JP2020045104A - パウチ - Google Patents
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Abstract
Description
は積層材からなり、種々の形状、構造を有するパウチが提案されているが、これらのパウチは内容物の定量注出を容易に行う機能を有するものではない。
定量注出機能を有するプラスチックパウチとしては、パウチのシール面に内容物の注出路を形成し、この注出路を計量槽に接続したものが提案されているが(特許文献1)、このパウチでは内容物の計量時に注出口を手で閉じ、内容物を所定量計量槽に送り込んだ後に、
計量槽とパウチ本体の接続部を手で押さえ、注出口を開放することによって所定量の内容物を取り出すものである。
したがって、このパウチでは、一定の手順によりパウチを手によって操作することが必要であり、内容物の計量性が悪く、また内容物により手を汚す等の問題点があった。
を精度良く容易に取り出すことができ、定量注出時に内容物によって手を汚す恐れがない定量注出機能付きパウチを提供することを目的とする。
一対のシートである第1シート及び第2シートを、互いに対向させてシールすることにより、内容物を収容するための袋状の部分が形成され、前記袋状の部分は、上部から順に、
注出口部、定量注出部、連通部、内容物収容部からなり、前記注出口部は、内容物を注出するための口栓を備え、前記定量注出部と前記内容物収容部が前記連通部を介して連通し、前記連通部にチャック部が形成されているパウチであって、
前記チャック部は、雄型シール部と雌型シール部とを備えており、各シール部は、突出部とシートを有し、前記雄型シール部は、雄型を構成する雄型シートの背面と前記第1シートの内面とが互いにシールされて形成され、前記雌型シール部は、雌型を構成する雌型シートの背面と前記第2シートの内面とが互いにシールされて形成されていて、
前記雄型シール部は、前記定量注出部側に雄上側突出部と、前記内容物収容部側に雄下側突出部とを備え、前記雄上側突出部と前記雄下側突出部のそれぞれの先端部付近の断面の形状が、非対称になっていることを特徴とするパウチである。
一対のシートである第1シート及び第2シートを、互いに対向させてシールすることにより、内容物を収容するための袋状の部分が形成され、前記袋状の部分は、上部から順に、注出口部、定量注出部、連通部、内容物収容部からなり、前記注出口部は、内容物を注出
するための口栓を備え、前記定量注出部と前記内容物収容部が前記連通部を介して連通し、
前記連通部にチャック部が形成されているパウチであって、
前記チャック部は、雄型シール部と雌型シール部とを備えており、各シール部は、突出部とシートを有し、前記雄型シール部は、雄型を構成する雄型シートの背面と前記第1シートの内面とが互いにシールされて形成され、前記雌型シール部は、雌型を構成する雌型シートの背面と前記第2シートの内面とが互いにシールされて形成されていて、
前記雌型シール部は、前記定量注出部側に雌上側突出部と、前記内容物収容部側に雌下側突出部とを備え、前記雌上側突出部と前記雌下側突出部のそれぞれの先端部付近の断面の形状が、非対称になっていることを特徴とするパウチである。
容物を精度良く容易に取り出すことが可能となる。また、内容物に手を触れずに手を汚すことなく、一定量の内容物を精度良く取り出すことができる。
図1は、内容物6が封入されたパウチ20の正面図である。パウチ20は、互いに対向する一対の第1シート21および第2シート22が互いにヒートシールされていることにより、内部に空間を形成し、上部から順に、注出口部1、定量注出部2、連通部3、内容物収容部4から構成されており、内溶物6は内容物収容部4に収容されている。内容物6の一例は、点滴用医薬液である。
ことにより側部シール部7を形成している。第1シート21および第2シート22の他方の側部は、互いにヒートシールされていることにより、側部シール部8を形成している。第1シート21および第2シート22の上部は、互いにヒートシールされていることにより、上部シール部9を形成している。同様に底部は、底部シール部10を形成している。
かは、パウチに充填する内容物の性状に応じて選択すればよい。また、一対のシートをシールしてパウチとして構成してもよいが、1枚のフィルムを折り返して使用してもよい。また、本発明のパウチの形態には特に制限はなく、平袋のほかに、ピロー袋、ガセット袋、スタンディングパウチ等の各種形状のパウチに本発明を適用することができる。
は、キャップ11の付いた注出口12が取り付けられており、注出口12は下部の台座部14を備えており、注出口12から台座部14まで、その中央を貫通する注出路13が設けられている。注出路13は、外面上は見えないので、図1では点線で示してある。注出口部1は、キャップ11の付いた注出口12と、下部の台座部14と、注出路13からなる。そして、キャップ11を外すと内容物を注ぎ出すことができる。材料的には、注出口12には、第1シート21および第2シート22に用いられる樹脂と熱融着可能な樹脂が用いられる。このため、ポリエチレン系やポリプロピレン系の樹脂が好ましく用いられる。
また、キャップ11にもポリエチレン系やポリプロピレン系の樹脂が好ましく用いられる。
チャック部5が形成されている。チャック部5は、雄型シール部23と雌型シール部24とを備えており、雄型シール部23は、雄型を構成する雄型シート23cの背面と第1シート21の内面とが互いにシールされて形成され、雌型シール部24は、雌型を構成する雌型シート24cの背面と第2シートの内面とが互いにシールされて形成されている。
として、雄上側突出部23aと雄下側突出部23bの断面のそれぞれの先端付近の形状を異なるようにしたが、他の例として、雌上側突出部24aと雌下側突出部24bの形状を異なるようにしても良い。図6に示すように、雌下側突出部24bの断面形状を折り返さずストレートな形状にすれば、雄下側突出部23bと雌下側突出部24bとの引っかかり具合が浅くなるので、チャック部5の咬合解除は、弱い力でなされることとなり、前記の例と同様の結果が得られる。
正立に戻した場合、チャック部5には、定量注出部2内の内容物の内圧がかかるが、咬合状態を保ち続けるので、チャック部5の咬合解除は起らず、定量注出部2の内容物は定量のまま保持される。このように内容物を定量注出した後、図4に示すように、倒立させて注出口部1の注出口12のキャップ11を外すと、内容物を容易に取り出すことができる。
このように、本発明のパウチでは、パウチを単に倒立、正立させる簡単な操作によって、一定量の内容物を精度良く容易に取り出すことが可能となる。また、内容物に手を触れずに手を汚すことなく、一定量の内容物を精度良く取り出すことができる。
2・・・定量注出部
3・・・連通部
4・・・内容物収容部
5・・・チャック部
6・・・内容物
7・・・側部シール部
8・・・側部シール部
9・・・上部シール部
10・・・底部シール部5
11・・・キャップ
12・・・注出口
13・・・台座部
14・・・注出路
20・・・パウチ
21・・・第1シート
22・・・第2シート
23・・・雄型シール部
23a・・・雄上側突出部
23b・・・雄下側突出部
23c・・・雄型シート
24・・・雌型シール部
24a・・・雌上側突出部
24b・・・雌下側突出部
24c・・・雌型シート
Claims (2)
- 一対のシートである第1シート及び第2シートを、互いに対向させてシールすることに
より、内容物を収容するための袋状の部分が形成され、前記袋状の部分は、上部から順に、
注出口部、定量注出部、連通部、内容物収容部からなり、前記注出口部は、内容物を注出するための口栓を備え、前記定量注出部と前記内容物収容部が前記連通部を介して連通し、前記連通部にチャック部が形成されているパウチであって、
前記チャック部は、雄型シール部と雌型シール部とを備えており、各シール部は、突出部とシートを有し、前記雄型シール部は、雄型を構成する雄型シートの背面と前記第1シートの内面とが互いにシールされて形成され、前記雌型シール部は、雌型を構成する雌型シートの背面と前記第2シートの内面とが互いにシールされて形成されていて、
前記雄型シール部は、前記定量注出部側に雄上側突出部と、前記内容物収容部側に雄下側突出部とを備え、前記雄上側突出部と前記雄下側突出部のそれぞれの先端部付近の断面の形状が、非対称になっていることを特徴とするパウチ。 - 一対のシートである第1シート及び第2シートを、互いに対向させてシールすることに
より、内容物を収容するための袋状の部分が形成され、前記袋状の部分は、上部から順に、
注出口部、定量注出部、連通部、内容物収容部からなり、前記注出口部は、内容物を注出するための口栓を備え、前記定量注出部と前記内容物収容部が前記連通部を介して連通し、前記連通部にチャック部が形成されているパウチであって、
前記チャック部は、雄型シール部と雌型シール部とを備えており、各シール部は、突出部とシートを有し、前記雄型シール部は、雄型を構成する雄型シートの背面と前記第1シートの内面とが互いにシールされて形成され、前記雌型シール部は、雌型を構成する雌型シートの背面と前記第2シートの内面とが互いにシールされて形成されていて、
前記雌型シール部は、前記定量注出部側に雌上側突出部と、前記内容物収容部側に雌下側突出部とを備え、前記雌上側突出部と前記雌下側突出部のそれぞれの先端部付近の断面の形状が、非対称になっていることを特徴とするパウチ。
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- 2018-09-14 JP JP2018172165A patent/JP7310106B2/ja active Active
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