JP2020045061A - ステアリング支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】インパネリーンフォースの上下方向の曲げ変形の許容量が異なる複数の車種に亘って、部材を極力共通化することを可能にする。【解決手段】ガセット50は、インパネリーンフォース10及びフロアブレース40に接合される筋交い部材である。インパネリーンフォース10は、フロアブレース40との接合部からステアリングコラム91の支持部に延設されるD席ビームリア60を備える。D席ビームリア60は、下方に開放された断面ハット形状のD席ビームアッパ63を備える。ガセット50は、D席ビームアッパ63に接合されることで閉断面を構成するリーンフォース接合部51を備える。【選択図】図12

Description

本発明は、車両に搭載されるステアリング支持構造に関する。
車両のステアリング支持構造として、インストルメントパネルリーンフォースメント(以下適宜、インパネリーンフォースと記載する)が車両に設けられる。例えば図22に例示され、また特許文献1に開示されるインパネリーンフォース200には、ステアリングブラケット204等の保持部材を介して、ステアリングコラム206が取り付けられる。ステアリングコラム206の車両前後方向後端にはステアリングホイール208が設けられる。
インパネリーンフォース200は、車幅方向に延設されるパイプ部材であり、その車幅方向両端はフロントピラー202,202等の骨格部材に固定される。このような構成により、インパネリーンフォース200は主にステアリングホイール208を車幅方向に支持する(突っ張る)。
さらにインパネリーンフォース200にはフロアブレース210及びカウルトゥブレース212が取り付けられる。カウルトゥブレース212は、車両前後方向に延設される補強部材であって、その前端は車両の図示しないカウルパネルに固定され、後端はインパネリーンフォース200に固定される。このような構成により、カウルトゥブレース212は(インパネリーンフォース200を介して)主にステアリングホイール208を車両前後方向に支持する。
また、フロアブレース210は、車両上下方向に延設される補強部材であって、その上端はインパネリーンフォース200に固定され、下端はフロアトンネル214に固定される。このような構成により、フロアブレース210は(インパネリーンフォース200を介して)主にステアリングホイール208を車両上下方向に支持する。
特開2012−46002号公報
ところで、車両の操舵中にステアリングホイール208からインパネリーンフォース200に車両上下方向の荷重が入力される場合がある。例えば悪路走行時に、ドライバーがステアリングホイール208を握って車両上下方向の振動(上下振動)に耐える場合などがこれに当たる。
このとき、ステアリングホイール208からステアリングコラム206を介してインパネリーンフォース200に荷重が入力される。具体的には図23に例示されるように、ステアリングホイール208から下方向の荷重が入力されると、インパネリーンフォース200は図23の一点鎖線で示すように、フロントピラー202及びフロアブレース210を支点として下方に曲げ変形される。
インパネリーンフォース200の曲げ変形量が少ないほどいわゆるステアリング支持剛性は高くなる。この点から、インパネリーンフォースの曲げ変形の許容量が車種に応じて管理される。例えば高級車種ほど上記許容量は小さくなる。
しかしながら、インパネリーンフォースの曲げ変形の許容量に応じて、車種ごとに曲げ剛性の異なる、具体的には肉厚や径の異なるインパネリーンフォースを製造すると、コスト押し上げの原因となる。
そこで本発明は、インパネリーンフォースの上下方向の曲げ変形の許容量が異なる複数の車種に亘って、部材を極力共通化することの可能な、ステアリング支持構造を提供することを目的とする。
本発明はステアリング支持構造に関する。当該構造は、インパネリーンフォース、フロアブレース、及びガセットを備える。インパネリーンフォースは、ステアリングコラムを支持するとともに、車幅方向に延設され車幅方向両端が車両の骨格部材に固定される。フロアブレースは、車両上下方向に延設され、上端がインパネリーンフォースに接合されるとともに下端がフロア部材に接合される。ガセットは、インパネリーンフォース及びフロアブレースに接合される筋交い部材である。インパネリーンフォースは、フロアブレースとの接合部からステアリングコラムの支持部に延設されるD席ビームリアを備える。D席ビームリアは、下方に開放された断面ハット形状のD席ビームアッパを備える。ガセットは、D席ビームアッパに接合されることで閉断面を構成するリーンフォース接合部を備える。
上記構成によれば、ガセットのリーンフォース接合部と、インパネリーンフォースのD席ビームアッパとによる閉断面構造の変化に応じて、インパネリーンフォースの、ステアリングコラムからフロアブレースまでの領域の曲げ剛性が変化する。すなわち当該曲げ剛性は、上記閉断面構造の断面二次モーメントに応じて定められる。上下方向の荷重に対する断面二次モーメントは、上記閉断面構造の車両上下方向高さに応じて調整可能である。すなわち、上記閉断面構造の、ガセットのリーンフォース接合部が対応する部分の、車両上下方向高さを変更するのみにて、つまりその他の部材は変更を加えずに、上記閉断面構造の断面二次モーメント、ひいては上下方向の曲げ剛性を変更可能となる。
また上記発明において、ガセットは、ブレース接合部及び中間部を備えてもよい。ブレース接合部は、車両上下方向に延設されフロアブレースに接合される。中間部は、リーンフォース接合部とブレース接合部とを繋ぎ車幅方向かつ車両上下方向に傾斜される。この構成において、中間部とブレース接合部との連結部が湾曲形状であってよい。
上記構成によれば、車幅方向かつ車両上下方向に傾斜される中間部と、車両上下方向に延設されるブレース接合部との連結部を弓なりの湾曲形状、言い換えるとアール形状とすることで、両者が直線的に交わる場合と比較して応力集中を回避可能となる。
また上記発明において、リーンフォース接合部は、上方に開放された断面ハット形状であってよい。
上記構成によれば、リーンフォース接合部の断面ハット形状の帽子高である、車両上下方向高さを変更するのみにて、つまりその他の部材は変更を加えずに、上記閉断面構造の断面二次モーメント、ひいては上下方向の曲げ剛性を変更可能となる。
本発明によれば、インパネリーンフォースの上下方向の曲げ変形の許容量が異なる複数の車種に亘って、ステアリング支持構造の構成部材を極力共通化することが可能となる。
本実施形態に係るステアリング支持構造を例示する斜視図である。 本実施形態に係るステアリング支持構造を例示する平面図である。 本実施形態に係るステアリング支持構造のうち、インパネリーンフォースのP席ビーム及びカウルトゥブレースを例示する分解斜視図である。 図2、図3のG−G断面図である。 図2のH−H断面図である。 本実施形態にインパネリーンフォースのうち、D席ビームを構成する各部材及びステアリングブラケットを例示する分解斜視図である。 図2のA−A断面図である。 図2のB−B断面図である。 図2のC−C断面図である。 図2のD−D断面図である。 図2のE−E断面図である。 本実施形態に係るステアリング支持構造のうち、第二D席ビームリア、フロアブレース、及びガセットの接合部を例示する拡大斜視図である。 本実施形態に係るステアリング支持構造のうち、フロアブレース及びガセットを例示する分解斜視図である。 ガセットを例示する単体斜視図であって、図13に図示されたガセットのアングルを、UP軸を回転軸として反転させたときの図である。 図2、図12のF−F断面図である。 図12のI−I断面図である。 図12のJ−J断面図である。 中空長方形の断面二次モーメントを説明する図である。 第二D席ビームリア、フロアブレース、及びガセットの接合部を例示する背面図である。 本実施形態に係るステアリング支持構造の別例を示す斜視図である。 図20に示した別例の平面図である。 従来のステアリング支持構造を例示する背面図である。 従来のステアリング支持構造に上下方向の荷重が入力されたときの様子を例示する背面図である。
図1には、本実施形態に係るステアリング支持構造が例示されている。なお、図1〜図21において、車両前後方向を記号FRで表される軸で示し、車両幅方向を記号RWで表される軸で示し、鉛直方向を記号UPで表される軸で示す。記号FRはFrontの略であり、車両前後軸FRは車両前方方向を正方向とする。記号RWはRight Widthの略であり、車幅軸RWは右幅方向を正方向とする。また車両上下軸UPは上方向を正方向とする。図1に示されているように、これら車両前後軸(FR軸)、車幅軸(RW軸)、車両上下軸(UP軸)は互いに直交する。
図1には、左ハンドル車のステアリング支持構造の斜視図が例示され、図2には同平面図が例示される。またステアリングホイール90とステアリング支持構造とを隔てるインストルメントパネル(インパネ)は図示を省略している。
本実施形態に係るステアリング支持構造は、インパネリーンフォース10(インストルメントパネルリーンフォースメント)、ステアリングブラケット80、カウルトゥブレース30及びフロアブレース40を含んで構成される。
本実施形態に係るインパネリーンフォース10は、ステアリングコラム91を支持するとともに、車幅方向に延設されその両端が車両の骨格部材に固定される。例えばインパネリーンフォース10の車幅方向両端は、フロントピラーブラケット102A,102Bを介して骨格部材であるフロントピラーロア100A,100Bに締結される。インパネリーンフォース10の車幅方向両端が骨格部材に固定されることで、インパネリーンフォース10はステアリングコラム91を主に車幅方向に支持する。
また、インパネリーンフォース10はフロアブレース40及びカウルトゥブレース30に接合される。後述するように、インパネリーンフォース10はフロアブレース40により車両上下方向に支持される。またインパネリーンフォース10はカウルトゥブレース30により車両前後方向に支持される。
本実施形態に係るインパネリーンフォース10は、従来の円筒パイプのような単一部材とは異なり、複数の部材(部品)から構成される。具体的には、インパネリーンフォース10は、P席ビーム20、D席ビームリア60、D席ビームフロント70、及びガセット50を含んで構成される。
図1、図2を参照して、本実施形態に係るインパネリーンフォース10では、フロアブレース40を挟んでD席ビームリア60とP席ビーム20とがともに車幅方向に延設される。D席ビームリア60にはステアリングコラム91が支持される。
車幅方向に延設される梁部材(横梁)であるインパネリーンフォース10のD席ビームリア60と、車両上下方向に延設される梁部材(縦梁)であるフロアブレース40に、筋交い部材であるガセット50が接合される。後述する図12、図15のように、D席ビームリア60のD席ビームアッパ63の延長部63Eは下方に開放された断面ハット形状である。またガセット50のリーンフォース接合部51は上方に開放された断面ハット形状である。両者は接合されて閉断面を構成する。
本実施形態に係るステアリング支持構造では、上記の閉断面構造に応じて、D席ビームリア60の曲げ剛性が定められる。後述するように、特に上下方向の荷重に対する曲げ剛性については、ガセット50のリーンフォース接合部51の車両上下方向高さを調整するのみにてD席ビームリア60の曲げ剛性を調整可能となる。
このように本実施形態に係るステアリング支持構造では、ガセット50のリーンフォース接合部51の車両上下方向高さを調整するのみにて、言い換えると、他の、例えばD席ビームアッパ63等の、インパネリーンフォース10の構成部材に変更を加えずに、D席ビームリア60の曲げ剛性を調整可能となる。したがって、インパネリーンフォース10の、ステアリングコラム91からフロアブレース40までの領域の曲げ変形の許容量が、複数の車種に亘って異なっていても、ガセット50以外の、ステアリング支持構造の構成部材を、複数の車種に亘って共通化できる。
<P席周辺の構造>
インパネリーンフォース10の、助手席(P席)周辺の構成について、図3〜図5を用いて説明する。インパネリーンフォース10は、P席周辺の部材として、P席ビーム20を備える。またP席ビーム20にはカウルトゥブレース30が固定される。
図1、図2、図3、図4を参照して、カウルトゥブレース30は、車両前後方向に延設される補強部材(ブレース)であって、主に荷重を受け取る(突っ張る)稜線が略車両前後方向に延設される。カウルトゥブレース30は、その前端が車両のパネル部材であるカウルパネル104(図1参照)に固定され、後端がP席ビーム20に固定される。
図4には図2のG−G断面が例示される。カウルトゥブレース30は車両上下方向下方が開口された断面Π形の部材であって、その前端には車両前後方向に面する前方フランジ31(図3参照)が形成される。また後端には車両上下方向に面する後方フランジ32,32が形成される。前方フランジ31とカウルパネル104(図1参照)とがボルト・ナット等の締結手段によって締結される。また後方フランジ32,32はP席ビーム20の上壁部27に溶接等により接合される。
図3を参照して、P席ビーム20は略車幅方向に延設され、主に荷重を受け取る(突っ張る)稜線が略車幅方向に延設される。図5には図3のH−H断面が例示される。P席ビーム20は車両前後方向前方が開口された断面略Π形の部材であって、車両上下方向上方に、車両前後方向に延設される上壁部27を備え、車両上下方向下方に、同様にして車両前後方向に延設される下壁部28を備える。さらに上壁部27および下壁部28を連結し車両上下方向に延設される側壁部29を備える。図3を参照して、側壁部29には、車幅方向のほぼ全幅に亘ってビード25が形成される。
図3を参照して、P席ビーム20の側壁部29の車幅方向内側端部には、車幅方向に面する内側フランジ21が形成される。内側フランジ21は、フロアブレース40の底壁部41(図13参照)に溶接等により接合される。
図3を参照して、P席ビーム20の上壁部27及び下壁部28の、車幅方向外側端部には、車両前後方向に面する外側フランジ23が形成される。図1を参照して、P席ビーム20の車幅方向外側末端は、外側フランジ23及びフロントピラーブラケット102Bを介して、助手席側の骨格部材である、フロントピラーロア100Bに固定される。
また、図2を参照して、P席ビーム20は平面視でブーメラン状の曲線構造を備える。すなわち、P席ビーム20の車幅方向外側には側端部22が形成され、車幅方向内側には傾斜部24が形成される。さらに側端部22と傾斜部24との境界点としてP席ビーム20には屈曲部26が形成される。
<D席周辺の構成>
インパネリーンフォース10の、運転者席(D席)周辺の構成について、図1、図2、図6〜図11を用いて説明する。インパネリーンフォース10は、D席周辺の部材として、D席ビームリア60及びD席ビームフロント70を備える。D席ビームリア60はD席ビームフロント70よりも車両前後方向後方に設けられる。
図1、図2、図6を参照して、D席ビームフロント70は、車幅方向外側末端が、フロントピラーブラケット102Aを介して、運転席側の骨格部材であるフロントピラーロア100Aに固定される。またD席ビームフロント70の車幅方向内側末端は、ステアリングブラケット80の側壁82Aに固定される。
図9には、図2のC−C断面図が例示される。この図を参照して、D席ビームフロント70は、車両前後方向後方に開口される、断面Π(パイ)形の溝形部材から構成される。
図2を参照して、D席ビームフロント70は、平面視で傾斜配置される。すなわちD席ビームフロント70は、車幅方向外側端部から車幅方向内側端部に至るまで、車幅方向内側かつ車両前後方向前方に傾斜される様にして延設される。
図1、図2、図6を参照して、D席ビームリア60は、フロアブレース40との接合部からステアリングコラム91の支持部を含んで車幅方向外側に延設される。D席ビームリア60は、第一D席ビームリア61及び第二D席ビームリア62を備える。第一D席ビームリア61は第二D席ビームリア62よりも車幅方向外側に設けられる。
第一D席ビームリア61の車幅方向外側末端は、フロントピラーブラケット102Aを介して、運転席側の骨格部材であるフロントピラーロア100Aに固定される。第一D席ビームリア61の車幅方向内側末端は第二D席ビームリア62の車幅方向外側末端に接続される。例えば第一D席ビームリア61の車幅方向内側端部は、第二D席ビームリア62の車幅方向外側端部に重ね合わせられて溶接等により接合される。
第一D席ビームリア61は平面視で傾斜配置される。すなわち第一D席ビームリア61は、フロントピラーロア100Aに接合された車幅方向外側末端から内側末端に至るまで、車幅方向内側かつ車両前後方向後方に傾斜される様にして延設される。
このように、第一D席ビームリア61は、車幅方向外側末端から車両後方に傾斜配置され、また上述したように、D席ビームフロント70は、車幅方向外側末端から車両前方に傾斜配置される。つまり、D席ビームフロント70及び第一D席ビームリア61は、いわゆるV字構造にてステアリングコラム91を支持する。
図8には図2のB−B断面図が例示される。第一D席ビームリア61は、車両前後方向前方に開口される、断面Π形の溝形部材から構成される。また図7には、図2のA−A断面図が例示される。なお、各断面図において、溶接等による接合部が、縦線のハッチング(||||)で示される。D席ビームフロント70の車幅方向外側端部は、第一D席ビームリア61の車幅方向外側端部と重なり合った状態で溶接等により接合される。これにより、D席ビームリア60とD席ビームフロント70の車幅方向外側末端部が閉断面を構成する。
このように、車両の骨格部材であるフロントピラーロア100Aと接合される、D席ビームリア60及びD席ビームフロント70の車幅方向外側末端部が閉断面構造を採ることで、インパネリーンフォース10のフロントピラーロア100Aに対する取付剛性が向上する。例えばD席ビームリア60及びD席ビームフロント70の車幅方向外側末端部の、フロントピラーロア100Aに対する捩れ変形が、閉断面構造を採ることによって軽減される。
図1、図2、図6を参照して、第二D席ビームリア62は、第一D席ビームリア61の車幅方向内側末端に接続され車幅方向に延設される。具体的には、第二D席ビームリア62には、第一D席ビームリア61の車幅方向内側末端と接合される車幅方向外側端部から内側に、屈曲部65(図2参照)が設けられる。当該屈曲部65から第二D席ビームリア62は、車幅方向に延設される。図1、図2、図6を参照して、この、車幅方向に延設される部分にスタッドボルト64D,64Dが設けられる。
図1を参照して、スタッドボルト64D,64Dには固定ブラケット93が締結される。固定ブラケット93の内側には可動ブラケット92が収容される。可動ブラケット92にはステアリングコラム91が差し込まれる。可動ブラケット92は固定ブラケット93に対して車両上下方向に変位可能となっている。
また固定ブラケット93には図示しない開口が形成され、当該開口にスタッドボルト64D,64Dが挿入される。スタッドボルト64D,64Dの軸端に図示しないナットが螺入されることで、固定ブラケット93がスタッドボルト64D,64Dを介して第二D席ビームリア62に支持固定される。このことから、スタッドボルト64D,64Dが設けられた箇所は、ステアリングコラム91を支持する第二コラム支持点85(図2参照)となる。
また、ステアリングブラケット80に第一コラム支持点84が設けられる。すなわち、スタッドボルト64D,64Dの車両前後方向前方に、ステアリングブラケット80が設けられる。図6の破線や図11に示される図2のE−E断面を参照して、ステアリングブラケット80は、車両前後方向後端が第二D席ビームリア62に溶接等により接合される。さらにステアリングブラケット80は、上記後端から車両前後方向に延設される。
図6を参照して、ステアリングブラケット80の側壁82Aには、車幅方向に貫通するチルト軸開口81Aが形成される。またステアリングコラム91の車両前後方向前方には、チルト軸開口81Aに対応して車幅方向に貫通する貫通口(図示せず)が形成される。
ステアリングブラケット80のチルト軸開口81Aとステアリングコラム91の貫通口が位置合わせ(軸合わせ)された上で、これらの開口にチルト軸ボルト83が挿入される。チルト軸ボルト83の軸端はナットに螺入される。
これにより、ステアリングコラム91がチルト軸ボルト83を介して、ステアリングブラケット80に、車両上下方向に回動可能に支持される。この点から、ステアリングブラケット80にチルト軸ボルト83が挿入された箇所が第一コラム支持点84,84となる。
図6を参照して、第二D席ビームリア62は、上部部材であるD席ビームアッパ63と下部部材であるD席ビームロア64とを備える。図10には図2のD−D断面図、つまり、D席ビームアッパ63及びD席ビームロア64の、車幅方向外側端部の断面図が例示される。D席ビームアッパ63は車両上下方向下側が開口された略Π形に構成される。さらにD席ビームアッパ63の車両前後方向前方には接合用のフランジ63Aが形成される。D席ビームロア64は、車両上下方向上側が開口された略Π形に構成される。さらにD席ビームロア64の車両前後方向前方には接合用のフランジ64Aが形成される。
D席ビームアッパ63のフランジ63AとD席ビームロア64のフランジ64Aとが重ね合わされて溶接等により接合される。加えて、D席ビームアッパ63の後方壁63BとD席ビームロア64の後方壁64Bとが重ね合わされて溶接等により接合される。これにより、第二D席ビームリア62の、D席ビームアッパ63とD席ビームロア64とが重ね合わせられる領域は、この両者によって閉断面構造となる。
第二D席ビームリア62の車幅方向延設部の断面(図2のE−E断面)が図11に例示される。D席ビームアッパ63の前方壁63Cにステアリングブラケット80の後端部が溶接等により接合される。さらに、D席ビームロア64の下方壁64Cにスタッドボルト64Dが設けられる。
<フロアブレース周辺の構造>
図12〜図19を用いて、フロアブレース40周辺の構造について説明する。図13にはフロアブレース40及びガセット50の分解斜視図が例示される。図1を参照して、フロアブレース40は車両上下方向に延設される補強部材であって、主に荷重を受け取る(突っ張る)稜線が車両上下方向に延設される。フロアブレース40は、その上端が第二D席ビームリア62のD席ビームアッパ63及びP席ビーム20に固定される。またフロアブレース40の下端はフロア部材であるフロアトンネル106の側壁106Aに固定される。
図12、図13を参照して、フロアブレース40はその延設方向、つまり車両上下方向に垂直な断面(FR−RW断面)がハット形状であって、その鍔に当たる部分として鉛直フランジ40B,40Bを備える。鉛直フランジ40B,40Bは、その接合面が車幅方向に面し、車両上下方向に延設される。
また、フロアブレース40の車両上下方向上端には、それより下方部分と比較して、車幅方向に張り出す上端部42が形成される。上端部42の車両上下方向両端は傾斜面となっており、車両上下方向上端側の傾斜面が傾斜フランジ40A,40Aとなる。傾斜フランジ40A,40Aはその接合面が車両上下方向かつ車幅方向右側に傾斜される。後述するように、この傾斜フランジ40A,40Aに第二D席ビームリア62のD席ビームアッパ63のフランジ外端63D2が接合される。
第二D席ビームリア62の、D席ビームロア64の車幅方向内側末端は、D席ビームアッパ63の車幅方向内側末端よりも手前で終端する。つまりD席ビームアッパ63の方がD席ビームロア64よりも車幅方向内側(右側)に張り出す。その張り出された延長部63Eは、それよりも車幅方向左側の部分と比較して、車両上下方向下方に張り出す形状となっている。
図12に例示されるように、延長部63Eは、フロアブレース40及びガセット50との接合部となっている。また、特に延長部63Eとガセット50との接合構造に着目すると、両者の接合によって閉断面構造が構成される。この閉断面構造について、インパネリーンフォース10に入力される車両上下方向の荷重に対する、D席ビームリア60の曲げ剛性を、ガセット50の設計変更にて変更可能となっている。これについては後述する。
上述したように、D席ビームアッパ63の、D席ビームロア64と接合される箇所においては、図10にて例示されるように、その断面形状は略Π字形状であった。これに対して、D席ビームアッパ63の、D席ビームロア64の車幅方向内側よりもさらに車幅方向内側に張り出す延長部63Eの、延設方向に垂直な断面(UP−FR断面)は、図15に例示される図12のF−F断面のように、下方に開放された断面ハット形状となる。その断面ハット形状の鍔に当たる部分がフランジ63Dとなる。
フランジ63Dは、延長部63Eの形状に沿って形成される。例えば延長部63Eの付け根、つまりD席ビームロア64寄りの部分であるフランジ内端63D1は、車幅方向に延設される。さらに延長部63Eの車幅方向端部であるフランジ外端63D2は、車両上下方向上方かつ車幅方向右側に傾斜される。
フランジ外端63D2は、フロアブレース40の傾斜フランジ40Aと接合される。図16には図12のI−I断面図が例示される。この図に示されるように、上方に開口される断面ハット形状のフロアブレース40と、下方が開口される断面ハット形状のD席ビームアッパ63の延長部63Eが傾斜フランジ40A及びフランジ外端63D2にて接合されることで、閉断面構造が構成される。
また、フランジ内端63D1は、ガセット50のリーンフォース接合部51の上部フランジ50Aと接合される。この接合構造については後述する。
図12〜図14を参照して、ガセット50は第二D席ビームリア62のD席ビームアッパ63及びフロアブレース40に接合される筋交い部材である。ガセット50はインパネリーンフォース10及びフロアブレース40から構成される背面視T字型の骨組の変形を抑制するための補強部材である。例えばインパネリーンフォース10及びフロアブレース40から構成される背面視T字型の骨組構造に入力される、車幅方向及び車両上下方向の荷重に抗する補強部材として、ガセット50が用いられる。
ガセット50は、断面ハット形状の板材を屈曲させたような形状となっており、その屈曲部を境界として、リーンフォース接合部51、中間部53、及びブレース接合部52を含んで構成される。
図19を参照して、リーンフォース接合部51とブレース接合部52はその延長線が直交するように延設される。中間部53はリーンフォース接合部51とブレース接合部52を繋ぎ、車幅方向かつ車両上下方向に傾斜される。
リーンフォース接合部51、ブレース接合部52、及び中間部53はそれぞれ延設角度が異なっており、それぞれの連結部が角状であると当該角部に応力が集中して座屈起点となるおそれがある。そこで図19に例示されるように、リーンフォース接合部51、ブレース接合部52、及び中間部53のそれぞれの連結部は湾曲形状に形成される。このように、連結部を角の取れたアール形状とすることで、応力を分散させることができる。
ブレース接合部52は、接合時に車両上下方向に延設される。ブレース接合部52の、断面ハット形状の鍔部分に当たる下部フランジ50Bは、車両上下方向に延設され、同じく車両上下方向に延設されるフロアブレース40の鉛直フランジ40Bと接合される。
図17には、図12のJ−J断面図が例示される。これを参照すると、車幅方向右側(RW軸正方向)に開口された断面ハット形状のブレース接合部52に設けられた下部フランジ50B,50Bと、車幅方向左側に開口された断面ハット形状のフロアブレース40に設けられた鉛直フランジ40B,40Bとが互いに対向し重ね合わせられて接合される。これにより、閉断面構造が構成される。
図12を参照して、リーンフォース接合部51は、接合時に車幅方向に延設される。リーンフォース接合部51の、断面ハット形状の鍔部分に当たる上部フランジ50Aは、車幅方向に延設され、同じく車幅方向に延設されるD席ビームアッパ63のフランジ内端63D1と対向してこれと接合される。
図15には図12のF−F断面図が例示される。この図に示されるように、上方に開口される断面ハット形状のガセット50のリーンフォース接合部51と、下方が開口される断面ハット形状のD席ビームアッパ63の延長部63Eが、上部フランジ50A,50A及びフランジ内端63D1,63D1にて接合されることで、閉断面構造が構成される。
図15のF−F断面図で示される閉断面構造は、ガセット50のリーンフォース接合部51の設計変更のみによって、車両上下方向の荷重に対する曲げ剛性を変更可能となっている。図18には、図15のF−F断面図で示される閉断面構造と同様の、中空長方形が例示されている。車両上下方向の荷重が入力されたときの変形量(曲がり量)は、下記数式(1)で示される。
数式(1)中、vは変形量、Fは荷重、LはRW軸方向の長さ、Eは縦弾性係数、Iは断面二次モーメントを示す。中空長方形の断面二次モーメントIは、下記数式(2)で示される。
ここで、上壁と下壁の肉厚a=H−hとすると、数式(2)は下記数式(3)のように変形できる。
数式(3)のうち、肉厚a=H−h、及び、両側壁の肉厚(B−b)が一定である場合に、これらの肉厚一定にて中空長方形の高さHを変更すると、Hの三乗項及び自乗項との和から明らかなように、断面二次モーメントIが増加する。数式(1)を参照して、当該数式の分母成分である断面二次モーメントIの増加に伴って、変形量vは減少する。つまり、肉厚一定にて中空長方形の高さHを変更すると、中空長方形の曲げ剛性が向上する。
図15を参照して、同図に示された閉断面構造の曲げ剛性を高めることで、D席ビームリア60の曲げ剛性が向上する。ここで、車両上下方向の荷重(上下荷重)に対する曲げ剛性を高めるには、図15を参照して、同図に示された閉断面構造の車両上下方向高さを延長すればよい。
例えば図19の破線に例示されるように、ガセット50のリーンフォース接合部51の車両上下方向高さを増加することで、図15に示される閉断面構造の、車両上下方向の荷重に対する曲げ剛性が向上する。
このように、本実施形態に係るステアリング支持構造では、当該構造の構成部材のうち、比較的小型の部材である、筋交い部材のガセット50の設計変更のみにて、D席ビームリア60の、車両上下方向の荷重に対する曲げ剛性を向上可能となる。
したがって、D席ビームリア60の車両上下方向の荷重に対する曲げ変形量の許容量が、車種ごとに異なる場合に、ガセット50の設計変更のみにて、言い換えると、ステアリング支持構造の、ガセット50以外の構成部品に変更を加えずに、上記曲げ変形量の許容量を車種間で満足することが可能となる。このように本実施形態に係るステアリング支持構造では、インパネリーンフォースの車両上下方向(上下方向)の曲げ変形の許容量が異なる複数の車種に亘って、ステアリング支持構造の構成部材を極力共通化することが可能となる。
なお、D席ビームリア60の車両上下方向の荷重に対する曲げ変形量の許容量について、車種によっては、中空長方形の高さHが低くても、つまり、断面ハット形状のリーンフォース接合部51の帽子高がゼロであっても、上記許容量を満たす場合がある。同様にして、フロアブレース40の車幅方向の荷重に対する曲げ変形量の許容量について、車種によっては、断面ハット形状のブレース接合部52の帽子高がゼロであっても、上記許容量を満たす場合がある。このような場合、ガセット50は、図14に例示されるような断面ハット形状でなくてもよく、リーンフォース接合部51、ブレース接合部52、及び中間部53を備えた平板部材であってもよい。
<本実施形態に係るインパネリーンフォースの別例>
図20、図21には、本実施形態に係るステアリング支持構造の別例が示される。この別例に係るステアリング支持構造では、図1、図2で例示されるステアリング支持構造とは、P席ビーム20の形状が異なっている。
すなわち、図2ではP席ビーム20の形状が、平面視で屈曲部26を含めた曲線形状であるのに対して、図21に例示されるP席ビーム20は、平面視で直線形状となっている。すなわち、P席ビーム20は、フロアブレース40に車幅方向内側末端が接合され、そこから車幅方向外側かつ車両前後方向前方に直線的に傾斜し、さらに車幅方向外側末端がフロントピラーブラケット102Bに接合される。
このような直線状のP席ビーム20を備えることで、ステアリングホイール90からの、車幅方向の荷重にインパネリーンフォース10が耐える(突っ張る)ことが可能となる。
10 インパネリーンフォース、20 P席ビーム、30 カウルトゥブレース、40 フロアブレース、40A 傾斜フランジ、40B 鉛直フランジ、41 底壁部、42 上端部、50 ガセット、50A 上部フランジ、50B 下部フランジ、51 リーンフォース接合部、52 ブレース接合部、53 中間部、60 D席ビームリア、61 第一D席ビームリア、62 第二D席ビームリア、63 D席ビームアッパ、63A フランジ、63B 後方壁、63C 前方壁、63D フランジ、63D1 フランジ内端、63D2 フランジ外端、63E 延長部、64 D席ビームロア、70 D席ビームフロント、80 ステアリングブラケット、90 ステアリングホイール、91 ステアリングコラム、100A,100B フロントピラーロア、102A,102B フロントピラーブラケット、106 フロアトンネル、106A 側壁。

Claims (3)

  1. ステアリングコラムを支持するとともに、車幅方向に延設され車幅方向両端が車両の骨格部材に固定されるインパネリーンフォースと、
    車両上下方向に延設され、上端が前記インパネリーンフォースに接合されるとともに下端がフロア部材に接合される、フロアブレースと、
    前記インパネリーンフォース及び前記フロアブレースに接合される筋交い部材であるガセットと、
    を備える、ステアリング支持構造であって、
    前記インパネリーンフォースは、前記フロアブレースとの接合部から前記ステアリングコラムの支持部に延設されるD席ビームリアを備え、
    前記D席ビームリアは、下方に開放された断面ハット形状のD席ビームアッパを備え、
    前記ガセットは、前記D席ビームアッパに接合されることで閉断面を構成するリーンフォース接合部を備える、
    ステアリング支持構造。
  2. 請求項1に記載のステアリング支持構造であって、
    前記ガセットは、
    車両上下方向に延設され前記フロアブレースに接合されるブレース接合部と、
    前記リーンフォース接合部と前記ブレース接合部とを繋ぎ車幅方向かつ車両上下方向に傾斜される中間部と、
    を備え、
    前記中間部と前記ブレース接合部との連結部が湾曲形状である、
    ステアリング支持構造。
  3. 請求項1または2に記載のステアリング支持構造であって、
    前記リーンフォース接合部は、上方に開放された断面ハット形状である、
    ステアリング支持構造。
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