JP2020051612A - 縦揺れ斜面の免震装置 - Google Patents

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万寿一 真下
Masukazu Mashimo
万寿一 真下
光男 佐山
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光男 佐山
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Abstract

【課題】縦揺れの荷重に対して、重量構造物の荷重を減衰する構造を提供する。【解決手段】円柱型の本体1の内側の弾性素材の斜面と円錐台2,3の斜面がスライドする斜面6,7を設け、更に対峙する円錐台2,3の空間スペースにコイルスプリングを設け、前記の摩擦抵抗向上させる弾性素材のスライド斜面6,7とコイルスプリングの弾力により減衰するものである。

Description

本発明は、地震による建築物の縦揺れを緩衝し減衰する免震装置に関する。
地震による建築物の縦揺れを緩衝し減衰する手段として、従来はコイルスプリングによる反発力の弾力性が建物の荷重を吸収していた。しかし、荷重が木造住宅2階建16坪600Kg/m2 30tの場合と、鉄骨構造物5階建543t各階床面積125m2の場合等では、荷重に耐えられるコイルスプリングの自由長、外径が相違し、また、設置箇所の個数も相違し、鉄骨構造物5階建では、コイルスプリングの設置箇所の個数が多くなり、構造上不向きであった。
特開2006−328655公報
本発明は、このような問題を鑑みなされたものであり、コイルスプリングとは別な手段による方法で縦揺れの荷重を緩衝できる斜面の免震装置を提供する。
本発明の縦揺れ斜面の免震装置は、縦揺れの荷重に対して、本体の円柱型の内部構造の斜面と円錐台の斜面、または、台形の斜面等がスライドの時に発生する摩擦抵抗と、本体の弾性素材による弾力作用によるものである。
本発明によれば、本体、円柱型の内部構造の内側の斜面と中央の円錐台の斜面が縦揺れによる荷重に対して、摩擦を発生するスライドで減衰力を向上する。この場合、本体の素材のゴムの弾力による作用が中央の円推台の斜面に減衰力を発揮する。斜面よる傾斜角度は、40〜60度の範囲である。木造住宅2階建16坪600Kg/m2 30t、傾斜45度、ゴム硬度50−55度、震度5〜、250ガル〜、この場合コンピューターシュミレーションでは縦揺れで緩衝効果が見られる。
鉄骨構造物5階建543t各階床面積125m2装置設置箇所9箇所でコイルスプリング使用の装置1箇所で5基の場合、1箇所の荷重が60333Kgf、1基の荷重12067Kgf、傾斜による重量軽減、衝撃重量加速に対応できるコイルスプリングは自由長、外径の共通する範囲で荷重12258Kgfが復元可能である。
図5におけるA−A線、本発明の地震縦揺れ前の中央、上下の円推台の突き出た状態の側断面図である。 図6におけるB−B線、地震縦揺れにより中央、上下の円推台の突き出しが一段回凹んだ状態の側断面図である。 図6におけるB−B線、地震縦揺れにより中央、上下の円推台の突き出しが二段回凹んだ状態の側断面図である。 図6におけるB−B線、地震縦揺れにより中央、上下の円推台の突き出しが三段回凹んだ状態の側断面図である。 図1の上面、下面の対称を示す。 縦揺れの荷重により、図2、図3,図4の伸縮スペースが開いた状態を示す。 図1、図2、図3,図4に記載の「段回」について、物事が後戻りしないで進行する状態の「段階」でなく、繰り返し後戻りする「段回」で説明した造語である。尚、段回の引用は、ISBN978−4−909212−02−3からである。
以下、本発明の実施の対応について、図面を参照して詳細に説明する。
図1,図2,図3,図4,図5、図6の本体1の上方の円錐台2の上面側に建物を設置し、下方の円錐台3の下面側を地面に設置される。
図1,図2,図3,図4の断面に示す中央の空間スペース4にコイルスプリング5を設ける。
図1,図2,図3,図4の断面に示す本体1は、図5,図6に示す如く、円柱型の形状を有する。
図1,図2,図3,図4の断面に示す本体1は、円錐台2,3の斜面6,7の傾斜角度と一致する。
縦揺れの荷重に対して、前震の場合は、図1と第一段回、図2の繰り返しとなり、この場合、第一段回、図2では本体1のゴムの弾力による作用と斜面7,8の摩擦を伴うスライドで縦揺れを減衰し、コイルスプリング5の最小たわみ量の範囲となる。
斜面7は円錐台2と本体1の内部の上方、内側の接触スライドする部分であり、斜面8は円錐台3と本体1の内部の下方、内側の接触スライドする部分である。
縦揺れの荷重に対して、本震の場合は、第二段回、図3と第三段回、図4の繰り返しとなり、この場合、第二段回、図3では本体1のゴムの弾力による作用と斜面7,8の摩擦を伴うスライドで縦揺れを減衰し、更にコイルスプリング5の弾力作用で減衰力を発揮する。
斜面7は円錐台2と本体1の内部の上方、内側の接触スライドする部分であり、斜面8は円錐台3と本体1の内部の下方、内側の接触スライドする部分である。
縦揺れの荷重に対して、余震の場合は、第一段回、図2と第二段回、図3の繰り返しとなり、この場合、第一段回、図2では本体1のゴムの弾力による作用と斜面6,7の摩擦を伴うスライドで縦揺れを減衰し、更にコイルスプリング5の最小たわみ量の範囲を超えて、コイルスプリング5の弾力作用で減衰力を発揮する。
斜面6は円錐台2と本体1の内部の上方、内側の接触スライドする部分であり、斜面7は円錐台3と本体1の内部の下方、内側の接触スライドする部分である。
縦揺れの荷重に対して、前震、本震、余震の第一段回、図2と第二段回、図3及び第三段回、図4の作用により、変形して出来る伸縮スペース8,9は、斜面7,8のスライド荷重によりできるものである。
本震において、木造住宅2階建16坪600Kg/m2 30tによる斜面6,7の傾斜45度、本体1のゴム硬度50−55度、震度5〜、250ガル〜の場合は、本体1の設置個数が4箇所の場合は、第一段回、図2と第二段回、図3、更に第三段回、図4の繰り返しとなる。
本震において、鉄骨構造物5階建543t各階床面積125m2装置設置箇所9箇所でコイルスプリング使用の装置1箇所で5基の場合、1箇所の荷重が60333Kgf、1基の荷重12067Kgf、による斜面6,7の傾斜45度、本体1のゴム硬度50−55度、震度5〜、250ガル〜では傾斜による重量軽減、衝撃重量加速に対応できるコイルスプリングは自由長、外径の共通する範囲で荷重12258Kgfが復元可能であり、これは第一段回、図2と第二段回、図3、更に第三段回、図4の繰り返しとなる。
1…本体、2…円錐台、3…円錐台、4…空間スペース、5…コイルスプリング、6…斜面、7…斜面、8…伸縮スペース、9…伸縮スペース

Claims (3)

  1. 円柱型の内部構造の内側の斜面と中央の円錐台の対峙斜面が縦揺れによる荷重に対して、摩擦を発生するスライドを有することを特徴とする縦揺れ斜面の免震装置。
  2. 請求項1の対峙斜面との空間スペースに縦揺れ荷重を減衰するコイルスプリングを設けることを特徴とする縦揺れ斜面の免震装置。
  3. 請求項1の中央の円錐台の対峙斜面の荷重において、伸縮する弾性素材を円柱型の本体に設けたことを特徴とする縦揺れ斜面の免震装置。
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