JP2020501614A - サイクロン式捕虫器 - Google Patents

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Abstract

本発明に係るサイクロン式捕虫器は、主として捕虫容器、ファン及び蚊取り装置から構成される。捕虫容器は蚊取り装置が取り付けられる流動空間を有し、流動空間に空気流動方向を変更できる導流壁面が設けられており、吸風口と排風口を経由して外部に連通され得る。前記ファンが排風口に組み付けられるとともに、流動空間内部に位置する空気を外に吸引できることにより、流動空間外部に位置する空気が流動空間内部に入り、流動空間外部の空気が導流壁面に沿い流動空間のボトムに流れる螺旋気流を形成することができる。これにより、ファンが運転する場合、蚊は流動空間内に吸込まれることで、螺旋気流によって押されて蚊取り装置に移動し、さらに蚊取り装置で殺される。【選択図】図2

Description

本発明は、捕虫器に関し、特にサイクロンを用いて蚊を捕まえて殺す捕虫器に関する。
快適で清潔な生活環境は現代人が求めている目標であるが、現在の生活環境においては、蚊、蝿等のような、環境の綺麗さ及び人体の健康に有害である昆虫・生物を多く伴っている。なかでも、蝿は腐敗した食物を好きになり、腐敗した食物中の有害物質を別のものに付着させるため、病気を伝染する媒介者となり、さらにヒトに多くの伝染病をもたらす。これに対して、蚊はヒトを刺して血を吸うことで、人体の皮膚が赤く腫れ痒くなる現象となるだけでなく、更にデング熱、マラリア等の多くの疾患は蚊に媒介されて伝染し、さらに人々の生活安全を大きく脅している。
縞蚊がウイルスをヒトに伝染することを防止するために、現在、蠅叩き、蝿取り紙、殺虫剤及び蚊取り線香等のような、縞蚊を退治する商品が多く市販されている。しかし、蠅叩きと蝿取り紙による縞蚊を捕らえる方式では、縞蚊の死体が環境に現れることとなり、見た目が悪い上に、環境衛生にも影響する。なかでも、蝿取り紙が一定期間使用された後、空気中の埃と汚れが付着することで粘着性が低減され、縞蚊を捕まえる効果もさらに低減された。蝿取り紙により縞蚊を捕まえる効果の低減を防止するために、常に新しい蝿取り紙を入れ替える必要があり、さらに、常に蝿取り紙を交換することは、資源の無駄にもなる。また、殺虫剤と蚊取り線香は気体によって縞蚊を殺し、又は駆除する効果を奏するが、発生した気体が人体の健康にも悪影響を与え、さらに環境問題を引き起こすので、多くの業者が新しい蚊取り器具を研究開発している。
現在、通常の蚊取り器具は捕虫ランプと捕虫器である。なかでも、捕虫器は蚊の走光性を利用し、バルブの周囲に通電網層を設けることで、蚊がバルブに向かって飛び、通電網層に触れる場合、電流で蚊を感電させて退治する。このような蚊の退治方法は一定の効果があるが、蚊取りランプには電力の消費及び実用時に安全上の問題等の欠陥がある。捕虫器は、内部に餌及び蚊を速やかに殺すことができる液体を入れて、餌を介して蚊を捕虫器に入らせて、液体により蚊を殺すものであるが、実際に使用される場合、液体がこぼれて漏れやすく、さらに環境汚染と掃除上の面倒を引き起こす。
本発明の主な目的は、ファンが運転する場合、捕虫器内にサイクロンを発生できることで、蚊が渦によって蚊取り装置に送り込まれ、さらに蚊取り装置が蚊を殺すことができることにより、蚊を退治する効果を奏することである。
本発明の副次的な目的は、蚊が亡くなる前に、捕虫器の内部から捕虫器の外部へ飛び出ないように確保でき、さらに蚊がサイクロンで乾かされて亡くなるように確保できることである。
本発明の別の目的は、ファンが長期間に渡って運転する場合、ファンの羽根は過量な蚊と埃の堆積を防止でき、さらにファンの使用寿命を向上できることである。
前記目的を実現するために、本発明は、主として捕虫容器、ファン及び蚊取り装置から構成されるサイクロン式捕虫器に関する。前記捕虫容器は、吸風口と、高さ位置が前記吸風口と異なる排風口とを有し、前記吸風口と前記排風口との間は前記捕虫容器内部に位置する流動空間を介して互いに連通され、前記流動空間が少なくとも1つの導流壁面を有する。前記ファンは、前記排風口に組み付けられるとともに、前記流動空間の内部の空気を前記捕虫容器の外部に向けて吸引できることにより、前記捕虫容器の外部の空気が前記吸風口から前記流動空間に入ることができ、さらに外部空気が前記導流壁面に沿い前記流動空間のボトムに流れる螺旋気流を形成し、その後前記排風口から排出される。前記蚊取り装置は、前記捕蚊容器の流動空間に設けられ、蚊を前記流動空間内に制限する。
一つの好ましい実施の形態において、前記排風口の開口方向が前記上昇気流と垂直にいない。前記排風口の高さ位置が前記吸風口よりも高く、前記螺旋気流が前記流動空間の底部に外から内へ流れて、前記排風口に向かって流れる上昇気流に変え、前記上昇気流が前記螺旋気流の中央にある。かつ前記上昇気流が前記排風口に流れる場合、前記ファンが前記上昇気流を前記上昇気流と交差する第1の排出気流に転換できる。
別の好ましい実施の形態において、前記排風口は前記捕虫容器の前後左右側の4つの何れか一方に位置し、その高さ位置が前記吸風口よりも低いことで、前記螺旋気流が前記排風口に流れる場合、前記螺旋気流に接する第2の排出気流に転換する。
前記2つの実施の形態において、前記流動空間が互いに隣接する5つ以上の導流壁面を有することで、前記流動空間の外観が5辺以上を有する多角多面体を呈し、又は前記捕虫容器の頂部から底部に延びるテーパ構造、又は前記捕虫容器の頂部に垂直である平行柱体構造とされる。
前記2つの実施の形態において、前記蚊取り装置が蚊を閉じ込むか、又は粘着することができる粘着部品,又は即時に蚊を殺すことができる溶液又は電気鉄条網とされる。
なかでも、前記捕虫容器は、前記吸風口が設けられたケースと、前記ケースに選択的に着脱される蓋体とを有する。
別の好ましい実施の形態において、前記サイクロン式捕虫器は、前記吸風口に組み付けられる組接ぎ開口と、開口方向が任意に横軸又は縦軸に向かう可動開口とを有する管体をさらに有することで、前記ファンが前記管体を介して任意の位置における蚊を吸引できる。なかでも、前記管体が互いに嵌設される複数のパイプ材を有し、前記各パイプ材のそれぞれが他のパイプ材との相対的位置を選択的に変えることができることで、前記可動開口が前記組接ぎ開口に対して近接したり離間したりすることが可能である。
本発明は、ファンが運転する場合、流動空間内の空気を外に吸引できて、捕虫容器の外部の空気が導流壁面に沿い流れて、流動空間の底部へ流れる螺旋気流を形成することができることで、蚊が螺旋気流によって蚊取り装置に送り込まれ得、さらに蚊取り装置で殺されることが可能になることにより、蚊を退治する効果を有効に奏することができることを特徴とする。
なお、ファンが運転する場合、流動空間内に流動空間の底部へ流れる螺旋気流を形成することで、蚊を螺旋気流で流動空間の底部に閉じ込めることができ、さらに蚊が流動空間から捕虫容器の外部へ飛び出ることを防止できる。その上、蚊が螺旋気流で乾かされて亡くなることが可能であり、さらに蚊を退治する効果を有効に奏することができる。
なお、排風口の高さ位置が吸風口よりも高いとともに、ファンが排風口に組み付けられて、流動空間の内部の空気が排風口へ流れる上昇気流を形成し、さらに同時に流動空間内に下へ流れる螺旋気流を形成することができる。これにより、ファンが吸風口を経由して蚊と埃を流動空間に吸込み、螺旋気流を介して蚊と埃を流動空間のボトムに制限することができ、螺旋気流の遠心力によって、蚊と埃が上昇気流によってファンに移動されることはない。これにより、ファンが長期間に渡って運転する場合、ファンの羽根が過量な蚊と埃の堆積を防止し、さらにファンの使用寿命を向上することができる。
図1はサイクロン式捕虫器の第1の実施の形態における斜視図である。 図2は図1の分解図である。 図3は流動空間が五角柱状の態様を呈する模式図である。 図4は第1の実施の形態が具体的に応用される模式図である。 図5はサイクロン式捕虫器の第2の実施の形態における分解図である。 図6はサイクロン式捕虫器の第2の実施の形態における断面図である。 図7は第2の実施の形態が具体的に応用される模式図である。 図8はサイクロン式捕虫器の第3の実施の形態における斜視図である。 図9は第3の実施の形態において管体が収縮する模式図である。 図10はサイクロン式捕虫器の第4の実施の形態における分解図である。 図11は第4の実施の形態が具体的に応用される模式図である。
本発明の構造、使用及びその特徴がより明確で確実に分かるように、好ましい実施の態様を挙げて、図面を参照しながら下記の通りに詳述する。
図1及び図2を参照する。第1の実施の形態において、本発明に係るサイクロン式捕虫器1は、主として捕虫容器10、ファン20、誘引装置30及び蚊取り装置40から構成される。前記捕虫容器10は互いに着脱可能なケース11と、蓋体12とを有する。前記ケース11の先端がZ軸に凹んで溝13を形成し、前記溝13がY軸に吸風口14を開けて形成し、前記蓋体12がZ軸に排風口15を貫通形成する。
この実施の形態において、前記ケース11と蓋体12とが螺着により互いに組み付けられる。前記ケース11と蓋体12とが互いに組み付けられる場合、前記蓋体12が前記ケース11の溝13に被覆されて、前記捕虫容器10の内部に、前記吸風口14と排風口15に連通される流動空間16を形成し、さらに前記吸風口14が前記流動空間16を介して前記排風口15に連通される。図面に示すように、前記吸風口14の開口方向がY軸に平行であり、前記排風口15の開口方向がZ軸に平行であるが、前記吸風口14の開口方向がY軸に平行であることは、説明の便宜上のものであり、即ち前記吸風口14の開口方向がX軸に平行であってもよい。同様に、前記排風口15の開口方向がZ軸に平行であることは、説明の便宜上のものであり、即ち前記排風口15の開口方向がZ軸に対して斜めになってもよい。
前記流動空間16の内部に環状を呈する導流壁面161(又は互いに隣接する無限の導流壁面161)を有することで、前記流動空間16の外観が円多面体(又は無限面体)の態様を呈する。なかでも、前記流動空間16は環状を呈する導流壁面161(又は互いに隣接する無限の導流壁面161)を有することは、説明の便宜上のものである。即ち、図3に示すように、前記流動空間16は互いに隣接する5つの導流壁面161を有してもよいことで、前記流動空間16の外観が五面体を呈する。しかし、前記導流壁面161の数は、5つから6つ、7つ、8つ、さらにより多くの導流壁面161に調整してもよい。前記流動空間16の外観が六面体、七面体、八面体又は無限面体を呈する。図面に示すように、前記流動空間16が前記捕虫容器10の頂部に垂直である平行柱体構造とされる。
図1及び図2をさらに参照する。前記ファン20が前記捕虫容器10の排風口15に組み付けられ、前記誘引装置30が前記捕虫容器10の吸風口14に組み付けられる。また、前記蚊取り装置40が前記捕虫容器10の流動空間16に位置する。好ましい実施の形態において、前記誘引装置30が光源を前記吸風口14に向かって投射できる発光部材31とされる。前記蚊取り装置40が前記導流壁面161に接続される粘着部品41とされる。前記粘着部品41は蚊を粘着するか又は閉じ込め、さらに蚊を前記流動空間16の内部に制限するためのものである。
図4を参照する。具体的に応用される場合、前記ファン20が電源供給器(図示せず)により回転することで、前記流動空間16の外部に位置する空気は前記吸風口14を経由して前記流動空間16の内部に入ることができ、かつ前記流動空間16の外部に位置する空気は順番に前記導流壁面161に沿い流れて前記流動空間16の底部へ流れる螺旋気流Aを形成する。前記螺旋気流Aは、前記流動空間16の底部に触れる場合、前記流動空間16の底部に外から内へ流れて、前記螺旋気流Aの中央に位置する上昇気流Bに転換して形成される。これにより、前記螺旋気流Aが前記上昇気流Bを取り囲み、前記上昇気流BがZ軸に平行であり、前記流動空間16の内部に位置する空気を前記排風口15に向けて流動させることができることで、前記流動空間16の内部に位置する空気が内から外へ排出される。なかでも、前記上昇気流Bは、前記排風口15に流れる場合、前記ファン20に突き当たり、前記ファン20が前記上昇気流Bを前記上昇気流Bと交差する第1の排出気流Cに転換することができる。図面に示すように、前記排風口15の開口方向が前記上昇気流Bと垂直になることができず、前記第1の排出気流CがZ軸と垂直になる。この実施の形態において、前記第1の排出気流Cは前記Z軸と平行になることができない。
同時に、前記発光部材31が光源を前記吸風口14に向かって投射できるように前記発光部材31を点灯させ、さらに蚊が前記吸風口14へ飛ぶように引き付けられる。蚊が前記吸風口14へ飛ぶ場合、前記流動空間16に吸込まれ、前記螺旋気流Aにより押されて前記流動空間16の底部に移動する。なかでも、蚊は前記螺旋気流Aにより押されて移動する過程において、前記粘着部品41に触れると、前記粘着部品41に粘着されて行動が制限される。また、前記粘着部品41に粘着されていない蚊は、前記流動空間16の底部に前記螺旋気流Aで乾かされて亡くなることとなる。
なお、前記粘着部品41に粘着されていない蚊は、前記螺旋気流Aの遠心力により前記流動空間16の底部に制限され、さらに前記上昇気流Bによって押されて前記排風口15に移動することはない。これにより、前記ファン20は、長期間に渡って運転する場合、過量な蚊又は埃の堆積を防止し、さらに前記ファン20の使用寿命を向上することができる。
図5及び図6を参照する。第2の実施の形態において、第1の実施の形態との相違点は、前記サイクロン式捕虫器1が、管体50をさらに有することで、主として前記捕虫容器10、ファン20、誘引装置30、蚊取り装置40及び管体50から構成されることである。なかでも、前記捕虫容器10と蚊取り装置40との両者が第1の実施の形態と異なるので、この実施の形態において、前記捕虫容器10、蚊取り装置40及び管体50のみについて説明するが、同じ部材(ファン20と誘引装置30)の説明は省略する。
図面に示すように、前記捕虫容器10の流動空間16は上方が広く下方が狭いというテーパ構造となり、前記蚊取り装置40を即時に蚊を殺すことができる溶液42とするが、前記溶液42を薬剤又は水としてもよい。しかし、前記蚊取り装置40を溶液42とすることは、説明の便宜上のものであり、即ち前記蚊取り装置40が、同様に即時に蚊を殺す効果を奏する電気鉄条網であってもよい。また、前記管体50の一部の領域が可撓性の材質から構成され、前記吸風口14に組み付けられる組接ぎ開口51と、開口方向が任意に横軸又は縦軸に向かう可動開口52とを有する。
図7を参照する。具体的に応用される場合、前記ファン20が回転し、前記捕虫容器10の外部空気がまず、前記管体50の可動開口52から前記流動空間16に流れ込んで前記螺旋気流Aを形成し、かつ前記流動空間16の外観形状がテーパ状の態様を呈するため、前記螺旋気流Aの流動速度を速めることで、蚊が前記螺旋気流Aによって押されて前記流動空間16の底部に速やかに移動することができ、さらに蚊が前記溶液42に触れて亡くなることが可能である。なお、前記管体50の一部の領域が可撓性の材質から構成されることで、前記可動開口52が自由に移動することができ、さらに前記可動開口52の開口方向が適宜X軸、Y軸又はZ軸に向かうことができるので、前記管体50の可動開口52は任意の位置における蚊に能動的に近接し蚊を吸引する効果を奏することができる。
しかし、前記流動空間16が上方が広く下方が狭いというテーパ構造となることで前記螺旋気流Aの流動速度を速める以外に、前記吸風口14の開口体積を小さくして前記螺旋気流Aの速度を速める効果を奏することもできる。
図8を参照する。第3の実施の形態において、第2の実施の形態との相違点は、前記管体50である。前記捕虫容器10、ファン20、誘引装置30及び蚊取り装置40の4者の構造態様が第2の実施の形態と同様であるので、重複する説明は省略する。
図8及び図9を参照する。前記管体50は複数のパイプ材53を有し、前記複数のパイプ材53が互いに嵌設される。パイプ材53のそれぞれは、他の前記パイプ材53に対して変位できるので、他のパイプ材53との相対的位置を選択的に変更することができ、さらに前記管体50の可動開口52が前記管体50の組接ぎ開口51に対して近接したり離間したりすることが可能である。なかでも、前記管体50の可動開口52が前記管体50の組接ぎ開口51に近接する場合、前記管体50の体積を小さくすることができる。それにより、前記サイクロン式捕虫器1を容易に収納することができる。
なお、前記複数のパイプ材53が互いに嵌設される場合、前記パイプ材53とパイプ材53との間に隙間を開けておくことで、前記可動開口52の開口方向が前記パイプ材53とパイプ材53との間の隙間を介してX軸、Y軸又はZ軸に向かうことができる。
図10を参照する。第4の実施の形態において、第1の実施の形態との相違点は、前記捕虫容器10である。前記ファン20、誘引装置30及び蚊取り装置40の3者の構造態様が第2の実施の形態と同様であるので、重複する説明は省略する。
図面に示すように、前記排風口15が前記ケース11の左側面に形成され、かつ前記排風口15の高さ位置が前記吸風口14よりも低い。しかし、前記排風口15が前記ケース11の左側面に形成されることは、説明の便宜上のものであり、即ち前記排風口15が前記ケース11の前側面、後側面及び右側面の3者の何れか一方に形成されてもよい。なかでも、前記排風口15に網体60が組み付けられている。
図11を参照する。具体的に応用される場合、前記ファン20が回転し、前記捕虫容器10の外部の空気が前記吸風口14を経由して前記流動空間16に流れ込んで前記螺旋気流Aを形成する。前記螺旋気流Aが前記排風口15に流れる場合、前記螺旋気流Aが前記螺旋気流Aに接する第2の排出気流Dに転換する。前記第2の排出気流Dは、Y軸に平行であることにより、蚊を前記網体60内に送り込むことができるので、前記網体60内に位置する蚊が前記第2の排出気流Dで乾かされて亡くなることとなる。
以上に挙げられた実施の態様は本発明の説明の便宜上のものに過ぎず、それを制限するものではない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、当業者が本発明の特許請求の範囲及び明細書に基づき為された種々の簡単な変形と修正は、全て以下の特許請求の範囲に含まれるものとする。
1 サイクロン式捕虫器
10 捕虫容器
11 ケース
12 蓋体
13 溝
14 吸風口
15 排風口
16 流動空間
161 導流壁面
20 ファン
30 誘引装置
31 発光部材
40 蚊取り装置
41 粘着部品
42 溶液
50 管体
51 組接ぎ開口
52 可動開口
53 パイプ材
60 網体
A 螺旋気流
B 上昇気流
C 第1の排出気流
D 第2の排出気流

Claims (9)

  1. 吸風口と、高さ位置が前記吸風口よりも高い排風口とを有し、前記吸風口と前記排風口との間は捕虫容器内部に位置する流動空間を介して互いに連通され、前記流動空間が少なくとも1つの導流壁面を有する捕虫容器と、
    前記排風口に組み付けられるとともに、前記流動空間の内部の空気を前記捕虫容器の外部に向けて吸引できることにより、前記捕虫容器の外部の空気が前記吸風口から前記流動空間に入ることができ、さらに外部空気が前記導流壁面に沿い前記流動空間のボトムに流れる螺旋気流を形成し、前記螺旋気流が前記流動空間の底部に外から内へ流れて、前記排風口に向かって流れる上昇気流に変え、前記上昇気流が前記螺旋気流にあるファンと、
    前記捕蚊容器の流動空間に設けられ、蚊を前記流動空間内に制限するための蚊取り装置と、を備えることを特徴とする、サイクロン式捕虫器。
  2. 前記排風口の開口方向が前記上昇気流と垂直になっていないことを特徴とする、請求項1に記載のサイクロン式捕虫器。
  3. 前記上昇気流が前記排風口に流れる場合、前記ファンが前記上昇気流を前記上昇気流と交差する第1の排出気流に転換できることを特徴とする、請求項1に記載のサイクロン式捕虫器。
  4. 前記流動空間が互いに隣接する5つ以上の前記導流壁面を有することで、前記流動空間の外観が5辺以上を有する多角多面体を呈することを特徴とする、請求項1に記載のサイクロン式捕虫器。
  5. 前記流動空間が前記捕虫容器の頂部から底部に延びるテーパ構造、又は前記捕虫容器の頂部に垂直である平行柱体構造とされることを特徴とする、請求項1に記載のサイクロン式捕虫器。
  6. 前記捕虫容器は、前記吸風口が設けられたケースと、前記ケースに選択的に着脱される蓋体とを有することを特徴とする、請求項1に記載のサイクロン式捕虫器。
  7. 前記吸風口に組み付けられる組接ぎ開口と、開口方向が任意に横軸又は縦軸に向かう可動開口とを有する管体をさらに有することで、前記ファンが前記管体を介して任意の位置における蚊を吸引できることを特徴とする、請求項1に記載のサイクロン式捕虫器。
  8. 前記管体が互いに嵌設される複数のパイプ材を有し、前記各パイプ材のそれぞれが他のパイプ材との相対的位置を選択的に変えることができることで、前記可動開口が前記組接ぎ開口に対して近接したり離間したりすることが可能であることを特徴とする、請求項7に記載のサイクロン式捕虫器。
  9. 前記蚊取り装置が蚊を閉じ込むか又は粘着することができる粘着部品、又は即時に蚊を殺すことができる溶液及び電気鉄条網とされることを特徴とする、請求項1に記載のサイクロン式捕虫器。
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