JP2020051657A - 換気装置 - Google Patents

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秀直 平沢
Hidenao Hirasawa
秀直 平沢
真二郎 野間
Shinjiro Noma
真二郎 野間
稲垣 純
Jun Inagaki
純 稲垣
島戸 孝明
Takaaki Shimado
孝明 島戸
由浩 辻
Yoshihiro Tsuji
由浩 辻
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Abstract

【課題】室内の蚊を除去する換気装置において、光源では十分に誘引することのできなかった蚊を誘引・捕集でき、換気装置本体や周辺への汚染を防ぐことのできる換気装置を提供することを目的とする。【解決手段】吸込口5と、吐出口6と、吸込口5から吐出口6へ連通する風路7と、風路7の内部において室内側から室外側へ向かう気流を発生させるための送風ファン8と、送風ファン8を駆動させるファン駆動用モータ9と、防虫および防塵用のネット12と、ネット12の汚れを掃除するための掃除ブラシ10と、掃除ブラシ10を駆動させるためのブラシ駆動用モータ11と、ブラシ駆動用モータ11を格納する前面枠体3と、落下する蚊を受け止めるための回収箱13から構成され、掃除ブラシ10が柔軟性の異なる複数の種類の毛体で構成されたことを特徴とし、ネット12に捕集した蚊を脱離して回収する。【選択図】図1

Description

本発明は、室内空気を屋外へ排出する換気装置において、室内の蚊を捕集する換気装置に関するものである。
従来、この種の蚊を誘引し屋外へ捕獲する装置としては、吸込口付近に蚊を誘引するための光源を備えた換気装置が知られている。すなわち、図7に示すように、吸込口101内部に誘引部102として光源を備え、誘引部に近付いた蚊を、風路内のモータ103および送風ファン104を用いて発生させた気流で本体内に吸込み、排出するための換気装置であった(例えば特許文献1参照)。
特開平10−227503号公報
このような従来の装置においては、ファンを搭載した換気装置に蚊を誘引すると、一部の蚊はファンと衝突するためファンを通過できず、前面に弾き飛ばされて換気装置周辺に死骸が散乱したり、ファンに死骸が付着したりといった問題があり、頻繁に掃除やメンテナンスを行う必要があるという課題があった。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、蚊を誘引・捕集した蚊の死骸による換気装置本体や周辺への汚染を防ぐことができ、なおかつ、人の手による掃除やメンテナンスを不要とする換気装置を提供することを目的としている。
そして、この目的を達成するために、本発明に係る換気装置は、室内側に設けられる吸込口と、室外側に設けられる吐出口と、前記吸込口から吐出口を通貫する風路と、前記風路内の室内側から室外側へ向かう気流を発生させる送風ファンと、前記送風ファンを駆動させるためのファン駆動用モータと、殺虫成分を含有または担持させた繊維で構成し、前記吸込口を覆うように配置したネットと、前記ネットに付着した汚れを除去する掃除ブラシと、前記掃除ブラシを駆動させるブラシ駆動用モータと、前記ネットの下方に蚊を受け止めるための回収箱を備え、前記掃除ブラシが柔軟性の異なる複数の種類の毛体で構成されたことを特徴とする換気装置であり、これにより所期の目標を達成するものである。
本発明によれば、室内側に設けられる吸込口と、室外側に設けられる吐出口と、前記吸込口から吐出口を通貫する風路と、前記風路内の室内側から室外側へ向かう気流を発生させる送風ファンと、前記送風ファンを駆動させるためのファン駆動用モータと、殺虫成分を含有または担持させた繊維で構成し、前記吸込口を覆うように配置したネットと、前記ネットに付着した汚れを除去する掃除ブラシと、前記掃除ブラシを駆動させるブラシ駆動用モータと、前記ネットの下方に蚊を受け止めるための回収箱を備え、前記掃除ブラシが柔軟性の異なる複数の種類の毛で構成されていることにより、ネットが蚊を捕獲して、ファンに蚊が衝突して汚染することを防ぎ、また、ネットで捕集した蚊が掃除ブラシで除去されることで、人の手を煩わすことなく、ネットの目詰まりを防いで清潔性および換気装置の性能を維持することができる。
本発明の実施の形態1の換気装置を示す側面断面図 本発明の実施の形態1の換気装置を示す斜視図 本発明の実施の形態1の前面枠体と掃除ブラシを示す側面断面図 本発明の実施の形態1の前面枠体と回収箱を示す斜視図 本発明の実施の形態1の掃除ブラシとネットを示す上面図 本発明の実施の形態2の掃除ブラシを示す斜視図 従来の蚊排出換気装置を示す側面断面図
本発明の請求項1に係る換気装置は、室内側に設けられる吸込口と、室外側に設けられる吐出口と、前記吸込口から前記吐出口を通貫する風路と、前記風路内の室内側から室外側へ向かう気流を発生させる送風ファンと、送風ファンを駆動させるためのファン駆動用モータと、殺虫成分を含有または担持させた繊維で構成し、前記吸込口を覆うように配置したネットと、前記ネットを自動で掃除するための掃除ブラシと、前記掃除ブラシを左右または上下に移動させるためのブラシ駆動用モータと、前記ネットの下方に蚊の回収箱を備え、前記掃除ブラシが、柔軟性の異なる複数の種類の毛体で構成されたことを特徴とする。
この構成の換気装置は、吸込口の前面に、吸込口を覆うようにネットを設けたことにより、送風ファンがもたらす気流とともに室内から室外へ排出される蚊を、ネットで捕獲するため、ネットの下流側にあるファンや風路の内壁などが、蚊の衝突によって汚染されることを防止する効果がある。
また、ネットの繊維に殺虫成分を含有または担持させたことにより、ひとたびネットに捕集した蚊が再び飛翔する前に衰弱させてその場にとどめておくこともできる。
また、ブラシ駆動モータの動力によって移動する掃除ブラシをネットの前面側に設け、掃除ブラシがネットの前面に常に接触した状態を保ちながら水平方向または垂直方向に移動する仕組みを有することで、ネットに付着した蚊を砂塵などの汚れとともに脱離させて回収することができるので、ネットの清潔性と換気装置の機能を維持する効果が得られる。
特に、掃除ブラシは柔らかい毛を持つ帯状の層と、硬い毛を持つ帯状の層を重ねた構成であり、掃除ブラシが移動するときの進行方向側に柔らかい毛体の層を配し、その層の背後に硬い毛体の層を配することで、ネットに付着する汚れに対して最初に柔らかい毛体の層が接触するものである。蚊の体長はネットの網目寸法に対して十分に大きいため、蚊はネットに捕集させるとき、ネットの細密な格子の開口部に入り込むよりも、ネットの表面上に留まる傾向がある。そのような表面上の蚊に対して硬い毛体による強い力を与えると、蚊を格子の開口部に押し込んだり、ネットの繊維に押し付けて蚊を損壊したりして、蚊がネットから脱離するのを妨げるという不都合が生じる可能性がある。移動する掃除ブラシの進行方向側に柔らかい毛体を配置すれば、そのような不都合を回避する効果が期待できる。
また、柔らかい毛体の層の後ろに硬い毛体の層を設けることで、ネットの繊維上または、格子の開口部に詰まった砂塵など、柔らかい毛体の力では取り除くことが困難だった汚れに対して、より強い力を与えられるため、汚れの除去効果をさらに高めることができる。
また、請求項2に係る換気装置は、掃除ブラシが、回転の中心軸となる支持体を有し、前記支持体の外周面上に、帯状の毛体が前記支持体の円周方向に関して一定間隔で根付いて、各帯状の毛体の先端が放射状に外向きになるように配列して成り、各毛体が、柔らかい毛体の層と硬い毛体の層を重ね合わせた構成であることを特徴とする。
この構成により、掃除ブラシがネットの前面を左右または上下に移動するときに掃除ブラシの支持体を中心軸として回転させることで、掃除ブラシの毛先とネットの間に蚊を挟み込むことなく、ネットの前方へ連続的にはじき出す作用を持ち、より効果的に蚊をネットから除去することができる。
また、請求項3に係る換気装置は、ネットに含まれる殺虫成分がピレスロイド系殺虫成分である構成にしても良い。
ピレスロイド系殺虫成分は速効性の殺虫成分であるため、蚊が短時間でもネットに止まることで蚊を死亡またはノックダウンさせることが可能であり、換気装置の運転を停止した際でも蚊がネット上や回収箱内から再度室内側へと飛翔することを防ぐことができる。また、ピレスロイド系の殺虫成分は哺乳類や鳥類への毒性が極めて低く、ヒトやペットなどが接触しても影響が小さいため、ネットの掃除や交換といったメンテナンス作業を安全に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1、図2は本実施の形態における換気装置の図である。図1は換気装置を示す側面断面図、図2は換気装置を示す斜視図である。図3は、本実施の形態における前面枠体と掃除ブラシの側面断面図である。図4は、本実施の形態における前面枠体と回収箱の斜視図である。図5は、本実施の形態における掃除ブラシとネットの上面図である。
本実施の形態の換気装置1は、図1に示すように部屋の壁面を貫通して取り付けられている。
換気装置1は、筐体2とその前面を覆う前面枠体3とから構成されている。
筐体2は、住宅の壁面4を貫通する筒体もしくは箱体である。室内側に配置される筐体2の一端は吸込口5を有し、室外側に配置される他端は吐出口6を有している。
筐体2の内部には、吸込口5から吐出口6へ連通する風路7と、風路7内に配置した送風ファン8と、ファン駆動用モータ9を備えている。
送風ファン8は、風路7の内部において室内側から室外側へ向かう気流を発生させるものである。ファン駆動用モータ9は、送風ファン8を駆動させるものである。ファン駆動用モータ9とファン駆動用モータ9の軸に取り付けられた送風ファン8は、換気装置1の運転時に室内側から室外側へと向かう空気流を形成するものである。送風ファン8は全体が黒色の樹脂または金属からなる。
前面枠体3は、掃除ブラシ10と、ブラシ駆動用モータ11と、ネット12と、回収箱13を備え、ネット12を中央部に配置した枠体である。
ネット12は、防虫および防塵用のものである。
掃除ブラシ10は、ネット12の前面に付着した蚊や汚れを払い落とすものである。
回収箱13は、前面枠体3の内側であって下部に設け、上部を開口した箱体である。また、図4に示すように、前面枠体3の側部へ引き出せるようにしている。
ブラシ駆動用モータ11は、掃除ブラシ10を駆動させるものである。回収箱13は、ネット12から落下する蚊や汚れを受け止めるものである。
また、ネット12は、図2に示すように、空気の流れる方向おいて前面枠体3の後方部に配置した樹脂や金属からなる枠体14に保持されている。枠体14部分で取り外し可能にして換気装置1に固定されている。
また、ネット12は、黒色の樹脂の繊維から形成されている。樹脂繊維の素材としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等を用いることができる。
ネット12を形成する繊維は、その内部又は表面にピレスロイド系殺虫剤成分を担持または含有している。繊維表面にピレスロイド系殺虫成分を担持させる方法としては、例えば、繊維を殺虫成分の溶液中に浸漬する方法、殺虫成分の溶液を刷毛などを用いて塗布する方法、殺虫成分の溶液をスプレーで吹き付けるといった方法のいずれかを用いることができる。樹脂繊維中に薬剤を含有させる方法としては、殺虫成分を含む芯材の周りに樹脂成分を被覆する方法、殺虫成分を原料樹脂と混合し繊維状に紡糸するといった方法を用いることができる。
ネット12に担持又は含有されるピレスロイド系殺虫成分としては、ペルメトリン、フェノトリン、エトフェンプロックス、アレスリン等を用いることができる。ピレスロイド系殺虫成分としては、残効性の高い薬剤を使用することが望ましい。残効性の高い薬剤を使用することで、ネット12に付与された殺虫効果が長期間持続するため、ネット12の交換作業の頻度を削減することができるという利点がある。
図3に示すように、ネット12の前面には、ネット12の汚れを除去するための掃除ブラシ10を設けている。掃除ブラシ10をブラシ駆動用モータ11と連結することで、掃除ブラシ10がネット12の表面上を左右に移動する仕組みである。掃除ブラシ10は、支持体15に帯状の毛体16を固定した構成である。換気装置1の前面に配した前面枠体3には、掃除ブラシ10が左右方向に駆動可能となるように、支持体15の上端と下端を受ける誘導溝17を設けている。
図4に示すように、ネット12の汚れを掃除ブラシ10によって除去したときに、ネット12から脱落する蚊や汚れを、前面枠体3の下部に設けた、上部が開口した回収箱13で受け止めることができる。回収箱13は、前面枠体3の左右いずれかの側面から引き出し式に出し入れが可能であり、回収箱13が蚊や汚れでいっぱいになれば、回収箱13を引き出して、中にたまっている蚊や汚れを廃棄することができる。
図5に示すように、帯状の毛体16は、柔らかい毛体の層19と硬い毛体の層18を重ね合わせた構成であり、支持体15に、硬い毛体の層18とその両側に柔らかい毛体の層19を配した3層構造となっている。毛質の柔軟性に関して、毛質が硬い場合は、ネット12の表面上の蚊に対して、より強い力を与えることになる。それによって、ネット12の格子の間に蚊を押し込んだり、ネット12の繊維と毛先との間に蚊を巻き込んで、蚊を損壊したりするという不都合を引き起こす可能性がある。これらの不都合を低減するためには、与える力の弱い柔らかい毛質の方がよい。
回収箱13は、上側を開口した箱状の部品である。換気装置1の下部に位置、すなわち、ネット12の前面から鉛直下方向に落下した物体を受け止めることのできる位置に設置されている。
送風ファン8およびネット12の黒色は、例えば、マンセル表色系規定される明度が1〜3の色が好ましい。
上記構成により、換気装置1の送風ファン8、ネット12が黒色で構成されていることから、換気装置1の排気流が通過する吸込口5が黒色となり、黒い物体をめがけて飛行する蚊を排気流の流れる吸込口5まで誘導することができる。
ネット12上に捕集した蚊は、殺虫成分を嫌がり飛翔しようとするが、殺虫成分により衰弱している上に排気流の影響を受けるため、ネット12から飛び立つことができず、やがて死に、その死骸は送風ファン8が停止しているときに、自然に落下して回収箱13に落下する。
ネット12によって捕獲された蚊の死骸は、たとえ送風ファン8が停止したとしても、ネット12から脱落することなく留まり続けることもある。そのように、ネット12の表面上に捕集された蚊が脱落しないまま時間の経過とともに次第に増えていくと、ネット12の格子が目詰まりし、換気装置1の換気性能が十分に得られない状態となる。
帯状の毛体16は、3層構造により、掃除ブラシ10がネット12の表面を左右に移動するときに、掃除ブラシ10の進行方向が左右のどちらの向きかにかかわらず、ネット12に捕集された蚊に対して、柔らかい毛体の層19が必ず最初に接触することができる。ネット12に捕集された蚊に対して、柔らかい毛体の層19が先に接触することによって、蚊を損壊することなくネット12の表面から脱離させ、回収箱13に落下せしめて回収できる。
一方で、ネット12には、蚊以外にも微細な砂塵などが捕集される。特に、ネット12の格子の間に入り込んだ砂塵などに対しては、よりネット12の繊維に対して強い力を加えられることから、柔らかい毛質よりも硬い毛質の方が掻き出す効果が高い。以上のように、柔軟性の異なる毛体を少なくとも2種類以上組合わせることで、ネット12の表面上に捕集した異物と、ネット12の格子の間に入り込んだ異物の両方を取り除くことが可能となる。
図1、2においては、掃除ブラシ10が左右に移動するような配置として示しているが、掃除ブラシ10が上下方向に移動するような配置とすることも可能である。
(実施の形態2)
図6は、本実施の形態における掃除ブラシの斜視図である。
図6に示すように、本実施の形態の掃除ブラシ21は、円柱状の支持体22の外周に放射状に90°の間隔で帯状の四つの毛体23を設けた構成である。毛体23は、柔らかい毛体の層24と硬い毛体の層25を重ね合わせた構成である。
掃除ブラシ21は、ブラシ駆動用モータ(図示せず)と連結され、ネット12の表面を左右方向に移動しながら、かつ、支持体22を回転軸として回転させることで、ネット12に捕集された蚊を脱離させる仕組みである。支持体22を回転させる具体的な手段については図示していない。
掃除ブラシ21の回転方向は、掃除ブラシ21の移動方向を前方としたとき、毛体23の先端が移動方向の前方からネット12に接触するにように設定している。これにより、掃除ブラシ21が回転しながら毛体23の毛先がネット12に接触したのち、ネット12の表面上に捕集されている蚊を毛体23の毛先がすくい上げるようにしてネット12の面から空中へ離れる方向へと浮かせて、回収箱13に落下させる効果が期待できる。
このとき、支持体22に設ける柔らかい毛体の層24は、掃除ブラシ21の回転の前方側に配置し、その背後に硬い毛体の層25を配置すれば、実施の形態1と同様にして、蚊に対して柔らかい毛体の層24の弱い力を与えてネット12から浮かすことができ、より効果的にネット12から蚊を脱離させられる。
図6では、掃除ブラシ21には4つの毛体23を設けているが、特に、4つである必然性はなく、1つだけの場合でも掃除ブラシ21の回転速度と水平移動の速度を適切に組合わせることで、ネット12の表面に捕集した蚊を漏れることなく脱離させる効果を得られる。
また、毛体23が4つ以上備えても適切に速度を設定することで、同様に効果を得られる。
室内空気を屋外へ排出するとともに、室内の蚊を吸引・排出できる換気装置として有用である。
1 換気装置
2 筐体
3 前面枠体
4 壁面
5 吸込口
6 吐出口
7 風路
8 送風ファン
9 ファン駆動用モータ
10 掃除ブラシ
11 ブラシ駆動用モータ
12 ネット
13 回収箱
14 枠体
15 支持体
16 毛体
17 誘導溝
18 硬い毛体の層
19 柔らかい毛体の層
21 掃除ブラシ
22 支持体
23 毛体
24 柔らかい毛体の層
25 硬い毛体の層
101 吸込口
102 誘引部
103 モータ
104 送風ファン

Claims (3)

  1. 室内側に設けられる吸込口と、
    室外側に設けられる吐出口と、
    前記吸込口から吐出口を通貫する風路と、
    前記風路内の室内側から室外側へ向かう気流を発生させる送風ファンと、
    前記送風ファンを駆動させるためのファン駆動用モータと、
    殺虫成分を含有または担持させた繊維で構成し、
    前記吸込口を覆うように配置したネットと、
    前記ネットに付着した汚れを除去する掃除ブラシと、
    前記掃除ブラシを駆動させるブラシ駆動用モータと、
    前記ネットの下方に蚊を受け止めるための回収箱を備え、
    前記掃除ブラシが柔軟性の異なる複数の種類の毛で構成されている換気装置。
  2. 掃除ブラシが、中心軸となる支持体を有し、前記支持体の外周上に、帯状の毛体が前記支持体の円周方向に関して一定間隔で根付いて、各帯の毛体の先端が放射状に外向きになるように配列して成り、各帯状の毛体が、柔らかい毛体の層と硬い毛体の層を重ね合わせた構成であることを特徴とする請求項1記載の換気装置。
  3. ネットに含まれる殺虫成分がピレスロイド系殺虫成分であることを特徴とする請求項2の換気装置。
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