JP2020041380A - 建具 - Google Patents

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Abstract

【課題】屋外側への方立のアルミ露出部分が極力少なく構成された建具を提供すること。【解決手段】矩形に枠組みされた枠体内にガラス35が配置される建具であって、枠体は、屋外側における見付方向の寸法L1と、屋内側における見付方向の寸法L2とが異なる方立25を有し、方立25の屋外側の部分と方立25の屋内側の部分とのうちの見付方向の寸法が小さい方の部分には、巾木の小口面が当接している建具1である。枠体2は無目を有し、方立25は、方立本体251と方立本体251とガラス35との間に介在する押縁256とを有し、押縁256の下端部は、巾木の上端面に当接し、押縁256の上端部は、無目の下端面に当接する。【選択図】図5

Description

本発明は、建具に関する。
従来より、例えばコンビニエンスストア等の店舗の出入口には、建具としての自動ドア等が設けられている。自動ドアにおいては、障子を左右方向に走行可能に支持する無目の中に、障子を左右方向に走行させるエンジン装置としての駆動ユニットが収納されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第5463377号公報
自動ドアにおいては、ガラスパネルの端部が収容されるガラス溝内の止水をする場合、ガラス溝内に湿式シール処理が施される構成が採られる場合がある。また、方立において室外側が室内側より大きい断面形状を有する構成が採られる場合がある。この場合には、方立の形状に合わせて、方立または巾木を切欠く必要がある。
また、上記いずれの場合においても、屋外側の方立見付寸法は、吊り障子により構成されるドア本体の縦框並みで大きく、屋外側への、方立を構成するアルミ露出部分を極力少なくしたいという要望には応えきれていなかった。
本発明は、屋外側への方立のアルミ露出部分が極力少なく構成された建具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、矩形に枠組みされた枠体(例えば、後述の枠体2)内にガラス(例えば、後述のガラスパネル35)が配置される建具であって、前記枠体は、屋外側における見付方向の寸法(例えば、後述の寸法L1)と、屋内側における見付方向の寸法(例えば、後述の寸法L2)とが異なる方立(例えば、後述の方立25)を有し、前記方立の屋外側の部分と前記方立の屋内側の部分とのうちの見付方向の寸法が小さい方の部分(例えば、後述の屋外側本体部2511)には、巾木(例えば、後述の下枠22)の小口面が当接している建具(例えば、後述の引戸1)を提供する。
また、記枠体は無目(例えば、後述の無目24)を有し、前記方立は、方立本体と、前記方立本体と前記ガラスとの間に介在する押縁(例えば、後述の押縁256)を有し、前記押縁の下端部は、前記巾木の上端面に当接し、前記押縁の上端部は、前記無目の下端面に当接することが好ましい。
また、前記方立の屋外側に位置する前記方立本体の部分である屋外側本体部(例えば、後述の屋外側本体部2511)と、前記巾木の小口面との間には、シート状の乾式シール(例えば、後述のシーラー255)が設けられていることが好ましい。
また、前記枠体は、矩形に枠組みされた無目と下枠(例えば、後述の下枠22)と縦枠(例えば、後述の縦枠23)と前記方立とを有し、前記ガラスは、前記無目と前記下枠と前記縦枠とにより3辺が支持されていることが好ましい。
また、前記枠体内に配置され左右方向に走行可能な障子(例えば、後述の吊り障子4)を備え、前記方立において、屋内側の見付方向の寸法(例えば、後述の寸法L2)は、屋外側の見付方向の寸法(例えば、後述の寸法L1)よりも大きく、前記方立の屋内側の部分には、前記障子の戸尻側における人の存在の有無を検知するセンサ(例えば、後述のセンサ257)が設けられていることが好ましい。
本発明によれば、屋外側への方立のアルミ露出部分が極力少なく構成された建具を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る建具を示す正面図である。 上記実施形態に係る建具における吊り障子を示す縦断面図である。 上記実施形態に係る建具を示す横断面図である。 上記実施形態に係る建具の無目内部アタッチメントの下部を示す拡大断面図である。 上記実施形態に係る建具の方立を示す拡大断面図である。 上記実施形態に係る建具の戸当りを示す拡大断面図である。 上記実施形態に係る建具における無目において無目内部アタッチメント及び無目上部アタッチメントを用いない場合の構成を示す縦断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、本明細書において、「見付方向」とは、建物に形成された開口部に納められた例えば自動ドアの引戸等の引戸1の上枠、下枠の長手方向(すなわち、ガラスや吊り障子4の面内方向)を意味し、「見込方向」とは、屋内外方向(すなわち、奥行き方向)を意味する。
本発明の一実施形態に係る建具を構成する引戸1について説明する。図1は、建具を構成する引戸1を示す正面図である。
引戸1は、建物の開口部10に取り付けられる枠体2と、枠体2内においてスライド可能な吊り障子4と、吊り障子4の振れを抑えると共に吊り障子4の移動を案内するレール9(図2等参照)と、を備える片引戸である。以下の説明においては、方立25は、ガラスパネル35が配置される障子の縦框や枠体の縦枠を構成する。また、吊り障子4の下框42や下枠22は、巾木を構成する。また、無目24は、ガラスパネル35が配置される障子の上框や上枠を構成する。
枠体2は、上枠21と、下枠22と、左右の縦枠23,23と、無目24と、方立25と、吊束26を有しており、上枠21と、縦枠23,23と、により矩形に枠組みされる。
無目24は、上枠21、縦枠23,23、下枠22、及び、方立25、吊束26と共に枠組みされてFIX部枠体30を構成する。FIX部枠体30の内部には、FIX板としてのガラスパネル35が嵌め込まれる。FIX部枠体30を構成する下枠22は、床面102(図2参照)上に配置される。
吊り障子4は、框体40と、框体40の内部に嵌め込まれるガラスパネル45と、を備える。框体40は、上框41と、下框42と、戸先框43と、戸尻框44と、を框組みすることで構成される。框体40を構成する下框42は、床面102よりも上に配置される。
図2は、吊り障子4の縦断面図である。
上枠21は、上枠本体211を備える。上枠本体211の上部には、当該上部に固定される上枠本体上側部213が設けられている。上枠本体上側部213の周縁部のコの字状の係止部2131が、上枠本体211の上面に形成された凹部の周囲に設けられ凹部の中央へ向かって突出する周縁部2116に係止することにより、中央部に上方向へ突出部2132を有する上枠本体上側部213が、上枠本体211の上部に固定されている。
上枠本体211の下部における見込方向の屋外側寄りの部分には、下側へ開口するガラスパネル支持凹部2111が形成されている。ガラスパネル支持凹部2111においては、ガラスパネル35は、バックアップ材2113によって挟まれて支持されている。更にバックアップ材2113の下方には、シール材2114が塗工される。上枠21は、吊束26の上端部に接続されており、無目24は、吊束26の下端部に接続されている。これにより、無目24の水平方向且つ見付方向における中央部は、上枠21に吊られた構造をなしている。
上枠本体211の上部における見込方向の屋内側端部には、上枠用アタッチメント215が固定されている。上枠用アタッチメント215は、図2に示す見込方向及び上下方向に平行な縦断面では、屋外側に向かって開口するコの字形状に形成されている。コの字形状の上枠用アタッチメント215の下壁2151は、断面L字形状に形成された連結部材216の下壁2161にビス止めされて固定されている。そして、断面L字形状に形成された連結部材216の側壁2162は、上枠本体211の屋内側の側壁にビス止めされて固定され、これにより、上枠用アタッチメント215は、上枠本体211に固定されている。
無目24は、屋外側に配置された無目本体外側部2401と、屋内側に配置された無目本体内側部2407とを有しており、無目内部アタッチメント246及び無目上部アタッチメント247を介して無目本体外側部2401と無目本体内側部2407とが組合されるか、又は、無目本体外側部2401と無目本体内側部2407とが直接組合されることにより、中空部を有する無目中央本体242が構成される。
具体的には、無目本体外側部2401は、外側上部壁部2402と、外側側部壁部2403と、外側下壁部2404とを有している。外側上部壁部2402の屋内側の端部は、コの字形状に形成された屋内側係止部2406を有している。外側上部壁部2402の屋外側の端部は、屋外側へ突出する部分と、これに対して分岐して屋外側の下方向へ延びて外側上部壁部2402に一体的に接続されている部分とを有する屋外側端部ガラスパネル支持部2405を有している。屋外側端部ガラスパネル支持部2405は、無目24の上部の内部の空間の内方へ突出して無目24の上部の内部の空間を狭める内側凸部を構成する。屋外側端部ガラスパネル支持部2405の中央部には、溝状部が設けられており、溝状部に、屋内側に延びる押縁245の被固定部2451が係合することにより、押縁245が屋外側端部ガラスパネル支持部2405に固定されている。押縁245の上部は中空部を有し、下部は、上部の屋外側の端部から下方向へ板状に形成されて延びている。
無目中央本体242は、屋外側に位置し且つ下方へ突出する中空部である屋外下方突出部2422と、無目24の見込方向の中央に位置し且つ下方へ突出する屋外下方突出部2423とを有している。
無目中央本体242の屋外側端部ガラスパネル支持部2405と押縁245との間には、上側へ開口するガラスパネル支持凹部2411が形成されている。ガラスパネル支持凹部2411においては、ガラスパネル35の端部がセッティングブロック2412に当接し、ガラスパネル35は、バックアップ材2413によって挟まれて支持されている。更にバックアップ材2413の上方には、シール材2414が塗工される。
図4は、建具を構成する引戸1の無目内部アタッチメント246の下部を示す拡大断面図である。
図4等に示すように、屋外下方突出部2422と屋外下方突出部2423との間には、下側へ開口するガラスパネル支持凹部2431が形成されている。ガラスパネル支持凹部2431においては、ガラスパネル35は、バックアップ材2433によって挟まれて支持されている。更にバックアップ材2433の下方には、シール材2434が塗工される。
無目内部アタッチメント246は、例えば、アルミニウムを押し出し成型することによって形成され、内部が3つの空間に仕切られ、図2に示す見込方向及び上下方向に平行に断面ではL字形状に形成されている。無目内部アタッチメント246の上部2461は、内部が3つの空間に仕切られた無目内部アタッチメント246の下部の屋内側端部から、上方向に延びる板状に形成されている。上部2461の上端部は、無目本体外側部2401の屋外側端部ガラスパネル支持部2405から見込方向屋内側へ延びる被固定部2415にビス止めされることにより固定されている。
無目内部アタッチメント246の下部は、図4に示すように、3つの空間のうちの上に位置する空間が形成された下部上側部2462と、3つの空間のうちの下に位置する空間が形成された下部下側部2463と、下部上側部2462の下側であって且つ下部下側部2463の屋外側に位置する下部中間部2464と、を有している。下部上側部2462、下部下側部2463、下部中間部2464は、それぞれ図2に示す縦断面で矩形に形成されている。下部上側部2462は、無目内部アタッチメント246の上部とともに、駆動ユニット212を支持し、駆動ユニット212の見込方向屋外側への移動を規制する。下部下側部2463及び下部中間部2464は、駆動ユニット212を下側から支持する。そして、無目内部アタッチメント246は、被固定部2415及びガラスパネル支持凹部2431の底面2436とビス2437により固定されている。そのため、駆動ユニット212の荷重は、無目内部アタッチメント246を介して無目24で支持される。
このように駆動ユニット212が支持されることにより、後述のように無目内部アタッチメント246及び無目上部アタッチメント247を用いずに無目24を構成する場合に形成されていた空間249(図7参照)に、駆動ユニット212が図7に示す位置よりも上方に位置していることで、図2に示すように駆動ユニット212の上部が入り込んでいる。これに伴い、駆動ユニット212により駆動される吊り障子4の上框41は、図7に示す構成の場合と比較して、図2に示すように上方に位置し、無目24の内部に収容され、上框41は、無目内部アタッチメント246の屋内側に位置している。
図7は、建具を構成する引戸1における無目24において無目内部アタッチメント246及び無目上部アタッチメント247を用いない場合の構成を示す縦断面図である。
図4に示すように、下部中間部2464の下壁は、ガラスパネル支持凹部2431を形成している外側下壁部2404の部分にビス留めされることにより固定されている。下部下側部2463の見込方向屋外側の側壁は、屋外側へ突出する凸部2467が設けられており、凸部2467は屋外下方突出部2423の見込方向屋内側の端面に形成されモヘアを固定可能なモヘア固定凹部2424に係合している。また、下部下側部2463の見込方向屋内側の側壁の下部には、モヘア固定凹部2465が形成されており、モヘア固定凹部2465にはモヘア2466が固定されている。下部下側部2463の見込方向屋内側の側壁の上部には、上方向へ延びる板状の被固定壁部2427が設けられている。
無目本体内側部2407は、無目24において屋内側に配置され、板状に形成されている。無目本体内側部2407の上端部は、屋外側へ向かって突出する係止部2408を有している。
無目本体内側部2407の上側の係止部2408と、無目本体外側部2401の屋内側係止部2406との間には、無目上部アタッチメント247が配置されている。無目上部アタッチメント247は、中空部を有し下部が上部に対して拡大した形状に形成されており、例えば、アルミニウムを押し出し成型することによって形成することができる。
無目上部アタッチメント247の屋外側の部分には、屋外側へ突出するフック状の係止部2471が設けられている。係止部2471がコの字形状の屋内側係止部2406の下側の端部に係止することにより、無目本体外側部2401に無目上部アタッチメント247は連結されている。また、無目上部アタッチメント247の屋内側の部分には、屋内側へ突出するコの字形状の係止部2472が設けられている。係止部2472の下側の部分が無目本体内側部2407の係止部2408に係止することにより、無目本体内側部2407に無目上部アタッチメント247は連結されている。また、無目上部アタッチメント247には、見込方向へ無目本体内側部2407とともにビスが貫通しており、これにより無目上部アタッチメント247は無目本体内側部2407にビス留めされている。
無目24は、図2に示すように、無目内部アタッチメント246及び無目上部アタッチメント247を介して無目本体外側部2401と無目本体内側部2407とが組合されることにより、無目24の見込方向の寸法(図2における左右方向)が拡げられる。また、図7に示すように、無目内部アタッチメント246及び無目上部アタッチメント247が取り外されて、無目本体外側部2401と無目本体内側部2407とが直接連結されることにより、無目24の見込方向における寸法(図7における左右方向)が狭められる。
駆動ユニット212は、図示せぬ駆動装置を有しており、この駆動装置によって吊り障子4を水平方向且つ見付方向にスライド可能である。駆動ユニット212には、図示しない検知センサが設けられており、この検知センサにて人体などが検出された際に、吊り障子4がスライドして建物開口部10が開放されるように構成されている。なお、検知センサについては、本実施例のように駆動ユニット212に設けられる以外に、天井など、様々な場所に設けられてもよい。
下枠22は、下枠22の上部に配置された中空部を有するホロー構造である下枠上部本体221と、下枠22の下部に配置された中空部を有するホロー構造である下枠下部本体222と、下枠上部本体221と下枠下部本体222との間に配置された中空部を有するホロー構造である下枠中部本体223とを有している。
下枠上部本体221の上部における見込方向の中央位置には、上側へ開口するガラスパネル支持凹部2211が形成されている。具体的には、下枠中部本体223の屋外側の上端部は、屋外側の下方向へ延びて、下枠中部本体223の屋外側の側壁に接続されている。当該屋外側の下方向へ延び始める基部の部分には、溝状部が設けられており、溝状部に、屋内側に延びる押縁225の被固定部2251が係合することにより、押縁225が下枠中部本体223に固定されている。押縁225の上部は中空部を有し、下部は、上部の屋外側の端部から下方向へ板状に形成されて延びている。そして、ガラスパネル支持凹部2211は、下枠上部本体221と押縁225との間に形成されている。ガラスパネル支持凹部2211においては、ガラスパネル35の端部がセッティングブロック2212に当接し、ガラスパネル35は、バックアップ材2213によって挟まれて支持されている。更にバックアップ材2213の上方には、シール材2214が塗工される。
図3は、建具を構成する引戸1を示す横断面図である。
縦枠23は、縦枠本体231を有している。見込方向屋外側に向かって縦枠本体231の右側には、当該右側を覆うようにして固定される縦枠本体外側部233が設けられている。縦枠本体外側部233の周縁部において縦枠本体外側部233の方向に延びる係止部2331が、縦枠本体231の周縁部に係止することにより、中央部に見付方向外方へ突出板部2332がビス留めされた縦枠本体外側部233が、縦枠本体231に固定されている。
縦枠本体231及び縦枠本体外側部233の屋外側寄りの部分には、それぞれ見付方向且つ水平方向へ開口するガラスパネル支持凹部2311、2335が形成されている。図3の左側の縦枠23のガラスパネル支持凹部2335においては、ガラスパネル35は、バックアップ材2323によって挟まれて支持されている。更にバックアップ材2323よりも方立25寄りには、シール材2324が塗工される。
方立25は、2つに分割された中空部を有するホロー構造である方立本体251を有しており、方立本体251は、屋外側に位置する屋外側本体部2511と、屋内側に位置する屋内側本体部2516と、を有している。屋外側本体部2511は、図3に示す横断面において矩形に形成されており、縦枠23に対向する対向面(図3における屋外側本体部2511の左側の面)には、シート状の乾式のシール材であるシーラー255が配置されている。シーラー255としては、ブチルゴムが用いられる。更に、方立本体251の長手方向における方立本体251の中央部にはバックアップ材2513が配置され、更にバックアップ材2513よりも屋外側には、シール材2514が塗工される。ガラスパネル35の見付方向の方立25寄りの端部は、バックアップ材2513及びシール材2514に当接している。
屋内側本体部2516は、図3に示す横断面において矩形に形成されており、障子4の戸尻側における人等の存在の有無を検知するセンサ257が設けられている、このように、屋内側本体部2516は、センサ257を収容し、センサ257に接続される導線等を収容するため、図5に示すように、見込方向且つ水平方向における屋内側本体部2516の寸法L2は、同方向における屋外側本体部2511の寸法L1よりも大きく構成されている。
図5は、建具を構成する引戸5の方立25を示す拡大断面図である。
ガラスパネル35が配置されている方立25の側に対する反対側(図3における方立25の右端面)においては、屋外側本体部2511の端面と屋内側本体部2516の端面とは一致しており、方立25のガラスパネル35が配置されている側においては、屋内側本体部2516は、屋外側本体部2511の端面よりも図3の左側へ突出している。このため、図3に示す横断面において方立25はL字形状に形成されている。
方立25は、押縁256を有している。押縁256は、図3、図5に示す横断面において中空の矩形に形成されている。当該端面とは反対側の押縁256の端面は、図3における屋内側本体部2516の左側の端面に一致している。押縁256はビス留めによって屋内側本体部2516に固定されている。
押縁256は、ガラスパネル35と屋内側本体部2516との間に、バックアップ材2513及びシール材2514を介して介在している。シール材2514は、バックアップ材2513よりも屋外側本体部2511から離れた側(図5における左側)に施工されている。
このように方立25は、屋外側において押縁等によりガラスパネル35を支持しておらず、屋外側からの風によるガラスパネル35の荷重を支えて(支持して)いない。無目24、下枠22、縦枠23は、屋外側からの風によるガラスパネル35の荷重を支えて(支持して)いる。従って、ガラスパネル35は、3辺が支持された、いわゆる3辺支持の状態で枠体2に配置されている。
図2等に示すように、押縁256の下端部は、巾木を構成する下枠22の下枠上部本体221の上端面に当接している。押縁256の上端部は、無目24の屋外下方突出部2423の下端面に当接している。このため巾木を構成する下枠22の屋内側の端面、屋外側の端面は、見付方向且つ水平方向において、屋外側本体部2511(図3参照)に至るまで延びている。
図6は、建具を構成する引戸1の戸当り235を示す拡大断面図である。
図3における右側の縦枠23には、戸当り235が設けられている。戸当り235は、図6に示すように、縦断面で見た形状が、一対の側壁2351、2352と、一対の側壁2351、2352を互いに接続する中央壁2353と、を有する略コの字形状に形成されており、一対の側壁2351、2352の先端部が、縦枠本体231の対向側の面に当接している。また、戸当り235の中央部は、縦枠本体231の対向側の面に近づくように突出する被固定凸部2355を有しており、被固定凸部2355は、ビス2356によって縦枠本体231の対向側の面に固定されている。一対の側壁2351、2352の先端部と被固定凸部2355の端面とは、見込方向及び上下方向に平行な同一面上に位置している。
一対の側壁2351、2352の先端部と被固定凸部2355の端面との位置関係は、この位置関係に限定されず、被固定凸部2355の端面が、一対の側壁2351、2352の先端部よりも縦枠本体231の対向側の面に向かって突出していてもよい。これにより、被固定凸部2355の縦枠本体231への固定に際して、被固定凸部2355が縦枠本体231へ当接する前に、一対の側壁2351、2352の先端部が縦枠本体231へ当接しないようにすることが可能となる。
戸当り235の中央部の被固定凸部2355の反対側は、被固定凸部2355の形状に倣って窪んだ凹部が形成されており、この凹部を塞ぐように、パッキンにより構成される衝撃緩衝材2357が固定されている。衝撃緩衝材2357の屋外側の部分には、吊り障子4に向かって突出する緩衝材凸部2358が設けられている。一対の側壁のうちの屋内側の側壁には、モヘアを固定可能なモヘア固定凹部2359が形成されている。戸当り235は、例えば、アルミニウムを押し出し成型することによって形成することができる。
図2に示すように、上框41は、上框本体中央部411を有している。上框本体中央部411には、見付方向内側(図2中下側)へ向って開口する上框ガラスパネル支持凹部413が形成されている。上框ガラスパネル支持凹部413には、ガラスパネル45の上部が挿入されて支持されている。ガラスパネル45は、バックアップ材4113によって挟まれて支持されている。バックアップ材4113は、断面L字状に形成された固定部材4115によって、上框41に固定されている。更にバックアップ材4113の見付方向内側(図2中下側)には、シール材4114が塗工される。
上框本体中央部411の上側には、被吊り下げ部414が、壁部4161によって隔てられて設けられている。被吊り下げ部414には、上側へ向って開口する被吊り下げ凹部4131が形成されている。被吊り下げ凹部4131においては、被吊り下げ凹部4131の開口を塞ぐように、吊金具4132が上框41に固定されている。吊金具4132は、ボルト2122により、駆動ユニット212の駆動アーム2121の下端部に固定されている。図示しない駆動装置が駆動することにより、駆動ユニット212は、図2の紙面の裏面と表面とを結ぶ方向に、吊り障子4を移動させる。
下框42は、中空部を有する断面矩形のホロー構造である下框本体中央部421を有している。下框本体中央部421の上側には、下框本体上部422が壁部4262によって隔てられて設けられている。下框本体上部422には、ガラスパネル45の見付方向内側(図2中上側)へ向って開口する下框ガラスパネル支持凹部423が形成されている。下框ガラスパネル支持凹部423には、ガラスパネル45の下部が挿入されて支持されている。ガラスパネル45は、端部がセッティングブロック4212に当接し、バックアップ材4213によって挟まれて支持されている。更にバックアップ材4213の上側には、シール材4214が塗工される。
下框本体中央部421の下側には、下框本体下部424が、壁部4261によって隔てられて設けられている。下框本体下部424の下端部は、振れ止め427を有している。振れ止め427は、レール9のレール溝91内に配置されている。振れ止め427の両脇には、下框42の長手方向に平行にモヘア固定溝が形成されており、モヘア固定溝には、モヘア425が下框42に沿って、それぞれ設けられている。
戸先框43は、図6に示すように、後述する押縁436が固定される、戸当り235と同一の構成の戸当り共通部材235を有している。戸当り共通部材235は、戸当り235と同様に図6に示すように、縦断面で見た形状が、一対の側壁2351、2352と、一対の側壁2351、2352を互いに接続する中央壁2353と、を有する略コの字形状に形成されている。一対の側壁2351、2352の先端部の角部は、押縁436に形成された係合凹部4361に係合している。
また、戸当り共通部材235の中央部は、図3の右側の縦枠23から離れるように突出する被固定凸部2355を有しており、被固定凸部2355は、ガラスパネル45の端部に所定の隙間を介して対向している。
戸当り共通部材235の中央部の被固定凸部2355の反対側は、被固定凸部2355の形状に倣って窪んだ凹部が形成されており、この凹部を塞ぐように、パッキンにより構成される衝撃緩衝材2357が固定されている。衝撃緩衝材2357の屋内側の部分には、戸当り235に向かって突出する緩衝材凸部2358が設けられている。一対の側壁2351、2352のうちの屋内側の側壁2352には、モヘアを固定可能なモヘア固定凹部2359が形成されている。
戸当り共通部材235の見付方向内側(図6中左側)には、押縁436が配置されている。押縁436は、横断面で矩形状に形成されている。押縁436とガラスパネル45の側面には、バックアップ材4313とシール材4314とが設けられている。即ち、ガラスパネル45は、バックアップ材4313によって挟まれて支持されており、一対のバックアップ材4313は、一対の押縁436によって挟まれている。これにより、縦框としての戸先框43の戸当り共通部材235に固定された押縁436は、ガラスパネル45の側面を支持する。バックアップ材4313の見付方向内側(図6中左側)には、シリコーンシールにより構成されるシール材4314が塗工される。戸当り共通部材235は、例えば、アルミニウムを押し出し成型することによって形成することができる。
図3に示すように、戸尻框44は、戸先框43と同様に、後述する押縁446が固定される、戸当り235と同一の構成の戸当り共通部材235を有している。戸当り共通部材235は、戸当り235と同様に、縦断面で見た形状が、一対の側壁2351、2352と、一対の側壁2351、2352を互いに接続する中央壁2353と、を有する略コの字形状に形成されている。一対の側壁2351、2352の先端部の角部は、押縁446に形成された係合凹部4461に係合している。
また、戸当り共通部材235の中央部は、図3の左側の縦枠23から離れるように突出する被固定凸部2355を有しており、被固定凸部2355は、ガラスパネル45の端部に所定の隙間を介して対向している。
戸当り共通部材235の中央部の被固定凸部2355の反対側は、被固定凸部2355の形状に倣って窪んだ凹部が形成されており、この凹部を塞ぐように、パッキンにより構成される衝撃緩衝材2357が固定されている。衝撃緩衝材2357の屋外側の部分には、戸当り235に向かって突出する緩衝材凸部2358が設けられている。一対の側壁2351、2352のうちの屋外側の側壁2352には、モヘア2361を固定可能なモヘア固定凹部2359が形成されており、モヘア固定凹部2359にはモヘア2361が固定されている。
戸当り共通部材235の見付方向内側(図3中右側)には、押縁446が配置されている。押縁446は、横断面で矩形状に形成されている。押縁446とガラスパネル45の側面には、バックアップ材4413とシール材4414とが設けられている。即ち、ガラスパネル45は、バックアップ材4413によって挟まれて支持されており、一対のバックアップ材4413は、一対の押縁446によって挟まれている。これにより、縦框としての戸尻框44の戸当り共通部材235に固定された押縁446は、ガラスパネル45の側面を支持する。バックアップ材4413の見付方向内側(図3中右側)には、シリコーンシールにより構成されるシール材4414が塗工される。戸当り共通部材235は、例えば、アルミニウムを押し出し成型することによって形成することができる。
上記構成の建具においては、無目内部アタッチメント246及び無目上部アタッチメント247を介して無目本体外側部2401と無目本体内側部2407とが組合されていたが、無目内部アタッチメント246及び無目上部アタッチメント247を用いずに(又は取り外して)、無目本体外側部2401と無目本体内側部2407とが直接組合されて、図7に示すように、無目24Aが構成されてもよい。
この場合には、無目本体内側部2407の係止部2408は、コの字形状の屋内側係止部2406の下側の端部に係止する。これにより、外側側部壁部2403と無目本体内側部2407とが直接組合され、上部に空間249が形成された無目24Aの無目中央本体242Aが構成される。見込方向(図2、図7の左右方向)における無目24Aの寸法は、無目内部アタッチメント246及び無目上部アタッチメント247が用いられていない分だけ、無目内部アタッチメント246及び無目上部アタッチメント247が用いられている場合の同方向における無目24の寸法よりも小さい。
以上説明した本実施形態の引戸1によれば、以下のような効果を奏する。
本実施形態においては、無目24の上部は、無目24の上部の内部の空間を狭める内側凸部としての屋外側端部ガラスパネル支持部2405を有している。また、無目内部アタッチメント246及び無目上部アタッチメント247が介在しない状態の無目24の上部には、空間249が形成されている。無目24においては、無目本体外側部2401と無目本体内側部2407との間に無目内部アタッチメント246及び無目上部アタッチメント247を配置することにより無目24の見込み方向の寸法を拡げることが可能である。無目内部アタッチメント246及び無目上部アタッチメント247により無目24の見込み方向の寸法が拡がった際に、駆動ユニット212の一部は空間249に配置され、かつ障子4の上框41は無目24に収容される。
このため、断面形状が大きく、在庫や端材に影響が大きい無目中央本体242を見込幅の異なる無目24、24Aに兼用とし、無目内部アタッチメント246及び無目上部アタッチメント247を使用することで、見付寸法を変えることなく見込寸法違いの無目を構成できる。そして無目24の見込寸法を大きくすることで、無目24A内部の空間249を有効活用でき、上框41を無目24内に収容して隠蔽することが出来る。
また、上框41は、無目内部アタッチメント246と無目本体内側部2407との間であって、無目内部アタッチメント246及び無目上部アタッチメント247の下端部及び無目本体内側部2407の下端部よりも上側に、上框41に配置されるガラスパネル45を支持するための上框ガラスパネル支持凹部413を構成する上框41の部材の端部が配置される。このため、無目24において、上框41と無目内部アタッチメント246と両方を収納することが可能となる。
また、駆動部材は、無目内部アタッチメント246により支持され、これにより、屋外側部としての無目本体外側部2401は、無目内部アタッチメント246を介して、駆動ユニット212の荷重を受けて駆動ユニット212を支持する。このため、駆動ユニット212を、無目本体内側部2407とのみにより直接支持する構成とせずに、駆動ユニット212を支持することが可能となる。
また、建具は自動ドアにより構成される。このため、目に付きやすい入口の建具の意匠性を高めることが可能となる。
また、本実施形態においては、枠体2は、屋外側における見付方向の寸法と、屋内側における見付方向の寸法とが異なる方立25を有する。方立25の屋外側本体部2511には、巾木を構成する下枠22の小口面が当接している。
このため、吊り障子4により構成されるドア本体の極細縦框意匠に合わせて、より意匠性が求められる方立25の室外側の部分である屋外側本体部2511の屋外側への露出部分を最小限に抑えることが可能となり、且つ、室外側の部分である屋内側本体部2516にはセンサ257等の入る空間を確保することが可能となる。
また、枠体2は無目24を有している。方立25は、方立本体251と、方立本体251とガラスパネル35との間に介在する押縁256とを有する。押縁256の下端部は、巾木を構成する下枠22の上端面に当接し、押縁256の上端部は、無目24の屋外下方突出部2423の下端面に当接する。このため、見込方向における寸法が屋内側と屋外側とで異なる方立25に対して、屋内側と屋外側とにおいて、巾木を構成する下枠22の小口面をそれぞれ水平方向に方立本体251に突き当てるときに、屋内側と屋外側とで同じ巾木の形状とすることが可能となり、巾木(下枠22)と方立25とに切欠き加工を発生させないようにする事が可能となる。
また、方立本体251の屋外側本体部2511と巾木としての下枠22の小口面との間には、シート状の乾式シールであるシーラー255が設けられている。このため、シーラー255による乾式止水構造を実現することができる。
また、枠体2は、矩形に枠組みされた無目24と下枠22と縦枠23と方立25とを有する。ガラスパネル35は、無目24と下枠22と縦枠23とにより3辺が支持されている。このため、4辺により支持される場合と比較して、押縁等を使用する数を低減することが可能となる。この結果、建具にかかる費用の削減を図ることが可能となり、また、意匠性を高めることも可能となる。
また、吊り障子4の縦框としての戸先框43及び戸尻框44には、押縁436、446が固定されてガラスパネル45が保持され、戸先框43と、枠体2を構成する縦枠23であって吊り障子4の戸先框43と対向する縦枠23に設置された、戸先框43が当接する戸当り235とは、同一の部材により構成されている。
このため、縦框を構成する部材である戸当り共通部材235と、縦框が当接する戸当り235とを、それぞれ別の部材(材料)で用意する必要がなくなり、在庫や端材等における課題を解消することができる。また、押縁436、446が戸当り共通部材235に固定されるため、耐風圧強度を保持することが可能となる。また、縦框を構成する戸当り共通部材235の見付方向における幅を小さくすることができ、戸当り共通部材235を戸当り235として使用しても違和感がないため、意匠性を向上させることが可能となる。
また、従来では、予め工場において、ガラスパネルに縦框を接着材により接着して障子を製造してから、障子を施工現場へ搬送していた。このため、ガラスパネルが割れてしまった場合には、障子を丸ごと交換する必要があるという問題があった。また、工場において接着材が硬化するまで待つ時間が必要となるという問題があった。
しかし、本実施形態においては、ガラスパネル45を施工現場に取り寄せ、施工現場において、バックアップ材4313、4413を配置させ、シール材4314、4414を塗工し、押縁436、446を戸当り共通部材235に嵌め込んで固定すれば、吊り障子4を組み立てることができる。このため、ガラスパネル45が割れてしまった場合には、ガラスパネル45だけ施工現場に取り寄せればよく、また、工場において従来用いられていた接着材が硬化するまで待つ必要をなくすことが可能である。
また、吊り障子4の縦框としての戸先框43、戸尻框44は、板状に形成された部材である戸当り共通部材235により構成される。このため、戸当り235として戸当り共通部材235を使用しても、違和感がなく意匠性を高めることが可能となる。また、この構成では縦框を構成する戸当り共通部材235のみでガラスパネル45を支持することは困難であるが、吊り障子4の戸当り共通部材235に固定された押縁436、446は、ガラスパネル45の側面を支持する。このため、押縁436、446によるガラスパネル45の支持により、耐風圧強度を保持することが可能となる。
また、吊り障子4の戸先框43の屋内側には、モヘア2361を取付けるためのモヘア固定凹部2359が形成されている。このため、屋外側からモヘア固定凹部2359を見えない状態とすることが可能となり、意匠性を高めることが可能となる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
例えば、本実施形態による建具は、自動ドアにより構成されたが、自動ドアに限定されない。無目には、障子を無目に対して走行させるか又は走行停止させるために駆動する駆動部材が収容されればよい。例えば、建具が自動ドアではない場合には、吊り障子を走行可能とする吊車や、走行停止させるためのブレーキ装置等が無目に収容されていればよい。この場合、方立においては、見付方向且つ水平方向における屋内側本体部2516の寸法L2が大きく確保されているため、方立の強度が高められている。即ち、方立の強度が高く且つ外観の意匠性を高めることが可能となる。また、建具は、カーテンウォールであってもよい。
また、ガラスパネル35は、無目24と下枠22と縦枠23とにより3辺が支持されていたが、この構成に限定されない例えば、無目と下枠と一対の縦枠とにより4辺が支持されてもよい。
また、戸当りの形状や構成は、本実施形態における戸当り235の形状や構成に限定されない。同様に、縦框の形状や構成は、本実施形態における戸先框43、戸尻框44の形状や構成に限定されない。また、枠体、障子、無目、方立、框体の構成は、本実施形態における枠体2、吊り障子4、無目24、方立25、上框41、下框42、戸先框43、戸尻框44の構成に限定されない。
なお、本実施形態において、無目内部アタッチメント246及び無目上部アタッチメント247は、無目本体外側部2401及び無目本体内側部2407とは別体に構成されるが、例えば、無目内部アタッチメント246と無目上部アタッチメント247と無目本体外側部2401とがあらかじめ一体に成形された形材としても良い。
そして、この形材または無目本体外側部2401のいずれか一方を選択し、無目本体内側部2407と組み合わせることで、無目24の見込み方向の寸法を調整可能としても良い。
また、本願発明において、無目内部アタッチメント246と無目本体外側部2401とをあらかじめ一体に成形しても良いし、無目本体内側部2407と無目上部アタッチメント247とをあらかじめ一体に成形しても良い。
1…引戸(建具)
2…枠体
4…障子
22…下枠(巾木)
24…無目
25…方立
35…ガラスパネル(ガラス)
41…上框
212…駆動ユニット(駆動部材)
246…無目内部アタッチメント
247…無目上部アタッチメント
249…空間
255…シーラー(乾式シール)
256…押縁
257…センサ
2401…無目本体外側部(屋外側部)
2405…屋外側端部ガラスパネル支持部(内側凸部)
2407…無目本体内側部(屋内側部)
L1…寸法
L2…寸法

Claims (5)

  1. 矩形に枠組みされた枠体内にガラスが配置される建具であって、
    前記枠体は、屋外側における見付方向の寸法と、屋内側における見付方向の寸法とが異なる方立を有し、
    前記方立の屋外側の部分と前記方立の屋内側の部分とのうちの見付方向の寸法が小さい方の部分には、巾木の小口面が当接している建具。
  2. 前記枠体は無目を有し、
    前記方立は、方立本体と、前記方立本体と前記ガラスとの間に介在する押縁とを有し、
    前記押縁の下端部は、前記巾木の上端面に当接し、前記押縁の上端部は、前記無目の下端面に当接する請求項1に記載の建具。
  3. 前記方立の屋外側に位置する前記方立本体の部分である屋外側本体部と、前記巾木の小口面との間には、シート状の乾式シールが設けられている請求項2に記載の建具。
  4. 前記枠体は、矩形に枠組みされた無目と下枠と縦枠と前記方立とを有し、
    前記ガラスは、前記無目と前記下枠と前記縦枠とにより3辺が支持されている請求項1〜請求項3のいずれかに記載の建具。
  5. 前記枠体内に配置され左右方向に走行可能な障子を備え、
    前記方立において、屋内側の見付方向の寸法は、屋外側の見付方向の寸法よりも大きく、
    前記方立の屋内側の部分には、前記障子の戸尻側における人の存在の有無を検知するセンサが設けられている、自動ドアにより構成される請求項1〜請求項4のいずれかに記載の建具。
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