JP2020051915A - 光学測定装置および光学測定方法 - Google Patents
光学測定装置および光学測定方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020051915A JP2020051915A JP2018182081A JP2018182081A JP2020051915A JP 2020051915 A JP2020051915 A JP 2020051915A JP 2018182081 A JP2018182081 A JP 2018182081A JP 2018182081 A JP2018182081 A JP 2018182081A JP 2020051915 A JP2020051915 A JP 2020051915A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample container
- light
- sample
- measurement
- light guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Ceased
Links
Images
Landscapes
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Optical Measuring Cells (AREA)
Abstract
Description
抽出液と反応試薬とを混合する際には、例えば特許文献1が開示する簡易分析具(パックテスト(登録商標))を用いることができる。この簡易分析具は、透視可能な密封容器内に反応試薬が封入され、当該密封容器の内外を貫通して引き抜き可能な紐状の栓部材が備えられてなる試料容器である。栓部材を引き抜いた貫通穴からスポイトの要領で検出液(抽出液)を吸引することで、密封容器内において検出液(抽出液)と反応試薬とを混合させることができる。
従来、簡易分析具内の測定試料の濃度測定においては、当該測定試料を別途ガラス等からなるセルに移し、吸光光度計でセル内の測定試料の吸光度を測定していた。しかしながら、この場合、測定試料を簡易分析具からセルに移す必要があるため、手間がかかっていた。
そこで、測定試料を簡易分析具から取り出すことなく吸光度を測定する濃度分析装置として、例えば特許文献2に記載の技術がある。この技術は、測定試料を内部に収容する簡易分析具(パックテスト)を装置内部に設置し、簡易分析具の測定試料が収容されている部分に光を通過させて吸光度を測定する技術である。この濃度分析装置では、押圧手段により可撓性の試料容器である簡易分析具を押圧することにより、当該簡易分析具を変形させ、光路長を一定の長さに調整するようにしている。
簡易分析具の表面に凹凸部分が生じていると、当該表面を通過する光の一部が散乱し、その散乱度合によって透過光強度のばらつきが生じ、結果として測定結果がばらついてしまう。
この場合、試料容器保持部は、試料容器が有する円筒領域を、断面の円形状または略円形状を保って保持することができる。また、試料容器保持部の先端部を、試料容器収容部の軸を中心とする同心円上に配置することで、試料容器の軸が試料容器収容部の軸に一致するように試料容器を適切に位置決めすることができる。
この場合、試料容器の円筒領域を変形させずに適切に保持することができ、測定光路長をほぼ一定に保つことができる。
また、上記の光学測定装置において、前記試料容器収容部の前記凹部は、前記挿入方向に対して直交する方向の断面形状が、楕円形状であってもよい。この場合、試料容器収容部は、円筒領域と断面が楕円形状である変形領域とを有する試料容器を適切に収容することができる。また、試料容器収容部は、試料容器を挿入する際の試料容器の回転を規制することができる。つまり、試料容器が螺旋状に試料容器収容部へ挿入されることを防止し、試料容器の光通過表面が試料容器保持部に接触してしまうことを防止することができる。
また、上記の光学測定装置において、前記試料容器収容部は、前記試料容器を、当該試料容器の長手方向が鉛直方向となる姿勢で収容してもよい。この場合、試料容器内における光路上に空気層が介入されることを抑制することができる。試料容器内に試料容器の内容積と等しい体積量の測定試料が収容されていない場合、試料容器を水平配置すると、測定試料と空気との境界層が光路に入ってしまうおそれがある。試料容器を鉛直配置することで、上記境界層が光路に入ることを抑制し、測定試料の光学測定を適切に行うことができる。
さらに、上記の光学測定装置は、前記蓋部の内側の作業者が視認可能な位置に、前記試料容器収容部に対する前記試料容器の挿入姿勢を注意喚起する情報を表示する表示部を備えていてもよい。この場合、作業者は、試料容器を適切な姿勢で試料容器収容部へ挿入することができる。
さらに、上記の光学測定装置は、前記第2の導光路の開口を塞ぐ、前記測定試料を透過する光に対して透明な窓部が設けられていてもよい。この場合、試料容器から測定試料が漏れ出た場合であっても、測定試料が第2の導光路を通って測定部に到達することを防止することができ、測定結果の不具合を回避することができる。
この場合、導光路と遮光部との界面における光の反射や散乱を抑制することができる。したがって、より効果的に迷光による測定誤差を抑制することができる。
これにより、可撓性の試料容器の表面の光透過部分を擦ることなく、また、当該光透過部分の光路長をほぼ一定に維持して、測定試料に対する光学測定を行うことができる。したがって、測定試料の光学測定を容易かつ高精度に行うことができる。
図1は、本実施形態における光学測定装置100の概略構成図である。
光学測定装置100は、筐体11と、筐体11の上に設けられる蓋部12と、を備える。筐体11の上部には、試料容器30を装脱着するための凹部11aが設けられている。この凹部11aの中央部には、さらに試料容器30を収容するための凹部である試料容器収容部13が設けられている。試料容器収容部13は、試料容器30の長手方向が鉛直方向に延びる姿勢で試料容器30を収容する。つまり、試料容器30は、長手方向が鉛直方向に延びる姿勢で試料容器収容部13の上部から挿入され、試料容器収容部13に収容される。
また、光学測定装置100は、試料容器収容部13に収容された試料容器30を保持するとともに、試料容器30を試料容器収容部13の所定の位置に位置決めするための試料容器保持部14を備える。試料容器保持部14は、後述する図4に示すように、試料容器収容部13の凹部の内壁から突出するように設けられている。試料容器保持部14については後で詳述する。
試料容器30は、透視可能で可撓性を有する樹脂からなる円筒チューブ状の本体部31と、本体部31の両端部をそれぞれ熱融着等により圧着封止(ピンチシール)した耳部32と、を備える。このように、試料容器30は、長手方向両端部が圧着封止されている。そのため、試料容器30の長手方向両端部(耳部32近傍)の断面形状は楕円形状に変形している。一方、試料容器30の長手方向中央部およびその近傍は、耳部32の封止構造の影響を受けない。そのため、試料容器30の長手方向中央部およびその近傍の断面形状は、円形状または略円形状である。つまり、試料容器30は、長手方向中央部およびその近傍の円筒領域30aと、耳部近傍の変形領域30bと、を有する。
ここで、上記検出液は、例えば、畑土壌に水(精製水)を加えて、畑土壌に蓄積されているリン酸、畑土壌可給態窒素、硝酸態窒素といった分析対象を抽出した抽出液とすることができる。この検出液(抽出液)に試薬を添加し、抽出液と試薬との混合液の濃度を測定することで、畑土壌の養分状態を分析することができる。
試料容器30としては、例えば、株式会社共立理化学研究所製のパックテストを用いることができる。なお、試料容器30は、上記パックテストに限定されるものではない。試料容器30は、透視可能で可撓性を有するチューブ状の容器であればよい。試料容器30は、例えば、片側のみが圧着封止された構造であってもよい。
光源部21aは、光を放出する投光部である。センサ部21bは、光を受光する受光部である。光源部21aは、例えば発光ダイオード(LED)であり、センサ部21bは、例えばRGBカラーセンサ等の受光センサである。光源部21aおよびセンサ部21bには、給電部15から電力が供給される。また、光源部21aは、制御部16によって、当該光源部21aから放出される光の光強度が調整制御され、センサ部21bは、制御部16によって、センサ感度が調整制御される。
また、制御部16は、通信部17を制御して、センサ部21bから送出される光強度情報を外部に通信することができる。
第1の導光ユニット22aは、投光用導光路(第1の導光路)23aと、投光用導光路23aを包囲する光吸収性材料からなる遮光部(第1の遮光部)24aと、を備える。ここで、遮光部24aは、光吸収部材が分散された光透過特性を有する樹脂とすることができる。例えば、遮光部24aは、カーボンブラックやカーボンナノチューブなどが分散された、黒色のポロジメチルシロキサン(PDMS)などのシリコーン樹脂であってよい。また、投光用導光路23aは、遮光部24aを貫通する空洞部である。
つまり、光源部21aから放出され、試料容器30に収容された測定試料40等を通過して試料容器30の光出射面から出射された光は、受光用導光路23bを通過してセンサ部21bに入射される。
なお、窓部25の構成は、受光用導光路23bの開口を塞ぐ構成であればよく、図1に示す構成に限定されない。
本実施形態では、光源部21aおよびセンサ部21bを、それぞれ第1の導光ユニット22aおよび第2の導光ユニット22b内に配置する。そのため、導光路23a、23bへのノイズ光(迷光)の侵入を抑制し、光学測定の測定結果に対するノイズ光(迷光)の影響を抑制することが可能である。
また、本実施形態では、導光路23a、23bをそれぞれ光吸収性材料からなる遮光部24a、24bにより包囲する。導光路23a、23bに侵入するノイズ光のうち、導光路23a、23bの光軸と同方向に進む成分は非常に少なく、大部分は、導光路23a、23bと遮光部24a、24bとの界面から遮光部24a、24bへと入射する。このとき、遮光部24a、24bへ入射した迷光は、遮光部24a、24bが含有する光吸収部材により吸収される。したがって、光学測定の測定結果に対するノイズ光(迷光)の影響を効果的に抑制することが可能である。
ここで、導光路23a、23bを構成する透明な樹脂と、遮光部24a、24bを構成する顔料を含有する樹脂との材質を同じにすると、上記両樹脂の屈折率が同じであるので、当該両樹脂の界面での反射および散乱が抑制される。すなわち、この場合、導光路23a、23bが空洞である場合と同様に、遮光部24a、24bへ入射した迷光は遮光部24a、24bが含有する上記顔料により吸収されるが、さらに、導光路23a、23bと遮光部24a、24bとの界面での反射および散乱が抑制されるので、遮光部24a、24bへ入射した迷光は導光路23a、23bにはほとんど戻らない。よって、迷光の複雑な多重反射がほとんど発生しない。
上述したように、試料容器30は、長手方向中央部およびその近傍に円筒領域30aを有する。試料容器30の個々の形状、特に円筒領域30aの形状の製造ばらつきが小さい場合、円筒領域30aを押圧することなく断面形状を保ったまま試料容器収容部13における導光路23a、23bの光軸上に位置決めすれば、試料容器30内の測定試料40を通過する光の光路長をほぼ一定とすることができる。
試料容器収容部13は、鉛直方向に直交する方向の断面形状が楕円形状となっている。試料容器収容部13の断面である楕円形状は、試料容器30の変形領域30bの断面形状に対応した形状であり、試料容器30が収容可能で且つ試料容器30が試料容器収容部13内で回転不可能な大きさに設定される。そして、その試料容器収容部13の内壁から、試料容器収容部13の中心軸に向けて複数(本実施形態では4つ)の試料容器保持部14が突出している。試料容器保持部14の先端部は、試料容器収容部13の軸を中心とする同心円上に配置されており、試料容器保持部14は、当該先端部で、試料容器30における断面が円形状または略円形状である円筒領域30aの表面を保持する。
この凹凸部分が、試料容器30の光入射面や光出射面に生じていると、試料容器30の表面を通過する光の一部が散乱し、その散乱度合によって透過光強度のばらつきが生じ、結果として測定結果がばらついてしまう。
上記のように試料容器保持部14によって試料容器30を保持することにより、試料容器30の円筒領域30aであって、液体状の測定試料40が収容されている部分は、試料容器収容部13内の光軸L上で位置決めされる。このとき、上記の光軸Lを含む面における試料容器30の断面形状は、円形状または略円形状を維持する。つまり、試料容器30における光路長をほぼ一定とすることができる。
また、試料容器収容部13および試料容器保持部14は、例えばABS樹脂により構成されている。例えば、試料容器収容部13および試料容器保持部14は、射出成形により一体的に構成することができる。この場合、試料容器保持部14および試料容器収容部13は、先端部に向けて外径が小さくなるよう抜き勾配が設けられる。なお、試料容器収容部13と試料容器保持部14とは、別体であってもよい。
なお、蓋部11は、必ずしも設ける必要はない。本実施形態では、第1の導光ユニット22aおよび第2の導光ユニット22bにおいて、導光路23a、23bは遮蔽部24a、24bによりそれぞれ包囲されているため、蓋部11を省略しても迷光の影響は抑制される。
そこで、この試料容器30の試料容器収容部13に対する挿入姿勢について、作業者に注意を喚起するために、図1に示すように蓋部12の内側に注意事項を表示する表示部12aを設けてもよい。表示部12aに表示する内容は、例えば「試料容器30の上下を確認してください」などとすることができる。
このように、可撓性の試料容器30を試料容器収容部13の所定の位置に位置決めすることができるので、光学測定に際し、測定試料30を例えばガラス等からなるセルに別途移し替える必要がなく、測定試料40の光学測定を容易に行うことができる。また、試料容器30を試料容器収容部13に挿入する過程において、試料容器保持部14は、試料容器30の光通過表面に接触しない。そのため、可撓性の試料容器30の光通過表面に、摩擦による凹凸部分が生じることもない。したがって、当該凹凸部分における光の散乱に起因する測定結果のばらつきを抑制し、測定試料の光学測定を高精度に行うことができる。
したがって、試料容器保持部14は、試料容器30の円筒領域30aを変形させずに適切に保持し、光軸L上に位置決めすることができる。そのため、測定光路長をほぼ一定に保つことができる。
以上のように、本実施形態における光学測定装置100は、測定試料40の光学測定を容易かつ高精度に行うことができる。
上記実施形態においては、光学測定装置100は、4つの試料容器保持部14により試料容器30を保持する場合について説明したが、試料容器保持部14の個数は4つに限定されない。試料容器保持部14は、3つ以上であれば、試料容器30を適切に位置決めすることが可能である。
また、上記実施形態においては、試料容器保持部14が、試料容器30の長手方向に沿って延びる構造である場合について説明したが、試料容器保持部14の形状は上記に限定されない。例えば、試料容器保持部14は、試料容器30の円筒領域30aを、試料容器30の長手方向に離間して複数箇所で接触して保持してよい。この場合にも、試料容器30の円筒領域30aを変形させずに適切に保持することができ、測定光路長をほぼ一定に保つことができる。また、図1においては、長手方向に延びる試料容器保持部14の下側の一端は、試料容器保持部13の底面まで延びているが、これに限るものではない。すなわち、試料容器保持部14は、試料容器30の円筒領域30aと接触して当該試料容器30を保持すればよく、例えば上記下側の一端は試料容器保持部13の底面まで延びていなくてもよい。
さらに、上記実施形態においては、光学測定装置100は、光学測定として吸光度測定を行う場合について説明したが、蛍光、化学蛍光、蛍光偏光等の光学的性質を測定することも可能である。
Claims (14)
- 筐体と、
前記筐体内に設けられ、測定試料を収容する可撓性の試料容器を収容する凹部である試料容器収容部と、
前記筐体内において光を放出する光源部と、
前記筐体内において、前記光源部から放出され前記測定試料を透過した光の光強度を測定する測定部と、
前記光源部から放出された光を前記測定試料へ導光する第1の導光路と、前記第1の導光路を包囲する光吸収性材料からなる第1の遮光部と、前記測定試料を透過した光を前記測定部へ導光する第2の導光路と、前記第2の導光路を包囲する光吸収性材料からなる第2の遮光部と、を有する導光部と、
前記試料容器収容部の前記凹部の内壁から突出し、前記試料容器を前記試料容器収容部の所定の位置に位置決めする試料容器保持部と、を備え、
前記試料容器保持部は、
前記試料容器収容部に対する前記試料容器の挿入方向から見て、前記第1の導光路および前記第2の導光路を通過する光の光軸から離れた位置に設けられていると共に、少なくとも前記挿入方向に対して直交する面のうち、前記光軸を含む面内に設けられていることを特徴とする光学測定装置。 - 前記試料容器保持部は、その先端部が、前記試料容器収容部の軸を中心とする同心円上に配置され、断面が円形状または略円形状である円筒領域を有する前記試料容器の当該円筒領域を保持することを特徴とする請求項1に記載の光学測定装置。
- 前記試料容器保持部は、
前記試料容器における前記円筒領域を、前記試料容器の長手方向に沿って接触して保持することを特徴とする請求項2に記載の光学測定装置。 - 前記試料容器保持部は、
前記試料容器における前記円筒領域を、前記試料容器の長手方向に離間して複数箇所で接触して保持することを特徴とする請求項2に記載の光学測定装置。 - 前記試料容器収容部の前記凹部は、
前記挿入方向に対して直交する方向の断面形状が、前記円筒領域に連続し断面が当該円筒領域とは異なる形状である変形領域の断面形状に対応した形状であることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の光学測定装置。 - 前記試料容器収容部の前記凹部は、
前記挿入方向に対して直交する方向の断面形状が、楕円形状であることを特徴とする請求項5に記載の光学測定装置。 - 前記試料容器保持部の先端部が、R形状であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の光学測定装置。
- 前記試料容器収容部は、
前記試料容器を、当該試料容器の長手方向が鉛直方向となる姿勢で収容していることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の光学測定装置。 - 前記試料容器収容部における前記試料容器の挿入口から前記試料容器収容部内への外光の入射を遮断する蓋部を備えることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の光学測定装置。
- 前記蓋部の内側の作業者が視認可能な位置に、前記試料容器収容部に対する前記試料容器の挿入姿勢を注意喚起する情報を表示する表示部を備えることを特徴とする請求項9に記載の光学測定装置。
- 前記第1の遮光部および前記第2の遮光部は、光吸収部材が分散されたシリコーン樹脂により構成され、
前記第1の導光路および前記第2の導光路は、空洞であることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の光学測定装置。 - 前記第2の導光路の開口を塞ぐ、前記測定試料を透過する光に対して透明な窓部が設けられていることを特徴とする請求項11に記載の光学測定装置。
- 前記第1の遮光部および前記第2の遮光部は、光吸収部材が分散されたシリコーン樹脂により構成され、
前記第1の導光路は、前記光源部から放出される光に対して透明なシリコーン樹脂により構成され、
前記第2の導光路は、前記測定試料を透過する光に対して透明なシリコーン樹脂により構成され、
前記第1の遮光部を構成する前記シリコーン樹脂と前記第1の導光路を構成する前記シリコーン樹脂とは材質が同一であり、前記記第2の遮光部を構成する前記シリコーン樹脂と前記第2の導光路を構成する前記シリコーン樹脂とは材質が同一であることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の光学測定装置。 - 測定試料を収容する可撓性の試料容器を試料容器収容部に収容する工程と、
光源部から光を放出し、光吸収性材料からなる第1の遮光部により包囲された第1の導光路を介して前記測定試料へ導光し、前記測定試料を透過した光を、光吸収性材料からなる第2の遮光部により包囲された前記第2の導光路を介して測定部へ導光し、当該測定部により光の光強度を測定する工程と、を含み、
前記試料容器を前記試料容器収容部に収容する工程では、
前記試料容器の表面のうち、前記光強度を測定する際に前記第1の導光路によって導光された光が透過する領域を擦らずに、前記試料容器を前記試料容器収容部に挿入し、当該試料容器を前記試料容器収容部の所定の位置に位置決めすることを特徴とする光学測定方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018182081A JP2020051915A (ja) | 2018-09-27 | 2018-09-27 | 光学測定装置および光学測定方法 |
CN201921506073.2U CN210690395U (zh) | 2018-09-27 | 2019-09-11 | 光学测定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018182081A JP2020051915A (ja) | 2018-09-27 | 2018-09-27 | 光学測定装置および光学測定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020051915A true JP2020051915A (ja) | 2020-04-02 |
Family
ID=69996742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018182081A Ceased JP2020051915A (ja) | 2018-09-27 | 2018-09-27 | 光学測定装置および光学測定方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020051915A (ja) |
CN (1) | CN210690395U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023002585A1 (ja) * | 2021-07-20 | 2023-01-26 | 株式会社日立ハイテク | 遠赤外分光装置、及び試料アダプター |
Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53104677U (ja) * | 1977-01-28 | 1978-08-23 | ||
JPS58131540A (ja) * | 1982-10-05 | 1983-08-05 | Olympus Optical Co Ltd | 化学分析用キユベツト |
JPH05302893A (ja) * | 1992-02-29 | 1993-11-16 | Shimadzu Corp | 微量液体試料の分光特性測定装置 |
JPH10206431A (ja) * | 1996-05-06 | 1998-08-07 | Helena Lab Corp | サンプル処理及び反応評価方法並びに分析装置 |
JPH10325838A (ja) * | 1997-05-23 | 1998-12-08 | Toa Medical Electronics Co Ltd | 光学的計測装置 |
JP2002510789A (ja) * | 1998-04-02 | 2002-04-09 | アクゾ・ノベル・エヌ・ベー | 容器ホルダー反射率フラグ |
JP2005351672A (ja) * | 2004-06-08 | 2005-12-22 | Oki Joho Systems:Kk | 試験用セルおよびそれを使用する蛍光発光測定装置 |
JP2014071084A (ja) * | 2012-10-01 | 2014-04-21 | Ushio Inc | 蛍光光度計及び蛍光測定キット |
JP2014095634A (ja) * | 2012-11-09 | 2014-05-22 | Osaka City Univ | 光電気化学セル及び光電気化学測定装置 |
JP2016538548A (ja) * | 2013-11-18 | 2016-12-08 | ゾエティス・サービシーズ・エルエルシー | 卵の生存を決定するための非接触型卵識別システム、及び関連した方法 |
WO2017073196A1 (ja) * | 2015-10-27 | 2017-05-04 | ウシオ電機株式会社 | 光測定装置 |
JP2018017642A (ja) * | 2016-07-29 | 2018-02-01 | ウシオ電機株式会社 | 流体測定装置および流体測定方法 |
-
2018
- 2018-09-27 JP JP2018182081A patent/JP2020051915A/ja not_active Ceased
-
2019
- 2019-09-11 CN CN201921506073.2U patent/CN210690395U/zh active Active
Patent Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53104677U (ja) * | 1977-01-28 | 1978-08-23 | ||
JPS58131540A (ja) * | 1982-10-05 | 1983-08-05 | Olympus Optical Co Ltd | 化学分析用キユベツト |
JPH05302893A (ja) * | 1992-02-29 | 1993-11-16 | Shimadzu Corp | 微量液体試料の分光特性測定装置 |
JPH10206431A (ja) * | 1996-05-06 | 1998-08-07 | Helena Lab Corp | サンプル処理及び反応評価方法並びに分析装置 |
JPH10325838A (ja) * | 1997-05-23 | 1998-12-08 | Toa Medical Electronics Co Ltd | 光学的計測装置 |
JP2002510789A (ja) * | 1998-04-02 | 2002-04-09 | アクゾ・ノベル・エヌ・ベー | 容器ホルダー反射率フラグ |
JP2005351672A (ja) * | 2004-06-08 | 2005-12-22 | Oki Joho Systems:Kk | 試験用セルおよびそれを使用する蛍光発光測定装置 |
JP2014071084A (ja) * | 2012-10-01 | 2014-04-21 | Ushio Inc | 蛍光光度計及び蛍光測定キット |
JP2014095634A (ja) * | 2012-11-09 | 2014-05-22 | Osaka City Univ | 光電気化学セル及び光電気化学測定装置 |
JP2016538548A (ja) * | 2013-11-18 | 2016-12-08 | ゾエティス・サービシーズ・エルエルシー | 卵の生存を決定するための非接触型卵識別システム、及び関連した方法 |
WO2017073196A1 (ja) * | 2015-10-27 | 2017-05-04 | ウシオ電機株式会社 | 光測定装置 |
JP2018017642A (ja) * | 2016-07-29 | 2018-02-01 | ウシオ電機株式会社 | 流体測定装置および流体測定方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023002585A1 (ja) * | 2021-07-20 | 2023-01-26 | 株式会社日立ハイテク | 遠赤外分光装置、及び試料アダプター |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN210690395U (zh) | 2020-06-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2019049538A5 (ja) | ||
US20150109608A1 (en) | Device and method for measuring hemoglobin | |
IL266105B1 (en) | Element for holding a sample, analysis system and method for liquid analysis, especially of cooling lubricant emulsion | |
JP2020051915A (ja) | 光学測定装置および光学測定方法 | |
US20110149286A1 (en) | Liquid core waveguide assembly and detecting system including the same | |
JP2008116314A (ja) | 微少量液体測定装置 | |
US20180217052A1 (en) | Optical measuring device | |
EP3123940B1 (en) | Fluorescent light sensor | |
JP5559646B2 (ja) | 液体センサ | |
JP2012063328A (ja) | 液体センサ | |
JP2007502997A (ja) | 物質の連続決定のための装置 | |
ES2956109T3 (es) | Analizador | |
KR101732875B1 (ko) | 스마트폰을 이용한 바이오센서 측정장치 | |
JP5792489B2 (ja) | 光導波路センサ、光導波路センサの製造方法及び光導波路センサ計測システム | |
US11313798B2 (en) | Optical measuring device, light guide member, and optical measuring method | |
JP2020201140A (ja) | 吸光度計 | |
JP2009103480A (ja) | マイクロプレートリーダー | |
US20210381969A1 (en) | Bioprocess container having an optical measuring device | |
US20160305880A1 (en) | Messgerãt | |
JP7425428B2 (ja) | 光学測定器用サンプルホルダおよび光学測定器 | |
US11953423B1 (en) | Cartridges for liquid samples | |
US20240210323A1 (en) | Measurement chamber extension for spectrophotometric characterization of a sterile liquid in a polymer container by nir- or raman-spectrophotometry | |
US10948345B2 (en) | Handheld laser fluorescence spectrum probe assembly | |
JP2005106784A (ja) | 比色計等の測定セルおよびその使用方法 | |
CN212483329U (zh) | 光检测装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210922 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220607 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220614 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220803 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221108 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221227 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230207 |
|
A045 | Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment] |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045 Effective date: 20230627 |