JP2020051568A - 補正ギア及びギアの補正方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ギアのOBDのばらつきを低減する。【解決手段】内周面12と歯形14が形成された外周面16と、を有するギア10に対して、内周面12にインナーリング20を圧入し、ギア10の外周面16の径を径方向に補正する。【選択図】図1
Description
本発明は、補正ギア及びギアの補正方法に関する。
ギアの大きさを管理する指標として、OBD(Over Ball Diameter)がある。OBDは、ギアの直径の両端に位置する歯溝に置いた2個のボール越しに計った距離である(例えば、特許文献1参照)。
ギアは、一般的に、所定の形状を有する原材料から歯切加工され、更に焼入れ・焼戻し等の熱処理が施されて製造される。このため、製造条件のばらつき等により、歯形の形状や寸法等にずれが生じてOBDがばらつくことがあった。従って、ギア単独でOBDのばらつきを小さくするには限界があった。
本開示の技術は、ギアのOBDのばらつきを低減することを目的とする。
本開示の技術は、内周面と歯形が形成された外周面とを有するギアに対して、前記内周面に挿入物が圧入され、前記ギアの前記外周面の径が径方向に補正された補正ギアである。
前記挿入物は、前記内周面の径よりも大きな外径を有する円環状のインナーリングであることが好ましい。
また、本開示の技術は、内周面と歯形が形成された外周面とを有するギアの前記内周面に対して、前記内周面の径よりも大きな外径を有する円環状のインナーリングを圧入し、前記ギアの前記外周面の径を径方向に補正するギアの補正方法である。
前記圧入は、前記ギアを所定温度で加熱して前記内周面の径を前記インナーリングの外径よりも大きくした後、前記内周面に前記インナーリングを挿入し、冷却することが好ましい。
また、設定されたOBD目標値からのOBD測定値のずれの値であるOBDずれ値が負である複数のギアがある場合に、モデルによるOBD計算によって圧入変形によるOBD最大増加量を予め決定しておき、前記OBD最大増加量を負にした値よりも前記OBDずれ値がさらに負側にあるギアに対して、前記圧入を行うことが好ましい。
本開示の技術によれば、ギアのOBDのばらつきを低減することができる。
以下、添付図面に基づいて、本実施形態に係る補正ギア及びギアの補正方法について説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
(補正ギア15)
図1は、本実施形態に係る補正ギアを説明する斜視図である。
図1は、本実施形態に係る補正ギアを説明する斜視図である。
補正ギア15は、ギア10の内部に円環状のインナーリング20が圧入されることによって形成される。ここで、本図では、ギア10にインナーリング20が圧入される前の状態を示している。
ギア10は、例えばエンジンのタイミングギアであり、内周面12と、歯形14が形成された外周面16(図2(B)参照)とを有している。外周面16は、歯形14の歯底に対応した周面であり、内周面12と同心円状で、かつ、内周面12よりも大径に形成されている。
なお、本実施形態において、ギア10の内周面12は、ギア10の回転軸(不図示)が収容される回転軸収容面18とは別に形成されているが、この形状には限定されず、軸収容面18が内周面12と同一の面であってもよい。
本実施形態の補正ギア15では、ギア10の両側からギア10の内周面12に、2つのインナーリング20,20が圧入される。ここで、インナーリング20の外径は、ギア10の内周面12の径よりも大きく形成されている。
ギア10の材質とインナーリング20の材質は特に限定されず、両者が同じ材料であっても異なる材料であっても構わない。ただし、両者の変形のし易さ(例えば、ヤング率)が大きく相違していると圧入の際一体化が困難になり好ましくない。よって、両者には、ヤング率が近似した鉄鋼材料を用いることが好ましい。
図2は、本実施形態に係る補正ギアを説明する図であり、(A)は斜視図、(B)は縦断面図である。本図では、ギア10にインナーリング20が圧入された後の状態を示している。なお、図2(B)は、図2(A)のB−B線断面図である。
ギア10の内周面12に、その内径よりも大きな外径を有するインナーリング20を圧入するには、以下の方法が考えられる。
まず、常温の状態でギア10に対してインナーリング20を圧入方向に力を加えながら挿入する方法(以下、「単純圧入方法」と記す)がある。
この単純圧入方法は、簡便に行うことができるが、ギア10の内周面12の径とインナーリング20の外径との差分が大きくなると圧入し難くなり、またギア10が破損する懸念もある。
この単純圧入方法は、簡便に行うことができるが、ギア10の内周面12の径とインナーリング20の外径との差分が大きくなると圧入し難くなり、またギア10が破損する懸念もある。
次に、別の圧入方法としての「焼き嵌め方法」について説明する。
この方法は、ギア10を所定温度で加熱して内周面12の径をインナーリング20の外径よりも大きくした後、内周面12にインナーリング20を挿入し、冷却する方法である。
ギア10を加熱により膨張させ、内周面12の径をインナーリング20の外径よりも大きくすることによって、インナーリング20に力を加えることなく、内周面12に平易に挿入できる。インナーリング20の挿入後は、冷却することにより、ギア10がインナーリング20によって周方向外側に向かってに押し広げられたままの状態で収縮する。従って、インナーリング20がギア10に嵌り、一体化されて固定されることになる。
ギア10を加熱する温度については、ギア10に用いられる材質の熱膨張係数を考慮し、径方向への拡大量を決定した上で設定することができる。
この方法では、加熱装置が必要となるが、平易にインナーリング20をギア10に挿入することができ、またギア10が破損する可能性も小さいという利点がある。
上述したいずれの圧入方法においても、圧入後にギア10の内側から径方向外側に向かって押し広げられていればよい。また、上記圧入方法では、ギア10の両側から2つのインナーリング20を圧入することにより対称的にギア10を押し広げているが、ギア10の形状に応じて、どちらか一方の側からのみ単独のインナーリング20を圧入することもできる。このようにして、ギア10の外周面16の径が径方向に補正された補正ギア15を製造することができる。
次に、本実施形態に係るギアの補正方法を説明する前に、その前提となるモデルによるOBD計算方法について説明する。
(モデルによるOBD計算方法)
図3は、モデルによるOBD計算に用いる円管体と軸体の一例を示す概略図である。
図3は、モデルによるOBD計算に用いる円管体と軸体の一例を示す概略図である。
本実施形態では、モデルによるOBD計算に際し、ギア10に対応させて理想的な円管形状でD1の内径を有する円管体30を想定した。また、インナーリング20に対応させて理想的な円柱形状でD2の外径を有する軸体40を想定した。ここで、挿入される側の円管体30の内径D1よりも、挿入する側の軸体40の外径D2の方が大きいと仮定する、即ち、D2>D1の関係にあり、D2とD1との差分(D2−D1)を「締め代」と定義する。
モデルによるOBD計算では、使用するギア10の材質、寸法等を考慮して円管体30のヤング率、ポアソン比、内径D1、外径の値を設定し、使用するインナーリング20の材質、寸法等を考慮して、軸体40のヤング率、外径D2、挿入長さ等の値を設定した。さらに、理想的な状態で円管体30の内側から軸体40により所定の締め代で円管体30を押し広げた時に、円管体30の外径がどれだけ広がるかの数値計算を行った。この数値計算の結果を図4に示す。
図4は、締め代とOBD増加量との関係の一例を示すグラフである。
図4の結果より、締め代(mm)の値が増加すると、OBD増加量(mm)の値は、直線的に増加している。
図4の結果より、締め代(mm)の値が増加すると、OBD増加量(mm)の値は、直線的に増加している。
ここで、締め代(mm)がX1の時のOBD増加量(mm)をOBD最小増加量Y1、締め代(mm)がX2の時のOBD増加量(mm)をOBD最大増加量Y2とする。
例えば、X1を0.040mm、X2を0.100mmとし、上述したギア10及びインナーリング20に相当する数値を用いてモデルによるOBD計算を行った結果、OBD最小増加量Y1は+0.019mm、OBD最大増加量Y2は+0.051mmとなる。
他方、ギア10単独の場合、製造条件のばらつきによって、OBDずれ値は、例えば、0mm〜−0.07mmとなり、負側に所定の幅を有する。ここで、「OBDずれ値」とは、設定されたOBD目標値からのOBD測定値のずれの値をいい、「負側」とは、OBD測定値がOBD基準値よりも小さいことを意味する。
本実施形態では、OBDずれ値が負である複数のギア10がある場合に、モデルによるOBD計算によって圧入変形によるOBD最大増加量を予め決定しておき、OBD最大増加量を負にした値よりもOBDずれ値がさらに負側にあるギアに対して、圧入を行う。そして、圧入によりOBD増加量の分だけ正側にOBDを増加させることによってOBDずれ値を正側に移動させてOBDのばらつきを低減する。
上記例で具体的に説明すると、ギア10が負側に所定のOBDずれ値の幅(0mm〜−0.07mm)を有する場合に、モデルによるOBD計算によって圧入変形によるOBD最大増加量Y2を予め決定しておき、OBD最大増加量Y2(+0.051mm)とする。このOBD最大増加量Y2(+0.051mm)を負にした値(−0.051mm)よりもOBDずれ値がさらに負側にある範囲(即ち、−0.07mm〜−0.051mm(ただし、−0.051mmは含まず)のギア10について、インナーリング20を圧入して、OBDずれ値を正側に移動(増加)させる。
以下、モデルによるOBD計算を用いた本実施形態に係るギアの補正方法について説明する。
以下、モデルによるOBD計算を用いた本実施形態に係るギアの補正方法について説明する。
(ギアの補正方法)
図5は、本実施形態に係るギアの補正方法の手順を示すフローチャートである。
本方法では、予め、ギア10及びインナーリング20の特性に基づいた上述のモデルによりOBD計算を行っておき、OBD最大増加量Y2を決定しておく(ステップS10)。
図5は、本実施形態に係るギアの補正方法の手順を示すフローチャートである。
本方法では、予め、ギア10及びインナーリング20の特性に基づいた上述のモデルによりOBD計算を行っておき、OBD最大増加量Y2を決定しておく(ステップS10)。
次に、ギア10のOBDを測定し、OBDずれ値を求める(ステップS11)。OBDの測定は、公知の測定方法によって行うことができる。
さらに、OBDずれ値が−Y2よりも負側にあるか否かを判定する(ステップS12)。−Y2よりも負側にある場合(ステップS12でYES)は、インナーリング20をギア10に圧入する(ステップS13)。他方、−Y2よりも負側にない場合(ステップS12でNO)は、インナーリング20をギア10に圧入せず、そのまま終了する。
モデルによるOBD計算によれば、インナーリング20を上記締め代0.040mm〜0.100mmの範囲で圧入することによって、ギア10のOBDは0.019mm〜0.051mm増加する。このため、OBDずれ値が0mm〜−0.07mmの範囲にある複数のギア10において、すべてのギア10ではなく、OBDずれ値が−0.051mmよりも負側にあるギア10に対してのみ圧入を行った場合の効果について検証する。
まず、OBDずれ値が−0.07mmの場合(圧入する場合で目標値からのずれが最大の場合)は、インナーリング20を上記締め代の範囲で圧入することによりOBDが0.019mm〜0.051mm正側に移動(増加)し、OBDずれ値の幅は−0.051mm〜−0.019mmとなる。
次に、OBDずれ値が−0.051mmの場合(圧入する場合で目標値からのずれが最小の場合)について説明する。なお、本実施形態では、OBDずれ値が−0.051mmよりも負側にある場合に圧入を行うので、厳密にはOBDずれ値が−0.051mmの場合には圧入を行わないが、便宜上説明する。上記圧入によりOBDずれ値の幅が0.019mm〜0.051mm正側に移動(増加)し、OBDずれ値の幅は−0.032mm〜0mmとなる。
即ち、ギア10のOBDずれ値が−0.051mmよりも負側にある場合に、上記締め代0.040mm〜0.100mmの範囲内で締め代を調整して圧入することによって、ギア10のOBDずれ値の幅を−0.051mm〜0mmの範囲で任意に補正できることになる。
他方、ギア10のOBDずれ値が−0.051mmよりも負側にない場合、即ち、OBDずれ値の幅が−0.051mm〜0mmの場合は、元々OBDずれ値が小さく、圧入によるOBDずれ値の幅の低減範囲内にあるため、圧入処理を省略化することにより、作業の効率化を図ることができる。
以上説明したように、モデルによるOBD計算を用いたギアの補正方法によれば、最終的にOBDずれ値の幅を0mm〜−0.051mmの範囲に縮めることが可能になる。即ち、ギア10単独では、70μmだったOBDずれ値の幅をインナーリング20の圧入によって51μmまで低減できることになる。従って、ギア10のOBDのばらつきを低減することができる。
(本実施形態の効果)
本実施形態に係る補正ギア15は、内周面12と歯形14が形成された外周面16と、を有するギア10に対して、内周面12にインナーリング20が圧入されている。このため、圧入変形によってギア10を径方向に補正することができ、これによって、OBDのばらつきを低減することができる。
本実施形態に係る補正ギア15は、内周面12と歯形14が形成された外周面16と、を有するギア10に対して、内周面12にインナーリング20が圧入されている。このため、圧入変形によってギア10を径方向に補正することができ、これによって、OBDのばらつきを低減することができる。
また、内周面12の径よりも大きな外径を有する円環状のインナーリング20を用い、ギア10を所定温度で加熱して内周面12の径をインナーリング20の外径よりも大きくした後、内周面12にインナーリング20を挿入し、冷却することにより、平易にインナーリング20をギア10に挿入することができる。また、ギア10が破損する可能性も低減できる。
さらに、本実施形態に係るギアの補正方法では、OBDずれ値が負である複数のギア10がある場合に、モデルによるOBD計算によって圧入変形によるOBD最大増加量を予め決定しておき、OBD最大増加量を負にした値よりもOBDずれ値がさらに負側にあるギア10に対して、インナーリング20の圧入を行う。このため、OBDのばらつきを低減することができると共に、作業効率を低減することができる。
以上説明したように、インナーリング20を圧入し、OBDを調整してばらつきを低減することにより、ギアバックラッシュのバラつきを低減できる。このため、ギア歯打ち(ラトル)音を低減でき、騒音低減にもつながる。
(他の実施形態)
以上、本開示の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本開示の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
以上、本開示の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本開示の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
例えば、上記実施形態では、ギア10として、エンジンのタイミングギアの例を示したが、ギア10の形状には特に制約されず、単純な円環形状の平歯車だけでなく、はすば歯車、かさ歯車、まがりばかさ歯車、ねじ歯車、マイタ歯車等であってもよい。
また、上記実施形態では、円環状のインナーリング20を圧入する例を示したが、円環状だけでなく、多角形状の環状体であってもよい。さらに、ギア10の形状や機能等を考慮して、軸や円柱等を圧入することもできる。
10 ギア
12 内周面
14 歯形
15 補正ギア
16 外周面
20 インナーリング(挿入物)
30 円管体
40 軸体
12 内周面
14 歯形
15 補正ギア
16 外周面
20 インナーリング(挿入物)
30 円管体
40 軸体
Claims (5)
- 内周面と歯形が形成された外周面とを有するギアに対して、前記内周面に挿入物が圧入され、前記ギアの前記外周面の径が径方向に補正された補正ギア。
- 前記挿入物は、前記内周面の径よりも大きな外径を有する円環状のインナーリングである請求項1に記載の補正ギア。
- 内周面と歯形が形成された外周面とを有するギアの前記内周面に対して、
前記内周面の径よりも大きな外径を有する円環状のインナーリングを圧入し、前記ギアの前記外周面の径を径方向に補正するギアの補正方法。 - 前記圧入は、前記ギアを所定温度で加熱して前記内周面の径を前記インナーリングの外径よりも大きくした後、前記内周面に前記インナーリングを挿入し、冷却する請求項3に記載のギアの補正方法。
- 設定されたOBD目標値からのOBD測定値のずれの値であるOBDずれ値が負である複数のギアがある場合に、モデルによるOBD計算によって圧入変形によるOBD最大増加量を予め決定しておき、前記OBD最大増加量を負にした値よりも前記OBDずれ値がさらに負側にあるギアに対して、前記圧入を行う請求項3又は4に記載のギアの補正方法。
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