JP2020053159A - 車両用照明装置、および車両用灯具 - Google Patents

車両用照明装置、および車両用灯具 Download PDF

Info

Publication number
JP2020053159A
JP2020053159A JP2018179269A JP2018179269A JP2020053159A JP 2020053159 A JP2020053159 A JP 2020053159A JP 2018179269 A JP2018179269 A JP 2018179269A JP 2018179269 A JP2018179269 A JP 2018179269A JP 2020053159 A JP2020053159 A JP 2020053159A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
lighting device
pair
vehicle lighting
light emitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018179269A
Other languages
English (en)
Inventor
翔太 池辺
Shota Ikebe
翔太 池辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP2018179269A priority Critical patent/JP2020053159A/ja
Publication of JP2020053159A publication Critical patent/JP2020053159A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Abstract

【課題】簡易な構成で基板の位置を安定させることができる車両用照明装置、および車両用灯具を提供することである。【解決手段】実施形態に係る車両用照明装置は、一対の口金と;一方の前記口金と、他方の前記口金との間に設けられた基板と;前記基板の上に設けられた少なくとも1つの発光素子と;前記一対の口金のそれぞれに設けられ、前記基板に接触する一対の接触部と;を具備している。前記一対の接触部の少なくともいずれかには、少なくとも1つの第1の凸部が設けられ、前記基板には前記第1の凸部が設けられる第1の孔が設けられている。または、前記基板には少なくとも1つの第2の凸部が設けられ、前記一対の接触部の少なくともいずれかには、前記第2の凸部が設けられる第2の孔が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、車両用照明装置、および車両用灯具に関する。
一対の口金と、口金と口金の間に設けられ、フィラメントが封入された気密容器と、を備えた車両用照明装置がある。近年においては、省エネルギー化や長寿命化などの観点から、フィラメントを備えた車両用照明装置は、発光ダイオードを備えた車両用照明装置に置き換えられるようになってきている。
そのため、筒状を呈する一対の口金と、口金と口金の間に設けられ、発光ダイオードを有する基板と、基板に設けられた配線パターンと口金とを電気的に接続する配線部材と、を備えた車両用照明装置が提案されている。
ここで、基板は板状を呈している。そのため、筒状を呈する口金に基板の端部を保持させると、基板の位置が安定しなかったり、口金と基板の接合強度が低くなったりするおそれがある。そのため、一対の口金にはケースが設けられ、ケースに基板を設けるようにしている。この場合、ケースは、半円筒状を呈する2つの部材から構成されている。半円筒状を呈する部材の端部は、筒状を呈する口金の内部に接合されている。この様なケースを設ければ、基板の位置を安定させることができる。
しかしながら、ケースを設けると製造コストが増大する。また、ケースと口金を接合する工程が必要となり、製造工程の複雑化や工期の長期化が生じるおそれがある。
そこで、簡易な構成で基板の位置を安定させることができる技術の開発が望まれていた。
特開2004−241191号公報
本発明が解決しようとする課題は、簡易な構成で基板の位置を安定させることができる車両用照明装置、および車両用灯具を提供することである。
実施形態に係る車両用照明装置は、一対の口金と;一方の前記口金と、他方の前記口金との間に設けられた基板と;前記基板の上に設けられた少なくとも1つの発光素子と;前記一対の口金のそれぞれに設けられ、前記基板に接触する一対の接触部と;を具備している。前記一対の接触部の少なくともいずれかには、少なくとも1つの第1の凸部が設けられ、前記基板には前記第1の凸部が設けられる第1の孔が設けられている。または、前記基板には少なくとも1つの第2の凸部が設けられ、前記一対の接触部の少なくともいずれかには、前記第2の凸部が設けられる第2の孔が設けられている。
本発明の実施形態によれば、簡易な構成で基板の位置を安定させることができる車両用照明装置、および車両用灯具を提供することができる。
本実施の形態に係る車両用照明装置を例示するための模式側面図である。 図1における車両用照明装置の模式平面図である。 (a)は、凸部の他の配設形態を例示するための模式側面図である。(b)は、(a)における凸部の配設形態の模式平面図である。 (a)は、凸部の他の配設形態を例示するための模式側面図である。(b)は、(a)における凸部の配設形態の模式平面図である。 (a)は、凸部の他の配設形態を例示するための模式側面図である。(b)は、(a)における凸部の配設形態の模式平面図である。 (a)は、凸部の配設形態を例示するための模式側面図である。(b)は、(a)における凸部の配設形態を例示するための模式平面である。 他の実施形態に係る車両用照明装置を例示するための模式斜視図である。 他の実施形態に係る車両用照明装置を例示するための模式斜視図である。 車両用照明装置を車両用灯具のホルダに装着した状態を例示するための模式図である。 本実施の形態に係る車両用灯具を例示するための模式斜視図である。 他の実施形態に係るホルダを例示するための模式斜視図である。
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について例示をする。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
本実施の形態に係る車両用照明装置1としては、例えば、自動車や鉄道車両などに設けられるルームランプ、メーターランプ、読書灯などに用いられるものを例示することができる。ただし、車両用照明装置1の用途は、これらに限定されるわけではない。
(車両用照明装置)
図1は、本実施の形態に係る車両用照明装置1を例示するための模式側面図である。
図2は、図1における車両用照明装置1の模式平面図である。
図1および図2に示すように、車両用照明装置1には、発光部10、および一対の口金20を設けることができる。
発光部10には、基板11、発光素子12、抵抗13、およびダイオード14を設けることができる。
基板11は、一方の口金20と、他方の口金20との間に設けられている。基板11は、板状を呈したものとすることができる。基板11の平面形状は、四角形とすることができる。図1および図2に例示をした基板11の平面形状は、長方形である。基板11の幅寸法W1は、口金20の幅寸法W2よりも短くすることができる。なお、幅寸法は、一対の口金20が対峙する方向と直交する方向の寸法である。従来のフィラメントを備えた車両用照明装置との置き換えを容易にするために、基板11の幅寸法W1は、20mm以下、例えば、6.4mm程度とすることが好ましい。
ただし、基板11の平面形状や幅寸法W1は、例示をしたものに限定されるわけではない。例えば、基板11の、発光素子12が設けられる部分の幅寸法が、基板11の両端部の幅寸法よりも長くなるようにすることができる。この場合、基板11の、発光素子12が設けられる部分の幅寸法は、口金20の幅寸法W2よりも長くすることができる。この様にすれば、発光素子12の数や配置を変更するのが容易となる。また、基板11に幅寸法が長い部分を設ければ、車両用照明装置1を車両用灯具100のホルダ103に着脱する際に指を掛けることができる。そのため、車両用照明装置1のホルダ103への着脱が容易となる。
基板11の、口金20側の端部の近傍には孔11a(第1の孔の一例に相当する)を設けることができる。孔11aは、基板11の接続パッド11bbが設けられた部分に設けることができる。孔11aは、基板11の両側の端部の近傍にそれぞれ1つずつ設けることができる。孔11aは、基板11の厚み方向を貫通してもよいし、貫通しなくてもよい。ただし、基板11の厚み方向を貫通する孔11aとすれば製造を容易とすることができる。孔11aの内部には、接触部20b1に設けられた凸部20b2(第1の凸部の一例に相当する)を設けることができる。
基板11は、絶縁性材料から形成することができる。基板11は、セラミックス(例えば、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなど)などの無機材料、紙フェノールやガラスエポキシなどの有機材料などから形成することができる。また、基板11は、金属板の表面を絶縁性材料で被覆したものであってもよい。なお、金属板の表面を絶縁性材料で被覆する場合には、絶縁性材料は、有機材料からなるものであってもよいし、無機材料からなるものであってもよい。
発光素子12の発熱量が多い場合には、放熱の観点から熱伝導率の高い材料を用いて基板11を形成することが好ましい。熱伝導率の高い材料としては、例えば、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなどのセラミックス、高熱伝導性樹脂、金属板の表面を絶縁性材料で被覆したものなどを例示することができる。高熱伝導性樹脂は、例えば、PET(Polyethylene terephthalate)やナイロン等の樹脂に、酸化アルミニウムや炭素(カーボン)などからなるフィラーを混合させたものとすることができる。
基板11の厚みは、0.8mm以上、2.2mm以下、例えば、1.6mm程度とすることができる。ただし、基板11の厚みは、例示をしたものに限定されるわけではない。また、基板11は、単層構造を有するものであってもよいし、多層構造を有するものであってもよい。
基板11の一方の面には配線パターン11bを設けることができる。配線パターン11bは、実装パッド11ba、および接続パッド11bbを有することができる。実装パッド11baと接続パッド11bbは、電気的に接続することができる。
実装パッド11baは、基板11の中央領域に設けることができる。
接続パッド11bbは、少なくとも孔11aを囲むように設けることができる。接続パッド11bbは、孔11aの内部にさらに設けることもできる。
配線パターン11bは、導電性材料から形成することができる。配線パターン11bは、例えば、銀、銅、アルミニウムなどの低抵抗金属から形成することができる。
また、配線パターン11bは、基板11の他方の面(発光素子12側とは反対側の面)にも設けることができる。基板11の一方の面に設けられた配線パターン11bと、基板11の他方の面に設けられた配線パターン11bとは、基板11の厚み方向を貫通する導電ビアにより電気的に接続することもできるし、孔11aの内部に設けられた導電性材料を介して電気的に接続することもできる。
配線パターン11bが基板11の他方の面にも設けられていれば、基板11の他方の面に抵抗13やダイオード14などの素子を実装することができる。そのため、実装する素子の種類や数を多くすることができるので、車両用照明装置1の保護を図ったり、多機能化を図ったりするのが容易となる。
発光素子12は、基板11の上に少なくとも1つ設けることができる。発光素子12は、配線パターン11bと電気的に接続することができる。発光素子12は、実装パッド11baに実装することができる。発光素子12は、例えば、発光ダイオード、有機発光ダイオード、レーザダイオードなどとすることができる。
発光素子12の形式には特に限定はない。
発光素子12は、例えば、PLCC(Plastic Leaded Chip Carrier)型などの表面実装型の発光素子とすることができる。なお、図1、図2に例示をした発光素子12は、表面実装型の発光素子である。
発光素子12は、例えば、砲弾型などのリード線を有する発光素子とすることもできる。
また、発光素子12は、COB(Chip On Board)により実装されるものとすることもできる。COBにより実装される発光素子12とする場合には、チップ状の発光素子12と、発光素子12と配線パターン11bを電気的に接続する配線と、発光素子12と配線を囲む枠状の部材と、枠状の部材の内側に設けられ発光素子12と配線を覆う封止部などを基板11の一方の面に設けることができる。また、封止部には、蛍光体を含めることができる。蛍光体は、例えば、YAG系蛍光体(イットリウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体)とすることができる。なお、蛍光体の種類は、例示をしたものに限定されるわけではない。蛍光体の種類は、車両用照明装置1の用途などに応じて所望の発光色が得られるように適宜変更することができる。
発光素子12の光の出射面は、基板11の面と略平行とすることができる。発光素子12は、主に、基板11の面に垂直な方向に向けて光を出射することができる。基板11の一方の面に発光素子12を設ければ、偏った配光特性となる場合がある。ただし、車両用照明装置1が車室内灯(例えば、ルームランプ、メーターランプ、読書灯など)に用いられるものの場合には、車両用照明装置1の一方の側に光を照射すれば良い。そのため、車両用照明装置1が車室内灯に用いられるものの場合には、この様な配光特性とすることが好ましい。
発光素子12の数、大きさ、配置などは、例示をしたものに限定されるわけではなく、車両用照明装置1の大きさや用途などに応じて適宜変更することができる。なお、複数の発光素子12が設けられる場合には、複数の発光素子12を直列接続することができる。
抵抗13は、基板11の一方の面、および他方の面の少なくともいずれかに設けることができる。図1および図2に例示をしたものの場合には、抵抗13は、基板11の他方の面に設けられている。なお、基板11の一方の面に発光素子12を設け、基板11の他方の面に抵抗13を設ければ、発光素子12から出射した光が抵抗13に吸収されたり、抵抗13により遮られたりするのを抑制することができる。
抵抗13は、配線パターン11bと電気的に接続することができる。抵抗13は、実装パッド11baに実装することができる。抵抗13は、配線パターン11bを介して発光素子12と直列接続することができる。
抵抗13は、電流制限抵抗とすることができる。
また、抵抗13は、発光素子12の明るさを調整するものとすることもできる。発光素子12の順方向電圧特性には、ばらつきがあるので、アノード端子と、グランド端子と、の間の印加電圧を一定にすると、発光素子12の明るさ(光束、輝度、光度、照度)にばらつきが生じる場合がある。そのため、発光素子12の明るさが所定の範囲内に収まるように、抵抗13により、発光素子12に流れる電流の値が所定の範囲内となるようにする。この場合、抵抗13の抵抗値を変化させることで、発光素子12に流れる電流の値が所定の範囲内となるようにすることができる。
抵抗13は、例えば、表面実装型の抵抗器、リード線を有する抵抗器(酸化金属皮膜抵抗器)、スクリーン印刷法などを用いて形成された膜状の抵抗器などとすることができる。なお、図1、図2に例示をした抵抗13は、表面実装型の抵抗器である。抵抗13の数、大きさ、配置などは、例示をしたものに限定されるわけではなく、発光素子12の数や仕様などに応じて適宜変更することができる。
なお、膜状の抵抗器は、抵抗値の調整が容易である。そのため、抵抗値の調整を行う場合には、膜状の抵抗器とすることが好ましい。この場合、抵抗値の調整は、以下の様にして行うことができる。まず、スクリーン印刷法などを用いて、基板11の面に膜状の抵抗器(抵抗13)を形成する。次に、抵抗13にレーザ光を照射して、抵抗13の一部を除去する。そして、除去した部分の大きさなどにより、抵抗13の抵抗値を変化させる。この場合、抵抗13の一部を除去すれば、抵抗値を増加させることができる。
ダイオード14は、基板11の一方の面および他方の面の少なくともいずれかに設けることができる。図1および図2に例示をしたものの場合には、ダイオード14は、基板11の他方の面に設けられている。なお、基板11の一方の面に発光素子12を設け、基板11の他方の面にダイオード14を設ければ、発光素子12から出射した光がダイオード14に吸収されたり、ダイオード14により遮られたりするのを抑制することができる。
ダイオード14は、配線パターン11bと電気的に接続することができる。ダイオード14は、実装パッド11baに実装することができる。ダイオード14は、配線パターン11bを介して発光素子12と直列接続することができる。
なお、抵抗13およびダイオード14の少なくともいずれかが基板11の他方の面に設けられる場合には、基板11の一方の面および他方の面に設けられる配線パターン11bの形状や、導電ビアの配置により、抵抗13およびダイオード14の少なくともいずれかが発光素子12と直列接続されるようにすればよい。
ダイオード14は、逆方向電圧が発光素子12に印加されないようにするため、および、逆方向からのパルスノイズが発光素子12に印加されないようにするために設けることができる。
その他、必要に応じて、トランジスタ、コンデンサ、集積回路などの電気部品を基板11に設けることができる。また、配線パターン11bの一部や膜状の抵抗器などを覆う被覆部を設けることもできる。被覆部は、例えば、白色のソルダーレジストからなる膜、ガラス材料からなる膜などとすることができる。
なお、抵抗13、ダイオード14、および電気部品は、必ずしも基板11に設ける必要はない。例えば、抵抗13、ダイオード14、および電気部品は、車両用灯具100に設けられた回路基板などに設けることもできる。ただし、抵抗13、ダイオード14、および電気部品が基板11に設けられていれば、既存の車両用灯具100を改造することなく、車両用照明装置1の保護や多機能化を図ることができる。
口金20は、一対設けることができる。発光部10(基板11)は、口金20と口金20との間に設けることができる。
図2に示すように、口金20は、端子部20aおよび一対の接続部20bを有することができる。
端子部20aの内部には空間を設けることができる。端子部20aの内部に空間が設けられていれば、口金20の軽量化、ひいては車両用照明装置1の軽量化を図ることができる。
端子部20aの外観形状には、特に限定はない。ただし、端子部20aを車両用灯具100のホルダ103に着脱することを考慮すると、少なくとも端子部20aのホルダ103に保持される部分の外観形状は円柱状、あるいは、円柱の一部とすることが好ましい。図2に例示をした端子部20aの外観形状は、円柱状となっている。
接続部20bは、口金20の基板11側の端部に設けることができる。接続部20bは、一対設けることができる。接続部20bの先端には、基板11の面と略平行な接触部20b1を設けることができる。基板11の端部の近傍は、接触部20b1と接触部20b1の間に設けることができる。一対の接触部20b1は、弾性力により、基板11に接触可能とすることができる。また、。一対の接触部20b1は、弾性力により、基板11の端部の近傍を保持することもできる。
また、接触部20b1は、接続パッド11bbと接している。すなわち、一対の口金20のそれぞれは、基板11に接触する一対の接触部20b1を有することができる。
また、接触部20b1は、接続パッド11bbに半田付けしてもよいし、導電性接着剤により接続パッド11bbに接着してもよい。すなわち、一対の接触部20b1は、半田または接着剤により、基板11に固定することができる。なお、接触部20b1を接続パッド11bbに半田付けしたり、接続パッド11bbに接着したりする場合には、一対の接触部20b1は、弾性力により基板11の端部の近傍を保持していなくてもよい。
一対の接触部20b1の少なくともいずれかには、少なくとも1つの凸部20b2を設けることができる。例えば、図1および図2に例示をしたように、一対の接触部20b1のそれぞれに1つの凸部20b2を設けることができる。なお、一対の接触部20b1のそれぞれに複数の凸部20b2を設けることもできる。また、一対の接触部20b1のいずれかに1つの凸部20b2を設けたり、複数の凸部20b2を設けたりすることもできる。
凸部20b2は、接触部20b1の基板11側の面に設けることができる。接触部20b1を基板11に接触させた際には、凸部20b2は、基板11に設けられた孔11aの内部に設けられる。この場合、凸部20b2は、孔11aに圧入されるようにしてもよいし、孔11aに接着されるようにしてもよい。また、孔11aの内部に接続パッド11bbの一部が設けられている場合には、凸部20b2は、接続パッド11bbに半田付けしてもよいし、導電性接着剤により接続パッド11bbに接着してもよい。すなわち、凸部20b2を介して、口金20(接続部20b)と基板11が機械的に接続されるようにすればよい。
凸部20b2の形状には特に限定はない。例えば、凸部20b2は、円柱や角柱などの柱状とすることができる。凸部20b2は、半球などの球の一部とすることもできる。凸部20b2は、円錐、角錐、円錐台、角錐台などとすることもできる。凸部20b2の先端部にはテーパを設けたり、凸部20b2の先端部を半球などの球の一部としたりすることもできる。
接触部20b1に凸部20b2が設けられていれば、簡易な構成で、口金20と基板11との位置関係を安定させることができる。また、口金20と基板11との間の接合強度を向上させることができる。また、口金20と基板11との位置関係を所定の範囲内に収めるのが容易となる。例えば、車両用照明装置1の軸方向における寸法精度を向上させることができる。なお、車両用照明装置1の軸方向は、一対の口金20が対峙する方向とすることができる。
また、端子部20aと接続部20bは、ダイキャスト法、プレス成形法、板金法などにより、一体に形成することができる。また、端子部20aと接続部20bは、溶接やロー付けなどにより接合してもよい。
口金20(端子部20a、接続部20b)は、導電性材料から形成することができる。口金20は、例えば、銅合金やアルミニウム合金などの低抵抗金属から形成することができる。また、口金20の表面には、ニッケルやクロムなどからなるメッキ層を設けることができる。
図3(a)は、凸部20b2の他の配設形態を例示するための模式側面図である。
図3(b)は、図3(a)における凸部20b2の配設形態の模式平面図である。
図3(a)、(b)に示すように、凸部20b2は、一対の接触部20b1のそれぞれに設けることができる。車両用照明装置1の軸方向において、一方の接触部20b1に設けられた凸部20b2の位置が、他方の接触部20b1に設けられた凸部20b2の位置と異なる様にすることができる。
この様にすれば、図3(b)に示すように、車両用照明装置1の軸方向に交差する方向に口金20が動くのを抑制することができる。
図4(a)は、凸部20b2の他の配設形態を例示するための模式側面図である。
図4(b)は、図4(a)における凸部20b2の配設形態の模式平面図である。
図4(a)、(b)に示すように、車両用照明装置1の軸方向と交差する方向において、一方の接触部20b1に設けられた凸部20b2の位置が、他方の接触部20b1に設けられた凸部20b2の位置と異なる様にすることができる。
この様にすれば、図4(b)に示すように、車両用照明装置1の軸方向に交差する方向に口金20が動くのを抑制することができる。
図5(a)は、凸部20b2の他の配設形態を例示するための模式側面図である。
図5(b)は、図5(a)における凸部20b2の配設形態の模式平面図である。
図5(a)、(b)に示すように、車両用照明装置1の軸方向、および軸方向と交差する方向において、一方の接触部20b1に設けられた凸部20b2の位置が、他方の接触部20b1に設けられた凸部20b2の位置と異なる様にすることができる。
この様にすれば、図5(b)に示すように、車両用照明装置1の軸方向に交差する方向に口金20が動くのを抑制することができる。
すなわち、車両用照明装置1の軸方向、および、軸方向と交差する方向の少なくともいずれかにおいて、一方の接触部20b1に設けられた凸部20b2の位置が、他方の接触部20b1に設けられた凸部20b2の位置と異なるようにすることができる。
なお、一対の接触部20b1の少なくともいずれかに複数の凸部20b2を設けても、車両用照明装置1の軸方向に交差する方向に口金20が動くのを抑制することができる。
図6(a)は、凸部11cの配設形態を例示するための模式側面図である。
図6(b)は、図6(a)における凸部11cの配設形態を例示するための模式平面である。
前述した凸部20b2は接触部20b1に設けることができ、孔11aは基板11に設けることができる。これに対して、図6(a)、(b)に示すように、凸部11cは基板11に設けることができる。孔20b3は接触部20b1に設けることができる。
すなわち、基板11には少なくとも1つの凸部11cが設けられ、一対の接触部20b1の少なくともいずれかには、凸部11cが設けられる孔20b3を設けることができる。この様にしても前述した凸部20b2および孔11aと同様の効果を得ることができる。なお、図3(a)〜図5(b)において例示をした凸部20b2および孔11aの配設形態を、凸部11cおよび孔20b3の配設形態にも適用することができる。例えば、車両用照明装置1の軸方向、および、軸方向と交差する方向の少なくともいずれかにおいて、基板11の一方の面に設けられた凸部11cの位置が、基板11の他方の面に設けられた凸部11cの位置と異なるようにすることができる。
図7は、他の実施形態に係る車両用照明装置1aを例示するための模式斜視図である。 図7に示すように、口金20は、端子部20aおよび一対の接触部20b1を有することができる。すなわち、一対の接触部20b1は、端子部20aに直接設けることができる。この場合、図7に示すように、凸部20b2は接触部20b1に設けることができ、孔11aは基板11に設けることができる。なお、図6(a)、(b)に例示をしたように、凸部11cは基板11に設けることもできる。孔20b3は接触部20b1に設けることもできる。また、図3(a)〜図5(b)において例示をした凸部20b2および孔11aの配設形態を適宜適用することができる。この様にしても前述した凸部20b2および孔11aなどと同様の効果を得ることができる。
また、一対の口金20(端子部20a)の側面には、基板11の面と略平行な平坦面20a1を設けることができる。この場合、平坦面20a1が、基板11の、発光素子12が設けられる側に設けられていれば、発光素子12の実装などの際に、端子部20aと発光素子12などとが干渉したり、半田付け用マスクと基板11の面との間の距離が長くなったりするのを抑制することができる。平坦面20a1が、基板11の、発光素子12が設けられる側とは反対側に設けられていれば、平坦面20a1をホルダ103の支持部103a1に接触させることができる。そのため、車両用照明装置1の姿勢を安定させることができ、ひいては所望の配光を得るのが容易となる。
図8は、他の実施形態に係る車両用照明装置1bを例示するための模式斜視図である。 図9は、車両用照明装置1bを車両用灯具100のホルダ103に装着した状態を例示するための模式図である。
図8に示すように、車両用照明装置1bには、発光部10、および口金21を設けることができる。
口金21は、一対設けることができる。口金21は、口金20に凸部21a(第3の凸部の一例に相当する)をさらに設けたものとすることができる。この場合、一対の口金21の少なくともいずれかの側面には、凸部21aを設けることができる。凸部21aは、端子部20aの側面20a2から突出したものとすることができる。凸部21aは、一対設けることができる。
図9に示すように、車両用照明装置1bを車両用灯具100のホルダ103に装着した際には、ホルダ103の先端近傍が凸部21aの側部に接触する。そのため、車両用照明装置1bが中心軸周りにズレるのを抑制することができる。そのため、走行に伴う振動が車両用照明装置1bに加えられたとしても、照射方向がズレるのを抑制することができる。 凸部21aの形状は、点状(突起状)であってもよいし、線状であってもよい。また、一対の凸部21aは、一対の口金21の少なくともいずれかに設けられていればよい。
以上に説明したように、一対の口金20、21は、基板11の接続パッド11bbが設けられた部分と直接接続されている。なお、「直接接続」には、弾性力による接続、圧着による接続、半田や導電性接着剤による接続が含まれる。
(車両用灯具100)
図10は、本実施の形態に係る車両用灯具100を例示するための模式斜視図である。 なお、以下においては、一例として、前述した車両用照明装置1aが設けられる場合を例示する。また、1つの車両用照明装置1aが設けられる場合を例示するが、車両用照明装置1aは、少なくとも1つ設けられていればよい。
図10に示すように、車両用灯具100には、車両用照明装置1a、筐体101、カバー102、およびホルダ103を設けることができる。
筐体101は、一方の端部側が開口した箱状を呈するものとすることができる。筐体101は、例えば、光を透過しない樹脂などから形成することができる。
カバー102は、筐体101の開口を塞ぐようにして設けることができる。カバー102は、透光性を有する樹脂などから形成することができる。カバー102は、レンズなどの機能を有するものとしたり、グレアを抑制するものとしたりすることができる。また、カバー102は、筐体101に開閉可能に設けたり、着脱可能に設けたりすることができる。
ホルダ103は、筐体101の内部に設けることができる。例えば、ホルダ103は、筐体101の底面に固定することができる。ホルダ103は、1つの車両用照明装置1aに対して一対設けることができる。ホルダ103は、弾性力により、口金20を保持することができる。ホルダ103は、例えば、リン青銅などの金属から形成することができる。ホルダ103は、例えば、プレス成形法、板金法などにより形成することができる。
一対のホルダ103に車両用照明装置1aを装着することで、車両用照明装置1aとホルダ103が機械的および電気的に接続される。一対のホルダ103には、車両用灯具100の外部に設けられた電源などを電気的に接続することができる。なお、筐体101の内部および外面の少なくともいずれかに回路基板を設け、回路基板を介して一対のホルダ103と電源などとが電気的に接続されるようにしてもよい。
図11は、他の実施形態に係るホルダ103aを例示するための模式斜視図である。
図11に示すように、ホルダ103aは、1つの車両用照明装置1aに対して一対設けることができる。ホルダ103aは、支持部103a1を有することができる。ホルダ103aは、ホルダ103に支持部103a1をさらに設けたものとすることができる。一対のホルダ103aに車両用照明装置1aを装着した際には、支持部103a1と口金20とが接触するようになっている。すなわち、一対のホルダ103aのそれぞれは、口金20の側面を支持する支持部103a1を有することができる。そのため、車両用照明装置1aの姿勢を安定させることができ、ひいては所望の配光を得るのが容易となる。
図10に示すように、口金20には平坦面20a1が設けられている。そのため、平坦面20a1を支持部103a1に接触させることで、車両用照明装置1aの姿勢をより安定させることができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を例示したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。これら実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1 車両用照明装置、1a 車両用照明装置、10 発光部、11 基板、11a 孔、11b 配線パターン、11ba 実装パッド、11bb 接続パッド、11c 凸部、12 発光素子、20 口金、20a 端子部、20a1 平坦面、20b 接続部、20b1 接触部、20b2 凸部、20b3 孔、21 口金、21a 凸部、100 車両用灯具、101 筐体、103 ホルダ、103a ホルダ、103a1 支持部

Claims (9)

  1. 一対の口金と;
    一方の前記口金と、他方の前記口金との間に設けられた基板と;
    前記基板の上に設けられた少なくとも1つの発光素子と;
    前記一対の口金のそれぞれに設けられ、前記基板に接触する一対の接触部と;
    を具備し、
    前記一対の接触部の少なくともいずれかには、少なくとも1つの第1の凸部が設けられ、前記基板には前記第1の凸部が設けられる第1の孔が設けられている、または、
    前記基板には少なくとも1つの第2の凸部が設けられ、前記一対の接触部の少なくともいずれかには、前記第2の凸部が設けられる第2の孔が設けられている車両用照明装置。
  2. 前記第1の凸部は、前記一対の接触部のそれぞれに設けられ、前記車両用照明装置の軸方向、および、前記軸方向と交差する方向の少なくともいずれかにおいて、一方の前記接触部に設けられた前記第1の凸部の位置が、他方の前記接触部に設けられた前記第1の凸部の位置と異なっている請求項1記載の車両用照明装置。
  3. 前記第2の凸部は、前記基板の両側の面に設けられ、前記車両用照明装置の軸方向、および、前記軸方向と交差する方向の少なくともいずれかにおいて、前記基板の一方の面に設けられた前記第2の凸部の位置が、前記基板の他方の面に設けられた前記第2の凸部の位置と異なっている請求項1記載の車両用照明装置。
  4. 前記一対の接触部は、弾性力により、前記基板に接触可能となっている請求項1〜3のいずれか1つに記載の車両用照明装置。
  5. 前記一対の接触部は、半田または接着剤により、前記基板に固定可能となっている請求項1〜4のいずれか1つに記載の車両用照明装置。
  6. 前記一対の口金の側面には、前記基板の面と略平行な平坦面が設けられている請求項1〜5のいずれか1つに記載の車両用照明装置。
  7. 前記一対の口金の少なくともいずれかの側面には、第3の凸部が設けられている請求項1〜6のいずれか1つに記載の車両用照明装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1つに記載の車両用照明装置と;
    前記車両用照明装置に設けられた一対の口金を保持可能な一対のホルダと;
    を具備した車両用灯具。
  9. 前記一対のホルダのそれぞれは、前記口金の側面を支持する支持部を有する請求項8記載の車両用灯具。
JP2018179269A 2018-09-25 2018-09-25 車両用照明装置、および車両用灯具 Pending JP2020053159A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018179269A JP2020053159A (ja) 2018-09-25 2018-09-25 車両用照明装置、および車両用灯具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018179269A JP2020053159A (ja) 2018-09-25 2018-09-25 車両用照明装置、および車両用灯具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020053159A true JP2020053159A (ja) 2020-04-02

Family

ID=69997491

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018179269A Pending JP2020053159A (ja) 2018-09-25 2018-09-25 車両用照明装置、および車両用灯具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020053159A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002232009A (ja) 発光ダイオードアレイ及び光源装置
JP2020053159A (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具
JP6593587B2 (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具
JP2020121636A (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具
JP2023044026A (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具
JP7091655B2 (ja) 車両用照明装置
JP2018037196A (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具
JP2020047516A (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具
JP2020152307A (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具
JP2020047376A (ja) 車両用照明装置、車両用灯具、および車両用照明装置の製造方法
JP2019209715A (ja) 車両用照明装置、車両用灯具、および車両用照明装置の製造方法
JP2016126936A (ja) 照明装置
JP2020121671A (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具
JP2019087570A (ja) 発光装置およびledパッケージ
JP7338345B2 (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具
JP2021002489A (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具
JP2021005477A (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具
JP7063171B2 (ja) 車両用照明装置
JP6666585B2 (ja) 車両用照明装置
JP2022143130A (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具
JP6774008B2 (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具
JP2022065847A (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具
JP2022191770A (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具
JP2022092217A (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具
JP2022077618A (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具