JP2020048082A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の処理を連続して実行しようとする場合において、実行すべき処理をユーザがマニュアル操作で設定する場合と比較して、ユーザの手間を軽減する。【解決手段】処理対象のデータの内容とデータに対して実行中の第1処理の内容との組み合わせに応じた第2処理であって、第1処理の次に実行されるべき第2処理が決定される。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
画像形成装置等の情報処理装置において、複数の処理が連続して実行される場合がある。例えば、画像形成装置において文書データが印刷され、その印刷物に対してユーザによって作業が行われ、その後、その印刷物が画像形成装置によって読み取られて画像データが宛先に送られることが考えられる。
特許文献1には、特定のアプリケーションを実行することで生成されたデータが新規に生成されたデータである場合に、そのデータを利用可能なアプリケーションを選出する装置が記載されている。
特許文献2には、印刷ジョブを解析し、その解析結果に基づいて仮の印刷設定を表示し、その仮の印刷設定に対する変更内容に基づいて統計情報を更新する装置において、統計情報に基づいて仮の印刷設定を表示する装置が記載されている。
特許文献3には、識別情報付きの様式を含む文書画像データが取得された場合に、その識別情報付きの様式に応じたアプリケーションを起動させる装置が記載されている。
特開2015−114866号公報 特開2015−150792号公報 特開2009−65308号公報
ところで、複数の処理を連続して実行しようとする場合、実行すべき処理をユーザがマニュアル操作で設定することが考えられる。しかし、この場合、ユーザの手間が増大する。
本発明の目的は、複数の処理を連続して実行しようとする場合において、実行すべき処理をユーザがマニュアル操作で設定する場合と比較して、ユーザの手間を軽減することにある。
請求項1に記載の発明によれば、処理を実行する実行手段と、処理対象のデータの内容と前記データに対して実行中の第1処理の内容との組み合わせに応じた第2処理であって、前記第1処理の次に前記実行手段によって実行されるべき第2処理を決定する決定手段を有する情報処理装置である。
請求項2に記載の発明によれば、前記決定手段は、前記第1処理の実行後に前記第1処理の結果物に対してユーザによって行われるべき作業が実施済みか否かに応じて、前記第2処理を変更する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3に記載の発明によれば、前記決定手段は、前記データの構造と前記第1処理の内容とに応じて前記第2処理を変更する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項4に記載の発明によれば、前記決定手段は、前記第1処理の結果物に対してユーザによって行われるべき作業内容に応じて前記第2処理を変更する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項5に記載の発明によれば、処理は、アプリケーションソフトウェアと前記アプリケーションソフトウェアに用いられるパラメータとによって実現され、前記決定手段は、前記組み合わせに基づいて、前記第2処理を実現するためのアプリケーションソフトウェアとパラメータを決定する、ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項6に記載の発明によれば、前記第2処理は、前記第1処理の結果物に対して実行される処理である、ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項7に記載の発明によれば、コンピュータを、処理を実行する実行手段、処理対象のデータの内容と前記データに対して実行中の第1処理の内容との組み合わせに応じた第2処理であって、前記第1処理の次に前記実行手段によって実行されるべき第2処理を決定する決定手段、として機能させるプログラムである。
請求項1,6,7に記載の発明によれば、複数の処理を連続して実行しようとする場合において、実行すべき処理をユーザがマニュアル操作で設定する場合と比較して、ユーザの手間を軽減することができる。
請求項2に記載の発明によれば、ユーザによる作業の実施状況に応じた処理を決定することができる。
請求項3に記載の発明によれば、処理対象のデータの構造に応じた処理を決定することができる。
請求項4に記載の発明によれば、ユーザによって行われるべき作業内容に応じた第2処理を決定することができる。
請求項5に記載の発明によれば、第2処理を実現するためのアプリケーションソフトウェアとパラメータをユーザが設定する手間が省ける。
本発明の実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 管理テーブルを示す図である。 情報処理装置の動作に関するフローチャートを示す図である。 文書を示す図である。
図1を参照して、本発明の実施形態に係る情報処理装置について説明する。図1は、本実施形態に係る情報処理装置の一例を示す。
情報処理装置10は、複数の処理を連続して実行する機能を有する装置である。情報処理装置10の概念の範疇には、例えば、情報機器と称される装置や、映像機器と称される装置や、音響機器と称される装置や、家電製品と称される装置等が含まれてもよいし、通信機能を有する装置や、通信機能を有していない装置等が含まれてもよい。一例として、画像形成機能(プリント機能、スキャン機能、コピー機能、ファクシミリ機能等)を有する画像形成装置、PC(パーソナルコンピュータ)、タブレットPC、スマートフォン又は携帯電話等が、情報処理装置10として用いられる。もちろん、これら以外の装置が情報処理装置10として用いられてもよい。
情報処理装置10によって実行される処理は、アプリケーションソフトウェア(以下、「アプリケーション」と称する)を用いて実現されてもよいし、ハードウェアを用いて実現されてもよいし、アプリケーションとハードウェアの両方を用いて実現されてもよい。例えば、アプリケーションやハードウェアが、設定されたパラメータに従って動作することで処理が実行される。
以下、情報処理装置10の構成について詳しく説明する。
通信部12は通信インターフェースであり、情報を他の装置に送信する機能、及び、他の装置から送信されてきた情報を受信する機能を有する。通信部12は、無線通信機能を有していてもよいし、有線通信機能を有していてもよい。なお、通信部12は、情報処理装置10に設けられていなくてもよい。
実行部14は、アプリケーション及びハードウェアの中の少なくとも1つを用いて処理を実行するように構成されている。例えば、情報処理装置10が画像形成装置である場合、実行部14は、画像形成処理を実行するように構成されている。具体的には、実行部14は、プリント、スキャン、コピー及びファクシミリ送受信の中の少なくとも1つの処理を実行する。
UI部16はユーザインターフェースであり、表示部と操作部とを含む。表示部は、例えば、液晶ディスプレイやELディスプレイ等の表示装置である。操作部は、キーボードやマウス等の入力装置である。表示部と操作部とを兼ね備えたユーザインターフェース(例えばタッチパネル等)が、UI部16として用いられてもよい。また、UI部16は、音を発生させるスピーカ等の音声発生部や、音声の入力を受けるマイク等の音声入力部等を含んでもよい。
記憶部18は、各種の情報を格納する1又は複数の格納領域である。各格納領域は、情報処理装置10に設けられている1又は複数の記憶装置(例えばハードディスクドライブやメモリ等の物理ドライブ)として定義されてもよいし、1又は複数の記憶装置に設定された論理パーティション又は論理ドライブとして定義されてもよい。記憶部18には、例えば、アプリケーション、OS(オペレーティングシステム)、設定値等のパラメータ等が格納されている。
また、記憶部18には、後述する推奨処理を決定するために用いられる管理情報が格納されていてもよい。管理情報は、例えば、処理対象のデータの内容を示す情報と、当該データに対して実行中の第1処理を示す情報と、当該第1処理の次に実行されるべき推奨処理としての第2処理を示す情報と、当該第2処理に用いられるべき推奨パラメータとの対応付けを示す情報である。推奨処理は、第1処理の次に実行される可能性のある処理や、その可能性の程度が相対的に高い処理(例えば、その可能性の程度が予め定められた閾値以上となる処理等)等である。推奨パラメータは、その推奨処理に用いられる可能性のあるパラメータや、その可能性の程度が相対的に高いパラメータ(例えば、その可能性の程度が予め定められた閾値以上となるパラメータ等)である。なお、各閾値はユーザ等によって変更されてもよい。
第2処理は、例えば、第1処理の結果物に対して実行される処理である。具体例を挙げて説明すると、第1処理としてプリントが実行された場合、そのプリントによって生成された印刷物に対して実行されるスキャン等の処理が、第2処理に該当する。その印刷物が第1処理の結果物に相当する。別の例として、第1処理として画像処理が実行された場合、その画像処理によって生成されたデータを転送する処理等が、第2処理に該当する。そのデータが第1処理の結果物に相当する。もちろん、第2処理は、第1処理の結果物に対して実行されない処理であってもよい。
管理情報は、例えば、処理の実行履歴等に基づいて予め作成される。例えば、処理の実行履歴に基づいて、あるデータに対して実行された第1処理の次に実行された第2処理が予め特定され、当該データの内容を示す情報と、当該第1処理を示す情報と、当該第2処理を示す情報とが互いに対応付けられて管理情報に登録される。また、当該第2処理に用いられたパラメータが推奨パラメータとして管理情報に登録される。第1処理の次に実行された頻度が最も高い第2処理や、その頻度が予め定められた閾値以上となる1又は複数の第2処理が、推奨処理として定められてもよい。実行頻度は、例えば、単位期間中の実行回数である。また、その第2処理に使用された頻度が最も高いパラメータや、その頻度が予め定められた閾値以上となる1又は複数のパラメータが、推奨パラメータとして定められてもよい。使用頻度は、例えば、単位期間中の使用回数である。
管理情報は、記憶部18に格納されずに、情報処理装置10以外の他の装置に格納されていてもよい。もちろん、管理情報を用いずに推奨処理が決定されてもよい。この場合、管理情報は、記憶部18に格納されていなくてもよい。
データ解析部20は、処理対象のデータを解析することで、当該データの構造を特定したり、当該データから情報(例えば画像データや文字列データ等)を抽出したりするように構成されている。例えば、データ解析部20は、データに含まれる各画像データや各文字列データ等の配置関係等を当該データの構造として特定する。処理対象のデータは、画像形式を有する画像データであってもよいし、テキスト形式を有する文書データであってもよいし、音声形式を有する音声データであってもよいし、これら以外の形式を有するデータであってもよい。
実行処理特定部22は、実行部14によって実行中の処理を特定するように構成されている。例えば、実行部14によってアプリケーションが実行されている場合、実行処理特定部22は、その実行中のアプリケーションを特定する。
推奨処理決定部24は、処理対象のデータの内容と当該データに対して実行中の第1処理の内容との組み合わせに基づいて、当該第1処理の次に実行されるべき第2処理を推奨処理として決定するように構成されている。また、推奨処理決定部24は、第2処理に用いられるパラメータを推奨パラメータとして決定してもよい。推奨処理決定部24は、例えば、上記の管理情報を用いて推奨処理や推奨パラメータを決定してもよいし、ディープラーニング等の機械学習を利用することで推奨処理や推奨パラメータを決定してもよい。ディープラーニングにおいては、処理対象のデータと第1処理の内容が入力データとして用いられることで、推奨処理と推奨パラメータが予測される。
推奨処理決定部24は、上記の管理情報を用いずに、処理の実行履歴に基づいて、あるデータに対して実行された第1処理の次に実行される第2処理を予測してもよい。例えば、推奨処理決定部24は、処理の実行履歴に基づいて、あるデータに対して実行された第1処理の次に実行された頻度が最も高い第2処理や、その頻度が予め定められた閾値以上となる1又は複数の第2処理を、推奨処理として決定してもよい。また、推奨処理決定部24は、処理の実行履歴に基づいて、第2処理に使用された頻度が最も高いパラメータや、その頻度が予め定められた閾値以上となる1又は複数のパラメータを、推奨パラメータとして決定してもよい。なお、各処理の実行履歴を示す情報は、情報処理装置10の記憶部18に格納されていてもよいし、他の装置に格納されていてもよい。
処理の実行履歴として、ユーザ毎に管理されている実行履歴が用いられてもよいし、ユーザ毎に管理されていない実行履歴が用いられてもよい。例えば、推奨処理決定部24は、第1処理の実行を指示したユーザの実行履歴に基づいて推奨処理や推奨パラメータを決定してもよいし、当該ユーザ以外の他のユーザの実行履歴も含む実行履歴に基づいて推奨処理や推奨パラメータを決定してもよい。
設定部26は、推奨処理決定部24によって決定された推奨パラメータを、推奨処理の実行に用いられるパラメータとして設定するように構成されている。
制御部28は、情報処理装置10の各部の動作を制御するように構成されている。例えば、制御部28は、各種の情報をUI部16の表示部に表示させる。制御部28は、推奨処理決定部24によって決定された推奨処理を示す情報や推奨パラメータを表示部に表示させてもよい。
以下、情報処理装置10について更に詳しく説明する。以下では、情報処理装置10は画像形成装置であるものとする。
図2を参照して管理情報について詳しく説明する。図2は、管理情報の一例としての管理テーブルの一例を示す。管理テーブルにおいては、一例として、データの内容を示す情報と、実行中のアプリケーションを示す情報と、推奨アプリケーションを示す情報と、推奨パラメータとが互いに対応付けられている。実行中のアプリケーションが、第1処理を実現するためのアプリケーションの一例に相当する。推奨アプリケーションが、推奨処理としての第2処理を実現するためのアプリケーションの一例に相当する。推奨パラメータが、推奨アプリケーションに用いられるパラメータである。管理テーブルは予め作成されて、管理テーブルのデータは記憶部18に記憶される。
上述したように、各処理の実行履歴に基づいて管理テーブルが作成されてもよいし、ディープラーニング等の機械学習を用いることで管理テーブルが作成されてもよい。
具体例を挙げて説明すると、押印を要する文書のデータと、実行中のアプリケーションとしてのプリントアプリケーションと、推奨アプリケーションとしての「ScanToEmail(スキャン to Eメール)」アプリケーションと、推奨パラメータとしての宛先のアドレスとが互い対応付けられている。ScanToEmailアプリケーションは、スキャンによって生成された画像データを、電子メールによって宛先の電子メールアドレスに送信するアプリケーションである。なお、電子メール以外の手法によって画像データが送信されてもよい。押印を要する文書が第1処理としてプリントされた場合、プリントされた用紙にユーザによって押印がなされることが予測される。また、押印された用紙をスキャンし、そのスキャンによって生成された画像データを宛先の装置に電子メールによって送信する処理が、第2処理として実行されることが予測される。この予測は、各処理の実行履歴や機械学習等を利用することで行われる。例えば、押印を要する文書のデータがプリントされた後にScanToEmailアプリケーションが実行される頻度が、他のアプリケーションが実行される頻度よりも高い場合や、ScanToEmailアプリケーションが実行される頻度が予め定められた閾値以上となる場合等に、ScanToEmailアプリケーションが推奨アプリケーションとして決定される。また、特定の電子メールアドレスが宛先として決定されている場合には、その電子メールアドレスが推奨パラメータとして管理テーブルに登録される。
上記の例は一例に過ぎず、他のデータや他の処理についても上記の例と同様に、推奨アプリケーションや推奨パラメータが定められて管理テーブルに登録されている。また、第1処理や推奨処理がハードウェアを用いて実現される場合、そのハードウェアが、第1処理や推奨処理を実現するハードウェアとして管理テーブルに登録される。
推奨処理決定部24は、上記の管理テーブルを参照することで、処理対象のデータの内容と実行中のアプリケーションとの組み合わせに対応付けられている推奨アプリケーションを決定する。また、推奨パラメータが定められている場合、推奨処理決定部24は推奨パラメータを決定する。
推奨処理決定部24は、上記の管理テーブルを用いずに、各処理の実行履歴や、ディープラーニング等の機械学習を利用することで、推奨アプリケーションや推奨パラメータを決定してもよい。
以下、図3を参照して情報処理装置10の動作について説明する。図3は、その動作に関するフローチャートの一例を示す。ここでは、第1処理として、文書データがプリントされるものとする。当該文書データは、押印が必要な文書のデータである。
まず、画像形成装置としての情報処理装置10は、文書データとプリントの指示を示す情報とを受け付ける(ステップS01)。これらの情報は、例えば、情報処理装置10以外の装置から情報処理装置10に送信される。
次に、データ解析部20は文書データを解析する(ステップS02)。例えば、データ解析部20は、文書の構造を特定したり、文書データに含まれる画像データや文字列データ等を抽出したりして文書データの内容を特定する。押印領域を表す「印」マークが文書データに表されている場合や、押印がなされると想定される矩形状の押印領域が文書データに表されている場合等に、データ解析部20は、当該文書データが押印を要する文書のデータであると判断する。つまり、データ解析部20が、「印」マークや矩形状領域を文書データから抽出した場合、データ解析部20は、当該文書データが押印を要する文書のデータであると判断する。データ解析部20は、文書データから抽出された情報を、ディープラーニング等の機械学習に対する入力データとして用いることで、文書の種類(例えば、押印を要する文書等)を特定してもよい。
実行部14は、プリントの指示に従ってプリントアプリケーションを起動し、文書データに対するプリントを実行する(ステップS03)。これにより、押印を要する文書がプリントされる。なお、このプリントが第1処理の一例に相当し、プリントされる文書データが処理対象のデータの一例に相当し、プリントによって生成された印刷物が第1処理の結果物の一例に相当する。
実行処理特定部22は、文書データに対して実行中のアプリケーションを特定する(ステップS04)。ここでは、プリントアプリケーションが実行中のアプリケーションとして特定される。
推奨処理決定部24は、文書データの内容と実行中のアプリケーションとの組み合わせに基づいて、プリントアプリケーションの次に実行される推奨アプリケーションを決定する(ステップS05)。推奨処理決定部24は、上記の管理テーブルを用いて推奨アプリケーションを決定してもよいし、各処理の実行履歴に基づいて推奨アプリケーションを決定してもよいし、文書データの内容と現在実行中のアプリケーションとを機械学習に対する入力データとして用いて推奨アプリケーションを決定してもよい。推奨処理決定部24は、例えば、プリントアプリケーションの次に実行される可能性が最も高いアプリケーションを推奨アプリケーションとして決定してもよいし、その可能性の高さが閾値以上となる1又は複数のアプリケーションを推奨アプリケーションとして決定してもよいし、その可能性の高さの順に基づいて決定された上位複数のアプリケーションを推奨アプリケーションとして決定してもよい。プリントアプリケーションの次に実行される可能性の高さは、例えば、プリントアプリケーションの次に実行された各アプリケーションの実行頻度に基づいて定められる。プリントアプリケーションの次に実行された頻度が高いアプリケーションほど、次に実行される可能性の高いアプリケーションに該当する。ここでは、ScanToEmailアプリケーションが推奨アプリケーションとして決定されたものとする。
また、推奨処理決定部24は推奨パラメータを決定する。例えば、推奨処理決定部24は、推奨アプリケーションに利用される可能性が最も高いパラメータを推奨パラメータとして決定してもよいし、その可能性が閾値以上となる1又は複数のパラメータを推奨パラメータとして決定してもよいし、その可能性の高さの順に基づいて決定された上位複数のパラメータを推奨パラメータとして決定してもよい。例えば、推奨処理決定部24は、プリントを指示したユーザを識別するための識別情報を、当該ユーザが利用するPC等の端末装置等から取得し、当該ユーザが宛先として利用する頻度が最も高い電子メールアドレスや、その頻度が閾値以上となる電子メールアドレスや、その利用頻度の順に基づいて決定された上位複数の電子メールアドレス等を、推奨パラメータとして決定する。その利用頻度は、例えばユーザ毎に管理されており、利用頻度を示す情報は、情報処理装置10の記憶部18や他の装置に格納されている。また、推奨処理決定部24は、文書データから電子メールアドレス等の宛先情報を抽出し、その宛先情報を推奨パラメータとして決定してもよい。
推奨処理決定部24によって推奨アプリケーションが決定された場合(ステップS06,Yes)、制御部28は、当該推奨アプリケーションを示す情報をUI部16の表示部に表示させ、実行部14は、当該推奨アプリケーションを起動する(ステップS07)。複数の推奨アプリケーションが決定された場合、制御部28は、当該複数の推奨アプリケーションを示す情報をUI部16の表示部に表示させ、実行部14は、当該複数の推奨アプリケーションからユーザによって選択された推奨アプリケーションを起動する。
推奨アプリケーションが決定されなかった場合(ステップS06,No)、処理は終了する。例えば、処理対象の文書データの内容と実行中のアプリケーションとの組み合わせに対応付けられた推奨アプリケーションが管理テーブルに登録されていない場合や、機械学習によっても推奨アプリケーションが決定されない場合等が考えられる。なお、推奨アプリケーションが決定されなかった場合、制御部28は、メインのメニュー画面等をUI部16の表示部に表示させる。
ここでは、ScanToEmailアプリケーションが推奨アプリケーションとして決定され、その情報が表示部に表示される。このように、推奨アプリケーションがユーザに推奨される。
推奨処理決定部24によって推奨パラメータが決定された場合(ステップS08,Yes)、設定部26は、当該推奨パラメータを推奨アプリケーションのパラメータとして設定する(ステップS09)。例えば、特定の宛先を示す電子メールアドレスが推奨パラメータとして決定された場合、設定部26は、その電子メールアドレスを、ScanToEmailアプリケーションによって生成された画像データの宛先として設定する。複数の推奨パラメータ(例えば複数の電子メールアドレス)が決定された場合、制御部28は、当該複数の推奨パラメータを示す情報をUI部16の表示部に表示させ、設定部26は、当該複数の推奨パラメータからユーザによって選択された推奨パラメータを推奨アプリケーションのパラメータとして設定する。このように、推奨パラメータがユーザに推奨される。
また、設定部26は推奨パラメータを変更してもよい。例えば、過去においてユーザによって推奨パラメータが変更された場合、その変更履歴を示す情報が学習情報として情報処理装置10の記憶部18に格納される。設定部26は、その学習情報に推奨パラメータに対する修正の履歴を示す情報が含まれている場合、その修正履歴に基づいて推奨パラメータを変更してもよい。このようにして変更された推奨パラメータが、推奨アプリケーションソフトウェアに設定される。
推奨パラメータが決定されなかった場合(ステップS08,No)、処理はステップS10に移行する。この場合、ユーザが、UI部16を操作してパラメータを入力することとなる。設定部26は、ユーザによって入力されたパラメータを推奨アプリケーションソフトウェアに設定する。例えば、処理対象の文書データの内容と実行中のアプリケーションとの組み合わせに対応付けられた推奨パラメータが管理テーブルに登録されていない場合や、機械学習によっても推奨パラメータが決定されない場合等が考えられる。
ユーザは、UI部16の表示部に表示されている推奨アプリケーションとパラメータを確認し、必要があれば推奨パラメータを変更してもよい。
ユーザによってパラメータが変更された場合(ステップS10,Yes)、制御部28は、その変更された情報を学習情報に登録する。こうすることで、パラメータの変更が学習される(ステップS11)。
ユーザによってパラメータが変更されなかった場合(ステップS10,No)、処理は終了する。
ScanToEmailアプリケーションが推奨アプリケーションとして決定され、その情報が表示部に表示される。ユーザがUI部16を操作してScanToEmailアプリケーションの実行を指示した場合、実行部14は、ScanToEmailアプリケーションを実行する。これにより、文書に対してスキャンが実行されることで画像データが生成され、その画像データが、設定されたアドレスに宛てに電子メールによって送信される。例えば、プリントされた文書に対して押印がなされ、その後、その文書がスキャンされて画像データが宛先に送信される。
なお、推奨アプリケーションと推奨パラメータは、ユーザが情報処理装置10に次回ログインしたときにユーザに提示されてもよい。
上記の例では、ScanToEmailアプリケーションが推奨アプリケーションとして決定されているが、別の例として、スキャンされることで生成された画像データを、パラメータとして設定された宛先にファクシミリ送信するアプリケーションや、当該画像データをサーバ等の装置に送信して格納するアプリケーションや、当該画像データを情報処理装置10に格納するアプリケーション等が、推奨アプリケーションとして決定されてユーザに推奨されてもよい。文書データの内容や実行中の第1処理の内容に応じて、推奨アプリケーションが変更される。
また、推奨処理決定部24は、第1処理の実行後に第1処理の結果物に対してユーザによって行われるべき作業が実施済みか否かに応じて、推奨処理としての第2処理を変更してもよい。
上記の例を用いて説明すると、推奨処理決定部24は、プリントされた文書に対して押印がなされている場合、当該文書に対してスキャンを実行することで生成された画像データを特定の格納領域に格納する第2処理を推奨処理として決定し、当該文書に対して押印がなされていない場合、当該文書に対してスキャンを実行することで生成された画像データを特定の宛先に送信する第2処理を推奨処理として決定する。特定の格納領域及び特定の宛先は、推奨パラメータとして推奨処理決定部24によって決定されてもよいし、ユーザによって指定されてもよい。特定の格納領域は、例えば、サーバ等の装置に設けられている格納領域である。特定の宛先は、例えば、特定のユーザに紐付く電子メールアドレスによって特定される。画像データから特定の格納領域を示す情報(例えばアドレス情報等)が抽出された場合、推奨処理決定部24は、その情報を推奨パラメータとして決定してもよい。同様に、画像データから特定の宛先を示す情報(例えば電子メールアドレス等)が抽出された場合、推奨処理決定部24は、その情報を推奨パラメータとして決定してもよい。なお、推奨処理決定部24は、画像データに表されている押印領域から印に相当する画像データを抽出することができた場合に、押印がなされていると判断し、印に相当する画像データを抽出することができなかった場合に、押印がなされていないと判断する。
上記の例では押印を例に挙げて説明したが、推奨処理決定部24は、プリントされた文書に対して文字列が記載されたか否かに応じて、推奨処理としての第2処理を変更してもよい。例えば、推奨処理決定部24は、第1処理としてのプリントの対象となる文書データから抽出されなかった文字列が、スキャンによって生成された画像データから抽出された場合、当該画像データを特定の格納領域に格納する第2処理を推奨処理として決定し、当該文字列が当該画像データから抽出されなかった場合、当該画像データを特定の宛先に送信する第2処理を推奨処理として決定してもよい。例えば、文書に文字列を記載すべきユーザに紐付く電子メールアドレスが宛先として設定される。
以下、実行されるべき作業が実施済みか否かに応じて推奨処理を変更する処理について、具体例を挙げて説明する。ここでは、複数の押印領域が形成された文書を対象として処理が行われる。押印領域は、押印がなされる領域である。
図4は、その文書の一例を示す。文書30は、例えば複数の人物に回覧される文書である。文書30には複数の押印領域が形成されている。例えば、押印領域32,34,36等が文書30に形成されている。各押印領域は、例えば矩形状の形状を有する領域である。各押印領域の近傍(例えば押印領域に接続する領域)には、回覧先の人物の氏名であって押印領域に押印すべき人物の氏名が予め記載されている。例えば、押印領域32の近傍には、押印領域32に押印すべき人物の氏名AAが予め記載されており、押印領域34の近傍には、押印領域34に押印すべき人物の氏名BBが予め記載されており、押印領域36の近傍には、押印領域36に押印すべき人物の氏名CCが予め記載されている。図4に示す例では、氏名AAを表す印38が押印領域32に既に押されており、その押印がなされた日付(1月5日)が記載されている。押印領域34,36には印は押されていない。
例えば、文書30がスキャンされることで画像データが生成される。推奨処理決定部24は、その画像データから押印領域を抽出する。推奨処理決定部24は、画像データに表されている矩形状の領域を押印領域として識別して抽出してもよいし、押印箇所を示す「印」マークが形成されている領域を押印領域として識別して抽出してもよい。図4に示す例では、押印領域32,34,36が矩形状の領域を有しており、推奨処理決定部24は、これらの領域を押印領域として抽出する。
次に、推奨処理決定部24は、各押印領域に押印がなされているか否かを判断する。例えば、推奨処理決定部24は、画像データにおいて押印領域内に文字等が表されている場合、当該押印領域内に押印がなされていると判断し、押印領域内に文字等が表されていない場合、当該押印領域に押印がなされていないと判断する。図4に示す例では、押印領域32に押印がなされていると判断され、押印領域34,36には押印はなされていないと判断される。
推奨処理決定部24は、押印の進捗度合いに応じて推奨処理を変更する。まず。推奨処理決定部24は、押印がなされている押印領域(押印済み領域)の数をカウントする。次に、推奨処理決定部24は、押印領域の総数と押印済み領域の数とに基づいて、押印の進捗度合いを判断する。例えば、推奨処理決定部24は、押印済み領域の数と押印領域の総数とが一致する場合、文書の回覧が完了したと判断し、これらの数が一致しない場合、文書の回覧が途中であると判断する。回覧先の氏名が記載されていない押印領域が文書30に形成されている場合がある。この場合、推奨処理決定部24は、氏名が記載されている押印領域の総数と押印済み領域の数とが一致する場合に、文書の回覧が完了したと判断し、これらの数が一致しない場合に、文書の回覧が途中であると判断してもよい。
文書の回覧が完了していない場合、推奨処理決定部24は、ScanToEmailアプリケーションを推奨アプリケーションとして決定する。また、推奨処理決定部24は、次の回覧先の人物の電子メールアドレスを推奨パラメータとして決定してもよい。例えば、推奨処理決定部24は、押印済み領域の隣に形成され、押印がなされていない押印領域を特定し、その押印領域の近傍に記載されている文字列から、回覧先の人物の氏名や電子メールアドレスを特定する。電子メールアドレスを特定するために、電子メールアドレスが登録されているアドレス帳等が利用されてもよい。具体例を挙げて説明すると、推奨処理決定部24は、押印済み領域である押印領域32を特定し、その隣の押印領域に形成され、押印がなされていない押印領域34を特定する。次に、推奨処理決定部24は、押印領域34の近傍に記載されている文字列BBに基づいて、次に回覧先の人物の氏名BBを特定する。推奨処理決定部24は、アドレス帳等を参照することで、その氏名BBに紐付けられている電子メールアドレスを特定し、その電子メールアドレスを推奨パラメータとして決定する。なお、アドレス帳のデータは、情報処理装置10の記憶部18に格納されていてもよいし、他の装置に格納されていてもよい。設定部26は、このようにして決定された推奨パラメータを推奨アプリケーションのパラメータとして設定する。こうすることで、ScanToEmailアプリケーションが実行された場合、文書30をスキャンすることで生成された画像データが、氏名BBに紐付けられている電子メールアドレス宛に送信される。
文書の回覧が完了している場合、推奨処理決定部24は、ScanToEmailアプリケーションを推奨アプリケーションとして決定せずに、保存アプリケーションを推奨アプリケーションとして決定する。その保存アプリケーションが実行された場合、文書30をスキャンすることで生成された画像データは、予め定められた格納場所に格納される。また、最終提出先に画像データを送信するアプリケーションが推奨アプリケーションとして決定されてもよい。この場合、推奨処理決定部24は、当該画像データから最終提出先の電子メールアドレスを抽出し、その電子メールアドレスを推奨パラメータとして決定してもよい。そして、その電子メールアドレス宛に当該画像データが送信される。例えば、文書30には、符号40で示すように、最終提出先の人物の氏名として氏名XXが記載されている。この場合、推奨処理決定部24は、文書30を表す画像データから氏名XXを示す文字列を抽出し、アドレス帳等を利用することで、その氏名XXに紐付けられている電子メールアドレスを特定する。このようにして特定された電子メールアドレス宛に画像データが送信される。
以下、その他の実施形態について説明する。
推奨処理決定部24は、処理対象のデータの構造と第1処理の内容とに基づいて第2処理(推奨アプリケーションや推奨パラメータ)を決定してもよい。つまり、処理対象のデータの構造と第1処理の内容とに応じて第2処理が変更されてもよい。以下、具体例を挙げてこの処理について説明する。
例えば、処理対象の文書データが表す文書が、署名記入欄を含む文書であるとする。当該文書が契約書であるのか確認書であるのかによって、当該文書データの構造が異なる場合がある。例えば、当該文書が契約書であれば、期限等の時期的要件に関する内容が当該文書に記載されており、当該文書が確認書であれば、時期的要件に関する内容が当該文書に記載されていない。例えば、ホテルに宿泊するときに用いられる確認書等が、上記の確認書に該当する。契約書を表す文書データと確認書を表す文書データは、互いに異なるデータ構造を有する。この場合、推奨処理決定部24は、そのデータ構造に応じて第2処理を変更する。なお、処理対象のデータの構造は、データ解析部20によって特定される。
具体的には、確認書が印刷された場合、その後、印刷物がスキャンされて、そのスキャンによって生成された画像データが、特定の格納領域に格納されることが想定される。これに対応するために、推奨処理決定部24は、処理対象の文書データが確認書を表す文書データに該当し、当該文書データに対する処理がプリントである場合、スキャンを実行して画像データを格納領域に送信するアプリケーションを推奨アプリケーションとして決定する。また、例えば、スキャンは昼間にまとめて実行されると想定されるため、推奨処理決定部24は、当日の確認書を表す文書データを一括して印刷するプリントアプリケーション(例えば、サーバに格納されている文書データを取得して印刷するアプリケーション)を推奨アプリケーションとして決定してもよい。
一方、処理対象の文書データが契約書を表す場合、当該文書データに文字認識処理(例えばOCR)を適用して、期限日(例えば、契約の有効期限日(Y年X月Z日等))を示す情報を抽出し、文書属性に期限日を示す情報を含めて、その期限日に関する警告を発する、という処理が実施されることが想定される。これに対処するために、推奨処理決定部24は、処理対象の文書データが契約書を表す文書データに該当する場合、OCRを実行するクラウド(例えば1又は複数のサーバ等によって構築される通信網等)に文書データを送信するアプリケーションを推奨アプリケーションとして決定する。
更に別の実施形態として、推奨処理決定部24は、第1処理の結果物に対してユーザによって行われるべき作業内容に応じて第2処理を変更してもよい。以下、具体例を挙げてこの処理について説明する。
ここでは、一例として、印鑑が押印される押印領域が形成された文書を表す文書データが処理対象のデータとして用いられ、その文書データに対して第1処理としてのプリントが実行されて、押印領域が形成された印刷物(文書)が結果物として生成されたものとする。また、例えば、(1)申請者による押印、(2)別部門によるチェック、(3)上長や部長による押印、という業務フローに従って手続き等が実行されるものとする。(1)、(2)、(3)のそれぞれの段階にて、申請者や上長や部長等の作業者によって実行されるべき作業内容が異なり、その作業内容に応じた推奨アプリケーションが決定されて推奨される。
(1)の段階では、押印領域に印鑑が押印されていない文書がプリントされ、その印刷物(文書)の押印領域に申請者によって印鑑が押印され、その後、その印鑑が押印された文書を表す画像データが別部門に送られることが想定される。これに対応するために、推奨処理決定部24は、文書をスキャンし、スキャンによって得られた画像データに基づいて当該押印領域に対する押印の有無を確認し、その押印が確認できた場合に当該画像データを別部門に送信するアプリケーション(例えばScanToEmailアプリケーション)を推奨アプリケーションとして決定する。
(2)の後では、別部門によってチェックされた文書を表す画像データが、申請者が利用する端末装置に送信され、その後、その端末装置から画像形成装置に当該画像データが送信されて当該画像データが画像形成装置にて印刷されると想定される。つまり、押印領域に申請者の印鑑のみが押印された文書が印刷されることが想定される。また、その印刷後、印刷物(文書)が上長や部長に渡されて、上長や部長によって当該印刷物の押印領域に印鑑が押印され、その印鑑が押印された当該印刷物がスキャンされて、その画像データが特定の格納領域に送信されて格納されることが想定される。これに対応するために、推奨処理決定部24は、文書をスキャンし、そのスキャンによって得られた画像データに基づいて上長や部長の押印の有無を確認し、その押印が確認できた場合に当該画像データをサーバ等の格納領域に送信するアプリケーション(例えばScanToFTPアプリケーション)を推奨アプリケーションとして決定する。
上記のようにして決定された各推奨アプリケーションは、上述した実施形態と同様に、表示部に表示されてもよいし、ユーザの指示に従って実行されてもよいし、ユーザの指示を受けずに実行されてもよい。なお、データの構造や作業内容に基づいて推奨パラメータが決定され、データの構造や作業内容に応じて推奨パラメータが変更されてもよい。
上述した実施形態では、情報処理装置10の一例として画像形成装置を例に挙げて説明したが、本実施形態は、PC等で実行される処理に適用されてもよい。例えば、PC上で、データ形式を変換するアプリケーションが実行されることで、文書データを他のデータ形式を有するデータ(例えば画像データ)に変換する第1処理が実行されている場合、変換後のデータを宛先に送信するアプリケーションが推奨アプリケーションとして決定されて、そのアプリケーションを示す情報がPCに表示されてもよい。また、文書データに宛先情報が含まれている場合、その宛先情報が推奨パラメータとして抽出されて推奨アプリケーションに設定されてもよい。変換後のデータの種類に応じて、宛先が変更されてもよい。
また、推奨処理決定部24は、時間に応じて推奨アプリケーションを変更してもよい。例えば、推奨処理決定部24は、第1処理の実行指示を与えたユーザのスケジュール管理データをサーバ等の装置から取得し、当該ユーザのスケジュールに応じて推奨アプリケーションを変更してもよい。例えば、推奨処理決定部24は、ユーザが外出する時間帯には、データをユーザの携帯端末装置に転送するアプリケーションを推奨アプリケーションとして決定し、ユーザが社内に滞在している時間帯には、ユーザが自分の席で利用する端末装置にデータを転送するアプリケーションが推奨アプリケーションとして決定する。推奨処理決定部24は、ユーザのスケジュールに応じて複数の推奨アプリケーションの優先順位を変えてもよい。この場合、各推奨アプリケーションを示す情報が、その優先順位に従ってUI部16に表示される。
上記の情報処理装置10は、一例としてハードウェアとソフトウェアとの協働により実現される。具体的には、情報処理装置10は、図示しないCPU等の1又は複数のプロセッサを備えている。当該1又は複数のプロセッサが、図示しない記憶装置に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、情報処理装置10の各部の機能が実現される。上記プログラムは、CD又はDVD等の記録媒体を経由して、又は、ネットワーク等の通信経路を経由して、記憶装置に記憶される。別の例として、情報処理装置10の各部は、例えばプロセッサ、電子回路又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア資源により実現されてもよい。その実現においてメモリ等のデバイスが利用されてもよい。更に別の例として、情報処理装置10の各部は、DSP(Digital Signal Processor)又はFPGA(Field Programmable Gate Array)等によって実現されてもよい。
10 情報処理装置、20 データ解析部、22 実行処理特定部、24 推奨処理決定部、26 設定部。

Claims (7)

  1. 処理を実行する実行手段と、
    処理対象のデータの内容と前記データに対して実行中の第1処理の内容との組み合わせに応じた第2処理であって、前記第1処理の次に前記実行手段によって実行されるべき第2処理を決定する決定手段を有する情報処理装置。
  2. 前記決定手段は、前記第1処理の実行後に前記第1処理の結果物に対してユーザによって行われるべき作業が実施済みか否かに応じて、前記第2処理を変更する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記決定手段は、前記データの構造と前記第1処理の内容とに応じて前記第2処理を変更する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記決定手段は、前記第1処理の結果物に対してユーザによって行われるべき作業内容に応じて前記第2処理を変更する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 処理は、アプリケーションソフトウェアと前記アプリケーションソフトウェアに用いられるパラメータとによって実現され、
    前記決定手段は、前記組み合わせに基づいて、前記第2処理を実現するためのアプリケーションソフトウェアとパラメータを決定する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記第2処理は、前記第1処理の結果物に対して実行される処理である、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. コンピュータを、
    処理を実行する実行手段、
    処理対象のデータの内容と前記データに対して実行中の第1処理の内容との組み合わせに応じた第2処理であって、前記第1処理の次に前記実行手段によって実行されるべき第2処理を決定する決定手段、
    として機能させるプログラム。
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