JP2020048374A - 駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】切換時間を短縮できる駆動装置を提供すること。【解決手段】駆動装置は変速機および制御装置を備え、変速機は、第1モータ及び第2モータにそれぞれ結合し同軸上に配置される第1入力軸および第2入力軸と、第1入力軸の動力を出力軸に伝達する第1減速機と、第1減速機の減速比よりも小さい減速比で第2入力軸の動力を出力軸に伝達する第2減速機と、第1入力軸と第2入力軸とを切断または接続する第1クラッチと、出力軸に配置され第1減速機から出力軸へ動力を伝達するワンウェイクラッチからなる第2クラッチと、を備える。制御装置は、第1クラッチをつなぐときに第1モータの回転数を制御し、それ以外のときは第1モータのトルクを制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載された2つのモータの少なくとも一方を駆動して車両を走行させる駆動装置に関するものである。
2つのモータの動力を出力軸に伝達する変速機と、モータ及び変速機を制御する制御装置と、を備える車両の駆動装置として、特許文献1には、変速機に設けた3つのクラッチを操作して変速を行う技術が開示されている。
特開2011−33077号公報
しかし上記技術では、3つのクラッチを操作して変速機の動力伝達経路を切り換えるので、切換完了までに時間がかかるという問題点がある。
本発明はこの問題点を解決するためになされたものであり、切換時間を短縮できる駆動装置を提供することを目的としている。
この目的を達成するために本発明は、第1モータ及び第2モータの動力を出力軸に伝達する変速機と、変速機、第1モータ及び第2モータの制御を行う制御装置と、を備え、車両に搭載される駆動装置である。変速機は、第1モータ及び第2モータにそれぞれ結合し同軸上に配置される第1入力軸および第2入力軸と、第1入力軸の動力を出力軸に伝達する第1減速機と、第1減速機の減速比よりも小さい減速比で第2入力軸の動力を出力軸に伝達する第2減速機と、第1入力軸と第2入力軸とを切断または接続する第1クラッチと、出力軸に配置され第1減速機から出力軸へ動力を伝達するワンウェイクラッチからなる第2クラッチと、を備える。制御装置は、第1クラッチをつなぐときに第1モータの回転数を制御し、それ以外のときは第1モータのトルクを制御する。
請求項1記載の駆動装置によれば、第1クラッチをつなぐときに制御装置は第1モータの回転数を制御するので、第1クラッチをつなぐ時間を短縮できる。第1クラッチをつなぐとき以外は、制御装置は第1モータのトルクを制御するので、ワンウェイクラッチからなる第2クラッチが配置された出力軸のトルクの架け替えをスムーズにできる。よって、モードの切換時間を短縮できる。なお、第1モータの回転数とは、回転数(回転速度)(S−1)、角速度(rad/s)を含む概念である。
請求項2記載の駆動装置によれば、制御装置は第2モータのトルクを制御するので、請求項1の効果に加え、第2モータの制御を簡易にできる。
請求項3記載の駆動装置によれば、制御装置は、第1クラッチを切り第1モータを駆動する第1モード、第2モータを駆動する第2モード、第1クラッチを切り第1モータ及び第2モータを駆動する第3モード、及び、第1クラッチをつなぎ第1モータ及び第2モータを駆動する第4モードのいずれかに変速機を設定する。制御装置は第2モードのときに第1モータを非通電とするので、その分だけ第2モードのときの消費電力を少なくできる。よって、請求項1又は2の効果に加え、電費を向上できる。
請求項4記載の駆動装置によれば、制御装置は、第1クラッチを切り第1モータを駆動する第1モード、第2モータを駆動する第2モード、第1クラッチを切り第1モータ及び第2モータを駆動する第3モード、及び、第1クラッチをつなぎ第1モータ及び第2モータを駆動する第4モードのいずれかに変速機を設定する。制御装置は第2モードのときに、第1モータに通電して第1モータの回転数を制御するので、第2モードから第4モードへ変速するときに第1クラッチをつなぎ易くできる。よって、請求項1又は2の効果に加え、第2モードから第4モードへの切換時間を短縮できる。
一実施の形態における駆動装置の機能ブロック図である。 第1モータ、第2モータ及び第1クラッチの動作の組合せを示す図表である。 モード切換線図の模式図である。 クラッチ切換処理のフローチャートである。 第1モードから第4モードへ切り換えるときのタイムチャートである。
以下、本発明の好ましい実施の形態について添付図面を参照して説明する。図1は一実施の形態における駆動装置10の機能ブロック図である。駆動装置10は車両に搭載されており、変速機11及び制御装置50を備えている。変速機11は、第1モータ12に接続される第1入力軸14、第2モータ13に接続される第2入力軸15及び出力軸16を備えている。第1入力軸14及び第2入力軸15は同軸上に配置される。第1入力軸14(第2入力軸15)及び出力軸16は互いに平行に配置されている。本実施形態では、第1入力軸14及び第2入力軸15は、それぞれ第1モータ12及び第2モータ13の駆動力を直接受ける主軸である。
第1入力軸14及び第2入力軸15は、パイロットベアリング(図示せず)を介して互いに相対回転可能に連結されている。第1モータ12及び第2モータ13は電動モータであり、同一のトルク特性を有している。車両に搭載されたバッテリ(図示せず)は第1モータ12及び第2モータ13の駆動回路52,53にそれぞれ電力を供給する。バッテリは、外部電力が供給されて充電される他、第2モータ13からの回生電力が供給される。
変速機11の出力は、車軸17の中央に配置された差動装置18に伝達される。車軸17は出力軸16と平行に配置されている。差動装置18は左右の車軸17に駆動力を配分する。車軸17の両端に車輪19がそれぞれ配置されている。車両は、車輪19以外に複数の車輪(図示せず)が配置されており、車軸17及び車輪19の回転駆動により走行できる。
第1減速機20は第1入力軸14の回転を減速して出力軸16に伝達する装置である。第1減速機20は、第1入力軸14に結合する第1ギヤ21と、第2クラッチ23の切換によって出力軸16に結合または出力軸16を空転する第2ギヤ22と、を備えている。第2ギヤ22は第1ギヤ21にかみ合う。第1減速機20は、第1ギヤ21と第2ギヤ22とのかみ合いによる減速比に設定される。
第2クラッチ23は出力軸16と第2ギヤ22との間に介在する。第2クラッチ23は第2ギヤ22から出力軸16へ正転方向の動力を伝達するワンウェイクラッチである。第2クラッチ23は、第2ギヤ22の正回転を出力軸16に遮断可能に伝達する一方、出力軸16から第2ギヤ22への正回転の伝達を遮断する。第2クラッチ23がつながると第2ギヤ22は出力軸16に結合し、第2クラッチ23が切れると第2ギヤ22は出力軸16を空転する。
第2減速機30は第2入力軸15の回転を減速して出力軸16に伝達する装置である。第2減速機30は、第2入力軸15に結合する第3ギヤ31と、出力軸16に結合し第3ギヤ31にかみ合う第4ギヤ32と、を備えている。第2モータ13は、第2減速機30を介して常に出力軸16に動力を伝達できる。第2減速機30は、第3ギヤ31と第4ギヤ32とのかみ合いにより、第1減速機20の減速比よりも小さい減速比に設定される。第1減速機20は低速用伝動経路であり、第2減速機30は高速用伝動経路である。
出力軸16に結合する第5ギヤ33は、差動装置18に結合する第6ギヤ34にかみ合う。第5ギヤ33及び第6ギヤ34は、差動装置18を介して出力軸16の動力を車軸17に伝達する。
第1入力軸14と第2入力軸15との間を切断または接続する第1クラッチ40が、第1入力軸14と第2入力軸15との間に配置されている。本実施形態では第1クラッチ40はかみあいクラッチである。制御装置50は、アクチュエータ42を用いてスリーブ41を移動させて第1クラッチ40を断接する。しかし、これに限られるものではなく、第1クラッチ40に摩擦クラッチ等の他のクラッチを採用したりシンクロメッシュを組み込んだりすることは当然可能である。
制御装置50(ECU)は、第1モータ12、第2モータ13及び第1クラッチ40を制御するための装置である。制御装置50は、CPU,ROM,RAM及びバックアップRAM(いずれも図示せず)を備えている。ROMは、プログラムを実行する際に参照されるモード切換線図60(図3参照)等のマップ及びプログラムが記憶されている。CPUは、ROMに記憶されたプログラムやマップに基づいて演算処理を実行する。RAMは、CPUでの演算結果や各センサから入力されたデータ等を一時的に記憶するメモリである。バックアップRAMは、保存すべきデータ等を記憶する不揮発性メモリである。
制御装置50は、CAN通信線51を通じて、第1モータ12を駆動する駆動回路52及び第2モータ13を駆動する駆動回路53が接続されている。制御装置50は、第1回転センサ54、第2回転センサ55、車速センサ56、アクセル開度センサ57及びスリーブ位置センサ58が接続されている。制御装置50は、駆動回路52,53を使って第1モータ12及び第2モータ13を力行制御または回生制御する。
第1回転センサ54は、第1モータ12の回転数(回転速度)を検出するための装置である。第1回転センサ54は、第1入力軸14の回転数を検出し、その検出結果を処理して制御装置50へ出力する出力回路(図示せず)を備えている。
第2回転センサ55は、第2モータ13の回転数(回転速度)を検出するための装置である。第2回転センサ55は、第2入力軸15の回転数を検出し、その検出結果を処理して制御装置50へ出力する出力回路(図示せず)を備えている。
車速センサ56は、車両の速度を検出するための装置である。車速センサ56は、出力軸16の回転速度を検出し、その検出結果を処理して車両の速度を算出し制御装置50へ出力する出力回路(図示せず)を備えている。
アクセル開度センサ57は、ドライバーによるアクセルペダル(図示せず)の踏み込み量を検出し、その検出結果を処理して制御装置50へ出力する出力回路(図示せず)を備えている。アクセル開度センサ57の出力は、ドライバーが要求する総駆動力(要求駆動力)に比例する。
スリーブ位置センサ58は、第1クラッチ40のスリーブ41の位置を検出し、その検出結果を処理して制御装置50へ出力する出力回路(図示せず)を備えている。スリーブ位置センサ58の検出結果により、制御装置50は、第1クラッチ40がつながっているか切れているかを検出する。制御装置50に接続される他の入出力装置59としては、例えばブレーキストロークセンサが挙げられる。
制御装置50は、駆動回路52に流れる電流量を検出してフィードバックすることにより第1モータ12のトルクを制御し、駆動回路53に流れる電流量を検出してフィードバックすることにより第2モータ13のトルクを制御する。また制御装置50は、第1回転センサ54により第1入力軸14の回転数を検出してフィードバックすることにより第1モータ12の回転数を制御する。
図2は第1モータ12、第2モータ13及び第1クラッチ40の動作の組合せを示す図表である。図2は、各モードにおいて駆動するモータ及び締結するクラッチが×で示される。制御装置50は、車速センサ54、アクセル開度センサ55等から入力された情報により、モード切換線図60(図3参照)を用いて第1モード、第2Aモード、第2Bモード、第3モード及び第4モードのいずれかに変速機11を切り換える制御をする。
第1モードでは、制御装置50は第1クラッチ40を切った状態で第2モータ13は非通電とし、第1モータ12を力行制御する。第1モードは、発進時や低速走行時に使われる。第1モータ12の出力は、第2減速機30よりも減速比の大きい第1減速機20を介して出力軸16に伝達されるので、低速から大きな駆動トルクを得て力強い発進および低速走行が可能となる。
第2モード(第2A及び第2Bモード)では、制御装置50は第2モータ13を力行制御する。第2モータ13の出力は、第1減速機20よりも減速比の小さい第2減速機30を介して出力軸16に伝達されるので、電費の良い高速走行が可能となる。ワンウェイクラッチからなる第2クラッチ23は、出力軸16から第2ギヤ22への動力の伝達を遮断するので、第1クラッチ40が切られた第2Aモードにおいて、第2モータ13が出力軸16を駆動するときの第1減速機20及び第1モータ12による引き摺り損失を抑制できる。
第2Bモードでは第1クラッチ40がつながれるので、第1モータ12は連れ回る。このときは、第1クラッチ40をつないで第1モータ12及び第2モータ13を駆動する第4モード64への切換要求があったときに、スムーズに第4モード64へ切り換えられる。また、第2モードにおいて第1モータ12を非通電とすることにより、その分だけ第2モードのときの消費電力を少なくできる。
なお、第2モードにおいて第1モータ12に通電しても良い。出力軸16に第2クラッチ23が配置されているので、第1モータ12により駆動される第2ギヤ22の回転数が、第2モータ13に駆動される第4ギヤ32(出力軸16)の回転数より小さいときは、第2クラッチ23が切れて第1モータ12の駆動力は出力軸16に伝達されないからである。
第2モードにおいて第1モータ12に通電して第1モータ12の回転数を上げておくと、第1入力軸14と第2入力軸15との回転数を合わせるときの時間を短縮できるので、第1クラッチ40をつなぎ易くできる。よって、第2モードから第4モード(後述する)への切換時間を短縮できる。
第3モードでは、制御装置50は第1クラッチ40を切った状態で第1モータ12及び第2モータ13を力行制御する。第1モータ12により駆動される第2ギヤ22の回転数が、第2モータ13に駆動される第4ギヤ32(出力軸16)の回転数より大きいときは、ワンウェイクラッチからなる第2クラッチ23がつながるので、第1モータ12及び第2モータ13の駆動力が出力軸16に伝達される。
一方、第1モータ12により駆動される第2ギヤ22の回転数が、第2モータ13に駆動される第4ギヤ32(出力軸16)の回転数より小さいときは第2クラッチ23が切れるので、第2モータ13の駆動力が出力軸16に伝達される。以上のように出力軸16にワンウェイクラッチからなる第2クラッチ23が配置されるので、第1モータ12及び第2モータ13が出力軸16を駆動する状態と、第2モータ13が出力軸16を駆動する状態とを、切れ目なく切り換えることができる。
第4モードでは、制御装置50は第1クラッチ40をつないだ状態で第1モータ12及び第2モータ13を力行制御する。第4モードでは、第1モータ12及び第2モータ13により出力軸16が常に駆動されるので、出力軸16に出力するトルクを大きくできる。特に、第1モータ12及び第2モータ13の両方で高速用伝動経路の第2減速機30を駆動するので、高速でも十分な駆動トルクを得て加速が可能となる。
図3はモード切換線図60の模式図である。モード切換線図60は、駆動装置10が搭載された車両の速度、及び、第1モータ12及び第2モータ13の総駆動力をパラメータとする運転点74のモード切換線図60上の位置によって、変速機11の適切なモードを求めるためのマップである。切換線図60は、第1モータ12及び第2モータ13による最大出力線80の内側の領域に、複数の切換線が設定されている。本実施形態では、モード切換線図60の総駆動力(ドライバーの要求駆動力)は、アクセル開度センサ55(図1参照)の出力結果から算出される。
第1切換線65及び第2切換線66は、第1モード61と第2モード62とを区画する切換線である。第1切換線65を運転点74が横切って第1モード61から第2モード62へ移動したときに、変速機11は第1モード61から第2モード62へ切り換えられる。第2切換線66を運転点74が横切って第2モード62から第1モード61へ移動したときに、変速機11は第2モード62から第1モード61へ切り換えられる。
第1切換線65及び第2切換線66は、第1モータ12及び第2モータ13の電費を最適にする最適電費線(図示せず)の近くに設定されている。本実施形態では、第1切換線65及び第2切換線66は最適電費線の両側に設けられている。第1切換線65と第2切換線66との間にはヒステリシス75が設定されている。ヒステリシス75により、短時間に第1モード61と第2モード62との切り換えが頻繁に行われるビジーシフトを抑制し、いわゆるトルク切れの発生を抑制する。
第3切換線67及び第4切換線68は、第1モード61と第3モード63とを区画する切換線である。第3切換線67を運転点74が横切って第1モード61から第3モード63へ移動したときに、変速機11は第1モード61から第3モード63へ切り換えられる。第4切換線68を運転点74が横切って第3モード63から第1モード61へ移動したときに、変速機11は第3モード63から第1モード61へ切り換えられる。
第3切換線67及び第4切換線68は、第1モータ12及び第2モータ13の電費を最適にする最適電費線(図示せず)の近くに設定されている。本実施形態では、第3切換線67及び第4切換線68は最適電費線の両側に設けられている。第3切換線67と第4切換線68との間にはヒステリシス76が設定されている。ヒステリシス76により、短時間に第1モード61と第3モード63との切り換えが頻繁に行われるビジーシフトを抑制し、ドライバーの違和感を抑制する。
第5切換線69及び第6切換線70は、第3モード63と第4モード64とを区画する切換線である。第5切換線69を運転点74が横切って第3モード63から第4モード64へ移動したときに、変速機11は第3モード63から第4モード64へ切り換えられる。第6切換線70を運転点74が横切って第4モード64から第3モード63へ移動したときに、変速機11は第4モード64から第3モード63へ切り換えられる。
第5切換線69及び第6切換線70は、第1モータ12及び第2モータ13の電費を最適にする最適電費線(図示せず)の近くに設定されている。本実施形態では、第5切換線69及び第6切換線70は最適電費線の両側に設けられている。第5切換線69と第6切換線70との間にはヒステリシス77が設定されている。ヒステリシス77により、短時間に第3モード63と第4モード64との切り換えが頻繁に行われるビジーシフトを抑制し、ドライバーの違和感を抑制する。
第7切換線71及び第8切換線72は、第2モード62と第4モード64とを区画する切換線である。第7切換線71を運転点74が横切って第2モード62から第4モード64へ移動したときに、変速機11は第2モード62から第4モード64へ切り換えられる。第8切換線72を運転点74が横切って第4モード64から第2モード62へ移動したときに、変速機11は第4モード64から第2モード62へ切り換えられる。
第7切換線71及び第8切換線72は、第1モータ12及び第2モータ13の電費を最適にする最適電費線(図示せず)の近くに設定されている。本実施形態では、第7切換線71及び第8切換線72は最適電費線の両側に設けられている。第7切換線71と第8切換線72との間にはヒステリシス78が設定されている。ヒステリシス78により、短時間に第2モード62と第4モード64との切り換えが頻繁に行われるビジーシフトを抑制し、ドライバーの違和感を抑制する。
第9切換線73及び第10切換線74は、第2モード62において第1クラッチ40の断接のための切換線である。第2モード62では第1モータ12は駆動していないので、第1クラッチ40を断接できる。第9切換線73を低速側から高速側へ運転点74が横切ったときに、第1クラッチ40がつながれる(第2Bモード62B)。第1クラッチ40がつながれると第1モータ12は連れ回る。このときに、第1モータ12の回生制御を行うことは可能である。第1モータ12の回生制御により電費を向上できる。
また、第2モード62において第10切換線74を高速側から低速側へ運転点74が横切ったときに、第1クラッチ40が切られる(第2Aモード62A)。第1クラッチ40が切られると第1モータ12の連れ回りがなくなるので、第2モード62において第1モータ12による引き摺り損失を抑制できる。これにより第2モード62のときの電費を向上できる。
第9切換線73と第10切換線74との間にはヒステリシス79が設定されている。ヒステリシス79により、短時間に第1クラッチ40の断接が頻繁に行われるビジーシフトを抑制し、ドライバーの違和感を抑制する。
図4を参照して制御装置50(図1参照)が実行するクラッチ切換処理について説明する。図4はクラッチ切換処理のフローチャートである。クラッチ切換処理は電源が投入されている間、制御装置50によって繰り返し(例えば0.2秒間隔で)実行される処理である。
制御装置50は、クラッチ切換処理において、アクセル開度センサ57の入力に基づきアクセル開度を取得して、ドライバーの要求駆動力(総駆動力)を算出する(S1)。また、制御装置50は車速センサ56の入力に基づいて車速を取得する(S2)。制御装置50は、要求駆動力および車速によって特定される運転点74のモード切換線図60上の位置を算出し、第5切換線69又は第7切換線71を運転点74が横切って第4モード64へ移動するか(第4モード64への切換要求があるか)否かを判断する(S3)。
第4モード64への切換要求がある場合には(S3:Yes)、モードの切換のときに出力軸16のトルクが変動しないように第1モータ12及び第2モータ13のトルクを制御する(S4)。次いで制御装置50は、第1モータ12の回転数を第2モータ13の回転数に合わせる(S5)。制御装置50は第1モータ12の回転数と第2モータ13の回転数との差が所定範囲内にあれば(S6:Yes)、第1クラッチ40をつなぎ(S7)、第1モータ12の回転数と第2モータ13の回転数との差が所定範囲内になければ(S6:No)、S4の処理に戻る。これにより、第1クラッチ40をつなぐときのトルク抜けを防ぎつつ切換時間を短縮できる。
なお、第2Bモード62Bでは第1クラッチ40がつながっており第1モータ12の回転数と第2モータ13の回転数とが同じなので、第2Bモード62Bから第4モード64へ切り換える時間を最小にできる。
S3の処理において第4モード64への切換要求がない場合には(S3:No)、制御装置50は、第6切換線70又は第8切換線72を運転点74が横切って第4モード64から移動するか(第4モード64からの切換要求があるか)否かを判断する(S8)。
第4モード64からの切換要求がある場合には(S8:Yes)、モードの切換のときに出力軸16のトルクが変動しないように第1モータ12及び第2モータ13のトルクを制御する(S9)。次いで制御装置50は、第1モータ12のトルクと第2モータ13のトルクとの差が所定範囲内にあれば(S10:Yes)、第1クラッチ40を切り(S11)、第1モータ12のトルクと第2モータ13のトルクとの差が所定範囲内になければ(S10:No)、S9の処理に戻る。これにより、第1クラッチ40を切るときのトルク抜けを防ぎつつ切換時間を短縮できる。
なお、第2Bモード62Bでは第1クラッチ40はつないだままなので、第4モード64から第2Bモード62Bへ切り換えるときは、S10及びS11の処理をスキップして、この処理を終了する。
S8の処理において第4モード64からの切換要求がない場合には(S8:No)、制御装置50は第1モータ12及び第2モータ13のトルクを制御して(S12)、この処理を終了する。これにより、要求されるトルク(駆動装置10の負荷)に応じて第1モータ12及び第2モータ13のトルクを制御し、駆動装置10を駆動できる。
図5は第1モードから第4モードへ変速するときのタイムチャートである。図5は横軸に時間(時刻)をとる。制御装置50は第1クラッチ40を切った状態で、時刻1において第1モータ12に通電し、駆動装置10の負荷に応じて第1モータ12のトルクを制御する(第1モード)。第1モータ12のトルクは第2クラッチ23を介して出力軸16に伝達される。
なお、出力軸16の回転に伴い、第2減速機30を介して第2モータ13の第2入力軸15が連れまわる。このときに制御装置50が、第2モータ13の回生電力をバッテリ(図示せず)へ供給する回生制御を行うことは可能である。これにより電費を向上できる。
第4モードへの変速要求があると、時刻2において第2モータ13に通電する。制御装置50は、出力軸16のトルクが変動しないように、第1モータ12のトルクを次第に小さくし、第2モータ13のトルクを次第に大きくするように第1モータ12及び第2モータ13のトルクを制御する。これにより制御装置50は出力軸16のトルクを第1モータ12から第2モータ13へ架け替える。
出力軸16に第2クラッチ23が配置されているので、第1モータ12により駆動される第2ギヤ22の回転数が、第2モータ13に駆動される第4ギヤ32(出力軸16)の回転数より小さいときは、第2クラッチ23が切れて第1モータ12の駆動力は出力軸16に伝達されずに、第2モータ13が出力軸16を駆動する。
第2モータ13が出力軸16を完全に駆動する時刻3の後、第1モータ12の回転数を低下させ、第1モータ12の回転数を第2モータ13の回転数に合わせる。第1入力軸14の回転数と第2入力軸15の回転数とが一致した時刻4において、アクチュエータ42を操作して第1クラッチ40をつなぐ。制御装置50は第1モータ12及び第2モータ13のトルクを制御して、出力軸16のトルクを制御する。これにより第1モードから第4モードへの切換が完了する。
第1モードから第4モードへの切換が、第1クラッチ40の1回の操作によって完了するので切換時間を短縮できる。第4モードへの切換要求があった後、時刻2から切換が完了するまで第2モータ13が駆動し続けるので、トルク切れを生じることがなく、切換ショックの発生も防止できる。第1モードから第4モードへ途切れることなく切り換えができるので、操縦安定性などを気にすることなく、第1モータ12及び第2モータ13のエネルギー効率が高い領域を使って駆動装置10を駆動できる。
また、第1クラッチ40をつなぐときに制御装置50は第1モータ12の回転数を制御するので、第1クラッチ40をつなぐ時間を短縮できる。第1クラッチをつなぐとき以外は、制御装置50は第1モータ12のトルクを制御するので、ワンウェイクラッチからなる第2クラッチ23が配置された出力軸16のトルクの架け替えをスムーズにできる。よって、切換時間を短縮できる。制御装置50は第2モータ13のトルクを制御するので、第2モータ13の制御を簡易にできる。
制御装置50は、モード切換線図60を用いて第1モード、第2モード(第2Aモード及び第2Bモード)、第3モード及び第4モードのいずれかに変速機11を切り換え得るので、低速から高速まで駆動力を確保して駆動装置10の運動性能を向上できる。さらに、最適電費線に近い位置に第1切換線65から第6切換線70を設定することにより電費を向上できる。よって、駆動装置10の運動性能および電費を向上できる。
モード切換線図60は、第1切換線65と第2切換線66との間、第3切換線67と第4切換線68との間、及び、第5切換線69と第6切換線70との間にそれぞれヒステリシス71,72,73が設けられているので、短時間の間に変速制御が頻繁に行われるビジーシフトを抑制できる。その結果、いわゆるトルク切れの発生を抑制できるので、駆動装置10の運動性能をさらに向上できる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
実施形態では、モード切換線図60のパラメータとなる要求駆動力としてアクセル開度を用いる場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えばアクセル開速度(アクセル開度の変化速度)等のように、要求駆動力(総駆動力)に比例する値であれば、他の値を用いることは当然可能である。また、ブレーキストロークセンサの検出結果を要求駆動力に加えることは当然可能である。
実施形態では、第1切換線65と第2切換線66との間、第3切換線67と第4切換線68との間、第5切換線69と第6切換線70との間、第7切換線71と第8切換線72との間、及び、第9切換線73と第10切換線74との間にそれぞれヒステリシス75〜79が設けられる場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。ヒステリシス75〜79のいずれか1つ以上が設定されていれば、ヒステリシスが設定されたモード間のビジーシフトを抑制できるので好ましい。
実施形態では、第1モータ12及び第2モータ13にトルク特性が同一の電動モータを用いる場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。トルク特性が異なる電動モータを用いることは当然可能である。例えば、低速用のトルク特性を有するモータを第1モータ12とし、高速用のトルク特性を有するモータを第2モータ13とする。低速用のトルク特性を有する第1モータ12は、トルクピーク値が低回転側にあるモータである。高速用のトルク特性を有する第2モータ13は、第1モータ12のトルクがピークとなる回転数よりも高回転側にトルクピーク値があるモータである。
実施形態では、第1入力軸14及び第2入力軸15と出力軸16との間に中間軸が配置されていない場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。中間軸を1本以上設け、中間軸にそれぞれギヤを配置し、第1減速機20及び第2減速機30の一部を構成する歯車列を中間軸に設けることは当然可能である。
実施形態では、第1入力軸14及び第2入力軸15が第1モータ12及び第2モータ13の駆動力を直接受ける場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。第1モータ12と第1入力軸14との間や第2モータ13と第2入力軸15との間に歯車列やベルト等を介在することは当然可能である。
実施形態では、歯車列を用いて第1減速機20及び第2減速機30を構成する場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。第1減速機20及び第2減速機30に、ベルトや無段変速機(CVT)等を用いた他の減速機を用いることは当然可能である。
実施形態では、出力軸16と平行に配置された車軸17に車輪19が取り付けられる場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば差動装置18に一対のプロペラシャフトを接続し、そのプロペラシャフトをそれぞれ車軸に接続することは当然可能である。これにより4輪駆動の車両が得られる。
10 駆動装置
11 変速機
12 第1モータ
13 第2モータ
14 第1入力軸
15 第2入力軸
16 出力軸
20 第1減速機
23 第2クラッチ
30 第2減速機
40 第1クラッチ
50 制御装置
この目的を達成するために本発明は、第1モータ及び第2モータの動力を出力軸に伝達する変速機と、変速機、第1モータ及び第2モータの制御を行う制御装置と、を備え、車両に搭載される駆動装置である。変速機は、第1モータ及び第2モータにそれぞれ結合し同軸上に配置される第1入力軸および第2入力軸と、第1入力軸の動力を出力軸に伝達する第1減速機と、第1減速機の減速比よりも小さい減速比で第2入力軸の動力を出力軸に伝達する第2減速機と、第1入力軸と第2入力軸とを切断または接続する第1クラッチと、出力軸に配置され第1減速機から出力軸へ動力を伝達するワンウェイクラッチからなる第2クラッチと、を備える。制御装置は、第1モータの駆動時において、第1クラッチをつなぐときに第2クラッチが切れた状態で第1モータの回転数を制御しつつ第2モータのトルクを制御し、第2クラッチがつながった状態では第1モータのトルクを制御する。
請求項1記載の駆動装置によれば、第1モータの駆動時において、第1クラッチをつなぐときに制御装置は第2クラッチが切れた状態で第1モータの回転数を制御しつつ第2モータのトルクを制御するので、第1クラッチをつなぐ時間を短縮できる。第2クラッチがつながった状態では、制御装置は第1モータのトルクを制御する。これにより、ワンウェイクラッチからなる第2クラッチが配置された出力軸のトルクの架け替えをスムーズにできる。よって、モードの切換時間を短縮できる。なお、第1モータの回転数とは、回転数(回転速度)(S−1)、角速度(rad/s)を含む概念である。
請求項記載の駆動装置によれば、制御装置は、第1クラッチを切り第1モータを駆動する第1モード、第2モータを駆動する第2モード、第1クラッチを切り第1モータ及び第2モータを駆動する第3モード、及び、第1クラッチをつなぎ第1モータ及び第2モータを駆動する第4モードのいずれかに変速機を設定する。制御装置は第2モードのときに第1モータを非通電とするので、その分だけ第2モードのときの消費電力を少なくできる。よって、請求項の効果に加え、電費を向上できる。
請求項記載の駆動装置によれば、制御装置は、第1クラッチを切り第1モータを駆動する第1モード、第1クラッチを切り第2モータを駆動する第2モード、第1クラッチを切り第1モータ及び第2モータを駆動する第3モード、及び、第1クラッチをつなぎ第1モータ及び第2モータを駆動する第4モードのいずれかに変速機を設定する。制御装置は第2モードのときに、第2クラッチが切れた状態で第1モータに通電して第1モータの回転数を制御するので、第2モードから第4モードへ変速するときに第1クラッチをつなぎ易くできる。よって、請求項の効果に加え、第2モードから第4モードへの切換時間を短縮できる。

Claims (4)

  1. 第1モータ及び第2モータの動力を出力軸に伝達する変速機と、前記変速機、前記第1モータ及び前記第2モータの制御を行う制御装置と、を備え、車両に搭載される駆動装置であって、
    前記変速機は、前記第1モータ及び前記第2モータにそれぞれ結合し同軸上に配置される第1入力軸および第2入力軸と、
    前記第1入力軸の動力を前記出力軸に伝達する第1減速機と、
    前記第1減速機の減速比よりも小さい減速比で前記第2入力軸の動力を前記出力軸に伝達する第2減速機と、
    前記第1入力軸と前記第2入力軸とを切断または接続する第1クラッチと、
    前記出力軸に配置され前記第1減速機から前記出力軸へ動力を伝達するワンウェイクラッチからなる第2クラッチと、を備え、
    前記制御装置は、前記第1クラッチをつなぐときに前記第1モータの回転数を制御し、それ以外のときは前記第1モータのトルクを制御する駆動装置。
  2. 前記制御装置は、前記第2モータのトルクを制御する請求項1記載の駆動装置。
  3. 前記制御装置は、前記第1クラッチを切り前記第1モータを駆動する第1モード、前記第2モータを駆動する第2モード、前記第1クラッチを切り前記第1モータ及び前記第2モータを駆動する第3モード、及び、前記第1クラッチをつなぎ前記第1モータ及び前記第2モータを駆動する第4モードのいずれかに前記変速機を設定し、
    前記第2モードのときに、前記第1モータを非通電とする請求項1又は2に記載の駆動装置。
  4. 前記制御装置は、前記第1クラッチを切り前記第1モータを駆動する第1モード、前記第2モータを駆動する第2モード、前記第1クラッチを切り前記第1モータ及び前記第2モータを駆動する第3モード、及び、前記第1クラッチをつなぎ前記第1モータ及び前記第2モータを駆動する第4モードのいずれかに前記変速機を設定し、
    前記第2モードのときに、前記第1モータに通電して前記第1モータの回転数を制御する請求項1又は2に記載の駆動装置。
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