JP2020041769A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】性能向上を図るとともに冷媒回路の詰りを確実に防止できる冷蔵庫を提供する。【解決手段】圧縮機10は、冷媒を圧縮する。凝縮器20,25は、圧縮機10から出力される冷媒を凝縮する。キャピラリチューブ50は、凝縮器20,25の下流に設けられる。冷却器60は、キャピラリチューブ50から出力される冷媒を蒸発させることによって庫内を冷却する。熱交換器70は、冷却器60から圧縮機10へ戻される冷媒とキャピラリチューブ50を流れる冷媒との間で熱交換を行なうように構成される。LEV40は、凝縮器25とキャピラリチューブ50との間の配管に設けられる。ドライヤ30は、凝縮器25とLEV40との間の配管に設けられる。【選択図】図1

Description

本開示は、冷蔵庫に関する。
冷蔵庫には、凝縮器と冷却器との間に絞り装置が設けられている。特開2001−241784号公報(特許文献1)に記載の冷蔵庫では、絞り装置は、膨張弁と、膨張弁の上流及び下流に設けられる毛細管(キャピラリチューブ)とによって構成される。毛細管は、熱回収熱交換器によって圧縮機の吸入配管と熱交換を行なう。熱回収熱交換器を設けることによって、冷却器の冷却能力を増強することができる。
この冷蔵庫では、膨張弁の上流及び下流に毛細管が設けられることにより、毛細管にスラッジが堆積するため、膨張弁に堆積するスラッジ量を低減することができる。これにより、膨張弁がスラッジにより詰まる危険性を低減し、信頼性の高い冷蔵庫を提供することができる(特許文献1参照)。
特開2001−241784号公報
冷蔵庫の冷媒回路において、膨張弁を適切な位置に配設し、運転状況に応じて膨張弁の絞り量を適切に調整することにより、圧縮機に吸入される冷媒(以下、「吸入冷媒」と称する場合がある。)の温度を下げることができる。吸入冷媒の温度を下げることによって、圧縮機の入力(仕事量)を低減することができる(性能向上)。特許文献1では、このような観点での検討は、特に行なわれていない。
また、冷蔵庫では、空調機と比べて冷媒の流量が少ないので、膨張弁により冷媒に圧力損失を与えるためには、膨張弁の開度を十分に小さくする必要がある。そのため、冷媒回路に膨張弁を設ける場合には、膨張弁の詰り防止は重要であり、膨張弁の上流及び/又は下流に毛細管を設けるだけでは、膨張弁の詰りを防止できない可能性がある。
本開示は、かかる問題を解決するためになされたものであり、本開示の目的は、冷蔵庫において、性能向上を図るとともに冷媒回路の詰りを確実に防止することである。
本開示による冷蔵庫は、圧縮機と、凝縮器と、毛細管と、冷却器と、熱交換器と、膨張弁と、ドライヤとを備える。圧縮機は、冷媒を圧縮する。凝縮器は、圧縮機から出力される冷媒を凝縮する。毛細管(キャピラリチューブ)は、凝縮器の下流に設けられる。冷却器は、毛細管から出力される冷媒を蒸発させることによって庫内を冷却する。熱交換器は、冷却器から圧縮機へ戻される冷媒と毛細管を流れる冷媒との間で熱交換を行なうように構成される。膨張弁は、凝縮器と毛細管との間の配管に設けられる。ドライヤは、凝縮器と膨張弁との間の配管に設けられる。
この冷蔵庫では、毛細管とともに膨張弁が設けられ、膨張弁は、毛細管の上流に設けられる。これにより、膨張弁の開度を絞ることによって吸入冷媒の温度を下げることができ、圧縮機の入力(仕事量)を低減することができる(性能向上)。膨張弁を毛細管の下流に設けても、このような効果は得られない(詳細は後述)。また、膨張弁を毛細管の下流に設けると、膨張弁の上流の高圧部において熱交換器による熱交換が行なわれるため、冷媒の過冷却度が大きくなり、冷媒の増量が必要となる可能性がある。膨張弁が毛細管の上流に設けられる本開示の冷蔵庫では、このような問題は生じない。さらに、膨張弁を毛細管の下流に設けると、膨張弁が冷却器の近くに配設される可能性がある。この場合、膨張弁には、低温での安定動作が求められ、膨張弁のコストが増加する可能性がある。膨張弁が毛細管の上流に設けられる本開示の冷蔵庫では、このような問題は生じない。そして、本開示の冷蔵庫では、膨張弁の上流にドライヤが設けられる。これにより、膨張弁が毛細管の上流に設けられても、膨張弁の詰りを確実に防止することができる。
本開示の冷蔵庫によれば、性能を向上できるとともに冷媒回路の詰りを確実に防止することができる。
本開示の実施の形態に従う冷蔵庫の全体構成図である。 冷媒の圧力とエンタルピとの関係を示すp−h線図である。 ドライヤの構成の一例を示す図である。 本実施の形態に従う冷蔵庫の断面構成の一例を示す図である。 図4に示す機械室を冷蔵庫の背面側から見たときの構成の一例を示す図である。 制御装置により実行されるLEVの制御の手順の一例を示すフローチャートである。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
図1は、本開示の実施の形態に従う冷蔵庫の全体構成図である。図1を参照して、冷蔵庫1は、圧縮機10と、凝縮器20,25と、ファン22と、ドライヤ30と、膨張弁40と、キャピラリチューブ50と、冷却器60と、ファン62と、熱交換器70とを備える。また、冷蔵庫1は、配管80〜86と、温度センサ90,92と、湿度センサ94と、制御装置100とをさらに備える。
配管80は、圧縮機10の吐出ポートと凝縮器20とを接続する。配管81は、凝縮器20と凝縮器25とを接続する。配管82は、凝縮器25とドライヤ30とを接続する。配管83は、ドライヤ30と膨張弁40とを接続する。配管84は、膨張弁40とキャピラリチューブ50とを接続する。配管85は、キャピラリチューブ50と冷却器60とを接続する。配管86は、冷却器60と圧縮機10の吸入ポートとを接続する。
圧縮機10は、配管86から吸入される冷媒を圧縮して配管80へ出力する。圧縮機10は、制御装置100からの制御信号に従って回転数を調整するように構成される。圧縮機10の回転数を調整することで冷媒の循環量が調整され、冷蔵庫1の能力を調整することができる。圧縮機10には種々のタイプのものを採用可能であり、たとえば、ロータリータイプ、レシプロタイプ、スクロールタイプ等のものを採用し得る。
凝縮器20,25は、圧縮機10から配管80に出力された冷媒を凝縮する。凝縮器20,25は、圧縮機10から出力される高温高圧のガス冷媒が外気と熱交換(放熱)を行なうように構成される。この熱交換により、冷媒は凝縮されて液相に変化する。この例では、凝縮器20は、圧縮機10とともに機械室に配設され、ファン22により供給される外気と熱交換を行なうように構成されている。凝縮器25は、放熱パイプによって構成され、冷蔵庫1の筐体の壁面内部に配設される。
ドライヤ30は、凝縮器25と膨張弁40との間、すなわち膨張弁40の上流に設けられ、膨張弁40に供給される冷媒中の水分及び異物を除去する。この冷蔵庫1では、絞り手段として、キャピラリチューブ50に加えてキャピラリチューブ50の上流に膨張弁40が設けられており、膨張弁40の詰りを確実に防止する必要がある。このため、この実施の形態に従う冷蔵庫1では、膨張弁40の上流にドライヤ30が設けられている。
膨張弁40は、凝縮器25から出力されてドライヤ30を通過した冷媒を減圧して配管84へ出力する。膨張弁40は、リニア電子膨張弁(以下「LEV(Linear Expansion Valve)」と称する。)によって構成され、以下では、膨張弁40をLEV40と称する場合がある。なお、膨張弁40は、LEVに限定されるものではない。
従来、冷蔵庫においては、冷却負荷によって変化させる冷媒流量に応じた絞りを実現するために、絞り手段として複数のキャピラリチューブが設けられ、冷媒流量に応じてキャピラリチューブを切替えることによって、冷媒流量に応じた絞りを実現していた。この実施の形態に従う冷蔵庫1では、開度を調整可能なLEV40を設けることによって、キャピラリチューブを複数備えることなく、冷媒流量に応じて絞りを可変としている。LEV40の開度は、制御装置100によって調整され、LEV40の開度を絞るほど、LEV40の下流の冷媒圧力は低下し、冷媒の乾き度は上昇する。
キャピラリチューブ50は、毛細管によって構成され、配管84を通じて受ける冷媒を減圧して配管86へ出力する。また、この冷蔵庫1では、キャピラリチューブ50を流れる冷媒は、熱交換器70によって、冷却器60から出力される冷媒と熱交換を行なう。熱交換器70については、後ほど説明する。
冷却器60は、キャピラリチューブ50から配管85へ出力された冷媒を蒸発させて配管86へ出力する。冷却器60は、庫内に配設され、キャピラリチューブ50から出力される低温低圧の冷媒が庫内の空気と熱交換(吸熱)を行なうように構成される。この熱交換により、庫内は冷却され、冷媒は蒸発して気相(過熱蒸気)に変化する。ファン62は、冷却器60において庫内の空気が冷媒と効率よく熱交換を行なうように、庫内の空気を冷却器60に供給する。
熱交換器70は、キャピラリチューブ50と配管86(86b)とによって構成され、キャピラリチューブ50を流れる冷媒と、配管86によって冷却器60から圧縮機10へ戻される冷媒との間で熱交換を行なうように構成される。熱交換器70によって、吸入冷媒は加熱され、キャピラリチューブ50を流れる冷媒は冷却されるので、圧縮機10に液冷媒が吸入されるのを抑制できるとともに、冷却効率を向上させることができる。
温度センサ90は、配管86cの冷媒温度、すなわち熱交換器70と圧縮機10との間の冷媒の温度T1を検出し、その検出値を制御装置100へ出力する。温度センサ92は、冷蔵庫1の外気の温度T2を検出し、その検出値を制御装置100へ出力する。湿度センサ94は、冷蔵庫1の外気の湿度Mを検出し、その検出値を制御装置100へ出力する。温度センサ90は、たとえば冷蔵庫1の機械室において、配管86cの外周面に設置してもよいし、冷媒の温度をより確実に検出するために配管86cの内部に設置してもよい。温度センサ92及び湿度センサ94は、冷蔵庫1の庫外(たとえば機械室や冷蔵庫1の上面等)に配設される。
制御装置100は、CPU(Central Processing Unit)102と、メモリ104(ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory))と、各種信号を入出力するための入出力バッファ(図示せず)等を含んで構成される。CPU102は、ROMに格納されているプログラムをRAM等に展開して実行する。ROMに格納されるプログラムは、制御装置100の処理手順が記されたプログラムである。制御装置100は、これらのプログラムに従って、冷蔵庫1における各機器の制御を実行する。この制御については、ソフトウェアによる処理に限られず、専用のハードウェア(電子回路)で処理することも可能である。
この冷蔵庫1では、1つのキャピラリチューブ50と、開度を調整可能なLEV40とによって絞り装置が構成される。これにより、キャピラリチューブを複数備えることなく、冷却負荷によって変化させる冷媒流量に応じて絞りを可変としている。
そして、この実施の形態に従う冷蔵庫1では、LEV40は、キャピラリチューブ50の上流に配設され、さらに、LEV40の上流にドライヤ30が配設される。このような構成とすることにより、冷蔵庫1の信頼性を確保しつつ性能を向上させることができる。以下、この点について詳しく説明する。
図2は、冷媒の圧力とエンタルピとの関係を示すp−h線図である。図2を参照して、横軸は、冷媒の圧力p(Mpa)を示し、縦軸は、冷媒の比エンタルピh(kJ/kg)(以下、単に「エンタルピ」と称する。)を示す。
点P11〜P15を結ぶ実線L1(以下「サイクル1」と称する。)は、本実施の形態に従う冷蔵庫1の冷媒の状態を示す。点P21〜P24を結ぶ点線L2(以下「サイクル2」と称する。)は、参考例であり、LEV40を設けないとした場合の冷媒の状態を示す。
点線TE1,TE2の各々は、等温線である。点線TE2で示される温度は、点線TE1で示される温度よりも低い。たとえば、点線TE1は30℃を示し、点線TE2は−30℃を示す。
点線S1,S2の各々は、等エントロピ線である。点線S2で示されるエントロピは、点線S1で示されるエントロピよりも小さい。冷媒の物性として、エントロピが小さいほど、p−h線図における等エントロピ線の傾きが大きくなる。
実線L1で示されるサイクル1において、点P15→点P11は、圧縮機10における冷媒の圧縮を示し(等エントロピ変化)、点P11→点P12は、凝縮器20,25における等圧冷却を示す。点P12→点P13は、LEV40における減圧を示し(等エンタルピ変化)、点P13→点P14は、キャピラリチューブ50における減圧を示す。そして、点P14→点P15は、冷却器60における等圧加熱を示す。
また、点線L2で示されるサイクル2において、点P24→点P21は、圧縮機10における冷媒の圧縮を示し(等エントロピ変化)、点P21→点P22は、凝縮器20,25における等圧冷却を示す。また、点P22→点P23は、キャピラリチューブ50における減圧を示し、点P23→点P24は、冷却器60における等圧加熱を示す。
サイクル1とサイクル2とを比較すると、サイクル1(本実施の形態に従う冷蔵庫1)では、LEV40が設けられることによって、サイクル2に対してキャピラリチューブ50入側の冷媒の圧力及び温度が低下する(点P13)。これにより、サイクル1では、サイクル2に対して、キャピラリチューブ50出側の冷媒の圧力及び温度が低下する(点P14)。その結果、サイクル1では、サイクル2に対して、圧縮機10に吸入される冷媒のエンタルピ及び温度が低下する(点P15)。
これにより、圧縮機10による冷媒の圧縮時、サイクル2では、等エントロピ線S1に沿って冷媒の状態が変化するのに対して、LEV40が設けられるサイクル1では、等エントロピ線S2に沿って冷媒の状態が変化する。上述のように、点線S2で示されるエントロピは、点線S1で示されるエントロピよりも小さい。
ここで、冷媒の物性として、エントロピが小さいほど、p−h線図における等エントロピ線の傾きは大きくなる。そして、等エントロピ線の傾きが大きいほど、圧縮機10の入力を低減することができる。言い換えると、等エントロピ線の傾きが大きいほど、小さな圧縮機入力で冷媒を圧縮することができる。
この実施の形態に従う冷蔵庫1では、上述のように、LEV40を設けることによって、圧縮機10に吸入される冷媒の温度を下げることができる。これにより、圧縮機10による冷媒の圧縮時に、等エントロピ線S2に沿って冷媒の状態を変化させることができ、圧縮機10の入力を低減することができる(性能向上)。
なお、このような性能向上は、キャピラリチューブ50の上流にLEV40を設けることで得られ、キャピラリチューブ50の下流にLEV40を設けてもこのような性能向上は得られない。キャピラリチューブ50の下流にLEV40が設けられる構成では、冷却器60における蒸発温度は下がるけれども、圧縮機10に吸入される冷媒(気相冷媒)の温度はそれほど下がらず、冷媒のエントロピは小さくならないからである。
また、仮に、キャピラリチューブ50の下流にLEV40を設けた場合、LEV40の上流に熱交換器70が設けられることになる。この場合、LEV40の上流の高圧部で熱交換が行なわれるため、冷媒の過冷却度が大きくなり、冷媒の追加(増量)が必要となる。さらに、配置スペースの関係上、冷却器60の近くにLEV40を配設しなければならないケースもあり得る。その場合には、LEV40の低温での安定動作が求められるため、コスト増となり得る。本実施の形態に従う冷蔵庫1では、キャピラリチューブ50の上流にLEV40が設けられるので、これらの問題は生じない。
また、一般的に、冷蔵庫における冷媒の流量は、空調機における冷媒の流量よりも少ないので、LEV40により冷媒に圧力損失を与えるためには、LEV40の開度を十分に小さくする必要がある。このため、冷蔵庫の冷媒回路にLEVを設ける場合には、LEVの詰り防止は重要であり、上述の特許文献1のように、LEVの上流及び/又は下流にキャピラリチューブを設けるだけでは、LEVの詰りを防止できない可能性がある。
そこで、本実施の形態に従う冷蔵庫1では、キャピラリチューブ50の上流に設けられるLEV40のさらに上流にドライヤ30が設けられる。これにより、キャピラリチューブ50よりも上流のLEV40にスラッジ等の異物が混入するのを防止し、LEV40の詰りを確実に防止することができる。
図3は、ドライヤ30の構成の一例を示す図である。図3を参照して、ドライヤ30は、吸着部32と、フィルタ34とを含む。吸着部32は、水分を吸着可能なモレキュラーシーブ等の吸着剤によって構成され、配管82から供給される冷媒に含まれている水分を吸着することによって冷媒から水分を除去する。フィルタ34は、たとえばメッシュ状の網部材によって構成され、配管82から供給される冷媒に含まれている異物を捕集する。
図4は、本実施の形態に従う冷蔵庫1の断面構成の一例を示す図である。図4を参照して、冷蔵庫1の庫内と庫外とは、内部に真空断熱材が実装されるとともに発泡断熱材(発泡ポリウレタン)が充填された、断熱性の筐体110によって隔てられている。
冷蔵庫1は、食品を冷蔵及び冷凍して貯蔵する貯蔵室を備え、貯蔵室は、上方から、冷蔵室112、製氷室113、冷凍室114、及び野菜室115に分けられている。冷蔵室112は、たとえば観音開きの冷蔵室扉112aを備えている。製氷室113、冷凍室114、及び野菜室115は、それぞれ引き出し式の製氷室扉113a、冷凍室扉114a、及び野菜室扉115aを備えている。
冷蔵室112と製氷室113及び冷凍室114とは、断熱仕切壁116によって隔てられている。製氷室113及び冷凍室114と野菜室115とは、断熱仕切壁118によって隔てられている。製氷室113と冷凍室114との間には、仕切壁は設けられていないが、製氷室扉113aと冷凍室扉114aとの隙間から冷気が庫外に漏れないように、仕切壁117が設けられている。
冷蔵庫1の庫内の背面側には、冷却器60及びファン62(図1)が配設されている。冷却器60は、冷却器収納室120内に設けられる。冷却器60により冷却された循環空気(冷気)は、ファン62によって、ダクト122を通じて冷蔵室112へ供給され、ダクト124を通じて製氷室113及び冷凍室114へ供給され、図示しない野菜室ダクトを通じて野菜室115へ供給される。
冷蔵室112、製氷室113、冷凍室114、及び野菜室115への送風は、温度センサ142,144,146と連動して、ダクト122,124にそれぞれ設けられるダンパ126,128、及び野菜室ダクトに設けられる野菜室ダンパ(図示せず)によって制御される。
温度センサ142は、冷蔵室112内の温度を検出し、温度センサ144は、製氷室113及び冷凍室114の温度を検出する。また、温度センサ146は、野菜室115内の温度を検出し、温度センサ148は、冷却器60の温度を検出する。各温度センサの検出値は、制御装置100へ出力される。
温度センサ92及び湿度センサ94(図1)は、冷蔵庫1の上部に設けられるセンサ収納部140内に配置されている。また、冷蔵庫1の背面側の上部には、基板収納部106が設けられており、基板収納部106内に制御装置100(図1)が配置されている。なお、温度センサ92及び湿度センサ94、並びに制御装置100の配置は、これに限定されるものではない。
冷蔵庫1の背面側の下部には、機械室130が設けられている。機械室130内には、圧縮機10のほか、凝縮器20及びファン22(図1)が配設される。なお、凝縮器25(図1)は、放熱パイプによって構成され、筐体110内において、冷蔵庫1の背面及び側面を形成する外壁の内面に接するように配設される(図示せず)。また、この実施の形態に従う冷蔵庫1では、ドライヤ30及びLEV40(図1)も、機械室130内に配設される。
図5は、図4に示した機械室130を冷蔵庫1の背面側から見たときの構成の一例を示す図である。図5を参照して、機械室130内には、圧縮機10と、凝縮器20と、ファン22と、温度センサ90と、蒸発皿136とが配設されている。
圧縮機10の上方には、蒸発皿136が配設されている。蒸発皿136は、庫内の冷却器60(図4)で生じた霜の融解水を、排水管134を通じて受ける。蒸発皿136に貯留された水は、凝縮器20及び圧縮機10の熱によって蒸発する。
凝縮器20は、庫外と連通する開口部132の近傍に配設され、凝縮器20を挟んで開口部132の反対側にファン22が配設されている。ファン22が駆動することにより、開口部131から外気が取込まれた外気が凝縮器20へ供給され、凝縮器20において熱交換が行なわれた外気が開口部132から庫外へ排出される。
そして、この実施の形態に従う冷蔵庫1では、ドライヤ30及びLEV40が、機械室130内に配設されている。図示しない凝縮器25からの配管82が機械室130内に引き込まれ、機械室130内に配設されたドライヤ30及びLEV40へ冷媒が供給される。LEV40を通過した冷媒は、配管84を通じて庫内へ戻され、図示しないキャピラリチューブ50へ供給される。
このように、この冷蔵庫1では、ドライヤ30及びLEV40が機械室130内に配設されるので、ドライヤ30及びLEV40を常温で作動させることができる。これにより、ドライヤ30及びLEV40の動作信頼性を確保することができ、また、ドライヤ30及びLEV40の保守性も確保することができる。
図5とともに再び図4を参照して、冷蔵庫1の各種制御については、制御装置100によって実行される。メモリ104に格納されている各種プログラムをCPU102が実行することにより、制御装置100は、圧縮機10の作動/停止、ファン22,62の作動/停止及び回転数調整、LEV40の開度調整、ダンパ126,128及び野菜室ダンパの駆動等の各種制御を実行する。
そして、この実施の形態に従う冷蔵庫1では、図2で説明したように、LEV40を設けることによって、圧縮機10に吸入される冷媒(吸入冷媒)の温度を下げ、それによって圧縮機10の入力を低減するところ、制御装置100は、吸入冷媒の温度T1が外気の露点温度T3よりも高くなるように、LEV40の開度を制御する。
すなわち、この冷蔵庫1では、低温の吸入冷媒が流れる配管86cに露が付着しないように、熱交換器70によって吸入冷媒の温度T1を上昇させ、露点温度T3よりも高い温度T1を確保している。一方で、上述のように、LEV40の開度を絞ることで吸入冷媒の温度T1を低下させることによって、圧縮機10の入力を低減することができる。そこで、この実施の形態に従う冷蔵庫1では、外気の露点温度T3よりも高い範囲で吸入冷媒の温度T1を下げるように、LEV40の開度が制御される。これにより、LEV40を設けることによる効果を得つつ、吸入冷媒が流れる配管86cに露が付着するのを防止することができる。
なお、外気の露点温度T3は、温度センサ92により検出される外気の温度T2と、湿度センサ94により検出される外気の湿度Mとから算出することができる。外気の温度T2及び湿度Mを用いた露点温度T3の算出方法には、公知の各種手法を採用することができる。なお、露点温度センサを設けて外気の露点温度T3を直接測定してもよい。
図6は、制御装置100により実行されるLEV40の制御の手順の一例を示すフローチャートである。このフローチャートに示される一連の処理は、冷蔵庫1の電源がオンされている間、繰り返し実行される。
図6を参照して、制御装置100は、圧縮機10に吸入される冷媒(吸入冷媒)の温度T1、外気の温度T2、及び外気の湿度Mの各検出値を、それぞれ温度センサ90,92及び湿度センサ94から取得する(ステップS10)。
次いで、制御装置100は、取得された外気の温度T2及び湿度Mから、外気の露点温度T3を算出する(ステップS20)。続いて、制御装置100は、吸入冷媒の温度T1が、外気の露点温度T3に所定のマージンα(α>0)を加えた温度(T3+α)よりも高いか否かを判定する(ステップS30)。なお、マージンαは、吸入冷媒の温度T1をできるだけ低く抑えつつも露点温度T3の推定誤差や制御の応答性等も考慮して、適当な小さい値に設定される。なお、このようなマージンαを設けることは必須ではなく、マージンαを設けなくてもよい。
そして、ステップS30において、吸入冷媒の温度T1が温度(T3+α)よりも高いと判定されると(ステップS30においてYES)、制御装置100は、LEV40の開度を減少するようにLEV40を制御する(ステップS40)。これにより、吸入冷媒の温度T1は低下する。
一方、ステップS30において、吸入冷媒の温度T1が温度(T3+α)以下であると判定されると(ステップS30においてNO)、制御装置100は、LEV40の開度を増加するようにLEV40を制御する(ステップS50)。これにより、吸入冷媒の温度T1は上昇する。
上記のようなLEV40の制御により、吸入冷媒の温度T1は、外気の露点温度T3にマージンαを加えた温度の近傍に制御される。これにより、LEV40によって、吸入冷媒の温度T1を低く抑えつつ露点温度T3よりも高い温度に制御することができる。
以上のように、この実施の形態においては、キャピラリチューブ50とともにLEV40が設けられ、LEV40は、キャピラリチューブ50の上流に設けられる。これにより、LEV40の開度を絞ることによって吸入冷媒の温度T1を下げることができ、圧縮機10の入力(仕事量)を低減することができる(性能向上)。
また、この実施の形態によれば、ドライヤ30及びLEV40が機械室130内に配設されるので、ドライヤ30及びLEV40を常温で作動させることができる。これにより、ドライヤ30及びLEV40の動作信頼性を確保することができ、また、ドライヤ30及びLEV40の保守性も確保することができる。
また、この実施の形態においては、吸入冷媒の温度T1を、LEV40の開度を絞ることによって低下させつつ、吸入冷媒の温度T1が外気の露点温度T3よりも高くなるようにLEV40の開度が制御される。これにより、LEV40を設けることによる上記効果(性能向上)を得つつ、吸入冷媒が流れる配管86cに露が付着するのを防止することができる。
なお、上記の実施の形態では、冷蔵庫1の筐体の壁面に配設される凝縮器25を備えるものとしたが、このような凝縮器25は、冷蔵庫に一般的に設けられるものではあるけれども、必須のものではない。
また、上記の実施の形態では、冷蔵庫1は、所謂「ファン式」(間接冷却方式)のものとしたが、冷蔵庫1は、所謂「直冷式」ものであってもよい。また、冷蔵庫1は、家庭用のものであってもよいし、業務用のものであってもよい。
今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 冷蔵庫、10 圧縮機、20,25 凝縮器、22,62 ファン、30 ドライヤ、32 吸着部、34 フィルタ、40 LEV、50 キャピラリチューブ、60 冷却器、70 熱交換器、80〜86 配管、90,92,142,144,146,148 温度センサ、94 湿度センサ、100 制御装置、102 CPU、104 メモリ、106 基板収納部、110 筐体、112 冷蔵室、112a 冷蔵室扉、113 製氷室、113a 製氷室扉、114 冷凍室、114a 冷凍室扉、115 野菜室、115a 野菜室扉、116,118 断熱仕切壁、117 仕切壁、122,124 ダクト、126,128 ダンパ、130 機械室、131,132 開口部、134 排水管、136 蒸発皿。

Claims (3)

  1. 冷媒を圧縮する圧縮機と、
    前記圧縮機から出力される冷媒を凝縮する凝縮器と、
    前記凝縮器の下流に設けられる毛細管と、
    前記毛細管から出力される冷媒を蒸発させることによって庫内を冷却する冷却器と、
    前記冷却器から前記圧縮機へ戻される冷媒と前記毛細管を流れる冷媒との間で熱交換を行なうように構成された熱交換器と、
    前記凝縮器と前記毛細管との間の配管に設けられる膨張弁と、
    前記凝縮器と前記膨張弁との間の配管に設けられるドライヤとを備える冷蔵庫。
  2. 前記圧縮機及び前記凝縮器が配設される機械室をさらに備え、
    前記膨張弁及び前記ドライヤは、前記機械室に配設される、請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記膨張弁の開度を制御する制御装置をさらに備え、
    前記制御装置は、前記熱交換器を通過して前記圧縮機へ吸入される吸入冷媒の温度を、前記膨張弁の開度を絞ることによって低下させつつ、前記吸入冷媒の温度が外気の露点温度よりも高くなるように前記開度を制御する、請求項1又は請求項2に記載の冷蔵庫。
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