JP2020038442A - 発行装置、サーバ、発行システム、発行方法、プログラム - Google Patents

発行装置、サーバ、発行システム、発行方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】顔画像を再利用可能としつつ、その再利用に適切な制限を設けることのできる発行装置等を提供する。【解決手段】発行装置2は、ユーザにIDカード等の媒体を発行するものである。発行装置2は、ユーザの顔画像を撮影する撮影部101と、ユーザの顔画像を含む媒体を発行する発行部102と、ユーザの顔画像を当該顔画像の利用可能回数、撮影日等と紐付けて記録するよう、顔画像の記録要求をサーバ3に送信する記録要求部103と、を有し、発行部102は、ユーザに新たな媒体を発行する際に、上記の顔画像の利用可能回数が1以上の場合、当該顔画像を含む新たな媒体を発行可能とし、顔画像の利用可能回数が0の場合、当該顔画像を含む新たな媒体を発行不可とする。【選択図】図8

Description

本発明は、IDカード等の媒体の発行を行う発行装置等に関する。
従来、顔画像付きのIDカードを発行するには、ユーザが発行者に申請情報と顔画像を送り、発行者が申請情報と顔画像に基づいてIDカードの発行用データを制作した後、IDカードを印刷してユーザに郵送する。
特許文献1には、ユーザ端末からユーザの個人データ等をサーバに送信し、証明写真機で撮影したユーザの顔写真データを証明写真機からサーバに送信することで、これらのデータを用いて受験票が印刷され、ユーザに郵送されることが記載されている。
特開2015-069307号公報
ところで、ユーザにはIDカードに利用した顔画像を別の媒体の発行時にも利用することで、顔画像の撮影の手間を軽減したい、気に入った顔画像を再利用したい、といったニーズがある。一方で、顔画像を無制限に再利用可能としてしまうと、システムの運営者側にとっては顔画像を撮影することによる利益が得られず、また顔画像をいつまでも残しておかないといけないなどの不都合が生じる。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、顔画像を再利用可能としつつ、その再利用に適切な制限を設けることのできる発行装置等を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するための第1の発明は、ユーザに媒体を発行する発行装置であって、ユーザの顔画像を含む媒体を発行する発行部と、ユーザの前記顔画像を前記顔画像の利用可能回数と紐付けて記録するよう、前記顔画像の記録要求をサーバに送信する記録要求部と、を有し、前記発行部は、ユーザに新たな媒体を発行する際に、前記顔画像の利用可能回数が1以上の場合、前記顔画像を含む新たな媒体を発行可能とし、前記顔画像の利用可能回数が0の場合、前記顔画像を含む新たな媒体を発行不可とすることを特徴とする発行装置である。
本発明では、ユーザが以前媒体を発行した際に利用した顔画像を、新たな媒体を発行する際に再利用することができる。この際、顔画像に利用可能回数を設定して利用可能回数による顔画像の再利用の管理を行い、利用可能回数が0の場合に顔画像を含む新たな媒体を発行不可とすることで、顔画像の再利用に適切な制限を設けることができる。
前記発行装置は例えば証明写真機である。
街頭などに設置された従前の証明写真機を発行装置として用いることで、高い普及性を実現できる。
ユーザの前記顔画像を撮影する撮影部を更に有し、前記記録要求部は、ユーザの前記顔画像を前記顔画像の撮影日と紐付けて記録するよう、前記顔画像の記録要求を前記サーバに送信し、前記発行部は、ユーザに新たな媒体を発行する際に、前記顔画像の利用可能回数が1以上且つ前記顔画像が撮影日からの有効期限内のものである場合、前記顔画像を含む新たな媒体を発行可能とすることも望ましい。
本発明では、顔画像に有効期限を設定することで、有効期限を超過した顔画像の再利用を制限することができる。
前記発行部は、ユーザに新たな媒体を発行する際に、前記顔画像の利用可能回数が0且つ課金による前記顔画像の追加利用が選択された場合、前記顔画像を含む新たな媒体を発行可能とすることも望ましい。
これにより、顔画像の利用可能回数が0の場合にも、ユーザは課金によって顔画像の追加利用を行うことが可能になる。
第2の発明は、発行装置で顔画像を含む媒体を発行したユーザの前記顔画像と前記顔画像の利用可能回数を記憶する発行データ記憶部と、ユーザに新たに媒体を発行する際、前記顔画像の利用可能回数が1以上の場合、前記顔画像を含む新たな媒体を発行すべく、前記顔画像を前記発行装置に送信し、前記顔画像の利用可能回数が0の場合、前記顔画像が利用不可の旨を前記発行装置に送信する送信部と、を有することを特徴とするサーバである。
第2の発明は、第1の発明の発行装置と通信可能に接続されるサーバである。当該サーバでは、発行装置でユーザに新たな媒体を発行する際に、顔画像の利用可能回数が1以上の場合に当該顔画像を発行装置に送信し、利用可能回数が0の場合、当該顔画像が利用不可の旨を発行装置に送信する。
第3の発明は、ユーザに媒体を発行する発行装置と、サーバとを有する発行システムであって、前記発行装置は、ユーザの顔画像を含む媒体を発行する発行部と、ユーザの前記顔画像を前記顔画像の利用可能回数と紐付けて記録するよう、前記顔画像の記録要求を前記サーバに送信する記録要求部と、を有し、前記発行部は、ユーザに新たな媒体を発行する際に、前記顔画像の利用可能回数が1以上の場合、前記顔画像を含む新たな媒体を発行可能とし、前記顔画像の利用可能回数が0の場合、前記顔画像を含む新たな媒体を発行不可とすることを特徴とする発行システムである。
第3の発明は、第1の発明の発行装置とサーバによる発行システムである。
第4の発明は、発行装置が、ユーザの顔画像を含む媒体を発行するステップと、ユーザの前記顔画像を前記顔画像の利用可能回数と紐付けて記録するよう、前記顔画像の記録要求をサーバに送信するステップと、ユーザに新たな媒体を発行するステップと、を実行し、ユーザに新たな媒体を発行する際、前記顔画像の利用可能回数が1以上の場合、前記顔画像を含む新たな媒体を発行可能とし、前記顔画像の利用可能回数が0の場合、前記顔画像を含む新たな媒体を発行不可とすることを特徴とする発行方法である。
第4の発明は、第1の発明の発行装置による媒体の発行方法である。
第5の発明は、コンピュータを、発行装置で顔画像を含む媒体を発行したユーザの前記顔画像と前記顔画像の利用可能回数を記憶する発行データ記憶部と、ユーザに新たに媒体を発行する際、前記顔画像の利用可能回数が1以上の場合、前記顔画像を含む新たな媒体を発行すべく、前記顔画像を前記発行装置に送信し、前記顔画像の利用可能回数が0の場合、前記顔画像が利用不可の旨を前記発行装置に送信する送信部と、を有するサーバとして機能させるためのプログラムである。
第5の発明は、コンピュータを第2の発明のサーバとして機能させるためのプログラムである。
本発明により、顔画像を再利用可能としつつ、その再利用に適切な制限を設けることのできる発行装置等を提供することができる。
発行システム1を示す図。 発行装置2の外観を示す図。 発行装置2のシステム構成を示す図。 制御装置20のハードウェア構成を示す図。 サーバ3のハードウェア構成を示す図。 ユーザ端末5のハードウェア構成を示す図。 発行データ100の例。 発行システム1の機能構成を示す図。 本人確認証の真贋判定の手順を示すフローチャート。 本人確認証10の例。 本人確認証画像50の入力画面の例。 コード300の例。 媒体発行の手順を示すフローチャート。 媒体発行の手順を示すフローチャート。 媒体発行の手順を示すフローチャート。 表示部21の画面の例。 IDカード200、受験票250を示す図。 表示部21の画面の例。
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
(1.発行システム1)
図1は本発明の実施形態に係る発行システム1を示す図である。発行システム1は、ユーザにIDカードや受験票等の媒体を発行するものであり、発行装置2、サーバ3、ユーザ端末5等を有する。
発行装置2は、ユーザが自身の撮影を行う写真撮影装置としての機能も有し、例えば街頭に設置された証明写真機である。発行装置2はユーザを撮影してその画像を証明写真としてプリントする(証明写真サービス)のに加え、IDカードや受験票等の発行を行う。
図2は発行装置2の外観を示す図であり、図3は発行装置2のシステム構成を示す図である。
発行装置2はボックス状の外観を有し、制御装置20、表示部21、課金部22、撮影部23、照明24、プリンタ25、プリント物取出口26、読取部27、カーテン28、センサ29等を有する。
制御装置20は発行装置2の内部に設けられ、発行装置2の処理全体を制御する。
図4は制御装置20のハードウェア構成を示す図である。図4に示すように、制御装置20は、例えば制御部201、記憶部202、入力部203、通信部204等をバス等により接続して構成したコンピュータにより実現できる。但しこれに限ることなく、適宜様々な構成をとることができる。
制御部201はCPU、ROM、RAMなどから構成される。CPUは、記憶部202、ROMなどの記憶媒体に格納された制御装置20の処理に係るプログラムをRAM上のワークエリアに呼び出して実行し、発行装置2の各部を制御して後述する処理を実現する。ROMは不揮発性メモリであり、ブートプログラムやBIOSなどのプログラム、データなどを恒久的に保持している。RAMは揮発性メモリであり、記憶部202、ROMなどからロードしたプログラムやデータを一時的に保持するとともに、制御部201が各種処理を行うために使用するワークエリアを備える。
記憶部202はハードディスクドライブやソリッドステートドライブ、フラッシュメモリ等であり、後述する処理に際し制御装置20が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(オペレーションシステム)等が格納される。これらのプログラムやデータは、制御部201により必要に応じて読み出され実行される。
入力部203は制御装置20に各種の設定入力を行うものである。
通信部204はネットワーク等を介した通信を媒介する通信インタフェースであり、サーバ3等との間で通信を行う。
図2、3の説明に戻る。表示部21は、発行装置2の入力部を兼ねたタッチパネル付ディスプレイ等により実現される。表示部21は、ユーザの操作、選択に係る各種の画面を表示し、画面上のタッチパネル操作によるユーザの指示入力等を受付ける。
課金部22は、硬貨や紙幣の投入口、つり銭返却口、レシート取出口、レシートプリンタ等(不図示)を備え、ユーザからの課金やレシートの発行を管理する。
撮影部23は、撮影窓の内側にカメラ等を設けたものである。カメラには例えば高解像度のデジタルカメラが用いられるが、これに限ることはない。
照明24は、発行装置2のボックス内の全体を照らす照明である。照明24は例えば白色の光を照射する面光源であり、撮影部23の上部に設けられるが、これに限ることはない。なお、発行装置2のボックス内には撮影時のフラッシュ用にストロボ光源も設けられる。
プリンタ25は、画像を用紙にプリントするものであり、発行装置2の内部に設けられる。画像をプリントしたプリント物はプリント物取出口26に排出される。プリンタ25の方式や設置台数等は特に問わない。
読取部27は、読取用のイメージスキャナ等を有する。
カーテン28は、発行装置2のボックス内を外部から遮るものである。
センサ29は、発行装置2のボックス内に入ったユーザを検知するセンサである。センサ29は例えば赤外線センサであるが、これに限ることはない。
サーバ3は、IDカードや受験票等の媒体の発行者のサーバであり、発行装置2とネットワークを介して通信可能に接続される。サーバ3は、媒体の発行データを記憶し、発行データによる媒体の管理を始めとして媒体発行に係る各種の処理を行う。発行データについては後述する。
図5はサーバ3のハードウェア構成を示す図である。図5に示すように、サーバ3は、例えば制御部31、記憶部32、表示部33、入力部34、通信部35等をバス等により接続して構成したコンピュータにより実現できる。但し、これに限ることなく、適宜様々な構成をとることができる。
制御部31、記憶部32、入力部34、通信部35の機能は上述した制御部201、記憶部202、入力部203、通信部204と略同様である。表示部33は液晶パネル等のディスプレイ装置を備える。入力部34はキーボード、マウス等のポインティングデバイス、テンキー等の入力装置を有し、記憶部32には後述する処理をサーバ3に実行させるためのプログラムが格納される。
ユーザ端末5はユーザが用いるコンピュータ端末である。ユーザ端末5としては、例えばスマートフォン、タブレット端末などの携帯端末を用いることが可能である。
図6はユーザ端末5のハードウェア構成を示す図である。図6に示すように、ユーザ端末5は制御部51、記憶部52、表示部53、入力部54、通信部55、カメラ56、音声入出力部57等をバス等により接続して構成される。但し、ユーザ端末5はこれに限ることなく適宜様々な構成をとることができ、図5と同様の構成を有するPC(Personal Computer)を用いることも可能である。
制御部51、記憶部52、入力部54、通信部55の機能は上述した制御部201、記憶部202、入力部203、通信部204と略同様である。また表示部53は液晶パネル等のディスプレイ装置を有し、入力部54としてのタッチパネルが設けられている。音声入出力部57はマイクやスピーカ等である。記憶部52にはユーザ端末5の後述する処理を実行するためのプログラムが格納されている。
図7はサーバ3の記憶部32に記憶される発行データ100を示す図である。図7に示すように、発行データ100は例えばユニークID110、申請情報120、顔画像130、特徴量140、利用可能回数150、撮影日160等を紐付けてサーバ3の記憶部32に記憶したものである。
ユニークID110はIDカードや受験票等の媒体を一意に識別する識別情報である。
申請情報120は、媒体の発行を行うためにユーザが入力する申請用のテキスト情報であり、ユーザの個人情報などを含む。
顔画像130はユーザの顔画像であり、媒体の発行時に発行装置2で撮影されたものである。
特徴量140は、ユーザの本人確認証の顔画像から算出された特徴量である。特徴量としては顔画像に関する既知のパラメータを用いることができ、その値を既知の方法で算出できる。本人確認証については後述する。
利用可能回数150は、顔画像130の再利用が可能な回数である。
撮影日160は、顔画像130が撮影された日であり、後述する顔画像130の有効期限の起算日となる。
図8は発行システム1の機能構成を示す図である。図8に示すように、発行システム1は、撮影部101、発行部102、記録要求部103、発行データ記憶部104、送信部105等を有する。
撮影部101は、発行装置2が、撮影部23によってユーザの顔画像130を撮影するものである。
発行部102は、発行装置2が、ユーザの顔画像130を含む媒体をプリンタ25によって印刷し発行するものである。また、ユーザに新たな媒体を発行する際には、当該顔画像130の利用可能回数150が1以上の場合、当該顔画像130を含む媒体を発行可能とする。利用可能回数150が0の場合は、当該顔画像130を含む媒体を発行不可とする。
記録要求部103は、発行装置2が、媒体を発行したユーザの顔画像130を利用可能回数150等と紐付けて発行データ100として記録するよう、顔画像130の記録要求を通信部204を介してサーバ3に送信するものである。
発行データ記憶部104は、サーバ3が、発行装置2で媒体を発行したユーザの顔画像130と利用可能回数150等を発行データ100として記憶部32に記憶するものである。
送信部105は、以前媒体を発行したユーザに対し新たに媒体を発行する際に、発行データ100の利用可能回数150が1以上の場合、発行データ100の顔画像130を含む新たな媒体を発行すべく、サーバ3が通信部35を介して当該顔画像130を発行装置2に送信するものである。利用可能回数150が0の場合は、顔画像130が利用不可の旨を発行装置2に送信する。
(2.発行システム1の処理)
次に、発行システム1の処理について説明する。本実施形態では、ユーザに顔画像付きのIDカード(媒体)を発行した後、ユーザに受験票(新たな媒体)の発行を行い、この時、IDカードの発行時に撮影したユーザの顔画像を再利用する例を説明する。
(2−1.本人確認証の真贋判定)
本実施形態では、IDカードの発行を行う際、信頼性確保のため事前にユーザの本人確認証の真贋判定を行うものとする。図9は本人確認証の真贋判定の手順を示すフローチャートである。図9のS101、S105〜S106、S111はユーザ端末5の制御部51が実行する。その他の処理はサーバ3の制御部31が実行する。
本実施形態において、IDカードを発行するユーザは、カメラ56等を用いてユーザの顔画像付きの本人確認証を予め撮影しておき、サーバ3が提供するウェブサイトにユーザ端末5からアクセスし、ウェブサイト上の入力画面で本人確認証の画像を入力する。ユーザ端末5は、本人確認証の画像をサーバ3に送信する(S101)。サーバ3は当該画像を受信する(S102)。
図10は本人確認証10の概略を示す図であり、本人確認証10の券面の一例を模式的に示したものである。本人確認証10はユーザを特定可能な媒体であり、例えば運転免許証、マイナンバーカード、在留カード、特別永住者カードなどであるが、これに限定されない。
本人確認証10は、ユーザの氏名12、生年月日13、住所14、本人確認証10の交付年月日15、発行番号16、有効期限17等の文字情報や、ユーザの顔画像18などを基材11上の所定の位置に印刷したものである。
図11は本人確認証10の画像50(以下、本人確認証画像という)の入力画面の例である。この例では、ドラッグ操作などにより本人確認証画像50を入力領域502に入力すると、ユーザ端末5からサーバ3に本人確認証画像50が送信される。
サーバ3は、本人確認証画像50から本人確認証10の真贋判定を行う(S103)。
真贋判定の方法は特に問わないが、例えば本人確認証画像50のOCR(Optical
Character Recognition)処理を行い、得られた文字情報に矛盾が有るか否かを判別し、矛盾が有る場合に本人確認証10を偽とし、矛盾の無い場合に本人確認証10を真とすることができる。
文字情報の矛盾は様々であるが、一例として、生年月日13と有効期限17との間に法律面から定まる所定の関係が存在し、当該関係から見た時に、本人確認証画像50から得られた生年月日13と有効期限17との間に矛盾が有るケースがある。
例えば本人確認証10の有効期限17における月日が、法律上、生年月日13における月日の1ヶ月後になるという関係が有る場合、本人確認証10の生年月日13を偽造し、有効期限17における月日が生年月日13における月日の1ヶ月後で無くなった場合、矛盾があると判別される。
これは文字情報の内容と別の文字情報の内容との間に矛盾が有るケースであるが、文字情報の内容自体に矛盾があるケースもある。例えば本人確認証画像50から得られた生年月日13が有り得ない年月日、一例として「昭和70年」や「13月」、「4月31日」などであると、その内容に矛盾が有ると判別される。
真贋判定の方法としては、上記のようにOCR処理によって得た文字情報を利用するものに限らず、本人確認証10の正規の印刷方法と同じ方法で印刷されたか否かを本人確認証画像50から判別することもでき(例えば、特開2011-34535号公報など参照)、この場合、正規の印刷方法と異なる方法で印刷された本人確認証10を偽とする。
サーバ3は、上記の真贋判定において本人確認証10を偽と判定した場合(S103;NO)、偽の本人確認証10である旨をユーザ端末5に送信する(S104)。ユーザ端末5は、偽の本人確認証10である旨を受信して(S105)、表示部53に表示し(S106)、処理を終了する。
一方、サーバ3は、本人確認証10を真と判定した場合(S103;YES)、本人確認証画像50から顔画像18を切出し、顔画像18の特徴量140を算出する(S107)。
次に、サーバ3はIDカードの発行データ100を新たに作成し、記憶部32に記録する(S108)。
S108では、ユニークID110を新たに生成し、S107で算出した特徴量140、利用可能回数150をユニークID110と紐付けて発行データ100として記録する。なお、利用可能回数150には初期値として最大利用可能回数(例えば、3回)を記録する。
その後、サーバ3はコードを生成し(S109)、ユーザ端末5に送信する(S110)。ユーザ端末5はコードを受信し(S111)、処理を終了する。
図12はコード300の例である。コード300は、例えば、ユニークID110などを二次元コードとしてコード化したものであり、IDカード等の媒体の発行時に図12に示すようにユーザ端末5に表示し、発行装置2で読取らせる。
(2−2.IDカードの発行)
図13〜図15はIDカード等の媒体の発行の手順を示すフローチャートであり、図13のS201〜S202、S206〜S209、S214〜S215、S218〜S219、図14のS304、S306〜S309、S313〜S314、図15のS401〜S402、S406〜S408は発行装置2の制御装置20が実行する。その他の処理はサーバ3の制御部31が実行する。
本実施形態において、IDカードを発行するユーザは街頭の発行装置2へと向かい、発行装置2のボックス内に入る。発行装置2は、センサ29によってユーザを検知すると表示部21にトップ画面を表示させる。
図16(a)はトップ画面の例である。本実施形態ではトップ画面でサービスの選択を行うことができ、証明写真サービスを始めとした各種のサービスがボタン211によって選択可能に表示される。IDカードや受験票の発行はそのサービスの一つであり、ここでは表示部21のタッチパネル操作によりIDカードの発行を行うためのボタン211をユーザが選択するものとする。
発行装置2は、IDカードの発行が選択されると、コード300を読取部27にかざすためのガイダンスを表示部21に表示する。ユーザはガイダンスに従って図12に示すようにユーザ端末5にコード300を表示させ、これを読取部27にかざす。発行装置2は、読取部27によってコード300を読み取ると(図13のS201)、コード300を復号してユニークID110を取得し、サーバ3に送信する(S202)。
サーバ3は、ユニークID110を受信する(S203)と、ユニークID110に対応する顔画像130の有無を判定する(S204)。ここで、ユーザはまだ顔画像130の撮影を行っておらず、ユニークID110に対応する顔画像130は未だ存在しない状態である(S204;NO)。この場合、サーバ3は、顔画像130が無い旨を発行装置2に送信する(S205)。
発行装置2は、顔画像130が無い旨を受信する(S206)と、ユーザの顔画像130を撮影するためのガイダンスを表示部21に表示し、ユーザの顔画像130の撮影を行う(S207)。
発行装置2は、ユーザの顔画像130を撮影した後、表示部21に申請情報120の入力画面を表示する。図16(b)は表示部21に表示される申請情報120の入力画面の例であり、ユーザは、申請情報120として氏名、年齢、性別、住所などの個人情報をそれぞれの入力領域212に入力する。
発行装置2は申請情報120の入力を受付ける(S208)と、S207で撮影した顔画像130を申請情報120、利用可能回数150、撮影日160等と紐付けて発行データ100に記録するよう、顔画像130の記録要求をサーバ3に送信する(S209)。記録要求には、S207で撮影した顔画像130とその撮影日160、およびS208で入力した申請情報120(以下、顔画像130等という)とユニークID110が含まれる。
サーバ3は、顔画像130等とユニークID110を含む記録要求を受信する(S210)と、顔画像130が先程のS102(図9参照)で受信した本人確認証画像50の顔画像18と一致するか否か(生体認証)によるユーザの本人確認を行う。ここでは、S210で受信した顔画像130の特徴量を算出し(S211)、S210で受信したユニークID110に対応する発行データ100の特徴量140と一致するかどうかを判定する(S212)。
特徴量が一致しない場合(S212;NO)、サーバ3はユーザの本人確認ができなかったとし、IDカードの発行不可の旨を発行装置2に送信する(S213)。発行装置2は発行不可の旨を受信して(S214)、表示部21に表示し(S215)、処理を終了する。
特徴量が一致する場合(S212;YES)、サーバ3はユーザの本人確認ができたとし、S210で受信した顔画像130等をS210で受信したユニークID110に対応する発行データ100に記録する(S216)。そして、IDカードの発行を行うための発行用データを発行装置2に送信する(S217)。発行用データは、例えば、ユニークID110をコード化した二次元コード、テキストや画像を含むIDカードのテンプレート等を有する。
発行装置2は、発行用データを受信する(S218)と、IDカード(媒体)の発行を行う(S219)。
図17(a)はIDカード200の例である。IDカード200は、S207で撮影した顔画像130、ユーザの氏名210、二次元コード220、テキストや画像を含むテンプレート等をプリンタ25によって紙に印刷出力したものである。ユーザの氏名210は前記のS208で入力した申請情報120のうちIDカード200に表示するテキスト情報である。
なお、IDカード200は紙に印刷するものに限らない。例えば図17(b)に示すように、上記と同じデータをデジタルID証(電子媒体)200’としてユーザ端末5にデータ出力し、ユーザ端末5で表示されるようにしてもよい。
(2−3.受験票の発行)
ユーザは、上記の手順でサーバ3の記憶部32に記憶した顔画像130を新たな媒体の発行時に再利用する場合、前記のコード300を持って発行装置2へと向かう。ここでは新たな媒体として受験票を発行するものとし、以下受験票発行の手順について説明する。
受験票発行の手順も、最初は図13で説明したものと同様であり、図16(a)のトップ画面にて受験票の発行を行うためのボタン211を選択した後、図13のS201でコード300を読取り、S202〜S203の処理が行われる。
ここで、ユーザは既に顔画像130を撮影してIDカード200を発行し、その発行データ100をサーバ3に記録している状態なので、S204の判定では、S203で受信したユニークID110に対応する顔画像130が存在すると判定される(S204;YES)。
この場合、サーバ3は、ユニークID110に対応する発行データ100を参照し、顔画像130が撮影日160からの有効期限内のものであるか否か(即ち、現在日時が上記有効期限内か否か)の判定、および、顔画像130の利用可能回数150が1以上であるか否かの判定を行う(図14のS301、S302)。上記の有効期限は予め設定し、例えば撮影日160から6か月などとする。
サーバ3は、顔画像130が撮影日160からの有効期限内のものであり、且つ、顔画像130の利用可能回数150が1以上である場合(S301;YES、S302;YES)、顔画像130を発行装置2に送信する(S303)。
発行装置2は、顔画像130を受信すると(S304)、その顔画像130を用い、ユーザに受験票を発行することが可能になる。
ここでは、発行装置2が、まず表示部21に申請情報120の入力画面(図16(b)参照)を表示して申請情報120の入力を受付け(図15のS401)、申請情報120と顔画像130をサーバ3に送信する(S402)。
サーバ3は、申請情報120と顔画像130を受信する(S403)と、受験票の発行データ100を新たに作成する(S404)。
S404では、ユニークID110を新たに生成し、S403で受信した申請情報120と顔画像130、およびIDカード200の発行データ100の特徴量140をユニークID110と紐付けて受験票の発行データ100として記録する。なお、この例では受験票の発行データ100の顔画像130は再利用の対象でなく、利用可能回数150や撮影日160の記録はされないものとする。
サーバ3は、その後、受験票の発行を行うための発行用データを発行装置2に送信する(S405)。発行用データは、例えば、ユニークID110をコード化した二次元コード、テキストや画像を含む受験票のテンプレート等を有する。
発行装置2は、発行用データを受信する(S406)と、受験票(媒体)の発行を行う(S407)。
図17(c)は受験票250の例である。受験票250は、S304(図14参照)で受信した顔画像130、ユーザの氏名260、二次元コード270、テキストや画像を含むテンプレート等をプリンタ25によって紙に印刷出力したものである。ユーザの氏名260は前記のS401で入力した申請情報120のうち受験票250に表示するテキスト情報である。
発行装置2は、このようにIDカード200の顔画像130を利用して受験票250の発行を行った場合、その旨をサーバ3に送信する(S408)。サーバ3はこれを受信する(S409)と、IDカード200の発行データ100の利用可能回数150をデクリメントして1減らし(S410)、処理を終了する。
図14のフローの説明に戻る。前記のS301、S302の判定において、顔画像130が撮影日160からの有効期限内のものでないか、または、顔画像130の利用可能回数150が0の場合(S301;NO、または、S302;NO)、サーバ3は顔画像130が利用不可の旨を発行装置2に送信し(S305)、発行装置2はその旨を受信する(S306)。この場合、発行装置2では当該顔画像130を含む受験票250が発行不可となるので、その代わりに、ユーザの顔画像を撮影するためのガイダンスを表示部21に表示し、ユーザの顔画像の撮影を行う(S307)。
以降、S308〜S314の処理によりユーザに受験票250が発行される。S308〜S314の処理はそれぞれ図15のS401〜S407の処理とほぼ同様である。ただし、受験票250の顔画像としてはS307で撮影した顔画像が用いられ、またサーバ3はS307で撮影した顔画像を受験票250の発行データ100の顔画像130として記録する。
なお、本実施形態では、撮影日160からの有効期限を超過した顔画像130や、利用可能回数150が0となった顔画像130は一定期間経過後に削除し、サーバ3に記憶するデータ量の節約を図るようにしている。
以上説明したように、本実施形態では、IDカード200の発行時に本人確認証10の真贋判定と本人確認を行った信頼性の高い顔画像130を再利用し、新たな媒体である受験票250の発行を行うことができる。しかも、顔画像130に利用可能回数150を設定して利用可能回数150による顔画像130の再利用の管理を行い、利用可能回数150が0の場合に当該顔画像130を含む受験票250を発行不可とすることで、顔画像130の再利用に適切な制限を設け、ユーザが無制限に顔画像130を再利用するのを抑制することができる。
また本実施形態では街頭などに設置された従前の証明写真機を発行装置2として用いることで、高い普及性を実現できる。
また本実施形態では、顔画像130に撮影日160からの有効期限を設けることで、有効期限を超過した顔画像130の再利用を制限することができる。
しかしながら、本発明はこれに限らない。例えば本実施形態では利用可能回数150と撮影日160からの有効期限により顔画像130の再利用を制限しているが、利用可能回数150のみにより顔画像130の再利用を制限することも可能である。
また本実施形態では、顔画像130が有効期限内のものであるが利用可能回数150が0の場合(図14のS301;YES、S302;NO)、顔画像130の再利用を不可としているが、課金により利用可能回数150を一定数増加させ、追加利用を可能としてもよい。
この場合、発行装置2の表示部21では、図18(a)に示すように課金により利用可能回数150を増やして当該顔画像130を追加利用するかどうかを選択するための選択画面を表示する。この選択画面には、顔画像130と、顔画像130を追加利用することを選択するための「はい」ボタン215、顔画像130を追加利用しないことを選択するための「いいえ」ボタン216が表示される。
「はい」ボタン215が選択され課金が行われた場合、発行データ100の利用可能回数150は一定数増加し、発行装置2はその顔画像130を利用してS401以下の処理により受験票250を発行する。「いいえ」ボタン216が選択された場合はS307以降の処理に移る。
顔画像130が有効期限内のものでない場合(図14のS301;NO)も、課金による顔画像130の追加利用を可能としてよい。この場合、発行装置2の表示部21では、図18(b)に示すように課金により顔画像130を追加利用するかどうかを選択するための選択画面を表示する。
この選択画面にも、顔画像130と、顔画像130を追加利用することを選択するための「はい」ボタン217、顔画像130を追加利用しないことを選択するための「いいえ」ボタン218が表示される。「はい」ボタン217が選択され課金が行われた場合、発行装置2はその顔画像130を利用してS401以下の処理により受験票250を発行する。「いいえ」ボタン218が選択された場合はS307以降の処理に移る。
また本実施形態では発行データ100の顔画像130を再利用して受験票250の発行を行う際に、前記のコード300を読取らせているが、IDカード200の二次元コード220を読取らせるようにしてもよく、あるいは、IDカード200の顔画像130に透かしとしてユニークID110を埋め込んでおき、これを読取らせてもよい。また発行装置2でユーザの顔画像を撮影して生体認証を行うことにより、当該顔画像と一致する顔画像130を再利用可能としてもよい。
また、顔画像130の再利用サービスに関して別途ユーザの登録IDを設定し、IDカード200の発行時に発行装置2で撮影した顔画像130、利用可能回数150、撮影日160等を当該登録IDと紐付けてサーバ3で一元管理し、受験票250の発行時に当該登録IDを読取らせてもよい。これにより、当該登録IDに紐付く顔画像130を再利用することも可能である。
この場合、ユーザが複数のIDカード200を発行していると再利用可能な顔画像130が複数あることが考えられるが、その場合は、どの顔画像130を再利用するかを選択可能とすることが望ましい。
例えば、再利用可能な顔画像130(有効期限内であり、且つ利用可能回数150が1以上である顔画像130)を全て発行装置2に送信して図18(c)に示すようにどの顔画像130を再利用するか選択可能な選択画面を表示し、選択された顔画像130を用いてS401以降の処理(図15参照)により受験票250を発行する。前記のS410では、選択された顔画像130に対応する利用可能回数150をデクリメントする。
さらに、有効期限内であるが利用可能回数150が0の顔画像130、あるいは有効期限を超過した顔画像130についても図18(c)で選択可能な顔画像130として表示させてもよい。これらの顔画像130はその他の再利用可能な顔画像130と区別可能に表示し、仮に選択された場合には図18(a)、(b)のような画面を表示して課金による追加利用を行うかどうかユーザに選択させることが可能である。
また、発行データ100の顔画像130を再利用して受験票250の発行を行った時に、当該顔画像130があと何回再利用できるか表示部21に表示してもよい。この回数としては、受験票250の発行直前の顔画像130の利用可能回数150から1減らした回数を表示する。
また、本実施形態では媒体としてIDカード200や受験票250の発行を行っているが、発行する媒体はこれに限らない。例えば証明写真や各種の受付票、前記した運転免許証、マイナンバーカード、在留カード、特別永住者カードなどの本人確認証であってもよいし、通行証やイベントチケットなどであってもよい。これらの媒体は紙にプリントして発行してもよく、ユーザ端末5にデータ出力することにより電子媒体として発行してもよい。
また、本実施形態では発行装置2として証明写真機を用いたが、これに限らず、サーバ3に接続され、媒体の発行が可能であればよい。例えばスマートフォンなどの携帯端末を用いることも可能である。
以上、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1:発行システム
2:発行装置
3:サーバ
5:ユーザ端末
10:本人確認証
100:発行データ
101:撮影部
102:発行部
103:記録要求部
104:発行データ記憶部
105:送信部
110:ユニークID
120:申請情報
130:顔画像
140:特徴量
150:利用可能回数
160:撮影日
200:IDカード
250:受験票

Claims (8)

  1. ユーザに媒体を発行する発行装置であって、
    ユーザの顔画像を含む媒体を発行する発行部と、
    ユーザの前記顔画像を前記顔画像の利用可能回数と紐付けて記録するよう、前記顔画像の記録要求をサーバに送信する記録要求部と、
    を有し、
    前記発行部は、
    ユーザに新たな媒体を発行する際に、前記顔画像の利用可能回数が1以上の場合、前記顔画像を含む新たな媒体を発行可能とし、前記顔画像の利用可能回数が0の場合、前記顔画像を含む新たな媒体を発行不可とすることを特徴とする発行装置。
  2. 証明写真機であることを特徴とする請求項1記載の発行装置。
  3. ユーザの前記顔画像を撮影する撮影部を更に有し、
    前記記録要求部は、ユーザの前記顔画像を前記顔画像の撮影日と紐付けて記録するよう、前記顔画像の記録要求を前記サーバに送信し、
    前記発行部は、ユーザに新たな媒体を発行する際に、前記顔画像の利用可能回数が1以上且つ前記顔画像が撮影日からの有効期限内のものである場合、前記顔画像を含む新たな媒体を発行可能とすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の発行装置。
  4. 前記発行部は、ユーザに新たな媒体を発行する際に、前記顔画像の利用可能回数が0且つ課金による前記顔画像の追加利用が選択された場合、前記顔画像を含む新たな媒体を発行可能とすることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の発行装置。
  5. 発行装置で顔画像を含む媒体を発行したユーザの前記顔画像と前記顔画像の利用可能回数を記憶する発行データ記憶部と、
    ユーザに新たに媒体を発行する際、前記顔画像の利用可能回数が1以上の場合、前記顔画像を含む新たな媒体を発行すべく、前記顔画像を前記発行装置に送信し、前記顔画像の利用可能回数が0の場合、前記顔画像が利用不可の旨を前記発行装置に送信する送信部と、
    を有することを特徴とするサーバ。
  6. ユーザに媒体を発行する発行装置と、サーバとを有する発行システムであって、
    前記発行装置は、
    ユーザの顔画像を含む媒体を発行する発行部と、
    ユーザの前記顔画像を前記顔画像の利用可能回数と紐付けて記録するよう、前記顔画像の記録要求を前記サーバに送信する記録要求部と、
    を有し、
    前記発行部は、
    ユーザに新たな媒体を発行する際に、前記顔画像の利用可能回数が1以上の場合、前記顔画像を含む新たな媒体を発行可能とし、前記顔画像の利用可能回数が0の場合、前記顔画像を含む新たな媒体を発行不可とすることを特徴とする発行システム。
  7. 発行装置が、
    ユーザの顔画像を含む媒体を発行するステップと、
    ユーザの前記顔画像を前記顔画像の利用可能回数と紐付けて記録するよう、前記顔画像の記録要求をサーバに送信するステップと、
    ユーザに新たな媒体を発行するステップと、
    を実行し、
    ユーザに新たな媒体を発行する際、前記顔画像の利用可能回数が1以上の場合、前記顔画像を含む新たな媒体を発行可能とし、前記顔画像の利用可能回数が0の場合、前記顔画像を含む新たな媒体を発行不可とすることを特徴とする発行方法。
  8. コンピュータを、
    発行装置で顔画像を含む媒体を発行したユーザの前記顔画像と前記顔画像の利用可能回数を記憶する発行データ記憶部と、
    ユーザに新たに媒体を発行する際、前記顔画像の利用可能回数が1以上の場合、前記顔画像を含む新たな媒体を発行すべく、前記顔画像を前記発行装置に送信し、前記顔画像の利用可能回数が0の場合、前記顔画像が利用不可の旨を前記発行装置に送信する送信部と、
    を有するサーバとして機能させるためのプログラム。
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