患者の足関節を通る(例えば、踵骨および距骨を通り脛骨内へ)釘のような整形外科インプラント装置を据え付けるとき、外科医は患者の踵から釘を据え付けるかもしれない。釘は、例えば、踵骨、距骨、および/または脛骨を釘に取り付ける横方向ボルトを受け入れる少なくとも1つの横方向の円形または楕円形の穴を含んでもよい。これらの横方向ボルトの据え付けを効果的にするには、横方向ボルトが釘内の円形または楕円形の穴を通るのを可能にするため、外科医は、例えば、非常に限られた部位で患者の踵骨、距骨、および/または脛骨を通る穴を拡孔するかもしれない。釘が据え付けられた後にこれらの穴を患者の身体の外側から拡孔してもよく、この場合、外科医は、横方向穴の拡孔中に釘内の円形または楕円形の穴を実際には見ることができないかもしれない。拡孔される穴は、横方向ボルトと拡孔される穴との間の移動を最小化するために、非常に正確な配置、サイズ、角度などを必要とすることが理解される。例えば、釘、ロッドなどを含む整形外科インプラント装置を患者の身体のあらゆる部分に据え付けることは、同様のターゲティングを必要とすることが理解される。
開示されたターゲティング装置は、拡孔された穴を釘、ロッドなど内の円形または楕円形の穴と適切に整列するため、例えば、外科医が横方向穴を拡孔するための所望の位置を正確に判断するのを可能にするのに使用してもよい。
図1は、ターゲティング装置100の例示的な実施形態の分解図である。ターゲティング装置100は、ターゲティング部分104および半径方向部分106を含むターゲティングアーム102を含んでもよい。
ターゲティング部分104および半径方向部分106は、例えば、約90度の角度を含む様々な形式のいずれかで互いに対して方向付けてもよい。ターゲティング部分104および半径方向部分106は、約90度より大きい角度で互いに対して方向付けてもよい。ターゲティング部分104および半径方向部分106は、約90度未満の角度で互いに対して方向付けてもよい。半径方向部分106に対するターゲティング部分104の方向は、例えば、患者の身体の形状、据え付けられる装置、採用される拡孔形式などを含む様々な因子のいずれかによって決定してもよい。
ターゲティング装置100は、例えば、金属、合金、ポリマー、複合材料などを含む様々な材料のいずれかを含んでもよい。ターゲティング装置100は、ステンレス鋼(例えば、外科ステンレス鋼)のような殺菌可能な材料を含んでもよい。ターゲティング装置100は、チタン合金を含んでもよい。ターゲティング装置100の少なくとも一部分は、コーティングを含んでもよい。ターゲティング装置100は、炭素繊維、ガラス繊維などのような複合材料を含んでもよい。ターゲティングアーム102は、放射線透過性材料および放射線不透過性材料のうち少なくとも1つを含んでもよい。ターゲティングアーム102は、炭素繊維、ガラス繊維などのような複合材料を含んでもよい。ターゲティング部分104は、放射線透過性材料および放射線不透過性材料のうち少なくとも1つを含んでもよい。ターゲティング部分104は、放射線透過性材料を含んでもよい。ターゲティング部分104は、炭素繊維、ガラス繊維などのような複合材料を含んでもよい。
ターゲティング部分104は、少なくとも1つの横方向開口部を含んでもよい。ターゲティング部分104は、少なくとも1つの下部開口部108を含んでもよい。ターゲティング部分104は、少なくとも1つの上部開口部110を含んでもよい。ターゲティング部分104は、少なくとも1つの下部開口部108および少なくとも1つの上部開口部110を含んでもよい。
少なくとも1つの下部開口部108は、釘内の横方向穴(図示せず)をターゲティングするよう構成されてもよい。釘(図示せず)は、踵骨および距骨のうち少なくとも1つを通る横方向ボルトを受け入れるよう構成された少なくとも1つの横方向穴を含んでもよい。少なくとも1つの下部開口部108は、踵骨および距骨のうち少なくとも1つを通る横方向ボルトを受け入れるよう構成された釘(図示せず)内の少なくとも1つの横方向穴をターゲティングするよう構成されてもよい。釘(図示せず)は、踵骨、距骨および脛骨のうち少なくとも1つを通る横方向ボルトを受け入れるよう構成された少なくとも1つの横方向穴を含んでもよい。少なくとも1つの下部開口部108は、踵骨、距骨、および脛骨のうち少なくとも1つを通る横方向ボルトを受け入れるよう構成された釘(図示せず)内の少なくとも1つの横方向穴をターゲティングするよう構成してもよい。
少なくとも1つの下部開口部108は、ロッド内(図示せず)の横方向穴をターゲティングするよう構成されてもよい。ロッド(図示せず)は、患者の骨のうち少なくとも1つを通る横方向ボルトを受け入れるよう構成された少なくとも1つの横方向穴を含んでもよい。少なくとも1つの下部開口部108は、患者の骨のうち少なくとも1つを通る横方向ボルトを受け入れるよう構成されたロッド(図示せず)内の少なくとも1つの横方向穴をターゲティングするよう構成されてもよい。
少なくとも1つの上部開口部110は、釘(図示せず)内の横方向穴をターゲティングするよう構成されてもよい。釘(図示せず)は、患者の脛骨を通る横方向ボルトを受け入れるよう構成された少なくとも1つの横方向穴を含んでもよい。少なくとも1つの上部開口部110は、脛骨を通る横方向ボルトを受け入れるよう構成された釘(図示せず)内の少なくとも1つの横方向穴をターゲティングするよう構成されてもよい。釘(図示せず)は、踵骨、距骨、および脛骨のうち少なくとも1つを通る横方向ボルトを受け入れるよう構成された少なくとも1つの横方向穴を含んでもよい。少なくとも1つの上部開口部110は、踵骨、距骨、および脛骨のうち少なくとも1つを通る横方向ボルトを受け入れるよう構成された釘(図示せず)内の少なくとも1つの横方向穴をターゲティングするよう構成されてもよい。
少なくとも1つの上部開口部110は、ロッド(図示せず)内の横方向穴をターゲティングするよう構成されてもよい。ロッド(図示せず)は、患者の骨のうち少なくとも1つを通る横方向ボルトを受け入れるよう構成された少なくとも1つの横方向穴を含んでもよい。少なくとも1つの上部開口部110は、患者の骨のうち少なくとも1つを通る横方向ボルトを受け入れるよう構成されたロッド(図示せず)内の少なくとも1つの横方向穴をターゲティングするよう構成されてもよい。
釘(図示せず)は、踵骨、距骨、および脛骨のうち少なくとも1つを通る横方向ボルトを受け入れるよう構成された少なくとも1つの横方向穴を含んでもよい。少なくとも1つの横方向穴は、実質的に内側−外側方向、前側−後側方向、または両方に方向付けられてもよい。例えば、釘(図示せず)は、一連の横方向穴を含んでもよい。横方向穴は、患者の踵骨を通って延在するよう構成された穴、患者の距骨を通って延在するよう構成された穴、および患者の脛骨を通って延在するよう構成された穴のうち少なくとも1つを含んでもよい。一例では、患者の踵骨を通って延在するよう構成された釘内の穴は、実質的に前側−後側方向に延在してもよい。患者の距骨および/または脛骨を通って延在するよう構成された釘内の穴は、実質的に内側−外側方向に延在してもよい。種々の実施形態で、釘(図示せず)内の少なくとも1つの横方向穴のいずれも、実質的に内側−外側方向、実質的に前側−後側方向、または実質的に内側−外側方向および実質的に前側−後側方向の両方からあらゆる角度で延在しもよい。
釘内の穴は、あらゆる患者の骨を通って延在するよう構成してもよい。別の例では、釘は、例えば、ロッドを含むあらゆる整形外科インプラント装置に置き換えられてもよい。
ターゲティング装置100は、ハブ112を含んでもよい。ハブ112は、ターゲティング部分104の少なくとも一部分に実質的に平行な中央穴114を含んでもよい。中央穴114は、ハブ112を完全に通って延在してもよい。中央穴114は、中央穴がハブ112を通って延在するとき、実質的に一定の直径を含んでもよい。中央穴114は、中央穴がハブ112を通って延在するとき、複数の直径を含んでもよい。
ターゲティング装置100は、ターゲットロック116を含んでもよい。ターゲットロック116は、中央穴114内に挿入されるよう構成されてもよい。ターゲットロック116がハブ112および中央穴114内で軸方向に抑制されうるような形式でターゲットロック116を係合するために、ロックリング117を採用してもよい。ターゲットロック116がハブ112および中央穴114内で少なくとも部分的に軸方向に抑制されうるような形式でターゲットロック116を係合するために、ロックリング117を採用してもよい。
ターゲットロック116は、ハブ112および中央穴114に対してターゲットロックを選択的に回転抑制するよう構成された少なくとも1つの刻み目118を含んでもよい。ターゲットロック116は、ハブ112および中央穴114に対してターゲットロックを少なくとも部分的に選択的に回転抑制するよう構成された少なくとも1つの刻み目118を含んでもよい。
ターゲットロック116は、ターゲットロック116を支持装置(図示せず)に少なくとも部分的に係合するよう構成された少なくとも1つのタブ120を含んでもよい。少なくとも1つのタブ120は、ターゲットロック116を支持装置(図示せず)に対して回転抑制、軸方向に抑制、または回転抑制および軸方向に抑制の両方のうち少なくとも1つを行ってもよい。支持装置は、ターゲティング装置100を使用中に支持するよう構成されたあらゆる装置を含んでもよい。
ターゲットロック116は、長手方向にターゲットロック116を部分的にまたは完全に通って延在するターゲットロック穴122を含んでもよい。ターゲットロック穴122は、支持装置(図示せず)の少なくとも一部分を受け入れるよう構成されてもよい。
ターゲットロック116は、支持装置(図示せず)に対してターゲットロック116を選択的に回転抑制および選択的に軸方向に抑制のうち少なくとも1つを行うよう構成されたロックレバー124を含んでもよい。ターゲットロック116は、支持装置(図示せず)に対してターゲットロック116を部分的に選択的に回転抑制および部分的に選択的に軸方向に抑制のうち少なくとも1つを行うよう構成されたロックレバー124を含んでもよい。
ターゲティングアーム102の少なくとも一部分は、回転防止装置130の細長シャフト128を受け入れるよう構成された半径方向の穴126を含んでもよい。半径方向の穴126は、半径方向部分106を通って延在してもよい。半径方向の穴126は、半径方向部分106を少なくとも部分的に通って延在してもよい。細長シャフト128は、半径方向の穴126の少なくとも一部を通って延在してもよく、1つの端部でボタン134に取り付けられてもよい。ボタン134および細長シャフト128は、例えば、ネジ136などの様々な締結機構のいずれかを介して取り付けられてもよい。細長シャフト128は、他の端部で回転防止装置130に取り付けられてもよい。回転防止装置130は、停止係合部分132を含んでもよい。細長シャフト128は、様々な締結機構のいずれかを介して回転防止装置130に取り付けられてもよい。細長シャフト128は、一体的に回転防止装置130に取り付けられてもよい。
細長シャフト128の少なくとも一部分および半径方向の穴126は、スプリングのような付勢部材に機能的に接続されてもよい。付勢部材は、細長シャフト128、回転防止装置130、および停止係合部分132を半径方向の穴126内に付勢するよう構成されてもよい。図1に示されるように、付勢部材は細長シャフト128、回転防止装置130、および停止係合部分132をターゲティング部分104へ付勢してもよい。停止係合部分132は、中央穴114内に選択的に延在してもよい。
ターゲットロック116は、中央穴114内に挿入されてもよい。少なくとも1つの刻み目118は付勢され、停止係合部分132と係合されてもよい。少なくとも1つの刻み目118は、刻み目118と停止係合部分132との間の係合を補助するよう構成された傾斜した縁部を含んでもよい。
刻み目118は実質的に円形であってもよく、停止係合部分132は実質的に円形の外形を含んでもよい。刻み目118は溝を含む様々な形状のいずれかであってもよく、係合部分132は、刻み目118内に実質的に嵌合するよう構成された様々な形状のいずれかであってもよい。
実際には、ターゲットロック116が釘と整列した所望の回転に方向付けられるよう、ターゲットロック116は釘(図示せず)に選択的に取り付けられてもよい。停止係合部分132と少なくとも1つの刻み目118との間の選択的係合の結果として、ターゲティングアーム102を釘に対して回転させ、選択的にロックしてもよい。少なくとも1つの刻み目118は、ターゲットロック116の外周周辺で互いに対して約90度に方向付けられた4つの刻み目を含んでもよい。少なくとも1つの刻み目118は、ターゲットロック116の外周周辺で互いに対して約90度に方向付けられた2つの刻み目を含んでもよい。少なくとも1つの刻み目118は、ターゲットロック116の外周周辺であらゆる所望の形式に方向付けられたあらゆる数の刻み目を含んでもよい。
停止係合部分132および少なくとも1つの刻み目118は、ユーザ押下ボタン134により選択的に係合および解放してもよい。ボタン134は細長シャフト128に取り付けられもよく、次に停止係合部分132に取り付けられてもよい。回転防止装置130は、楕円などのような形状であってもよい。回転防止装置130は、ターゲットロック116周辺に方向付けられる間、直線移動を可能にしてもよい。回転防止装置130は、ターゲットロック116周辺に方向付けられる間、細長シャフト128と実質的に平行な回転防止装置130の直線移動を可能にしてもよい。中央穴114は、回転防止装置130を受け入れ、回転防止装置130の移動を可能にするよう構成された切欠部分を含んでもよい。
図2は、ターゲティング装置200の例示的な実施形態の斜視図である。ターゲティング装置200は、ターゲティングアーム202、ターゲティング部分204、および半径方向部分206を含んでもよい。
ターゲティング部分204は、少なくとも1つの下部開口部208Aおよび208Bならびに少なくとも1つの上部開口部210を含んでもよい。下部開口部208A、208Bは、釘240内の横方向穴242A、242Bにターゲティングするよう構成されてもよい。この領域で穿孔された穴が患者の踵骨を釘に取り付けるのに使用されうるように、下部開口部208Aは患者の踵骨に対応する横方向穴242Aをターゲティングするよう構成してもよい。この領域で穿孔された穴が患者の距骨を釘に取り付けるのに使用されうるように、下部開口部208Bは患者の距骨に対応する横方向穴242Bをターゲティングするよう構成してもよい。
上部開口部210は、釘240内に横方向穴244をターゲティングするよう構成されてもよい。この領域で穿孔された穴が患者の脛骨を釘に取り付けるのに使用されうるように、上部開口部210は患者の脛骨に対応する横方向穴244をターゲティングするよう構成されてもよい。
ターゲティングアーム202は、ハブ212、中央穴214、ロックリング217、およびボタン234に機能的に接続された回転防止装置230をさらに含んでもよい。
実際には、下部開口部208Aのような少なくとも1つの下部開口部が、患者の踵骨に対応する横方向穴242Aに実質的に整列されて方向付けられうるように、ターゲティングアーム202を方向付けてもよい。ターゲティングアーム202は、停止係合部分(図示せず)とターゲットロック(図示せず)内の刻み目(図示せず)との間の係合を介して、所定の位置内にロックされてもよい。リーマは少なくとも1つの下部開口部208Aを通して挿入され、患者の骨と接触して横方向穴242Aを通して拡孔するよう延長してもよい。複数の横方向穴242Aが存在する場合、このような横方向穴242Aの各々に対し、この段落で記載されたステップを繰り返してもよい。横方向穴242Aは、実質的に前側−後側方向に方向付けてもよい。横方向穴242Aは、実質的に内側−外側方向に方向付けてもよい。
横方向穴242Aの拡孔に続き、ユーザはボタン234を押下して、少なくとも1つの刻み目からの停止係合部分の解放を引き起こしてもよく、その地点でターゲティングアーム202を所望の量、例えば、約90度回転してもよい。ユーザのボタン234の解放により、停止係合部分は所望の位置で見出された少なくとも1つの刻み目に再係合されてもよい。この地点で、例えば、下部開口部208Bは実質的に横方向穴242Bと整列されてもよい。リーマは少なくとも1つの下部開口部208Bを通して挿入され、患者の骨と接触するよう延長し、横方向穴242Bを通して拡孔してもよい。またユーザは、同一の形式であるが、リーマを少なくとも1つの上部開口部210を通して延長することにより、横方向穴244を拡孔してもよい。横方向穴242Bおよび244は、実質的に内側−外側方向に方向付けてもよい。横方向穴242Bおよび244は、実質的に前側−後側方向に方向付けてもよい。
あらゆる種々の穴は、あらゆる順序で拡孔してもよいと考えられる。本明細書に列挙されるターゲティングアーム202を用いた方法例は、種々の可能性の単なる1つにすぎない。拡孔機能を実行するために、ユーザは、ターゲティングアーム202を内側、外側、前側、および後側のうちいずれか1つまたは複数、またはそのような側のいずれかの間の角度に方向付けてもよいことがさらに考えられる。好みおよび動脈、静脈、靭帯などの位置は、拡孔のための所望の進入方向に影響しうる。さらにターゲティング装置200を様々な骨、関節などのいずれかと共に使用してもよいと考えられ、踵骨、距骨および脛骨との使用に限定されると解釈されるべきではない。さらにターゲティング装置200は様々な整形外科インプラント装置のいずれかと使用してもよいと考えられ、釘との使用に限定されると解釈されるべきではない。
図3は、ターゲティング装置300の例示的な実施形態の斜視図である。ターゲティング装置300は、ターゲティングアーム302、ターゲティング部分304、および半径方向部分306を含んでもよい。ターゲティング装置300は、ハブ312、中央穴314、回転防止装置330、停止係合部分332、および回転防止装置330および停止係合部分332に機能的に接続されたボタン334を含んでもよい。
図4は、ターゲティング装置400の例示的な実施形態の斜視図である。ターゲティング装置400は、ターゲティングアーム402、ターゲティング部分404、および半径方向部分406を含んでもよい。ターゲティング装置400は、ハブ412、ロックリング417、およびボタン434を含んでもよい。
ターゲティング部分404は、少なくとも1つの下部開口部408A、408Bおよび少なくとも1つの上部開口部410を含んでもよい。少なくとも1つの下部開口部408A、408Bは、釘440の横方向穴442A、442Bと実質的に整列するよう構成されてもよい。少なくとも1つの上部開口部410は、横方向穴444と実質的に整列するよう構成されてもよい。
図5は、ターゲティング装置500の例示的な実施形態の側面図である。ターゲティング装置500は、ターゲティングアーム502、ターゲティング部分504、および半径方向部分506を含んでもよい。ターゲティング装置500は、ハブ512、ターゲットロック516、ロックリング517、回転防止装置530、および回転防止装置530に機能的に接続されたボタン534を含んでもよい。
ターゲティング部分504の少なくとも一部分は、放射線透過性材料を含んでもよい。別の実施形態では、半径方向部分506の少なくとも一部は、ステンレス鋼を含んでもよい。ターゲティング装置500の少なくとも一部分は、コーティングを含んでもよい。
「含む(include)」または「含んでいる(including)」という用語が本明細書または特許請求の範囲で使用される限りにおいて、「備える(comprising)」という用語が請求項において移行句として解釈されるのと同様に包含的であることが意図される。さらに、「または(もしくは)」という用語が採用される(例えば、AまたはB)限りにおいて、「AまたはB、または両方」を意味することが意図される。出願人が「AまたはBのみであり、両方ではない」ことを示すよう意図するとき、「AまたはBのみであり、両方ではない」という用語が採用されるだろう。よって、本明細書内の「または」という用語の使用は包含的使用であり、排他的使用ではない。Bryan A.Garner,A Dictionary of Modern Legal Usage 624(2d.Ed.1995)を参照されたい。また、「内で(in)」または「内に(into)」という用語が本明細書または特許請求の範囲で使用される限りにおいて、「上で(on)」または「上に(onto)」を意味することが意図される。「実質的に」という用語が本明細書または特許請求の範囲で使用される限りにおいて、製造における可能なまたは良識的な精度の度合を考慮することが意図される。「選択的に」という用語が本明細書または特許請求の範囲で使用される限りにおいて、構成要素の状態であって、機器のユーザが機器の使用に必要なまたは望まれる構成要素の特徴もしくは機能を起動したり停止したりできる状態を指すことが意図される。「機能的に接続される」という用語が本明細書または特許請求の範囲で使用される限りにおいて、特定の構成要素が指定された機能を実行する形式で接続されることを意味することが意図される。本明細書または特許請求の範囲で使用される場合、単数形の「a」、「an」、および「the」は複数を含む。最後に、「約」という用語が数値と併せて使用される場合、その数値の±10%を含むことが意図される。言い換えれば、「約10」は、9から11を意味しうる。
前述の通り、本出願をその実施形態の記載により説明し、その実施形態を極めて詳細に記載したが、添付の特許請求の範囲をかかる詳細に制限し、何らかの方法で限定することは、出願人の意図ではない。本出願の利点を享受すれば、さらなる利点および修正は当業者に容易に認められるだろう。従って、本出願は、そのより広い態様において、特定の詳細、示した例示的な実施例、または言及したいかなる機器にも限定されない。包括的な本発明の概念の趣旨または範囲を逸脱することなく、かかる詳細、実施例、および機器の逸脱がなされる。