、軸方向一方は、軸方向のうち、筒部31及び外壁部63のうちの一方部から他方部に向かう向きである。本実施形態では、止め部81bは、開口81aの下方に設けられ、凸部82よりも下方に位置する。止め部81bは、本実施形態では凸部82と軸方向に対向する。たとえば、止め部81bの上面は、凸部82の下面との間に間隔を有する。或いは、この例示に限定されず、止め部81bは、凸部82と軸方向に接触してもよい。たとえば、止め部81bは、凸部82の下面の一部と軸方向に接触してもよいし、凸部82の下面の全てと軸方向に接触してもよい。
離れ防止部80は、凸部82に対する延出部81の止め部81bのスナップフィット機構である。より具体的には、カバー部材30がブラケット部60に取り付けられる際、延出部81が弾性変形によって径方向に反ることにより、止め部81bが、凸部82を乗り越えて開口81a内に嵌りこみ、凸部82と軸方向に対向する。これにより、カバー部材30が上方に移動しても、止め部81bが凸部82と軸方向に当接することにより、カバー部材30がブラケット部60から軸方向に離れることが防止される。離れ防止部80は、好ましくは、充填部50で覆われる。
次に、図3及び図4を参照して、貫通孔61a及び孔部61bを説明する。図3は、実施形態に係るブラケット部60の内側を示す斜視図である。図4は、実施形態に係るブラケット部60の下面を示す斜視図である。なお、図3は、図1の破線A−Aを含む軸方向に垂直な仮想の平面でモータ1を切断している。また、図3では、充填部50の図示は省略している。
次に、実施形態の第1変形例について説明する。第1変形例では、離れ防止部80の凸部82は筒部31側に設けられ、離れ防止部80の止め部81bはブラケット部60側に設けられる。以下では、第1変形例のうち、上述の実施形態とは異なる構成を説明する。また、上述の実施形態と同様の構成要素には同じ符号を付し、その説明を省略することがある。
次に、第2実施形態の変形例について説明する。以下では、第2変形例のうち、上述の実施形態及び第1変形例とは異なる構成を説明する。また、上述の実施形態と同様の構成要素には同じ符号を付し、その説明を省略することがある。
以上、本発明の実施形態を説明した。なお、本発明の範囲は上述の実施形態に限定されない。本発明は、発明の主旨を逸脱しない範囲で上述の実施形態に種々の変更を加えて実施することができる。また、上述の実施形態で説明した事項は、矛盾を生じない範囲で適宜任意に組み合わせることができる。
Claims (9)
- 上下方向に延びる中心軸を中心として回転可能なロータを駆動可能であるステータと、
軸方向に延びる筒部を有する有蓋筒状であり、且つ、少なくとも前記ステータの上部を収容するカバー部材と、
少なくとも前記カバー部材の内部において該カバー部材と前記ステータとの間に充填される充填部と、
軸方向に延びる筒状の外壁部を有する有蓋筒状であり、且つ、前記筒部の下端部を覆うブラケット部と、
前記筒部及び前記外壁部のうちの一方部から他方部に向かう軸方向一方における前記一方部の端部から軸方向に延びる延出部と、
前記筒部及び前記外壁部のうちの前記他方部の内側面から内方に突出する凸部と、
を備え、
前記延出部は、前記凸部よりも軸方向一方に設けられる止め部を有し、
前記止め部は、前記凸部と軸方向に接触する、又は、前記凸部と軸方向に対向する、ステータユニット。 - 前記止め部は、前記凸部と軸方向に対向し、
軸方向において、前記充填部の一部が、前記止め部と前記凸部との間に設けられる、請求項1に記載のステータユニット。 - 前記筒部の下端部は、前記外壁部の上端部と軸方向に接する、請求項1又は請求項2に記載のステータユニット。
- 前記カバー部材は、前記筒部の下端部から下方に延びる壁部をさらに備え、
径方向において、前記壁部は、弾性部材を介して前記外壁部の側面と接する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のステータユニット。 - 前記弾性部材は、弾性を有する接着剤、及び、弾性ゴムのうちのいずれかである、請求項4に記載のステータユニット。
- 前記ブラケット部は、前記外壁部の下端部を覆う下蓋部をさらに有し、
前記凸部は、前記外壁部に設けられ、
前記下蓋部には、該下蓋部を軸方向に貫通する孔部が設けられ、
軸方向から見て、前記孔部は、前記凸部の全てと重なる、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のステータユニット。 - 前記止め部及び前記凸部はそれぞれ、周方向において等間隔に複数設けられる、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のステータユニット。
- 上下方向に延びる中心軸を中心として回転可能なロータと、
前記ロータを駆動可能なステータを有する請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のステータユニットと、
を備える、モータ。 - 請求項8に記載のモータと、
前記モータのロータとともに、上下方向に延びる中心軸を中心として回転可能な羽根部と、
を備える、送風装置。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
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Family Applications (1)
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CN (1) | CN210629230U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023032557A1 (ja) * | 2021-09-03 | 2023-03-09 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | モータ |
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JP2007159192A (ja) * | 2005-12-01 | 2007-06-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 無刷子電動機及びそれを具備した密閉型圧縮機 |
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-
2018
- 2018-09-28 JP JP2018183574A patent/JP7234558B2/ja active Active
-
2019
- 2019-09-19 CN CN201921566612.1U patent/CN210629230U/zh active Active
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