JP2020045830A - 送風装置 - Google Patents

送風装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020045830A
JP2020045830A JP2018175519A JP2018175519A JP2020045830A JP 2020045830 A JP2020045830 A JP 2020045830A JP 2018175519 A JP2018175519 A JP 2018175519A JP 2018175519 A JP2018175519 A JP 2018175519A JP 2020045830 A JP2020045830 A JP 2020045830A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
nozzle
outlet
air passage
damper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018175519A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7170196B2 (ja
Inventor
田井 泰
Yasushi Tai
泰 田井
慎介 勝又
Shinsuke Katsumata
慎介 勝又
達也 山下
Tatsuya Yamashita
達也 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2018175519A priority Critical patent/JP7170196B2/ja
Publication of JP2020045830A publication Critical patent/JP2020045830A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7170196B2 publication Critical patent/JP7170196B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Jet Pumps And Other Pumps (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

【課題】異なる2種類の送風面積の送風ができる送風装置を得ることができる。【解決手段】送風装置1は、吸込口7を設けた略箱形状の筐体2と、筐体2の天面から延びた第1のノズル3と第2のノズル4と、筐体2内に設けた高圧空気発生部5とを備えている。第1のノズル3は、第1の外側吹出口11と第1の内側吹出口12とを有し、第2のノズル4は、第2の外側吹出口14と第2の内側吹出口15とを有している。第1の内側吹出口12と第2の内側吹出口15の開口面積は、第1の外側吹出口11と第2の外側吹出口14の開口面積より小さく、高圧空気発生部5によって第1の外側風路26と第2の外側風路28に送風される場合と、高圧空気発生部5によって第1の内側風路27と第2の内側風路29に送風される場合とに切り替える切替ダンパー部6を有することを特徴とする送風装置。【選択図】図1

Description

本発明は、送風装置に関するものである。
従来、この種の送風装置においては、吸込口を設けた略箱形状の筐体と、筐体の天面から延び、第1の吹出口を有する第1のノズルと、筐体の天面から延び、第2の吹出口を有する第2のノズルと、筐体内に設けた高圧空気発生部とを有していた。高圧空気発生部は、スクロール形状のケーシングと、ケーシングに固定されたモータと、モータによって回転する羽根車とを有していた。ケーシングは、側面に給気口を有し、天面には吐出口を有し、給気口は、筐体の背面に対向していた。高圧空気発生部によって、吸込口から吸い込まれた空気は、第1のノズル内を介して、第1の吹出口と、第2のノズル内を介して、第2の吹出口とへ送風される構成であった。
特開2013−15114号公報
このような従来の送風装置においては、第1の吹出口と第2の吹出口とから同時に送風されるので、送風面積を変化させることができなかった。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、送風面積を変化できる送風装置を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明の一態様に係る送風装置は、吸込口を設けた略箱形状の筐体と、前記筐体内に設けた高圧空気発生部と、前記筐体から延び、所定の面上の第1方向における一方側に配置された第1のノズルと、前記筐体から延び、前記第1方向における他方側に配置された第2のノズルと、前記第1のノズルにおいて前記所定の面上の前記第1方向に直交する第2方向における一方側であり、前記第1方向における一方側に設けられた第1の外側吹出口と、前記第1のノズルにおいて前記第2方向における一方側であり、前記第1方向における他方側に設けられた第1の内側吹出口と、前記第2のノズルの前記第2方向における一方側であり、前記第1方向における他方側に設けられた第2の外側吹出口と、前記第2のノズルの前記第2方向における一方側であり、前記第1方向における一方側に設けられた第2の内側吹出口と、前記高圧空気発生部によって、前記吸込口から吸い込まれた空気が、前記第1のノズル内から前記第1の外側吹出口へ送風される第1の外側風路と、前記高圧空気発生部によって、前記吸込口から吸い込まれた空気が、前記第2のノズル内から前記第2の外側吹出口へ送風される第2の外側風路と、前記高圧空気発生部によって、前記吸込口から吸い込まれた空気が、前記第1のノズル内から前記第1の内側吹出口へ送風される第1の内側風路と、前記高圧空気発生部によって、前記吸込口から吸い込まれた空気が、前記第2のノズル内から前記第2の内側吹出口へ送風される第2の内側風路とを備え、前記第1の内側吹出口の開口面積は、前記第1の外側吹出口の開口面積より小さく、前記第2の内側吹出口の開口面積は、前記第2の外側吹出口の開口面積より小さく、前記高圧空気発生部によって前記第1の外側風路と前記第2の外側風路に送風される場合と、前記高圧空気発生部によって前記第1の内側風路と前記第2の内側風路に送風される場合とに切り替える切替ダンパー部を有することを特徴としたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、異なる2種類の送風面積の送風ができる送風装置を得ることができる。
本発明の実施の形態1の送風装置の前面側から見た斜視図 同送風装置の背面側から見た斜視図 同送風装置の筐体の断面図 同送風装置の断面図 同送風装置の断面図 同送風装置の上部の分解図 同送風装置の連結部の分解図 同送風装置の連結部の分解図 同送風装置の連結部を背面側から見た斜視図 同送風装置の上部の断面図 同送風装置の上部の断面図
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、送風装置の斜視図であり、送風装置の前面側から見た図である。図2は、送風装置の斜視図であり、送風装置の背面側から見た図である。図3は、送風装置の筐体の断面図であり、送風装置の側面側から見た図である。図4は、送風装置の断面図であり、送風装置の前面側から見た図である。
図1、図2、図3、図4に示すように、送風装置1は、筐体2と、第1のノズル3と、第2のノズル4と、高圧空気発生部5と、切替ダンパー部6とを備えている。
筐体2は、略箱状であり、第2方向(筐体2の前後方向)における他方側(後面側)に、四角形状の吸込口7を有している。筐体2の天面からは、筒形状の第1のノズル3と第2のノズル4が上方へ延びている。第1のノズル3は、第1方向(筐体の左右方向)における一方側(図1では、筐体における前面側から見て左側)に配置され、第2のノズル4は、第1方向(筐体の左右方向)における他方側(図1では、筐体における前面側から見て右側)に配置されている。なお、第1方向と第2方向とは直交している。第1のノズル3と第2のノズル4との間には、所定の距離を有している。第1のノズル3の上端部と、第2のノズル4の上端部は、連結部8によって、連結されている。送風装置1は、連結部8と、第1のノズル3と、第2のノズル4と、筐体とに囲まれた空洞である貫通路9を有している。なお、筐体2と、第1のノズル3と、第2のノズル4と、連結部8とは、一体で形成している。筐体2内の空間は、第1のノズル3内の空間と第2のノズル4内の空間とに連通している。
第1のノズル3は、第2方向(筐体2の前後方向)における一方側(筐体の前面側)に、第1の吹出口10を有している。第1のノズル3の前面と、筐体2の前面とは、同一面に配置されている。
第1の吹出口10は、第1の外側吹出口11と第1の内側吹出口12とを備えている。第1の外側吹出口11は、縦長四角形状であり、第1のノズル3の第1方向(筐体の左右方向)における一方側(図1では筐体における前面側から見て左側)に配置されている。第1の内側吹出口12は、縦長四角形状であり、第1のノズル3の第1方向(筐体の左右方向)における他方側(図1では筐体における前面側から見て右側)に配置されている。
第2のノズル4は、第2方向(筐体2の前後方向)における一方側(筐体の前面側)に、第2の吹出口13を有している。第2のノズル4の前面と、筐体の前面とは、同一面に配置されている。
第2の吹出口13は、第2の外側吹出口14と第2の内側吹出口15とを備えている。第2の外側吹出口14は、縦長四角形状であり、第2のノズル4の第1方向(筐体の左右方向)のおける他方側(図1では筐体における前面側から見て右側)に配置されている。第2の内側吹出口15は、縦長四角形状であり、第2のノズル4の第1方向(筐体2の左右方向)のおける一方側(図1では筐体2における前面側から見て左側)に配置されている。
図5は、送風装置の断面図であり、送風装置の前面側から見た図である。
図3、図4、図5に示すように、高圧空気発生部5であるシロッコファンは、ケーシング16と、モータ17と、羽根車18とを備えている。
ケーシング16は、スクロール形状であり、側面には給気口19を有し、天面には吐出口20を有している。ケーシング16は、給気口19を有する給気口面21と、モータ17が固定されたモータ面22と、スクロール面23とを備えている。モータ面22は、筐体2における前面に対向し、給気口面21は、筐体2における背面に対向している。スクロール面23は、給気口面21の周縁から第2方向(筐体2の前後方向)における一方側(図4と図5では、筐体2における前面側)へ延び、給気口面21とモータ面22とに挟まれている。
スクロール面23は、第1方向(筐体2の左右方向)における一方側(図4と図5では、筐体2における前面側から見て左側)に舌部24を有している。スクロール面23は、舌部24から上方に延び吐出口20に繋がっている面と、舌部24から羽根車18の下方を囲むように、第1方向(筐体2の左右方向)における他方側(図4と図5では、筐体2における前面側から見て右側)へ延び、吐出口20に繋がっている面とを有する。
モータ17は、ケーシング16におけるモータ面22に固定され、モータ17からケーシング16内へ水平方向に回転軸25が延びている。回転軸25には、羽根車18が固定されている。モータ17によって羽根車18が回転すると、給気口19から空気が吸い込まれ、吐出口20から吸い込まれた空気が吹き出す。
送風装置1は、第1の外側風路26と、第1の内側風路27と、第2の外側風路28と、第2の内側風路29とを備えている。
第1の外側風路26は、高圧空気発生部5によって、筐体2の吸込口7から吸い込まれた空気が、高圧空気発生部5、第1のノズル3内を順次介して、第1の外側吹出口11へ送風される風路である(図4参照)。
第1の内側風路27は、高圧空気発生部5によって、筐体2の吸込口7から吸い込まれた空気が、高圧空気発生部5、第1のノズル3内を順次介して、第1の内側吹出口12へ送風される風路である(図5参照)。
第2の外側風路28は、高圧空気発生部5によって、筐体2の吸込口7から吸い込まれた空気が、高圧空気発生部5、第2のノズル4内を順次介して、第2の外側吹出口14へ送風される風路である(図4参照)。
第2の内側風路29は、高圧空気発生部5によって、筐体2の吸込口7から吸い込まれた空気が、高圧空気発生部5、第2のノズル4内を順次介して、第2の内側吹出口15へ送風される風路である(図5参照)。
図6は、送風装置の上部の分解図であり、送風装置の背面側の下方から見た図である。図7は、送風装置の連結部の分解図であり、送風装置の背面側の上方から見た図である。図8は、送風装置の連結部の分解図であり、送風装置の背面側の上方から見た図である。
図6、図7、図8に示すように、切替ダンパー部6は、高圧空気発生部5の吐出口20からの送風を、第1の外側風路26と第2の外側風路28に、または、第1の内側風路27と第2の内側風路29に切り替える構造である。
切替ダンパー部6は、第1のダンパー30と、第1のバネ31と、第2のダンパー32と、第2のバネ33と、ギア部分34と、操作部分35とを有している。
第1のダンパー30は、第1のノズル3内に回動自在に設けられている。第1のダンパー30は、第1の遮断板36と、第1の軸37とを備えている。
第1の遮断板36は、縦長板形状であり、第1の遮断板36における短手方向における一方側(図1では、筐体2における前面側)には、第1の遮断板36における長手方向に延びる円柱形状の第1の軸37を有している。第1の軸37は、第1のノズル3内における第1の外側風路26内および第1の内側風路27内の第1の軸受け37Aに回動自在に支持されている(図4参照)。第1の遮断板36は、第1の遮断板36における短手方向における一方側(図1では、筐体2における前面側)を回動中心として、第1の遮断板36における短手方向における他方側(図1では、筐体2における背面側)が水平方向(図1では、筐体における左右方向)に回動する。
第1のバネ31は、細長形状の板ばねであり、一方側端部には、筒状に曲げられた第1のバネリング部分38を有している。第1のバネリング部分38の軸方向は、第1のバネ31における短辺方向(第1の軸37の軸方向)に延びている。第1のバネリング部分38は、第1の遮断板36の第1のバネ支持シャフト39に回動自在に装着されている。
第1のバネ支持シャフト39は、円柱形状であり、第1の遮断板36における短手方向における他方側(図1では、筐体2における背面側)に配置されている。第1のバネ支持シャフト39の軸方向は、上下方向に延びている。第1のバネリング部分38の内径は、第1のバネ支持シャフト39の外径より一回り大きい寸法である。
第1のバネ31の他方側端部は、第1のノズル3内の第1のバネ固定部40に固定されている。第1のバネ固定部40は、第1のノズル3内における、第1の遮断板36の第1の軸37に対向し、第1の軸37よりも筐体2における背面側に配置されている。なお、第1の遮断板36の第1のバネ支持シャフト39から、第1のノズル3の第1のバネ固定部40までの距離は、第1のバネ31の長辺の長さより短いので、第1のバネ31は、第1の遮断板36の回動時には、常に撓んだ状態である。
第2のダンパー32は、第2のノズル4内に回動自在に設けられている。第2のダンパー32は、第2の遮断板41と、第2の軸42とを備えている。
第2の遮断板41は、縦長板形状であり、第2の遮断板41における短手方向における一方側(図1では、筐体2における前面側)には、第2の遮断板41における長手方向に延びる円柱形状の第2の軸42を有している。第2の軸42は、第2のノズル4内における第2の外側風路28内および第2の内側風路29内の第2の軸受け42Aに回動自在に支持されている(図4参照)。第2の遮断板41は、第2の遮断板41における短手方向における一方側(図1では、筐体2における前面側)を回動中心として、第2の遮断板41における短手方向における他方側(図1では、筐体2における背面側)が水平方向(図1では、筐体2における左右方向)に回動する。
第2のバネ33は、細長形状の板ばねであり、一方側端部には、筒状に曲げられた第2のバネリング部分43を有している。第2のバネリング部分43の軸方向は、第2のバネ33における短辺方向(第2の軸42の軸方向)に延びている。第2のバネリング部分43は、第2の遮断板41の第2のバネ支持シャフト44に回動自在に装着されている。
第2のバネ支持シャフト44は、円柱形状であり、第2の遮断板41における短手方向における他方側(図1では、筐体2における背面側)に配置されている。第2のバネ支持シャフト44の軸方向は、上下方向に延びている。第2のバネリング部分43の内径は、第2のバネ支持シャフト44の外径より一回り大きい寸法である。
第2のバネ33の他方側端部は、第2のノズル4内の第2のバネ固定部45に固定されている。第2のバネ固定部45は、第2のノズル4内における、第2の遮断板41の第2の軸42に対向し、第2の軸42よりも筐体における背面側に配置されている。なお、第2の遮断板41の第2のバネ支持シャフト44から、第2のノズル4の第2のバネ固定部45までの距離は、第2のバネ33の長辺の長さより短いので、第2のバネ33は、第2の遮断板41の回動時には、常に撓んだ状態である。
ギア部分34は、第1のダンパーギア46と、第2のダンパーギア47と、連結ギア48と、レバーギア49とを備えている。なお、ギア部分34は、第1のノズル3の上端部と第2のノズル4の上端部とを連結する連結部8内に配置されている。第1のダンパーギア46、連結ギア48、レバーギア49、第2のダンパーギア47の順に、筐体2の左右方向における一方側(図1では筐体2における前面側から見て左側、図7と図8では右側)から筐体2の左右方向における他方側(図1では筐体における前面側から見て右側、図7と図8では左側)へ配置されている。
第1のダンパーギア46は、平歯車であり、第1のダンパー30の第1の軸37における上部に固定されている。第1のダンパーギア46の回転軸は、第1の軸37と同軸上に配置されている。
第2のダンパーギア47は、平歯車であり、第2のダンパー32の第2の軸42における上部に固定されている。第2のダンパーギア47の回転軸は、第2の軸42と同軸上に配置されている。第2のダンパーギア47は、第1のダンパーギア46と、歯の数と外径が同じ形状である。
連結ギア48とレバーギア49は、平歯車であり、第1のダンパーギア46と第2のダンパーギア47との間に回動自在に配置されている。連結ギア48とレバーギア49の回動軸の方向は、上下方向である。連結ギア48とレバーギア49は、歯の数と外径が同じ形状である。
連結ギア48は、平歯車であり、第1のダンパーギア46とレバーギア49との間に配置され、第1のダンパーギア46とレバーギア49とに噛み合う構成である。
レバーギア49は、歯車部分50と、円板部分51と、曲面部分52とを備えている。
歯車部分50は、平歯車であり、連結ギア48と第2のダンパーギア47との間に配置され、連結ギア48と第2のダンパーギア47とに噛み合う構成である。レバーギア49の上面には、レバーギアより一回り大きい円板形状の円板部分51と、円板部分51の周縁から上方に延びた曲面である曲面部分52とを有している。レバーギア49と、円板部分51と、曲面部分52とは一体に形成している。操作部分35は、曲面部分52の外面から延びている。
図9は、送風装置の上部の斜視図であり、送風装置の背面側の上方から見た図である。
操作部分35は、図8、図9に示すように、レバーギア49の曲面部分52から外方へ水平方向に延びた細長板形状のレバー54である。レバー54は、筐体2の前後方向における他方側(図1では、筐体における背面側)へ延び、レバー54の先端部は、第1のノズル3の上端部と第2のノズル4の上端部とを連結する連結部8の背面側に開口した横長四角形状のレバー開口55から外方に突出している。レバーギア49の曲面部分52は、レバー開口55より一回り大きく、レバー開口55に対向するように配置されている。
上記の切替ダンパー部6の構成において、操作部分35であるレバー54を、第1方向(筐体2の左右方向)における一方側(図1では筐体における前面側から見て左側、図7と図8では右側)へ回動させると、第1の遮断板36は、第1の遮断板36における短手方向における他方側(図1では、筐体2における背面側)が、第1方向(筐体2の左右方向)における一方側(図5では左側、図7と図8では右側)に回動する。具体的には、上方から見て、操作部分35であるレバー54を反時計回りに回動すると、レバーギア49と噛み合っている連結ギア48が、上方から見て、時計回りに回動する。更に、連結ギア48と噛み合っている第1のダンパーギア46が、上方から見て、反時計回りに回動し、第1の遮断板36も上方から見て、反時計回りに回動する。これにより、第1の外側吹出口11が塞がれ、第1のノズル3内を流れる空気は、第1の内側風路27へ送風される。
同様に、操作部分35であるレバー54を、第1方向(筐体2の左右方向)における一方側(図1では筐体2における前面側から見て左側、図7と図8では右側)へ回動させると、第2の遮断板41は、第2の遮断板41における短手方向における他方側(図1では、筐体2における背面側)が、第1方向(筐体2の左右方向)における他方側(図5では右側、図7と図8では左側)に回動する。具体的には、上方から見て、操作部分35であるレバー54を反時計回りに回動すると、レバーギア49と噛み合っている第2のダンパーギア47が、上方から見て、時計回りに回動し、第2の遮断板41も上方から見て、時計回りに回動する。これにより、第2の外側吹出口14が塞がれ、第2のノズル4内を流れる空気は、第2の内側風路29へ送風される。
一方、操作部分35であるレバー54を、第1方向(筐体2の左右方向)における他方側(図1では筐体における前面側から見て右側、図7と図8では左側)へ回動させると、第1の遮断板36は、第1の遮断板36における短手方向における他方側(図1では、筐体2における背面側)が、第1方向(筐体2の左右方向)における他方側(図4では右側、図7と図8では左側)に回動する。具体的には、上方から見て、操作部分35であるレバー54を時計回りに回動すると、レバーギア49と噛み合っている連結ギア48が、上方から見て、反時計回りに回動する。更に、連結ギア48と噛み合っている第1のダンパーギア46が、上方から見て、時計回りに回動し、第1の遮断板36も上方から見て、時計回りに回動する。これにより、第1の内側吹出口12が塞がれ、第1のノズル3内を流れる空気は、第1の外側風路26へ送風される。
同様に、操作部分35であるレバー54を、第1方向(筐体2の左右方向)における他方側(図1では筐体2における前面側から見て右側、図7と図8では左側)へ回動させると、第2の遮断板41は、第2の遮断板41における短手方向における他方側(図1では、筐体2における背面側)が、第1方向(筐体2の左右方向)における一方側(図4では左側、図7と図8では右側)に回動する。具体的には、上方から見て、操作部分35であるレバー54を時計回りに回動すると、レバーギア49と噛み合っている第2のダンパーギア47が、上方から見て、反時計回りに回動し、第2の遮断板41も上方から見て、反時計回りに回動する。これにより、第2の内側吹出口15が塞がれ、第2のノズル4内を流れる空気は、第2の外側風路28へ送風される。なお、操作部分35は、モータと、モータを制御する制御板と、制御板に信号を送るスイッチとで構成しても良い。スイッチの操作によって、制御板に信号が送られ、その信号に応じて制御部がモータを回動させ、このモータの回動によってレバーギア49を回動させても良い。
上記のように、送風装置1は、切替ダンパー部6によって、第1の外側吹出口11と第2の外側吹出口14とから送風される場合と、第1の内側吹出口12と第2の内側吹出口15とから送風される場合とがある。
上記構成において、送風装置1の動作について説明する。送風装置1は、切替ダンパー部6によって、2種類の送風を行うことが可能である。
まず、図4に示すように、送風装置1は、切替ダンパー部6によって、高圧空気発生部5の吐出口20からの送風を、第1の外側風路26と第2の外側風路28に切り替えた場合には、第1の外側吹出口11と第2の外側吹出口14とから送風される。具体的には、高圧空気発生部5であるシロッコファンの羽根車18がモータ17によって回転することによって、筐体2外の空気が、筐体2の吸込口7から筐体2内に吸い込まれ、高圧空気発生部5であるケーシング16の給気口19からケーシング16内に入り、ケーシング16の吐出口20を介して、第1のノズル3内の第1の外側風路26と、第2のノズル4内の第2の外側風路28とに送風される。高圧空気発生部5によって、第1の外側風路26に送風された空気は、第1の外側吹出口11から吹き出し、高圧空気発生部5によって、第2の外側風路28に送風された空気は、第2の外側吹出口14から吹き出す。第1の外側吹出口11と第2の外側吹出口14から空気が吹き出すことによって、貫通路9と、第1のノズル3の外側と、第2のノズル4の外側とから空気が誘引され、第1の外側吹出口11と第2の外側吹出口14から吹き出す空気と共に送風される。
一方、図5に示すように、送風装置1は、切替ダンパー部6によって、高圧空気発生部5の吐出口20からの送風を、第1の内側風路27と第2の内側風路29に切り替えた場合には、第1の内側吹出口12と第2の内側吹出口15とから送風される。具体的には、高圧空気発生部5であるシロッコファンの羽根車18がモータ17によって回転することによって、筐体2外の空気が、筐体2の吸込口7から筐体2内に吸い込まれ、高圧空気発生部5であるケーシング16の給気口19からケーシング16内に入り、ケーシング16の吐出口20を介して、第1のノズル3内の第1の内側風路27と、第2のノズル4内の第2の内側風路29とに送風される。高圧空気発生部5によって、第1の内側風路27に送風された空気は、第1の内側吹出口12から吹き出し、高圧空気発生部5によって、第2の内側風路29に送風された空気は、第2の内側吹出口15から吹き出す。第1の内側吹出口12と第2の内側吹出口15から空気が吹き出すことによって、貫通路9と、第1のノズル3の外側と、第2のノズル4の外側とから空気が誘引され、第1の内側吹出口12と第2の内側吹出口15から吹き出す空気と共に送風される。
本実施形態における特徴は、図1、図4、図5に示すように、第1の内側吹出口12の開口面積は、第1の外側吹出口11の開口面積より小さく、第2の内側吹出口15の開口面積は、第2の外側吹出口14の開口面積より小さく、高圧空気発生部5によって第1の外側風路26と第2の外側風路28に送風される場合と、高圧空気発生部5によって第1の内側風路27と第2の内側風路29に送風される場合とに切り替える切替ダンパー部6を有する点である。
これにより、高圧空気発生部5によって第1の外側風路26と第2の外側風路28に送風される場合には、第1のノズル3の外側と、第2のノズル4の外側とから誘引される空気が増え、送風面積が小さく風速が大きい送風となる。また、高圧空気発生部5によって第1の内側風路27と第2の内側風路29に送風される場合には、貫通路9から誘引される空気が増え、風速が大きく送風面積が小さい送風となる。結果として、送風面積が小さく風速が大きい送風と、風速が大きく送風面積が小さい送風との2種類の送風に切り替えることができる。
図10は、送風装置の上部の断面図であり、送風装置の背面側の下方から見た図である。図11は、送風装置の上部の断面図であり、送風装置の背面側の下方から見た図である。
また、図10、図11に示すように、切替ダンパー部6である第1のダンパー30は、第1のノズル3内の空間を区切り、第1の外側吹出口11または第1の内側吹出口12へ空気を案内する風路の一部となる構成である。同様に、切替ダンパー部で6ある第2のダンパー32は、第2のノズル4内の空間を区切り、第2の外側吹出口14または第2の内側吹出口15へ空気を案内する風路の一部となる構成である。
このように、切替ダンパー部6を切り替えて、空気が吹き出る位置を変更することができる。更に、第1のダンパー30は、第1のノズル3内の空間を区切り、第1の外側吹出口11または第1の内側吹出口12へ空気を案内する風路の一部となるので、第1のノズル3内の空気が第1の外側吹出口11または第1の内側吹出口12へ流れ易くなる。同様に、第2のダンパー32は、第2のノズル4内の空間を区切り、第2の外側吹出口14または第2の内側吹出口15へ空気を案内する風路の一部となるので、第2のノズル4内の空気が第2の外側吹出口14または第2の内側吹出口15へ流れ易くなる。
また、第1のノズル3内における第1の外側風路26内および第1の内側風路27内に第1のバネ31を設け、第2のノズル4内における第2の外側風路28内および第2の内側風路29内に第2のバネ33を設ける。第1のバネ31は、第1のダンパー30を第1のノズル3の内面に押し付け、第2のバネ33は、第2のダンパー32を第2のノズル4の内面に押し付ける。
このように、第1のノズル3内への送風によって第1のノズル3内の静圧が上がり、この静圧によって第1のダンパー30を第1のノズル3の内面に押し付ける方向は、第1のバネ31が、第1のダンパー30を第1のノズル3の内面に押し付ける方向と同じなので、風漏れを防ぎ、効率よく空気を出したい吹出口から出すことができる。同様に、第2のノズル4内への送風によって第2のノズル4内の静圧が上がり、この静圧によって第2のダンパー32を第2のノズル4の内面に押し付ける方向は、第2のバネ33が、第2のダンパー32を第2のノズル4の内面に押し付ける方向と同じなので、風漏れを防ぎ、効率よく空気を出したい吹出口から出すことができる。
また、第1のバネ31と第2のバネ33とは、板ばねである。第1のバネ31が、第1のダンパー30を第1のノズル3の内面に押し付ける場合に、第1のバネ31が、撓んだ状態となる。同様に、第2のバネ33が、第2のダンパー32を第2のノズル4の内面に押し付ける場合に、第2のバネ33が、撓んだ状態となる。
このように、第1のダンパー30および第2のダンパー32の切り替え時、常に延びようとする力が、第1のダンパー30と第2のダンパー32に働くため、途中で止まることなく、確実に第1の外側風路26と第2の外側風路28、または、第1の内側風路27と第2の内側風路29とを塞ぐため、使い勝手が良くなる。
第1のバネ31は、細長い平板形状の平板部分である第1の平板部分31Aを有し、第2のバネ33は、細長い平板形状の平板部分である第2の平板部分33Aを有している。第1の平板部分31Aおよび第2の平板部分33Aの面は、上下方向に延びる。これにより、第1のバネの第1の平板部分31Aと第2のバネの第2の平板部分33Aとは、第1のノズル3内または第2のノズル4内の空気の流れる方向と平行になり、送風抵抗を低減できる。
また、第1のノズル3内における第1の外側吹出口11には、第1の外側吹出口11へ空気を案内する第1の垂直面61と、第1の外側曲面62と備えている。
第1の垂直面61は、縦長四角形状である第1の外側吹出口11における第1方向(筐体2の左右方向)の一方側(図1では筐体における前面側から見て左側、図10では右側)の長辺である開口縁から第1のノズル3内へ延びた縦長四角形の平板である。
第1の外側曲面62は、縦長四角形状である第1の外側吹出口11における第1方向(筐体2の左右方向)の他方側(図1では筐体における前面側から見て右側、図10では左側)の長辺である開口縁から第1のノズル3内へ延びた縦長四角形状の曲面板である。第1の外側曲面62は、第1のノズル3内における第1の外側吹出口11と第1の内側吹出口12との間に配置されている。第1の外側曲面62は、水平断面の形状が、第1の垂直面側へ凸形状の曲面である。
高圧空気発生部5によって第1の外側風路26に送風される場合には、第1のダンパー30の第1の遮断板36は回動し、第1のノズル3の内面と第1の外側曲面62とを繋ぐように配置される。第1のノズル3の内面と、第1のダンパー30の第1の遮断板36における空気が流れる面とが成す角度は、鈍角である。これにより、第1のノズル3内を流れる空気は、第1のノズル3の内面から第1のダンパー30の第1の遮断板36に沿って流れるので、第1の外側吹出口11方向へ流れ易くなる。
同様に、第2のノズル4内における第2の外側吹出口14には、第2の外側吹出口14へ空気を案内する第2の垂直面63と、第2の外側曲面64と備えている。
第2の垂直面63は、縦長四角形状である第2の外側吹出口14における第1方向(筐体2の左右方向)の他方側(図1では筐体2における前面側から見て右側、図10では左側)の長辺である開口縁から第2のノズル4内へ延びた縦長四角形の平板である。
第2の外側曲面64は、縦長四角形状である第2の外側吹出口14における第1方向(筐体2の左右方向)の一方側(図1では筐体2における前面側から見て左側、図10では右側)の長辺である開口縁から第1のノズル内へ延びた縦長四角形状の曲面板である。第2の外側曲面64は、第2のノズル4内における第2の外側吹出口14と第2の内側吹出口15との間に配置されている。第2の外側曲面64は、水平断面の形状が、第2の垂直面63側へ凸形状の曲面である。
高圧空気発生部5によって第1の外側風路26に送風される場合には、第2のダンパー32の第2の遮断板41は回動し、第2のノズル4の内面と第2の外側曲面64とを繋ぐように配置される。第2のノズル4の内面と、第2のダンパー32の第2の遮断板41における空気が流れる面とが成す角度は、鈍角である。これにより、第2のノズル4内を流れる空気は、第2のノズル4の内面から第2のダンパー32の第2の遮断板41に沿って流れので、第2の外側吹出口14方向へ流れ易くなる。
また、第1のノズル3内における第1の外側吹出口11と第1の内側吹出口12との間には、第1の突起部65を備えている。第1の突起部65は、上下方向に長く、第1のノズル3における筐体2の前後方向における一方側(図1では、筐体2における前面側)から第1のノズル3内に突出する凸形状である。
高圧空気発生部5によって第1の外側風路に送風される場合と、高圧空気発生部5によって第1の内側風路27に送風される場合に、第1のダンパー30の第1の軸37には、第1の軸37と第1の突起部65との隙間を小さくする第1の補助遮断板66を備えている。第1の補助遮断板66は、第1の軸37の軸方向が、長辺である略細長平板形状である。第1の補助遮断板66は、第1のダンパー30と交差するように設けられている。一例として、第1の補助遮断板66の短辺と第1のダンパー30の短辺とが成す角度は、直角である。
具体的には、高圧空気発生部5によって第1の外側風路26に送風される場合には、第1の補助遮断板66の第1方向(筐体2の左右方向)における他方側(図1では筐体2における前面側から見て右側、図10では左側)の長辺が、第1の突起部65に近づき、第1の補助遮断板66は第1の突起部65との隙間を小さくする。同様に、高圧空気発生部5によって第1の内側風路27に送風される場合には、第1の補助遮断板66の第1方向(筐体2の左右方向)における一方側(図1では筐体2における前面側から見て左側、図11では右側)の長辺が、第1の突起部65に近づき、第1の補助遮断板66は第1の突起部65との隙間を小さくする。これにより、風漏れを抑制し、効率よく風を出したい吹出口から出すことができる。
また、第2のノズル4内における第2の外側吹出口14と第2の内側吹出口15との間には、第2の突起部67を備えている。第2の突起部67は、上下方向に長く、第2のノズル4における第2方向(筐体2の前後方向)における一方側(図1では筐体2における前面側)から第2のノズル4内に突出する凸形状である。
高圧空気発生部5によって第2の外側風路28に送風される場合と、高圧空気発生部5によって第2の内側風路29に送風される場合に、第2のダンパー32の第2の軸42には、第2の軸42と第2の突起部67との隙間を小さくする第2の補助遮断板68を備えている。第2の補助遮断板68は、第2の軸42の軸方向が、長辺である略細長平板形状である。第2の補助遮断板68は、第2のダンパー32と交差するように設けられている。一例として、第2の補助遮断板68の短辺と第2のダンパー32の短辺とが成す角度は、直角である。
具体的には、高圧空気発生部5によって第2の外側風路28に送風される場合には、第2の補助遮断板68の第1方向(筐体2の左右方向)における一方側(図1では筐体2における前面側から見て左側、図10では右側)の長辺が、第2の突起部67に近づき、第2の補助遮断板68は第2の突起部67との隙間を小さくする。同様に、高圧空気発生部5によって第2の内側風路29に送風される場合には、第2の補助遮断板68の第1方向(筐体2の左右方向)における他方側(図1では筐体2における前面側から見て右側、図11では左側)の長辺が、第2の突起部67に近づき、第2の補助遮断板68は第2の突起部67との隙間を小さくする。これにより、風漏れを抑制し、効率よく風を出したい吹出口から出すことができる。
また、図1に示すように、第1の外側吹出口11と第2の外側吹出口14と第1の内側吹出口12と第2の内側吹出口15とは、上下方向に長い細長い形状である。第1の外側吹出口11と第2の外側吹出口14の上下方向の長さは、第1の内側吹出口12と第2の内側吹出口15の上下方向の長さより長く、第1の外側吹出口11と第2の外側吹出口14の左右方向の長さは、第1の内側吹出口12と第2の内側吹出口15の左右方向の長さより短い構成である。
これにより、第1の内側吹出口12と第2の内側吹出口15からは、第1の外側吹出口11と第2の外側吹出口14に比べ、風速が大きく、上下方向の寸法が短い空気が送風されるので、第1の外側吹出口11と第2の外側吹出口14に比べ、送風面積は小さいが送風距離の長い送風ができる。また、第1の外側吹出口11と第2の外側吹出口14からは、第1の内側吹出口12と第2の内側吹出口15に比べ、風速が小さく、上下方向の寸法が長い空気が、送風されるので、第1の内側吹出口12と第2の内側吹出口15に比べ、送風距離は短いが送風面積の大きい送風ができる。
また、第1の内側吹出口12と第2の内側吹出口15の下端は、第1の外側吹出口11と第2の外側吹出口14の下端より上方に配置された。これにより、第1の内側吹出口12と第2の内側吹出口15から吹き出す空気の送風距離が、更に長くなる。
また、図4、図5に示すように、第1のノズル3と第2のノズル4の上部において、第1の風路70と第2の風路71とを連通する連通路69を設けている。具体的には、第1のノズル3の上端部と、第2のノズル4の上端部は、連結部8によって、連結され、この連結部8内に第1の風路70と第2の風路71とを連通する連通路69を有している。これにより、第1のノズル3と第2のノズル4の上部の連通路69でつながっているため、双方のノズル内の内圧が均一化される。なお、第1の風路70とは、第1の外側風路26と第1の内側風路27とであり、第2の風路71とは、第2の外側風路28と第2の内側風路29である。
送風方向に垂直な面における連通路69の面積は、送風方向に垂直な面における第1のノズル3における第1の風路70の面積、および第2のノズル4における第2の風路71の面積より小さい。
これにより、連通路69内の空気流の乱れが抑制され、より双方のノズル内の内圧が均一化されると考えられる。
本発明に係る送風装置は、家庭用や事務所用などに使用される送風装置等として有用である。
1 送風装置
2 筐体
3 第1のノズル
4 第2のノズル
5 高圧空気発生部
6 切替ダンパー部
7 吸込口
8 連結部
9 貫通路
10 第1の吹出口
11 第1の外側吹出口
12 第1の内側吹出口
13 第2の吹出口
14 第2の外側吹出口
15 第2の内側吹出口
16 ケーシング
17 モータ
18 羽根車
19 給気口
20 吐出口
21 給気口面
22 モータ面
23 スクロール面
24 舌部
25 回転軸
26 第1の外側風路
27 第1の内側風路
28 第2の外側風路
29 第2の内側風路
30 第1のダンパー
31 第1のバネ
31A 第1の平板部分
32 第2のダンパー
33 第2のバネ
33A 第2の平板部分
34 ギア部分
35 操作部分
36 第1の遮断板
37 第1の軸
37A 第1の軸受け
38 第1のバネリング部分
39 第1のバネ支持シャフト
40 第1のバネ固定部
41 第2の遮断板
42 第2の軸
42A 第2の軸受け
43 第2のバネリング部分
44 第2のバネ支持シャフト
45 第2のバネ固定部
46 第1のダンパーギア
47 第2のダンパーギア
48 連結ギア
49 レバーギア
50 歯車部分
51 円板部分
52 曲面部分
54 レバー
55 レバー開口
61 第1の垂直面
62 第1の外側曲面
63 第2の垂直面
64 第2の外側曲面
65 第1の突起部
66 第1の補助遮断板
67 第2の突起部
68 第2の補助遮断板
69 連通路
70 第1の風路
71 第2の風路

Claims (13)

  1. 吸込口を設けた略箱形状の筐体と、
    前記筐体内に設けた高圧空気発生部と、
    前記筐体から延び、所定の面上の第1方向における一方側に配置された第1のノズルと、
    前記筐体から延び、前記第1方向における他方側に配置された第2のノズルと、
    前記第1のノズルにおいて前記所定の面上の前記第1方向に直交する第2方向における一方側であり、前記第1方向における一方側に設けられた第1の外側吹出口と、
    前記第1のノズルにおいて前記第2方向における一方側であり、前記第1方向における他方側に設けられた第1の内側吹出口と、
    前記第2のノズルの前記第2方向における一方側であり、前記第1方向における他方側に設けられた第2の外側吹出口と、
    前記第2のノズルの前記第2方向における一方側であり、前記第1方向における一方側に設けられた第2の内側吹出口と、
    前記高圧空気発生部によって、前記吸込口から吸い込まれた空気が、前記第1のノズル内から前記第1の外側吹出口へ送風される第1の外側風路と、
    前記高圧空気発生部によって、前記吸込口から吸い込まれた空気が、前記第2のノズル内から前記第2の外側吹出口へ送風される第2の外側風路と、
    前記高圧空気発生部によって、前記吸込口から吸い込まれた空気が、前記第1のノズル内から前記第1の内側吹出口へ送風される第1の内側風路と、
    前記高圧空気発生部によって、前記吸込口から吸い込まれた空気が、前記第2のノズル内から前記第2の内側吹出口へ送風される第2の内側風路とを備え、
    前記第1の内側吹出口の開口面積は、前記第1の外側吹出口の開口面積より小さく、
    前記第2の内側吹出口の開口面積は、前記第2の外側吹出口の開口面積より小さく、
    前記高圧空気発生部によって前記第1の外側風路と前記第2の外側風路に送風される場合と、前記高圧空気発生部によって前記第1の内側風路と前記第2の内側風路に送風される場合とに切り替える切替ダンパー部を有することを特徴とする送風装置。
  2. 前記切替ダンパー部は、
    前記第1のノズル内に回動自在に設けた第1のダンパーと、
    前記第2のノズル内に回動自在に設けた第2のダンパーと、
    前記第1のダンパーと前記第2のダンパーとを回転させるギア部分と、
    前記ギア部分を操作する操作部分とを有し、
    前記第1のダンパーは、前記第1のノズル内の空間を区切り、前記第1の外側吹出口または前記第1の内側吹出口へ空気を案内する風路の一部となり、
    前記第2のダンパーは、前記第2のノズル内の空間を区切り、前記第2の外側吹出口または前記第2の内側吹出口へ空気を案内する風路の一部となることを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
  3. 前記第1のノズル内における前記第1の外側風路内および前記第1の内側風路内に第1のバネを設け、
    前記第2のノズル内における前記第2の外側風路内および前記第2の内側風路内に第2のバネを設け、
    前記第1のバネは、前記第1のダンパーを前記第1のノズルの内面に押し付け、
    前記第2のバネは、前記第2のダンパーを前記第2のノズルの内面に押し付けることを特徴とする請求項2に記載の送風装置。
  4. 前記第1のバネと前記第2のバネとは、板ばねであり、
    前記第1のバネが、前記第1のダンパーを前記第1のノズルの内面に押し付ける場合に、前記第1のバネが、撓んだ状態となり、
    前記第2のバネが、前記第2のダンパーを前記第2のノズルの内面に押し付ける場合に、前記第2のバネが、撓んだ状態となることを特徴とする請求項3に記載の送風装置。
  5. 前記第1のバネと前記第2のバネとは、細長い平板形状の平板部分を有し、
    前記平板部分の面は、上下方向に延びるように配置されたことを特徴とする請求項3または4に記載の送風装置。
  6. 前記第1のダンパーは、
    縦長板形状の第1の遮断板と、
    前記第1の遮断板における短手方向における一方側に前記遮断板における長手方向に延びる第1の軸と、
    前記第1の遮断板における短手方向における他方側に前記第1のバネの一方側の端部を支持する第1のバネ支持シャフトとを有し、
    前記第1のバネの他方側の端部は、前記第1のノズル内における前記第1の外側風路内および前記第1の内側風路内に固定され、
    前記第1の軸は、前記第1のノズル内における前記第1の外側風路内および前記第1の内側風路内の第1の軸受けに回動自在に支持され、
    前記第2のダンパーは、
    縦長板形状の第2の遮断板と、
    前記第2の遮断板における短手方向における一方側に前記遮断板における長手方向に延びる第2の軸と、
    前記第2の遮断板における短手方向における他方側に前記第2のバネの一方側の端部を支持する第2のバネ支持シャフトとを有し、
    前記第2のバネの他方側の端部は、前記第2のノズル内における前記第2の外側風路内および前記第2の内側風路内に固定され、
    前記第2の軸は、前記第2のノズル内における前記第2の外側風路内および前記第2の内側風路内の第2の軸受けに回動自在に支持されることを特徴とする請求項2から5のいずれかに記載の送風装置。
  7. 前記第1のノズル内における前記第1の外側吹出口と前記第1の内側吹出口との間には、前記第1の外側吹出口へ空気を案内する第1の外側曲面を有し、
    前記第2のノズル内における前記第2の外側吹出口と前記第2の内側吹出口との間には、前記第2の外側吹出口へ空気を案内する第2の外側曲面を有し、
    前記高圧空気発生部によって前記第1の外側風路と前記第2の外側風路に送風される場合には、前記第1の遮断板は、前記第1のノズルの内面と前記第1の外側曲面とを繋ぐように配置され、前記第2の遮断板は、前記第2のノズルの内面と前記第2の外側曲面とを繋ぐように配置されることを特徴とする請求項6に記載の送風装置。
  8. 前記第1のノズル内における前記第1の外側吹出口と前記第1の内側吹出口との間には、第1の突起部を備え、
    前記第1のダンパーの前記第1の軸には、
    前記高圧空気発生部によって前記第1の外側風路に送風される場合と、前記高圧空気発生部によって前記第1の内側風路に送風される場合に、前記第1の軸と前記第1の突起部との隙間を小さくする第1の補助遮断板を設けたことを特徴とする請求項6または7のいずれかに記載の送風装置。
  9. 前記第2のノズル内における前記第2の外側吹出口と前記第2の内側吹出口との間には、第2の突起部を備え、
    前記第2のダンパーの前記第2の軸には、
    前記高圧空気発生部によって前記第2の外側風路に送風される場合と、前記高圧空気発生部によって前記第2の内側風路に送風される場合に、前記第2の軸と前記第2の突起部との隙間を小さくする第2の補助遮断板を設けたことを特徴とする請求項6から8のいずれかに記載の送風装置。
  10. 前記第1の外側吹出口と前記第2の外側吹出口と前記第1の内側吹出口と前記第2の内側吹出口とは、上下方向に長い細長い形状であり、
    前記第1の外側吹出口と前記第2の外側吹出口の上下方向の長さは、
    前記第1の内側吹出口と前記第2の内側吹出口の上下方向の長さより長いことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の送風装置。
  11. 前記第1の内側吹出口と前記第2の内側吹出口の下端は、
    前記第1の外側吹出口と前記第2の外側吹出口の下端より上方に配置されたことを特徴とする請求項10に記載の送風装置。
  12. 前記第1のノズルと前記第2のノズルの上部において、
    前記第1の外側風路と前記第2の外側風路とを連通し、前記第1の内側風路と前記第2の内側風路とを連通する連通路を設けたことを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の送風装置。
  13. 送風方向に垂直な面における前記連通路の面積は、
    送風方向に垂直な面における前記第1のノズルにおける前記第1の外側風路、前記第1の内側風路と面積、および前記第2のノズルにおける前記第2の外側風路、前記第2の内側風路の面積より小さいことを特徴とする請求項12に記載の送風装置。
JP2018175519A 2018-09-20 2018-09-20 送風装置 Active JP7170196B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018175519A JP7170196B2 (ja) 2018-09-20 2018-09-20 送風装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018175519A JP7170196B2 (ja) 2018-09-20 2018-09-20 送風装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020045830A true JP2020045830A (ja) 2020-03-26
JP7170196B2 JP7170196B2 (ja) 2022-11-14

Family

ID=69901008

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018175519A Active JP7170196B2 (ja) 2018-09-20 2018-09-20 送風装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7170196B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020045829A (ja) * 2018-09-20 2020-03-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 送風装置
JP2023043184A (ja) * 2021-09-15 2023-03-28 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド ブロワー
WO2023187325A1 (en) * 2022-03-28 2023-10-05 Dyson Technology Limited A fan assembly

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017115629A (ja) * 2015-12-22 2017-06-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 送風装置および送風機能付空気清浄装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017115629A (ja) * 2015-12-22 2017-06-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 送風装置および送風機能付空気清浄装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020045829A (ja) * 2018-09-20 2020-03-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 送風装置
JP7170185B2 (ja) 2018-09-20 2022-11-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 送風装置
JP2023043184A (ja) * 2021-09-15 2023-03-28 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド ブロワー
WO2023187325A1 (en) * 2022-03-28 2023-10-05 Dyson Technology Limited A fan assembly

Also Published As

Publication number Publication date
JP7170196B2 (ja) 2022-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5828134B2 (ja) 送風装置
JP2020045830A (ja) 送風装置
JP6302704B2 (ja) 空気吹出装置
JP6383935B2 (ja) 送風装置
JP2016033441A (ja) 空気吹出装置
CA2899061C (en) Blower
JP6505251B2 (ja) 空気調和機の室内機
JP2015152005A (ja) ファンレス扇風機
JP2008232470A (ja) 空調室内機
JP2007333221A (ja) シャッター機構
JP2011201501A (ja) 内外気切替装置
JPWO2019229879A1 (ja) 空気調和機の室内機
JP5340874B2 (ja) 空気吹出装置
JP4810341B2 (ja) 空気調和機
JP7170185B2 (ja) 送風装置
JP2020045831A (ja) 送風装置
JP2017053524A (ja) 空気調和装置
JP5895919B2 (ja) 空気清浄機
TW201537117A (zh) 除濕裝置
KR101529223B1 (ko) 송풍기 및 그를 갖는 공기조화기
JP2020040598A (ja) 車両用空調装置
JP2014105893A (ja) エアーカーテン装置
JP2007113526A (ja) 送風装置
JP6964218B2 (ja) 送風装置
JP7329730B2 (ja) 送風装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20190124

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220628

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220630

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220826

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220920

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221003

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7170196

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151