JP2020050100A - アクチュエータユニット及びシート支持装置 - Google Patents
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Abstract
Description
これにより、シート本体を支持するリンク機構を上下方向に伸縮するためのエアスプリングの圧力調整を、非通電状態で維持できる。
図1はシート支持装置10の全体を示す斜視図であり、図2は側面図、図3は上面図である。本発明に係るシート支持装置10は、車両の乗員が着座する車両用サスペンションシートに用いられ、乗員が着座するシート本体を上下動可能に支持するものである。
ロアフレーム14は、シート本体を車両へ固定する支持体である。ロアフレーム14は、リンク機構20を介してアッパフレーム16と連結されている。リンク機構20は、アクチュエータユニット40から給排気されたエアスプリング30の膨張及び縮小に伴って上下に伸縮して、アッパフレーム16及びシート本体を上下に移動させる。
図2に示すように、リンク機構20は、2本のリンクアーム21、22がリンク軸24Aを介してX状に組まれた左右一対のXリンク24と、前側の上下の可動軸21A、22A(図1参照)とを備えている。Xリンク24は、前上がりに傾斜するリンクアーム21と前下がりに傾斜するリンクアーム22の中間部がリンク軸24Aを介してX状に組まれ、リンク軸24Aを支点として相対回転可能とされたものである。
エアスプリング30は、図1に示すように、ロアフレーム14内の後側のスペースに配置されており、その上端部が、左右の前上がり側のリンクアーム21間にわたって固定されリンク機構20の作動に伴って昇降する受圧板34に固定されている。エアスプリング30には、例えば車両のエアブレーキ装置を構成するエアコンプレッサ(空気供給源)から圧縮空気が供給されるようになっている。エアスプリング30は、空気が供給されると上方に膨出し、排気されると下方に縮小する。
アクチュエータユニット40は、図1に示すように、ロアフレーム14内の後側のスペースに配置されており、図4に示すように、筐体42と、モータ44と、ウォーム46と、ウォームホイール48と、カム50と、バルブ60と、を備えて構成されている。筐体42は、モータ格納部42Aと、バルブ格納部42Bと、モータ格納部42A及びバルブ格納部42Bを連結する連結部42Cと、を備えている。また、筐体42には、モータ44、ウォーム46、ウォームホイール48、カム50及びバルブ60を上方から覆うように、図示しない蓋が固定される。なお、モータ44、ウォーム46、ウォームホイール48及びカム50は、本発明におけるカム機構の一例である。
本発明の実施形態に係るアクチュエータユニット40では、バルブ60が排気状態とされている図6の状態において、カム50に作用する「反時計回り」の回転モーメントが、カム50に作用する時計回りの回転モーメントより大きくされている。換言すると、バルブ60の排気状態において、カム50には排気弁棒62Bを押し込む方向の回転力が付与される。
20 リンク機構
30 エアスプリング
40 アクチュエータユニット
44 モータ(カム機構)
46 ウォーム(カム機構)
48 ウォームホイール(カム機構)
50 カム(カム機構)
60 バルブ(制御対象)
62B 排気弁棒(スイッチ)
62C 給気弁棒(スイッチ)
70 カム(カム機構)
72B 外周面(一部の外周面)
Claims (6)
- 押し込まれた状態で制御対象を動作させるスイッチと、
通電状態で前記スイッチを押し込み、非通電状態で前記スイッチを押し込んだ状態を維持するカム機構と、
を備えたアクチュエータユニット。 - 前記カム機構は、一方向へ回転して前記スイッチを押し込み、他方向へ回転して押し込み状態を解除するカムと、前記カムを回転させるモータと、を備え、
前記スイッチが押し込まれた状態において、
前記カムが前記スイッチから受ける摩擦力及び反力によって前記カムに作用する回転モーメントが、前記一方向に向って正の値とされている、
請求項1に記載のアクチュエータユニット。 - 前記回転モーメントによる前記カムの回転を止める回転抑制機構を備えている、請求項2に記載のアクチュエータユニット。
- 前記カムにおける一部の外周面が前記カムの回転中心を中心とする円周に沿って形成され、
前記一部の外周面が前記スイッチを押し込む際に、前記スイッチが最も押し込まれた状態とされる、請求項2又は請求項3に記載のアクチュエータユニット。 - 前記カム機構は、一方向へ回転して前記スイッチを押し込み、他方向へ回転して押し込み状態を解除するカムと、前記カムを回転させるモータと、を備え、
前記カムにおける一部の外周面が前記カムの回転中心を中心とする円周に沿って形成され、
前記一部の外周面が前記スイッチを押し込む際に、前記スイッチが最も押し込まれた状態とされる、請求項1に記載のアクチュエータユニット。 - 請求項1〜請求項5の何れか1項に記載のアクチュエータユニットと、
前記スイッチによって開閉される前記制御対象としてのバルブと、
前記バルブの開閉に応じて空気が給排気されるエアスプリングと、
シート本体を支持すると共に前記エアスプリングの圧力によって上下方向に伸縮するリンク機構と、
を備えたシート支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018180672A JP7115715B2 (ja) | 2018-09-26 | 2018-09-26 | アクチュエータユニット及びシート支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018180672A JP7115715B2 (ja) | 2018-09-26 | 2018-09-26 | アクチュエータユニット及びシート支持装置 |
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JP2020050100A true JP2020050100A (ja) | 2020-04-02 |
JP7115715B2 JP7115715B2 (ja) | 2022-08-09 |
Family
ID=69995390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018180672A Active JP7115715B2 (ja) | 2018-09-26 | 2018-09-26 | アクチュエータユニット及びシート支持装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP7115715B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH078307Y2 (ja) * | 1990-11-30 | 1995-03-01 | 株式会社アイテス | 車両用シートのエアサスペンション装置 |
JP2013216199A (ja) * | 2012-04-09 | 2013-10-24 | Nhk Spring Co Ltd | 車両用エアサスペンション式シート支持装置 |
JP2017001573A (ja) * | 2015-06-12 | 2017-01-05 | しげる工業株式会社 | 車両用座席のエアサスペンション装置 |
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2018
- 2018-09-26 JP JP2018180672A patent/JP7115715B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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JPH078307Y2 (ja) * | 1990-11-30 | 1995-03-01 | 株式会社アイテス | 車両用シートのエアサスペンション装置 |
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JP2017001573A (ja) * | 2015-06-12 | 2017-01-05 | しげる工業株式会社 | 車両用座席のエアサスペンション装置 |
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JP7115715B2 (ja) | 2022-08-09 |
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