JP2020049776A - 印刷装置及び画像データ処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】様々な形式の印刷ラベルをより容易に作成する。【解決手段】被印字テープ203を搬送する搬送手段209と、被印字テープ203に画像を印字形成する印字手段205と、印字オブジェクトがそれぞれ配置される複数のテンプレートTを記憶した記憶手段206と、搬送手段209及び印字手段205を制御する制御手段202と、を有する印刷装置20であって、制御手段202は、画像データを取得する画像データ取得処理;画像データの直交する第3方向及び第4方向における寸法に係わる数値パラメータに応じて、画像データに適用するテンプレートT1〜3を決定するテンプレート決定処理;テンプレートT1〜3内の印字オブジェクトに画像データを割り付けて印字データを生成する印字データ生成処理;印字データを用い画像を被印字テープ203に形成する画像形成処理;を実行する。【選択図】図4

Description

本発明は、印刷装置及び画像データ処理プログラムに関する。
例えば、特許文献1に記載のように、撮像手段により撮像された画像データを、テープ等に印刷して印字ラベル等を作成するラベルプリンタ等の印刷装置が知られている。
特開2018−54764号公報
このようなラベルプリンタでは、様々な形式の印刷ラベルを作成するために、テープ幅に収まる印刷領域の中に、テキスト、画像、シンボル等を自由自在な位置・サイズで配置して、被印字テープ等に印刷することが出来る。
しかし、画像データの位置・サイズは、印刷領域に必ずしも合致しておらず、ユーザは、画像データを調整する機能を熟知して、その機能を使用して印刷領域に適した位置・サイズ等に画像データを調整する必要があるという問題があった。
本発明の目的は、様々な形式の印刷ラベルをより容易に作成することが可能な、印刷装置及び画像データ処理プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明は、被印字テープを搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送される前記被印字テープに対し、画像を印字形成する印字手段と、互いに直交する第1方向及び第2方向における寸法を備えた印字オブジェクトがそれぞれ配置される複数のテンプレートを記憶した記憶手段と、前記搬送手段及び前記印字手段を制御する制御手段と、を有する印刷装置であって、前記制御手段は、画像データを取得する画像データ取得処理;前記取得された画像データの、互いに直交する第3方向及び第4方向における寸法に係わる数値パラメータに応じて、前記記憶された複数のテンプレートのうち当該画像データに適用する1つの前記テンプレートを決定するテンプレート決定処理;前記決定された1つのテンプレート内の前記印字オブジェクトに、前記取得された画像データを割り付けて印字データを生成する印字データ生成処理;前記生成された印字データを用いて、対応する前記画像を前記被印字テープに形成する画像形成処理;を実行することを特徴とする。
本願発明の印刷装置においては、例えば装置外部から画像データを取得し、その画像データをテンプレートの印字オブジェクトに割り付けることによって、被印字テープに画像を形成(印刷)する。その際、記憶手段に複数のテンプレートが予め記憶されており、これに対応して、制御手段によって、テンプレート決定処理が行われる。
すなわち、画像データ取得処理で画像データが取得されると、その取得された画像データの第3方向(例えば縦方向)及び第4方向(例えば横方向)の寸法に係わる数値パラメータが検証される。数値パラメータとしては、例えば画像データの画素数や、画像サイズや、縦方向横方向の寸法比(いわゆる縦横比)等がある。そして、テンプレート決定処理では、その画像データの数値パラメータの値(上記の例では画素数、画素、縦横比の値)に応じて、上記記憶された複数のテンプレートのうちどれを当該画像データに適用すべきかが決定される。
例えば、画像データの総画素数が比較的大きい場合には、当該画像データに係わる画像は風景画像であると推定される。そして、当該風景画像をまんべんなく割り付けるために、上記複数のテンプレートのうち内包する印字オブジェクトのサイズが最大であるものが選択される。また例えば、画像データの総画素数が比較的小さい場合には、当該画像データに係わる画像は自己の記念撮影画像であると推定される。そして、当該自己の記念撮影画像を高い娯楽性を維持しつつ割り付けるために、上記複数のテンプレートのうち同一サイズの複数印字オブジェクトが配列されているものが選択される。
また例えば、画像データの画像サイズが比較的小さい場合も、当該画像データに係わる画像は自己の記念撮影画像であると推定され、上記同様、同一サイズの複数印字オブジェクトが配列されているテンプレートが選択される。
さらに例えば、画像データの上記縦横比(第3方向寸法と第4方向寸法との比)が、上記複数のテンプレートそれぞれに備えられる印字オブジェクトの縦横比(第1方向寸法と第2方向寸法との比)いずれかに近い場合には、縦横比が最も近いテンプレートが選択される。
上記のようにして1つのテンプレートが決定されたら、そのテンプレートの印字オブジェクトに画像データが割り付けられることで、印字データが生成される(印字データ生成処理)。そして、その印字データを用いて、対応する画像が被印字テープに形成される(画像形成処理)。
以上の処理の結果、本願発明の印刷装置においては、画像データが取得されると、その画像データに最適なテンプレートが決定され、そのテンプレートの印字オブジェクトに画像データが割り付けられることで、対応する画像が被印字テープに形成(印刷)される。これにより、ユーザが画像の種類ごとにテンプレートを選択したりアプリケーション上で画像の縮尺や配置態様を調整し編集しなければならなかった従来手法に比べ、ユーザにとっての労力負担を大きく低減し、利便性を向上することができる。
本発明によれば、様々な形式の印刷ラベルをより容易に作成することができる。
本発明の一実施形態に係る操作端末を表す、操作端末の外観の正面図、及び、操作端末の外観の右側面図である。 ラベルプリンタの外観図である。 操作端末の機能的構成を表す機能ブロック図である。 ラベルプリンタの機能的構成を表す機能ブロック図である。 印刷システムが処理する画像データを表す説明図である。 比較例において必要な操作を表す説明図である。 比較例において必要な操作を表す説明図である。 比較例において必要な操作を表す説明図である。 実施形態において用いられるテンプレートを表す説明図である。 制御回路が実行する画像データ処理を表すフローチャートである。 ステップS5の詳細手順を表すフローチャートである。 第1テンプレートを使用した画像データ処理を説明する説明図である。 第2テンプレートを使用した画像データ処理を説明する説明図である。 第3テンプレートを使用した画像データ処理を表す説明図である。 本発明の第1変形例に係るラベルプリンタの機能的構成を表す機能ブロック図である。 テンプレートを表す説明図である。 画像データ処理を表す説明図である。 本発明の第2変形例に係る操作端末の機能的構成を表す機能ブロック図である。
以下に添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面では、実質的に同一の機能を有する構成要素は、原則として同一の符号で表す。そして、これらの構成要素についての重複説明は、適宜省略する。
<一実施形態>
図1〜図4を参照しつつ、本発明の一実施形態に係る印刷システムについて説明する。本実施形態に係る印刷システムは、操作端末10と、ラベルプリンタ20とを有する。操作端末10は、ラベルプリンタ20に接続され、画像データをラベルプリンタ20に出力する。ラベルプリンタ20は、印刷装置の一例であり、操作端末10から取得した画像データから印字データを生成し、印字データに対応した画像を被印字テープに対し印字形成して印字ラベルを形成する。なお、印刷装置の構成例は、この例に限定されるものではなく、操作端末10とラベルプリンタ20との機能を発揮するような1つの装置または一体として動作する3以上の装置で構成されてもよい。操作端末10は、携帯端末とも言い、被印字テープに印字・形成するための画像データを生成する。なお、操作端末10は、例えばスマートフォン、タブレット型コンピュータであってもよい。
図1(a)及び図1(b)に示すように、操作端末10は、装置本体12と、カメラ111(撮像手段)とを有する。
装置本体12は、例えば液晶ディスプレイを備えたパネルにより各種情報や各種メッセージを表示し、かつユーザ(操作者)が各種操作を行えるタッチパネル112(操作手段、表示手段)と、ユーザが操作可能な操作ボタン110(操作手段)とを備えている。
カメラ111は、装置本体12の上部(図1(a)及び図1(b)中の上部)に設けられており、装置本体12においてタッチパネル112の表示面が設けられた面の反対側、すなわち下面側(図1(a)中の紙面奥面側、図1(b)中の右面側)に、レンズ111Aを備えている。例えば、ユーザが、操作ボタン110等を用いた適宜の操作でタッチパネル112に適宜のアイコン等を表示させ、指で当該アイコンを押すことによりカメラ111が起動し、対象物を撮影して、画像データを取得する。なお、操作ボタン110及びタッチパネル112の操作機能を単に「操作手段」とも言い、以下適宜「操作部110等」と称する。
図2に示すように、ラベルプリンタ20は、装置本体22を有している。装置本体22は、例えば液晶ディスプレイからなり各種情報や各種メッセージを表示する表示部212と、ユーザが各種操作を可能な操作部210と、装置本体22内に配設されたカッタ207(後述の図4参照)を駆動するためのカットレバー213とを備えている。操作部210には、文字、記号、及び数字等を入力するための入力キーを初めとする種々の機能キー210a等が含まれている。
図3に示すように、操作端末10は、上記操作ボタン110と、カメラ111と、タッチパネル112とに加え、通信制御部108と、制御回路102と、メモリ106と、を有する。
通信制御部108は、無線を介して接続されたラベルプリンタ20との間で行われる情報通信の制御を行う。
制御回路102は、制御部の一例であり、図示しないCPU(演算手段)、RAM、及びROMを備えている。この制御回路102は、CPUの演算機能により、RAMの一時記憶機能を利用しつつ、ROMに予め記憶された各種プログラムを実行する。この各種プログラムには、後述する図14のフローを実行するための本発明の画像表示処理プログラムが含まれている。また、制御回路102は、通信制御部108を介し、無線通信によりラベルプリンタ20と接続されており、ラベルプリンタ20と各種情報やデータの送受が可能となっている。
メモリ106は、記憶部の一例であり、記憶内容の追加及び消去が可能な、例えばElectrically Erasable Programmable Read−Only Memory(EEPROM)等の不揮発性メモリから構成されている。このメモリ106には、各種情報が記憶され、操作端末10で実行されるアプリケーション等の各種プログラム、カメラ111が撮像したりネットワークを介して取得したり画面をキャプチャした画像データD1〜D3等が記憶されている。
図4に示すように、ラベルプリンタ20は、上記操作部210と、表示部212と、カットレバー213とに加え、通信制御部208と、制御回路202と、メモリ206と、カートリッジホルダ216と、搬送装置209と、印字ヘッド205と、カッタ207とを有する。
通信制御部208は、上記のように無線を介して接続された操作端末10との間で行われる情報通信の制御を行う。
制御回路202は、制御手段の一例であり、図示しないCPU、RAM、及びROMを備えている。この制御回路202は、RAMの一時記憶機能を利用しつつ、ROMに予め記憶された各種プログラムを実行する。これにより、制御回路202は、搬送装置209及び印字ヘッド205を含むラベルプリンタ20全体の制御を行う。また、制御回路202は、通信制御部208を介して操作端末10と接続されており、操作端末10とデータの送受が可能となっている。
メモリ206は、記憶手段の一例であり、記憶内容の追加及び消去が可能な、例えばElectrically Erasable Programmable Read−Only Memory(EEPROM)等の不揮発性メモリから構成されている。このメモリ206には、各種情報が記憶されている。特に、本実施形態に係るメモリ206には、ラベルプリンタ20で実行される制御プログラム及び画像データ処理プログラムを含む各種プログラム、印字オブジェクトがそれぞれ配置される複数の第1テンプレートT1〜第3テンプレートT3、操作端末10から取得した画像データD1〜D3等が記憶されている。第1テンプレートT1〜第3テンプレートT3については詳しく後述する。
カートリッジホルダ216は、被印字テープの一例であるテープ203を供給可能なカートリッジ201を着脱可能に構成されている。カートリッジ201は、テープ203を図示しないリール部材の周りに巻回したテープロール204(本来は渦巻き状であるが簡略化して同心円で図示している)を備えている。
搬送装置209は、搬送手段の一例であり、印字ヘッド205に対向して設けられている。この搬送装置209は、制御回路202により制御されて、カートリッジホルダ216に装着したカートリッジ201から供給される、すなわち当該カートリッジ201のテープロール204から繰り出される、テープ203を搬送する。
印字ヘッド205は、印字手段の一例であり、制御回路202により制御されて、テープロール204から繰り出され搬送装置209により搬送されるテープ203に対し、所望の印字として画像を印字形成する。
カッタ207は、ユーザによりカットレバー213が操作されることで、印字ヘッド205による印字が終了したテープ203を所定の長さに切断して印字付きの1つの印字ラベルLとする。
<画像データ>
カメラ111が撮像したりネットワークを介して取得した画像データD1〜D3は、図3に示すように、メモリ106に記憶される。図5には、このメモリ106に記憶された画像データとして、3つの画像データD1〜D3を例示している。
画像データD1は、風景画像の一例であり、例えば操作端末10が有する一般撮影用アプリケーション(プログラム)を用いて、カメラ111で撮像された風景(この例では富士山を背景に五重塔のような建物)が写っている画像である。この画像データD1は、総画素数が他の画像データよりも大きい。
画像データD2は、自己の記念撮影画像の一例であり、例えば操作端末10が有する自己を写す記念撮影用アプリケーションを用いて、自己を含む2名が写っている画像である。この画像データD2は、記念撮影用アプリケーションにより、被写体の人物の眼や肌等に画像処理が施されたり、背景色の変更や画像・文字の追加がなされるなど、所定の画像処理が施されている。なお、この自己の記念撮影画像は、操作端末10のタッチパネル102に側に配置されたカメラを使用したいわゆる「自撮り」又は「セルフィー」画像であってもよい。
画像データD3は、スクリーンショット画像の一例であり、例えば、操作端末10が有し、自転車やマラソンなどを走行した際の走行記録用アプリケーションを用いた場合の当該アプリケーションの瞬間的な表示を保存した画像である(スクリーンショットともいう。)。画像データD3では、走行時の地図が走行ルートを表し、「02:48:13」が走行時間(2時間48分13秒)を表し、「77.1」が走行距離(km)を表し、「27.5」が平均時速(km/h)を表し、「140」が脈拍数(回/分)を表している。
図5に示す画像データD1〜D3は、それぞれ取得時の状況や取得者の意図が異なる。したがって、これらの画像データD1〜D3それぞれから印字ラベルLを作成する場合、ユーザが印字ラベルLに求める形式や用途等も異なる。そこで、本実施形態に係る印刷システムは、画像データD1〜D3の属性(画素数・画像サイズ・縦横比等の寸法に係わる数値パラメータ、表現取得場所、取得時間、被写体、取得者の意図等またはこれらを表す画像中の特徴量など)等に応じて、適切な処理を施しして印字ラベルLを生成する。ただし、印刷システムが処理する画像データは、これらの例に限定されるものではない。
<比較例>
ここで、本実施形態に係る印刷システムの理解を容易にするために、図6〜図8を参照しつつ、比較例に係る印刷システムの動作(言い換えれば操作者において必要な操作)について説明する。
上述の通り、印刷ラベルLを作成する場合、画像データの属性等によって、印字ラベルLに求められる形式や用途等が異なる。これに対して、比較例に係る印刷システムでは、ユーザは、まず、汎用の印字ラベル作成用の専用アプリケーション(エディタ)を起動させ、操作端末10の操作部110等に対して、これらの形式や用途を反映する操作を、画像データ毎に行っていた。なお、図6〜図8では、エディタを起動するとタッチパネル112に表示されるエディタ画面を示している。図6〜図8に示すエディタ画面には、縦横のルーラーと、所定のテープ幅(例えば50mm)により形成される印字ラベルLのイメージ(印字領域)の外形輪郭を表す破線状の枠とが含まれている。
図6では、画像データD1から印字ラベルLを作成する際のユーザ操作を例示している。画像データD1は、風景画像を表している。比較例に係る印刷システムでは、ユーザが、画像データD1を印字ラベルLのエディタの画面上に貼り付けると、図6(a)に示すように、印字ラベルLの枠の左上隅に一致するように画像データD1が配置される。したがって、ユーザは、図6(b)に示すように、この画像データD1を枠に合わせて拡大させ、かつテープ幅方向(図6中の上下方向)の中央に移動させるという、2段階の非常に面倒な操作を行う必要があった。
図7では、画像データD2から印字ラベルLを作成する際のユーザ操作を例示している。画像データD2は、自己の記念撮影画像を表している。比較例に係る印刷システムでは、ユーザが、画像データD2を印字ラベルLのエディタの画面上に貼り付けると、図7(a)に示すように、印字ラベルLの枠の左上隅に一致するように画像データD1が配置される。したがって、ユーザは、図7(b)に示すように、この画像データD2を適した大きさに縮小させた後、さらに6個並べるために画像データD2をコピー・アンド・ペーストし、6個の画像データD2のそれぞれを整列するように位置合わせするという、3段階の非常に面倒な操作を行う必要があった。
図8では、画像データD3から印字ラベルLを作成する際のユーザ操作を例示している。画像データD3は、スクリーンショット画像を表している。比較例に係る印刷システムでは、ユーザが、画像データD3を印字ラベルLのエディタの画面上に貼り付けると、図8(a)に示すように、印字ラベルLの枠の左上隅に一致するように画像データD1が配置される。したがって、ユーザは、図8(b)に示すように、この画像データD3を反時計回りに90°回転させた後、適した大きさに縮小させ、更にテープ幅方向の中央に移動させるという、3段階の非常に面倒な操作を行う必要があった。
<本実施形態の特徴>
以上説明したように、比較例に係る印刷システムでは、ユーザ自ら、テープ幅に収まる印字領域の中に画像データが思うように配置されるように、画像データに対し、位置、サイズ、回転等の指定をしなければならず、ユーザの操作労力の負担が大きかった。これに対して、本実施形態に係る印刷システムでは、ユーザが使用する形式や用途に対応した複数のテンプレートが予め記憶されており、印刷システムが画像データの属性に応じて自動的に最適なテンプレートが選択され、型式や用途の印字ラベルLを形成することができる。以下、本実施形態に係る印刷システムについて詳細に説明する。
<本実施形態に係るテンプレート>
図9に、本実施形態に係るテンプレートを示す。複数のテンプレートTは、雛形とも言い、互いに直行する縦方向(第1方向の一例)及び横方向(第2方向の一例)における寸法を備えた1又は2以上の印字オブジェクトがそれぞれ配置される。印字オブジェクトは、画像データ又はテキストデータ等の配置枠を意味し、図9等では破線で示している。
図9に示すように、本実施形態に係るテンプレートとして、風景画像用テンプレート(第1テンプレートT1)と、自己の記念撮影用テンプレート(第2テンプレートT2)と、スクリーンショット用テンプレート(第3テンプレートT3)が、ラベルプリンタ20のメモリ206に記憶されている。特にそれぞれを区別しない場合、第1テンプレートT1〜第3テンプレートT3をテンプレートTとも言う。
第1テンプレートT1には、風景画像がはめ込まれる1つの印字オブジェクトが配置される。この第1テンプレートT1の印字オブジェクトのサイズは、他のテンプレートTに配置される印字オブジェクトよりも大きい。
第2テンプレートT2には、自己の記念撮影画像がはめ込まれる6つの印字オブジェクトが配置される。この第2テンプレートT2に含まれる6つの印字オブジェクトは、同一サイズで配列されている。
第3テンプレートT3には、スクリーンショット画像がはめ込まれる1つの印字オブジェクトが配置される。
<本実施形態に係る画像データ処理>
本実施形態に係る上記手法を実現するために制御回路202が実行するフローチャートを、図10に示す。
本実施形態に係る画像データ処理プログラムが、ラベルプリンタ20により実行されると、図10に示すように、ステップS2が処理される。ステップS2では、制御回路202が、フラグFを0にリセットする。ステップS2の処理後は、ステップS4に進む。
ステップS4(画像データ取得処理の一例)では、制御回路202が、メモリ206又は操作端末10のメモリ106から、印字ラベルLに形成する画像データを取得する。ステップS4の処理後は、ステップS5に進む。
ステップS5(テンプレート決定処理の一例)では、制御回路202が、取得された画像データの数値パラメータに応じて、メモリ206に記憶された複数のテンプレートTのうち、その画像データに適用する1つのテンプレートTを決定する。画像データの数値パラメータは、画像データの属性の一つで、互いに直行する縦方向(第3方向の一例)及び横方向(第4方向の一例)における寸法を表し、例えば、画素数・画像サイズ(画像ファイルのデータ上の大きさ)・縦横比等が挙げられる。
<本実施形態に係るテンプレート決定処理>
このステップS5をより詳細に図11に示す。図11に示すように、ステップS5には、ステップS110〜ステップS170が含まれる。ステップS5の処理が開始されると、まずステップS110が処理される。
ステップS110及びステップS120では、制御回路202が、数値パラメータとしての、画像データの総画素数に応じて、複数のテンプレートTの中から1つのテンプレートTを決定する。
より具体的には、ステップS110において、制御回路202は、画像データの総画素数と予め定められた大しきい値(第1しきい値の一例)を比較する。そして、総画素数が大しきい値以上の場合(S110:YES)、制御回路202は、ステップS120を処理し、メモリ206に記憶された複数のテンプレートTのうち、印字オブジェクトのサイズが最大である風景用の第1テンプレートT1を、画像データに適用するテンプレートTとして決定して、ステップS5の処理を終了する。一方、総画素数が大しきい値未満の場合(S110:NO)、制御回路202は、ステップS130を処理する。
ステップS130及びステップS140では、制御回路202が、数値パラメータとしての、画像データの画像サイズに応じて、複数のテンプレートTの中から1つのテンプレートTを決定する。
より具体的には、ステップS130では、制御回路202は、画像データの画像サイズと予め定められた小しきい値(第3しきい値の一例)を比較する。そして、画像サイズが小しきい値以下の場合(S130:YES)、制御回路202は、ステップS140を処理し、メモリ206に記憶された複数のテンプレートTのうち、同一サイズの複数の印字オブジェクトが配列された記念撮影用の第2テンプレートT2を、画像データに適用するテンプレートTとして決定して、ステップS5の処理を終了する。一方、画像サイズが小しきい値超過の場合(S130:NO)、制御回路202は、ステップS150を処理する。
ステップS150及びステップS160では、制御回路202が、数値パラメータとしての、画像データの縦横比(縦方向における寸法と横方向における寸法との寸法比の一例)に応じて、複数のテンプレートTの中から1つのテンプレートTを決定する。
より具体的には、ステップS150では、制御回路202は、画像データの縦横比が予め定められた所定範囲内に収まっているか否か判断する。この所定範囲は、例えば、スクリーンショット用の第3テンプレートT3に含まれる印字オブジェクトの縦横比(縦方向における寸法と横方向における寸法との寸法比の一例)に基づいて、当該印字オブジェクトの縦横比とほぼ同一又は親しい値を含むように設定される。従って、画像データの縦横比が所定範囲に収まる場合(S150:YES)、第3テンプレートT3は、画像データの縦横比に最も近い印字オブジェクトの縦横比をもつテンプレートに相当することになる。従って、画像データの縦横比が所定範囲に含まれる場合、制御回路202は、ステップS160を処理し、メモリ206に記憶された複数のテンプレートTのうち、印字オブジェクトの縦横比が画像データの縦横比に最も近いスクリーンショット用の第3テンプレートT3を、画像データに適用するテンプレートTとして決定して、ステップS5の処理を終了する。
一方、画像データの縦横比は、撮像時のカメラの姿勢によって縦と横の比が反転しえる。そこで、画像データの縦横比が所定範囲に含まれない場合、制御回路202は、画像データの縦横比を逆転させて横縦比を算出し、当該横縦比が所定範囲に含まれるか否かを判断する。画像データの横縦比が所定範囲に含まれる場合(S150:YES)、制御回路202は、ステップS160を処理して、第3テンプレートT3を画像データに適用するテンプレートTとして決定すると共に、画像データを90°回転させて、当該第3テンプレートT3が有する印字オブジェクトに割り付けして、ステップS5の処理を終了する。一方、画像データの縦横比及び横縦比の両方が所定範囲に含まれない場合(S150:NO)、制御回路202は、ステップS170を処理する。ただし、ここでの画像データを90°回転させる処理は、後述のステップS8で行われても良い。
なお、このステップS150では、画像データの縦横比に対して予め所定範囲が定められている場合について説明したが、画像データの縦横比と最も近い縦横比の印字オブジェクトを有するテンプレートTが選択されればよく、例えば、画像データの縦横比と印字オブジェクトの縦横比の差が所定の値以下になるテンプレートTを選択する等の様々な選択方法を使用することができる。
ステップS170では、制御回路202が、ステップS2で初期化したフラグFに1を設定する。そして、ステップS5の処理を終了する。
<本実施形態に係る印字データ生成処理>
図10に戻る。図10に示すように、ステップS5の処理後はステップS6に進む。
ステップS6では、制御回路202が、フラグFが1か否かを確認する。フラグFが1でない場合(S6:NO)、ステップS8に進み、フラグFが1の場合(S6:YES)、ステップS9に進む。
ステップS8(印字データ生成処理の一例)に進んだ場合、このステップS8では、制御回路202が、ステップS5で決定されたテンプレートT内の印字オブジェクトに、取得された画像データを割り付けて印字データを生成する。この際制御回路202は、画像データが印字オブジェクトの範囲に入る最大の大きさになるように、画像データを拡大又は縮小し、かつ、移動させて印字オブジェクトに貼り付けてもよい。ステップS8の処理後は、ステップS10に進む。
ステップS9に進んだ場合、このステップS9では、制御回路202が、テンプレートTを使用せずに、取得された画像データから印字データを生成する。この際、制御回路202は、例えば、画像データを、縦横比を固定した状態でテープ幅と上下方向の幅(縦方向の幅)がほぼ一致するように拡大して、印字データを生成しても良い。ステップS9の処理後は、ステップS10に進む
<本実施形態に係る印字処理>
ステップS10〜ステップS70(画像形成処理の一例)では、制御回路202が、ステップS8又はステップS9で生成された印字データを用いて、対応する画像をテープ203に形成して印字ラベルLを作成する。より具体的にステップS10〜ステップS70のそれぞれの処理について説明する。
ステップS10では、制御回路202が、搬送装置209に制御信号を出力し、カートリッジホルダ216に装着されたカートリッジ201のテープロール204からのテープ203の繰り出し、すなわちテープ203の搬送を開始させる。ステップS10の処理後は、ステップS20に進む。
ステップS20では、制御回路202が、テープ203が所定量だけ搬送されたかどうかを判定する。なお、この所定量とは、例えば、テープ203の図示しない印字領域の先端が、印字ヘッド205とほぼ対向する位置に到達するだけの搬送距離(いわゆる前余白用の搬送量)である。所定量搬送されるまでステップS20の判定が満たされず(S20:NO)、ループ待機し、所定量搬送されたらステップS20の判定が満たされて(S20:YES)、ステップS30に進む。
ステップS30では、制御回路202が、印字ヘッド205に制御信号を出力し、搬送装置209により搬送されるテープ203の印字領域に対し、ステップS8又はステップS9で生成した印字データを用いたラベル印刷を開始させる。ステップS30の処理後は、ステップS40に進む。
ステップS40で、制御回路202が、ステップS30で開始した印字ヘッド205によるテープ203の印字領域へのラベル印刷がすべて完了しているかどうかを判定する。印刷がすべて完了するまでステップS40の判定が満たされず(S40:NO)、ループ待機し、印刷がすべて完了したらステップS40の判定が満たされて(S40:YES)、ステップS50に進む。
ステップS50では、制御回路202が、テープ203がさらに所定量(例えば印字領域のすべてがカッタ207を所定の長さ分越えるだけの搬送距離。いわゆる後余白用の搬送量)だけ搬送されたかどうかを判定する。所定量搬送されるまでステップS50の判定が満たされず(S50:NO)、ループ待機し、所定量搬送されたらステップS50の判定が満たされて(S50:YES)、ステップS60に進む。
ステップS60では、制御回路202が、搬送装置209に制御信号を出力し、ステップS20で開始させたテープロール204からのテープ203の繰り出し、すなわちテープ203の搬送を停止させる。ステップS60の処理後は、ステップS70に進む。
ステップS70では、上記CPUは、表示部212に表示信号を出力し、カットレバー213を操作することによりテープ203を切断可能な状態である旨の表示を行わせる。その後、このフローに示す処理を終了する。上記表示に応じてユーザがカットレバー213を操作すると、カッタ207が作動してテープ203が切断される。このカッタ207による切断によって、テープ203から印字ヘッド205による印字が行われた部分が切り離されて、1つの印字ラベルLとなる。
<本実施形態に係るテンプレート決定処理の一例>
ここで、図12〜図14を参照しつつ、ステップS5の具体的な決定処理の例について説明する。図
本実施形態に係る第1テンプレートT1を使用した画像データ処理を図12に示す。図12(a)の画像データD1は、風景画像の例を示している。このような画像は、大抵の場合総画素数が他の画像に比べて大きい(例えば500万画素以上等)。従って、制御回路202は、ステップS110において、大しきい値と、画像データD1の総画素数と比較し、総画素数が大しきい値以上であることから、この画像データD1が風景画像であると推定し、図12(b)に示すように風景用の第1テンプレートT1を選択する。そして、制御回路202は、ステップS8において、画像データD1を第1テンプレートT1の印字オブジェクトに貼り付けることにより、印字オブジェクトに画像がほぼ最大限の大きさで配置されるように画像の拡大又は縮小と移動を行い、印字データを生成する。従って、この印字データを、制御回路202がテープ203に印字することで、図12(c)に示す印字ラベルLが印刷される。
本実施形態に係る第2テンプレートT2を使用した画像データ処理を図13に示す。図13(a)の画像データD2は、自己の記念撮影画像の例を示している。このような画像は、大抵の場合総画素数が他の画像に比べて小さい一方で、画像サイズが他の画像に比べて小さい。従って、制御回路202は、ステップS110を経たステップS130において、小しきい値と、画像データD2の画像サイズと比較し、画像サイズが小しきい値以下であることから、この画像データD2が自己の記念撮影画像であると推定し、図13(b)に示すように自己の記念撮影用の第2テンプレートT2を選択する。そして、制御回路202は、ステップS8において、画像データD2を第2テンプレートT2の複数の印字オブジェクトそれぞれに貼り付けることにより、それぞれの印字オブジェクトに画像がほぼ最大限の大きさで配置されるように画像の拡大又は縮小と移動を行い、印字データを生成する。従って、この印字データを、制御回路202がテープ203に印字することで、図13(c)に示す印字ラベルLが印刷される。
本実施形態に係る第3テンプレートT3を使用した画像データ処理を図14に示す。図14(a)の画像データD3は、自己の記念撮影画像の例を示している。このような画像は、大抵の場合総画素数が他の画像に比べて大きくもなく小さくもない中程度であり、かつ、画像サイズも他の画像に比べて大きくもなく小さいもない中程度である。しかし、このような画像は、操作端末10のタッチパネル112に対応して、他の画像に比べて特異な縦長の形状を有する(例えば縦:横が2:1〜3:1等)。従って、制御回路202は、ステップS110及びステップS130を経たステップS150において、所定の範囲と、画像データD3の縦横比と比較する。図14(a)に示す画像データD3の場合、縦横比は所定範囲内に含まれないため、制御回路202は、ステップS150において、更に、所定の範囲と、画像データD3の横縦比とを比較する。そして、制御回路202は、横縦比が所定の範囲内であることから、この画像データD3がスクリーンショット画像であると推定し、図14(b)に示すようにスクリーンショット用の第3テンプレートT3を選択するとともに、画像データD3を90°回転させる。そして、制御回路202は、ステップS8において、画像データD3を第3テンプレートT3の印字オブジェクトに貼り付けることにより、印字オブジェクトに画像がほぼ最大限の大きさで配置されるように画像の拡大又は縮小と移動を行い、印字データを生成する。従って、この印字データを、制御回路202がテープ203に印字することで、図14(c)に示す印字ラベルLが印刷される。
<本実施形態に係る効果の例>
以上、本発明の一実施形態に係る印刷システムについて説明した。本実施形態に係る印刷システムによれば、ラベルプリンタ20においては、例えば装置外部から画像データを取得し、その画像データをテンプレートTの印字オブジェクトに割り付けることによって、テープ203に画像を形成(印刷)する。その際、メモリ206に複数のテンプレートT1〜T3が予め記憶されており、これに対応して、制御回路202によって、テンプレート決定処理(ステップS5)が行われる。
すなわち、画像データ取得処理(ステップS4)で画像データが取得されると、その取得された画像データの縦方向(第3方向の一例)及び横方向(第4方向の一例)の寸法に係わる数値パラメータが検証される。数値パラメータとしては、例えば画像データの総画素数や、画像サイズや、縦方向横方向の寸法比(いわゆる縦横比)等がある。そして、テンプレート決定処理では、その画像データの数値パラメータの値(上記の例では総画素数、画像サイズ、縦横比の値)に応じて、上記記憶された複数のテンプレートT1〜T3のうちどれを当該画像データに適用すべきかが決定される。
例えば、画像データの総画素数が比較的大きい場合には、当該画像データに係わる画像は風景画像であると推定される。そして、当該風景画像をまんべんなく割り付けるために、上記複数のテンプレートTのうち内包する印字オブジェクトのサイズが最大であるもの(第1テンプレートT1)が選択される。また例えば、画像データの画像サイズが比較的小さい場合には、当該画像データに係わる画像は自己の記念撮影画像であると推定される。そして、当該自己の記念撮影用画像を高い娯楽性を維持しつつ割り付けるために、上記複数のテンプレートTのうち同一サイズの複数印字オブジェクトが配列されているもの(第2テンプレートT2)が選択される。さらに例えば、画像データの縦横比(第3方向寸法と第4方向寸法との比)が、複数のテンプレートTそれぞれに備えられる印字オブジェクトの縦横比(第1方向寸法と第2方向寸法との比)いずれかに近い場合には、縦横比が最も近いテンプレート(第3テンプレートT3)が選択される。
このようにして1つのテンプレートTが決定されたら、そのテンプレートTの印字オブジェクトに画像データが割り付けられることで、印字データが生成される(印字データ生成処理の一例)。そして、その印字データを用いて、対応する画像がテープ203に形成される(画像形成処理の一例)。
以上の処理の結果、本実施形態に係るラベルプリンタ20においては、画像データが取得されると、その画像データに最適なテンプレートTが決定され、そのテンプレートTの印字オブジェクトに画像データが割り付けられることで、対応する画像がテープ203に形成(印刷)される。これにより、ユーザが画像の種類ごとにテンプレートTを選択したりアプリケーション上で画像の縮尺や配置態様を調整し編集しなければならなかった比較例の手法に比べ、ユーザにとっての労力負担を大きく低減し、利便性を向上することができる。
また、本実施形態に係る印刷システムによれば、ステップS5(テンプレート決定処理の一例)において、数値パラメータとして、画像データの総画素数に応じて、1つのテンプレートが決定される。これにより、例えば画像データの総画素数が比較的大きい場合には、(風景画像との推定に基づき)上記複数のテンプレートのうち内包する印字オブジェクトのサイズが最大であるもの(第1テンプレートT1)を決定することができる。
また、本実施形態に係る印刷システムによれば、ステップS5(テンプレート決定処理の一例)において、総画素数が予め定められた大しきい値(第1しきい値の一例)以上の場合には、記憶された複数のテンプレートTのうち印字オブジェクトのサイズが最大である第1テンプレートT1が、前記画像データに適用する前記1つのテンプレートとして決定される。これにより、総画素数が比較的大きい画像データを風景画像であると推定し、その風景画像をまんべんなく割り付けるために、記憶された複数のテンプレートのうち印字オブジェクトのサイズが最大であるもの(第1テンプレートT1)を確実に選択することができる。
また、本実施形態に係る印刷システムによれば、ステップS5(テンプレート決定処理の一例)において、数値パラメータとして、画像データの画像サイズに応じて、1つのテンプレートが決定される。これにより、例えば画像データの画像サイズが比較的小さい場合には、(自己の記念撮影画像との推定に基づき)複数のテンプレートのうち同一サイズの複数印字オブジェクトが配列されているもの(第2テンプレートT2)を決定することができる。
また、本実施形態に係る印刷システムによれば、ステップS5(テンプレート決定処理の一例)において、画像サイズが予め定められた少しきい値(第3しきい値の一例)以下の場合には、記憶された複数のテンプレートTに含まれる、同一サイズの複数の印字オブジェクトが配列された第2テンプレートTが、画像データに適用する1つのテンプレートTとして決定される。これにより、画像サイズが比較的小さい画像データを自己の記念撮影画像であると推定し、その自己の記念撮影画像を高い娯楽性を維持した態様で割り付けるために、記憶された複数のテンプレートTのうち同一サイズの複数の印字オブジェクトが配列されたもの(第2テンプレートT2)を確実に選択することができる。
また、本実施形態に係る印刷システムによれば、ステップS5(テンプレート決定処理の一例)において、数値パラメータとして、画像データの縦方向(第3方向の一例)における寸法と横方向(第4方向の一例)における寸法との寸法比(縦横比)に応じて、1つのテンプレートが決定される。これにより、例えば画像データの形状が縦長又は横長である場合には、複数のテンプレートTのうち内包する印字オブジェクトが同様に縦長又は横長であるもの(第3テンプレートT3)を決定することができる。また例えば画像データの形状が縦横略同一寸法の均等形状である場合には、複数のテンプレートTのうち内包する印字オブジェクトが同様に縦横略同一寸法の均等形状であるものを決定することもできる。
また、本実施形態に係る印刷システムによれば、ステップS5(テンプレート決定処理の一例)において、複数のテンプレートTのうち、印字オブジェクトの縦方向(第1方向の一例)における寸法と横方向(第2方向の一例)における寸法との寸法比(縦横比)が、画像データの縦方向(第3方向の一例)における寸法と横方向(第4方向の一例)における寸法との寸法比(縦横比)、若しくは、画像データの横方向における寸法と横方向における寸法との寸法比(横縦比)、に最も近い第3テンプレートT3が、画像データに適用する1つのテンプレートTとして決定される。これにより、印字オブジェクトの寸法比が画像データの寸法比となるべく近い第3テンプレートT3を確実に選択することで、ユーザによる操作を必要とすることなく、最適なテンプレートTを画像データに対応づけることができる。
また、本実施形態に係る印刷システムによれば、ステップS5(テンプレート決定処理の一例)において、複数のテンプレートTのうち、印字オブジェクトの縦方向における寸法と横方向における寸法との寸法比(縦横比)が、画像データの横方向における寸法と横方向における寸法との寸法比(横縦比)、に最も近い第3テンプレートT3が、画像データに適用する1つのテンプレートTとして決定される。そして、ステップS8(印字データ生成処理の一例)において、決定された1つのテンプレートT内の印字オブジェクトに対し、画像データが90°回転されて割り付けられ、印字データが生成される。これにより、例えば所定の縦寸法及び横寸法を備えたスマートフォン等の操作端末10の縦長のスクリーンショット画像を割り付けるために、記憶された複数のテンプレートTのうち、スマートフォンの縦寸法に近い横寸法及びスマートフォンの横寸法に近い縦寸法の、横長の印字オブジェクトが配列されているものを確実に選択することができる。そして、ステップS8では、スクリーンショット画像の縦長形状を、印字オブジェクトの横長形状に割り付けるために、画像データを90°回転させて割り付ける。これにより、スクリーンショット画像を適切に印字形成することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について詳細に説明した。しかしながら、本発明の技術的思想の範囲は、ここで説明した実施の形態に限定されないことは言うまでもない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された本発明の技術的思想の範囲内において、様々な変更や修正、組み合わせなどを行うことに想到できることは明らかである。従って、これらの変更や修正、組み合わせなどの後の技術も、当然に本発明の技術的思想の範囲に属するものである。
<第1変形例>
図15〜図17を参照しつつ、本発明の第1変形例について説明する。
図15及び図16に示すように、本変形例に係るラベルプリンタ20は、メモリ206に、一実施形態の第1テンプレートT1〜第3テンプレートT3に加えて、新たに4分割用テンプレートである第4テンプレートT4が記憶されている。この第4テンプレートT4には、図16に示すように、風景画像ほど大きく印字する必要はないが、自己の記念撮影画像ほど小さく印字しないように、画像がはめ込まれる4つの印字オブジェクトが配置される。この第4テンプレートT4に含まれる4つの印字オブジェクトは、同一サイズで配置される。
また、図17に示すように、本変形例に係るラベルプリンタ20によるステップS5(テンプレート決定処理の一例)では、ステップS110とステップS130との間に、ステップS125及びステップS135が処理され、ステップS13とステップS150との間に、ステップS145及びステップS155が処理される。それ以外は、本変形例に係るラベルプリンタ20は、一実施形態に係るラベルプリンタ20とほぼ同様に構成されるため、ここでは変更点を中心に説明する。
本変形例では、ステップS110で画像データの総画素数が大しきい値未満であった場合(S110:YES)に、ステップS125が処理される。ステップS125において、制御回路202は、画像データの総画素数と予め定められた中しきい値(第4しきい値の一例)を比較する。そして、総画素数が中しきい値以上の場合(S125:YES)、制御回路202は、ステップS135を処理し、メモリ206に記憶された複数のテンプレートTのうち、印字オブジェクトのサイズが中くらいである4分割用の第4テンプレートT4を、画像データに適用するテンプレートTとして決定して、ステップS5の処理を終了する。一方、総画素数が中しきい値未満の場合、制御回路202は、ステップS130を処理する。
本変形例では、ステップS130で画像データの画像サイズが小しきい値超過であった場合(S130:NO)に、ステップS145が処理される。ステップS145において、制御回路202は、画像データの画像サイズと予め定められた中しきい値(第5しきい値の一例)を比較する。そして、総画素数が中しきい値以下の場合(S125:YES)、制御回路202は、ステップS155を処理し、メモリ206に記憶された複数のテンプレートTのうち、印字オブジェクトのサイズが中くらいである4分割用の第4テンプレートT4を、画像データに適用するテンプレートTとして決定して、ステップS5の処理を終了する。一方、総画素数が中しきい値超過の場合、制御回路202は、ステップS150を処理する。
この変更例によれば、風景画像ほど大きく印字する必要はなく、自己の記念撮影画像ほど小さく印字する必要もなく、スクリーンショットとして印字する必要もない中くらいの総画素数の画像を、4分割用の第4テンプレートT4が選択される。そして、制御回路202は、ステップS8において、画像データを第4テンプレートT4の複数の印字オブジェクトそれぞれに貼り付けることにより、それぞれの印字オブジェクトに画像がほぼ最大限の大きさで配置されるように画像の拡大又は縮小と移動を行い、印字データを生成する。従って、この印字データを制御回路202がテープ203に印字することで、適切な大きさで画像が表示された印字ラベルLを印刷することができる。
以上、本発明の第1変形例について説明したが、この変形例の他にも、図10又は図17に例示したテンプレート決定処理は、様々な構成・組み合わせが可能である。例えば、図10及び図17において、ステップS110とステップS130の処理順番を反転させたり、ステップS110及びステップS130の少なくとも一方の前にステップS150を処理することも可能である。また、テンプレートの種類の数も3種類又は4種類に限られるものではない。
<第2変形例>
本発明の第2変形例に係る操作端末の機能的構成を表す図18に示す。上記一実施形態及び第1変形例に係る印刷システムでは、画像データ処理プログラム及び複数のテンプレートTは、ラベルプリンタ20のメモリ206に記憶され、図10に示した各処理がラベルプリンタ20で実行される場合について説明した。しかし、画像データ処理プログラム及び複数のテンプレートTは、図18に示すように、操作端末10側のメモリ106(記憶部の一例)に記憶され、ステップS2〜ステップS9の各処理は、ラベルプリンタ20の制御回路202の代わりに操作端末10の制御回路102(制御部の一例)により実行されてもよい。この場合、制御回路102は、メモリ106に記憶された画像データ処理プログラムを実行することにより、各処理を実行する。また、ステップS8又はステップS9の処理後は、制御回路102が、生成された印字データを、ラベルプリンタ20へ出力する(印字データ出力手順の一例)。なお、この場合、ステップS4は、画像データ取得手順の一例となり、ステップS5は、テンプレート決定手順の一例となり、ステップS8は、印字データ生成手順の一例となる。
<第3変形例>
本発明の一実施形態、第1変形例及び第2変形例では、図11及び図17に示すステップS110では、画像データの総画素数によりテンプレートTを決定する一方で、ステップS130では、画像データの画像サイズによりテンプレートTを決定したが、このステップS110及びステップS130の両方において、画像データの総画素数でテンプレートTを決定したり、画像データの画像サイズでテンプレートTを決定することも可能である。更には、ステップS110では、画像データの画像サイズでテンプレートTを決定し、ステップS130では、画像データの総画素数でテンプレートTを決定することも可能である。
ここでは、より具体的に、ステップS110及びステップS130の両方において、画像データの総画素数でテンプレートTを決定する場合について説明する。
図11に示すように、ステップS110において、総画素数が大しきい値未満の場合(S110:NO)、制御回路202は、ステップS130を処理するが、このステップS130(テンプレート決定処理の一例)において、本変形例では、制御回路202は、以下の処理を行う。つまり、ステップS130において、制御回路202は、画像データの総画素数と予め定められた小しきい値(第2しきい値の一例)を比較する。そして、総画素数が小しきい値以下の場合(S130:YES)、制御回路202は、ステップS140を処理し、メモリ206に記憶された複数のテンプレートTのうち、同一サイズの複数の印字オブジェクトが配列された記念撮影用の第2テンプレートT2を、画像データに適用するテンプレートTとして決定して、ステップS5の処理を終了する。一方、総画素数が小しきい値超過の場合(S130:NO)、制御回路202は、ステップS150を処理する。
本変形例によれば、総画素数が比較的小さい画像データを自己の記念撮影画像であると推定し、その自己の記念撮影画像を高い娯楽性を維持した態様で割り付けるために、記憶された複数のテンプレートTのうち同一サイズの複数印字オブジェクトが配列されているもの(第2テンプレートT2)を確実に選択することができる。
<他の変形例>
また、例えば、ラベルプリンタ20内に、テープ幅検出手段(適宜のセンサ)を設け、その検出したテープ幅(あるいはユーザが手動操作で申告入力したテープ幅でもよい)に応じて、上記ステップS110、ステップS125、ステップS130、ステップS145、ステップS150の判定のうち少なくとも1つを、省略してもよい。例えば、テープ幅検出手段が、通常使用するテープ幅(例えば50mm)よりも狭いテープ幅(例えば25mm)を検出した場合、その狭いテープ幅から、比較的総画素数が大きな風景画像用の第1テンプレートT1が決定されることをユーザは意図しないであろうとして、ステップS110及びステップS120を省略し、ステップS130又はステップS125から処理を行うようにしてもよい。
また、テンプレートTを使用しない場合であるステップS9では、テープ203の幅方向一杯に画像データを拡大して印字データを生成したが、例えば、画像データの総画素数や装着されたテープのテープ幅に応じて、適宜、自己の記念撮影画像の処理と同様に、複数個の画像が並べて印字データを生成してもよい。
また、ステップS8又はステップS9の印字データ生成時に、制御回路202は、画像データに対して人間の顔の認識処理を行うことで、人間の顔を検出し、敢えて人間の顔の部分のみを粗い画素としてモザイクをかけた状態で印字データを生成してもよい。
なお、以上の説明において、「垂直」「平行」「平面」等の記載がある場合には、当該記載は厳密な意味ではない。すなわち、それら「垂直」「平行」「平面」とは、設計上、製造上の公差、誤差が許容され、「実質的に垂直」「実質的に平行」「実質的に平面」という意味である。
また、以上の説明において、外観上の寸法や大きさが「同一」「等しい」「異なる」等の記載がある場合は、当該記載は厳密な意味ではない。すなわち、それら「同一」「等しい」「異なる」とは、設計上、製造上の公差、誤差が許容され、「実質的に同一」「実質的に等しい」「実質的に異なる」という意味である。
但し、例えばしきい値や基準値等、所定の判定基準となる値あるいは区切りとなる値の記載がある場合は、それらに対しての「同一」「等しい」「異なる」等は、上記とは異なり、厳密な意味である。
なお、以上において、図3、図4、図15、図18等の各図中に示す矢印は信号の流れの一例を示すものであり、信号の流れ方向を限定するものではない。
また、図10、図11、図17等に示すフローチャートは本発明を上記フローに示す手順に限定するものではなく、発明の趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で手順の追加・削除又は順番の変更等をしてもよい。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
10 操作端末(携帯端末)
12 装置本体
102 制御回路(制御部の一例)
106 メモリ(記憶部の一例)
108 通信制御部
110 操作ボタン(操作手段)
111 カメラ(撮像手段)
111A レンズ
112 タッチパネル(操作手段、表示手段)
20 ラベルプリンタ(印刷装置の一例)
22 装置本体
201 カートリッジ
202 制御回路(制御手段の一例)
203 テープ(被印字テープの一例)
204 テープロール
205 印字ヘッド(印字手段の一例)
206 メモリ(記憶手段の一例
207 カッタ
208 通信制御部
209 搬送装置(搬送手段の一例)
210 操作部
210a 機能キー
212 表示部
213 カットレバー
216 カートリッジホルダ
D1〜D3 画像データ
L 印字ラベル

Claims (10)

  1. 被印字テープを搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送される前記被印字テープに対し、画像を印字形成する印字手段と、
    互いに直交する第1方向及び第2方向における寸法を備えた印字オブジェクトがそれぞれ配置される複数のテンプレートを記憶した記憶手段と、
    前記搬送手段及び前記印字手段を制御する制御手段と、
    を有する印刷装置であって、
    前記制御手段は、
    画像データを取得する画像データ取得処理;
    前記取得された画像データの、互いに直交する第3方向及び第4方向における寸法に係わる数値パラメータに応じて、前記記憶された複数のテンプレートのうち当該画像データに適用する1つの前記テンプレートを決定するテンプレート決定処理;
    前記決定された1つのテンプレート内の前記印字オブジェクトに、前記取得された画像データを割り付けて印字データを生成する印字データ生成処理;
    前記生成された印字データを用いて、対応する前記画像を前記被印字テープに形成する画像形成処理;
    を実行することを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1記載の印刷装置において、
    前記テンプレート決定処理では、
    前記数値パラメータとしての、前記取得された画像データの総画素数に応じて、前記1つのテンプレートを決定する
    ことを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項2記載の印刷装置において、
    前記テンプレート決定処理では、
    前記総画素数が予め定められた第1しきい値以上の場合には、前記記憶された複数のテンプレートのうち前記印字オブジェクトのサイズが最大である第1テンプレートを、前記画像データに適用する前記1つのテンプレートとして決定する
    ことを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項2又は請求項3記載の印刷装置において、
    前記テンプレート決定処理では、
    前記総画素数が予め定められた第2しきい値以下の場合には、前記記憶された複数のテンプレートに含まれる、同一サイズの複数の印字オブジェクトが配列された第2テンプレートを、前記画像データに適用する前記1つのテンプレートとして決定する
    ことを特徴とする印刷装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の印刷装置において、
    前記テンプレート決定処理では、
    前記数値パラメータとしての、前記取得された画像データの画像サイズに応じて、前記1つのテンプレートを決定する
    ことを特徴とする印刷装置。
  6. 請求項5記載の印刷装置において、
    前記テンプレート決定処理では、
    前記画像サイズが予め定められた第3しきい値以下の場合には、前記記憶された複数のテンプレートに含まれる、同一サイズの複数の印字オブジェクトが配列された第2テンプレートを、前記画像データに適用する前記1つのテンプレートとして決定する
    ことを特徴とする印刷装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項記載の印刷装置において、
    前記テンプレート決定処理では、
    前記数値パラメータとしての、前記取得された画像データの前記第3方向における寸法と前記第4方向における寸法との寸法比に応じて、前記1つのテンプレートを決定する
    ことを特徴とする印刷装置。
  8. 請求項7記載の印刷装置において、
    前記テンプレート決定処理では、
    前記記憶された複数のテンプレートのうち、前記印字オブジェクトの前記第1方向における寸法と前記第2方向における寸法との寸法比が、前記画像データの前記第3方向における寸法と前記第4方向における寸法との寸法比、若しくは、前記画像データの前記第4方向における寸法と前記第3方向における寸法との寸法比、に最も近い第3テンプレートを、前記画像データに適用する前記1つのテンプレートとして決定する
    ことを特徴とする印刷装置。
  9. 請求項8記載の印刷装置において、
    前記テンプレート決定処理では、
    前記記憶された複数のテンプレートのうち、前記印字オブジェクトの前記第1方向における寸法と前記第2方向における寸法との寸法比が、前記画像データの前記第4方向における寸法と前記第3方向における寸法との寸法比、に最も近い前記第3テンプレートを、前記画像データに適用する前記1つのテンプレートとして決定し、
    前記印字データ生成処理では、
    前記決定された1つのテンプレート内の前記印字オブジェクトに対し、前記取得された画像データを90°回転させて割り付け、前記印字データを生成する
    ことを特徴とする印刷装置。
  10. 被印字テープに対し画像を印字形成する印刷装置に接続され、印字オブジェクトがそれぞれ配置される複数のテンプレートを記憶した記憶部と制御部とを有する操作端末の、前記制御部に対し、
    画像データを取得する画像データ取得手順と、
    前記取得された画像データの寸法に係わる数値パラメータに応じて、前記記憶された複数のテンプレートのうち当該画像データに適用する1つの前記テンプレートを決定するテンプレート決定手順と、
    前記決定された1つのテンプレート内の前記印字オブジェクトに、前記取得された画像データを割り付けて印字データを生成する印字データ生成手順と、
    前記生成された印字データを、前記印刷装置へ出力する印字データ出力手順と、
    を実行させるための、画像データ処理プログラム。
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