JP2020041322A - 方向転換装置付き車寄せ - Google Patents
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Abstract
Description
以下、人が運転操作を行う車両を「一般車両」と呼ぶ。また、区別が必要な場合を除き、一般車両と自動運転車の両方を単に「車両」と呼ぶ。
また、停車時のスペース効率を高めるために、車寄せに車両を斜めに停車させると、発進時に車両を後退させる必要があり、車寄せの円滑な利用が困難であった。
そのため、従来からホテルなどでは、車寄せと駐車場との間の運転をホテルマンが行う駐車サービス(「バレーパーキング」)が実施されていた。この場合、車寄せにホテルマンが常に待機する必要があった。
さらに、特許文献2は、一般車両には適用できなかった。
前記方向転換装置はそれぞれ、
前記車両のホイールベースより大きい直径を有し、中心軸まわりに水平に回転可能な円形のターンテーブルと、
前記ターンテーブルを回転駆動する回転駆動装置と、
ターンテーブル上の前記車両の位置及び姿勢を検出する位置検出装置と、
前記回転駆動装置を制御する制御装置と、を備え、
前記制御装置は、前記位置及び前記姿勢から前記車両の前進方向を検出する前方向検出機能と、前記車両を停車位置から縦列方向に方向転換する縦列回転機能と、縦列方向から発進方向に方向転換する発進回転機能と、を有する方向転換装置付き車寄せが提供される。
さらに、制御装置は、車両を停車位置から縦列方向に方向転換する縦列回転機能と、縦列方向から発進方向に方向転換する発進回転機能と、を有する。
この構成により、ターンテーブルに斜めに進入し停車した車両を縦列方向に方向転換することができる。また人の乗り降りの後、車両を縦列方向から任意の発進方向に方向転換することができる。従って、ターンテーブルに前進で進入して停車し、かつ前進で発進できる。
この図において、方向転換装置付き車寄せ100(以下、「車寄せ100」)は、停車車路10、乗降歩道20、及び複数の方向転換装置30を備える。
停車車路10は、一方通行であるのが好ましいが、本発明はこれに限定されず、双方向に走行可能であってもよい。
また、好ましくは、乗降歩道20は、停車車路10より高く設けられている。
乗降歩道20と停車車路10との段差は、車両1が誤って乗り上げない高さ、例えば10〜15cmであるのがよい。
乗降歩道20は、その他の歩道4(「一般歩道」)と連通し、人が一般歩道4から自由に移動できるようになっている。一般歩道4は、例えばホテルや駅の出入口の歩道である。
この例で、複数(4台)の方向転換装置30のターンテーブル32(後述する)は、互いに外縁が間隔を隔てて配置されている。
また、この例で、乗降歩道20は、ターンテーブル32の外縁を部分的に囲む円弧状凹部22を有する。
この図において、方向転換装置30はそれぞれ、ターンテーブル32、回転駆動装置34、位置検出装置36、及び制御装置38を備える。
またターンテーブル32は、停車車路10との段差及び隙間が閾値より小さい上面33を有する。段差及び隙間の閾値は、5〜10mmであるのがよい。
円形型鋼32aは、ターンテーブル32の直径の外縁に沿って円形に設けられている。鉛直中心軸32bは、ターンテーブル32の中心に位置し鉛直軸を中心に回転可能にピット5の内側で支持されている。連結補強材32cは、円形型鋼32aと鉛直中心軸32bとの間を連結して補強する。支持プレート32dは、円形型鋼32aと連結補強材32cの上面に取付けられ、ターンテーブル32の上面全面を塞いでいる。
回転駆動装置34は、円形型鋼32aの下面に接触し水平軸を中心に回転可能な駆動ローラ34aと、これを回転駆動する駆動モータ34bとを有する。
複数のテーブル支持ローラ34cは、水平軸を中心に自由に回転可能に構成され、ピット5において円形型鋼32aの下面に接触してこれを支持する。
制御装置38は、車両1の3次元位置から車両1の前面位置及び側面位置を検出し、次いで側面位置に平行で前面位置に向かう方向を前進方向として検出する。
以下、縦列回転機能Aと発進回転機能Bについて説明する。
ターンテーブル上の車両1に対して人が乗り降りした後、ユーザが入力装置を介して発進回転指令を発信する。制御装置38はこの指令を受信し、回転駆動装置34を制御して縦列方向から発進方向に方向転換する(発進回転機能B)。
車体検出装置40は、例えば反射式光電センサ又は静電センサであり、その上に位置する車両1のボディの有無を検出する。この例において、12個の車体検出装置40が周方向に一定の間隔(30°)を隔てて設けられている。
車体検出装置40は、その上面が停車車路10の上面と実質的に同一高さになるようにターンテーブル32の外周部に埋設されている。
制御装置38は、車道側検出装置40Aによる検出により進入する車両1を認識し、次いで車道側検出装置40Aと車道側検出装置40Aの未検出により車両1の停車を確認する。
また、車道側検出装置40Aにより車両1を検出した後、車道側検出装置40Aにより車両1を検出した場合には、車両1に後退を指示する信号(電波信号、アラーム、等)を出力するのがよい。
図3(A)において、ターンテーブル上に車両1が進入すると、車体検出装置40が作動し、車道側検出装置40Aにより車両1を認識し、次いで車道側検出装置40Aと歩道側検出装置40Bの未検出により車両1の停車を確認する。
この停車確認により、ターンテーブル上の車両1が車道側検出装置40Aと歩道側検出装置40Bの内側に位置することを確保し、ターンテーブル32を自由に回転することができる。
また、制御装置38は、自動運転車と交信する通信装置を備え、位置情報や指令信号を双方向に通信することが好ましい。
この例において、位置検出装置36は、レーザーレーダー又はカメラであり、ターンテーブル32の上方に下向きに設置されている。位置検出装置36の設置位置は、建物の庇などであり、設置高さは、ターンテーブル32の上面33から人、荷物及び車両1が自由に移動できる高さ、例えば3m以上であるのがよい。
制御装置38は、例えば画像処理により、位置検出装置36で検出された車両1の2次元位置から車両1の前進方向を検出する。
その他の構成は、第1実施形態と同様である。また、図3に示した作動も同様である。
さらに、制御装置38は、ターンテーブル32に停車する車両1の前進方向を、停車位置から縦列方向に方向転換する縦列回転機能Aと、縦列方向から発進方向に方向転換する発進回転機能Bと、を有する。
この構成により、ターンテーブル32に斜めに進入し停車した車両1を縦列方向に方向転換することができる。また人の乗り降りの後、車両1を縦列方向から任意の発進方向に方向転換することができる。従って、ターンテーブル32に前進で進入して停車し、かつ前進で発進できる。
4 歩道(一般歩道)、5 ピット、10 停車車路、20 乗降歩道、
22 円弧状凹部、30 方向転換装置、32 ターンテーブル、
32a 円形型鋼、32b 鉛直中心軸、32c 連結補強材、
32d 支持プレート、33 上面、34 回転駆動装置、
34a 駆動ローラ、34b 駆動モータ、34c テーブル支持ローラ、
36 位置検出装置(レーザーレーダー又はカメラ)、
38 制御装置、40 車体検出装置(反射式光電センサ又は静電センサ)、
40A 車道側検出装置、40B 歩道側検出装置、
100 方向転換装置付き車寄せ(車寄せ)
Claims (9)
- 車両が縦列して停車可能な停車車路と、該停車車路に隣接して設けられた乗降歩道と、互いに間隔を隔て前記乗降歩道に隣接して前記停車車路に設置された複数の方向転換装置とを備え、
前記方向転換装置はそれぞれ、
前記車両のホイールベースより大きい直径を有し、中心軸まわりに水平に回転可能な円形のターンテーブルと、
前記ターンテーブルを回転駆動する回転駆動装置と、
ターンテーブル上の前記車両の位置及び姿勢を検出する位置検出装置と、
前記回転駆動装置を制御する制御装置と、を備え、
前記制御装置は、前記位置及び前記姿勢から前記車両の前進方向を検出する前方向検出機能と、前記車両を停車位置から縦列方向に方向転換する縦列回転機能と、縦列方向から発進方向に方向転換する発進回転機能と、を有する方向転換装置付き車寄せ。 - 前記乗降歩道は、前記停車車路より高く設けられており、
前記位置検出装置は、前記乗降歩道の前記停車車路との段差部分に設置されている、請求項1に記載の方向転換装置付き車寄せ。 - 前記位置検出装置は、前記ターンテーブルの上方に下向きに設置されている、請求項1に記載の方向転換装置付き車寄せ。
- 前記制御装置は、前記位置及び前記姿勢から前記車両の前面位置及び側面位置を検出し、前記側面位置に平行で前記前面位置に向かう方向を前記前進方向として検出する、請求項1に記載の方向転換装置付き車寄せ。
- 前記ターンテーブルの前記中心軸を中心とする車両全長より大きい円弧上に周方向に間隔を隔てて設けられ、その上に位置する前記車両の一部を検出する複数の車体検出装置を備える、請求項1に記載の方向転換装置付き車寄せ。
- 複数の前記車体検出装置は、車道側検出装置と歩道側検出装置とに区分され、
前記制御装置は、前記車道側検出装置による検出により進入する前記車両を認識し、次いで前記車道側検出装置と前記歩道側検出装置の未検出により前記車両の停車を確認する、請求項5に記載の方向転換装置付き車寄せ。 - 前記乗降歩道は、前記ターンテーブルの外縁を部分的に囲む円弧状凹部を有する、請求項1に記載の方向転換装置付き車寄せ。
- 前記ターンテーブルは、前記停車車路との段差及び隙間が閾値より小さい上面を有する、請求項1に記載の方向転換装置付き車寄せ。
- 前記制御装置は、自動運転車と交信する通信装置を備え、位置情報又は指令信号を通信する、請求項1に記載の方向転換装置付き車寄せ。
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- 2018-09-10 JP JP2018169020A patent/JP7105657B2/ja active Active
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意外と知らない博多駅の「地下送迎場」。車で迎えに行く時や送る時に超便利!, JPN6022021367, 23 February 2016 (2016-02-23), pages 1 - 6, ISSN: 0004782382 * |
Also Published As
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JP7105657B2 (ja) | 2022-07-25 |
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