JP2020040630A - エアガイド構造 - Google Patents

エアガイド構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2020040630A
JP2020040630A JP2018171771A JP2018171771A JP2020040630A JP 2020040630 A JP2020040630 A JP 2020040630A JP 2018171771 A JP2018171771 A JP 2018171771A JP 2018171771 A JP2018171771 A JP 2018171771A JP 2020040630 A JP2020040630 A JP 2020040630A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
gap
radiator
members
shielding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018171771A
Other languages
English (en)
Inventor
亨 小竹
Toru Kotake
亨 小竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP2018171771A priority Critical patent/JP2020040630A/ja
Priority to PCT/JP2019/035292 priority patent/WO2020054638A1/ja
Priority to CN201980059971.4A priority patent/CN112714709B/zh
Publication of JP2020040630A publication Critical patent/JP2020040630A/ja
Priority to PH12021550526A priority patent/PH12021550526A1/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K11/00Arrangement in connection with cooling of propulsion units
    • B60K11/02Arrangement in connection with cooling of propulsion units with liquid cooling
    • B60K11/04Arrangement or mounting of radiators, radiator shutters, or radiator blinds
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P11/00Component parts, details, or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F01P1/00 - F01P9/00
    • F01P11/10Guiding or ducting cooling-air, to, or from, liquid-to-air heat exchangers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P3/00Liquid cooling
    • F01P3/18Arrangements or mounting of liquid-to-air heat-exchangers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B29/00Engines characterised by provision for charging or scavenging not provided for in groups F02B25/00, F02B27/00 or F02B33/00 - F02B39/00; Details thereof
    • F02B29/04Cooling of air intake supply
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/08Front or rear portions
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】エアガイド構造において、組み付け作業性を維持しつつ、シール性を向上させる。【解決手段】エアガイド構造4は、車両のエンジン2の前方に設けられているラジエータ41と、少なくとも一部がラジエータ41の前方に設けられた複数の部材であって、車両の高さ方向において複数の部材の間に第1の隙間S1を形成している複数の部材と、第1の隙間S1の前方に設けられた遮蔽部材45と、を備え、遮蔽部材45は、複数の部材の間に形成された第2の隙間S2の上方に設けられたガイド本体部451と、ガイド本体部451に対して変位可能であり、第1の隙間S1の少なくとも一部を遮蔽する遮蔽部452と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、車両のエアガイド構造に関する。
従来、車両にはエアガイド構造が設けられている。特許文献1には、車両のラジエータに走行風を導くための導風板を備える車両が開示されている。
特開2016−55700号公報
車両には、車両の前後方向における前方から後方に向かって、ラジエータ、ファン、及びエンジンが設けられている構造がある。この構造を有する車両では、ラジエータを前方から後方に向かって通過して、エンジン冷却水と熱交換することで加熱された空気が、ラジエータの後方に設けられているエンジンに衝突して、前方に向かって流れる場合がある。この場合、前方に向かって流れる加熱された空気が、ラジエータの前方かつ側方から、ラジエータの前方付近に流れ込み、ラジエータに流入することで、ラジエータの冷却性能が低下してしまうことがある。
そこで、この場合、ラジエータの前方かつ側方付近にシール部材を設けることで、加熱された空気がラジエータの前面付近に流れるのを抑制することが考えられる。しかし、ラジエータの前方かつ側方付近に車両の複数の部材が設けられている場合、シール部材の組み付け作業性を悪化させずに、シール性を向上させづらいという問題が生じていた。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、組み付け作業性を維持しつつ、シール性を向上させるエアガイド構造を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様においては、車両のエンジンの前方に設けられているラジエータと、少なくとも一部が前記ラジエータの前方に設けられた複数の部材であって、前記車両の高さ方向において前記複数の部材の間に第1の隙間を形成している複数の部材と、前記第1の隙間の前方に設けられた遮蔽部材と、を備え、前記遮蔽部材は、前記複数の部材の間に形成された第2の隙間の上方に設けられたガイド本体部と、前記ガイド本体部に対して変位可能であり、前記第1の隙間の少なくとも一部を遮蔽する遮蔽部と、を有することを特徴とするエアガイド構造を提供する。
また、前記遮蔽部材は、前記エンジンにより加熱された空気を前記車両の前後方向における前方に流してもよい。また、前記遮蔽部材は、前記ガイド本体部の下端から下方に向かって延伸しており、かつ前記第2の隙間に挿入されているガイド取付部と、前記ガイド本体部に対して回転可能に設けられており、かつ前記第1の隙間の少なくとも一部を遮蔽する前記遮蔽部と、を有していてもよい。
また、前記遮蔽部材は、前記ガイド本体部に対して前記遮蔽部を回転可能に支持するヒンジ部をさらに有し、前記ガイド本体部は、前記ガイド本体部の前記車両の車幅方向における内側の面から内側に向かって突出している固定部を有し、前記遮蔽部は、前記固定部が挿入される孔を有し、前記遮蔽部材が、前記車両に取り付けられた状態では、前記遮蔽部は、前記固定部が前記孔に挿入されていることで固定されていてもよい。
また、前記複数の部材は、少なくとも一部が前記ラジエータの前方に設けられており、かつ前記車両の高さ方向において前記第1の隙間を形成している複数の第1の部材と、前記複数の第1の部材のうちの前記車両の高さ方向における最下方に設けられている第1の部材の前方に設けられており、かつ前記最下方に設けられている第1の部材との間に前記第2の隙間を形成している第2の部材と、を有していてもよい。
また、前記複数の第1の部材は、少なくとも一部が前記ラジエータの前方に設けられており、かつ前記ラジエータを前記車両に固定するフレームと、前記ラジエータの前方に設けられており、かつ前記フレームよりも下方に設けられているインタークーラと、を含み、前記第2の部材は、前記インタークーラの前方に設けられているバンパービームを含み、前記第1の隙間は、前記フレームと前記インタークーラとで形成されており、前記第2の隙間は、前記インタークーラと前記バンパービームとで形成されていてもよい。
本発明によれば、組み付け作業性を維持しつつ、シール性が向上するという効果を奏する。
本実施形態に係るエアガイド構造の遮蔽部材が車両に取り付けられている状態を示す。 本実施形態に係るエアガイド構造の遮蔽部材が車両から取り外されている状態を示す。 図1のX−X線断面図である。 図3のY−Y線断面図である。
<本実施形態>
[エアガイド構造4の周辺構成]
図1は、本実施形態に係るエアガイド構造4の遮蔽部材45が車両に取り付けられている状態を示す図である。図2は、本実施形態に係るエアガイド構造4の遮蔽部材45が車両から取り外されている状態を示す図である。図3は、図1のX−X線断面図である。図4は、図3のY−Y線断面図である。
車両は、サイドフレーム1、エンジン2、ファン3、及びエアガイド構造4を有する。サイドフレーム1は、車両の前後方向において延伸している部材である。2本のサイドフレーム1が平行に設けられている。
エンジン2は、車両を駆動するための動力を発生する。エンジン2は、例えばガソリンエンジン又はディーゼルエンジンである。エンジン2は、燃料(例えば、ガソリン又は軽油)及び空気を供給して燃焼させることで動力を発生すると共に排気ガスを生じる。エンジン2は、車両の前後方向において、ファン3の後方に設けられている。
ファン3は、空気を流す送風機である。ファン3は、エンジン2の前方に設けられている。具体的には、ファン3は、車両の前後方向におけるラジエータ41の後方、かつエンジン2の前方に設けられている。ファン3は、エンジン2に軸を介して連結されており、エンジン2から動力を受けて回転駆動される構造であるが、電動ファンであってもよい。ファン3は、車両の前後方向における前方から後方に向かって空気を流す。
[エアガイド構造4]
エアガイド構造4は、後述するように、加熱された空気がラジエータ41の前方に流れる量を低減させる。エアガイド構造4は、ラジエータ41、複数の部材(例えば、フレーム42、インタークーラ43、及びバンパービーム44)、及び遮蔽部材45を有する。
ラジエータ41は、エンジン2を冷却する熱搬送媒体を冷却する。熱搬送媒体は、エンジン2を冷却する冷却水である。熱搬送媒体は、ラジエータ41とエンジン2との間で循環している。ラジエータ41は、エンジン2を流れることで加熱された熱搬送媒体を冷却する。
ラジエータ41は、エンジン2の前方に設けられている。ラジエータ41は、車両の前後方向における前面に冷却用の空気(例えば、走行風又はファン3よって流れる空気)を流入させる空気流入口を有し、ラジエータ41の後面に当該冷却用の空気を流出させる空気流出口を有する。ラジエータ41は、車両の前後方向における前方から流入した空気(例えば、走行風又はファン3によって流れる空気)と、エンジン2から流出した加熱された熱搬送媒体とを熱交換することで、加熱された熱搬送媒体を冷却する。ラジエータ41で冷却された熱搬送媒体は、エンジン2に流入する。
また、ラジエータ41から流出する空気は、ラジエータ41においてエンジン2から流出した熱搬送媒体の熱を奪うことで、ラジエータ41に流入する空気に比べて、温度が上昇する。
複数の部材(例えば、フレーム42、インタークーラ43、及びバンパービーム44)は、少なくとも一部がラジエータ41の前方に設けられている。また、複数の部材は、第1の隙間S1及び第2の隙間S2を形成している。第1の隙間S1は、車両の高さ方向において複数の部材の間に形成されている隙間である。
複数の部材は、複数の第1の部材(例えば、フレーム42、及びインタークーラ43)と、第2の部材(例えば、バンパービーム44)とを有する。複数の第1の部材は、少なくとも一部がラジエータ41の前方に設けられており、かつ車両の高さ方向において第1の隙間S1を形成している部材である。具体的には、第1の隙間S1は、例えば、フレーム42とインタークーラ43とで形成されている。
第2の部材は、複数の第1の部材のうちの車両の高さ方向における最下方に設けられている第1の部材の前方に設けられており、かつ最下方に設けられている第1の部材との間に第2の隙間S2を形成している部材である。具体的には、第2の隙間S2は、例えば、インタークーラ43とバンパービーム44とで形成されている。以下に、複数の部材(例えば、フレーム42、インタークーラ43、及びバンパービーム44)、それぞれについて説明する。
フレーム42は、例えば、ラジエータサポートフレームである。フレーム42は、車両の車幅方向において延伸している。フレーム42は、少なくとも一部がラジエータ41の前方に設けられており、かつラジエータ41を車両に固定する。フレーム42は、ラジエータ41の車両の高さ方向における上端付近に設けられている。
インタークーラ43は、過給機(例えばターボチャージャ)で圧縮することにより温度が上昇した空気を冷却するための装置である。過給機は、エンジン2の排気ガスを利用してエンジン2に供給する空気の圧力、すなわち密度を高める装置である。
インタークーラ43は、ラジエータ41の前方に設けられており、かつフレーム42よりも下方に設けられている。インタークーラ43の上端は、ラジエータ41の上端よりも車両の高さ方向において下方に位置する。
インタークーラ43は、車両の前後方向における前面に冷却用の空気(例えば、走行風又はファン3によって流れる空気)を流入させる空気流入口を有し、インタークーラ43の後面に当該冷却用の空気を流出させる空気流出口を有する。インタークーラ43は、車両の前後方向における前方から流入した空気(例えば、走行風又はファン3によって流れる空気)と、過給機から流れてきた温度が上昇した空気とを熱交換することで、過給機から流れてきた温度が上昇した空気を冷却する。インタークーラ43から流出する空気は、インタークーラ43において過給機から流れてきた空気の熱を奪うことで、インタークーラ43に流入する空気に比べて、温度が上昇する。
バンパービーム44は、車両に対する衝撃を吸収する部材である。具体的には、バンパービーム44は、例えば車両の前方に設けられているフロントバンパービームであり、インタークーラ43の前方に設けられている。バンパービーム44は、車両の車幅方向において延伸している。バンパービーム44の上端は、インタークーラ43の上端よりも車両の高さ方向において下方に位置する。
前述したように、第1の隙間S1は、フレーム42の下面とインタークーラ43の上面とで形成されている。また、第2の隙間S2は、インタークーラ43の前面とバンパービーム44の後面とで形成されている。
車両は、このように複数の部材(例えば、フレーム42、インタークーラ43、及びバンパービーム44)を有することで、ラジエータ41の前方かつ側方に形成されている空間が複雑な形状になっている。
車両の前後方向における前方から後方に流れる空気(例えば、走行風又はファン3によって流れる空気)は、インタークーラ43、ラジエータ41、及びファン3を流れてエンジン2に衝突する。当該空気は、前述したようにインタークーラ43及びラジエータ41でそれぞれ熱交換することで加熱される。すなわち、インタークーラ43、ラジエータ41、及びファン3を流れる空気は、ファン3の後方では、インタークーラ43の前方よりも温度が高い。
ファン3から後方に向かって流出した、インタークーラ43及びラジエータ41で加熱された空気は、エンジン2の前面に衝突することで、当該加熱された空気の一部はファン3及びラジエータ41の側方を、車両の前後方向における前方に向かって流れる(以下、インタークーラ43及びラジエータ41で加熱された空気を「前方に向かって流れる加熱された空気」という。)。
遮蔽部材45は、前方に向かって流れる加熱された空気が、ラジエータ41の前方かつ側方から、ラジエータ41の前面付近に向かって流れることを抑制する部材である。遮蔽部材45は、ラジエータ41の前方かつ側方に設けられている。遮蔽部材45は、第1の隙間S1の前方に設けられている。遮蔽部材45が車両に取り付けられた状態では、遮蔽部材45は、車両の高さ方向及び前後方向において延在している。遮蔽部材45は、エンジン2により加熱された空気を車両の前後方向における前方に流す。
この結果、エアガイド構造4は、遮蔽部材45を有することで、ラジエータ41に加熱された空気を流入させることを抑制することができるので、ラジエータ41の冷却性能を向上させることができる。すなわち、エアガイド構造4は、遮蔽部材45が設けられていない場合に比べて、ラジエータ41を流れる熱搬送媒体をより冷却することができる。
[遮蔽部材45の詳細構成]
図1に示すように、遮蔽部材45は、ガイド本体部451、遮蔽部452、ガイド取付部453、及びヒンジ部454を有する。ガイド本体部451は、エンジン2により加熱された空気がラジエータ41の前方に流れる量を低減させる。
ガイド本体部451は、複数の部材の間に形成された第2の隙間S2の上方に設けられている。具体的には、ガイド本体部451は、フレーム42及びインタークーラ43の前方、かつバンパービーム44の上方に設けられている。遮蔽部材45が車両に取り付けられた状態では、ガイド本体部451は、車両の高さ方向及び前後方向において延在している。
遮蔽部452は、エンジン2により加熱された空気がラジエータ41の前方に流れる量を低減させる。遮蔽部452は、ガイド本体部451に対して変位可能であり、第1の隙間S1の少なくとも一部を遮蔽する。具体的には、遮蔽部452は、ガイド本体部451に対して回転可能に設けられており、かつ第1の隙間S1の少なくとも一部を遮蔽する。回転軸は、例えば車両の高さ方向において延伸している。遮蔽部材45が車両に取り付けられた状態では、遮蔽部452は、車両の高さ方向及び前後方向において延在している。
遮蔽部452は、エンジン2により加熱された空気が、第1の隙間S1、すなわち、フレーム42の下面とインタークーラ43の上面との間を車両の車幅方向における外側から内側に向かって流れて、ラジエータ41の前方に流れる量を低減させる。
ガイド取付部453は、遮蔽部材45を車両に対して固定するための部材である。ガイド取付部453は、ガイド本体部451の下端から下方に向かって延伸しており、かつ第2の隙間S2に挿入されている。ガイド取付部453は、第2の隙間S2に挿入されていることで、エンジン2により加熱された空気が第2の隙間S2、すなわち、インタークーラ43の前面とバンパービーム44の後面との間を車両の車幅方向における外側から内側に向かって流れて、ラジエータ41及びインタークーラ43の前方に流れる量を低減させることもできる。遮蔽部材45が車両に取り付けられた状態では、ガイド取付部453は、車両の高さ方向及び前後方向において延在している。
ヒンジ部454は、ガイド本体部451に対して遮蔽部452を回転可能に支持する部材である。ヒンジ部454は、例えば一端がガイド本体部451の車両の車幅方向における内側の面に固定されており、他端が遮蔽部452のガイド本体部451側の端部に固定されている。
また、ガイド本体部451は、固定部455を有する。固定部455は、ガイド本体部451の車両の車幅方向における内側の面から内側に向かって突出している部材である。固定部455は、例えばクリップである。
また、遮蔽部452は、孔456を有する。孔456は、固定部455が挿入される孔である。遮蔽部材45が、車両に取り付けられた状態では、遮蔽部452は、固定部455が孔456に挿入されていることで固定されている。このとき、遮蔽部452は、ガイド本体部451に対して略平行である。
[遮蔽部材45の取付方法]
まず、エアガイド構造4を組み立てる組立作業者は、車両の高さ方向における上方から下方に向かって遮蔽部材45を移動させることで、遮蔽部材45のガイド取付部453を第2の隙間S2に挿入する。このとき、ガイド本体部451の固定部455は、遮蔽部452の孔456に挿入されておらず、遮蔽部材45の遮蔽部452は、例えば、遮蔽部材45のガイド本体部451に対して略直交した状態である。すなわち、遮蔽部材45の遮蔽部452は、例えば車両の車幅方向及び高さ方向において延在している。
このように、遮蔽部材45の遮蔽部452が、遮蔽部材45のガイド本体部451に対して略直交した状態にあることで、組立作業者は、遮蔽部材45をフレーム42及びインタークーラ43の前方、かつバンパービーム44の後方の領域を、例えば遮蔽部452がフレーム42に衝突することなく容易に上下方向に移動させることができる。
そして、組立作業者は、遮蔽部材45のガイド取付部453を第2の隙間S2に挿入して、遮蔽部材45を車両に取り付けた後に、遮蔽部材45のガイド本体部451と略平行になるように遮蔽部材45の遮蔽部452を移動させる。すなわち、組立作業者は、例えば遮蔽部452のガイド本体部451側の端部とは反対側の端部を車両の車幅方向における内側から外側に向かって移動させることで、ガイド本体部451と平行になるように遮蔽部材45の遮蔽部452を移動させる。このとき、遮蔽部材45の遮蔽部452の孔456に遮蔽部材45のガイド本体部451の固定部455を挿入することで、遮蔽部452はガイド本体部451と略平行な状態で固定される。
この結果、遮蔽部452は、第1の隙間S1の少なくとも一部を遮蔽する。このようにして、組立作業者は、遮蔽部材45を容易に車両に取り付けることができる。なお、上記の遮蔽部材45の取付け作業の少なくとも一部を、組立作業者ではなく、コンピュータにより制御された機構が実行してもよい。
[本実施形態に係るエアガイド構造4による効果]
本実施形態に係るエアガイド構造4は、車両のエンジン2の前方に設けられているラジエータ41と、少なくとも一部がラジエータ41の前方に設けられた複数の部材であって、車両の高さ方向において複数の部材の間に第1の隙間S1を形成している複数の部材と、第1の隙間S1の前方に設けられた遮蔽部材45と、を備える。そして、遮蔽部材45は、複数の部材の間に形成された第2の隙間S2の上方に設けられたガイド本体部451と、ガイド本体部451に対して変位可能であり、第1の隙間S1の少なくとも一部を遮蔽する遮蔽部452と、を有する。
本実施形態に係るエアガイド構造4は、複数の部材の間に形成された第2の隙間S2の上方に設けられたガイド本体部451と、ガイド本体部451に対して変位可能であり、第1の隙間S1の少なくとも一部を遮蔽する遮蔽部452と、を有する遮蔽部材45を有する。よって、エアガイド構造4において、遮蔽部452をガイド本体部451に対して移動させることで、遮蔽部材45を第2の隙間S2に対して上方から移動させることが可能であり、かつ第1の隙間S1の少なくとも一部を遮蔽することができる。この結果、本実施形態に係るエアガイド構造4は、組み付け作業性を維持しつつ、シール性を向上させることができる。
[変形例]
上記実施形態では、複数の部材は、フレーム42、インタークーラ43、及びバンパービーム44であり、第1の隙間S1は、フレーム42とインタークーラ43とで形成されており、第2の隙間S2は、インタークーラ43とバンパービーム44とで形成されている例を示したが、これに限定されない。複数の部材は、ラジエータ41の前方かつ側方付近に設けられており、かつ第1の隙間S1及び第2の隙間S2を形成している部品であればよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の分散・統合の具体的な実施の形態は、以上の実施の形態に限られず、その全部又は一部について、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。
1・・・サイドフレーム
2・・・エンジン
3・・・ファン
4・・・エアガイド構造
41・・・ラジエータ
42・・・フレーム
43・・・インタークーラ
44・・・バンパービーム
45・・・遮蔽部材
451・・・ガイド本体部
452・・・遮蔽部
453・・・ガイド取付部
454・・・ヒンジ部
455・・・固定部
456・・・孔
S1・・・第1の隙間
S2・・・第2の隙間

Claims (6)

  1. 車両のエンジンの前方に設けられているラジエータと、
    少なくとも一部が前記ラジエータの前方に設けられた複数の部材であって、前記車両の高さ方向において前記複数の部材の間に第1の隙間を形成している複数の部材と、
    前記第1の隙間の前方に設けられた遮蔽部材と、
    を備え、
    前記遮蔽部材は、
    前記複数の部材の間に形成された第2の隙間の上方に設けられたガイド本体部と、
    前記ガイド本体部に対して変位可能であり、前記第1の隙間の少なくとも一部を遮蔽する遮蔽部と、
    を有することを特徴とするエアガイド構造。
  2. 前記遮蔽部材は、前記エンジンにより加熱された空気を前記車両の前後方向における前方に流すことを特徴とする、
    請求項1に記載のエアガイド構造。
  3. 前記遮蔽部材は、
    前記ガイド本体部の下端から下方に向かって延伸しており、かつ前記第2の隙間に挿入されているガイド取付部と、
    前記ガイド本体部に対して回転可能に設けられており、かつ前記第1の隙間の少なくとも一部を遮蔽する前記遮蔽部と、
    を有することを特徴とする、
    請求項1又は2に記載のエアガイド構造。
  4. 前記遮蔽部材は、
    前記ガイド本体部に対して前記遮蔽部を回転可能に支持するヒンジ部をさらに有し、
    前記ガイド本体部は、前記ガイド本体部の前記車両の車幅方向における内側の面から内側に向かって突出している固定部を有し、
    前記遮蔽部は、前記固定部が挿入される孔を有し、
    前記遮蔽部材が、前記車両に取り付けられた状態では、前記遮蔽部は、前記固定部が前記孔に挿入されていることで固定されていることを特徴とする、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のエアガイド構造。
  5. 前記複数の部材は、
    少なくとも一部が前記ラジエータの前方に設けられており、かつ前記車両の高さ方向において前記第1の隙間を形成している複数の第1の部材と、
    前記複数の第1の部材のうちの前記車両の高さ方向における最下方に設けられている第1の部材の前方に設けられており、かつ前記最下方に設けられている第1の部材との間に前記第2の隙間を形成している第2の部材と、
    を有することを特徴とする、
    請求項1から4のいずれか一項に記載のエアガイド構造。
  6. 前記複数の第1の部材は、
    少なくとも一部が前記ラジエータの前方に設けられており、かつ前記ラジエータを前記車両に固定するフレームと、
    前記ラジエータの前方に設けられており、かつ前記フレームよりも下方に設けられているインタークーラと、
    を含み、
    前記第2の部材は、前記インタークーラの前方に設けられているバンパービームを含み、
    前記第1の隙間は、前記フレームと前記インタークーラとで形成されており、
    前記第2の隙間は、前記インタークーラと前記バンパービームとで形成されていることを特徴とする、
    請求項5に記載のエアガイド構造。
JP2018171771A 2018-09-13 2018-09-13 エアガイド構造 Pending JP2020040630A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018171771A JP2020040630A (ja) 2018-09-13 2018-09-13 エアガイド構造
PCT/JP2019/035292 WO2020054638A1 (ja) 2018-09-13 2019-09-09 エアガイド構造
CN201980059971.4A CN112714709B (zh) 2018-09-13 2019-09-09 空气引导结构
PH12021550526A PH12021550526A1 (en) 2018-09-13 2021-03-11 Air guide structure

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018171771A JP2020040630A (ja) 2018-09-13 2018-09-13 エアガイド構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020040630A true JP2020040630A (ja) 2020-03-19

Family

ID=69778070

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018171771A Pending JP2020040630A (ja) 2018-09-13 2018-09-13 エアガイド構造

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP2020040630A (ja)
CN (1) CN112714709B (ja)
PH (1) PH12021550526A1 (ja)
WO (1) WO2020054638A1 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005096684A (ja) * 2003-09-26 2005-04-14 Toyota Motor Corp 車体前部の導風構造
JP2008068688A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Calsonic Kansei Corp 車両用エアガイド
JP2010149623A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Daimler Ag ラジエータ冷却風巻返し防止構造
JP5620085B2 (ja) * 2009-10-26 2014-11-05 富士重工業株式会社 可変ダクト装置
JP2012081795A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Kojima Press Industry Co Ltd 自動車前部の導風構造
FR2981887B1 (fr) * 2011-11-02 2015-04-17 Renault Sas Guide d'air structurel et modulaire a fonction de face avant technique de moteur de vehicule automobile et vehicule ainsi equipe.
CN206287824U (zh) * 2015-11-09 2017-06-30 爱信精机株式会社 车辆用散热装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN112714709B (zh) 2023-11-21
CN112714709A (zh) 2021-04-27
WO2020054638A1 (ja) 2020-03-19
PH12021550526A1 (en) 2022-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1792766B1 (en) Cooling device of a vehicle and a vehicle provided therewith
CN108928229B (zh) 车辆用热交换装置
JP2007055274A (ja) 車体前部構造
JP5196113B2 (ja) 車両用エンジンの吸気装置
KR101727182B1 (ko) 차량용 캐리어
JP2009012599A (ja) ラジエータシール構造
JP2017030519A (ja) トラクタ
JP2020040630A (ja) エアガイド構造
KR101756178B1 (ko) 차량용 캐리어
KR102067674B1 (ko) 차량용 루프형 공조장치
JP6504140B2 (ja) 車両用冷却装置
JP2019147527A (ja) 車両前部構造
JP5071797B2 (ja) 車両用エンジンの冷却装置
JP2011126434A (ja) 車両用インタークーラの配管装置
WO2020054588A1 (ja) ラジエータ構造
KR102050989B1 (ko) 차량용 쿨링모듈
JP2008302734A (ja) ハイブリッド電気自動車のラジエータ構造
JP6428346B2 (ja) エンジンの冷却装置
JP2019189068A (ja) エアガイド構造
KR102050986B1 (ko) 차량용 캐리어
KR101923645B1 (ko) 차량용 에어덕트
JP7480812B2 (ja) エアガイド構造および車両
KR101318105B1 (ko) 차량용 캐리어
JP2014230435A (ja) 燃料電池車両
JP2020044972A (ja) 車両用導風構造