JP2020044914A - 牽引フックの取付け構造 - Google Patents

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Masaya TOKUTAKE
将也 徳武
章司 山田
Shoji Yamada
章司 山田
哲郎 山口
Tetsuo Yamaguchi
哲郎 山口
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【課題】牽引フックが取り付けられたサイドフレームの衝撃吸収の低下を抑制する。【解決手段】車両1の前後方向に沿って設けられたサイドフレーム10に対して取り付けられる牽引フック20は、サイドフレーム10の前後方向の端部に位置する本体部22と、本体部22に設けられ、本体部22をサイドフレーム10に固定する固定部26と、本体部22において固定部26から離れて設けられ、サイドフレーム10に対して離脱可能に嵌合している嵌合部28とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、牽引フックの取付け構造に関する。
トラック等の車両には、当該車両を他の車両が牽引するための牽引フックが取り付けられている。例えば、車両の前後方向に沿って設けられたサイドフレームの前端部に、牽引フックが取り付けられている。
特開平7−290920号公報
ところで、サイドフレームを有する車両は、他の車両と衝突した際の荷重をサイドフレームで吸収する。例えば、衝突時にサイドフレームが変形することで、衝撃を吸収している。しかし、サイドフレームに牽引フックが取り付けられている場合には、サイドフレームの牽引フックが固定された部分の剛性が高いため、サイドフレームが変形し難くなり、この結果サイドフレームによる衝撃吸収が阻害されてしまう恐れがある。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、牽引フックが取り付けられたサイドフレームの衝撃吸収の低下を抑制することを目的とする。
本発明の一の態様においては、車両の前後方向に沿って設けられたサイドフレームに対する牽引フックの取付け構造であって、前記サイドフレームの前記前後方向の端部に位置するフック本体と、前記フック本体に設けられ、前記フック本体を前記サイドフレームに固定する固定部と、前記フック本体において前記固定部から離れて設けられ、前記サイドフレームに対して離脱可能に嵌合している嵌合部と、を備える、牽引フックの取付け構造を提供する。
また、前記嵌合部は、円柱状の突起であり、前記固定部が前記フック本体を前記サイドフレームに固定した状態で前記サイドフレームが変形した際に、前記嵌合部は離脱可能であることとしてもよい。
また、前記牽引フックの取付け構造は、前記フック本体において前記前後方向の先端側に位置する牽引用の鉤部を更に備え、前記固定部は、前記前後方向において前記鉤部とは反対側に設けられており、前記嵌合部は、前記鉤部と前記固定部の間に設けられていることとしてもよい。
また、前記固定部は、前記フック本体及び前記サイドフレームを締結している締結部材が挿通している穴が形成された穴部であり、前記嵌合部の直径は、前記締結部材の直径よりも大きいこととしてもよい。
本発明によれば、牽引フックが取り付けられたサイドフレームの衝撃吸収の低下を抑制できるという効果を奏する。
車両1における牽引フック20の取付け構造を説明するための模式図である。 牽引フック20の取付け構造の一例を示す模式図である。 牽引フック20の取付け構造の一例を示す模式図である。 衝突時の牽引フック20の取付け状態を説明するための模式図である。
<牽引フックの取付け構造>
本発明の一の実施形態に係る牽引フックの取付け構造について、図1を参照しながら説明する。
図1は、車両1における牽引フック20の取付け構造を説明するための模式図である。車両1は、ここでは一例としてトラックである。車両1は、前後方向に沿って配置された車体フレームであるサイドフレーム10を有する。サイドフレーム10には、車両1の前面に位置するバンパー15が取り付けられる。なお、車両1には、一対のサイドフレーム10が設けられているが、図1では、説明の便宜上一つのサイドフレーム10のみが示されている。
サイドフレーム10の前端部には、牽引フック20が取り付けられている。ここでは、牽引フック20は、締結ボルト30によってサイドフレーム10に取り付けられている。牽引フック20には、ロープ40が引っ掛けられる。例えば、他の車両が、牽引フック20に引っ掛けられたロープ40を引っ張ることで、車両1が牽引される。
ところで、サイドフレーム10は、車両1が前方の他の車両と衝突した際の衝撃を吸収可能である。例えば、衝突時に作用する荷重に対してサイドフレーム10が前後方向において潰れるように変形することで、衝撃が吸収される。衝突時の荷重は、例えばバンパー15を介してサイドフレーム10に伝達される。一方で、サイドフレーム10に牽引フック20が締結ボルト30等で固定されている場合には、固定されている部分の剛性が高まり、衝突時にサイドフレーム10が前後方向に潰れるように変形し難くなる。これに対して、本実施形態では、詳細は後述するが、衝撃時のサイドフレーム10の変形を阻害し難いように牽引フック20が取り付けられている。
以下では、牽引フック20の取付け構造について、図2及び図3を参照しながら説明する。
図2及び図3は、牽引フック20の取付け構造の一例を示す模式図である。
牽引フック20は、図2に示すように、締結ボルト30によってサイドフレーム10に固定されている。具体的には、牽引フック20は、締結ボルト30によって、サイドフレーム10の側面11に固定されている。なお、これに限定されず、牽引フック20は、サイドフレーム10の下面12に締結ボルト30によって固定されていてもよい。
牽引フック20は、図3に示すように、本体部22と、鉤部24と、固定部26と、嵌合部28とを有する。
本体部22は、牽引フック20のフック本体である。本体部22は、図2に示すように、サイドフレーム10の前端部に位置している。本体部22は、例えば平板状に形成されており、サイドフレーム10の側面11に接している。
鉤部24は、図2に示すように本体部22において先端側に位置しており、ロープ40(図1)が引っ掛けられる牽引用の鉤部である。鉤部24は、本体部22の先端側を曲げた形状を成している(図1参照)。鉤部24は、サイドフレーム10の端部よりも前方に突出している。なお、鉤部24よりも前方に、バンパー15(図1)が配置されている。
固定部26は、牽引フック20をサイドフレーム10に固定するための部分である。具体的には、固定部26は、1つの締結ボルト30を介して、本体部22をサイドフレーム10の側面11に固定させる。固定部26は、図2に示すように、本体部22において鉤部24とは前後方向の反対側に設けられている。
固定部26は、取付け穴26aが形成された穴部である。取付け穴26aは、本体部22を貫通している貫通穴である。取付け穴26aに対して締結ボルト30が挿通して、本体部22及びサイドフレーム10を締結している。
嵌合部28は、図3に示すように、サイドフレーム10と嵌合している。嵌合部28は、ここでは円柱状の突起(ボス)であり、サイドフレーム10の側面11に設けられた嵌合穴11aと嵌合している。嵌合部28は、本体部22において固定部26から離れて設けられている。具体的には、嵌合部28は、本体部22において鉤部24と固定部26の間に設けられている。
嵌合部28は、嵌合穴11aと嵌合することで、本体部22をサイドフレーム10に対して位置決めする。このため、締結ボルト30が1つであっても、本体部22をサイドフレーム10の所望の位置に固定できる。牽引フック20をサイドフレーム10に取り付ける際には、嵌合部28を嵌合穴11aに嵌合した後に、締結ボルト30で締結させる。これにより、牽引フック20が位置決めされた状態で締結ボルト30を締結するので、組立時の作業性が向上する。
嵌合部28は、嵌合穴11aと嵌合することで、固定部26と共に本体部22をサイドフレーム10に固定させる機能も有する。嵌合部28の直径は、締結ボルト30の直径よりも大きくてもよい。これにより、牽引フック20をサイドフレーム10に強固に固定させることができる。
嵌合部28は、サイドフレーム10に対して離脱可能に嵌合している。すなわち、嵌合部28は、固定部26が本体部22をサイドフレーム10に固定した状態でサイドフレーム10が変形した際に、サイドフレーム10に対して離脱可能である。例えば、車両1が他の車両と衝突してサイドフレーム10が変形する際に、固定部26がサイドフレーム10に固定された状態のまま嵌合部28の嵌合状態が解除される。
図4は、衝突時の牽引フック20の取付け状態を説明するための模式図である。ここでは、車両1が他の車両と衝突した際に、サイドフレーム10が、衝突時の荷重をバンパー15を経由して受けて、図4に示すように変形するものとする。図4に示す変形に伴い、牽引フック20(本体部22)は、サイドフレーム10に押されて固定部26を支点として矢印方向に回動する。この際、嵌合部28が嵌合穴11aから抜けることで、本体部22が固定部26を支点として回動する。そして、嵌合部28が嵌合穴11aから抜けることで、荷重によるサイドフレーム10の変形が更に可能となり、サイドフレーム10による衝撃吸収が向上する。また、本体部22が回動する際に、本体部22の後端部22aがサイドフレーム10を押すことで、図4に示すようにサイドフレーム10が変形する。この変形によってサイドフレーム10が衝撃を更に吸収できる。
図4では、衝突時に嵌合部28が嵌合穴11aから抜けて牽引フック20が回動することとしたが、これに限定されない。例えば、牽引フック20は回動せずに、嵌合穴11a側が嵌合部28から抜けるようにサイドフレーム10が下側に変形してもよい。この場合にも、嵌合部28の嵌合状態が解除された状態でサイドフレーム10が変形することで、サイドフレーム10が衝撃を吸収できる。
なお、上記では、牽引フック20が1つの締結ボルト30によってサイドフレーム10の側面11に固定されていることとしたが、これに限定されない。例えば、牽引フック20が上下方向に沿って配置される2つの締結ボルト30によってサイドフレーム10の側面11に固定されてもよい。
<本実施形態における効果>
上述した実施形態の牽引フック20においては、本体部22をサイドフレーム10に固定する固定部26から離れて設けられ、サイドフレーム10(具体的には嵌合穴11a)に対して離脱可能に嵌合している嵌合部28を有する。
これにより、固定部26及び嵌合部28によって、牽引フック20がサイドフレーム10に適切に固定される。一方で、車両1が他の車両と衝突した際には、嵌合部28の嵌合状態が解除されてサイドフレーム10が変形しやすくなるので、サイドフレーム10が適切に衝撃を吸収できる。この結果、牽引フック20が取り付けられたサイドフレーム10の衝撃吸収の低下を抑制できる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の分散・統合の具体的な実施の形態は、以上の実施の形態に限られず、その全部又は一部について、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。
1 車両
10 サイドフレーム
11a 嵌合穴
20 牽引フック
22 本体部
24 鉤部
26 固定部
26a 取付け穴
28 嵌合部
30 締結ボルト

Claims (4)

  1. 車両の前後方向に沿って設けられたサイドフレームに対する牽引フックの取付け構造であって、
    前記サイドフレームの前記前後方向の端部に位置するフック本体と、
    前記フック本体に設けられ、前記フック本体を前記サイドフレームに固定する固定部と、
    前記フック本体において前記固定部から離れて設けられ、前記サイドフレームに対して離脱可能に嵌合している嵌合部と、
    を備える、牽引フックの取付け構造。
  2. 前記嵌合部は、円柱状の突起であり、
    前記固定部が前記フック本体を前記サイドフレームに固定した状態で前記サイドフレームが変形した際に、前記嵌合部は離脱可能である、
    請求項1に記載の牽引フックの取付け構造。
  3. 前記フック本体において前記前後方向の先端側に位置する牽引用の鉤部を更に備え、
    前記固定部は、前記前後方向において前記鉤部とは反対側に設けられており、
    前記嵌合部は、前記鉤部と前記固定部の間に設けられている、
    請求項1又は2に記載の牽引フックの取付け構造。
  4. 前記固定部は、前記フック本体及び前記サイドフレームを締結している締結部材が挿通している穴が形成された穴部であり、
    前記嵌合部の直径は、前記締結部材の直径よりも大きい、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の牽引フックの取付け構造。

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019034066A (ja) * 2017-08-21 2019-03-07 株式会社三洋物産 遊技機
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JP2020062444A (ja) * 2017-08-21 2020-04-23 株式会社三洋物産 遊技機
JP2020078750A (ja) * 2020-03-09 2020-05-28 株式会社三洋物産 遊技機

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