JP2020041417A - 吐水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】吐水流の形状の乱れを抑えられる技術を提供する。【解決手段】吐出通路33が内部に形成される吐水部材19を備え、吐出通路33は、水を吐き出すための吐出口13と、上流側から流入する水を溜めるための貯溜室37と、貯溜室37内の水を吐出口13に送り出すための絞り流路39とにより形成され、吐水部材19は、下側分割部材51と上側分割部材53を組み付けて構成され、吐出口13、貯溜室37及び絞り流路39のそれぞれが下側分割部材51と上側分割部材53の両方により画定される。【選択図】図4

Description

本発明は、水を吐き出すための吐水装置とこれを備える浴槽装置に関する。
従来より、膜状の吐水流を吐き出すための吐水装置が知られる(例えば、特許文献1参照)。これは浴槽に設置され、吐水口から吐水流が吐き出される。膜状の吐水流が滝状に流れ落ちる様子は美観に優れるうえ、入浴者の肩に吐水流をかける等してリラックス効果が得られる。
特許第4066459号公報
特許文献1の吐水装置では、吐水口に水を導く通水路が装置本体の内部に形成され、その装置本体の通水路が単一部品により形成されている。また、装置本体は、金属鋳造品により一体成形されていると考えられる。一般に、単一部品により中空断面を有する部位を一体成形する場合、その内壁面の寸法精度を確保し難く、その内壁面の面粗さが高くなり易い。特に、装置本体を金属鋳造品により一体成形する場合、その内壁面が鋳肌面のままとなるため、さらに面が粗くなり易い。面粗さが高いと、通水路を流れる水流が乱れ易くなり、吐水流の形状が乱れることで美観を損ないかねない。
本発明は、このような課題に鑑みてなされ、その目的は、吐水流の形状の乱れを抑えられる技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の吐水装置は、吐出通路が内部に形成される吐水部材を備え、吐出通路は、水を吐き出すための吐出口と、上流側から流入する水を溜めるための貯溜室と、貯溜室内の水を吐出口に送り出すための絞り流路とにより形成され吐水部材は、第1分割部材と第2分割部材を組み付けて構成され、吐出口、貯溜室及び絞り流路のそれぞれが第1分割部材と第2分割部材により画定される。
この態様によると、各分割部材を分解したとき、吐出口から貯溜室の範囲にかけて、吐出通路の内壁面を外部空間に露出させることができる。一般に、中空断面を有する部位を成型するうえでは、単一部品により一体成形するよりも、複数部品により別々に成形して、その内壁面が外部空間に露出するようにした方が成形難度が低くなり、その内壁面の寸法精度を確保し易くなる。よって、吐出通路の内壁面の面粗さを抑え易くなり、その面粗さに起因する吐水流の形状の乱れを抑え易くなる。
貯溜室は、吐出通路の対向する一対の壁面のそれぞれが、絞り流路の入口より互いに離れる方向に広がるように形成されてもよい。
この態様によると、貯溜室内の水の水圧を低くして、その流速も低くし易くなり、貯溜室内で流速が均一となるように効果的に整流できる。
吐水部材は、吐出通路内に配置され、吐出通路の対向する一対の壁面の間隔を保持する間隔保持部を更に有してもよい。
この態様によると、吐出通路の間隔を狭めるような荷重が吐水部材に加わる場合でも、この間隔を保持できるため、吐水流の形状の乱れを抑え易くなる。
間隔保持部は、貯溜室内に配置されてもよい。
この態様によると、間隔保持部により水流が分断されても、分断された水流が吐出口に到達する前に早期に合流し易くなり、水流の分断に起因する吐水流の形状の乱れを抑え易くなる。
第1分割部材及び第2分割部材は、互いに突き合わせられる複数の合わせ面と、複数の合わせ面間に介装され、該複数の合わせ面の間をシールするシール部材と、を有してもよい。
この態様によると、吐出通路内の水が合わせ面間を通して外部に漏洩するのを規制できる。
第1分割部材及び第2分割部材は、吐水部材を上下に分割した形状を有する上側分割部材及び下側分割部材であり、複数の合わせ面は、上下方向に対向して設けられ、シール部材は、下側分割部材の合わせ面に形成される溝部内に配置されてもよい。
この態様によると、シール部材を溝部内に非接着で載せた状態のまま上側分割部材を下側分割部材に組み付け可能となり、組み付け時の作業性が良好になる。
吐水部材は、第1分割部材と第2分割部材を組み付けるときに、該第1分割部材と該第2分割部材とを位置決めする位置決め構造を有してもよい。
この態様によると、各分割部材の組み付け時にこれらを容易に位置決めでき、その組み付け時の作業性が良好になる。
吐水部材は、吐出通路の横幅方向両側と、吐出口とは反対側の奥側との三方から該吐出通路を囲む周壁部を有してもよい。第1分割部材及び第2分割部材は、周壁部の内周壁面に沿うように間隔を空けて配置される複数の固定具により結合され、複数の固定具は、吐水部材の横幅方向両端部での間隔より中間部での間隔が狭くなるように配置されてもよい。
この態様によると、吐水部材の中間部では固定具の間隔を広くしてその数を抑えつつ、その両端部では固定具の間隔を狭くして曲げモーメントに効果的に抵抗でき、各分割部材が結合した状態を安定して維持できる。
第1分割部材と第2分割部材は樹脂成形品であってもよい。
この態様によると、金属鋳造品のような鋳肌面が吐出通路の内壁面に生じず、金属鋳造品とするより大きく面粗さを抑えられる。
吐出口は横長なスリット状に形成され、吐出通路は吐出口の延びる方向に横長に形成されてもよい。
また、本発明の別の態様は浴槽装置に関する。浴槽装置は、前述の態様の吐水装置と、吐水装置が設置される浴槽を備える。
本発明によれば、吐水流の形状の乱れを抑えられる。
実施形態に係る吐水装置の使用状態を示す斜視図である。 実施形態に係る吐水装置に用いられる給水系を示す構成図である。 実施形態に係る吐水装置の正面図である。 図3のA−A線断面図である。 図5(a)は実施形態に係る吐水部材の吐出通路を示す平面図であり、図5(b)は間隔保持部を示す平面図である。 実施形態に係る吐水装置の分解斜視図である。 図7(a)は実施形態に係る吐水部材の吐出通路を示す側面断面図であり、図7(b)は上側分割部材と下側分割部材を分解した状態を示す図である。 図3のB−B線断面図である。 図9(a)は図3のD−D線断面図であり、図9(b)は上側分割部材と下側分割部材を分解した状態を示す図である。
図1は本実施形態に係る吐水装置10の使用状態を示す斜視図である。
吐水装置10は浴槽装置200に用いられる。浴槽装置200は、吐水装置10の他に、浴槽210を備える。浴槽210のリム部215には設置面217が設けられる。吐水装置10は、設置面217に設置される装置本体11を備える。装置本体11は横長扁平に形成され、膜状の横長な吐水流Wが吐出口13から前方に吐き出される。
図2は吐水装置10に用いられる給水系220を示す構成図である。
給水系220は、吐水装置10の上流側に設けられる給水ポンプ221を備える。吐水装置10は、装置本体11の他に、導水部15を備える。給水ポンプ221は、導水部15に吐出側導管223を介して接続され、給水源となる浴槽210に吸引側導管225を介して接続される。給水ポンプ221は、その駆動により、吸引側導管225を通して浴槽210内の浴槽水211を吸引し、吐出側導管223を通して導水部15に水を圧送する。吐水装置10は導水部15に水が圧送されると装置本体11から吐水流Wを吐き出す。
図3は吐水装置10の正面図である。
装置本体11の前部には、横長なスリット状の吐出口13が設けられる。導水部15は、吐出口13の横幅方向に間隔を空けて装置本体11から下方に突き出るように複数設けられる。なお、以下の説明では、吐出口13の横幅方向を方向X、これに直交する水平方向を前後方向Y、鉛直方向を上下方向Zという。方向Xは後述する吐出通路33の横幅方向とも一致する。
図4は吐水装置10の側面断面図である。本図は図3のA−A線断面図でもある。
導水部15は、設置面217に形成される貫通孔229に挿通される。導水部15には下流側に給水するための導水路17が内部に形成され、その先端部には吐出側導管223が接続される。導水部15の設置面217と反対側に突き出た部位にはナット等の固定部材231がねじ込み等により取り付けられる。装置本体11は、固定部材231との間で浴槽210を挟み込むことにより浴槽210に固定される。なお、固定部材231と浴槽210の間にはOリング等のシールリング233が介装される。
装置本体11は、吐水部材19と、外装カバー21を備え、これらを組み付けて構成される。吐水部材19は、吐出口13が前部に形成される通路部23と、通路部23上に設けられる天面部25と、通路部23の前部上面に設けられる照明取付部27と、を有する。天面部25の上面は、外装カバー21の上面と面一になるように設けられ、これらにより装置本体11の上面が構成される。天面部25と通路部23の間には中空空間29が設けられる。照明取付部27には照明装置31が取り付けられる。照明装置31は所定の波長の有色光や白色光を前方に投光する。これは吐水流Wや入浴者等に投光され、良好な視覚効果が得られる。
外装カバー21は吐水部材19の前部に脱着可能に取り付けられる。外装カバー21は、照明装置31を上方から覆うとともに、吐水部材19の横幅方向X両端部19a(図3参照)を前方から覆うように設けられる。
通路部23は、その内部に吐出口13を含む吐出通路33が形成される。吐出通路33は、上流側の導水路17と下流側の外部空間235を連通する。吐出通路33は、吐出口13の延びる方向に横長な形状を有し、吐出口13と、後述する貯溜室37と、絞り流路39とにより形成される。
吐出通路33の下壁面71には、貯溜室37内に水を送り込む流入口35が複数形成される。貯溜室37には上流側となる導水路17から流入口35を通して水が流入し、その水が貯溜水として一時的に溜められる。貯溜室37は、吐出通路33の上下に対向する一対の下壁面71と上壁面73が、絞り流路39の入口39aより、互いに離れる方向に広がるように形成される。なお、これら下壁面71と上壁面73は、吐出通路33の横幅方向Xと直交する方向Zに対向している。
絞り流路39は貯溜室37の下流側に設けられ、貯溜室37と吐出口13を連通する。絞り流路39は、一対の下壁面71と上壁面73との間隔である通路高さが貯溜室37より小さくなるように形成される。絞り流路39は、その入口39aから吐出口13までの範囲にかけて、略一定の通路高さに形成される。貯溜室37内の貯溜水は絞り流路39を通して吐出口13に送り出される。貯溜水は絞り流路39を通るときに絞られることで流速が高まり、吐出口13から勢いよく吐水流Wが吐き出される。
図5(a)は吐出通路33を示す平面図であり、図5(b)は後述する間隔保持部69の平面図である。本図は後述の下側分割部材51の平面図でもある。
吐出通路33の横幅方向X、前後方向Yの寸法を通路幅、奥行寸法とすると、吐出通路33は、平面視において、通路幅より奥行寸法が小さくなるように形成される。また、吐出通路33は、その横断面(図示しない)が通路高さより通路幅が大きくなるように横長に形成される。吐出通路33の横幅方向X両側の側壁面33aは、貯溜室37の奥側から吐出口13側に近づくにつれて、吐出通路33の通路幅が広がるように形成される。
通路部23は、図4、図5(a)に示すように、下壁部41と、上壁部43と、一対の横壁部45と、奥壁部47とを有し、これらの内壁面により吐出通路33が画定される。下壁部41及び上壁部43は吐出通路33の上下方向Z両側に設けられる。一対の横壁部45は、吐出通路33の横幅方向X両側に設けられる。奥壁部47は、吐出通路33の吐出口13とは反対側の奥側に設けられる。一対の横壁部45及び奥壁部47は、吐出通路33の横幅方向X両側と奥側との三方から吐出通路33を囲む周壁部49として設けられる。
図6は吐水装置10の分解斜視図である。
吐水部材19は、第1分割部材としての下側分割部材51と、第2分割部材としての上側分割部材53を組み付けて構成される。各分割部材51、53は樹脂成形品であり、吐水部材19の周壁部49を境界として上下に分割した形状を有する。
図7(a)は吐出通路33を拡大して示す側面断面図であり、図7(b)は各分割部材51、53を分解した状態を示す。
各分割部材51、53は、それらの境界部にて上下方向Zに対向する合わせ面55を有する。合わせ面55は、周壁部49と同様に、吐出通路33を三方から囲むように設けられる。各分割部材51、53は、互いの合わせ面55を突き合わせた状態で組み付けられる。
下側分割部材51は、貯溜室37、絞り流路39及び吐出口13のそれぞれを部分的に画定する第1通路画定部57を有する。第1通路画定部57は、吐出通路33の下壁面71と、周壁部49の内周壁面33bの一部とにより形成される。第1通路画定部57は、その前端側から奥側にかけて上方に開放する凹状に形成される。上側分割部材53も、貯溜室37、絞り流路39及び吐出口13のそれぞれを部分的に画定する第2通路画定部59を有する。第2通路画定部59は、吐出通路33の上壁面73と、周壁部49の内周壁面33bの一部とにより形成される。第2通路画定部59は、その前端側から前後方向Yの途中位置にかけての領域S1において、下方に突き出るように凸状に形成される。また、第2通路画定部59は、その前後方向Yの途中位置から奥側にかけての領域S2において、下方に開放する凹状に形成される。吐出口13、貯溜室37及び絞り流路39のそれぞれは第1通路画定部57と第2通路画定部59の両方により画定される。
各分割部材51、53を分解したとき、吐出通路33の内壁面となる各壁面71、73、33bは外部空間235に露出する。このとき、下側分割部材51の下壁面71と上側分割部材53の上壁面73とは外部空間235に臨むように露出する。
吐出通路33の貯溜室37内には、図5(a)、図6に示すように、柱状体としての間隔保持部69が配置される。間隔保持部69は、横幅方向Xに間隔を空けて複数配置される。
間隔保持部69の外周面69aは、図5(b)に示すように、平面視において、円形状に形成される。換言すると、間隔保持部69の外周面69aは、吐出通路33内を流れる水流に対して流線形となるように形成される。詳細には、その上流側部分69bが吐出通路33内を流れる水流の下流側(本図では下側)に向かうにつれて横幅が徐々に大きくなり、その下流側部分69cが下流側に向かうにつれて横幅が徐々に小さくなるように形成される。
図8は図3のB−B線断面図である。本図に記載の下側分割部材51の形状は図5(a)のC−C線断面と合致する。
間隔保持部69は、下側分割部材51の下壁面71から立ち上がり、その上面が上側分割部材53の上壁面73に接触する。これにより、間隔保持部69は、吐出通路33の上下に対向する上壁面73と下壁面71の間隔を保持する。
吐水部材19は、図3に示すように、位置決め凹部75と位置決め凸部77により構成される位置決め構造79を有する。位置決め構造79は、吐水部材19の横幅方向X両端部19aに設けられる。
図9(a)は図3のD−D線断面の一部を示す図であり、図9(b)は各分割部材51、53を分解した状態を示す。本図に記載の下側分割部材51の形状は図5(a)のE−E線断面と合致する。
位置決め凹部75は、下側分割部材51の合わせ面55に開口する有底孔として形成される。位置決め凸部77は、位置決め凹部75に対応する位置にて上側分割部材53に設けられ、その合わせ面55から突き出るボスとして形成される。
下側分割部材51と上側分割部材53を組み付けるとき、作業者は、図9(b)に示すように、各分割部材51、53を位置合せしつつ、複数の位置決め凹部75内に対応する位置決め凸部77が挿入させる。これにより、各分割部材51、53の組み付け時にこれらを容易に位置決めでき、その組み付け時の作業性が良好になる。
下側分割部材51には、図8に示すように、周壁部49に相当する箇所にねじ等の固定具81を収納する収納部83が複数設けられる。また、下側分割部材51の間隔保持部69にも、固定具81を収納する収納部83が設けられる。各収納部83には固定具81が挿通される挿通孔85が形成される。上側分割部材53には、挿通孔85に対応する位置にねじ孔が被取付部87として設けられる。固定具81は被取付部87に螺合等により先端部81aが留められる。各分割部材51、53は、これら固定具81により脱着可能に結合される。
下側分割部材51の収納部83には、図9(a)に示すように、位置決め凹部75と同軸上に設けられるものが含まれる。この収納部83の挿通孔85に対応する上側分割部材53の被取付部87は、位置決め凸部77に設けられる。
下側分割部材51と上側分割部材53は、図8に示すように、複数の合わせ面55間に介装される第1シール部材89を有する。下側分割部材51の合わせ面55には、第1シール部材89を嵌め込み可能な溝部91が形成され、その溝部91内に第1シール部材89が配置される。第1シール部材89は、溝部91に非接着で脱着自在に配置される。
第1シール部材89は、図5に示すように、吐出通路33の周壁部49の内周壁面33bであって、吐出口13の横幅方向一方の開口縁13aから他方の開口縁13aにかけて連なる内周壁面33bに沿って延びるように形成される。第1シール部材89は、吐出通路33を横幅方向両側と奥側との三方から囲むように配置されることになる。
図8に戻り、上側分割部材53の合わせ面55には、第1シール部材89と上下方向Zに対向する位置に突部93が形成される。突部93は、第1シール部材89が延びる方向に沿った突条として形成される。突部93は第1シール部材89を押圧し、複数の合わせ面55間が第1シール部材89によりシールされる。これにより、第1シール部材89は、吐出通路33内の水が合わせ面55間を通して外部に漏洩するのを規制する。より詳細には、合わせ面55を通して吐水部材19の外周面19cから漏洩したり、収納部83の挿通孔85等から漏洩するのを規制する。
なお、間隔保持部69の先端面69dと、これに対向する上側分割部材53の上壁面73との間には環状の第2シール部材95が介装される。第2シール部材95も、第1シール部材89と同様、先端面69dに形成された環状溝部97内に非接着で脱着自在に配置される。上壁面73には、第2シール部材95と上下方向Zに対向する位置に環状の突部99が形成される。突部99も第2シール部材95を押圧し、先端面69dと上壁面73との間が第2シール部材95によりシールされる。
複数の挿通孔85は、図5に示すように、吐水部材19の周壁部49の内周壁面33bに沿うように間隔を空けて配置される。つまり、複数の固定具81も、本図では図示しないが、同様の位置関係で配置されることになる。これら固定具81は、横幅方向Xに隣り合うもの同士が、吐水部材19の横幅方向X中間部19bでの間隔L1より、吐水部材19の横幅方向X両端部19aでの間隔L2が狭くなるように配置される。
以上の実施形態に係る吐水装置10の動作を説明する。
吐水部材19では、図4に示すように、予め定められた流量の水が給水ポンプ221(図2参照)から圧送され、その水が導水路17を通して流入口35から貯溜室37内に流入し、貯溜室37内に一時的に貯溜水として溜められる。貯溜室37内に貯溜水が溜められた状態で流入口35から水が送り込まれることにより、貯溜室37内の貯溜水が加圧され、その水圧により絞り流路39を通して貯溜水が吐出口13に送り出され、吐出口13から吐水流Wが吐き出される。
ここで、上流側である流入口35から流入する水は、流入口35から絞り流路39の入口39aに向けて広がるように流れる。この水流は、貯溜室37を通るときに、吐出通路33の通路高さを一定にする場合より流速が大きく低下し、流入口35から絞り流路39の入口39aに到達するまでの間に、吐出通路33の横幅方向Xで流速が均一となるように効果的に整流される。
以上の実施形態に係る吐水装置10の作用効果を説明する。
吐水部材19は、吐出口13、貯溜室37及び絞り流路39のそれぞれが上側分割部材53と下側分割部材51の両方により画定される。よって、各分割部材51、53を分解したとき、吐出口13から貯溜室37の範囲にかけて、吐出通路33の内壁面71、73、33bを外部空間235に露出させることができる。一般に、中空断面を有する部位を成形するうえでは、単一部品により一体成形するよりも、複数部品により別々に成形して、その内壁面が外部空間に露出するようにした方が、成形難度が低くなり、その内壁面の寸法精度を確保し易い。よって、本実施形態に係る吐水部材19によれば、吐出通路33の内壁面71、73、33bの面粗さを抑え易くなり、その面粗さに起因する吐水流Wの形状の乱れを抑え易くなる。特に、各分割部材51、53は樹脂成形品であるため、金属鋳造品のような鋳肌面が吐出通路33の内壁面71、73、33bに生じず、その面粗さを大きく抑えられる。
また、吐出通路33内に供給される水流は、流入口35から流入したときの急激な流路断面の変化により乱れが生じ易い。また、横長な吐水流Wを勢いよく吐き出すうえで、吐出通路33は、その通路幅が広く、かつ、その通路高さが低い断面形状となる。よって、その内部を流れる水流も横長で薄い形状となり、吐出通路33内での乱流や異物の引っかかり等の影響を受け易くなる。また、流入口35から吐出口13までの距離は吐出口13の横幅方向位置により変化し、吐出口13の横幅寸法、つまり、吐水流Wの横幅寸法が大きくなるほど、その最小距離と最大距離との差が大きくなり易い。以上の要因から、吐出口13から吐き出される吐水流Wは、かりに、吐出通路33に貯溜室37がない場合、吐出口13の横幅方向Xで流速がばらつき易くなり、その形状が乱れ易くなる。
この点、本実施形態に係る吐水部材19は、吐出通路33に貯溜室37が形成されるため、吐出通路33内の水流の流速が貯溜室37を通るときに低下し、貯溜室37内で横幅方向Xでの流速が均一となるように効果的に整流できる。よって、吐出口13から吐き出される吐水流Wは、その横幅方向Xで流速を均一にし易くなり、その形状の乱れを抑えることにより、美観に優れた吐水流Wにすることが可能となる。また、美観に優れた吐水流Wを入浴者の肩にかける等することにより、更なるリラックス効果を得られる。
また、貯溜室37は、吐出通路33の対向する一対の下壁面71と上壁面73のそれぞれが、絞り流路39の入口39aより互いに離れる方向に広がるように形成される。よって、貯溜室37が、一対の壁面71、73の一方のみが離れる方向に広がるように形成される場合よりも、その内部の容積を大きくし易くなる。この結果、貯溜室37内の貯溜水の水圧を低くして、その流速も低くし易くなり、貯溜室37内で横幅方向Xでの流速が均一となるようにより効果的に整流できる。
また、吐水部材19は、図8に示すように、吐出通路33内に配置される間隔保持部69を有するため、次の利点がある。吐水装置10は、装置本体11の上面に枕部材を配置し、その上に入浴者が頭を載せて用いる場合がある。この場合、吐水部材19には、吐出通路33の間隔を狭めるような荷重が加わる。この荷重により吐出通路33の間隔が狭まると、吐水流Wの形状が乱れる恐れがある。特に、吐出通路33内を流れる水流は、上述のように横長で薄い形状となるため、吐出通路33の間隔の変化による影響を受け易い。この点、本実施形態では間隔保持部69により吐出通路33の間隔を保持できるため、吐水部材19に上述の荷重が加わる場合でも、吐水流Wの形状の乱れを抑え易くなる。特に、各分割部材51、53は強度を確保し難い樹脂成形品であるが、その場合でも荷重による吐出通路33の間隔を変化を抑えられる点に大きな利点がある。
このとき、吐出通路33内に間隔保持部69を配置すると、間隔保持部69により水流が分断される。この点、本実施形態に係る間隔保持部69は、水流の流速が遅く、かつ、吐出口13までの距離が絞り流路39よりも遠い貯溜室37に配置される。よって、間隔保持部69により水流が分断されても、分断された水流が吐出口13に到達する前に早期に合流し易くなり、水流の分断に起因する吐水流Wの形状の乱れを抑え易くなる。
また、第1シール部材89は、かりに、上側分割部材53に非接着で取り付けると、各分割部材51、53の組み付け時に容易に外れるうえ、接着で取り付けると組み付け作業が面倒になる。特に、本形態に係る第1シール部材89は、吐出通路33を三方から囲むような複雑な形状であるため、上側分割部材53に接着で取り付けると組み付け作業が一層面倒となる。この点、本実施形態に係る第1シール部材89は、下側分割部材51の溝部91内に配置されるため、第1シール部材89を溝部91内に非接着で載せた状態のまま上側分割部材53を下側分割部材51に組み付け可能となり、組み付け時の作業性が良好になる。
また、吐水部材19には、固定部材231(図4参照)のねじ込みや吐出通路33内の水圧等に起因して上下方向に反るような曲げ力が加わる場合がある。ここで、吐水部材19は、横幅の広い吐水流Wを吐き出しつつ、その占有スペースを抑えるため、図5に示すように、横幅寸法より奥行寸法を小さくしている。よって、吐水部材19の横幅方向X中間部19bよりも両端部19aの方が、曲げ力の加わる力点からの距離、つまり、力点から作用点までの距離が長くなり易く、それだけ大きい曲げモーメントが作用し易い。この点、本実施形態では、複数の固定具81(本図では不図示)について、吐水部材19の中間部19bでの間隔L1より両端部19aでの間隔L2が狭くなるように配置しており、その両端部19aでの固定度が中間部19bより高くなる。よって、吐水部材19の中間部19bでは固定具81の間隔L1を広くしてその数を抑えつつ、その両端部19aでは固定具81の間隔L2を狭くして曲げモーメントに効果的に抵抗でき、各分割部材51、53が結合した状態を安定して維持できる。
また、各分割部材51、53は樹脂成形品であるため、樹脂組成物に着色剤を混ぜることにより、様々な色のバリエーションの吐水装置10を提供できる。また、各分割部材51、53は樹脂成形品であるため、防食処理等の後加工が不要となり、生産性が向上する。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示すにすぎない。また、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能である。
吐水装置10は、その設置対象となる基体が浴槽210である例を説明したが、基体の具体的構成はこれに限られない。吐水装置10は、この他にも洗面所の洗面台や、キッチンの流し台等を基体として設置されてもよい。いずれの場合でも、基体に設置面217を設け、その設置面217に吐水装置10を設置してもよい。
吐出口13は横長なスリット状に形成され、吐出通路33は吐出口13の延びる方向に横長に形成された。これらの形状はこれに限られず、たとえば、円形状等に形成されてもよい。
上側分割部材53と下側分割部材51は樹脂成形品である例を説明したが、他の金属鋳造品等でもよい。この場合でも、中空断面の通路部23が複数部品の組み付けにより構成されるため、それらの分解により吐出通路33の内壁面を切削、研磨等の後加工により面粗さを容易に低くできる。
上側分割部材53と下側分割部材51は、吐水部材19を上下に分割した形状を有する第1分割部材、第2分割部材として説明した。これらは、この他にも、横幅方向Xに分割した形状を有していてもよい。いずれの場合でも、各分割部材は、貯溜室37から吐出口13に向かう方向と交差する方向に分割した形状を有していればよい。
下側分割部材51と上側分割部材53は固定具81により脱着可能に組み付けられたが、これに限られず、スナップフィット等により組み付けられてもよい。流入口35は吐出通路33の下壁面71に形成されたが、吐出通路33の壁面に形成されていればよく、上壁面73、奥壁面または側壁面に形成されてもよい。
間隔保持部69は、下側分割部材51から立ち上がるように一体に形成される例を説明したが、上側分割部材53と一体に形成されてもよいし、各分割部材51、53と別体に設けられてもよい。
位置決め構造79は、位置決め凸部77と位置決め凹部75の組み合わせにより構成される例を説明したが、これに限られない。位置決め構造79は、たとえば、下側分割部材51及び上側分割部材53の一方に設けられ、他方に向けて突き出るガイド用凸部により構成されてもよい。この場合、各分割部材51、53の組み付け時において、それらの他方がガイド用凸部により案内されるようにして、これらが位置決めされる。また、位置決め構造79は、上側分割部材53に位置決め凸部77を設け、下側分割部材51に位置決め凹部75を設ける例を説明したが、上側分割部材53に位置決め凹部75を設け、下側分割部材51に位置決め凸部77を設けてもよい。
固定具81は、下側分割部材51に設けた収納部83内に収納される例を説明したが、上側分割部材53に設けた収納部83内に収納されてもよい。いずれの場合も、吐出通路33を囲む周壁部49に相当する箇所にて下側分割部材51、上側分割部材53の何れか一方に収納部83を設け、他方に被取付部87が設けられる。
請求項1
吐出通路が内部に形成される吐水部材を備え、
前記吐出通路は、水を吐き出すための吐出口と、上流側から流入する水を溜めるための貯溜室と、前記貯溜室内の水を前記吐出口に送り出すための絞り流路とにより形成され、
前記吐水部材は、第1分割部材と第2分割部材を組み付けて構成され、
前記吐出口、前記貯溜室及び前記絞り流路のそれぞれが前記第1分割部材と前記第2分割部材の両方により画定されることを特徴とする吐水装置。
請求項2
前記貯溜室は、前記吐出通路の対向する一対の壁面のそれぞれが、前記絞り流路の入口より互いに離れる方向に広がるように形成されることを特徴とする請求項1に記載の吐水装置。
請求項3
前記吐水部材は、前記吐出通路内に配置され、前記吐出通路の対向する一対の壁面の間隔を保持する間隔保持部を更に有することを特徴とする請求項1または2に記載の吐水装置。
請求項4
前記間隔保持部は、前記貯溜室内に配置されることを特徴とする請求項3に記載の吐水装置。
請求項5
前記第1分割部材及び前記第2分割部材は、互いに突き合わせられる複数の合わせ面と、前記複数の合わせ面間に介装され、該複数の合わせ面の間をシールするシール部材と、を有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の吐水装置。
請求項6
前記第1分割部材及び前記第2分割部材は、前記吐水部材を上下に分割した形状を有する上側分割部材及び下側分割部材であり、
前記複数の合わせ面は、上下方向に対向して設けられ、
前記シール部材は、下側分割部材の合わせ面に形成される溝部内に配置されることを特徴とする請求項5に記載の吐水装置。
請求項7
前記吐水部材は、前記第1分割部材と前記第2分割部材を組み付けるときに、該第1分割部材と該第2分割部材とを位置決めする位置決め構造を有することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の吐水装置。
請求項8
前記吐水部材は、前記吐出通路の横幅方向両側と、前記吐出口とは反対側の奥側との三方から該吐出通路を囲む周壁部を有し、
前記第1分割部材及び前記第2分割部材は、前記周壁部の内周壁面に沿うように間隔を空けて配置される複数の固定具により結合され、
前記複数の固定具は、前記吐水部材の横幅方向両端部での間隔より中間部での間隔が狭くなるように配置されることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の吐水装置。
請求項9
前記第1分割部材と前記第2分割部材は樹脂成形品であることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の吐水装置。
請求項10
前記吐出口は横長なスリット状に形成され、
前記吐出通路は前記吐出口の延びる方向に横長に形成されることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の吐水装置。
請求項11
請求項1〜10のいずれかに記載の吐水装置と、
前記吐水装置が設置される浴槽と、を備えることを特徴とする浴槽装置。
10 吐水装置、 13 吐出口、 19 吐水部材、 19a 両端部、 19b 中間部、 33 吐出通路、 33b 内壁面、 37 貯溜室、 39 絞り流路、 39a 入口、 49 周壁部、 51 下側分割部材、 53 上側分割部材、 55 合わせ面、 69 間隔保持部、 79 構造、 81 固定具、 91 溝部、 200 浴槽装置、 210 浴槽。

Claims (1)

  1. 吐出通路が内部に形成される吐水部材を備え、
    前記吐出通路は、水を吐き出すための吐出口と、上流側から流入する水を溜めるための貯溜室と、前記貯溜室内の水を前記吐出口に送り出すための絞り流路とにより形成され、
    前記吐水部材は、第1分割部材と第2分割部材を組み付けて構成され、
    前記吐出口、前記貯溜室及び前記絞り流路のそれぞれが前記第1分割部材と前記第2分割部材の両方により画定されることを特徴とする吐水装置。
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