JP2019189068A - エアガイド構造 - Google Patents

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【課題】ラジエータの冷却性能を向上させる。【解決手段】エアガイド構造5は、車両の前方に設けられているフロントアンダーランプロテクタ1の車両の前後方向における後方に設けられており、かつ車両のエンジン2を冷却する熱搬送媒体を冷却するラジエータ51と、ラジエータ51の車両の高さ方向における下端又は下端よりも下方に設けられており、かつフロントアンダーランプロテクタ1に接する抑制部材52と、を有する。また、抑制部材52は、抑制部材52の前端がフロントアンダーランプロテクタ1の後端に接している。【選択図】図1

Description

本開示は、車両のエアガイド構造に関する。
従来、車両には、車両のエンジンを冷却する熱搬送媒体を冷却するラジエータが設けられている。特許文献1には、フロントアンダーランプロテクタの後方においてラジエータが設けられている構造が開示されている。
特開2010−149611号公報
車両には、車両の前後方向における前方から後方に向かって、フロントアンダーランプロテクタ、ラジエータ、ファン、及びエンジンが設けられている構造がある。この構造を有する車両では、ラジエータを前方から後方に向かって通過して、エンジン冷却水と熱交換することで加熱された空気が、ラジエータの後方に設けられているエンジンに衝突して、前方に向かって流れる場合がある。この場合、前方に向かって流れる加熱された空気が、ラジエータと、ラジエータの前方に設けられているフロントアンダーランプロテクタとの間から、ラジエータの前方付近に流れ込み、ラジエータに流入することで、ラジエータの冷却性能が低下してしまうことがある。
そこで、本開示はこれらの点に鑑みてなされたものであり、ラジエータの冷却性能を向上させるエアガイド構造を提供することを目的とする。
本開示の第1の態様においては、車両の前方に設けられているフロントアンダーランプロテクタの前記車両の前後方向における後方に設けられており、かつ前記車両のエンジンを冷却する熱搬送媒体を冷却するラジエータと、前記ラジエータの前記車両の高さ方向における下端又は下端よりも下方に設けられており、かつ前記フロントアンダーランプロテクタに接する抑制部材と、を有することを特徴とするエアガイド構造を提供する。
また、前記抑制部材は、前記抑制部材の前端が前記フロントアンダーランプロテクタの後端に接していてもよい。また、前記抑制部材は、前記車両の高さ方向において前記ラジエータの下端よりも下方に延伸する取付部材と、前記取付部材に設けられており、かつ前端が前記フロントアンダーランプロテクタの後端に接するシール部材と、を有していてもよい。
また、前記取付部材の前記車両の車幅方向における長さは、前記ラジエータの前記車両の車幅方向における長さ以上であり、前記シール部材の前記車両の車幅方向における長さは、前記ラジエータの前記車両の車幅方向における長さ以上であってもよい。
また、前記取付部材と前記シール部材とは一体に形成されていてもよい。また、前記シール部材は、弾性を有し、前記シール部材の前端が、前記フロントアンダーランプロテクタの後端に接している状態において、前記ラジエータの前面と前記フロントアンダーランプロテクタの後面との間の間隔を広げる向きに力を生じるように圧縮されていてもよい。
本開示によれば、ラジエータの冷却性能を向上させることができるという効果を奏する。
本実施形態に係るエアガイド構造が車両に設けられている状態を示す。 本実施形態に係るエアガイド構造が車両に設けられている状態の断面図である。 抑制部材付近の拡大図である。
<本実施形態>
[エアガイド構造5の周辺構成]
図1は、本実施形態に係るエアガイド構造5が車両に設けられている状態を示す図である。図2は、本実施形態に係るエアガイド構造5が車両に設けられている状態の断面図である。図3は、抑制部材52付近の拡大図である。
車両は、フロントアンダーランプロテクタ1、エンジン2、ファン3、インタークーラ4、及びエアガイド構造5を有する。
図2及び図3に示すフロントアンダーランプロテクタ1は、車両に対する前方からの衝突時に衝撃を吸収し、他車両が自車両の下部へ潜り込むことを防止するための部材である。フロントアンダーランプロテクタ1は、金属製で、断面が略四角形状であり、内部に空洞を有する。フロントアンダーランプロテクタ1は、車両の前方に設けられている。
具体的には、フロントアンダーランプロテクタ1は、車両の車幅方向において延伸し、サイドメンバの長手方向における車両の前方付近に設けられている。サイドメンバは、車両の前後方向において延伸する部材である。車両は、例えば車両の前後方向において平行に延伸する2本のサイドメンバを有する。フロントアンダーランプロテクタ1は、例えば図示しない取付部材を介してサイドメンバに固定されている。
フロントアンダーランプロテクタ1の前面及び後面は、例えば車両の高さ方向において延伸している。フロントアンダーランプロテクタ1の上面及び下面は、例えば車両の前後方向において延伸している。
フロントアンダーランプロテクタ1は、車両の高さ方向における車両に設けられている位置が、車両によって異なる場合がある。図3に示すように、フロントアンダーランプロテクタ1は、例えば、車両の高さ方向における最も低い位置に設けられている場合のフロントアンダーランプロテクタである。図3において点線で示すフロントアンダーランプロテクタ1aは、例えば車両の高さ方向における最も高い位置に設けられている場合のフロントアンダーランプロテクタである。
エンジン2は、車両を駆動するための動力を発生する。エンジン2は、例えばガソリンエンジン又はディーゼルエンジンである。エンジン2は、燃料(例えば、ガソリン又は軽油)及び空気を供給して燃焼させることで動力を発生すると共に排気ガスを生じる。エンジン2は、車両の前後方向において、ファン3の後方に設けられている。
ファン3は、空気を流す送風機である。ファン3は、例えば電動ファンであり、斜流ファンである。ファン3は、ファン本体及びファンカバーを有している。ファン本体は、例えば、回転軸と回転軸の外側面に設けられている複数の羽根を有し、回転軸が回転して複数の羽根が移動することで空気を流す。ファンカバーは、ファン本体の外側に設けられており、ファン本体を内側に収容するカバーである。ファン本体は、ファンカバーの内側に収容されている。
ファン3は、車両の前後方向におけるラジエータ51の後方、かつエンジン2の前方に設けられている。ファン3は、車両の前後方向における前方から後方に向かって空気を流す。車両は、例えば、低速高負荷運転時、又は停車中における外気温が非常に高い場合は、走行風では、エンジン2を冷却する冷却能力が不十分な場合がある。走行風は、例えば、車両が前方に走行しているときに生じる、車両の前後方向における前方から後方に向かう空気の流れである。
ファン3は、強制的に空気を流すことで、ラジエータ51の冷却能力を向上させることができる。また、ファン3は、ファン3の後方に設けられているエンジン2に空気を流すことで、エンジン2を冷却することもできる。ファン3は、例えばエンジン2に軸を介して連結されており、エンジン2から動力を受けて回転駆動される構造であってもよい。
インタークーラ4は、過給機(例えばターボチャージャ)で圧縮することにより温度が上昇した空気を冷却するための装置である。過給機は、エンジン2の排気ガスを利用してエンジン2に供給する空気の圧力、すなわち密度を高める装置である。インタークーラ4は、車両の前後方向において、ラジエータ51の前方に設けられている。
インタークーラ4は、車両の前後方向における前面に冷却用の空気(例えば、走行風又はファン3によって流れる空気)を流入させる空気流入口を有し、インタークーラ4の後面に当該冷却用の空気を流出させる空気流出口を有する。インタークーラ4は、車両の前後方向における前方から流入した空気(例えば、走行風又はファン3によって流れる空気)と、過給機から流れてきた温度が上昇した空気とを熱交換することで、過給機から流れてきた温度が上昇した空気を冷却する。インタークーラ4から流出する空気は、インタークーラ4において過給機から流れてきた空気の熱を奪うことで、インタークーラ4に流入する空気に比べて、温度が上昇する。
エアガイド構造5は、ラジエータ51の冷却性能を向上させる。エアガイド構造5は、ラジエータ51、及び抑制部材52を有する。ラジエータ51は、エンジン2を冷却する熱搬送媒体を冷却する。熱搬送媒体は、エンジン2を冷却する冷却水である。熱搬送媒体は、ラジエータ51とエンジン2との間で循環している。ラジエータ51は、エンジン2を流れることで加熱された熱搬送媒体を冷却する。
ラジエータ51は、車両の前後方向における前面に冷却用の空気(例えば、走行風又はファン3によって流れる空気)を流入させる空気流入口を有し、ラジエータ51の後面に当該冷却用の空気を流出させる空気流出口を有する。ラジエータ51は、車両の前後方向における前方から流入した空気(例えば、走行風又はファン3によって流れる空気)と、エンジン2から流出した加熱された熱搬送媒体とを熱交換することで、加熱された熱搬送媒体を冷却する。ラジエータ51で冷却された熱搬送媒体は、エンジン2に流入する。また、ラジエータ51から流出する空気は、ラジエータ51においてエンジン2から流出した熱搬送媒体の熱を奪うことで、ラジエータ51に流入する空気に比べて、温度が上昇する。
ラジエータ51は、フロントアンダーランプロテクタ1の車両の前後方向における後方に設けられている。また、ラジエータ51は、車両の前後方向において、ファン3の前方、かつインタークーラ4の後方に設けられている。
車両の前後方向における前方から後方に流れる空気(例えば、走行風又はファン3によって流れる空気)は、インタークーラ4、ラジエータ51、ファン3を流れてエンジン2に衝突する。当該空気は、前述したようにインタークーラ4及びラジエータ51でそれぞれ熱交換することで加熱される。すなわち、インタークーラ4、ラジエータ51、及びファン3を流れる空気は、ファン3の後方では、インタークーラ4の前方よりも温度が高い。
ファン3から後方に向かって流出した、インタークーラ4及びラジエータ51で加熱された空気は、エンジン2の前面に衝突することで、当該加熱された空気の一部はファン3及びラジエータ51の下方を、車両の前後方向における前方に向かって流れる(以下、インタークーラ4及びラジエータ51で加熱された空気を「前方に向かって流れる加熱された空気」という。)。
抑制部材52は、前方に向かって流れる加熱された空気が、フロントアンダーランプロテクタ1とラジエータ51の間から、ラジエータ51の前面付近に向かって流れることを抑制する部材である。具体的には、抑制部材52は、前方に向かって流れる加熱された空気が、例えば、フロントアンダーランプロテクタ1とラジエータ51との間を上方に向かって流れることを抑制する部材である。
抑制部材52は、ラジエータ51の車両の高さ方向における下端又は下端よりも下方に設けられており、かつフロントアンダーランプロテクタ1に接する。具体的には、抑制部材52は、抑制部材52の前端がフロントアンダーランプロテクタ1の後端に接している。エアガイド構造5は、ラジエータ51の車両の高さ方向における下端又は下端よりも下方に設けられており、かつフロントアンダーランプロテクタ1に接する抑制部材52を有することで、前方に向かって流れる加熱された空気が、フロントアンダーランプロテクタ1とラジエータ51との間を上方に向かって流れることを抑制し、加熱された空気がラジエータ51の前面付近に向かって流れることを抑制することができる。
この結果、エアガイド構造5は、抑制部材52を有することで、ラジエータ51に加熱された空気を流入させることを抑制することができるので、エアガイド構造5は、ラジエータ51の冷却性能を向上させることができる。すなわち、エアガイド構造5は、抑制部材52が設けられていない場合に比べて、ラジエータ51を流れる熱搬送媒体をより冷却することができる。
[抑制部材52の詳細構成]
抑制部材52は、取付部材521、樹脂クリップ522、及びシール部材523を有する。取付部材521は、車両の高さ方向において、ラジエータ51の下端よりも下方に延伸する。取付部材521は、弾性を有し、例えばLLDPE(Linear Low Density Polyethylene)製である。取付部材521は、例えば長方形の板状である。取付部材521の上方の領域は、例えばラジエータ51の前面における下端付近に接している。取付部材521の下方の領域は、ラジエータ51の下端よりも下方に位置する。
樹脂クリップ522は、取付部材521をラジエータ51に固定するための固定部材である。取付部材521は、取付部材521に形成されている穴と、ラジエータ51に形成されている穴とに、樹脂クリップ522を圧入することで、ラジエータ51に固定されている。複数の樹脂クリップ522が、車両の車幅方向において隣接して設けられている。
エアガイド構造5は、抑制部材52が取付部材521を有することで、シール部材523の車両の高さ方向における位置を調整可能になる。前述したように、フロントアンダーランプロテクタ1は、車両によって車両の高さ方向において異なる位置に設けられる場合があるが、エアガイド構造5は、抑制部材52が取付部材521を有することで、シール部材523の車両の高さ方向における位置を調整して、シール部材523をフロントアンダーランプロテクタ1に接するようにすることができる。
シール部材523は、取付部材521に設けられており、かつ前端がフロントアンダーランプロテクタ1の後端に接する部材である。シール部材523は、例えば取付部材521の前面における下端付近に設けられている。シール部材523の一部が、フロントアンダーランプロテクタ1の一部と接していることで、ラジエータ51とフロントアンダーランプロテクタ1との間の隙間が生じづらくなる。シール部材523は、弾性を有し、例えば発泡EPDM(Ethylene Propylene Diene terpolymer)製である。シール部材523は、取付部材521の前面に、例えば両面テープで接着されている。
シール部材523は、例えば車両の車幅方向において延伸する直方体形状である。シール部材523の形状は任意であるが、シール部材523は、例えば車両が走行することで生じる振動によって移動したり、又は前方に向かって流れる加熱された空気に押圧されることで移動したりしない程度の厚みを有することが望ましい。
シール部材523は、シール部材523の前端が、フロントアンダーランプロテクタ1の後端に接している状態において、ラジエータ51の前面とフロントアンダーランプロテクタ1の後面との間の間隔を広げる向きに力を生じるように圧縮されている。シール部材523の自然長(例えば、シール部材523がラジエータ51とフロントアンダーランプロテクタ1との間に設けられていない場合における、シール部材523の車両の前後方向における長さ)は、ラジエータ51の前面とフロントアンダーランプロテクタ1の後面との間の長さよりも長い。しかし、シール部材523は、ラジエータ51とフロントアンダーランプロテクタ1との間に設けられている場合には、このように圧縮された状態で設けられている。
この結果、エアガイド構造5は、シール部材523が圧縮されていない場合に比べて、シール部材523が、例えば車両が走行することで生じる振動によって移動したり、又は前方に向かって流れる加熱された空気に押圧されることで移動したりすることで、ラジエータ51とフロントアンダーランプロテクタ1との間に隙間が生じるのを抑制することができる。
取付部材521の車両の車幅方向における長さは、ラジエータ51の車両の車幅方向における長さ以上であってもよい。また、シール部材523の車両の車幅方向における長さは、ラジエータ51の車両の車幅方向における長さ以上であってもよい。エアガイド構造5は、それぞれ、このような長さを有する取付部材521及びシール部材523を有することで、取付部材521の車両の車幅方向における長さ及びシール部材523の車両の車幅方向における長さが、ラジエータ51の車両の車幅方向における長さよりも短い場合に比べて、前方に向かって流れる加熱された空気が、フロントアンダーランプロテクタ1とラジエータ51の間から上方に向かって流れることをより抑制するができる。
また、取付部材521の車両の車幅方向における長さは、ラジエータ51の車両の車幅方向における長さと同じであってもよい。また、シール部材523の車両の車幅方向における長さは、ラジエータ51の車両の車幅方向における長さと同じであってもよい。
上記実施形態では、取付部材521とシール部材523は、それぞれ別々の部材であるとしたが、これに限定されない。取付部材521とシール部材523は、一体に形成されていてもよい。
また、上記実施形態では、エアガイド構造5は、取付部材521を有し、シール部材523は、取付部材521に設けられているとしたが、これに限定されない。エアガイド構造5は、取付部材521を有しておらず、シール部材523は、ラジエータ51に設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、シール部材523の前端が、フロントアンダーランプロテクタ1の後端に接している構造を示したが、これに限定されない。シール部材523の一部が、フロントアンダーランプロテクタ1の一部に接している構造であればよく、例えばシール部材523の下端がフロントアンダーランプロテクタ1の上端に接している構造であってもよいし、シール部材523の上端がフロントアンダーランプロテクタ1の下端に接している構造であってもよい。
[本実施形態に係るエアガイド構造5による効果]
本実施形態に係るエアガイド構造5は、車両の前方に設けられているフロントアンダーランプロテクタ1の車両の前後方向における後方に設けられており、かつ車両のエンジン2を冷却する熱搬送媒体を冷却するラジエータ51と、ラジエータ51の車両の高さ方向における下端又は下端よりも下方に設けられており、かつフロントアンダーランプロテクタ1に接する抑制部材52と、を有する。
本実施形態に係るエアガイド構造5は、ラジエータ51の車両の高さ方向における下端又は下端よりも下方に設けられており、かつフロントアンダーランプロテクタ1に接する抑制部材52を有する。よって、エアガイド構造5は、このように設けられている抑制部材52を有することで、前方に向かって流れる加熱された空気が、フロントアンダーランプロテクタ1の後面とラジエータ51の前面との間に入り込み、ラジエータ51の前面付近に流れることを抑制することができる。この結果、エアガイド構造5は、ラジエータ51の冷却性能を向上させることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の分散・統合の具体的な実施の形態は、以上の実施の形態に限られず、その全部又は一部について、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。
1、1a・・・フロントアンダーランプロテクタ
2・・・エンジン
3・・・ファン
4・・・インタークーラ
5・・・エアガイド構造
51・・・ラジエータ
52・・・抑制部材
521・・・取付部材
522・・・樹脂クリップ
523・・・シール部材

Claims (6)

  1. 車両の前方に設けられているフロントアンダーランプロテクタの前記車両の前後方向における後方に設けられており、かつ前記車両のエンジンを冷却する熱搬送媒体を冷却するラジエータと、
    前記ラジエータの前記車両の高さ方向における下端又は下端よりも下方に設けられており、かつ前記フロントアンダーランプロテクタに接する抑制部材と、
    を有することを特徴とするエアガイド構造。
  2. 前記抑制部材は、前記抑制部材の前端が前記フロントアンダーランプロテクタの後端に接していることを特徴とする、
    請求項1に記載のエアガイド構造。
  3. 前記抑制部材は、
    前記車両の高さ方向において前記ラジエータの下端よりも下方に延伸する取付部材と、
    前記取付部材に設けられており、かつ前端が前記フロントアンダーランプロテクタの後端に接するシール部材と、を有することを特徴とする、
    請求項1又は2に記載のエアガイド構造。
  4. 前記取付部材の前記車両の車幅方向における長さは、前記ラジエータの前記車両の車幅方向における長さ以上であり、
    前記シール部材の前記車両の車幅方向における長さは、前記ラジエータの前記車両の車幅方向における長さ以上であることを特徴とする、
    請求項3に記載のエアガイド構造。
  5. 前記取付部材と前記シール部材とは一体に形成されていることを特徴とする、
    請求項3又は4に記載のエアガイド構造。
  6. 前記シール部材は、弾性を有し、
    前記シール部材の前端が、前記フロントアンダーランプロテクタの後端に接している状態において、前記ラジエータの前面と前記フロントアンダーランプロテクタの後面との間の間隔を広げる向きに力を生じるように圧縮されていることを特徴とする、
    請求項3から5のいずれか一項に記載のエアガイド構造。
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