JP2020052458A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが他の装置を操作した後に当該他の装置とは異なる情報処理装置にて実行されるべき処理をユーザがマニュアル操作で設定する場合と比較して、ユーザの手間を軽減する。【解決手段】情報処理装置は、他の装置にてユーザによって行われた操作を示す操作情報を取得し、その操作情報に基づいて決定された、その操作の後に当該情報処理装置にて実行されるべき推奨処理を示す情報を表示部に表示させる。【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
複数の装置を用いて処理が実行される場合がある。例えば、ユーザがある装置を操作した後、当該装置とは異なる装置にて、当該操作の結果を利用した処理が実行されることが考えられる。
特許文献1には、ログインユーザが画像処理装置の使用が許可されるユーザであると認証された場合に、ログインユーザに応じたカスタマイズ画面を表示部に表示させる装置が記載されている。
特許文献2には、過去の時間帯におけるアプリケーションプログラムの使用状況に基づいて、時間帯毎にアプリケーションプログラムの起動又は停止を制御する装置が記載されている。
特許文献3には、ユーザから起動要求を受け付けた優先アプリケーションに対応する電子データを選択して、優先アプリケーションを起動する装置が記載されている。
特開2008−258893号公報 特開2007−279792号公報 特開2016−139200号公報
ところで、ユーザが他の装置を操作した後に当該他の装置とは異なる装置を操作する場合において、当該他の装置での操作の後に当該装置にて実行されるべき処理をユーザがマニュアル操作で設定することが考えられる。しかし、そうすると、ユーザの手間が増大する。
本発明の目的は、ユーザが他の装置を操作した後に当該他の装置とは異なる情報処理装置にて実行されるべき処理をユーザがマニュアル操作で設定する場合と比較して、ユーザの手間を軽減することにある。
請求項1に記載の発明は、他の装置にてユーザによって行われた操作を示す操作情報を取得する取得手段と、処理を実行する実行手段と、前記操作情報に基づいて決定された、前記操作の後に前記実行手段によって実行されるべき推奨処理を示す情報を表示手段に表示させる制御手段と、を有する情報処理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記推奨処理は、前記他の装置における前記操作の結果を用いる処理である、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記ユーザを識別する識別手段を更に有し、前記制御手段は、前記識別手段によって前記ユーザが識別された場合に、前記推奨処理を示す情報を前記表示手段に表示させる、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記制御手段は、前記推奨処理を実現する推奨アプリケーションソフトウェアと前記推奨アプリケーションソフトウェアに用いられる推奨パラメータとを前記表示手段に表示させる、ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記制御手段は、前記他の装置の種類に応じて前記推奨処理を変更する、ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記制御手段は、前記操作にて用いられたパラメータに応じて前記推奨処理を変更する、ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項7に記載の発明は、前記操作情報は、前記他の装置にて用いられたアプリケーションソフトウェアを示す情報、及び、前記アプリケーションソフトウェアに用いられたパラメータを示す情報を含む、ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項8に記載の発明は、情報処理装置のコンピュータを、前記情報処理装置以外の他の装置にてユーザによって行われた操作を示す操作情報を取得する取得手段、処理を実行する実行手段、前記操作情報に基づいて決定された、前記実行手段によって実行されるべき推奨処理を示す情報を表示手段に表示させる制御手段、として機能させるプログラムである。
請求項1,2,7,8に記載の発明によれば、ユーザが他の装置を操作した後に当該他の装置とは異なる情報処理装置にて実行されるべき処理をユーザがマニュアル操作で設定する場合と比較して、ユーザの手間を軽減することができる。
請求項3に記載の発明によれば、ユーザが識別された場合に推奨処理をユーザに提示することができる。
請求項4に記載の発明によれば、推奨処理を実現するための推奨アプリケーションソフトウェアと推奨パラメータをユーザが設定する手間が省ける。
請求項5に記載の発明によれば、他の装置の種類に応じた推奨処理がユーザに提示される。
請求項6に記載の発明によれば、他の装置で用いられたパラメータに応じた推奨処理がユーザに提示される。
本発明の実施形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る端末装置の構成を示すブロック図である。 操作情報管理テーブルを示す図である。 実行履歴管理テーブルを示す図である。 端末装置の動作に関するフローチャートを示す図である。
図1を参照して、本発明の実施形態に係る情報処理システムについて説明する。図1は、本実施形態に係る情報処理システムの一例を示す。
本実施形態に係る情報処理システムは、複数の端末装置を含む。図1に示す例では、端末装置10A,10B,10C,10Dが情報処理システムに含まれる。以下、各端末装置を区別する必要がない場合には、各端末装置を「端末装置10」と称することとする。図1に示されている端末装置10の数は一例に過ぎず、複数の端末装置10が情報処理システムに含まれていればよい。各端末装置10は、例えば、インターネット又は他のネットワーク(例えばLAN等)等の通信経路Nを介して互いに通信する機能を有する。もちろん、各端末装置10は、通信経路Nを介さずに他の装置と通信してもよい。また、サーバ等の装置が情報処理システムに含まれてもよい。
情報処理装置としての端末装置10は、処理を実行する機能を有する装置である。端末装置10の概念の範疇には、例えば、情報機器と称される装置や、映像機器と称される装置や、音響機器と称される装置や、家電製品と称される装置等が含まれてもよい。一例として、画像形成機能(プリント機能、スキャン機能、コピー機能、ファクシミリ機能等)を有する画像形成装置、PC(パーソナルコンピュータ)、タブレットPC、スマートフォン又は携帯電話等が、端末装置10として用いられる。もちろん、これら以外の装置が端末装置10として用いられてもよい。
一例として、端末装置10A,10BがPCであり、端末装置10Cがスマートフォンであり、端末装置10Dが画像形成装置であるものとする。
端末装置10によって実行される処理は、アプリケーションソフトウェア(以下、「アプリケーション」と称する)を用いて実現されてもよいし、ハードウェアを用いて実現されてもよいし、アプリケーションとハードウェアの両方を用いて実現されてもよい。例えば、アプリケーションやハードウェアが、設定されたパラメータに従って動作することで処理が実行される。
以下、図2を参照して、端末装置10の構成について詳しく説明する。図2は、端末装置10の構成の一例を示す。なお、図2には、各端末装置10に共通する構成が示されており、個々の端末装置10の固有の構成は示されていない。
通信部12は通信インターフェースであり、情報を他の装置に送信する機能、及び、他の装置から送信されてきた情報を受信する機能を有する。通信部12は、無線通信機能を有していてもよいし、有線通信機能を有していてもよい。
実行部14は、アプリケーション及びハードウェアの中の少なくとも1つを用いて処理を実行するように構成されている。例えば、端末装置10が画像形成装置である場合、実行部14は、画像形成処理を実行するように構成されている。具体的には、実行部14は、プリント、スキャン、コピー及びファクシミリ送受信の中の少なくとも1つの処理を実行する。
UI部16はユーザインターフェースであり、表示部と操作部とを含む。表示部は、例えば、液晶ディスプレイやELディスプレイ等の表示装置である。操作部は、キーボードやマウス等の入力装置である。表示部と操作部とを兼ね備えたユーザインターフェース(例えばタッチパネル等)が、UI部16として用いられてもよい。また、UI部16は、音を発生させるスピーカ等の音声発生部や、音声の入力を受けるマイク等の音声入力部等を含んでもよい。
記憶部18は、各種の情報を格納する1又は複数の格納領域である。各格納領域は、端末装置10に設けられている1又は複数の記憶装置(例えばハードディスクドライブやメモリ等の物理ドライブ)として定義されてもよいし、1又は複数の記憶装置に設定された論理パーティション又は論理ドライブとして定義されてもよい。記憶部18には、例えば、アプリケーション、OS(オペレーティングシステム)、設定値等のパラメータ等が格納されている。
また、記憶部18には操作情報が格納されている。操作情報は、当該操作情報が格納されている端末装置10にてユーザが行った操作を示す情報である。操作情報は、操作の履歴を示す情報であるともいえる。その操作の概念の範疇には、例えば、アプリケーションを用いた処理の実行やハードウェアを用いた処理の実行等が含まれる。例えば、操作情報は、操作を行ったユーザを識別するためのユーザ識別情報と、当該操作が行われた端末装置10を識別するための端末識別情報と、当該端末装置10の種類を示す端末種類情報と、当該操作によって実行された処理を示す処理情報と、当該処理が適用されたデータを識別するためのデータ識別情報との対応付けを示す情報である。より具体的には、処理情報は、当該操作によって実行されたアプリケーションを識別するためのアプリケーション識別情報と、当該アプリケーションに用いられたパラメータとを含む。ユーザ識別情報は、例えば、ユーザの名前を示す情報やユーザID等である。端末識別情報は、例えば、端末装置10の名称を示す情報やアドレス情報(例えばMACアドレスやIPアドレス等)である。データ識別情報は、例えば、データの名称等である。アプリケーション識別情報は、例えば、アプリケーションの名称等である。また、操作情報には、操作が行われた日時を示す操作日時情報が含まれてもよい。端末装置10にて操作が行われた場合、操作情報が時系列に沿って記憶部18に格納される。
識別部20は、ユーザを識別するように構成されている。識別部20は、例えば、端末装置10に入力されたユーザ識別情報に基づいてユーザを識別する。ユーザ識別情報は、例えば、ユーザがUI部16を操作することで端末装置10に入力されてもよいし、ICカード等を用いて端末装置10に入力されてもよいし、スマートフォン等の携帯型の端末装置を用いて端末装置10に入力されてもよい。例えば、端末装置10へのログイン時にユーザ識別情報が端末装置10に入力され、識別部20は、当該ユーザ識別情報に基づいて、ログイン操作しているユーザを識別する。なお、ユーザは、パスワードやユーザID等を端末装置10に入力することで端末装置10にログインすることができる。
操作情報記録部22は、端末装置10にてユーザが行った操作を示す操作情報を、その操作が行われた時間順に時系列に沿って記憶部18に記録するように構成されている。操作情報記録部22は、例えば、ユーザによって操作が行われる度に操作情報を生成して記憶部18に記録する。操作情報を参照することで、端末装置10にて行われた操作が特定される。
操作情報取得部24は、端末装置10に格納されている操作情報を取得するように構成されている。例えば、ユーザが端末装置10にログインした後に、操作情報取得部24は、当該ユーザのユーザ識別情報を含む操作情報を、自装置である当該端末装置10、及び、自装置以外の他の端末装置10から取得する。操作情報取得部24は、端末装置10にてユーザが識別された後に操作情報を取得してもよい。
切替検知部26は、操作情報取得部24によって取得された操作情報に基づいて、上記のユーザが操作する端末装置10が切り替わったか否かを判断するように構成されている。つまり、切替検知部26は、ユーザがある端末装置10を操作した後に、別の端末装置10を操作しているか否かを判断する。例えば、切替検知部26は、現時点を基準として操作が行われた最も近い過去の時点における操作情報に含まれる端末識別情報が、自装置である端末装置10の端末識別情報と異なる場合、当該ユーザが操作する端末装置10が切り替わったと判断する。以下では、現時点を基準として操作が行われた最も近い過去の時点での操作を、「直前の操作」と称することとする。また、その直前の操作が行われた端末装置10を「直前の端末装置10」と称することとする。切替検知部26は、直前の操作を示す操作情報に含まれる端末識別情報が、自装置である端末装置10の端末識別情報と同じである場合、当該ユーザが操作する端末装置10は切り替わっていないと判断する。
具体例を挙げて説明すると、現時点でユーザが端末装置10Aを利用しているものとする。端末装置10Aの切替検知部26は、直前の操作を示す操作情報に含まれる端末識別情報が、自装置である端末装置10Aの端末識別情報と異なる場合、当該ユーザが操作する端末装置10が切り替わったと判断し、両端末識別情報が同一である場合、端末装置10は切り替わっていないと判断する。
別の例として、操作情報取得部24は、直前の操作を示す操作情報を、当該操作情報が格納されている端末装置10から取得してもよい。切替検知部26は、その操作情報に含まれる端末識別情報が、自装置である端末装置10の端末識別情報と異なる場合、ユーザが操作する端末装置10が切り替わったと判断し、両端末識別情報が同一である場合、端末装置10は切り替わっていないと判断する。
推奨処理決定部28は、ユーザが操作する端末装置10が切り替わった場合に、直前の操作を示す操作情報に基づいて、直前の端末装置10にて行われた操作の後に、自装置である端末装置10の実行部14によって実行されるべき推奨処理を決定するように構成されている。具体的には、推奨処理決定部28は、自装置である端末装置10の実行部14によって実行されるべきアプリケーションを推奨アプリケーションとして決定する。また、推奨処理決定部28は、その推奨アプリケーションに用いられるパラメータを推奨パラメータとして決定してもよい。
推奨処理決定部28は、例えば、処理の実行履歴情報に基づいて推奨処理を決定してもよい。実行履歴情報は、ユーザ毎の処理の実行履歴を示す情報であり、例えば、同一ユーザによる指示によって過去に実行された前後の処理を示す情報である。具体的には、実行履歴情報は、ユーザによって操作された直前の端末装置10にて実行された第1処理を示す情報と、当該直前の端末装置10の次に同一ユーザによって操作された端末装置10(以下、「後の端末装置10」と称する)にて実行された第2処理を示す情報との対応付けを示す情報である。更に具体的には、実行履歴情報は、第1処理を実現するための第1アプリケーションのアプリケーション識別情報と、第1アプリケーションが適用された第1データのデータ識別情報と、第1アプリケーションにて用いられた第1パラメータと、第2処理を実現するための第2アプリケーションのアプリケーション識別情報と、第2アプリケーションが適用された第2データのデータ識別情報と、第2アプリケーションにて用いられた第2パラメータとの対応付けを示す情報である。これらの情報が、ユーザ毎に対応付けられている。なお、パラメータやデータ識別情報は実行履歴情報に含まれていなくてもよい。
実行履歴情報は、各ユーザの操作情報に基づいて予め作成され、各端末装置10に格納されて各端末装置10によって共有されてもよいし、サーバ等の装置に格納されてもよい。もちろん、推奨処理決定部28が、各ユーザの操作情報を参照することで、実行履歴情報を作成してもよい。
推奨処理決定部28は、実行履歴情報を参照することで、同一の第1アプリケーションに対応付けられている各第2アプリケーションの利用頻度を計算し、利用頻度が最も高い第2アプリケーションを推奨アプリケーションとして決定する。また、推奨処理決定部28は、当該第2アプリケーションに用いられた各第2パラメータの利用頻度を計算し、利用頻度が最も高い第2パラメータを推奨パラメータとして決定してもよい。また、推奨処理決定部28は、当該第2アプリケーションが適用された各第2データの利用頻度を計算し、利用頻度が最も高い第2データを推奨データとして決定してもよい。利用頻度は、例えば、単位期間中における利用回数である。
推奨処理決定部28は、利用頻度が予め定められた閾値以上となる1又は複数の第2アプリケーションを推奨アプリケーションとして決定してもよい。この場合、推奨処理決定部28は、利用頻度の高い順に各推奨アプリケーションに優先順位を付けてもよい。同様に、推奨処理決定部28は、利用頻度が予め定められた閾値以上となる1又は複数の第2パラメータを推奨パラメータとして決定してもよいし、利用頻度が予め定められた閾値以上となる1又は複数の第2データを推奨データとして決定してもよい。推奨処理決定部28は、推奨アプリケーションと同様に、各推奨パラメータに優先順位を付けてもよいし、各推奨データに優先順位を付けてもよい。なお、閾値はユーザ等によって変更されてもよい。
推奨処理決定部28は、上記の実行履歴情報を用いずに、ディープラーニング等の機械学習を利用することで、推奨アプリケーションや推奨パラメータや推奨データを決定してもよい。例えば、第1アプリケーション、第1パラメータ及び第1データを含む直前データを入力データとして用い、第2アプリケーション、第2パラメータ及び第2データを含む後データを正解データとして用いることで、学習モデルが構築される。推奨処理決定部28は、その学習モデルを用いて、入力データに対する推奨アプリケーションや推奨パラメータや推奨データを推測する。なお、学習は積み重ねてもよいし、予め定められた期間毎(例えば3ヶ月毎等)に、古い学習モデルを破棄して、新たな学習モデルを構築してもよい。
学習モデルを用いる場合において、ユーザが推奨アプリケーションを利用しなかった場合、その推奨アプリケーションが不正解データとして用いられて学習モデルが修正されてもよい。
第2処理は、例えば、直前の端末装置10における操作の結果物、つまり、第1処理の結果物に対して実行される処理であってもよい。具体例を挙げて説明すると、第1処理としてプリントが実行された場合、そのプリントによって生成された印刷物に対して実行されるスキャン等の処理が、第2処理に該当してもよい。その印刷物が、直前の端末装置10における操作の結果物に該当する。別の例として、第1処理として画像処理が実行された場合、その画像処理によって生成されたデータを転送する処理等が、第2処理に該当する。そのデータが第1処理の結果物に該当する。もちろん、第2処理は、第1処理の結果物に対して実行されない処理であってもよい。
制御部30は、端末装置10の各部の動作を制御するように構成されている。例えば、制御部30は、推奨アプリケーションを示す情報等をUI部16の表示部に表示させる。制御部30は、推奨アプリケーションの実行をユーザに推奨するためのメッセージを作成し、そのメッセージを表示部に表示させてもよい。制御部30は、優先順位に従って各推奨アプリケーションを示す情報や、各推奨パラメータを示す情報や、各推奨データを示す情報を一覧にしてUI部16の表示部に表示させてもよい。
制御部30は、推奨アプリケーションに推奨パラメータを設定してもよい。推奨アプリケーションを起動させた場合、推奨パラメータが推奨アプリケーションに設定された状態で、推奨アプリケーションが起動させられる。
以下、端末装置10について更に詳しく説明する。
図3を参照して操作情報について詳しく説明する。図3は、操作情報の一例としての操作情報管理テーブルの一例を示す。操作情報管理テーブルにおいては、一例として、端末装置10にて操作を行ったユーザの名前を示す情報と、当該端末装置10の端末識別情報と、当該端末装置10の種類を示す端末種類情報と、当該操作にて実行されたアプリケーションの名称を示す情報と、当該アプリケーションに用いられたパラメータと、当該アプリケーションが適用されたデータの名称を示す情報と、当該操作が行われた日時を示す情報とが互いに対応付けられている。端末装置10にて操作が行われる度に、当該端末装置10に設けられている操作情報記録部22によって、上記の情報が当該端末装置10に格納されている操作情報管理テーブルに記録される。操作情報管理テーブルのデータは端末装置10の記憶部18に格納される。もちろん、テーブルの形式以外の形式に従って操作情報が記録されてもよい。操作情報管理テーブルを参照することで、どの端末装置10にてどのような操作が行われたのかが特定される。より詳しく説明すると、どの端末装置10にてどのようなパラメータを用いてどのようなデータに対してどのようなアプリケーションが実行されたのかが特定される。
図4を参照して実行履歴情報について詳しく説明する。図4は、実行履歴情報の一例としての実行履歴管理テーブルの一例を示す。実行履歴管理テーブルにおいては、一例として、ユーザの名前を示す情報と、当該ユーザによって操作された直前の端末装置10にて実行された第1アプリケーションの名称を示す情報と、当該第1アプリケーションに用いられた第1パラメータと、当該第1アプリケーションが適用された第1データを示す情報と、当該直前の端末装置10の次に当該ユーザによって操作された後の端末装置10にて実行された第2アプリケーションの名称を示す情報と、当該第2アプリケーションに用いられた第2パラメータと、当該第2アプリケーションが適用された第2データを示す情報とが互いに対応付けられている。これらの情報が、ユーザ毎に対応付けられている。例えば、ユーザがログインしている後の端末装置10の推奨処理決定部28が、推奨処理を決定する場合に、当該ユーザの操作情報に基づいて当該ユーザに関する実行履歴管理テーブルを作成してもよいし、各ユーザに関する実行履歴管理テーブルが予め作成されて、実行履歴管理テーブルのデータが各端末装置10によって共有されてもよい。実行履歴管理テーブルを参照することで、直前の端末装置10にてどのような操作が行われた後に、後の端末装置10にてどのような操作が行われたのかが特定される。
推奨処理決定部28は、一例として、実行履歴管理テーブルに基づいて推奨処理を決定する。もちろん、推奨処理決定部28は、実行管理テーブルを用いずに、ディープラーニング等の機械学習を用いることで推奨処理を決定してもよい。
以下、図5を参照して端末装置10の動作について詳しく説明する。図5は、端末装置10の動作に関するフローチャートを示す。ここでは、画像形成装置としての端末装置10Dがユーザαによって操作されるものとする。つまり、端末装置10Dが後の端末装置に該当する。
まず、ユーザαが、ICカードを利用し、又は、端末装置10DのUI部16を用いてユーザIDとパスワードを入力することで、端末装置10Dの識別部20は、ユーザαを識別する(ステップS01)。ユーザαが識別されると、端末装置10Dへのユーザαのログインが完了する。識別部20は、ユーザ識別情報が格納されている認証サーバを利用することでユーザαを識別してもよい。なお、PCやスマートフォン等にようにユーザαのみが使用することが想定されている端末装置10では、当該端末装置10に格納されているユーザ識別情報を利用することでユーザが識別されるので、ステップS01の識別処理は実行されなくてもよい。
次に、端末装置10Dの操作情報取得部24は、ユーザαのユーザ識別情報を含む操作情報を、端末装置10A,10B,10C,10Dから取得する(ステップS02)。端末装置10Dの操作情報取得部24は、ユーザαのユーザ識別情報を含むすべての操作情報を取得してもよいし、各操作が行われた日時を参照することで、ユーザαによって行われた直前の操作を示す操作情報のみを当該操作情報が格納されている端末装置10から取得してもよい。なお、各端末装置10の記憶部18には、情報処理システムに含まれる各端末装置10のアドレス情報が予め格納されており、端末装置10Dの操作情報取得部24は、各端末装置10のアドレス情報を用いて各端末装置10にアクセスして操作情報を取得する。別の例として、認証サーバに、ユーザαの属性情報の一例として、ユーザαのユーザ識別情報を含む操作情報が格納されている端末装置10のアドレス情報が格納されていてもよい。この場合、端末装置10Dの操作情報取得部24は、そのアドレス情報を用いて端末装置10にアクセスし、ユーザαのユーザ識別情報を含む操作情報を当該端末装置10から取得する。
次に、端末装置10Dの切替検知部26は、操作情報取得部24によって取得された操作情報に基づいて、ユーザαが操作する端末装置10の切替を検知する(ステップS03)。つまり、端末装置10Dの切替検知部26は、ユーザαが操作する端末装置10が切り替わったか否かを判断する。端末装置10Dの切替検知部26は、直前の操作を示す操作情報に含まれる端末識別情報が、現時点でユーザαが利用している端末装置10Dの端末識別情報と異なる場合、ユーザαが操作する端末装置10が切り替わったと判断し、両端末識別情報が同一である場合、ユーザαが操作する端末装置10が切り替わっていないと判断する。ここでは一例として、直前の操作を示す操作情報に含まれる端末識別情報が、PCとしての端末装置10Aの端末識別情報であるとする。この場合、ユーザαが操作する端末装置10が、端末装置10Aから端末装置10Dに切り替わったことになる。つまり、ユーザαは、端末装置10Dを操作する直前に端末装置10Aを操作していたことになる。なお、PCやスマートフォンでは、画面のロックが解除されたことが契機となって操作情報が取得されて、操作される端末装置10が切り替わったか否かが判断されてもよい。
ユーザαが操作する端末装置10が切り替わった場合(ステップS04,Yes)、端末装置10Dの推奨処理決定部28は、直前の操作を示す操作情報に基づいて推奨アプリケーションを決定する(ステップS05)。
まず、推奨処理決定部28は、直前の操作を示す操作情報を参照することで、直前の端末装置10Aにて実行された第1アプリケーション、当該第1アプリケーションに用いられた第1パラメータを特定する。ここでは、直前の端末装置10Aにて第1アプリケーションC1が実行され、第1パラメータD1が用いられたものとする。次に、推奨処理決定部28は、ユーザαのユーザ識別情報を含む各操作情報に基づいて、第1アプリケーションC1の実行履歴を示す実行履歴管理テーブルを作成する。図4には、その実行履歴管理テーブルが示されている。そして、推奨処理決定部28は、その実行履歴管理テーブルを参照し、同一の第1アプリケーションC1に対応付けられている各第2アプリケーションの利用頻度を計算し、利用頻度が最も高い第2アプリケーションを推奨アプリケーションとして決定する。過去において、直前の端末装置10にて第1アプリケーションC1が実行され、その後に、後の端末装置10にて第2アプリケーションC2が利用された回数は2回であり、第2アプリケーションC3が利用された回数は1回である。同一の第1アプリケーションC1に対応付けられている各第2アプリケーションの中で第2アプリケーションC2の利用回数が最も多いので、推奨処理決定部28は、第2アプリケーションC2を推奨アプリケーションとして決定する。同様に、推奨処理決定部28は、第2パラメータD2を推奨パラメータとして決定する。なお、推奨処理決定部28は、推奨パラメータを決定しなくてもよい。
推奨アプリケーションと推奨パラメータは端末装置10Dによって決定されずに、サーバ等の装置によって決定されてもよい。
上記の例では、実行履歴管理テーブルを用いて推奨アプリケーションや推奨パラメータが決定されているが、ディープラーニング等の機械学習を用いて推奨アプリケーションや推奨パラメータが決定されてもよい。
ユーザαが操作する端末装置10が切り替わっていない場合(ステップS04,No)、処理はステップS02に戻る。別の例として、制御部30は、メニュー画面等の画面をUI部16の表示部に表示させてもよい。
推奨アプリケーションが決定された場合、制御部30は、推奨アプリケーションを示す情報をUI部16の表示部に表示させる(ステップS06)。また、実行部14は、推奨アプリケーションを起動させてもよい。推奨パラメータが決定された場合、制御部30は、推奨アプリケーションに推奨パラメータを設定し、この状態で推奨アプリケーションが起動させられる。
なお、推奨アプリケーションの確からしさを示す確度が予め定められた閾値以下である場合、制御部30は、当該推奨アプリケーションを示す情報をUI部16の表示部に表示させずに、デフォルトの画面(例えば、アプリケーションの一覧が表示されるホーム画面等)をUI部16の表示部に表示させてもよい。また、推奨アプリケーションの確度が予め定められた範囲内に含まれている場合、制御部30は、当該推奨アプリケーションを表すアイコン等の画像を他の画像よりも大きくして表示部に表示させてもよい。なお、確度の計算方法は特に限定されるものではなく、公知の技術を用いて確度が計算されてもよい。
推奨アプリケーションが起動させられた場合、操作情報記録部22は、推奨アプリケーションが操作されたことを示す操作情報を記憶部18に記録する(ステップS07)。また、推奨アプリケーションによる処理が実行された場合、操作情報記録部22は、その処理が実行されたことを示す操作情報を記憶部18に記録する。このとき、操作情報記録部22は、推奨アプリケーションやパラメータが変更されたか否かを示す情報も操作情報として記録する。
以上のように、直前の端末装置10Aでの操作を示す操作情報に基づいて、後の端末装置10Dにて実行されるべき推奨アプリケーションがユーザに推奨される。
なお、操作情報取得部24は、現時点でユーザαが利用している端末装置10Dと同一種類の端末装置10(例えば画像形成装置)から、ユーザαによって直前に行われた操作を示す操作情報を取得し、推奨処理決定部28は、その操作情報に基づいて推奨アプリケーションや推奨パラメータを決定してもよい。推奨処理決定部28は、端末装置10の種類に関わらず取得した操作情報に基づいて推奨アプリケーションし、更に、端末装置10Dと同一種類の端末装置10から取得した操作情報に基づいて推奨アプリケーションを決定し、これらの推奨アプリケーションの中で優先度のより高い推奨アプリケーションを最終的な推奨アプリケーションとして決定してもよい。
制御部30は、後の端末装置10の種類に応じて、推奨アプリケーションや推奨パラメータがユーザに推奨されるタイミング、つまり、これらの情報が表示部に表示されるタイミングを変更してもよい。例えば、後の端末装置10がログイン操作を要する端末装置に該当する場合、当該後の端末装置10の制御部30は、ユーザが当該後の端末装置10にログインした後に、又は、ログイン時に、推奨アプリケーション等の情報を表示部に表示させる。複数のユーザによって共有される端末装置10が、ログイン操作を要する端末装置10に該当する。後の端末装置10がログイン操作を要しない端末装置に該当する場合、当該後の端末装置10の制御部30は、ユーザが当該後の端末装置10を操作したタイミングで、推奨アプリケーション等の情報を表示部に表示させてもよい。当該ユーザのみが利用する端末装置10が、ログイン操作を要しない端末装置10に該当する。ログイン操作を要しない端末装置10には、当該端末装置10を利用するユーザのユーザ識別情報が格納されており、操作情報取得部24は、格納されているユーザ識別情報を用いて操作情報を取得する。
また、推奨処理決定部28は、直前の端末装置10を考慮して推奨アプリケーションや推奨パラメータを決定してもよい。例えば、推奨処理決定部28は、過去において直前の端末装置10Aにて実行された同一の第1アプリケーションC1に対応付けられている各第2アプリケーションの利用頻度を計算し、利用頻度が最も高い第2アプリケーションを推奨アプリケーションとして決定してもよい。また、推奨処理決定部28は、過去において直前の端末装置10Aにて実行された第1アプリケーションC1が同一である各第2アプリケーションの利用頻度であって、後の端末装置10Dにて実行された各第2アプリケーションの利用頻度を計算し、利用頻度が最も高い第2アプリケーションを推奨アプリケーションとして決定してもよい。
以下、本実施形態の具体例について説明する。
(具体例1)
具体例1では、直前の端末装置10がPCであり、後の端末装置10が画像形成装置である。例えば、ユーザが、PCにてデータを編集して文書管理サーバに当該データを格納するという操作を行った後、当該ユーザが画像形成装置にログインした場合、データを文書管理サーバに格納するという直前の操作に基づいて推奨アプリケーションが決定される。例えば、文書管理サーバから当該データを取得してプリントするというアプリケーションが推奨アプリケーションとして決定される。また、推奨パラメータが決定されてもよい。なお、このアプリケーションは、プルプリントアプリケーションと称されることもある。例えば、画像形成装置のUI部16の表示部上では、推奨アプリケーションが自動的に選択される。文書管理サーバのURL等のアドレスやプリントの設定値等が推奨パラメータとして決定されている場合、推奨アプリケーションに推奨パラメータが設定される。そして、「文書管理サーバに格納されているデータをプリントしますか」といったメッセージが表示部に表示され、ユーザがその処理の実行を指示した場合(例えば「Yes」ボタンを押した場合)、推奨アプリケーションと推奨パラメータが表示部に表示される。例えば、推奨アプリケーションが起動させられ、当該推奨アプリケーションの設定画面が表示部に表示される。推奨パラメータが決定されている場合、設定画面に当該推奨パラメータが既に入力された状態で設定画面が表示される。そして、ユーザがプリントの実行指示を与えると、推奨アプリケーションが実行され、これにより、文書管理サーバに格納されているデータが画像形成装置にダウンロードされてプリントされる。一方、上記のメッセージが表示された後に、ユーザが処理の実行を拒否した場合(例えば「No」ボタンを押した場合)、デフォルトの画面や、ユーザ用にカスタマイズされた画面が表示部に表示される。
(具体例2)
具体例2では、直前の端末装置10が画像形成装置であり、後の端末装置10がPCである。例えば、ユーザが、画像形成装置を用いて文書をスキャンし、そのスキャンによって生成された画像データを当該画像形成装置に設けられている格納領域に格納するという操作を行ったものとする。なお、その操作を行うアプリケーションは、「スキャン To ボックス」アプリケーションと称されることがあり、格納領域は「ボックス」又は「フォルダ」と称されることがある。その後、当該ユーザがPCを操作した場合(例えば、当該ユーザがキーボードやマウス等を操作した場合や、スクリーンセーバーを解除した場合等)、「スキャン To ボックス」の実行という直前の操作に基づいて推奨アプリケーションが決定される。例えば、画像形成装置の格納領域から画像データをPCにダウンロードするというアプリケーションが推奨アプリケーションとして決定される。また、推奨パラメータが決定されてもよい。PCのUI部16の表示部上では、推奨アプリケーションが自動的に選択される。画像形成装置のURL等のアドレスや画像データの識別情報等が推奨パラメータとして決定されている場合、推奨アプリケーションに推奨パラメータが設定される。そして、ユーザの指示に従って、推奨アプリケーションと推奨パラメータが表示部に表示される。例えば、推奨アプリケーションが起動させられ、当該推奨アプリケーションの設定画面が表示部に表示される。推奨パラメータが決定されている場合、設定画面に当該推奨パラメータが既に入力された状態で設定画面が表示される。そして、ユーザが画像データの取得指示を与えると、推奨アプリケーションが実行され、これにより、画像形成装置の格納領域に格納されている画像データがPCにダウンロードされる。
(具体例3)
具体例3では、後の端末装置10は、当該後の端末装置10と同一種類の直前の端末装置10から、現時点で当該後の端末装置10を利用しているユーザの直前の操作を示す操作情報を取得し、その操作情報に基づいて推奨アプリケーションや推奨パラメータを決定する。
例えば、ユーザが、画像形成装置を用いてプリントアプリケーションを実行することで、あるデータをプリントしたものとする。当該画像形成装置が直前の端末装置10に該当する。その後、当該ユーザは、自席のPCで作業をし、又は、プリントされた文書に押印等の処理を実施する。当該PCは、直前の端末装置10である直前の画像形成装置とは異なる種類であるため、当該PCは後の端末装置10に該当せず、当該PCにて実行されるべき推奨アプリケーションは決定されない。その後、当該ユーザが、画像形成装置にログインすると、当該画像形成装置によって文書をスキャンし、そのスキャンによって生成された画像データをPCに転送するアプリケーションが、推奨アプリケーションとして決定される。また、推奨パラメータが決定されてもよい。なお、このアプリケーションは、「スキャン To PC」アプリケーションとして称されることがある。ユーザがログインした後の画像形成装置が、後の端末装置10に該当する。後の画像形成装置は、直前の端末装置10である直前の画像形成装置と同一種類の装置であるため、後の画像形成装置にて実行されるべき推奨アプリケーションが決定される。後の画像形成装置は、直前の画像形成装置と同一の装置であってもよいし、直前の画像形成装置とは異なるが同一種類の画像形成装置であってもよい。後の画像形成装置のUI部16の表示部上では、推奨アプリケーションが自動的に選択される。転送先のPCのアドレス等が推奨パラメータとして決定されている場合、推奨アプリケーションに推奨パラメータが設定される。そして、ユーザの指示に従って、推奨アプリケーションと推奨パラメータが表示部に表示される。例えば、推奨アプリケーションが起動させられ、当該推奨アプリケーションの設定画面が表示部に表示される。推奨パラメータが決定されている場合、設定画面に当該推奨パラメータが既に入力された状態で設定画面が表示される。そして、ユーザが推奨アプリケーションの実行指示を与えると、推奨アプリケーションが実行され、これにより、後の画像形成装置によって文書がスキャンされ、そのスキャンによって生成された画像データがPCに転送される。
以下、その他の実施形態について説明する。
例えば、直前の端末装置10が、スマートフォン等のように携帯型の端末装置10であり、かつ、その携帯型の端末装置10の利用時間が予め定められた閾値以内(例えば5分以内)であった場合、後の端末装置10は、その携帯型の端末装置10での操作を示す操作情報を参照せずに、更にその前に利用された端末装置10での操作を示す操作情報に基づいて推奨アプリケーションを決定してもよい。
推奨処理決定部28は、直前の端末装置10の種類に応じて推奨処理を変更してもよい。例えば、推奨処理決定部28は、その種類に応じて推奨アプリケーションを変更してもよい。つまり、直前の端末装置10によって実行されたアプリケーションが同一であっても、推奨処理決定部28は、直前の端末装置10の種類に応じて、推奨アプリケーションを変更してもよい。この処理について具体例を挙げて説明する。例えば、後の端末装置10が画像形成装置であり、直前の端末装置10にて実行されたアプリケーションが、写真データをサーバにアップロードするアプリケーションであるものとする。直前の端末装置10の種類がPCである場合、推奨処理決定部28は、サーバから写真データを取得してプリントするというプルプリントアプリケーションを、推奨アプリケーションとして決定する。直前の端末装置10の種類がスマートフォンである場合、推奨処理決定部28は、Wi-Fi Direct(ワイファイダイレクト)(登録商標)用の2次元バーコードを画像形成装置のUI部16の表示部に表示させるアプリケーションを、推奨アプリケーションとして決定する。こうすることで、直前の端末装置10がPCかスマートフォンかによって、その後に実行されると想定される処理が異なる場合に対処することができる。
推奨処理決定部28は、直前の操作にて用いられたパラメータに応じて推奨処理を変更してもよい。例えば、推奨処理決定部28は、そのパラメータに応じて推奨パラメータを変更してもよい。つまり、直前の端末装置10によって実行されたアプリケーションが同一であっても、推奨処理決定部28は、そのアプリケーションに用いられたパラメータに応じて、推奨パラメータを変更してもよい。この処理について具体例を挙げて説明する。ここでは、直前の端末装置10がPCであり、後の端末装置10が画像形成装置であり、直前のPCにてデータをアップロードするアプリケーション(例えばWebブラウザのアップロード操作)が実行されたものとする。そのアップロード先のURLが、当該アプリケーションに用いられるパラメータである。画像形成装置によって実行されるべき推奨アプリケーションとして、プリントアプリケーションが決定されたものとする。推奨パラメータは、当該データのアップロード先のURLによって変更される。例えば、推奨処理決定部28は、アップロード先として指定された数が最も多いURLを、推奨パラメータとして決定する。その数が最も多いURLが変われば、推奨パラメータも変わる。
推奨処理決定部28は、直前の端末装置10や後の端末装置10が設置されている場所に応じて、推奨アプリケーションや推奨パラメータを変更してもよい。例えば、後の端末装置10としての画像形成装置がオフィス内に設置されている場合と、店舗内に設置されている場合とで、推奨アプリケーションや推奨パラメータが異なっていてもよい。
直前の端末装置10や後の端末装置10が、複数のユーザによって使用される共有の端末装置に該当するか否かに応じて、推奨アプリケーションや推奨パラメータが変更されてもよい。また、後の端末装置10が共有の端末装置に該当する場合、推奨アプリケーションや推奨パラメータはユーザに推奨されなくてもよい。
上記の端末装置10は、一例としてハードウェアとソフトウェアとの協働により実現される。具体的には、端末装置10は、図示しないCPU等の1又は複数のプロセッサを備えている。当該1又は複数のプロセッサが、図示しない記憶装置に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、端末装置10の各部の機能が実現される。上記プログラムは、CD又はDVD等の記録媒体を経由して、又は、ネットワーク等の通信経路を経由して、記憶装置に記憶される。別の例として、端末装置10の各部は、例えばプロセッサ、電子回路又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア資源により実現されてもよい。その実現においてメモリ等のデバイスが利用されてもよい。更に別の例として、端末装置10の各部は、DSP(Digital Signal Processor)又はFPGA(Field Programmable Gate Array)等によって実現されてもよい。
10 端末装置、20 識別部、22 操作情報記録部、24 操作情報取得部、26 切替検知部、28 推奨処理決定部。

Claims (8)

  1. 他の装置にてユーザによって行われた操作を示す操作情報を取得する取得手段と、
    処理を実行する実行手段と、
    前記操作情報に基づいて決定された、前記操作の後に前記実行手段によって実行されるべき推奨処理を示す情報を表示手段に表示させる制御手段と、
    を有する情報処理装置。
  2. 前記推奨処理は、前記他の装置における前記操作の結果を用いる処理である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記ユーザを識別する識別手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記識別手段によって前記ユーザが識別された場合に、前記推奨処理を示す情報を前記表示手段に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記推奨処理を実現する推奨アプリケーションソフトウェアと前記推奨アプリケーションソフトウェアに用いられる推奨パラメータとを前記表示手段に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御手段は、前記他の装置の種類に応じて前記推奨処理を変更する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御手段は、前記操作にて用いられたパラメータに応じて前記推奨処理を変更する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記操作情報は、前記他の装置にて用いられたアプリケーションソフトウェアを示す情報、及び、前記アプリケーションソフトウェアに用いられたパラメータを示す情報を含む、
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 情報処理装置のコンピュータを、
    前記情報処理装置以外の他の装置にてユーザによって行われた操作を示す操作情報を取得する取得手段、
    処理を実行する実行手段、
    前記操作情報に基づいて決定された、前記実行手段によって実行されるべき推奨処理を示す情報を表示手段に表示させる制御手段、
    として機能させるプログラム。
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