JP2000161830A - 冷蔵庫及び冷蔵庫の制御方法 - Google Patents

冷蔵庫及び冷蔵庫の制御方法

Info

Publication number
JP2000161830A
JP2000161830A JP10333592A JP33359298A JP2000161830A JP 2000161830 A JP2000161830 A JP 2000161830A JP 10333592 A JP10333592 A JP 10333592A JP 33359298 A JP33359298 A JP 33359298A JP 2000161830 A JP2000161830 A JP 2000161830A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
dew point
side refrigerant
compressor
suction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10333592A
Other languages
English (en)
Inventor
Morio Kaneko
守男 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saginomiya Seisakusho Inc
Original Assignee
Saginomiya Seisakusho Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Saginomiya Seisakusho Inc filed Critical Saginomiya Seisakusho Inc
Priority to JP10333592A priority Critical patent/JP2000161830A/ja
Publication of JP2000161830A publication Critical patent/JP2000161830A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2600/00Control issues
    • F25B2600/21Refrigerant outlet evaporator temperature

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液バックの発生をなくし、圧縮機の信頼性を
向上させるとともに、圧縮機の冷媒入口側配管の結露を
防止し、特別な防露処理及び排水処理を行う必要をなく
す。 【解決手段】 露点温度及び吸入側冷媒温度に基づいて
電動流量制御弁の開度を制御し冷媒の流量を制御するの
で、吸入配管が結露することがなくなり、特別な防露、
排水処理が不要となるとともに、液バックの発生が確実
に無くなり、圧縮機の信頼性が向上する。さらに、露点
温度よりも吸入側冷媒温度が高い場合に、冷媒の流量を
増加させるべく電動流量制御弁を制御し、露点温度より
も吸入側冷媒温度が低い場合に、冷媒の流量を低減させ
るべく電動流量制御弁を制御するので、確実に結露を防
止し、安定した運転を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫及び冷蔵庫
の制御方法に係り、特に圧縮機における吸入側冷媒配管
における結露を防止し、あるいは、圧縮機における冷媒
の逆流(液バック)を防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】[1] 第1従来例 図18に従来の冷蔵庫の簡略冷凍サイクル図を示す。従
来の冷蔵庫100は、冷媒を圧縮するための圧縮機(コ
ンプレッサ)101と、冷媒を凝縮するための凝縮器
(コンデンサ)102と、液化された冷媒の減圧、調整
を行うためのキャピラリーチューブ103と、冷媒を蒸
発させるための蒸発器(エバポレータ)104と、キャ
ピラリーチューブ103を含み配管の結露を防止するた
めの熱回収器105と、冷蔵庫の庫内温度を検出する庫
内温度センサ106と、庫内温度センサ106の出力信
号に基づいて圧縮機101のオン/オフを制御する電子
サーモスタット107と、を備えて構成されている。
【0003】次に概要動作を説明する。冷蔵庫100の
電子サーモスタット107は、庫内温度センサ106が
冷蔵庫の庫内温度を検出することにより出力する出力信
号に基づいて冷蔵庫100の庫内温度が設定温度となる
ように圧縮機101のオン/オフ制御を行う。圧縮機1
01は、電子サーモスタット107の制御下で、冷媒を
圧縮し、凝縮器102に送出する。凝縮器102は、冷
媒を凝縮し、キャピラリーチューブ103側に送出す
る。キャピラリーチューブ103は、液化された冷媒の
減圧、調整を行い蒸発器104に送出する。
【0004】これにより蒸発器104は、冷媒を蒸発さ
せ、冷蔵庫庫内との熱交換を行って冷蔵庫100の庫内
を冷却する。冷蔵庫100の庫内の冷却と並行して、熱
回収器105は、配管の結露を防止する。
【0005】[2] 第2従来例 図19に特開平8−327161号公報に開示されてい
る従来の他の冷蔵庫の簡略冷凍サイクル図を示す。
【0006】冷蔵庫200は、冷媒を圧縮するための圧
縮機201と、冷媒を凝縮するための凝縮器202と、
液化された冷媒の減圧、調整を行うためのキャピラリー
チューブ203と、冷媒を蒸発させるための蒸発器20
4と、冷蔵庫の庫内温度を検出する庫内温度センサ20
6と、低圧側の冷媒温度を検出する温度センサ207
と、庫内温度センサ206及び温度センサ207の出力
信号から検出される熱負荷に基づいて後述するインバー
タ回路209を介して圧縮機201の回転数制御を行う
制御回路208と、制御回路208の制御下で圧縮機2
01の回転数を制御するインバータ回路209と、を備
えて構成されている。
【0007】次に概要動作を説明する。冷蔵庫200の
制御回路208は、庫内温度センサ206が冷蔵庫の庫
内温度を検出することにより出力する出力信号及び温度
センサ207が低圧側の冷媒温度を検出することにより
出力する出力信号に基づいてインバータ回路209を制
御し、圧縮機201の回転数制御を行う。圧縮機201
は、インバータ回路209によりその回転数を制御され
つつ、冷媒を圧縮し、凝縮器202に送出する。凝縮器
202は、冷媒を凝縮し、キャピラリーチューブ203
側に送出する。キャピラリーチューブ203は、液化さ
れた冷媒の減圧、調整を行い蒸発器204に送出する。
これにより蒸発器204は、冷媒を蒸発させ、冷蔵庫庫
内との熱交換を行って冷蔵庫200の庫内を冷却する。
【0008】そして、特開平8−327161号公報に
は、上述の制御の結果、外気温変化などにより蒸発器温
度が庫内温度から大きく離れないようにして、効率的な
運転を行い、省エネルギー性、信頼性の高い冷蔵庫を提
供することができる旨が記載されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の冷蔵庫は、
冷蔵ショーケースやエアコンディショナなどと同様な蒸
気圧縮サイクルの技術を冷蔵庫に適用したものであり、
冷蔵庫固有の使用状況、運転状況に則した制御を行って
いたものではない。
【0010】より具体的には、冷蔵庫固有の使用状況、
運転状況に則した制御とは、 冷蔵庫のデフロスト、保冷品から発生する水の処理
を行う制御 及び 冷蔵庫から水分が発生しないようにする制御 である。この場合において、冷蔵庫のデフロスト、保冷
品から発生する水の処理を行う制御は、図示しない蒸発
板により行っているが、水分が発生しない回路構成とし
ては、従来においては、熱回収部により行っていた。
【0011】しかしながら、上記第1従来例の冷蔵庫の
制御においては、圧縮機のオン/オフ回数が多いと圧縮
機の停止時(オフ時)に高圧側の冷媒が低圧側(蒸発器
側)に逆流(液バック)してしまうため、複雑な逆流防
止機構を設けなければならないという問題点があった。
また、上記従来の冷蔵庫の制御においては、圧縮機の冷
媒入口側配管が結露する場合があり、このための防露処
理及び排水処理が必要となってしまうという問題点があ
った。
【0012】そこで、本発明の目的は、液バックの発生
をなくし、圧縮機の信頼性を向上させるとともに、圧縮
機の冷媒入口側配管の結露を防止し、特別な防露処理及
び排水処理を行う必要がない冷蔵庫及び冷蔵庫の制御方
法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
冷媒を圧縮する圧縮機と、前記冷媒の流量を制御するた
めの電動流量制御弁と、を有する冷蔵庫において、前記
冷蔵庫の設置場所の露点温度を算出する露点温度算出手
段と、前記圧縮機の吸入側の冷媒温度である吸入側冷媒
温度を検出する吸入側冷媒温度検出手段と、前記露点温
度及び前記吸入側冷媒温度に基づいて前記電動流量制御
弁を制御する弁制御手段と、を備えたことを特徴として
いる。
【0014】請求項1記載の発明によれば、露点温度算
出手段は、冷蔵庫の設置場所の露点温度を算出する。吸
入側冷媒温度検出手段は、圧縮機の吸入側の冷媒温度で
ある吸入側冷媒温度を検出する。これらにより弁制御手
段は、露点温度及び吸入側冷媒温度に基づいて電動流量
制御弁を制御する。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記弁制御手段は、前記露点温度よりも前
記吸入側冷媒温度が高い場合に、前記冷媒の流量を増加
させるべく前記電動流量制御弁を制御し、前記露点温度
よりも前記吸入側冷媒温度が低い場合に、前記冷媒の流
量を低減させるべく前記電動流量制御弁を制御すること
を特徴としている。
【0016】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の作用に加えて、弁制御手段は、露点温度より
も吸入側冷媒温度が高い場合に、冷媒の流量を増加させ
るべく電動流量制御弁を制御し、露点温度よりも吸入側
冷媒温度が低い場合に、冷媒の流量を低減させるべく電
動流量制御弁を制御する。
【0017】請求項3記載の発明は、冷媒を圧縮する圧
縮機を有する冷蔵庫において、前記冷蔵庫の設置場所の
露点温度を算出する露点温度算出手段と、前記圧縮機の
吸入側の冷媒温度である吸入側冷媒温度を検出する吸入
側冷媒温度検出手段と、前記露点温度及び前記吸入側冷
媒温度に基づいて前記圧縮機の回転数を制御する回転数
制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0018】請求項3記載の発明によれば、露点温度算
出手段は、冷蔵庫の設置場所の露点温度を算出する。吸
入側冷媒温度検出手段は、圧縮機の吸入側の冷媒温度で
ある吸入側冷媒温度を検出する。これらにより回転数制
御手段は、露点温度及び吸入側冷媒温度に基づいて圧縮
機の回転数を制御する。
【0019】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記回転数制御手段は、前記露点温度より
も前記吸入側冷媒温度が高い場合に、前記圧縮機の回転
数を増加させるべく前記圧縮機を制御し、前記露点温度
よりも前記吸入側冷媒温度が低い場合に、前記圧縮機の
回転数を低減させるべく前記圧縮機を制御することを特
徴としている。
【0020】請求項4記載の発明によれば、請求項3記
載の発明の作用に加えて、回転数制御手段は、露点温度
よりも吸入側冷媒温度が高い場合に、圧縮機の回転数を
増加させるべく圧縮機を制御し、露点温度よりも吸入側
冷媒温度が低い場合に、圧縮機の回転数を低減させるべ
く圧縮機を制御する。
【0021】請求項5記載の発明は、冷媒を圧縮する圧
縮機と、前記冷媒を蒸発させる蒸発器と、前記冷媒の流
量を制御するための電動流量制御弁と、を有する冷蔵庫
において、前記冷蔵庫の設置場所の露点温度を算出する
露点温度算出手段と、前記蒸発器の出口側における前記
冷媒の過熱度を算出する過熱度算出手段と、前記圧縮機
の吸入側の冷媒温度である吸入側冷媒温度を検出する吸
入側冷媒温度検出手段と、前記露点温度、前記過熱度及
び前記吸入側冷媒温度に基づいて前記電動流量制御弁を
制御する弁制御手段と、を備えたことを特徴としてい
る。
【0022】請求項5記載の発明によれば、露点温度算
出手段は、冷蔵庫の設置場所の露点温度を算出する。過
熱度算出手段は、蒸発器の出口側における冷媒の過熱度
を算出する。吸入側冷媒温度検出手段は、圧縮機の吸入
側の冷媒温度である吸入側冷媒温度を検出する。これら
により弁制御手段は、露点温度、過熱度及び吸入側冷媒
温度に基づいて電動流量制御弁を制御する。
【0023】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、前記弁制御手段は、前記露点温度よりも前
記吸入側冷媒温度が低い場合あるいは前記露点温度より
も前記吸入側冷媒温度が高く、かつ、前記過熱度が予め
設定した設定過熱度よりも低い場合に前記冷媒の流量を
低減させるべく前記電動流量制御弁を制御し、前記露点
温度よりも前記吸入側冷媒温度が高く、かつ、前記過熱
度が予め設定した設定過熱度よりも高い場合に前記冷媒
の流量を増加させるべく前記電動流量制御弁を制御する
ことを特徴としている。
【0024】請求項6記載の発明によれば、請求項5記
載の発明の作用に加えて、回転数制御手段は、露点温度
よりも吸入側冷媒温度が低い場合あるいは露点温度より
も吸入側冷媒温度が高く、かつ、蒸発器の出口側におけ
る過熱度が予め設定した設定過熱度よりも低い場合に冷
媒の流量を低減させるべく電動流量制御弁を制御し、露
点温度よりも吸入側冷媒温度が高く、かつ、蒸発器の出
口側における過熱度が予め設定した設定過熱度よりも高
い場合に冷媒の流量を増加させるべく電動流量制御弁を
制御する。
【0025】請求項7記載の発明は、冷媒を圧縮する圧
縮機と、前記冷媒を蒸発させる蒸発器と、を有する冷蔵
庫において、前記冷蔵庫の設置場所の露点温度を算出す
る露点温度算出手段と、前記蒸発器の出口側における前
記冷媒の過熱度を算出する過熱度算出手段と、前記圧縮
機の吸入側の冷媒温度である吸入側冷媒温度を検出する
吸入側冷媒温度検出手段と、前記露点温度、前記過熱度
及び前記吸入側冷媒温度に基づいて前記圧縮機の回転数
を制御する回転数制御手段と、を備えたことを特徴とし
ている。
【0026】請求項7記載の発明によれば、露点温度算
出手段は、冷蔵庫の設置場所の露点温度を算出する。過
熱度算出手段は、蒸発器の出口側における冷媒の過熱度
を算出する。吸入側冷媒温度検出手段は、圧縮機の吸入
側の冷媒温度である吸入側冷媒温度を検出する。回転数
制御手段は、露点温度、過熱度及び吸入側冷媒温度に基
づいて圧縮機の回転数を制御する。
【0027】請求項8記載の発明は、請求項7記載の発
明において、前記回転数制御手段は、前記露点温度より
も前記吸入側冷媒温度が低い場合あるいは前記露点温度
よりも前記吸入側冷媒温度が高く、かつ、前記過熱度が
予め設定した設定過熱度よりも低い場合に前記圧縮機の
回転数を低減させるべく前記圧縮機を制御し、前記露点
温度よりも前記吸入側冷媒温度が高く、かつ、前記過熱
度が予め設定した設定過熱度よりも高い場合に前記圧縮
機の回転数を増加させるべく前記圧縮機を制御すること
を特徴としている。
【0028】請求項8記載の発明によれば、請求項7記
載の発明の作用に加えて、回転数制御手段は、露点温度
よりも吸入側冷媒温度が低い場合あるいは露点温度より
も吸入側冷媒温度が高く、かつ、過熱度が予め設定した
設定過熱度よりも低い場合に圧縮機の回転数を低減させ
るべく圧縮機を制御し、露点温度よりも吸入側冷媒温度
が高く、かつ、過熱度が予め設定した設定過熱度よりも
高い場合に圧縮機の回転数を増加させるべく圧縮機を制
御する。
【0029】請求項9記載の発明は、冷媒を圧縮する圧
縮機と、前記冷媒を凝縮させる凝縮器と、前記冷媒の流
量を制御するための電動流量制御弁と、を有する冷蔵庫
において、前記冷蔵庫の設置場所の露点温度を算出する
露点温度算出手段と、前記凝縮器の出口側における前記
冷媒の過冷却度を算出する過冷却度算出手段と、前記圧
縮機の吸入側の冷媒温度である吸入側冷媒温度を検出す
る吸入側冷媒温度検出手段と、前記露点温度、前記過冷
却度及び前記吸入側冷媒温度に基づいて前記電動流量制
御弁を制御する弁制御手段と、を備えたことを特徴とし
ている。
【0030】請求項9記載の発明によれば、露点温度算
出手段は、冷蔵庫の設置場所の露点温度を算出する。過
冷却度算出手段は、凝縮器の出口側における冷媒の過冷
却度を算出する。吸入側冷媒温度検出手段は、圧縮機の
吸入側の冷媒温度である吸入側冷媒温度を検出する。こ
れらにより弁制御手段は、露点温度、過冷却度及び吸入
側冷媒温度に基づいて電動流量制御弁を制御する。
【0031】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
発明において、前記弁制御手段は、前記露点温度よりも
前記吸入側冷媒温度が低い場合あるいは前記露点温度よ
りも前記吸入側冷媒温度が高く、かつ、前記過冷却度が
予め設定した設定過冷却度よりも低い場合に前記冷媒の
流量を低減させるべく前記電動流量制御弁を制御し、前
記露点温度よりも前記吸入側冷媒温度が高く、かつ、前
記過冷却度が予め設定した設定過冷却度よりも高い場合
に前記冷媒の流量を増加させるべく前記電動流量制御弁
を制御することを特徴としている。
【0032】請求項10記載の発明によれば、請求項9
記載の発明の作用に加えて、弁制御手段は、露点温度よ
りも吸入側冷媒温度が低い場合あるいは露点温度よりも
吸入側冷媒温度が高く、かつ、凝縮器の出口側における
過冷却度が予め設定した設定過冷却度よりも低い場合に
冷媒の流量を低減させるべく電動流量制御弁を制御し、
露点温度よりも吸入側冷媒温度が高く、かつ、凝縮器の
出口側における過冷却度が予め設定した設定過冷却度よ
りも高い場合に冷媒の流量を増加させるべく電動流量制
御弁を制御する。
【0033】請求項11記載の発明は、冷媒を圧縮する
圧縮機と、前記冷媒を凝縮させる凝縮器と、を有する冷
蔵庫において、前記冷蔵庫の設置場所の露点温度を算出
する露点温度算出手段と、前記凝縮器の出口側における
前記冷媒の過冷却度を算出する過冷却度算出手段と、前
記圧縮機の吸入側の冷媒温度である吸入側冷媒温度を検
出する吸入側冷媒温度検出手段と、前記露点温度、前記
過冷却度及び前記吸入側冷媒温度に基づいて前記圧縮機
の回転数を制御する回転数制御手段と、を備えたことを
特徴としている。
【0034】請求項11記載の発明によれば、露点温度
算出手段は、冷蔵庫の設置場所の露点温度を算出する。
過冷却度算出手段は、凝縮器の出口側における冷媒の過
冷却度を算出する。吸入側冷媒温度検出手段は、圧縮機
の吸入側の冷媒温度である吸入側冷媒温度を検出する。
これらにより回転数制御手段は、露点温度、過冷却度及
び吸入側冷媒温度に基づいて圧縮機の回転数を制御す
る。
【0035】請求項12記載の発明は、請求項11記載
の発明において、前記回転数制御手段は、前記露点温度
よりも前記吸入側冷媒温度が低い場合あるいは前記露点
温度よりも前記吸入側冷媒温度が高く、かつ、前記過冷
却度が予め設定した設定過冷却度よりも低い場合に前記
圧縮機の回転数を低減させるべく前記圧縮機を制御し、
前記露点温度よりも前記吸入側冷媒温度が高く、かつ、
前記過冷却度が予め設定した設定過冷却度よりも高い場
合に前記圧縮機の回転数を増加させるべく前記圧縮機を
制御することを特徴としている。
【0036】請求項12記載の発明によれば、請求項1
1記載の発明の作用に加えて、回転数制御手段は、露点
温度よりも吸入側冷媒温度が低い場合あるいは露点温度
よりも吸入側冷媒温度が高く、かつ、凝縮器の出口側に
おける過冷却度が予め設定した設定過冷却度よりも低い
場合に圧縮機の回転数を低減させるべく圧縮機を制御
し、露点温度よりも吸入側冷媒温度が高く、かつ、凝縮
器の出口側における過冷却度が予め設定した設定過冷却
度よりも高い場合に圧縮機の回転数を増加させるべく圧
縮機を制御する。
【0037】請求項13記載の発明は、冷媒を圧縮する
圧縮機と、前記冷媒の流量を制御するための電動流量制
御弁と、を有する冷蔵庫において、前記冷蔵庫の設置場
所の露点温度を算出する露点温度算出手段と、前記圧縮
機の吸入側の冷媒温度である吸入側冷媒温度を検出する
吸入側冷媒温度検出手段と、前記圧縮機の吐出側の冷媒
温度である吐出側冷媒温度を検出する吐出側冷媒温度検
出手段と、前記露点温度、前記吸入側冷媒温度及び前記
吐出側冷媒温度に基づいて前記電動流量制御弁を制御す
る弁制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0038】請求項13記載の発明によれば、露点温度
算出手段は、冷蔵庫の設置場所の露点温度を算出する。
吸入側冷媒温度検出手段は、圧縮機の吸入側の冷媒温度
である吸入側冷媒温度を検出する。吐出側冷媒温度検出
手段は、圧縮機の吐出側の冷媒温度である吐出側冷媒温
度を検出する。これらにより弁制御手段は、露点温度、
吸入側冷媒温度及び吐出側冷媒温度に基づいて電動流量
制御弁を制御する。
【0039】請求項14記載の発明は、請求項13記載
の発明において、前記弁制御手段は、前記露点温度より
も前記吸入側冷媒温度が低い場合あるいは前記露点温度
よりも前記吸入側冷媒温度が高く、かつ、前記吐出側冷
媒温度が予め設定した設定吐出側冷媒温度よりも低い場
合に前記冷媒の流量を低減させるべく前記電動流量制御
弁を制御し、前記露点温度よりも前記吸入側冷媒温度が
高く、かつ、前記吐出側冷媒温度が予め設定した設定吐
出側冷媒温度よりも高い場合に前記冷媒の流量を増加さ
せるべく前記電動流量制御弁を制御することを特徴とし
ている。
【0040】請求項14記載の発明によれば、請求項1
3記載の発明の作用に加えて、弁制御手段は、露点温度
よりも吸入側冷媒温度が低い場合あるいは露点温度より
も吸入側冷媒温度が高く、かつ、吐出側冷媒温度が予め
設定した設定吐出側冷媒温度よりも低い場合に冷媒の流
量を低減させるべく電動流量制御弁を制御し、露点温度
よりも吸入側冷媒温度が高く、かつ、吐出側冷媒温度が
予め設定した設定吐出側冷媒温度よりも高い場合に冷媒
の流量を増加させるべく電動流量制御弁を制御する。
【0041】請求項15記載の発明は、冷媒を圧縮する
圧縮機を有する冷蔵庫において、前記冷蔵庫の設置場所
の露点温度を算出する露点温度算出手段と、前記圧縮機
の吸入側の冷媒温度である吸入側冷媒温度を検出する吸
入側冷媒温度検出手段と、前記圧縮機の吐出側の冷媒温
度である吐出側冷媒温度を検出する吐出側冷媒温度検出
手段と、前記露点温度、前記吸入側冷媒温度及び前記吐
出側冷媒温度に基づいて前記圧縮機の回転数を制御する
回転数制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0042】請求項15記載の発明によれば、露点温度
算出手段は、冷蔵庫の設置場所の露点温度を算出する。
吸入側冷媒温度検出手段は、圧縮機の吸入側の冷媒温度
である吸入側冷媒温度を検出する。吐出側冷媒温度検出
手段は、圧縮機の吐出側の冷媒温度である吐出側冷媒温
度を検出する。これらにより回転数制御手段は、露点温
度、吸入側冷媒温度及び吐出側冷媒温度に基づいて圧縮
機の回転数を制御する。
【0043】請求項16記載の発明は、請求項15記載
の発明において、前記回転数制御手段は、前記露点温度
よりも前記吸入側冷媒温度が低い場合あるいは前記露点
温度よりも前記吸入側冷媒温度が高く、かつ、前記吐出
側冷媒温度が予め設定した設定吐出側冷媒温度よりも低
い場合に回転数を低減させるべく前記圧縮機を制御し、
前記露点温度よりも前記吸入側冷媒温度が高く、かつ、
前記吐出側冷媒温度が予め設定した設定吐出側冷媒温度
よりも高い場合に回転数を増加させるべく前記圧縮機を
制御することを特徴としている。
【0044】請求項16記載の発明によれば、請求項1
5記載の発明の作用に加えて、回転数制御手段は、露点
温度よりも吸入側冷媒温度が低い場合あるいは露点温度
よりも吸入側冷媒温度が高く、かつ、吐出側冷媒温度が
予め設定した設定吐出側冷媒温度よりも低い場合に回転
数を低減させるべく圧縮機を制御し、露点温度よりも吸
入側冷媒温度が高く、かつ、吐出側冷媒温度が予め設定
した設定吐出側冷媒温度よりも高い場合に回転数を増加
させるべく圧縮機を制御する。
【0045】請求項17記載の発明は、請求項1ないし
請求項16のいずれかに記載の発明において、前記露点
温度算出手段は、前記冷蔵庫の設置場所周囲の温度であ
る室内温度を検出する室内温度検出手段と、検出した前
記室内温度及び予め記憶した室内温度−露点温度の関係
に基づいて前記露点温度を求める露点温度演算手段と、
を備えたことを特徴としている。
【0046】請求項17記載の発明によれば、請求項1
ないし請求項16のいずれかに記載の発明の作用に加え
て、露点温度算出手段の室内温度検出手段は、冷蔵庫の
設置場所周囲の温度である室内温度を検出する。また、
露点温度演算手段は、検出した室内温度及び予め記憶し
た室内温度−露点温度の関係に基づいて露点温度を求め
る。
【0047】請求項18記載の発明は、請求項17記載
の発明において、前記冷蔵庫の設置場所周囲の湿度であ
る室内湿度を検出する室内湿度検出手段を備え、前記露
点温度演算手段は、検出した前記室内湿度及び前記室内
温度並びに予め記憶した室内温度−露点温度の関係に基
づいて前記露点温度を求めることを特徴としている。
【0048】請求項18記載の発明によれば、請求項1
7記載の発明の作用に加えて、室内湿度検出手段は、冷
蔵庫の設置場所周囲の湿度である室内湿度を検出する。
これにより、露点温度演算手段は、検出した室内湿度及
び室内温度並びに予め記憶した室内温度−露点温度の関
係に基づいて露点温度を求める。
【0049】請求項19記載の発明は、冷媒を圧縮する
圧縮機と、前記冷媒の流量を制御するための電動流量制
御弁と、を有する冷蔵庫の制御方法において、前記冷蔵
庫の設置場所の露点温度を算出する露点温度算出工程
と、前記圧縮機の吸入側の冷媒温度である吸入側冷媒温
度を検出する吸入側冷媒温度検出工程と、前記露点温度
及び前記吸入側冷媒温度に基づいて前記電動流量制御弁
を制御する弁制御工程と、を備えたことを特徴としてい
る。
【0050】請求項19記載の発明によれば、露点温度
算出工程は、冷蔵庫の設置場所の露点温度を算出する。
吸入側冷媒温度検出工程は、圧縮機の吸入側の冷媒温度
である吸入側冷媒温度を検出する。これらにより弁制御
工程は、露点温度及び吸入側冷媒温度に基づいて電動流
量制御弁を制御する。
【0051】請求項20記載の発明は、請求項19記載
の発明において、前記弁制御工程は、前記露点温度より
も前記吸入側冷媒温度が高い場合に、前記冷媒の流量を
増加させるべく前記電動流量制御弁を制御し、前記露点
温度よりも前記吸入側冷媒温度が低い場合に、前記冷媒
の流量を低減させるべく前記電動流量制御弁を制御する
ことを特徴としている。
【0052】請求項20記載の発明によれば、請求項1
9記載の発明の作用に加えて、弁制御工程は、露点温度
よりも吸入側冷媒温度が高い場合に、冷媒の流量を増加
させるべく電動流量制御弁を制御し、露点温度よりも吸
入側冷媒温度が低い場合に、冷媒の流量を低減させるべ
く電動流量制御弁を制御する。
【0053】請求項21記載の発明は、冷媒を圧縮する
圧縮機を有する冷蔵庫の制御方法において、前記冷蔵庫
の設置場所の露点温度を算出する露点温度算出工程と、
前記圧縮機の吸入側の冷媒温度である吸入側冷媒温度を
検出する吸入側冷媒温度検出工程と、前記露点温度及び
前記吸入側冷媒温度に基づいて前記圧縮機の回転数を制
御する回転数制御工程と、を備えたことを特徴としてい
る。
【0054】請求項21記載の発明によれば、露点温度
算出工程は、冷蔵庫の設置場所の露点温度を算出する。
吸入側冷媒温度検出工程は、圧縮機の吸入側の冷媒温度
である吸入側冷媒温度を検出する。回転数制御工程は、
露点温度及び吸入側冷媒温度に基づいて圧縮機の回転数
を制御する。
【0055】請求項22記載の発明は、請求項21記載
の発明において、前記回転数制御工程は、前記露点温度
よりも前記吸入側冷媒温度が高い場合に、前記圧縮機の
回転数を増加させるべく前記圧縮機を制御し、前記露点
温度よりも前記吸入側冷媒温度が低い場合に、前記圧縮
機の回転数を低減させるべく前記圧縮機を制御すること
を特徴としている。
【0056】請求項22記載の発明によれば、請求項2
1記載の発明の作用に加えて、回転数制御工程は、露点
温度よりも吸入側冷媒温度が高い場合に、圧縮機の回転
数を増加させるべく圧縮機を制御し、露点温度よりも吸
入側冷媒温度が低い場合に、圧縮機の回転数を低減させ
るべく圧縮機を制御する。
【0057】請求項23記載の発明は、冷媒を圧縮する
圧縮機と、前記冷媒を蒸発させる蒸発器と、前記冷媒の
流量を制御するための電動流量制御弁と、を有する冷蔵
庫の制御方法において、前記冷蔵庫の設置場所の露点温
度を算出する露点温度算出工程と、前記蒸発器の出口側
における前記冷媒の過熱度を算出する過熱度算出工程
と、前記圧縮機の吸入側の冷媒温度である吸入側冷媒温
度を検出する吸入側冷媒温度検出工程と、前記露点温
度、前記過熱度及び前記吸入側冷媒温度に基づいて前記
電動流量制御弁を制御する弁制御工程と、を備えたこと
を特徴としている。
【0058】請求項23記載の発明によれば、露点温度
算出工程は、冷蔵庫の設置場所の露点温度を算出する。
過熱度算出工程は、蒸発器の出口側における冷媒の過熱
度を算出する。吸入側冷媒温度検出工程は、圧縮機の吸
入側の冷媒温度である吸入側冷媒温度を検出する。これ
らにより弁制御工程は、露点温度、過熱度及び吸入側冷
媒温度に基づいて電動流量制御弁を制御する。
【0059】請求項24記載の発明は、請求項23記載
の発明において、前記弁制御工程は、前記露点温度より
も前記吸入側冷媒温度が低い場合あるいは前記露点温度
よりも前記吸入側冷媒温度が高く、かつ、前記過熱度が
予め設定した設定過熱度よりも低い場合に前記冷媒の流
量を低減させるべく前記電動流量制御弁を制御し、前記
露点温度よりも前記吸入側冷媒温度が高く、かつ、前記
過熱度が予め設定した設定過熱度よりも高い場合に前記
冷媒の流量を増加させるべく前記電動流量制御弁を制御
することを特徴としている。
【0060】請求項24記載の発明によれば、請求項2
3記載の発明の作用に加えて、弁制御工程は、露点温度
よりも吸入側冷媒温度が低い場合あるいは露点温度より
も吸入側冷媒温度が高く、かつ、蒸発器の出口側におけ
る過熱度が予め設定した設定過熱度よりも低い場合に冷
媒の流量を低減させるべく電動流量制御弁を制御し、露
点温度よりも吸入側冷媒温度が高く、かつ、蒸発器の出
口側における蒸発器の出口側における過熱度が予め設定
した設定過熱度よりも高い場合に冷媒の流量を増加させ
るべく電動流量制御弁を制御する。
【0061】請求項25記載の発明は、冷媒を圧縮する
圧縮機と、前記冷媒を蒸発させる蒸発器と、を有する冷
蔵庫の制御方法において、前記冷蔵庫の設置場所の露点
温度を算出する露点温度算出工程と、前記蒸発器の出口
側における前記冷媒の過熱度を算出する過熱度算出工程
と、前記圧縮機の吸入側の冷媒温度である吸入側冷媒温
度を検出する吸入側冷媒温度検出工程と、前記露点温
度、前記過熱度及び前記吸入側冷媒温度に基づいて前記
圧縮機の回転数を制御する回転数制御工程と、を備えた
ことを特徴としている。
【0062】請求項25記載の発明によれば、露点温度
算出工程は、冷蔵庫の設置場所の露点温度を算出する。
過熱度算出工程は、蒸発器の出口側における冷媒の過熱
度を算出する。吸入側冷媒温度検出工程は、圧縮機の吸
入側の冷媒温度である吸入側冷媒温度を検出する。これ
らにより回転数制御工程は、露点温度、過熱度及び吸入
側冷媒温度に基づいて圧縮機の回転数を制御する。
【0063】請求項26記載の発明は、請求項25記載
の発明において、前記回転数制御工程は、前記露点温度
よりも前記吸入側冷媒温度が低い場合あるいは前記露点
温度よりも前記吸入側冷媒温度が高く、かつ、前記過熱
度が予め設定した設定過熱度よりも低い場合に前記圧縮
機の回転数を低減させるべく前記圧縮機を制御し、前記
露点温度よりも前記吸入側冷媒温度が高く、かつ、前記
過熱度が予め設定した設定過熱度よりも高い場合に前記
圧縮機の回転数を増加させるべく前記圧縮機を制御する
ことを特徴としている。
【0064】請求項26記載の発明によれば、請求項2
5記載の発明の作用に加えて、回転数制御工程は、露点
温度よりも吸入側冷媒温度が低い場合あるいは露点温度
よりも吸入側冷媒温度が高く、かつ、過熱度が予め設定
した設定過熱度よりも低い場合に圧縮機の回転数を低減
させるべく圧縮機を制御し、露点温度よりも吸入側冷媒
温度が高く、かつ、過熱度が予め設定した設定過熱度よ
りも高い場合に圧縮機の回転数を増加させるべく圧縮機
を制御する。
【0065】請求項27記載の発明は、冷媒を圧縮する
圧縮機と、前記冷媒を凝縮させる凝縮器と、前記冷媒の
流量を制御するための電動流量制御弁と、を有する冷蔵
庫の制御方法において、前記冷蔵庫の設置場所の露点温
度を算出する露点温度算出工程と、前記凝縮器の出口側
における前記冷媒の過冷却度を算出する過冷却度算出工
程と、前記圧縮機の吸入側の冷媒温度である吸入側冷媒
温度を検出する吸入側冷媒温度検出工程と、前記露点温
度、前記過冷却度及び前記吸入側冷媒温度に基づいて前
記電動流量制御弁を制御する弁制御工程と、を備えたこ
とを特徴としている。
【0066】請求項27記載の発明によれば、露点温度
算出工程は、冷蔵庫の設置場所の露点温度を算出する。
過冷却度算出工程は、凝縮器の出口側における冷媒の過
冷却度を算出する。吸入側冷媒温度検出工程は、圧縮機
の吸入側の冷媒温度である吸入側冷媒温度を検出する。
これらにより、弁制御工程は、露点温度、過冷却度及び
吸入側冷媒温度に基づいて電動流量制御弁を制御する。
【0067】請求項28記載の発明は、請求項27記載
の発明において、前記弁制御工程は、前記露点温度より
も前記吸入側冷媒温度が低い場合あるいは前記露点温度
よりも前記吸入側冷媒温度が高く、かつ、前記過冷却度
が予め設定した設定過冷却度よりも低い場合に前記冷媒
の流量を低減させるべく前記電動流量制御弁を制御し、
前記露点温度よりも前記吸入側冷媒温度が高く、かつ、
前記過冷却度が予め設定した設定過冷却度よりも高い場
合に前記冷媒の流量を増加させるべく前記電動流量制御
弁を制御することを特徴としている。
【0068】請求項28記載の発明によれば、請求項2
7記載の発明の作用に加えて、弁制御工程は、露点温度
よりも吸入側冷媒温度が低い場合あるいは露点温度より
も吸入側冷媒温度が高く、かつ、凝縮器の出口側におけ
る過冷却度が予め設定した設定過冷却度よりも低い場合
に冷媒の流量を低減させるべく電動流量制御弁を制御
し、露点温度よりも吸入側冷媒温度が高く、かつ、凝縮
器の出口側における過冷却度が予め設定した設定過冷却
度よりも高い場合に冷媒の流量を増加させるべく電動流
量制御弁を制御する。
【0069】請求項29記載の発明は、冷媒を圧縮する
圧縮機と、前記冷媒を凝縮させる凝縮器と、を有する冷
蔵庫の制御方法において、前記冷蔵庫の設置場所の露点
温度を算出する露点温度算出工程と、前記凝縮器の出口
側における前記冷媒の過冷却度を算出する過冷却度算出
工程と、前記圧縮機の吸入側の冷媒温度である吸入側冷
媒温度を検出する吸入側冷媒温度検出工程と、前記露点
温度、前記過冷却度及び前記吸入側冷媒温度に基づいて
前記圧縮機の回転数を制御する回転数制御工程と、を備
えたことを特徴としている。
【0070】請求項29記載の発明によれば、露点温度
算出工程は、冷蔵庫の設置場所の露点温度を算出する。
過冷却度算出工程は、凝縮器の出口側における冷媒の過
冷却度を算出する。吸入側冷媒温度検出工程は、圧縮機
の吸入側の冷媒温度である吸入側冷媒温度を検出する。
これらにより、回転数制御工程は、露点温度、過冷却度
及び吸入側冷媒温度に基づいて圧縮機の回転数を制御す
る。
【0071】請求項30記載の発明は、請求項29記載
の発明において、前記回転数制御工程は、前記露点温度
よりも前記吸入側冷媒温度が低い場合あるいは前記露点
温度よりも前記吸入側冷媒温度が高く、かつ、前記過冷
却度が予め設定した設定過冷却度よりも低い場合に前記
圧縮機の回転数を低減させるべく前記圧縮機を制御し、
前記露点温度よりも前記吸入側冷媒温度が高く、かつ、
前記過冷却度が予め設定した設定過冷却度よりも高い場
合に前記圧縮機の回転数を増加させるべく前記圧縮機を
制御することを特徴としている。
【0072】請求項30記載の発明によれば、請求項2
9記載の発明の作用に加えて、回転数制御工程は、露点
温度よりも吸入側冷媒温度が低い場合あるいは露点温度
よりも吸入側冷媒温度が高く、かつ、凝縮器の出口側に
おける過冷却度が予め設定した設定過冷却度よりも低い
場合に圧縮機の回転数を低減させるべく圧縮機を制御
し、露点温度よりも吸入側冷媒温度が高く、かつ、凝縮
器の出口側における過冷却度が予め設定した設定過冷却
度よりも高い場合に圧縮機の回転数を増加させるべく圧
縮機を制御する。
【0073】請求項31記載の発明は、冷媒を圧縮する
圧縮機と、前記冷媒の流量を制御するための電動流量制
御弁と、を有する冷蔵庫の制御方法において、前記冷蔵
庫の設置場所の露点温度を算出する露点温度算出工程
と、前記圧縮機の吸入側の冷媒温度である吸入側冷媒温
度を検出する吸入側冷媒温度検出工程と、前記圧縮機の
吐出側の冷媒温度である吐出側冷媒温度を検出する吐出
側冷媒温度検出工程と、前記露点温度、前記吸入側冷媒
温度及び前記吐出側冷媒温度に基づいて前記電動流量制
御弁を制御する弁制御工程と、を備えたことを特徴とし
ている。
【0074】請求項31記載の発明によれば、露点温度
算出工程は、冷蔵庫の設置場所の露点温度を算出する。
吸入側冷媒温度検出工程は、圧縮機の吸入側の冷媒温度
である吸入側冷媒温度を検出する。吐出側冷媒温度検出
工程は、圧縮機の吐出側の冷媒温度である吐出側冷媒温
度を検出する。これらにより弁制御工程は、露点温度、
吸入側冷媒温度及び吐出側冷媒温度に基づいて電動流量
制御弁を制御する。
【0075】請求項32記載の発明は、請求項31記載
の発明において、前記弁制御工程は、前記露点温度より
も前記吸入側冷媒温度が低い場合あるいは前記露点温度
よりも前記吸入側冷媒温度が高く、かつ、前記吐出側冷
媒温度が予め設定した設定吐出側冷媒温度よりも低い場
合に前記冷媒の流量を低減させるべく前記電動流量制御
弁を制御し、前記露点温度よりも前記吸入側冷媒温度が
高く、かつ、前記吐出側冷媒温度が予め設定した設定吐
出側冷媒温度よりも高い場合に前記冷媒の流量を増加さ
せるべく前記電動流量制御弁を制御することを特徴とし
ている。
【0076】請求項32記載の発明によれば、請求項3
1記載の発明の作用に加えて、弁制御工程は、露点温度
よりも吸入側冷媒温度が低い場合あるいは露点温度より
も吸入側冷媒温度が高く、かつ、吐出側冷媒温度が予め
設定した設定吐出側冷媒温度よりも低い場合に冷媒の流
量を低減させるべく電動流量制御弁を制御し、露点温度
よりも吸入側冷媒温度が高く、かつ、吐出側冷媒温度が
予め設定した設定吐出側冷媒温度よりも高い場合に冷媒
の流量を増加させるべく電動流量制御弁を制御する。
【0077】請求項33記載の発明は、冷媒を圧縮する
圧縮機を有する冷蔵庫の制御方法において、前記冷蔵庫
の設置場所の露点温度を算出する露点温度算出工程と、
前記圧縮機の吸入側の冷媒温度である吸入側冷媒温度を
検出する吸入側冷媒温度検出工程と、前記圧縮機の吐出
側の冷媒温度である吐出側冷媒温度を検出する吐出側冷
媒温度検出工程と、前記露点温度、前記吸入側冷媒温度
及び前記吐出側冷媒温度に基づいて前記圧縮機の回転数
を制御する回転数制御工程と、を備えたことを特徴とし
ている。
【0078】請求項33記載の発明によれば、露点温度
算出工程は、冷蔵庫の設置場所の露点温度を算出する。
吸入側冷媒温度検出工程は、圧縮機の吸入側の冷媒温度
である吸入側冷媒温度を検出する。吐出側冷媒温度検出
工程は、圧縮機の吐出側の冷媒温度である吐出側冷媒温
度を検出する。これらにより回転数制御工程は、露点温
度、吸入側冷媒温度及び吐出側冷媒温度に基づいて圧縮
機の回転数を制御する。
【0079】請求項34記載の発明は、請求項33記載
の発明において、前記回転数制御工程は、前記露点温度
よりも前記吸入側冷媒温度が低い場合あるいは前記露点
温度よりも前記吸入側冷媒温度が高く、かつ、前記吐出
側冷媒温度が予め設定した設定吐出側冷媒温度よりも低
い場合に回転数を低減させるべく前記圧縮機を制御し、
前記露点温度よりも前記吸入側冷媒温度が高く、かつ、
前記吐出側冷媒温度が予め設定した設定吐出側冷媒温度
よりも高い場合に回転数を増加させるべく前記圧縮機を
制御することを特徴としている。
【0080】請求項34記載の発明によれば、請求項3
3記載の発明の作用に加えて、回転数制御工程は、露点
温度よりも吸入側冷媒温度が低い場合あるいは露点温度
よりも吸入側冷媒温度が高く、かつ、吐出側冷媒温度が
予め設定した設定吐出側冷媒温度よりも低い場合に回転
数を低減させるべく圧縮機を制御し、露点温度よりも吸
入側冷媒温度が高く、かつ、吐出側冷媒温度が予め設定
した設定吐出側冷媒温度よりも高い場合に回転数を増加
させるべく圧縮機を制御する。
【0081】請求項35記載の発明は、請求項19ない
し請求項34のいずれかに記載の発明において、前記露
点温度算出工程は、前記冷蔵庫の設置場所周囲の温度で
ある室内温度を検出する室内温度検出工程と、検出した
前記室内温度及び予め記憶した室内温度−露点温度の関
係に基づいて前記露点温度を求める露点温度演算工程
と、を備えたことを特徴としている。
【0082】請求項35記載の発明によれば、請求項1
9ないし請求項34のいずれかに記載の発明の作用に加
えて、露点温度算出工程の室内温度検出工程は、冷蔵庫
の設置場所周囲の温度である室内温度を検出する。露点
温度演算工程は、検出した室内温度及び予め記憶した室
内温度−露点温度の関係に基づいて露点温度を求める。
【0083】請求項36記載の発明は、請求項35記載
の発明において、前記冷蔵庫の設置場所周囲の湿度であ
る室内湿度を検出する室内湿度検出工程を備え、前記露
点温度演算工程は、検出した前記室内湿度及び前記室内
温度並びに予め記憶した室内温度−露点温度の関係に基
づいて前記露点温度を求めることを特徴としている。
【0084】請求項36記載の発明によれば、請求項3
5記載の発明の作用に加えて、室内湿度検出工程は、冷
蔵庫の設置場所周囲の湿度である室内湿度を検出する。
これにより露点温度演算工程は、検出した室内湿度及び
室内温度並びに予め記憶した室内温度−露点温度の関係
に基づいて露点温度を求める。
【0085】
【発明の実施の形態】次に図面を参照して本発明の好適
な実施形態を説明する。 [1] 第1実施形態 [1.1] 冷蔵庫の冷凍サイクル 図1に第1実施形態の冷蔵庫の簡略冷凍サイクル図を示
す。
【0086】第1実施形態の冷蔵庫R1は、冷媒を圧縮
するための圧縮機(コンプレッサ)1と、冷媒を凝縮す
るための凝縮器(コンデンサ)2と、冷媒を蒸発させる
ための蒸発器(エバポレータ)4と、液化された冷媒の
減圧を行うための抵抗器5Aを含み配管の結露を防止す
るための熱回収器5と、冷蔵庫の庫内温度T6 を検出す
る庫内温度センサ6と、圧縮機1の吸入側の冷媒温度で
ある吸入温度T7 を検出する吸入温度センサ7と、吸入
温度T7 及び後述する室内温度T10に基づいて圧縮機1
のオン/オフ制御及び後述の電動流量制御弁12の開度
制御を行う制御回路8と、冷蔵庫R1の設置場所の周辺
の温度である室内温度T10を検出する室内温度センサ1
0と、その開度を調整することにより冷媒の流量を制御
するための電動流量制御弁12と、を備えて構成されて
いる。
【0087】ここで露点温度とは、空気中で物体を冷却
していって表面に露ができはじめるときの表面温度をい
い、物体に接している空気は、このとき飽和状態にある
ので、露点温度をはかれば、湿度がわかることとなる。
【0088】[1.2] 制御系 図2に第1実施形態の冷蔵庫の制御系のブロック図を示
す。
【0089】冷蔵庫の制御系は、室内温度T10に基づい
て予め定めた湿度(例えば、湿度80[%])における
露点温度TR1を算出する露点温度演算部8Aと、冷蔵庫
R1全体の制御を行う主制御部8Bと、露点温度TR1及
び吸入温度T7 に基づいて電動流量制御弁12の開度制
御を行う電動流量制御弁弁開度制御部8Cと、を備えて
構成されている。
【0090】[1.3] 第1実施形態の動作 次に第1実施形態の冷蔵庫の動作について説明する。
【0091】図3に第1実施形態の冷蔵庫の処理フロー
チャートを示す。冷蔵庫R1の吸入温度センサ7は、圧
縮機1の吸入側の冷媒温度である吸入温度T7を検出す
る(ステップS1)。一方、室内温度センサ10は、冷
蔵庫R1の設置場所の周辺の温度である室内温度T10を
検出する(ステップS2)。次に制御回路8の露点温度
演算部8Aは、室内温度T10に基づいて予め定めた湿度
(例えば、湿度80[%])における露点温度TR1を算
出する(ステップS3)。
【0092】そして、電動流量制御弁弁開度制御部8C
は、比較対象露点温度TR (=露点温度TR1)及び吸入
温度T7 のうちいずれが高いかを判別、すなわち、 T7 >TR =TR1 あるいは、 T7 <TR =TR1 のいずれであるかを判別する(ステップS4)。
【0093】ステップS4の判別において、 T7 >TR =TR1 である場合には、電動流量制御弁弁開度制御部8Cは、
電動流量制御弁12を開方向に駆動し、電動流量制御弁
12の開度を大きくし、 T7 =TR1 となるように制御する(ステップS5)。また、ステッ
プS4の判別において、 T7 <TR =TR1 である場合には、電動流量制御弁弁開度制御部8Cは、
電動流量制御弁12を閉方向に駆動し、電動流量制御弁
12の開度を小さくして、 T7 =TR1 となるように制御する(ステップS6)。
【0094】[1.4] 第1実施形態の効果 以上の説明のように、本第1実施形態によれば、吸入温
度T7 及び露点温度TR1に基づいて、電動流量制御弁1
2の開度を制御し、吸入温度T7 =露点温度TR1となる
ように制御するので、吸入配管が結露することが無くな
る。従って、特別に防露処理、排水処理を施す必要が無
くなる。この結果、熱回収器5を含めた冷媒系の制御を
行うこととなるため、システム効率が向上し、省エネル
ギーを図ることができる。さらに圧縮機における液バッ
クの発生を確実に抑制することができ、圧縮機の信頼性
を向上させることができる。
【0095】[1.5] 第1実施形態の変形例 [1.5.1] 第1変形例 上記第1実施形態においては、露点温度TR1を算出する
に際し、室内温度T10に基づいて予め定めた湿度(例え
ば、湿度80[%])を設定していたが、本第1変形例
においては、より正確な露点温度を算出すべく、図4に
示すように、冷蔵庫R1’の設置場所の周辺の湿度であ
る室内湿度H11を検出する室内湿度センサ11を設けて
いる。
【0096】[1.5.1.1] 制御系 図5に第1変形例の冷蔵庫の制御系のブロック図を示
す。冷蔵庫R1’の制御系は、室内温度T10及び室内湿
度H11に基づいて露点温度TR0を算出する露点温度演算
部8A’と、冷蔵庫R1全体の制御を行う主制御部8B
と、露点温度TR0及び吸入温度T7 に基づいて電動流量
制御弁12の開度制御を行う電動流量制御弁弁開度制御
部8Cと、を備えて構成されている。
【0097】[1.5.1.2] 第1変形例の動作 次に第1変形例の冷蔵庫の動作について説明する。
【0098】図6に第1変形例の冷蔵庫の処理フローチ
ャートを示す。従来の冷蔵庫R1の吸入温度センサ7
は、圧縮機1の吸入側の冷媒温度である吸入温度T7 を
検出する(ステップS1)。一方、室内温度センサ10
は、冷蔵庫R1の設置場所の周辺の温度である室内温度
T10を検出する(ステップS2)。また、室内湿度セン
サ11は、冷蔵庫R1の設置場所の周辺の湿度である室
内湿度H11を検出する(ステップS3’) 次に制御回路8の露点温度演算部8Aは、室内温度T10
及び室内湿度H11に基づいて露点温度TR0を算出する
(ステップS4’)。
【0099】そして、電動流量制御弁弁開度制御部8C
は、比較対象露点温度TR (=露点温度TR0)及び吸入
温度T7 のうちいずれが高いかを判別、すなわち、 T7 >TR =TR0 あるいは、 T7 <TR =TR0 のいずれであるかを判別する(ステップS5’)。
【0100】ステップS5’の判別において、 T7 >TR =TR0 である場合には、電動流量制御弁弁開度制御部8Cは、
電動流量制御弁12を開方向に駆動し、電動流量制御弁
12の開度を大きくし、 T7 =TR0 となるように制御する(ステップS6’)。
【0101】また、ステップS5’の判別において、 T7 <TR =TR0 である場合には、電動流量制御弁弁開度制御部8Cは、
電動流量制御弁12を閉方向に駆動し、電動流量制御弁
12の開度を小さくして、 T7 =TR0 となるように制御する(ステップS7’)。
【0102】[1.5.1.3] 第1変形例の効果 以上の説明のように、本第1変形例によれば、第1実施
形態の効果に加えて、より正確に電動流量制御弁12の
開度を制御する事が可能となり、より確実に効果を得る
ことができる。
【0103】[1.5.2] 第2変形例 上記説明においては、露点温度及び吸入温度に基づいて
電動流量制御弁の開度制御を行っていたが、本第2変形
例は、圧縮機をインバータ圧縮機とし、圧縮機の回転数
を制御するインバータ制御部を設け、露点温度及び吸入
温度に基づいて圧縮機の回転数を制御するものである。
【0104】図7に第2変形例の冷蔵庫の簡略冷凍サイ
クル図を示す。第2変形例の冷蔵庫R1”は、第1実施
形態の冷蔵庫R1の構成に加えて、制御回路8の制御下
で、圧縮機1の回転数を制御するインバータ回路9を備
えて構成されている。
【0105】[1.5.2.1] 制御系 図8に第2変形例の冷蔵庫の制御系のブロック図を示
す。冷蔵庫R1”の制御系は、第1実施形態の冷蔵庫R
1の制御系の構成に加えて、主制御部8Bの制御下で、
圧縮機1の回転数を制御するインバータ回路9を備えて
構成されている。
【0106】[1.5.2.2] 第2変形例の動作 次に第2変形例の冷蔵庫の動作について図9の処理フロ
ーチャートを参照して説明する。この場合において、図
3の第1実施形態の処理フローチャートと同一の部分に
は同一の符号を付し、その詳細な説明を援用する。
【0107】インバータ回路9は、比較対象露点温度T
R(=露点温度TR0)及び吸入温度T7のうちいずれが高
いかを判別、すなわち、 T7 >TR =TR1 あるいは、 T7 <TR =TR1 のいずれであるかを判別する(ステップS4”)。
【0108】ステップS4”の判別において、 T7 >TR =TR1 である場合には、インバータ回路9は、圧縮機1の回転
数を上げて(増速して)、 T7 =TR1 となるように制御する(ステップS5”)。
【0109】また、ステップS4”の判別において、 T7 <TR =TR1 である場合には、インバータ回路9は、圧縮機1の回転
数を下げて(減速して)、 T7 =TR1 となるように制御する(ステップS6”)。
【0110】[1.5.2.3] 第2変形例の効果 以上の説明のように、本第2変形例によっても、第1実
施形態と同様の効果を得ることができる。
【0111】[1.5.3] 第3変形例 上記第1実施形態、第1変形例及び第2変形例において
は、抵抗器5Aを用いていたが、本第3変形例の冷蔵庫
R1”’は、図10に示すように、抵抗器5Aに代え
て、液化された冷媒の減圧、調整を行うためのキャピラ
リーチューブ3を設けたものであり、本第3変形例によ
っても、第1実施形態と同様以上の効果を得ることがで
きる。
【0112】[2] 第2実施形態 本第2実施形態は、第1実施形態の露点温度による制御
に加えて、過熱度制御を行う場合の実施形態である。
【0113】[2.1] 冷蔵庫の冷凍サイクル 図11に第2実施形態(並びに第3実施形態及び第4実
施形態)の冷蔵庫の簡略冷凍サイクル図を示す。図11
において、図1の第1実施形態と同一の部分には、同一
の符号を付し、その詳細な説明を援用する。
【0114】本第2実施形態が第1実施形態と異なる点
は、蒸発器4の入口の冷媒温度である蒸発器入口温度T
13を検出する蒸発器入口温度センサ13と、蒸発器4の
出口の冷媒温度である蒸発器出口温度T14を検出する蒸
発器出口温度センサ14と、を備えた点である。
【0115】[2.2] 制御系 図12に第2実施形態(並びに第3実施形態及び第4実
施形態)の冷蔵庫の制御系のブロック図を示す。図12
において、図2の第1実施形態と同一の部分には同一の
符号を付し、その詳細な説明を援用する。
【0116】第2実施形態の冷蔵庫の制御系が第1実施
形態の冷蔵庫の制御系と異なる点は、蒸発器入口温度T
13及び蒸発器出口温度T14に基づいて過熱度演算を行う
過熱度演算部8Dを備えた点である。
【0117】[2.3] 第2実施形態の動作 次に第2実施形態の冷蔵庫の動作について説明する。
【0118】図13に第2実施形態の冷蔵庫の処理フロ
ーチャートを示す。まず、冷蔵庫R2の主制御部8B
は、設定過熱度SHS を設定する(ステップS21)。
そして、冷蔵庫R2の蒸発器入口温度センサ13は、蒸
発器4の入口の冷媒温度である蒸発器入口温度T13を検
出する(ステップS22)。
【0119】次に蒸発器出口温度センサ14は、蒸発器
4の出口の冷媒温度である蒸発器出口温度T14を検出す
る(ステップS23)。これにより過熱度演算部8D
は、蒸発器入口温度T13と蒸発器出口温度T14との差に
基づいて、過熱度TSHを算出する(ステップS24)。
続いて冷蔵庫R2の吸入温度センサ7は、圧縮機1の吸
入側の冷媒温度である吸入温度T7 を検出する(ステッ
プS25)。また、室内温度センサ10は、冷蔵庫R2
の設置場所の周辺の温度である室内温度T10を検出する
(ステップS26)。
【0120】これらにより制御回路8の露点温度演算部
8Aは、室内温度T10に基づいて予め定めた湿度(例え
ば、湿度80[%])における露点温度TR1を算出する
(ステップS27)。そして、電動流量制御弁弁開度制
御部8Cは、比較対象露点温度TR (=露点温度TR1)
及び吸入温度T7 のうちいずれが高いかを判別、すなわ
ち、 T7 >TR =TR1 あるいは、 T7 <TR =TR1 のいずれであるかを判別する(ステップS28)。
【0121】ステップS28の判別において、 T7 <TR =TR1 である場合には、電動流量制御弁弁開度制御部8Cは、
電動流量制御弁12を閉方向に駆動し、電動流量制御弁
12の開度を小さくして、 T7 =TR1 となるように制御する(ステップS29)。
【0122】また、ステップS28の判別において、 T7 >TR =TR1 である場合には、電動流量制御弁弁開度制御部8Cは、
設定過熱度SHS 及び算出した過熱度TSHのうち、いず
れが高いかを判別、すなわち、 SHS >TSH あるいは、 SHS <TSH のいずれであるかを判別する(ステップS30)。
【0123】ステップS30の判別において、 SHS <TSH である場合には、電動流量制御弁弁開度制御部8Cは、
電動流量制御弁12を閉方向に駆動し、電動流量制御弁
12の開度を小さくして、 SHS =TSH となるように制御する(ステップS31)。
【0124】また、ステップS30の判別において、 SHS >TSH である場合には、電動流量制御弁弁開度制御部8Cは、
電動流量制御弁12を開方向に駆動し、電動流量制御弁
12の開度を大きくし、 SHS =TSH となるように制御する(ステップS32)。
【0125】[2.4] 第2実施形態の効果 以上の説明のように、本第2実施形態によれば、吸入温
度T7 、露点温度TR1及び過熱度TSHに基づいて、電動
流量制御弁12の開度を制御し、吸入温度T7=露点温
度TR1あるいは設定過熱度SHS =過熱度TSHとなるよ
うに制御するので、吸入配管が結露することが無くな
る。従って、特別に防露処理、排水処理を施す必要が無
くなる。
【0126】この結果、熱回収器5を含めた冷媒系の制
御を行うこととなるため、システム効率が向上し、省エ
ネルギーを図ることができる。さらに圧縮機における液
バックの発生を確実に抑制することができ、圧縮機の信
頼性を向上させることができる。
【0127】[2.5] 第2実施形態の変形例 [2.5.1] 第1変形例 上記第2実施形態においては、露点温度TR1を算出する
に際し、室内温度T10に基づいて予め定めた湿度(例え
ば、湿度80[%])を設定していたが、本第1変形例
においては、より正確な露点温度を算出すべく、第1実
施形態の第1変形例と同様に、冷蔵庫R2の設置場所の
周辺の湿度である室内湿度H11を検出する室内湿度セン
サ11を設け、より正確な露点温度を算出するように構
成することも可能である。
【0128】[2.5.2] 第2変形例 上記説明においては、露点温度及び吸入温度に基づいて
電動流量制御弁の開度制御を行っていたが、本第2変形
例においても、第1実施形態の第2変形例と同様に、圧
縮機をインバータ圧縮機とし、圧縮機の回転数を制御す
るインバータ制御部を設け、露点温度及び吸入温度に基
づいて圧縮機の回転数を制御するように構成することも
可能である。
【0129】[2.5.3] 第3変形例 上記第1変形例及び第2変形例においては、過熱度TSH
を算出するに際し、過熱度演算部8Dは、蒸発器入口温
度T13と蒸発器出口温度T14との差に基づいて、過熱度
TSHを算出していたが、図12及び図13ステップS2
3’に示すように、蒸発器出口圧力P14を検出する蒸発
器出口圧力センサ14Pを設け、蒸発器出口圧力P14に
基づいて当該冷蔵庫R2に使用している冷媒の飽和温度
T14’を算出し、この飽和温度T14’と蒸発器出口温度
T14との差に基づいて過熱度TSHを算出するようにする
ことも可能である。
【0130】[2.5.4] 第4変形例 上記第1変形例及び第2変形例においては、過熱度TSH
を算出するに際し、過熱度演算部8Dは、蒸発器入口温
度T13と蒸発器出口温度T14との差に基づいて、過熱度
TSHを算出していたが、図13ステップS23”に示す
ように、蒸発器出口温度T14に代えて吸入温度T7 を用
い、蒸発器入口温度T13と吸入温度T7との差に基づい
て、過熱度TSHを算出するように構成することも可能で
ある。
【0131】[3] 第3実施形態 本第3実施形態は、第1実施形態の露点温度による制御
に加えて、過冷却度制御を行う場合の実施形態である。
【0132】[3.1] 冷蔵庫の冷凍サイクル 図11の冷蔵庫の簡略冷凍サイクル図を参照して本第3
実施形態の冷凍サイクルについて説明する。本第3実施
形態が第1実施形態と異なる点は、凝縮器2の温度であ
る凝縮器温度T16を検出する凝縮器温度センサ16と、
凝縮器2の出口の冷媒温度である凝縮器出口温度T17を
検出する凝縮器出口温度センサ17と、を備えた点であ
る。
【0133】[3.2] 制御系 図14に第3実施形態の冷蔵庫の制御系のブロック図を
示す。図14において、図2の第1実施形態と同一の部
分には同一の符号を付し、その詳細な説明を援用する。
第3実施形態の冷蔵庫の制御系が第1実施形態の冷蔵庫
の制御系と異なる点は、凝縮器温度T16及び凝縮器出口
温度T17に基づいて過冷却度演算を行う過冷却度演算部
8Eを備えた点である。
【0134】[3.3] 第3実施形態の動作 次に第3実施形態の冷蔵庫の動作について説明する。
【0135】図15に第3実施形態の冷蔵庫の処理フロ
ーチャートを示す。まず、冷蔵庫R2の主制御部8B
は、設定過冷却度SCS を設定する(ステップS4
1)。そして、冷蔵庫R2の凝縮器温度センサ16は、
凝縮器2の温度である凝縮器温度T16を検出する(ステ
ップS42)。次に凝縮器出口温度センサ17は、凝縮
器2の出口の冷媒温度である凝縮器出口温度T17を検出
する(ステップS43)。
【0136】これにより過冷却度演算部8Eは、凝縮器
温度T16と凝縮器出口温度T17との差に基づいて、過冷
却度TSCを算出する(ステップS44)。続いて冷蔵庫
R2の吸入温度センサ7は、圧縮機1の吸入側の冷媒温
度である吸入温度T7 を検出する(ステップS45)。
また、室内温度センサ10は、冷蔵庫R1の設置場所の
周辺の温度である室内温度T10を検出する(ステップS
46)。
【0137】これらにより制御回路8の露点温度演算部
8Aは、室内温度T10に基づいて予め定めた湿度(例え
ば、湿度80[%])における露点温度TR1を算出する
(ステップS47)。そして、電動流量制御弁弁開度制
御部8Cは、比較対象露点温度TR (=露点温度TR1)
及び吸入温度T7 のうちいずれが高いかを判別、すなわ
ち、 T7 >TR =TR1 あるいは、 T7 <TR =TR1 のいずれであるかを判別する(ステップS48)。
【0138】ステップS48の判別において、 T7 <TR =TR1 である場合には、電動流量制御弁弁開度制御部8Cは、
電動流量制御弁12を閉方向に駆動し、電動流量制御弁
12の開度を小さくして、 T7 =TR1 となるように制御する(ステップS49)。
【0139】また、ステップS48の判別において、 T7 >TR =TR1 である場合には、電動流量制御弁弁開度制御部8Cは、
設定過冷却度SCS 及び算出した過冷却度TSCのうち、
いずれが高いかを判別、すなわち、 SCS >TSC あるいは、 SCS <TSC のいずれであるかを判別する(ステップS50)。
【0140】ステップS50の判別において、 SCS <TSC である場合には、電動流量制御弁弁開度制御部8Cは、
電動流量制御弁12を閉方向に駆動し、電動流量制御弁
12の開度を小さくして、 SCS =TSC となるように制御する(ステップS51)。
【0141】また、ステップS50の判別において、 SCS >TSC である場合には、電動流量制御弁弁開度制御部8Cは、
電動流量制御弁12を開方向に駆動し、電動流量制御弁
12の開度を大きくし、 SCS =TSC となるように制御する(ステップS52)。
【0142】[3.4] 第3実施形態の効果 以上の説明のように、本第3実施形態によれば、吸入温
度T7 、露点温度TR1及び過冷却度TSCに基づいて、電
動流量制御弁12の開度を制御し、吸入温度T7 =露点
温度TR1あるいは設定過冷却度SCS =過冷却度TSCと
なるように制御するので、吸入配管が結露することが無
くなる。従って、特別に防露処理、排水処理を施す必要
が無くなる。
【0143】この結果、熱回収器5を含めた冷媒系の制
御を行うこととなるため、システム効率が向上し、省エ
ネルギーを図ることができる。さらに圧縮機における液
バックの発生を確実に抑制することができ、圧縮機の信
頼性を向上させることができる。
【0144】[3.5] 第3実施形態の変形例 [3.5.1] 第1変形例 上記第3実施形態においては、露点温度TR1を算出する
に際し、室内温度T10に基づいて予め定めた湿度(例え
ば、湿度80[%])を設定していたが、本第1変形例
においては、より正確な露点温度を算出すべく、第1実
施形態の第1変形例と同様に、冷蔵庫R2の設置場所の
周辺の湿度である室内湿度H11を検出する室内湿度セン
サ11を設けるように構成することも可能である。
【0145】[3.5.2] 第2変形例 上記説明においては、露点温度及び吸入温度に基づいて
電動流量制御弁の開度制御を行っていたが、本第2変形
例においても、第1実施形態の第2変形例と同様に、圧
縮機をインバータ圧縮機とし、圧縮機の回転数を制御す
るインバータ制御部を設け、露点温度及び吸入温度に基
づいて圧縮機の回転数を制御するように構成することも
可能である。
【0146】[3.5.3] 第3変形例 上記第1変形例及び第2変形例においては、過冷却度T
SCを算出するに際し、過冷却度演算部8Eは、凝縮器温
度T16と凝縮器出口温度T17との差に基づいて、過冷却
度TSCを算出していたが、図14及び図15ステップS
43’に示すように、凝縮器出口圧力P17を検出する凝
縮器出口圧力センサ17Pを設け、凝縮器出口圧力P17
に基づいて当該冷蔵庫R3に使用している冷媒の飽和温
度T17’を算出し、この飽和温度T17’と凝縮器出口温
度T17との差に基づいて過冷却度TSCを算出するように
することも可能である。
【0147】[4] 第4実施形態 本第4実施形態は、第1実施形態の露点温度による制御
に加えて、圧縮機の吐出温度制御を行う場合の実施形態
である。
【0148】[4.1] 冷蔵庫の冷凍サイクル 図11の冷蔵庫の簡略冷凍サイクル図を参照して本第4
実施形態の冷凍サイクルについて説明する。本第4実施
形態が第1実施形態と異なる点は、圧縮機1の吐出側の
冷媒温度である圧縮機吐出温度T15を検出する圧縮機吐
出温度センサ15を備えた点である。
【0149】[4.2] 制御系 図16に第4実施形態の冷蔵庫の制御系のブロック図を
示す。図16において、図2の第1実施形態と同一の部
分には同一の符号を付し、その詳細な説明を援用する。
第4実施形態の冷蔵庫の制御系が第1実施形態の冷蔵庫
の制御系と異なる点は、圧縮機吐出温度T15に基づい
て、吐出温度整合性演算を行う吐出温度整合性演算部8
Fを備えた点である。
【0150】[4.3] 第4実施形態の動作 次に第4実施形態の冷蔵庫の動作について説明する。
【0151】図17に第4実施形態の冷蔵庫の処理フロ
ーチャートを示す。まず、冷蔵庫R4の主制御部8B
は、設定吐出温度Tdsを設定する(ステップS61)。
そして、冷蔵庫R4の圧縮機吐出温度センサ15は、圧
縮機1の吐出側の冷媒温度である圧縮機吐出温度T15を
検出する(ステップS62)。これにより吐出温度整合
性演算部8Fは、吐出温度整合性演算を行い、圧縮機吐
出温度Td を算出する(ステップS63)。
【0152】続いて冷蔵庫R2の吸入温度センサ7は、
圧縮機1の吸入側の冷媒温度である吸入温度T7を検出
する(ステップS64)。また、室内温度センサ10
は、冷蔵庫R1の設置場所の周辺の温度である室内温度
T10を検出する(ステップS65)。これらにより制御
回路8の露点温度演算部8Aは、室内温度T10に基づい
て予め定めた湿度(例えば、湿度80[%])における
露点温度TR1を算出する(ステップS66)。
【0153】そして、電動流量制御弁弁開度制御部8C
は、比較対象露点温度TR (=露点温度TR1)及び吸入
温度T7 のうちいずれが高いかを判別、すなわち、 T7 >TR =TR1 あるいは、 T7 <TR =TR1 のいずれであるかを判別する(ステップS67)。
【0154】ステップS67の判別において、 T7 <TR =TR1 である場合には、電動流量制御弁弁開度制御部8Cは、
電動流量制御弁12を閉方向に駆動し、電動流量制御弁
12の開度を小さくして、 T7 =TR1 となるように制御する(ステップS68)。
【0155】また、ステップS67の判別において、 T7 >TR =TR1 である場合には、電動流量制御弁弁開度制御部8Cは、
設定吐出温度Tds及び算出した圧縮機吐出温度Td のう
ち、いずれが高いかを判別、すなわち、 Td >Tds あるいは、 Td <Tds のいずれであるかを判別する(ステップS69)。
【0156】ステップS69の判別において、 Td <Tds である場合には、電動流量制御弁弁開度制御部8Cは、
電動流量制御弁12を閉方向に駆動し、電動流量制御弁
12の開度を小さくして、 Td =Tds となるように制御する(ステップS70)。
【0157】また、ステップS69の判別において、 Td >Tds である場合には、電動流量制御弁弁開度制御部8Cは、
電動流量制御弁12を開方向に駆動し、電動流量制御弁
12の開度を大きくし、 Td =Tds となるように制御する(ステップS71)。
【0158】[4.4] 第4実施形態の効果 以上の説明のように、本第4実施形態によれば、吸入温
度T7 、露点温度TR1及び圧縮機吐出温度Td に基づい
て、電動流量制御弁12の開度を制御し、吸入温度T7
=露点温度TR1あるいは設定吐出温度Tds=圧縮機吐出
温度Td となるように制御するので、吸入配管が結露す
ることが無くなる。従って、特別に防露処理、排水処理
を施す必要が無くなる。
【0159】この結果、熱回収器5を含めた冷媒系の制
御を行うこととなるため、システム効率が向上し、省エ
ネルギーを図ることができる。さらに圧縮機における液
バックの発生を確実に抑制することができ、圧縮機の信
頼性を向上させることができる。
【0160】[4.5] 第4実施形態の変形例 [4.5.1] 第1変形例 上記第3実施形態においては、露点温度TR1を算出する
に際し、室内温度T10に基づいて予め定めた湿度(例え
ば、湿度80[%])を設定していたが、本第1変形例
においては、より正確な露点温度を算出すべく、第1実
施形態の第1変形例と同様に、冷蔵庫R2の設置場所の
周辺の湿度である室内湿度H11を検出する室内湿度セン
サ11を設けるように構成することも可能である。
【0161】[4.5.2] 第2変形例 上記説明においては、露点温度及び吸入温度に基づいて
電動流量制御弁の開度制御を行っていたが、本第2変形
例においても、第1実施形態の第2変形例と同様に、圧
縮機をインバータ圧縮機とし、圧縮機の回転数を制御す
るインバータ制御部を設け、露点温度及び吸入温度に基
づいて圧縮機の回転数を制御するように構成することも
可能である。
【0162】[4.5.3] 第3変形例 上記第1変形例及び第2変形例においては、吐出温度整
合性演算部8Fは、圧縮機吐出温度T15に基づいて圧縮
機吐出温度Td を算出していたが、図17ステップS6
2’に示すように、吸入温度T7 に基づいて、断熱圧縮
温度あるいは圧縮機効率等に基づいて圧縮機吐出温度T
d を算出するように構成することも可能である。
【0163】吸入配管が結露することがなくなり、特別
な防露、排水処理が不要となる。熱回収部を含めた冷媒
系の制御となり、システム効率が向上し、省エネルギー
を図ることができる。液バックの発生が確実に無くな
り、圧縮機の信頼性が向上する。
【0164】
【発明の効果】本発明の第1の態様によれば、露点温度
及び吸入側冷媒温度に基づいて電動流量制御弁の開度を
制御し冷媒の流量を制御するので、吸入配管が結露する
ことがなくなり、特別な防露、排水処理が不要となると
ともに、液バックの発生が確実に無くなり、圧縮機の信
頼性が向上する。
【0165】さらに、露点温度よりも吸入側冷媒温度が
高い場合に、冷媒の流量を増加させるべく電動流量制御
弁を制御し、露点温度よりも吸入側冷媒温度が低い場合
に、冷媒の流量を低減させるべく電動流量制御弁を制御
するので、確実に結露を防止し、安定した運転を行うこ
とができる。
【0166】本発明の第2の態様によれば、回転数制御
手段は、露点温度及び吸入側冷媒温度に基づいて圧縮機
の回転数を制御するので、吸入配管が結露することがな
くなり、特別な防露、排水処理が不要となるとともに、
液バックの発生が確実に無くなり、圧縮機の信頼性が向
上する。
【0167】さらに露点温度よりも吸入側冷媒温度が高
い場合に、圧縮機の回転数を増加させるべく圧縮機を制
御し、露点温度よりも吸入側冷媒温度が低い場合に、圧
縮機の回転数を低減させるべく圧縮機を制御するので、
確実に結露を防止し、安定した運転を行うことができ
る。
【0168】本発明の第3の態様によれば、弁制御手段
は、露点温度、蒸発器の出口側における過熱度及び吸入
側冷媒温度に基づいて電動流量制御弁を制御するので、
吸入配管が結露することがなくなり、特別な防露、排水
処理が不要となるとともに、液バックの発生が確実に無
くなり、圧縮機の信頼性が向上する。
【0169】さらに、露点温度よりも吸入側冷媒温度が
低い場合あるいは露点温度よりも吸入側冷媒温度が高
く、かつ、蒸発器の出口側における過熱度が予め設定し
た設定過熱度よりも低い場合に冷媒の流量を低減させる
べく電動流量制御弁を制御し、露点温度よりも吸入側冷
媒温度が高く、かつ、蒸発器の出口側における過熱度が
予め設定した設定過熱度よりも高い場合に冷媒の流量を
増加させるべく電動流量制御弁を制御するので、確実に
結露を防止し、安定した運転を行うことができる。
【0170】本発明の第4の態様によれば、回転数制御
手段は、露点温度、蒸発器の出口側における過熱度及び
吸入側冷媒温度に基づいて圧縮機の回転数を制御するの
で、吸入配管が結露することがなくなり、特別な防露、
排水処理が不要となるとともに、液バックの発生が確実
に無くなり、圧縮機の信頼性が向上する。
【0171】さらに、露点温度よりも吸入側冷媒温度が
低い場合あるいは露点温度よりも吸入側冷媒温度が高
く、かつ、蒸発器の出口側における過熱度が予め設定し
た設定過熱度よりも低い場合に圧縮機の回転数を低減さ
せるべく圧縮機を制御し、露点温度よりも吸入側冷媒温
度が高く、かつ、蒸発器の出口側における過熱度が予め
設定した設定過熱度よりも高い場合に圧縮機の回転数を
増加させるべく圧縮機を制御するので、確実に結露を防
止し、安定した運転を行うことができる。
【0172】本発明の第5の態様によれば、弁制御手段
は、露点温度、凝縮器の出口側における過冷却度及び吸
入側冷媒温度に基づいて電動流量制御弁を制御するの
で、吸入配管が結露することがなくなり、特別な防露、
排水処理が不要となるとともに、液バックの発生が確実
に無くなり、圧縮機の信頼性が向上する。
【0173】さらに露点温度よりも吸入側冷媒温度が低
い場合あるいは露点温度よりも吸入側冷媒温度が高く、
かつ、凝縮器の出口側における過冷却度が予め設定した
設定過冷却度よりも低い場合に冷媒の流量を低減させる
べく電動流量制御弁を制御し、露点温度よりも吸入側冷
媒温度が高く、かつ、凝縮器の出口側における過冷却度
が予め設定した設定過冷却度よりも高い場合に冷媒の流
量を増加させるべく電動流量制御弁を制御するので、確
実に結露を防止し、安定した運転を行うことができる。
【0174】本発明の第6の態様によれば、回転数制御
手段は、露点温度、凝縮器の出口側における過冷却度及
び吸入側冷媒温度に基づいて圧縮機の回転数を制御する
ので、吸入配管が結露することがなくなり、特別な防
露、排水処理が不要となるとともに、液バックの発生が
確実に無くなり、圧縮機の信頼性が向上する。
【0175】さらに露点温度よりも吸入側冷媒温度が低
い場合あるいは露点温度よりも吸入側冷媒温度が高く、
かつ、凝縮器の出口側における過冷却度が予め設定した
設定過冷却度よりも低い場合に圧縮機の回転数を低減さ
せるべく圧縮機を制御し、露点温度よりも吸入側冷媒温
度が高く、かつ、凝縮器の出口側における過冷却度が予
め設定した設定過冷却度よりも高い場合に圧縮機の回転
数を増加させるべく圧縮機を制御するので、確実に結露
を防止し、安定した運転を行うことができる。
【0176】本発明の第7の態様によれば、弁制御手段
は、露点温度、吸入側冷媒温度及び吐出側冷媒温度に基
づいて電動流量制御弁を制御するので、吸入配管が結露
することがなくなり、特別な防露、排水処理が不要とな
るとともに、液バックの発生が確実に無くなり、圧縮機
の信頼性が向上する。
【0177】さらに露点温度よりも吸入側冷媒温度が低
い場合あるいは露点温度よりも吸入側冷媒温度が高く、
かつ、吐出側冷媒温度が予め設定した設定吐出側冷媒温
度よりも低い場合に冷媒の流量を低減させるべく電動流
量制御弁を制御し、露点温度よりも吸入側冷媒温度が高
く、かつ、吐出側冷媒温度が予め設定した設定吐出側冷
媒温度よりも高い場合に冷媒の流量を増加させるべく電
動流量制御弁を制御するので、確実に結露を防止し、安
定した運転を行うことができる。
【0178】本発明の第8の態様によれば、回転数制御
手段は、露点温度、吸入側冷媒温度及び吐出側冷媒温度
に基づいて圧縮機の回転数を制御するので、吸入配管が
結露することがなくなり、特別な防露、排水処理が不要
となるとともに、液バックの発生が確実に無くなり、圧
縮機の信頼性が向上する。
【0179】さらに露点温度よりも吸入側冷媒温度が低
い場合あるいは露点温度よりも吸入側冷媒温度が高く、
かつ、吐出側冷媒温度が予め設定した設定吐出側冷媒温
度よりも低い場合に圧縮機の回転数を低減させるべく電
動流量制御弁を制御し、露点温度よりも吸入側冷媒温度
が高く、かつ、吐出側冷媒温度が予め設定した設定吐出
側冷媒温度よりも高い場合に圧縮機の回転数を増加させ
るべく圧縮機を制御するので、確実に結露を防止し、安
定した運転を行うことができる。さらに加えて本発明の
態様によれば、システム効率が向上し、省エネルギーを
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の冷蔵庫の簡略冷凍サイクル図で
ある。
【図2】第1実施形態の冷蔵庫の制御系のブロック図で
ある。
【図3】第1実施形態の冷蔵庫の処理フローチャートで
ある。
【図4】第1実施形態の第1変形例の冷蔵庫の簡略冷凍
サイクル図である。
【図5】第1実施形態の第1変形例の冷蔵庫の制御系の
ブロック図である。
【図6】第1実施形態の第1変形例の冷蔵庫の処理フロ
ーチャートである。
【図7】第1実施形態の第2変形例の冷蔵庫の簡略冷凍
サイクル図である。
【図8】第1実施形態の第2変形例の冷蔵庫の制御系の
ブロック図である。
【図9】第1実施形態の第2変形例の冷蔵庫の処理フロ
ーチャートである。
【図10】第1実施形態の第3変形例の冷蔵庫の簡略冷
凍サイクル図である。
【図11】第2〜第4実施形態の冷蔵庫の簡略冷凍サイ
クル図である。
【図12】第2実施形態の冷蔵庫の制御系のブロック図
である。
【図13】第2実施形態の冷蔵庫の処理フローチャート
である。
【図14】第3実施形態の冷蔵庫の制御系のブロック図
である。
【図15】第3実施形態の冷蔵庫の処理フローチャート
である。
【図16】第4実施形態の冷蔵庫の制御系のブロック図
である。
【図17】第4実施形態の冷蔵庫の処理フローチャート
である。
【図18】第1従来例の簡略冷凍サイクル図である。
【図19】第2従来例の簡略冷凍サイクル図である。
【符号の説明】
R1〜R4 冷蔵庫 1 圧縮機(コンプレッサ) 2 凝縮器(コンデンサ) 3 キャピラリーチューブ 4 蒸発器(エバポレータ) 5 熱回収器 6 庫内温度センサ 7 吸入温度センサ 8 制御回路 8A 露点温度演算部 8B 主制御部 8C 電動流量制御弁弁開度制御部 8D 過熱度演算部 8E 過冷却度演算部 8F 吐出温度整合性演算部 9 インバータ回路 10 室内温度センサ 11 室内湿度センサ 12 電動流量制御弁 13 蒸発器入口温度センサ 14 蒸発器出口温度センサ 14P 蒸発器出口圧力センサ 15 吐出温度センサ 16 凝縮器温度センサ 17 凝縮器出口温度センサ 17P 凝縮器出口圧力センサ

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒を圧縮する圧縮機と、前記冷媒の流
    量を制御するための電動流量制御弁と、を有する冷蔵庫
    において、 前記冷蔵庫の設置場所の露点温度を算出する露点温度算
    出手段と、 前記圧縮機の吸入側の冷媒温度である吸入側冷媒温度を
    検出する吸入側冷媒温度検出手段と、 前記露点温度及び前記吸入側冷媒温度に基づいて前記電
    動流量制御弁を制御する弁制御手段と、 を備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の冷蔵庫において、 前記弁制御手段は、前記露点温度よりも前記吸入側冷媒
    温度が高い場合に、前記冷媒の流量を増加させるべく前
    記電動流量制御弁を制御し、前記露点温度よりも前記吸
    入側冷媒温度が低い場合に、前記冷媒の流量を低減させ
    るべく前記電動流量制御弁を制御することを特徴とする
    冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 冷媒を圧縮する圧縮機を有する冷蔵庫に
    おいて、 前記冷蔵庫の設置場所の露点温度を算出する露点温度算
    出手段と、 前記圧縮機の吸入側の冷媒温度である吸入側冷媒温度を
    検出する吸入側冷媒温度検出手段と、 前記露点温度及び前記吸入側冷媒温度に基づいて前記圧
    縮機の回転数を制御する回転数制御手段と、 を備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の冷蔵庫において、 前記回転数制御手段は、前記露点温度よりも前記吸入側
    冷媒温度が高い場合に、前記圧縮機の回転数を増加させ
    るべく前記圧縮機を制御し、前記露点温度よりも前記吸
    入側冷媒温度が低い場合に、前記圧縮機の回転数を低減
    させるべく前記圧縮機を制御することを特徴とする冷蔵
    庫。
  5. 【請求項5】 冷媒を圧縮する圧縮機と、前記冷媒を蒸
    発させる蒸発器と、前記冷媒の流量を制御するための電
    動流量制御弁と、を有する冷蔵庫において、前記冷蔵庫
    の設置場所の露点温度を算出する露点温度算出手段と、 前記蒸発器の出口側における前記冷媒の過熱度を算出す
    る過熱度算出手段と、 前記圧縮機の吸入側の冷媒温度である吸入側冷媒温度を
    検出する吸入側冷媒温度検出手段と、 前記露点温度、前記過熱度及び前記吸入側冷媒温度に基
    づいて前記電動流量制御弁を制御する弁制御手段と、 を備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の冷蔵庫において、 前記弁制御手段は、前記露点温度よりも前記吸入側冷媒
    温度が低い場合あるいは前記露点温度よりも前記吸入側
    冷媒温度が高く、かつ、前記過熱度が予め設定した設定
    過熱度よりも低い場合に前記冷媒の流量を低減させるべ
    く前記電動流量制御弁を制御し、前記露点温度よりも前
    記吸入側冷媒温度が高く、かつ、前記過熱度が予め設定
    した設定過熱度よりも高い場合に前記冷媒の流量を増加
    させるべく前記電動流量制御弁を制御することを特徴と
    する冷蔵庫。
  7. 【請求項7】 冷媒を圧縮する圧縮機と、前記冷媒を蒸
    発させる蒸発器と、を有する冷蔵庫において、 前記冷蔵庫の設置場所の露点温度を算出する露点温度算
    出手段と、 前記蒸発器の出口側における前記冷媒の過熱度を算出す
    る過熱度算出手段と、 前記圧縮機の吸入側の冷媒温度である吸入側冷媒温度を
    検出する吸入側冷媒温度検出手段と、 前記露点温度、前記過熱度及び前記吸入側冷媒温度に基
    づいて前記圧縮機の回転数を制御する回転数制御手段
    と、 を備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の冷蔵庫において、 前記回転数制御手段は、前記露点温度よりも前記吸入側
    冷媒温度が低い場合あるいは前記露点温度よりも前記吸
    入側冷媒温度が高く、かつ、前記過熱度が予め設定した
    設定過熱度よりも低い場合に前記圧縮機の回転数を低減
    させるべく前記圧縮機を制御し、前記露点温度よりも前
    記吸入側冷媒温度が高く、かつ、前記過熱度が予め設定
    した設定過熱度よりも高い場合に前記圧縮機の回転数を
    増加させるべく前記圧縮機を制御することを特徴とする
    冷蔵庫。
  9. 【請求項9】 冷媒を圧縮する圧縮機と、前記冷媒を凝
    縮させる凝縮器と、前記冷媒の流量を制御するための電
    動流量制御弁と、を有する冷蔵庫において、 前記冷蔵庫の設置場所の露点温度を算出する露点温度算
    出手段と、 前記凝縮器の出口側における前記冷媒の過冷却度を算出
    する過冷却度算出手段と、 前記圧縮機の吸入側の冷媒温度である吸入側冷媒温度を
    検出する吸入側冷媒温度検出手段と、 前記露点温度、前記過冷却度及び前記吸入側冷媒温度に
    基づいて前記電動流量制御弁を制御する弁制御手段と、 を備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の冷蔵庫において、 前記弁制御手段は、前記露点温度よりも前記吸入側冷媒
    温度が低い場合あるいは前記露点温度よりも前記吸入側
    冷媒温度が高く、かつ、前記過冷却度が予め設定した設
    定過冷却度よりも低い場合に前記冷媒の流量を低減させ
    るべく前記電動流量制御弁を制御し、前記露点温度より
    も前記吸入側冷媒温度が高く、かつ、前記過冷却度が予
    め設定した設定過冷却度よりも高い場合に前記冷媒の流
    量を増加させるべく前記電動流量制御弁を制御すること
    を特徴とする冷蔵庫。
  11. 【請求項11】 冷媒を圧縮する圧縮機と、前記冷媒を
    凝縮させる凝縮器と、を有する冷蔵庫において、 前記冷蔵庫の設置場所の露点温度を算出する露点温度算
    出手段と、 前記凝縮器の出口側における前記冷媒の過冷却度を算出
    する過冷却度算出手段と、 前記圧縮機の吸入側の冷媒温度である吸入側冷媒温度を
    検出する吸入側冷媒温度検出手段と、 前記露点温度、前記過冷却度及び前記吸入側冷媒温度に
    基づいて前記圧縮機の回転数を制御する回転数制御手段
    と、 を備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の冷蔵庫において、 前記回転数制御手段は、前記露点温度よりも前記吸入側
    冷媒温度が低い場合あるいは前記露点温度よりも前記吸
    入側冷媒温度が高く、かつ、前記過冷却度が予め設定し
    た設定過冷却度よりも低い場合に前記圧縮機の回転数を
    低減させるべく前記圧縮機を制御し、前記露点温度より
    も前記吸入側冷媒温度が高く、かつ、前記過冷却度が予
    め設定した設定過冷却度よりも高い場合に前記圧縮機の
    回転数を増加させるべく前記圧縮機を制御することを特
    徴とする冷蔵庫。
  13. 【請求項13】 冷媒を圧縮する圧縮機と、前記冷媒の
    流量を制御するための電動流量制御弁と、を有する冷蔵
    庫において、 前記冷蔵庫の設置場所の露点温度を算出する露点温度算
    出手段と、 前記圧縮機の吸入側の冷媒温度である吸入側冷媒温度を
    検出する吸入側冷媒温度検出手段と、 前記圧縮機の吐出側の冷媒温度である吐出側冷媒温度を
    検出する吐出側冷媒温度検出手段と、 前記露点温度、前記吸入側冷媒温度及び前記吐出側冷媒
    温度に基づいて前記電動流量制御弁を制御する弁制御手
    段と、 を備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の冷蔵庫において、 前記弁制御手段は、前記露点温度よりも前記吸入側冷媒
    温度が低い場合あるいは前記露点温度よりも前記吸入側
    冷媒温度が高く、かつ、前記吐出側冷媒温度が予め設定
    した設定吐出側冷媒温度よりも低い場合に前記冷媒の流
    量を低減させるべく前記電動流量制御弁を制御し、前記
    露点温度よりも前記吸入側冷媒温度が高く、かつ、前記
    吐出側冷媒温度が予め設定した設定吐出側冷媒温度より
    も高い場合に前記冷媒の流量を増加させるべく前記電動
    流量制御弁を制御することを特徴とする冷蔵庫。
  15. 【請求項15】 冷媒を圧縮する圧縮機を有する冷蔵庫
    において、 前記冷蔵庫の設置場所の露点温度を算出する露点温度算
    出手段と、 前記圧縮機の吸入側の冷媒温度である吸入側冷媒温度を
    検出する吸入側冷媒温度検出手段と、 前記圧縮機の吐出側の冷媒温度である吐出側冷媒温度を
    検出する吐出側冷媒温度検出手段と、 前記露点温度、前記吸入側冷媒温度及び前記吐出側冷媒
    温度に基づいて前記圧縮機の回転数を制御する回転数制
    御手段と、 を備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の冷蔵庫において、 前記回転数制御手段は、前記露点温度よりも前記吸入側
    冷媒温度が低い場合あるいは前記露点温度よりも前記吸
    入側冷媒温度が高く、かつ、前記吐出側冷媒温度が予め
    設定した設定吐出側冷媒温度よりも低い場合に回転数を
    低減させるべく前記圧縮機を制御し、前記露点温度より
    も前記吸入側冷媒温度が高く、かつ、前記吐出側冷媒温
    度が予め設定した設定吐出側冷媒温度よりも高い場合に
    回転数を増加させるべく前記圧縮機を制御することを特
    徴とする冷蔵庫。
  17. 【請求項17】 請求項1ないし請求項16のいずれか
    に記載の冷蔵庫において、 前記露点温度算出手段は、前記冷蔵庫の設置場所周囲の
    温度である室内温度を検出する室内温度検出手段と、 検出した前記室内温度及び予め記憶した室内温度−露点
    温度の関係に基づいて前記露点温度を求める露点温度演
    算手段と、 を備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の冷蔵庫において、 前記冷蔵庫の設置場所周囲の湿度である室内湿度を検出
    する室内湿度検出手段を備え、 前記露点温度演算手段は、検出した前記室内湿度及び前
    記室内温度並びに予め記憶した室内温度−露点温度の関
    係に基づいて前記露点温度を求めることを特徴とする冷
    蔵庫。
  19. 【請求項19】 冷媒を圧縮する圧縮機と、前記冷媒の
    流量を制御するための電動流量制御弁と、を有する冷蔵
    庫の制御方法において、 前記冷蔵庫の設置場所の露点温度を算出する露点温度算
    出工程と、 前記圧縮機の吸入側の冷媒温度である吸入側冷媒温度を
    検出する吸入側冷媒温度検出工程と、 前記露点温度及び前記吸入側冷媒温度に基づいて前記電
    動流量制御弁を制御する弁制御工程と、 を備えたことを特徴とする冷蔵庫の制御方法。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の冷蔵庫の制御方法に
    おいて、 前記弁制御工程は、前記露点温度よりも前記吸入側冷媒
    温度が高い場合に、前記冷媒の流量を増加させるべく前
    記電動流量制御弁を制御し、前記露点温度よりも前記吸
    入側冷媒温度が低い場合に、前記冷媒の流量を低減させ
    るべく前記電動流量制御弁を制御することを特徴とする
    冷蔵庫の制御方法。
  21. 【請求項21】 冷媒を圧縮する圧縮機を有する冷蔵庫
    の制御方法において、 前記冷蔵庫の設置場所の露点温度を算出する露点温度算
    出工程と、 前記圧縮機の吸入側の冷媒温度である吸入側冷媒温度を
    検出する吸入側冷媒温度検出工程と、 前記露点温度及び前記吸入側冷媒温度に基づいて前記圧
    縮機の回転数を制御する回転数制御工程と、 を備えたことを特徴とする冷蔵庫の制御方法。
  22. 【請求項22】 請求項21記載の冷蔵庫の制御方法に
    おいて、 前記回転数制御工程は、前記露点温度よりも前記吸入側
    冷媒温度が高い場合に、前記圧縮機の回転数を増加させ
    るべく前記圧縮機を制御し、前記露点温度よりも前記吸
    入側冷媒温度が低い場合に、前記圧縮機の回転数を低減
    させるべく前記圧縮機を制御することを特徴とする冷蔵
    庫の制御方法。
  23. 【請求項23】 冷媒を圧縮する圧縮機と、前記冷媒を
    蒸発させる蒸発器と、前記冷媒の流量を制御するための
    電動流量制御弁と、を有する冷蔵庫の制御方法におい
    て、 前記冷蔵庫の設置場所の露点温度を算出する露点温度算
    出工程と、 前記蒸発器の出口側における前記冷媒の過熱度を算出す
    る過熱度算出工程と、 前記圧縮機の吸入側の冷媒温度である吸入側冷媒温度を
    検出する吸入側冷媒温度検出工程と、 前記露点温度、前記過熱度及び前記吸入側冷媒温度に基
    づいて前記電動流量制御弁を制御する弁制御工程と、 を備えたことを特徴とする冷蔵庫の制御方法。
  24. 【請求項24】 請求項23記載の冷蔵庫の制御方法に
    おいて、 前記弁制御工程は、前記露点温度よりも前記吸入側冷媒
    温度が低い場合あるいは前記露点温度よりも前記吸入側
    冷媒温度が高く、かつ、前記過熱度が予め設定した設定
    過熱度よりも低い場合に前記冷媒の流量を低減させるべ
    く前記電動流量制御弁を制御し、前記露点温度よりも前
    記吸入側冷媒温度が高く、かつ、前記過熱度が予め設定
    した設定過熱度よりも高い場合に前記冷媒の流量を増加
    させるべく前記電動流量制御弁を制御することを特徴と
    する冷蔵庫の制御方法。
  25. 【請求項25】 冷媒を圧縮する圧縮機と、前記冷媒を
    蒸発させる蒸発器と、を有する冷蔵庫の制御方法におい
    て、 前記冷蔵庫の設置場所の露点温度を算出する露点温度算
    出工程と、 前記蒸発器の出口側における前記冷媒の過熱度を算出す
    る過熱度算出工程と、 前記圧縮機の吸入側の冷媒温度である吸入側冷媒温度を
    検出する吸入側冷媒温度検出工程と、 前記露点温度、前記過熱度及び前記吸入側冷媒温度に基
    づいて前記圧縮機の回転数を制御する回転数制御工程
    と、 を備えたことを特徴とする冷蔵庫の制御方法。
  26. 【請求項26】 請求項25記載の冷蔵庫の制御方法に
    おいて、 前記回転数制御工程は、前記露点温度よりも前記吸入側
    冷媒温度が低い場合あるいは前記露点温度よりも前記吸
    入側冷媒温度が高く、かつ、前記過熱度が予め設定した
    設定過熱度よりも低い場合に前記圧縮機の回転数を低減
    させるべく前記圧縮機を制御し、前記露点温度よりも前
    記吸入側冷媒温度が高く、かつ、前記過熱度が予め設定
    した設定過熱度よりも高い場合に前記圧縮機の回転数を
    増加させるべく前記圧縮機を制御することを特徴とする
    冷蔵庫の制御方法。
  27. 【請求項27】 冷媒を圧縮する圧縮機と、前記冷媒を
    凝縮させる凝縮器と、前記冷媒の流量を制御するための
    電動流量制御弁と、を有する冷蔵庫の制御方法におい
    て、 前記冷蔵庫の設置場所の露点温度を算出する露点温度算
    出工程と、 前記凝縮器の出口側における前記冷媒の過冷却度を算出
    する過冷却度算出工程と、 前記圧縮機の吸入側の冷媒温度である吸入側冷媒温度を
    検出する吸入側冷媒温度検出工程と、 前記露点温度、前記過冷却度及び前記吸入側冷媒温度に
    基づいて前記電動流量制御弁を制御する弁制御工程と、 を備えたことを特徴とする冷蔵庫の制御方法。
  28. 【請求項28】 請求項27記載の冷蔵庫の制御方法に
    おいて、 前記弁制御工程は、前記露点温度よりも前記吸入側冷媒
    温度が低い場合あるいは前記露点温度よりも前記吸入側
    冷媒温度が高く、かつ、前記過冷却度が予め設定した設
    定過冷却度よりも低い場合に前記冷媒の流量を低減させ
    るべく前記電動流量制御弁を制御し、前記露点温度より
    も前記吸入側冷媒温度が高く、かつ、前記過冷却度が予
    め設定した設定過冷却度よりも高い場合に前記冷媒の流
    量を増加させるべく前記電動流量制御弁を制御すること
    を特徴とする冷蔵庫の制御方法。
  29. 【請求項29】 冷媒を圧縮する圧縮機と、前記冷媒を
    凝縮させる凝縮器と、を有する冷蔵庫の制御方法におい
    て、 前記冷蔵庫の設置場所の露点温度を算出する露点温度算
    出工程と、 前記凝縮器の出口側における前記冷媒の過冷却度を算出
    する過冷却度算出工程と、 前記圧縮機の吸入側の冷媒温度である吸入側冷媒温度を
    検出する吸入側冷媒温度検出工程と、 前記露点温度、前記過冷却度及び前記吸入側冷媒温度に
    基づいて前記圧縮機の回転数を制御する回転数制御工程
    と、 を備えたことを特徴とする冷蔵庫の制御方法。
  30. 【請求項30】 請求項29記載の冷蔵庫の制御方法に
    おいて、 前記回転数制御工程は、前記露点温度よりも前記吸入側
    冷媒温度が低い場合あるいは前記露点温度よりも前記吸
    入側冷媒温度が高く、かつ、前記過冷却度が予め設定し
    た設定過冷却度よりも低い場合に前記圧縮機の回転数を
    低減させるべく前記圧縮機を制御し、前記露点温度より
    も前記吸入側冷媒温度が高く、かつ、前記過冷却度が予
    め設定した設定過冷却度よりも高い場合に前記圧縮機の
    回転数を増加させるべく前記圧縮機を制御することを特
    徴とする冷蔵庫の制御方法。
  31. 【請求項31】 冷媒を圧縮する圧縮機と、前記冷媒の
    流量を制御するための電動流量制御弁と、を有する冷蔵
    庫の制御方法において、 前記冷蔵庫の設置場所の露点温度を算出する露点温度算
    出工程と、 前記圧縮機の吸入側の冷媒温度である吸入側冷媒温度を
    検出する吸入側冷媒温度検出工程と、 前記圧縮機の吐出側の冷媒温度である吐出側冷媒温度を
    検出する吐出側冷媒温度検出工程と、 前記露点温度、前記吸入側冷媒温度及び前記吐出側冷媒
    温度に基づいて前記電動流量制御弁を制御する弁制御工
    程と、 を備えたことを特徴とする冷蔵庫の制御方法。
  32. 【請求項32】 請求項31記載の冷蔵庫の制御方法に
    おいて、 前記弁制御工程は、前記露点温度よりも前記吸入側冷媒
    温度が低い場合あるいは前記露点温度よりも前記吸入側
    冷媒温度が高く、かつ、前記吐出側冷媒温度が予め設定
    した設定吐出側冷媒温度よりも低い場合に前記冷媒の流
    量を低減させるべく前記電動流量制御弁を制御し、前記
    露点温度よりも前記吸入側冷媒温度が高く、かつ、前記
    吐出側冷媒温度が予め設定した設定吐出側冷媒温度より
    も高い場合に前記冷媒の流量を増加させるべく前記電動
    流量制御弁を制御することを特徴とする冷蔵庫の制御方
    法。
  33. 【請求項33】 冷媒を圧縮する圧縮機を有する冷蔵庫
    の制御方法において、 前記冷蔵庫の設置場所の露点温度を算出する露点温度算
    出工程と、 前記圧縮機の吸入側の冷媒温度である吸入側冷媒温度を
    検出する吸入側冷媒温度検出工程と、 前記圧縮機の吐出側の冷媒温度である吐出側冷媒温度を
    検出する吐出側冷媒温度検出工程と、 前記露点温度、前記吸入側冷媒温度及び前記吐出側冷媒
    温度に基づいて前記圧縮機の回転数を制御する回転数制
    御工程と、 を備えたことを特徴とする冷蔵庫の制御方法。
  34. 【請求項34】 請求項33記載の冷蔵庫の制御方法に
    おいて、 前記回転数制御工程は、前記露点温度よりも前記吸入側
    冷媒温度が低い場合あるいは前記露点温度よりも前記吸
    入側冷媒温度が高く、かつ、前記吐出側冷媒温度が予め
    設定した設定吐出側冷媒温度よりも低い場合に前記圧縮
    機の回転数を低減させるべく前記電動流量制御弁を制御
    し、前記露点温度よりも前記吸入側冷媒温度が高く、か
    つ、前記吐出側冷媒温度が予め設定した設定吐出側冷媒
    温度よりも高い場合に前記圧縮機の回転数を増加させる
    べく前記圧縮機を制御することを特徴とする冷蔵庫の制
    御方法。
  35. 【請求項35】 請求項19ないし請求項34のいずれ
    かに記載の冷蔵庫の制御方法において、 前記露点温度算出工程は、前記冷蔵庫の設置場所周囲の
    温度である室内温度を検出する室内温度検出工程と、 検出した前記室内温度及び予め記憶した室内温度−露点
    温度の関係に基づいて前記露点温度を求める露点温度演
    算工程と、 を備えたことを特徴とする冷蔵庫の制御方法。
  36. 【請求項36】 請求項35記載の冷蔵庫の制御方法に
    おいて、 前記冷蔵庫の設置場所周囲の湿度である室内湿度を検出
    する室内湿度検出工程を備え、 前記露点温度演算工程は、検出した前記室内湿度及び前
    記室内温度並びに予め記憶した室内温度−露点温度の関
    係に基づいて前記露点温度を求めることを特徴とする冷
    蔵庫の制御方法。
JP10333592A 1998-11-25 1998-11-25 冷蔵庫及び冷蔵庫の制御方法 Pending JP2000161830A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10333592A JP2000161830A (ja) 1998-11-25 1998-11-25 冷蔵庫及び冷蔵庫の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10333592A JP2000161830A (ja) 1998-11-25 1998-11-25 冷蔵庫及び冷蔵庫の制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000161830A true JP2000161830A (ja) 2000-06-16

Family

ID=18267772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10333592A Pending JP2000161830A (ja) 1998-11-25 1998-11-25 冷蔵庫及び冷蔵庫の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000161830A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008082677A (ja) * 2006-09-29 2008-04-10 Sanyo Electric Co Ltd 過冷却装置
US8695370B2 (en) 2005-05-18 2014-04-15 Whirlpool Corporation Refrigerator ice compartment with intermediate temperature
US8733123B2 (en) 2004-09-27 2014-05-27 Whirlpool Corporation Apparatus and method for dispensing ice from a bottom mount refrigerator
US8794024B2 (en) 2005-05-18 2014-08-05 Whirlpool Corporation Refrigerator ice compartment latch and cover
US8844311B2 (en) 2005-01-03 2014-09-30 Whirlpool Corporation Refrigerator with a water and ice dispenser having an improved ice chute air seal
KR20160107174A (ko) * 2014-01-08 2016-09-13 트루 매뉴팩쳐링 코., 인크. 각 얼음 제빙기용 가변 동작점 구성 요소
WO2016174750A1 (ja) * 2015-04-28 2016-11-03 三菱電機株式会社 空気調和装置
US9879898B2 (en) 2005-05-18 2018-01-30 Whirlpool Corporation Insulated ice compartment for bottom mount refrigerator with controlled damper
KR20190019762A (ko) * 2017-08-18 2019-02-27 주식회사 보아스에스이 디프 프리저의 작동이상을 예측하여 감지하는 장치
JP2020041769A (ja) * 2018-09-12 2020-03-19 三菱電機株式会社 冷蔵庫

Cited By (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8733123B2 (en) 2004-09-27 2014-05-27 Whirlpool Corporation Apparatus and method for dispensing ice from a bottom mount refrigerator
US8756952B2 (en) 2004-09-27 2014-06-24 Whirlpool Corporation Apparatus and method for dispensing ice from a bottom mount refrigerator
US10295241B2 (en) 2004-09-27 2019-05-21 Whirlpool Corporation Apparatus and method for dispensing ice from a bottom mount refrigerator
US10208998B2 (en) 2004-09-27 2019-02-19 Whirlpool Corporation Apparatus and method for dispensing ice from a bottom mount refrigerator
US10107539B2 (en) 2005-01-03 2018-10-23 Whirlpool Corporation Refrigerator with a water and ice dispenser having an improved ice chute air seal
US11719479B2 (en) 2005-01-03 2023-08-08 Whirlpool Corporation Refrigerator with a water and ice dispenser having an improved ice chute air seal
US11098941B2 (en) 2005-01-03 2021-08-24 Whirlpool Corporation Refrigerator with a water and ice dispenser having an improved ice chute air seal
US8844311B2 (en) 2005-01-03 2014-09-30 Whirlpool Corporation Refrigerator with a water and ice dispenser having an improved ice chute air seal
US10203142B2 (en) 2005-05-18 2019-02-12 Whirlpool Corporation Ice compartment assembly for refrigerator
US9683769B2 (en) 2005-05-18 2017-06-20 Whirlpool Corporation Ice compartment assembly for refrigerator
US9222718B2 (en) 2005-05-18 2015-12-29 Whirlpool Corporation Ice compartment assembly for refrigerator
US9222717B2 (en) 2005-05-18 2015-12-29 Whirlpool Corporation Ice compartment assembly for refrigerator
US9222716B2 (en) 2005-05-18 2015-12-29 Whirlpool Corporation Refrigerator with temperature control
US9250004B2 (en) 2005-05-18 2016-02-02 Whirlpool Corporation Refrigerator with temperature control
US9255728B2 (en) 2005-05-18 2016-02-09 Whirlpool Corporation Refrigerator with temperature control
US9267724B2 (en) 2005-05-18 2016-02-23 Whirlpool Corporation Refrigerator with temperature control
US9285151B2 (en) 2005-05-18 2016-03-15 Whirlpool Corporation Refrigerator with temperature control
US9404682B2 (en) 2005-05-18 2016-08-02 Whirlpool Corporation Refrigerator with temperature control
US8695370B2 (en) 2005-05-18 2014-04-15 Whirlpool Corporation Refrigerator ice compartment with intermediate temperature
US9447999B2 (en) 2005-05-18 2016-09-20 Whirlpool Corporation Refrigerator with temperature control
US9476627B2 (en) 2005-05-18 2016-10-25 Whirlpool Corporation Refrigerator with temperature control
US11486625B2 (en) 2005-05-18 2022-11-01 Whirlpool Corporation Insulated ice compartment for bottom mount refrigerator with controlled damper
US9683770B2 (en) 2005-05-18 2017-06-20 Whirlpool Corporation Refrigerator with temperature control
US9207009B2 (en) 2005-05-18 2015-12-08 Whirlpool Corporation Ice compartment assembly for refrigerator
US8794024B2 (en) 2005-05-18 2014-08-05 Whirlpool Corporation Refrigerator ice compartment latch and cover
US9879898B2 (en) 2005-05-18 2018-01-30 Whirlpool Corporation Insulated ice compartment for bottom mount refrigerator with controlled damper
US9200827B2 (en) 2005-05-18 2015-12-01 Whirlpool Corporation Refrigerator with temperature control
US10775092B2 (en) 2005-05-18 2020-09-15 Whirlpool Corporation Insulated ice compartment for bottom mount refrigerator with controlled damper
US9097455B2 (en) 2005-05-18 2015-08-04 Whirlpool Corporation Refrigerator with temperature control
USD712440S1 (en) 2005-05-18 2014-09-02 Whirpool Corporation Ice bin and cover assembly for a refrigerator
JP2008082677A (ja) * 2006-09-29 2008-04-10 Sanyo Electric Co Ltd 過冷却装置
KR102315152B1 (ko) * 2014-01-08 2021-10-19 트루 매뉴팩쳐링 코., 인크. 각 얼음 제빙기용 가변 동작점 구성 요소
KR20160107174A (ko) * 2014-01-08 2016-09-13 트루 매뉴팩쳐링 코., 인크. 각 얼음 제빙기용 가변 동작점 구성 요소
JPWO2016174750A1 (ja) * 2015-04-28 2017-11-24 三菱電機株式会社 空気調和装置
WO2016174750A1 (ja) * 2015-04-28 2016-11-03 三菱電機株式会社 空気調和装置
KR20190019762A (ko) * 2017-08-18 2019-02-27 주식회사 보아스에스이 디프 프리저의 작동이상을 예측하여 감지하는 장치
KR102051021B1 (ko) 2017-08-18 2019-12-02 주식회사 보아스에스이 디프 프리저의 작동이상을 예측하여 감지하는 장치
JP2020041769A (ja) * 2018-09-12 2020-03-19 三菱電機株式会社 冷蔵庫
JP7358039B2 (ja) 2018-09-12 2023-10-10 三菱電機株式会社 冷蔵庫

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7856836B2 (en) Refrigerating air conditioning system
EP1524475B1 (en) Apparatus and method for controlling the super-heating degree in a heat pump system
US5214918A (en) Refrigerator and method for indicating refrigerant amount
JP3835453B2 (ja) 空気調和装置
JP2000161830A (ja) 冷蔵庫及び冷蔵庫の制御方法
KR100505237B1 (ko) 공기조화기의 운전 제어방법
KR100802623B1 (ko) 공조시스템의 전자팽창장치 제어 장치 및 그 방법
JPH09280681A (ja) 空気調和機
CN105283331A (zh) 车用空调系统以及用于控制该车用空调系统的方法
JP2001272149A (ja) ショーケース冷却装置
KR20080059906A (ko) 공기조화기 및 그 제어방법
JPH0498059A (ja) 冷凍装置の蒸発器の凍結検知装置
JPH1038398A (ja) 電動式膨脹弁の制御装置
JP2767937B2 (ja) 冷凍サイクルの冷媒封入量検知装置
JP3225738B2 (ja) 空気調和装置
JP3511708B2 (ja) 空気調和装置の運転制御装置
JP4131509B2 (ja) 冷凍サイクル制御装置
JP2536337B2 (ja) 空気調和装置の運転制御装置
KR100800623B1 (ko) 공기조화기의 운전제어방법
KR100304553B1 (ko) 히트펌프공기조화기와그난방운전을위한제어방법
JP2000121134A (ja) 空気調和装置
JP2001116372A (ja) 冷凍サイクル制御装置
JPS62299660A (ja) 空気調和機
JPH06307722A (ja) 車両用空調装置
JPH0579894B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050721

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080318

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080715