JP2020052118A - 光学系及びそれを有する撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】全系が小型で、かつ最大撮像倍率が大きく、物体距離全般にわたり高い光学性能を有する光学系を得る。【解決手段】物体側から像側へ順に配置された正の屈折力の第1レンズ群L1、正の屈折力の第2レンズ群L2、負の屈折力の第3レンズ群L3からなり、フォーカシングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化する光学系において、無限遠から近距離へのフォーカシングに際して第2レンズ群L2は物体側へ移動し、第1レンズ群L1の焦点距離f1、第2レンズ群L2の焦点距離f2、無限遠に合焦しているときの第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の合成焦点距離f12、バックフォーカスSkとするとき、7.0<f1/Sk<20.0、0.8<f12/f2<2.5なる条件式を満足する。【選択図】図1

Description

本発明は、光学系及びそれを有する撮像装置に関し、例えばデジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、TVカメラ、監視カメラ等の撮像光学系に好適なものである。
近年、撮像装置に用いられる撮像光学系は、高い光学性能を維持したまま全系を小型化し、さらに最大撮影倍率を向上させる(高くする)ことが要望されている。またこのような撮像光学系には、迅速にフォーカス(合焦)ができること、フォーカシングに際して収差変動が少ないこと等が強く要望されている。フォーカス速度が速いフォーカシング方式として、レンズ系の中間に位置する小型軽量のレンズ群を動かしてフォーカシングをするインナーフォーカス方式を用いた撮像光学系が知られている(特許文献1)。
特許文献1では、物体側から像側へ順に正、正、負の屈折力の第1レンズ群乃至第3レンズ群よりなり、無限遠から近距離へのフォーカシングに際して第2レンズ群が物体側へ移動する撮像光学系を開示している。
また、フォーカシングの際に複数のレンズ群を独立に移動させ、フォーカシングに際しての諸収差の変動を補正する、所謂フローティング方式を採用した撮像光学系が知られている(特許文献2)。特許文献2は物体側から像側へ順に正、負、正、負の屈折力の第1レンズ群乃至第4レンズ群からなり、無限遠から近距離へのフォーカシングに際して、第2レンズ群を像側へ第3レンズ群を物体側へ移動するインナーフォーカス式マクロレンズを開示している。
特開2015−043104号公報 特開2011−13357号公報
撮像装置に用いられる撮像光学系には全系が小型で、物体距離全般にわたって高い光学性能を有し、かつ最大撮像倍率が大きいこと等が要望されている。撮像光学系において、全系の小型化を図るには、像側に強い負の屈折力を持つレンズ群を配置し射出瞳を像側に近づければ良い。上述の特許文献1に開示されている撮像光学系では物体側から像側へ順に正、正、負の屈折力のレンズ群を有する構成とすることで射出瞳を像側に近づけ小型な撮像光学系を得ている。
一方、最大撮像倍率を大きくするためには、フォーカシングによるレンズ群の繰り出し量を確保する必要があり、そうすると全系の小型化を図ることが困難となる。特に望遠型の撮像光学系においては、フォーカシングによる繰り出し量が大きくなるため、全系の小型化を図りつつ最大撮像倍率を大きくするのが困難となる。全系の小型化を図りつつ、最大撮像倍率が大きく、かつフォーカシングに際しての収差変動が少なく、物体距離全般にわたり高い光学性能を得るには、フォーカスレンズ群を適切に選択し、かつレンズ構成を適切に構成することが重要になってくる。
本発明は、全系が小型で、かつ最大撮像倍率が大きく、物体距離全般にわたり高い光学性能を有する光学系およびそれを有する撮像装置の提供を目的とする。
本発明の光学系は、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、負の屈折力の第3レンズ群からなり、フォーカシングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化する光学系において、無限遠から近距離へのフォーカシングに際して前記第2レンズ群は物体側へ移動し、前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記第2レンズ群の焦点距離をf2、無限遠に合焦しているときの前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の合成焦点距離をf12、バックフォーカスをSkとするとき、
7.0<f1/Sk<20.0
0.8<f12/f2<2.5
なる条件式を満足することを特徴としている。
本発明によれば、全系が小型で、かつ最大撮像倍率が大きく、物体距離全般にわたり高い光学性能を有する光学系が得られる。
実施例1の光学系のレンズ断面(物体距離:無限遠) (A)、(B) 実施例1の光学系の縦収差図(物体距離:無限遠、至近) 実施例2の光学系のレンズ断面(物体距離:無限遠) (A)、(B) 実施例2の光学系の縦収差図(物体距離:無限遠、至近)) 実施例3の光学系のレンズ断面(物体距離:無限遠) (A)、(B) 実施例3の光学系の縦収差図(物体距離:無限遠、至近) 実施例4の光学系のレンズ断面(物体距離:無限遠) (A)、(B) 実施例4の光学系の縦収差図(物体距離:無限遠、至近) 実施例5の光学系のレンズ断面(物体距離:無限遠) (A)、(B) 実施例5の光学系の縦収差図(物体距離:無限遠、至近) 実施例6の光学系のレンズ断面(物体距離:無限遠) (A)、(B) 実施例6の光学系の縦収差図(物体距離:無限遠、至近) 実施例7の光学系のレンズ断面(物体距離:無限遠) (A)、(B) 実施例7の光学系の縦収差図(物体距離:無限遠、至近) 本発明の撮像装置の要部概略図
以下、本発明の光学系及びそれを有する撮像装置について説明する。本発明の光学系は物体側より像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群L1、正の屈折力の第2レンズ群L2、負の屈折力の第3レンズ群L3からなっている。フォーカシングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化する。
図1は本発明の実施例1の光学系のレンズ断面図である。図2(A)、(B)は本発明の実施例1の無限遠に合焦しているときと、最至近に合焦しているときの縦収差図である。実施例1は後述する数値データをmm単位で表したとき(以下同じ)焦点距離84.05mm、Fナンバー1.86の光学系である。
図3は本発明の実施例2の光学系のレンズ断面図である。図4(A)、(B)は本発明の実施例2の無限遠に合焦しているときと、最至近に合焦しているときの縦収差図である。実施例2は焦点距離84.05mm、Fナンバー1.86の光学系である。
図5は本発明の実施例3の光学系のレンズ断面図である。図6(A)、(B)は本発明の実施例3の無限遠に合焦しているときと、最至近に合焦しているときの縦収差図である。実施例3は焦点距離84.05mm、Fナンバー1.86の光学系である。
図7は本発明の実施例4の光学系のレンズ断面図である。図8(A)、(B)は本発明の実施例4の無限遠に合焦しているときと、最至近に合焦しているときの縦収差図である。実施例4は焦点距離101.03mm、Fナンバー2.88の光学系である。
図9は本発明の実施例5の光学系のレンズ断面図である。図10(A)、(B)は本発明の実施例5の無限遠に合焦しているときと、最至近に合焦しているときの縦収差図である。実施例5は焦点距離96.24mm、Fナンバー2.06の光学系である。
図11は本発明の実施例6の光学系のレンズ断面図である。図12(A)、(B)は本発明の実施例6の無限遠に合焦しているときと、最至近に合焦しているときの縦収差図である。実施例6は焦点距離84.05mm、Fナンバー1.86の光学系である。
図13は本発明の実施例7の光学系のレンズ断面図である。図14(A)、(B)は本発明の実施例7の無限遠に合焦しているときと、最至近に合焦しているときの縦収差図である。実施例7は焦点距離84.05mm、Fナンバー1.86の光学系である。
図15は、本発明の光学系を用いた撮像装置の要部概略図である。
各実施例の光学系はデジタルスチルカメラ、監視カメラ、TVカメラ等の撮像装置に用いられる撮像光学系である。レンズ断面図において、左方が物体側(前方)で、右方が像側(後方)である。尚、各実施例の光学系をプロジェクター等の投射レンズとして用いるときは、左方がスクリーン、右方が被投射画像となる。レンズ断面図において、L1は正の屈折力の第1レンズ群、L2は正の屈折力の第2レンズ群、L3は負の屈折力の第3レンズ群である。
SPは開口絞り(Fナンバー決定絞り)である。IPは像面であり、ビデオカメラやデジタルスチルカメラの撮像光学系として使用する際にはCCDセンサやCMOSセンサなどの固体撮像素子(光電変換素子)の撮像面が置かれている。focusに関する矢印は無限遠から至近距離へのフォーカシング(合焦)に際してのレンズ群の移動方向を示している。
球面収差図において実線のdはd線(波長587.6nm)、二点鎖線のgはg線(波長435.8nm)である。非点収差図において点線のΔMはメリディオナル像面、実線のΔSはサジタル像面である。歪曲はd線について示している。倍率色収差はg線を表わしている。ωは半画角(度)、FnoはFナンバーである。
各実施例の光学系は物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群L1、正の屈折力の第2レンズ群L2、負の屈折力の第3レンズ群L3からなる。フォーカシングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化する。そして無限遠から至近端へのフォーカシング(合焦)に際し、各レンズ群のうち少なくとも第2レンズ群L2は物体側へ移動する。第1レンズ群L1の焦点距離をf1、第2レンズ群L2の焦点距離をf2とする。無限遠に合焦(フォーカス)させたときの第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の合成焦点距離をf12、バックフォーカスをSkとする。このとき、
7.0<f1/Sk<20.0・・・(1)
0.8<f12/f2<2.5・・・(2)
なる条件式を満足する。
次に各実施例の光学系の構成および前述した条件式(1)、(2)の技術的意味について説明する。
一般に高い光学性能に保ったまま光学系の小型化を図るためには光学系の射出瞳距離を像側に近付ければ良い。さらに、小型を維持しつつ最大撮影倍率を向上させるためには、大きなフォーカス敏感度を確保し、フォーカシングによるレンズ群の繰り出し量(移動量)を小さくすれば良い。フォーカス敏感度FBは下記式で求めることができる。
FB=(1−βf)×βL
βf:フォーカスレンズ群の横倍率
βL:フォーカスレンズ群より後ろにあるレンズ群の合成横倍率
上記式から一般的に、フォーカスレンズ群とそれより像側のレンズ群のパワーを強くすることで十分なフォーカス敏感度FBを確保することができる。したがって、最も像側に負のパワー(屈折力)を持つレンズ群を配置し、その物体側に正のパワーを持つフォーカスレンズ群を配置することで射出瞳距離の短縮化を図りつつフォーカス敏感度FBを高めることができる。
各実施例の光学系L0は、物体側から像側へ順に配置された正の屈折力の第1レンズ群L1、正の屈折力の第2レンズ群L2、負の屈折力の第3レンズ群L3からなっている。さらに、光学系L0の小型を維持しつつ最大撮影倍率を向上させるために、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の屈折力バランスを最適化している。そして、フォーカシングに際して正の屈折力の第2レンズ群L2を移動することで、フォーカス敏感度の確保を行い、小さい繰り出し量で最大撮影倍率の向上を図っている。
条件式(1)、(2)は第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の焦点距離(屈折力の逆数)に関する。条件式(1)の下限を下回ると第1レンズ群L1の正の屈折力が強くなりすぎて、収差補正が困難となる。条件式(1)の上限を上回ると、第1レンズ群L1の正の屈折力が弱くなり、射出瞳距離が遠くなるため、光学系が大型化してくる。
条件式(2)の下限を下回ると第2レンズ群L2の正の屈折力が弱くなり、フォーカシングに際しての繰り出し量が大きくなり、光学系が大型化してくる。条件式(2)の上限を上回ると、第2レンズ群L2の正の屈折力が強くなりすぎて、フォーカシングによる収差変動が大きくなるため好ましくない。
以上のように、条件式(1)、(2)を満足することにより高性能かつ、小型に保ちつつ最大撮影倍率を大きくしている。
更に好ましくは、条件式(1)、(2)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
7.1<f1/Sk<19.5 ・・・(1a)
0.9<f12/f2<2.3 ・・・(2a)
更に好ましくは、条件式(1a)、(2a)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
7.2<f1/Sk<19.0 ・・・(1b)
0.95<f12/f2<2.10 ・・・(2b)
各実施例において更に好ましくは次の条件式のうち1つ以上を満足するのが良い。
無限遠にフォーカスしているときの第2レンズ群L2の横倍率をβ2、無限遠にフォーカスしているときの第3レンズ群L3の横倍率をβ3とする。第3レンズ群L3の焦点距離をf3とする。第1レンズ群L1のレンズ群の厚み(物体側のレンズ面から像側のレンズ面までの距離)をD1、第2レンズ群L2のレンズ群の厚みをD2とする。光学系L0の焦点距離をfとする。無限遠にフォーカスしているときの第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の間隔をD12とする。無限遠にフォーカスしているときの第2レンズ群L2と第3レンズ群L3の間隔をD23とする。このとき、次の条件式のうち1つ以上を満足するのが良い。
0.5<(1−β2)×β3<1.5・・・(3)
−16.0<f3/f2<−1.5 ・・・(4)
−1.20<f1/f3<−0.10 ・・・(5)
0.1<D1/D2<20.0 ・・・(6)
5.0<f/Sk<15.0 ・・・(7)
1.0<f2/D12<4.0 ・・・(8)
4.0<D12/D23<20.0 ・・・(9)
次に前述の各条件式の技術的意味について説明する。
条件式(3)は第2レンズ群L2のフォーカス敏感度に関する。条件式(3)の下限を下回ると、第2レンズ群L2のフォーカス敏感度が低くなり、至近への合焦の際に繰り出し量が大きくなり、光学系が大型化してくる。また条件式(3)の上限を超えるとフォーカス敏感度が高くなり、軸外光線の光路が物体距離によって大きく変動し、像面湾曲の補正が困難となるので好ましくない。
条件式(4)は第2レンズ群L2と第3レンズ群L3の焦点距離の比に関する。条件式(4)の下限を下回ると、像側の負の屈折力が小さくなり、射出瞳の距離が長くなるため、光学系が大型化してくる。また条件式(4)の上限を超えると、第3レンズ群L3の負の屈折力が強くなり(負の屈折力の絶対値が大きくなり)、諸収差の補正が困難となる。
条件式(5)は第1レンズ群L1と第3レンズ群L3の焦点距離の比に関する。条件式(5)の上限を上回ると、像側の負の屈折力が小さくなり、射出瞳の距離が長くなるため、光学系が大型化してくる。また条件式(5)の下限を超えると、第3レンズ群L3の負の屈折力が強くなり、諸収差の補正が困難となる。
条件式(6)は第1レンズ群L1のレンズ群の厚みと第2レンズ群L2のレンズ群の厚みに関する。条件式(6)の下限を下回ると、第2レンズ群L2と共にフォーカス機構が大きくなるため、光学系が径方向に大型化してくる。また条件式(6)の上限を超えると、第1レンズ群L1のレンズ群の厚みが長くなるため、光学系が光軸方向に大型化してくる。
条件式(7)は光学系のバックフォーカスと焦点距離の比に関する。条件式(7)の下限を下回ると、相対的にバックフォーカスが短くなり、有効径の大きなレンズを像側に配置することになり、光学系が径方向に大型化してくる。条件式(7)の上限を上回ると、バックフォーカスが長くなり、光学系が光軸方向に大型化してくる。
条件式(8)は第2レンズ群L2の焦点距離に対する第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の間隔に関する。条件式(8)の下限を下回ると、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の間隔が大きくなり、光学系が光軸方向に大型化してくる。条件式(8)の上限を上回ると、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の間隔が小さくなり、フォーカシングのための第2レンズ群L2の繰り出し量の確保が少なくなり、最大撮影倍率を大きくすることが困難となる。
条件式(9)は第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の間隔に対する第2レンズ群L2と第3レンズ群L3の間隔の比に関する。条件式(9)の下限を下回ると第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の間隔が小さくなり、フォーカスのための第2レンズ群L2の繰り出し量の確保が少なくなり、最大撮影倍率を大きくすることが困難となる。条件式(9)の上限を上回ると、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の間隔が大きくなり、光学系が光軸方向に大型化してくる。
更に好ましくは、条件式(3)乃至(9)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
0.60<(1−β2)×β3<1.45・・・(3a)
−15.8<f3/f2<−1.60 ・・・(4a)
−1.19<f1/f3<−0.11 ・・(5a)
0.5<D1/D2<1.8 ・・・(6a)
5.2<f/Sk<13.0 ・・・(7a)
1.2<f2/D12<2.9 ・・・(8a)
6.0<D12/D23<18.0 ・・・(9a)
更に好ましくは、条件式(3a)乃至(9a)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
0.70<(1−β2)×β3<1.40・・・(3b)
−15.7<f3/f2<−1.70 ・・・(4b)
−1.190<f1/f3<−0.115 ・・・(5b)
0.55<D1/D2<1.77 ・・・(6b)
5.3<f/Sk<12.0 ・・・(7b)
1.3<f2/D12<2.8 ・・・(8b)
8.0<D12/D23<15.0 ・・・(9b)
また、第1レンズ群L1の大型化を避けるためには、開口絞りはSPを第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の間に配置することが好ましい。また、フォーカス機構の大型化を避けるためには、フォーカシングの際、第1レンズ群L1と第3レンズ群L3は不動であることが好ましい。
無限遠から近距離へのフォーカシングに際して第1レンズ群L1は物体側へ移動することが良い。また、無限遠から近距離へのフォーカシングに際して第3レンズ群は像側へ移動するのが良い。
次に各実施例のズームレンズのレンズ構成について説明する。
以下に示す数値データは後述する各数値実施例の単位をmmで表したときである。このことは以下全て同じである。
[実施例1]
以下、図1を参照して、本発明の実施例1の光学系L0について説明する。実施例1の光学系は物体側から像側へ順に配置された正の屈折力の第1レンズ群L1、正の屈折力の第2レンズ群L2、負の屈折力の第3レンズ群L3から構成されている。実施例1の光学系L0は無限遠から近距離のフォーカシングに際して第1レンズ群L1と第3レンズ群L3を不動として、第2レンズ群L2を物体側に稼動させている。
[実施例2乃至5]
実施例2乃至5の光学系L0のレンズ群の数、各レンズ群の屈折力の符号、フォーカシングに際してのレンズ群の移動像件は実施例1と同じである。
[実施例6]
以下、図11を参照して、本発明の実施例6の光学系L0について説明する。実施例6の光学系L0のレンズ群の数、各レンズ群の屈折力の符号等については実施例1と同じである。実施例6の光学系L0は無限遠から近距離へのフォーカシングに際して第3レンズ群L3を不動として、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2を物体側に稼動させている。
[実施例7]
以下、図13を参照して、本発明の実施例7の光学系L0について説明する。実施例7の光学系L0のレンズ群の数、各レンズ群の屈折力の符号等については実施例1と同じである。実施例7の光学系L0は無限遠から近距離へのフォーカシングに際して第1レンズ群L1を不動として、第2レンズ群L2を物体側に、第3レンズ群L3を像側に稼動させている。
図15は本発明の撮像装置(カメラ)の要部概略図である。図15において、10はカメラ本体、11は本発明の光学系によって構成された撮像光学系である。12はカメラ本体10に内蔵され、撮像光学系11によって形成された被写体像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子(光電変換素子)である。
このように本発明の光学系をデジタルスチルカメラ等の撮像装置に適用することにより、小型で高い光学性能を有する撮像装置を実現している。本発明の光学系L0は一眼レフカメラ交換レンズ等の撮像装置にも同様に適用することもできる。この他、本発明の光学系は、デジタルカメラ・ビデオカメラ等の他に望遠鏡、双眼鏡、複写機、プロジェクター等の光学機器にも同様に適用できる。
以下、実施例1乃至7の光学系L0に対応する具体的な数値データ1乃至7を示す。iは物体から数えた順序を示す。面番号iは物体側から順に数えている。riは第i番目の光学面の曲率半径(mm)、diは第i番目と第i+1番目の光学面間隔(mm)である。ndiとνdiはそれぞれd線に対する第i面と第(i+1)面との間の媒質の屈折率、アッベ数を表す。またBFは空気換算のバックフォーカスである。レンズ全長は第1レンズ面から像面までの距離を表す。
前述の各条件式に相当する各数値データにおける数値を表1に示す。



(数値データ1)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd 有効径
1 45.722 5.92 1.60300 65.4 47.64
2 108.980 0.20 46.35
3 38.820 5.34 1.83481 42.7 42.45
4 82.472 0.20 41.15
5 30.224 7.83 1.59522 67.7 37.04
6 102.999 0.07 33.53
7 105.111 3.10 1.95375 32.3 33.45
8 19.339 8.36 26.34
9(絞り) ∞ (可変) 25.12
10 -46.472 1.50 1.48749 70.2 19.41
11 34.895 5.92 1.88300 40.8 22.64
12 -47.271 0.96 23.62
13 -32.053 6.79 1.69895 30.1 23.67
14 -19.198 1.50 1.92286 18.9 25.66
15 -32.671 (可変) 27.71
16 -34.605 5.45 1.92286 18.9 28.55
17 -27.141 5.05 30.79
18 -24.704 4.35 1.89286 20.4 30.55
19 -53.734 0.20 35.02
20 283.955 4.12 2.00069 25.5 37.44
21 -257.295 14.64 38.12
像面 ∞

各種データ

焦点距離 84.05
Fナンバー 1.86
半画角(度) 14.44
像高 21.64
レンズ全長 100.02
BF 14.64

物体距離/倍率 無限 β=-0.14
d 9 16.01 3.33
d15 2.50 15.18

入射瞳位置 44.65
射出瞳位置 -64.85
前側主点位置 39.83
後側主点位置 -69.41

レンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 121.36 31.03 -54.33 -54.52
2 10 66.51 16.67 10.29 0.40
3 16 -1039.67 19.17 -83.91 -104.64

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 126.19
2 3 83.22
3 5 69.09
4 7 -25.30
5 10 -40.64
6 11 23.53
7 13 56.27
8 14 -53.29
9 16 100.94
10 18 -55.11
11 20 135.41



(数値データ2)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd 有効径
1 141.431 3.29 1.64000 60.1 45.12
2 15502.588 0.20 44.93
3 36.065 5.98 1.95375 32.3 43.40
4 75.261 0.20 42.04
5 33.675 6.49 1.48749 70.2 38.68
6 92.224 0.06 36.22
7 87.660 3.10 1.92119 24.0 36.00
8 23.936 8.41 29.82
9(絞り) ∞ (可変) 28.33
10 -32.572 1.50 1.59270 35.3 21.26
11 73.622 16.11 2.00100 29.1 24.43
12 -39.951 1.22 30.34
13 -32.180 3.38 1.92286 18.9 30.41
14 -49.869 -0.00 32.99
15 84.794 10.00 1.65412 39.7 35.24
16 -38.390 1.50 1.92286 18.9 35.65
17 -69.678 (可変) 36.47
18 -51.050 4.41 1.92286 18.9 36.37
19 -36.813 -0.00 37.28
20 -48.272 3.04 1.92286 18.9 36.62
21 -44.137 1.05 37.06
22 -36.035 2.22 1.70154 41.2 37.06
23 -159.359 0.53 38.26
24 -109.446 1.50 2.00100 29.1 38.26
25 -272.429 11.00 38.90
像面 ∞

各種データ

焦点距離 84.05
Fナンバー 1.86
半画角(度) 14.43
像高 21.64
レンズ全長 109.56
BF 11.00

物体距離/倍率 無限 β=-0.21
d 9 20.94 4.84
d17 3.42 19.52

入射瞳位置 35.52
射出瞳位置 -66.55
前側主点位置 28.47
後側主点位置 -73.05

レンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 105.14 27.73 -31.20 -40.82
2 10 50.08 33.71 18.24 2.06
3 18 -88.87 12.75 0.52 -6.84

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 223.00
2 3 67.58
3 5 104.99
4 7 -36.60
5 10 -37.90
6 11 27.85
7 13 -108.24
8 15 41.74
9 16 -94.82
10 18 124.53
11 20 412.66
12 22 -66.87
13 24 -183.60



(数値データ3)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd 有効径
1 57.083 4.60 1.59522 67.7 48.24
2 122.018 0.20 47.21
3 43.512 5.00 2.00100 29.1 44.01
4 91.006 0.20 42.48
5 36.127 10.63 1.59522 67.7 39.01
6 127.339 0.12 32.70
7 127.715 3.10 1.92119 24.0 32.52
8 21.026 7.88 26.45
9(絞り) ∞ (可変) 25.36
10 -71.987 1.50 1.48749 70.2 20.02
11 32.668 5.95 1.88300 40.8 22.91
12 -60.269 1.17 23.80
13 -34.026 10.00 1.67270 32.1 23.85
14 -19.166 1.50 1.92286 18.9 26.90
15 -31.539 (可変) 29.07
16 -37.989 4.26 1.89286 20.4 29.89
17 -28.920 6.50 31.35
18 -25.785 2.00 2.00069 25.5 30.88
19 -72.600 0.20 34.26
20 -1004.889 2.00 1.72047 34.7 36.06
21 47.782 13.86 2.00100 29.1 39.16
22 -130.619 7.08 41.33
像面 ∞

各種データ

焦点距離 84.05
Fナンバー 1.86
半画角(度) 14.43
像高 21.64
レンズ全長 106.58
BF 7.08

物体距離/倍率 無限 β=-0.17
d 9 16.34 2.73
d15 2.50 16.11
d22 7.08

入射瞳位置 44.33
射出瞳位置 -78.39
前側主点位置 45.73
後側主点位置 -76.97

レンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 133.38 31.73 -61.28 -58.94
2 10 60.00 20.12 10.85 -1.76
3 16 -657.70 28.82 -51.60 -76.02

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 175.56
2 3 79.13
3 5 81.20
4 7 -27.71
5 10 -45.88
6 11 24.73
7 13 51.34
8 14 -56.21
9 16 111.09
10 18 -40.83
11 20 -63.26
12 21 36.36



(数値データ4)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd 有効径
1 45.211 11.60 1.58484 68.0 49.94
2 683.833 0.20 46.65
3 52.019 7.33 1.85025 30.1 41.56
4 76.242 0.20 36.08
5 48.141 11.73 1.59522 67.7 34.10
6 69.157 1.11 21.74
7 754.851 3.10 2.00100 29.1 20.98
8 26.076 8.25 18.25
9(絞り) ∞ (可変) 17.47
10 200.711 1.50 1.59270 35.3 17.75
11 31.751 5.89 1.80100 35.0 19.13
12 -51.049 1.25 20.32
13 -26.069 10.00 1.84666 23.8 20.38
14 -14.749 1.50 1.92286 18.9 23.72
15 -28.301 (可変) 26.32
16 -35.747 10.00 1.92286 18.9 27.08
17 -31.229 9.87 31.39
18 -28.123 3.81 1.92286 18.9 30.93
19 -221.952 0.20 35.39
20 148.083 6.90 1.89286 20.4 37.55
21 -77.186 18.70 38.70
像面 ∞

各種データ

焦点距離 101.03
Fナンバー 2.88
半画角(度) 12.09
像高 21.64
レンズ全長 130.45
BF 18.70

物体距離/倍率 無限 β=-0.18
d 9 14.80 2.50
d15 2.50 14.80

入射瞳位置 69.99
射出瞳位置 -91.25
前側主点位置 78.19
後側主点位置 -82.32

レンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 300.02 43.52 -231.76 -150.44
2 10 47.47 20.15 11.31 -1.21
3 16 -476.64 30.78 -52.99 -82.64

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 82.23
2 3 169.04
3 5 220.26
4 7 -27.04
5 10 -63.85
6 11 25.24
7 13 28.55
8 14 -35.25
9 16 129.83
10 18 -35.23
11 20 57.66



(数値データ5)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd 有効径
1 82.618 6.81 1.49700 81.5 46.72
2 539.692 0.20 45.96
3 31.622 7.96 1.80100 35.0 43.84
4 77.910 0.20 42.00
5 32.625 6.97 1.59522 67.7 37.85
6 111.289 0.95 34.86
7 125.138 3.10 2.00069 25.5 33.25
8 20.409 8.00 26.29
9(絞り) ∞ (可変) 24.75
10 -25.433 1.50 1.83481 42.7 17.20
11 33.936 6.92 1.95375 32.3 17.54
12 -27.879 3.13 17.74
13 -20.578 8.84 1.85896 22.7 17.81
14 -29.755 -0.00 22.67
15 48.921 8.66 1.63930 44.9 23.98
16 -22.666 1.50 1.95906 17.5 24.01
17 -40.162 (可変) 24.63
18 -38.479 3.49 1.95906 17.5 24.10
19 -28.718 0.20 24.66
20 -38.433 2.00 1.95906 17.5 24.10
21 -56.187 1.56 24.28
22 -26.989 2.00 1.88300 40.8 24.28
23 1512.184 1.20 25.83
24 -73.249 5.38 1.84666 23.8 25.83
25 -27.607 14.96 27.30
像面 ∞

各種データ

焦点距離 96.24
Fナンバー 2.06
半画角(度) 8.08
像高 13.66
レンズ全長 115.28
BF 14.96

物体距離/倍率 無限 β=-0.15
d 9 17.25 7.58
d17 2.50 12.17

入射瞳位置 51.02
射出瞳位置 -193.50
前側主点位置 102.83
後側主点位置 -81.27

レンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 109.97 34.19 -52.71 -53.38
2 10 35.07 30.55 19.27 6.48
3 18 -134.56 15.83 -20.03 -35.64

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 195.32
2 3 61.73
3 5 75.06
4 7 -24.74
5 10 -17.22
6 11 16.97
7 13 -140.00
8 15 25.43
9 16 -56.63
10 18 100.47
11 20 -134.22
12 22 -30.01
13 24 49.64



(数値データ6)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd 有効径
1 103.121 3.00 1.64000 60.1 45.37
2 261.189 0.20 44.86
3 35.803 6.68 1.91650 31.6 43.69
4 87.593 0.20 42.27
5 34.598 6.84 1.59522 67.7 38.55
6 124.622 0.08 35.91
7 123.566 3.10 2.00069 25.5 35.75
8 23.032 8.36 29.06
9(絞り) ∞ (可変) 27.78
10 -122.038 1.50 1.48749 70.2 20.79
11 46.222 3.93 1.90525 35.0 22.29
12 -136.411 2.02 22.94
13 -29.972 9.27 1.92286 18.9 23.04
14 -40.828 2.14 28.69
15 411.500 10.00 1.60562 43.7 31.34
16 -26.184 1.50 1.89286 20.4 32.51
17 -43.950 (可変) 34.23
18 -109.086 5.67 1.92286 18.9 34.90
19 -40.879 2.79 35.59
20 -39.349 2.00 1.92286 18.9 34.18
21 -161.276 2.74 35.32
22 -43.855 2.00 1.58144 40.8 35.32
23 72.847 0.16 39.24
24 77.356 6.50 2.00100 29.1 39.24
25 -259.432 8.00 40.07
像面 ∞

各種データ

焦点距離 84.05
Fナンバー 1.86
半画角(度) 14.43
像高 21.64
レンズ全長 109.05
BF 8.00

物体距離/倍率 無限 β=-0.53
d 9 17.87 2.50
d17 2.50 38.44

入射瞳位置 36.83
射出瞳位置 -68.98
前側主点位置 29.12
後側主点位置 -76.05

レンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 122.13 28.46 -43.33 -48.40
2 10 60.02 30.35 18.74 0.20
3 18 -147.46 21.87 5.56 -8.79

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 264.28
2 3 62.23
3 5 78.25
4 7 -28.73
5 10 -68.57
6 11 38.53
7 13 -206.94
8 15 41.00
9 16 -75.55
10 18 68.13
11 20 -56.85
12 22 -46.79
13 24 60.11



(数値データ7)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd 有効径
1 59.480 4.59 1.72916 54.7 45.12
2 166.495 0.20 44.56
3 43.260 5.75 2.00100 29.1 42.85
4 68.394 0.20 40.51
5 42.263 6.45 1.59522 67.7 38.87
6 130.366 1.20 36.09
7 134.160 3.10 1.85478 24.8 34.54
8 23.915 8.06 28.91
9(絞り) ∞ (可変) 27.91
10 -98.374 1.50 1.54814 45.8 22.01
11 34.720 5.75 1.88300 40.8 24.13
12 -68.439 1.26 24.90
13 -36.440 10.00 1.68893 31.1 24.95
14 -21.165 1.50 1.85896 22.7 28.05
15 -36.137 (可変) 30.02
16 -42.178 3.72 1.85478 24.8 30.78
17 -33.282 9.93 32.04
18 -28.726 2.00 1.92119 24.0 32.22
19 -80.345 -0.00 35.34
20 6601.279 2.00 1.62004 36.3 36.93
21 51.153 10.00 2.00100 29.1 39.72
22 -246.571 (可変) 40.73
像面 ∞

各種データ

焦点距離 84.05
Fナンバー 1.86
半画角(度) 14.43
像高 21.64
レンズ全長 109.68
BF 10.44

物体距離/倍率 無限 β=-0.19
d 9 19.53 2.59
d15 2.50 21.76
d22 10.44 8.13

入射瞳位置 37.91
射出瞳位置 -76.06
前側主点位置 40.28
後側主点位置 -73.61

レンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 142.66 29.54 -51.54 -54.98
2 10 70.59 20.01 11.49 -0.89
3 16 -700.31 27.65 -12.88 -33.03

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 124.66
2 3 105.53
3 5 102.27
4 7 -34.49
5 10 -46.63
6 11 26.79
7 13 57.84
8 14 -62.36
9 16 154.76
10 18 -49.46
11 20 -83.15
12 21 43.04



SP 開口絞り
IP 像面
L1 第1レンズ群
L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群

Claims (13)

  1. 物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、負の屈折力の第3レンズ群からなり、
    フォーカシングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化する光学系において、
    無限遠から近距離へのフォーカシングに際して前記第2レンズ群は物体側へ移動し、
    前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記第2レンズ群の焦点距離をf2、無限遠に合焦しているときの前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の合成焦点距離をf12、バックフォーカスをSkとするとき、
    7.0<f1/Sk<20.0
    0.8<f12/f2<2.5
    なる条件式を満足することを特徴とする光学系。
  2. 無限遠にフォーカスしているときの前記第2レンズ群の横倍率をβ2、無限遠にフォーカスしているときの前記第3レンズ群の横倍率をβ3とするとき、
    0.5<(1−β2)×β3<1.5
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
  3. 前記第3レンズ群の焦点距離をf3とするとき、
    −16.0<f3/f2<−1.5
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の光学系。
  4. 前記第3レンズ群の焦点距離をf3とするとき、
    −1.20<f1/f3<−0.10
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光学系。
  5. 前記第1レンズ群のレンズ群の厚みをD1、前記第2レンズ群のレンズ群の厚みをD2とするとき、
    0.1<D1/D2<20.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光学系。
  6. 前記光学系の焦点距離をfとするとき、
    5.0<f/Sk<15.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光学系。
  7. 無限遠にフォーカスしているときの前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の間隔をD12とするとき、
    1.0<f2/D12<4.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の光学系。
  8. 無限遠にフォーカスしているときの前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の間隔をD12、無限遠にフォーカスしているときの前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の間隔をD23とするとき、
    4.0<D12/D23<20.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の光学系。
  9. 前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の間に開口絞りを有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の光学系。
  10. フォーカシングに際して前記第1レンズ群と前記第3レンズ群は不動であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の光学系。
  11. 無限遠から近距離へのフォーカシングに際して前記第1レンズ群は物体側へ移動することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の光学系。
  12. 無限遠から近距離へのフォーカシングに際して前記第3レンズ群は像側へ移動することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の光学系。
  13. 請求項1乃至12のいずれか1項に記載の光学系と、該光学系によって形成される像を受光する撮像素子とを備えることを特徴とする撮像装置。
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