JP2014197729A - ラベル印刷装置、およびラベル印刷方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】印刷対象としてのラベルに適した画像を容易に抽出し、印刷できるようにする。【解決手段】画像選択部70は、記憶部に記憶された画像を選択する。表示部90は、選択された画像82を表示する。表示制御部は、記憶部に記憶された印刷範囲91を画像82に重ねて表示させる。範囲調整部は、画像82と印刷範囲91の位置を調整する。印刷部は、印刷範囲91に位置する画像をラベル100に印刷する。【選択図】図2
Description
本発明は、台紙上にラベルが貼り付けられた媒体に印刷を行なうラベル印刷装置およびラベル印刷方法に関する。
写真などの原画像データから主要部を検出してトリミングし、当該主要部を表示処理や印刷処理に供する構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記のように抽出した画像の一部を、ラベル上に印刷したいという需要がある。しかしながら、ラベルには複雑な輪郭形状を有するものや、当該画像の一部とともに印刷される文字や絵が予め定められているものがある。したがって、抽出した画像の一部が、ラベルの輪郭形状にマッチしない場合や、予め定められた文字や絵とのレイアウトバランスがとれていない場合がある。
よって本発明は、印刷対象としてのラベルに適した画像を容易に抽出し、印刷しうる技術を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明がとりうる第1の態様は、ラベル印刷装置であって、台紙にラベルが貼り付けられた媒体に印刷される画像を記憶するとともに、前記媒体の前記ラベルに対応する印刷範囲を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された画像を選択する画像選択部と、前記画像選択部で選択された画像を表示する表示部と、前記記憶部に記憶された前記印刷範囲を、前記表示部で表示された画像に重ねて表示させる表示制御部と、前記画像と前記印刷範囲の位置を調整する範囲調整部と、前記印刷範囲に位置する画像を前記ラベルに印刷する印刷部と、を備えることを特徴とする。
上記の目的を達成するために、本発明がとりうる第2の態様は、ラベル印刷方法であって、記憶された画像とともに、当該画像が印刷される台紙に貼り付けられたラベルの印刷範囲を表示させ、表示された前記画像および前記印刷範囲に基づいて、前記印刷範囲と前記画像の位置を調整させ、調整された前記印刷範囲に位置する画像を前記ラベルに印刷することを特徴とする。
本発明の構成によれば、ユーザーは、印刷対象のラベルの形状に対応する印刷範囲を表示部上に視認することができる。このため、原画像から抽出される画像の一部を、当該ラベルに適したものとすることが容易である。特に複雑な輪郭形状を有するラベルに印刷する場合においても、抽出される画像を、当該輪郭形状とのレイアウトバランスがとれたものとすることが容易である。
前記記憶部がテンプレート画像を記憶する構成としてもよい。この場合、前記画像選択部により前記テンプレート画像が選択されたとき、前記表示制御部は、当該テンプレート画像を、前記印刷範囲との位置を維持して表示させる。
本発明の構成によれば、抽出される画像を、テンプレート画像とのレイアウトバランスがとれたものとすることが容易である。
前記範囲調整部は、前記印刷範囲の寸法比を維持しつつ、前記画像と前記印刷範囲の位置を調整する構成としてもよい。
本発明の構成によれば、ユーザーによる印刷範囲の調整に過度の裁量を与えないようにすることができる。これにより、ラベル上に印刷される画像のレイアウトに係る直感性を確保するとともに、印刷結果とのミスマッチを防止することが可能である。
添付の図面を参照しつつ、本発明に係る実施形態の例について、以下詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るラベル制御装置1の構成を示すブロック図である。
ラベル印刷装置1は、台紙にラベルが貼り付けられた媒体に印刷を行なう装置である。ラベル印刷装置1は、インターフェース12、プロセッサー13、メモリー14、および印刷部15を備えている。
インターフェース12は、ラベル印刷装置1に所望の動作を行なわせるために、ユーザーから入力される指示を受け付ける。インターフェース12は、受け付けた指示に対応する信号をプロセッサー13へ出力する。
プロセッサー13は、中央演算装置(CPU)をはじめとする、各種演算処理を実行する演算素子群を含んでいる。
メモリー14は、プロセッサー13により実行される各種制御プログラムを格納するROM、データ格納やプログラム実行のためのワークエリアとして利用されるRAM等の記憶素子群を含んでいる。
印刷部15は、図示しない媒体の搬送機構と印刷ヘッドを備える、いわゆるプリントエンジンである。印刷部15は、プロセッサー13の指令に応じて、搬送機構により所定の位置に搬送された台紙上のラベルに対し、印刷ヘッドにより印刷を行なう。
インターフェース12は、図示しないボタン、スイッチ群に加えて、表示部20を含んでいる。表示部20は、液晶方式や有機EL方式の小型ディスプレイ装置であり、表面にタッチパネルが実装されている。表示部20は、ラベルに印刷する画像を選択するユーザーインターフェース(UI)70(画像選択部の一例)を表示する。図2の(a)は、そのようなUI70の一例を示している。
UI70は、画像選択領域80を有している。画像選択領域80には、複数の画像がサムネイル形式で表示可能である。図示の例においては、画像81〜84が表示されている。当該複数の画像は、プロセッサー13が、メモリー14(記憶部の一例)に格納されている画像データ40を読み出して表示させている。画像選択領域80内に表示される画像は、スクロールボタン85やスクロールバー86を用いて変更することができる。
なおメモリー14に格納されている画像データ40としては、外部装置(コンピューターや携帯情報端末など)から有線または無線通信を通じて取得されたもの、ラベル印刷装置1に装着された可搬記憶媒体(メモリーカードやUSBメモリーなど)を通じて取得されたもの、ネットワーク(LANやWANなど)を通じてダウンロードされたものが例示される。
UI70は、選択画像表示領域90を有している。ユーザーは、画像選択領域80に表示された複数の画像からラベル印刷の対象とする画像を選択する。ユーザーは、所望のサムネイル画像に触れることにより、選択を有効にすることができる。選択画像表示領域90には、選択された画像が拡大表示される。図2の(a)に示す例においては、画像82が選択されている。
図1に示すように、プロセッサー13は、表示制御部31、範囲調整部32、および印刷データ生成部33を備えている。以降の説明においては、UI70により選択された画像82を、図2の(b)に示す輪郭形状を有するラベル100に印刷する場合の動作について説明する。
図1に示すように、メモリー14(記憶部の一例)には、ラベルデータ60が格納されている。ラベルデータ60は、印刷範囲情報61を含んでいる。本例においては、ラベル100全体が印刷範囲となるため、印刷範囲情報61は、ラベル100の輪郭形状を示す。
表示制御部31は、印刷対象のラベル100の形状に対応する印刷範囲を示す指標91を、選択画像表示領域90に表示されている選択画像82に重ねて表示する。具体的には、表示制御部31がラベルデータ60の印刷範囲情報61を読み出し、当該情報の示す形状の指標91を生成する。図2の(a)に示す例においては、ラベル100の輪郭形状に一致する形状の枠線が、指標91として選択画像表示領域90に表示されている。当該枠線の内側が印刷範囲を示している。
印刷部15は、指標91が示す印刷範囲に位置する選択画像82の一部を、ラベル100上に印刷するように構成されている。すなわち図2の(a)に示す例においては、選択画像82のうち、指標91の枠内に表示されている部分がラベル印刷に供される。図2の(b)は、このようにして選択画像82の一部がラベル100上に印刷された例を示している。
範囲調整部32は、選択画像82に対する指標91の相対位置と相対角度を調整する。図3は、UI70を用いて相対位置を調整する例を示している。図4は、UI70を用いて相対角度を調整する例を示している。
図3の(a)は、選択画像表示領域90内における指標91の位置を変更する場合を示している。ユーザーが指標91の枠線の内側領域に触れると、指標91のドラッグ操作が有効になる。ユーザーは、選択画像表示領域90内の任意の箇所へ、ドラッグした指標91を移動させることができる。移動時において、指標91の寸法比は維持される。
図3の(b)は、選択画像表示領域90内における選択画像82の位置を変更する場合を示している。ユーザーが指標91の枠線の外側領域に触れると、選択画像82のドラッグ操作が有効になる。ユーザーは、選択画像表示領域90内の任意の箇所へ、ドラッグした選択画像82を移動させることができる。移動時において、選択画像82の寸法比は維持される。
なお図3の(b)においては、選択画像82の一部が選択画像表示領域90の外側に位置している。これは理解を容易にするためであって、選択画像表示領域90の外側に位置する選択画像82の一部は、実際には表示されない。
図3の(c)は、選択画像表示領域90内における指標91の大きさを変更する場合を示している。ユーザーが指標91の枠線の内側における2箇所に触れ、その間隔を広げることにより、指標91を拡大することができる。またその間隔を狭めると、指標91を縮小することができる。拡大縮小時において、指標91の寸法比は維持される。同図においては、指標91を拡大する例が示されている。
図3の(d)は、選択画像表示領域90内における選択画像82の大きさを変更する場合を示している。ユーザーが指標91の枠線の外側における2箇所に触れ、その間隔を広げることにより、選択画像82を拡大することができる。またその間隔を狭めると、選択画像82を縮小することができる。拡大縮小時において、選択画像82の寸法比は維持される。同図においては、選択画像82を縮小する例が示されている。
選択画像表示領域内90には、回転ハンドル92が表示されている。図4の(a)に示すように、ユーザーが回転ハンドル92に触れると、選択画像82の回転ドラッグ操作が有効になる。ユーザーは、図4の(b)に示すように、選択画像表示領域90内で指を移動させることにより、ドラッグした選択画像82を任意の方向および角度に回転させることができる。
なお図4の(b)においては、選択画像82の一部が選択画像表示領域90の外側に位置している。これは理解を容易にするためであって、選択画像表示領域90の外側に位置する選択画像82の一部は、実際には表示されない。
以上のように選択画像82と指標91の相対位置(拡大縮小は、両者の奥行き方向における相対位置が変化しているとみなすことができる)および相対角度を調整することにより、指標91の枠内に表示される選択画像82の一部を変更することができる。すなわちラベル100の輪郭内に印刷される画像のレイアウトを変更したい場合に、上記の操作の少なくとも一つが行なわれる。範囲調整部32は、上記の調整操作中における選択画像82と指標91の表示制御を司る。
印刷データ生成部33は、表示色(RGB)ベースの画像データ40から、表示制御部31と範囲調整部32により定められた印刷範囲に対応する部分について、印刷色(YMCK)ベースの印刷データ50を生成する。生成される印刷データは、例えば諧調値に対応するインク吐出量を規定する。
図1に示すように、生成された印刷データ50は、メモリー14に格納され、プロセッサー13からの指令に応じて印刷部15へと送られる。印刷部15は、印刷データ50に基づいて、ラベル100上に印刷を実行する。
次に図5を参照しつつ、上記のような構成を備えるラベル印刷装置1を用いたラベル印刷方法について説明する。当該方法は、画像選択処理S1、範囲表示処理S2、範囲調整処理S3、および印刷処理S4を含んでいる。
画像選択処理S1においては、図2の(a)を参照して説明したように、ラベル100に印刷される画像が、表示部20に表示されるUI70を通じて選択される。具体的には、プロセッサー13が、メモリー14に格納されている画像データ40を読み出し、UI70における画像選択領域80にサムネイル表示する。ユーザーは、所望のサムネイル画像に触れることにより、選択を有効にする。選択された画像は、UI70の選択画像表示領域90に拡大表示される。
範囲表示処理S2においては、図2の(a)を参照して説明したように、プロセッサー13の表示制御部31が、メモリー14に格納されているラベルデータ60を読み出し、印刷対象のラベルの形状に対応する印刷範囲を示す指標を生成する。表示制御部31は、生成した指標を、選択画像表示領域90に表示されている選択画像に重ねて表示する。
範囲調整処理S3においては、図3と図4を参照して説明したように、UI70を用いて、選択画像に対する指標の相対位置と相対角度の少なくとも一方を調整する。プロセッサー13の範囲調整部32は、調整操作中における、選択画像と指標の表示制御を司り、両者の寸法比を維持する。
印刷処理S4においては、印刷データ生成部33が、表示色(RGB)ベースの画像データ40から、範囲表示処理S2と範囲調整処理S3により定められた印刷範囲に対応する部分(すなわち指標91の内側部分)について、印刷色(YMCK)ベースの印刷データ50を生成する。
生成された印刷データ50は、メモリー14に格納される。例えばインターフェース12を通じて印刷実行指示が入力されることにより、印刷データ50はメモリー14から印刷部15へ送られ、ラベル100上への印刷が実行される。
例えば一つのラベル内に複数の画像を配置する場合などは、図5に破線で示すように、必要に応じて画像選択処理S1、範囲表示処理S2、および範囲調整処理S3が繰り返される。このような例について図6と図7を参照しつつ以下説明する。
図6に示すラベル200は、予め定められたテンプレート画像210内に、第1画像配置領域211と第2画像配置領域212が設けられた構成を有している。第1画像配置領域211は、ユーザーによって選択された第1選択画像が配置される領域である。第2画像配置領域212は、ユーザーによって選択された第2選択画像が配置される領域である。ラベル200は、テンプレート画像210に第1選択画像と第2選択画像が埋め込まれた外観をもって印刷される。
このようなラベル200を印刷するために、表示部20にはUI70Aが表示される。UI70Aは、図2の(a)に示したUI70の画像選択領域80と選択画像表示領域90に加え、ラベル200が印刷された状態をプレビューするプレビュー表示領域95を備えている。
上述した画像選択処理S1において、先ず第1画像配置領域211に配置される画像が選択される。具体的には、プロセッサー13が、メモリー14に格納されている画像データ40を読み出し、画像選択領域80にサムネイル表示する。
一方、プロセッサー13は、メモリー14に格納されているラベルデータ60を読み出す。図1に示すように、ラベルデータ60は、印刷範囲情報61に加えてレイアウト情報62を含んでいる。
印刷範囲情報61は、第1画像配置領域211および第2画像配置領域212の輪郭形状に係る情報を含んでいる。レイアウト情報62は、ユーザーが選択した画像とともに印刷されるテンプレート画像210と、当該テンプレート画像210内における第1画像配置領域211および第2画像配置領域212の位置情報を含んでいる。プロセッサー13は、読み出した印刷範囲情報61とレイアウト情報62に基づいて、プレビュー領域95にラベル200のプレビュー画像96を表示する。
プレビュー画像96における第1画像配置領域211に対応する領域96aにユーザーが触れると、第1画像配置領域211に配置される画像の選択操作が有効になる。このとき第2画像配置領域212に対応する領域96bは明度を下げた状態で表示され、第1画像配置領域211に配置される画像が選択対象であることが明らかにされる。
ユーザーは、画像選択領域80に表示された複数のサムネイル画像のうち、所望の画像に触れることにより、第1画像配置領域211に配置される画像を選択できる。図6においては、画像82が選択された例を示している。選択画像82は、選択画像表示領域90に拡大表示される。
次に範囲表示処理S2において、プロセッサー13の表示制御部31が、ラベルデータ60の印刷範囲情報61に基づいて、第1画像配置領域211の形状に対応する印刷範囲を示す指標91aを生成する。表示制御部31は、生成した指標91aを、選択画像表示領域90に表示されている選択画像82に重ねて表示する。本例においては指標91aとして、第1画像配置領域211の輪郭形状に対応する長方形の枠線が表示されている。
次に範囲調整処理S3において、指標91aと選択画像82の相対位置と相対角度の少なくとも一方が、UI70Aの操作を通じて調整される。調整操作の詳細については、図3と図4を参照して示した通りであるため、繰り返しとなる説明は割愛する。プロセッサー13の範囲調整部32は、調整操作中における、選択画像と指標の表示制御を司る。
また範囲調整部32は、指標91aの内側に位置する選択画像82の一部を、プレビュー画像96における領域96a内に表示する。範囲調整操作に伴って指標91aの内側に位置する選択画像82の一部が変化すると、領域96a内の画像も連動して変化する。
図7に示すように、プレビュー画像96における第2画像配置領域212に対応する領域96bにユーザーが触れると、再び画像選択処理S1に戻り、第2画像配置領域212に配置される画像の選択操作が有効になる。このとき第1画像配置領域211に対応する領域96aは明度を下げた状態で表示され、第2画像配置領域212に配置される画像が選択対象であることが明らかにされる。
ユーザーは、画像選択領域80に表示された複数のサムネイル画像のうち、所望の画像に触れることにより、第2画像配置領域212に配置される画像を選択できる。図7においては、画像83が選択された例を示している。選択画像83は、選択画像表示領域90に拡大表示される。
次に範囲表示処理S2において、プロセッサー13の表示制御部31が、ラベルデータ60の印刷範囲情報61に基づいて、第2画像配置領域212の形状に対応する印刷範囲を示す指標91bを生成する。表示制御部31は、生成した指標91bを、選択画像表示領域90に表示されている選択画像83に重ねて表示する。本例においては指標91bとして、第2画像配置領域212の輪郭形状に一致する円形の枠線が表示されている。
次に範囲調整処理S3において、指標91bと選択画像83の相対位置と相対角度の少なくとも一方が、UI70Aの操作を通じて調整される。調整操作の詳細については、図3と図4を参照して示した通りであるため、繰り返しとなる説明は割愛する。プロセッサー13の範囲調整部32は、調整操作中における、選択画像と指標の表示制御を司る。
また範囲調整部32は、指標91bの内側に位置する選択画像83の一部を、プレビュー画像96における領域96b内に表示する。範囲調整操作に伴って指標91bの内側に位置する選択画像83の一部が変化すると、領域96b内の画像も連動して変化する。
上記のようにして第1画像配置領域211と第2画像配置領域212に埋め込まれる画像が決定すると、印刷処理S4が実行される。印刷データ生成部33は、画像データ40から、範囲表示処理S2と範囲調整処理S3により定められた印刷範囲に対応する部分(すなわち指標91a、91bの内側部分)について、印刷データ50を生成する。
生成された印刷データ50は、メモリー14に格納される。例えばインターフェース12を通じて印刷実行指示が入力されることにより、印刷データ50はメモリー14から印刷部15へ送られ、ラベル200上への印刷が実行される。
上記の構成を有するラベル印刷装置1に実行されるラベル印刷方法によれば、ユーザーは、印刷対象のラベルの形状に対応する印刷範囲を示す指標を、表示部20上に視認することができる。このため、原画像から抽出される画像の一部を、当該ラベルに適したものとすることが容易である。特にラベル100のように複雑な輪郭形状を有する場合においても、抽出される画像を、当該輪郭形状とのレイアウトバランスがとれたものとすることが容易である。
図6と図7に示したように、プレビュー画像96を表示する構成とした場合、原画像から抽出される画像とともにラベルに印刷される所定の画像が、当該抽出画像の印刷範囲に対する位置関係を維持した状態で表示される。したがって、ラベル200のように所定のテンプレート画像中に複数の選択画像を埋め込む場合においても、抽出される画像を、当該テンプレート画像とのレイアウトバランスがとれたものとすることが容易である。
また選択画像に重ねて表示される指標91(91a、91b)は、選択画像に対する相対位置と相対角度の少なくとも一方が調整されている間、範囲調整部32により寸法比が維持される。ユーザーによる印刷範囲の調整に過度の裁量を与えないようにすることにより、ラベル上に印刷される画像のレイアウトに係る直感性を確保するとともに、印刷結果とのミスマッチを防止している。
上記の実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであって、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく変更・改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
上記の実施形態においては、画像選択処理S1と範囲調整処理S3における各種操作が、タッチパネル方式のUIを用いて行なわれている。しかしながら、説明した操作の少なくとも一つは、インターフェース12に設けられたボタンやスイッチ等を用いて行なわれる構成としてもよい。
指標91を生成するために用いられるラベルデータ60は、必ずしも予めメモリー14に格納されていることを要しない。例えばラベル印刷装置1に装填される媒体上に識別子を付し、当該識別子を読み取る機構をラベル印刷装置1に設けてもよい。この場合、読み取った識別子に応じたラベルデータを、例えばネットワークを通じてダウンロードし、メモリー14に格納する構成としてもよい。
UI70においてプレビュー表示領域95を設け、ラベル100のプレビュー画像を表示する構成としてもよい。ラベル100はテンプレート画像を伴うものではないが、印刷後の状態をより直感的に把握することができる。
画像選択処理S1、範囲表示処理S2、および範囲調整処理S3は、必ずしもラベル印刷装置1が備える表示部20上で行なわれることを要しない。ラベル印刷装置1と有線または無線通信可能に接続されたコンピューターや携帯情報端末が備える表示装置上で行なわれる構成としてもよい。
1:ラベル印刷装置、14:メモリー、15:印刷部、20:表示部、31:表示制御部、32:範囲調整部、70、70A:UI、82、83:選択画像、90:選択画像表示領域、91、91a、91b:指標、96:プレビュー画像、100、200:ラベル、210:テンプレート画像
Claims (7)
- 台紙にラベルが貼り付けられた媒体に印刷される画像を記憶するとともに、前記媒体の前記ラベルに対応する印刷範囲を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された画像を選択する画像選択部と、
前記画像選択部で選択された画像を表示する表示部と、
前記記憶部に記憶された前記印刷範囲を、前記表示部で表示された画像に重ねて表示させる表示制御部と、
前記画像と前記印刷範囲の位置を調整する範囲調整部と、
前記印刷範囲に位置する画像を前記ラベルに印刷する印刷部と、
を備えることを特徴とするラベル印刷装置。 - 前記記憶部は、テンプレート画像を記憶し、
前記画像選択部により前記テンプレート画像が選択されたとき、前記表示制御部は、当該テンプレート画像を、前記印刷範囲との位置を維持して表示させる請求項1に記載のラベル印刷装置。 - 前記範囲調整部は、前記印刷範囲の寸法比を維持しつつ、前記画像と前記印刷範囲の位置を調整する請求項1または2に記載のラベル印刷装置。
- 前記印刷範囲の形状は、前記ラベルの形状である請求項1から3のいずれか一項に記載のラベル印刷装置。
- 記憶された画像とともに、当該画像が印刷される台紙に貼り付けられたラベルの印刷範囲を表示させ、
表示された前記画像および前記印刷範囲に基づいて、前記印刷範囲と前記画像の位置を調整させ、
調整された前記印刷範囲に位置する画像を前記ラベルに印刷することを特徴とするラベル印刷方法。 - 記憶されたテンプレート画像が選択されたとき、前記印刷範囲に対して前記テンプレート画像の位置を維持しつつ、前記画像と前記印刷範囲の位置を調整させる請求項5に記載のラベル印刷方法。
- 前記印刷範囲の寸法比を維持しつつ、前記画像と前記印刷範囲の位置を調整させる請求項5または6に記載のラベル印刷方法。
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
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