JP2020037453A - キッチンペーパーロール包装体 - Google Patents

キッチンペーパーロール包装体 Download PDF

Info

Publication number
JP2020037453A
JP2020037453A JP2019149993A JP2019149993A JP2020037453A JP 2020037453 A JP2020037453 A JP 2020037453A JP 2019149993 A JP2019149993 A JP 2019149993A JP 2019149993 A JP2019149993 A JP 2019149993A JP 2020037453 A JP2020037453 A JP 2020037453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
kitchen paper
roll
paper roll
less
packaging bag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019149993A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7336913B2 (ja
Inventor
佐藤 光
Hikari Sato
光 佐藤
康伸 大岡
Yasunobu Ooka
康伸 大岡
創 高橋
So Takahashi
創 高橋
大篭 幸治
Koji Okago
幸治 大篭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Paper Crecia Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paper Crecia Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Paper Crecia Co Ltd filed Critical Nippon Paper Crecia Co Ltd
Publication of JP2020037453A publication Critical patent/JP2020037453A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7336913B2 publication Critical patent/JP7336913B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Bag Frames (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

【課題】ミシン目を有するフィルムからなる包装袋に長尺のキッチンペーパーロールを1個収容してなるキッチンペーパーロール包装体であって、包装袋を開封し易く、かつ意図しないミシン目の開封が起こりにくいキッチンペーパーロール包装体を提供する。【解決手段】キッチンペーパーロール20が、包装袋30によりキッチンペーパーロール20の表面形状に追従するように包装されており、キッチンペーパー21の1プライあたりの坪量が13g/m2以上30g/m2以下であり、キッチンペーパーロール20の、巻直径、巻長、巻密度、ロール質量、ロール密度を所定の値とし、包装袋30のキッチンペーパーロール20の円周方向にミシン目31が形成され、ミシン目31がフィルムのTD方向に対して±44°以内の角度の方向に形成され、フィルムのMD方向がキッチンペーパーロール20の軸方向Xとなるように包装されたキッチンペーパーロール包装体10とする。【選択図】図1

Description

本発明は、キッチンペーパーロール包装体に関する。
キッチンペーパーロールをフィルムからなる包装袋に収納したキッチンペーパーロール包装体が上市されている。キッチンペーパーロール包装体に用いる包装袋は、フィルムからなり、包装袋の開封を容易にするために包装袋にミシン目が形成されることが一般的である。近年、ミシン目が形成された包装袋及び包装袋に包装されたキッチンペーパーロールが種々検討されている。
例えば、特許文献1には、複数個のロールペーパーを収容するための包装袋であって、包装袋のロールペーパーの円周方向にミシン目が設けられた包装袋が開示されている。特許文献1のミシン目は、具体的には、所定距離だけ離間し平行に形成された2本のミシン目を一組としたミシン目であり、2本のミシン目で画成される帯状部分の一端が摘み部となっている。包装袋は、摘み部を摘まんで引裂方向に引張ることによって開封することができる。
特開2005−153959号公報
ここで、図5に示すように、従来のキッチンペーパーロール包装体50では、ロールは2個又は4個等の複数個収納されることが多く、この場合には、キッチンペーパーロール同士の間に隙間が生じるため、当該隙間を有する領域における包装袋フィルムに縦方向にミシン目を設けることにより、ミシン目を容易に開封することができる。
一方、キッチンペーパーロールを包装袋に収納したキッチンペーパーロール包装体においては、省スペース化やコストの観点から、内容物であるキッチンペーパーロールが、ロールの表面形状に追従するように包装袋により包装されることが求められるが、そうすると包装袋とロールとの間に隙間が無く、開封しづらいという問題があった。
さらに、近年では、トイレットロールと同様に、交換頻度の低減及び省スペース化の確保の観点から、長尺のキッチンペーパーロールを収納したキッチンペーパーロール包装体も上市されているが、長尺にするためには、巻を硬くする必要があり、そうすると開封時にロールの柔らかさが低減することで、より包装袋のフィルムに力が伝わりづらく開封しづらいという問題があった。
この開封しづらさを解決するためミシン目の強度を低下させると、長尺のキッチンペーパーロールは重いため、製品を落下させた際にミシン目から破れる、又は加工時に包装袋のフィルムにテンションがかかった際に破れるなど、意図せずに包装袋がミシン目から開封する可能性がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ミシン目を有するフィルムからなる包装袋に長尺のキッチンペーパーロールが1個収容されたキッチンペーパーロール包装体であって、包装袋を開封し易く、かつ意図しないミシン目の開封が起こりにくいキッチンペーパーロール包装体を提供することを目的とする。
本発明は、フィルムからなる包装袋に、2プライのキッチンペーパーをロール状に巻取ったキッチンペーパーロールが1個収容されてなるキッチンペーパーロール包装体であって、前記キッチンペーパーロールが、前記包装袋により、前記キッチンペーパーロールの表面形状に追従するように包装されており、前記キッチンペーパーの1プライあたりの坪量が13g/m以上30g/m以下であり、前記キッチンペーパーロールは、巻直径が80mm以上150mm以下であり、巻長が15m以上70m以下であり、巻密度が0.3m/cm以上1.4m/cm以下であり、コアの質量を除くロール質量が130g以上450g以下であり、ロール密度が0.07g/cm以上0.30g/cm以下であり、前記包装袋の前記キッチンペーパーロールの円周方向に、切込部と非切込部とが交互に連続することにより構成されるミシン目が形成されており、各前記切込部の長さが0.8mm以上10mm以下であり、各前記非切込部の長さが0.1mm以上3.5mm以下であり、前記ミシン目が、前記フィルムのTD方向に対して±44°以内の角度の方向に形成されており、前記フィルムのMD方向が前記キッチンペーパーロールの軸方向となるように包装されているキッチンペーパーロール包装体である。
前記包装袋を構成するフィルムの厚みは20μm以上55μm以下であることが好ましい。
前記ミシン目の強度は400gf/25mm以上1800gf/25mm以下であることが好ましい。
前記ミシン目の全長に対する前記非切込部の合計の寸法の割合は、1%以上81%以下であることが好ましい。
前記キッチンペーパーロールにダブルエンボスが施されていることが好ましい。
本発明によれば、ミシン目を有するフィルムからなる包装袋に長尺のキッチンペーパーロールが1個収容されたキッチンペーパーロール包装体であって、包装袋を開封し易く、かつ意図しないミシン目の開封が起こりにくいキッチンペーパーロール包装体を得ることができる。
本発明のキッチンペーパーロール包装体の一実施形態を示す斜視図である。 本発明におけるキッチンペーパーロールの外観を示す斜視図である。 エンボス処理の工程を示す図である。 ロールの内巻側が軸方向に飛び出した不良品の撮影画像を示す図である。 複数のキッチンペーパーロールを収容した、従来のキッチンペーパーロール包装体の外観を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明するが、以下の実施形態は例示の目的で提示するものであり、本発明は、以下に示す実施形態に、何ら限定されるものではない。
<キッチンペーパーロール包装体>
図1は、本発明のキッチンペーパーロール包装体の一実施形態を示す斜視図であり、図2は、本発明におけるキッチンペーパーロールの外観を示す斜視図である。
本発明は、図1に示すように、フィルムからなる包装袋30に、2プライの長尺のキッチンペーパー21(図2参照)をロール状に巻取ったキッチンペーパーロール20を1個収容してなるキッチンペーパーロール包装体10である。本発明では、後述する各要素を規定することにより、ミシン目31を開封し易くするとともに、意図しないミシン目31の開封が起こりにくいキッチンペーパーロール包装体10を得ることができる。
以下各要素の詳細を説明する。
[キッチンペーパーロール]
図2は、本発明におけるキッチンペーパーロール20の外観を示す斜視図である。本発明におけるキッチンペーパーロール20は、2プライのキッチンペーパー21をロール状に巻取ったものである。キッチンペーパー21の表面のうち、ロール外側に指向した表面をロール表面21a(又はキッチンペーパー21の表面21a)と称し、ロール中心部に指向した表面をロール裏面21b(又はキッチンペーパー21の裏面21b)と称する。
(巻長)
キッチンペーパーロール20の巻長は15m以上70m以下である。キッチンペーパーロール20の巻長が15m未満であるとキッチンペーパーロール20の交換頻度が高くなり、70mを超えると巻直径DR(図2参照)が大きくなり手に持ちづらく、ミシン目31を開封しづらくなる。
本発明では、キッチンペーパーロール20の巻長を上記の範囲に調整することにより、キッチンペーパーロール20の交換頻度を低くすることができ、かつ、ミシン目31を開封し易くすることができる。巻長は、20m以上50m以下であることが好ましく、30m以上40m以下であることがより好ましい。
(巻直径)
キッチンペーパーロール20の巻直径DRは80mm以上150mm以下である。キッチンペーパーロール20の巻直径DRが80mm未満であると、巻長が不足し易くキッチンペーパーロール20の交換頻度が高くなり、また、巻長を所望の長さにしようとすると、坪量を低くしなければならず、そうすると、所定量の水分を吸収するためにより多くのキッチンペーパー21を消費しなければならないため、キッチンペーパーロール20の交換頻度が高くなる。一方で、150mmを超えると手に持ちづらく、ミシン目31を開封しづらくなる。
本発明では、キッチンペーパーロール20の巻直径DRを上記の範囲に調整することにより、キッチンペーパーロール20の交換頻度を低くすることができ、かつ、ミシン目31を開封し易くすることができる。巻直径DRは、100mm以上135mm以下であることが好ましく、110mm以上130mm以下であることがより好ましい。
(巻密度)
キッチンペーパーロール20の巻密度は0.3m/cm以上1.4m/cm以下である。
ここで、巻密度が0.3m/cm未満であると、ロールの巻きが弱くなることで、巻長は短くなりキッチンペーパーロール20の交換頻度が高くなるか、又は、巻直径DRが大きくなりミシン目31を開封しづらくなる。また、内巻の巻付け力が弱くなり過ぎて、図4の写真に示すように、ロールの内巻側が軸方向に飛び出して不良品が生じる場合もある。一方で、巻密度が1.4m/cmを超えると、キッチンペーパーロール20が変形しづらく包装袋30のフィルムに力が伝わりづらくミシン目31を開封しづらくなる。
本発明では、キッチンペーパーロール20の巻密度を上記の範囲に調整することにより、キッチンペーパーロール20の交換頻度を低くすることができ、不良品の発生を抑え、ミシン目31を開封し易くすることができる。
このようなことから、本明細書では、ロールの巻き強さを表すための因子として、巻密度を規定した。
キッチンペーパーロール20の巻密度は0.4m/cm以上1.1m/cm以下であることが好ましく、0.5m/cm以上0.9m/cm以下であることがより好ましい。
巻密度は、(巻長×プライ数)÷(ロールの断面積)で表される。
また、ロールの断面積は、{ロールの外径(巻直径DR)部分の断面積−(コア外径DI部分の断面積)}で表される。なお、コア(紙管)外径DIは、コア22の外径である。
例えば、2プライで、巻長が33m、巻直径DRが118mm、コア外径DIが39mmの場合、巻密度は以下のように求められる。
巻密度=(33m×2)÷{3.14×(118mm÷2÷10)−3.14×(39mm÷2÷10)}=0.68m/cm
キッチンペーパーロール20にコア22が無い場合は、中心孔の直径をコア外径DIとする。
(坪量)
キッチンペーパー21の1プライあたりの坪量は、13g/m以上30g/m以下である。キッチンペーパー21の1プライあたりの坪量が13g/m未満の場合には、所定量の水分を吸収するためにより多くのキッチンペーパー21を消費しなければならないため、キッチンペーパーロール20の交換頻度が高くなる。一方、30g/mを超えるとロール質量が大きくなり、落下時や加工時等において、ミシン目31にかかる負荷が大きくなるため、意図しないミシン目31の開封が起こり易くなる。本発明では、キッチンペーパー21の1プライあたりの坪量を上記の範囲で調整しているため、キッチンペーパーロール20の交換頻度を低くすることができ、かつ、意図しないミシン目31の開封を防止することができる。また、キッチンペーパー21の1プライあたりの坪量は、15g/m以上26g/m以下であることが好ましく、17g/m以上23g/m以下であることがより好ましい。
なお、キッチンペーパー21の紙厚は、0.8mm/10プライ以上3.2mm/10プライ以下であることが好ましく、1.5mm/10プライ以上2.2mm/10プライ以下であることがより好ましい。
キッチンペーパー21の1プライあたりの坪量及び紙厚を上記範囲に調整する方法としては、原紙ウェブのカレンダー条件(カレンダー処理後の紙厚及び比容積、カレンダー処理前後の紙厚差)及びエンボス条件を規定する方法を挙げることができる。
(ロール質量)
ロール質量は、コア(紙管)22の質量を除く、ロール幅(軸方向Xの幅)206mmあたりのキッチンペーパーロール20の質量である。
キッチンペーパーロール20のロール質量は、130g以上450g以下である。上記のロール質量が130g未満であると、坪量や巻長が適切に維持されなくなり、キッチンペーパーロール20の交換頻度が高くなり、ロール質量が450gを超えると、加工時や落下時等におけるミシン目31にかかる負荷が大きくなるため、意図しないミシン目31の開封が起こり易くなる。
本発明では、ロール質量を上記の範囲に調整することにより、坪量や巻長が適切に維持され、キッチンペーパーロール20の交換頻度を低くすることができるとともに、意図しないミシン目31の開封を防止することができる。
また、ロール質量は、180g以上410g以下であることが好ましく、210g以上380g以下であることがより好ましい。なお、ロール幅が206mmでない場合、比例計算によりロール1個あたりの質量を換算する。
なお、キッチンペーパーロール20のロール幅は150mm以上300mm以下であることが好ましく、160mm以上260mm以下であることがより好ましく、170mm以上220mm以下であることが更に好ましい。
(コア外径)
コア外径DI(図2参照)は、35mm以上45mm以下であることが好ましく、37mm以上42mm以下であることがより好ましく、38mm以上40mm以下であることが更に好ましい。コア外径DIが上記の範囲内のものであることにより、キッチンペーパーロール20の巻密度を好適に維持することができ、加えて、製造時のキッチンペーパーロール20の取扱性も良好となる。また、キッチンペーパーロール20のコア22の質量は5.4g以上10.3g以下であることが好ましく、6.6g以上9.3g以下であることがより好ましく、7.5g以上8.7g以下であることが更に好ましい。本発明では、コア22の質量を上記の数値範囲内にすることにより、本願のような長尺のキッチンペーパー21に適した、良好なコア22の強度とコア22のコストとを実現することができる。コア22の質量は、ロール質量と同様、ロール幅206mmの質量とする。
(ロール密度)
本発明において、キッチンペーパーロール20のロール密度が0.07g/cm以上0.30g/cm以下である。
ロール密度が0.07g/cm未満の場合には、巻直径DRが大きくなり、所望の巻直径DRとした場合には、所望の巻長が得られず、キッチンペーパーロール20の交換頻度が高くなる。一方、所望の巻長を得ようとすると、巻直径DRが大きくなって省スペース化を実現できなくなる。また、巻直径DRが大きくなることで手に持ちづらく、ミシン目31を開封しづらくなる。一方、0.30g/cmを超える場合には、ロールが硬くなることで、加工時や落下時等にミシン目31にかかる負担が大きくなり、意図しないミシン目31の開封が起こり易くなる。
本発明では、キッチンペーパーロール20のロール密度を上記の範囲に調整することにより、キッチンペーパーロール20の交換頻度を低くすることができ、巻直径DRが適切な範囲に維持されてミシン目31を開封し易くすることができる。
キッチンペーパーロール20のロール密度は0.11g/cm以上0.25g/cm以下であることが好ましく、0.13g/cm以上0.20g/cm以下であることがより好ましい。
キッチンペーパーロール20のロール密度は以下の方法により測定することができる。まず、ロール体積は[{ロールの外径(巻直径DR)部分の断面積}−(コア外径DI部分の断面積)]×ロール幅(206mmあたりに換算する)で表される。例えば、ロール幅206mmあたりのロール質量が327g、巻直径DR122mm、コア外径DIが39mmの場合、ロール密度は以下のように求められる。
ロール密度=327g÷[{3.14×(122mm÷2÷10)−3.14×(39mm÷2÷10)}×(206mm÷10)]=0.5g/cm
なお、キッチンペーパーロール20にコア22が無い場合は、中心孔の直径をコア外径DIとする。
(エンボスパターン)
本発明のキッチンペーパーロール20のキッチンペーパー21は、エンボス加工が施されることにより、エンボスパターンを有していてもよく、エンボスパターンを有さなくてもよい。本発明におけるキッチンペーパー21が有するエンボスパターンとしては、ダブルエンボスパターンが好ましい。また、ダブルエンボスではネステッドエンボスが好ましい。ダブルエンボス加工により、シート間に空気層ができ、吸水量を上げることができる。また、2プライ積層する際には、プライボンドグルー(糊)やナーリング(エッジエンボス)を用いることができるが、エンボスの潰れにくさの観点から、プライボンドグルーを用いる方が好ましい。
エンボスパターンの深さは0.03mm以上0.55mm以下であることが好ましく、0.10mm以上0.45mm以下であることがより好ましく、0.15mm以上0.38mm以下であることが更に好ましい。
エンボス面積は0.2mm以上10.0mm以下であることが好ましく、1.0mm以上7.0mm以下であることがより好ましく、2.0mm以上5.0mm以下であることが更に好ましい。
エンボスパターンの面積率は3%以上60%以下であることが好ましく、7%以上45%以下であることがより好ましく、10%以上30%以下であることが更に好ましい。エンボスパターンの深さ、エンボス面積及びエンボスパターンの面積率は、特開2017−131545号公報に記載と同様の方法により測定することができる。
エンボスパターンの深さは、エンボスロール41と対向するゴムロール42(図3参照)のニップ幅を適宜調整して制御することができる。ニップ幅は、ロールの特性によっても異なるが、20mm以上50mm以下であることが好ましく、25mm以上45mm以下であることがより好ましく、30mm以上40mm以下であることが更に好ましい。ニップ幅を上記の範囲内のものとすることにより、紙厚が好適に維持されてロールの巻直径DRが適切なものとなり、キッチンペーパー21の吸水量が好適となり、キッチンペーパーロール20の交換頻度も好適となる。
ニップ幅は、カーボン紙を用いて測定することができる。測定方法としては、まず、エンボスロール41のニップを逃がし、カーボン紙と一般的なコピー用紙を重ねてセットする。次に、エンボスロール41にニップをかける。その後、ニップを逃がし、カーボン紙とコピー用紙を取り外す。エンボスロール41でニップがかかっていた部分のカーボン紙の色がコピー用紙に転写されるので、ニップ幅を測定することができる。なお、エンボスロール41の材質は、金属であることが好ましい。エンボスロール41の凹凸が深ければニップ幅を狭くし、エンボスロール41の凹凸が浅ければニップ幅を広くすることで、エンボスパターンの深さを調整できる。
(キッチンペーパー)
キッチンペーパー21は木材パルプ100質量%からなるものであってもよく、古紙パルプ、非木材パルプ、脱墨パルプを含んでもよい。目標とする品質を得るためには、NBKP(針葉樹晒クラフトパルプ)の含有率が25質量%以上70質量%以下であることが好ましく、35質量%以上60質量%以下であることがより好ましく、40質量%以上55質量%以下であることが更に好ましい。また、LBKP(広葉樹晒クラフトパルプ)の含有率が30質量%以上75質量%以下であることが好ましく、40質量%以上65質量%以下であることがより好ましく、45質量%以上60質量%以下であることが更に好ましい。
また、ミルクカートン等の液体飲料用カートン由来の古紙パルプを含有させてもよく、その含有率が、NBKPとLBKPのパルプ100質量部に対して、50質量部以下であることが好ましく、30質量部以下であることがより好ましく、10質量部以下であることが更に好ましく、上記の古紙パルプを含有しないことが最も好ましい。
ミルクカートン等の液体飲料用カートン由来の古紙パルプは、針葉樹パルプが主体であり、キッチンペーパー21の強度を向上させ易いというメリットがある一方で、品質的にバラツキが大きく、含有割合が高過ぎると製品の品質に影響することがある。本発明では、ミルクカートン等の液体飲料用カートン由来の古紙パルプの含有量を上記の範囲内のものとすることにより、品質のバラツキを抑えつつ、キッチンペーパー21の強度を効果的に向上させることができる。
なお、上記のLBKPとしては、ユーカリ属グランディス及びユーカリグロビュラスに代表される、フトモモ科ユーカリ属の材種から形成されるパルプが好ましい。
本発明においては、上記のNBKP、LBKP、ミルクカートン由来の古紙のパルプ100質量部に対して、新聞や雑誌古紙等由来の脱墨パルプを25質量部以下の範囲内で配合することができる。なお、脱墨パルプを25質量部配合したときの、キッチンペーパー21(シート)中の脱墨パルプの含有率は、25質量部/(100質量部+25質量部)×100=20質量%となる。脱墨パルプの含有率は0質量%以上20質量%以下であることが好ましく、0質量%以上10質量%以下であることがより好ましく、0質量%以上5質量%以下であることが更に好ましく、0質量%であることが最も好ましい。脱墨パルプも古紙であるため、これをパルプ原料に配合することにより、キッチンペーパー21の品質のバラツキが大きくなる。また、脱墨パルプは通常、蛍光染料を含んでおり、その含有率が20質量%を超えると、キッチンペーパー21が蛍光染料を多く含むことになる場合がある。このため、脱墨パルプの含有量は20質量%以下とすることが好ましい。
なお、キッチンペーパー21に適正な強度を確保するために、通常の手段で原料配合し、パルプ繊維の叩解処理を行うことにより強度調整を行うことができる。目標の品質を得るための叩解としては、市販のバージンパルプに対して、JIS P 8121で測定されるカナダ標準ろ水度で、叩解前後におけるろ水度の差を20ml以上350ml以下、より好ましくは50ml以上300ml以下、更に好ましくは100ml以上250ml以下に低減させる叩解処理を挙げることができる。
キッチンペーパー21は、紙料にバージン系原料を使用する場合は、一定範囲の繊維長及び繊維粗度を有する針葉樹クラフトパルプと広葉樹クラフトパルプを特定の範囲で配合して抄紙することができる。紙料への添加剤としては最終製品の要求品質に応じ、デボンダー柔軟剤を含めた柔軟剤、嵩高剤、染料、分散剤、乾燥紙力増強剤、湿潤紙力増強剤、濾水向上剤、ピッチコントロール剤、吸収性向上剤等を用いることができる。キッチンペーパー21の紙料に古紙原料を使用する場合も、上記バージン系の場合と同様の処理を行う。
[包装袋]
キッチンペーパーロール20は、フィルムからなる包装袋30により、キッチンペーパーロール20の表面形状に追従するように包装されており、このような包装形態であることにより省スペース化を実現することができる。包装形態としては、キャラメル包装であることが好ましい。キャラメル包装は公知であり、キッチンペーパーロール20の一方向に沿って延びるフィルムを、この方向と交差する方向にキッチンペーパーロール20を巻き込み、又はあらかじめ筒状に形成されたフィルムの軸方向の一端からキッチンペーパーロール20を入れる。そして、キッチンペーパーロール20の両端側からはみ出たフィルムのうち、対向する2つのフラップ状の辺を互いに折り畳み、次に別の対向する2つのフラップ状の辺を同様に互いに折り畳み、これら折り畳み部分を熱融着等で封止する。熱融着で封止された領域は図1のヒートシール部32で示す部分である。
包装袋30を構成するフィルムは、単層で形成されてもよく複層で形成されてもよい。
フィルムの材質は、リサイクルに適した熱可塑性樹脂(いわゆるプラスチック)であることが好ましい。具体的には、ポリオレフィン(ポリエチレンやポリプロピレン等)、ポリエステル(PET等)、ポリアミド(ナイロン等)、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル等、従来公知の熱可塑性樹脂を挙げることができ、好ましくはポリエチレンである。
包装袋30を構成するフィルムの厚みは、20μm以上55μm以下であることが好ましい。フィルムの厚みが20μm未満である場合には、包装加工における熱融着時にフィルムに穴が空き易くなり、55μmを超えるとミシン目31を開封しづらくなる。本発明では、包装袋30を構成するフィルムの厚みを上記の範囲に調整することにより、包装加工における熱融着時にフィルムに穴が空くことがなく、また、ミシン目31を開封し易くすることができる。
包装袋30を構成するフィルムの厚みは、22μm以上45μm以下であることがより好ましく、24μm以上33μm以下であることが更に好ましい。
(ミシン目)
図1に示すように、包装袋30には包装袋30のキッチンペーパーロール20の円周方向に、ミシン目31が形成されている。ミシン目31は切込部と非切込部とが交互に連続することにより構成されている。各切込部の長さは0.8mm以上10mm以下であり、各非切込部の長さは0.1mm以上3.5mm以下である。ミシン目31における各切込部と各非切込部の長さを上記の範囲に調整することにより、ミシン目31を開封し易く、また加工時や落下時等にミシン目31が裂けるのを防止することができる。各切込部の長さが2.0mm以上8.0mm以下であり、各非切込部の長さが0.3mm以上2.5mm以下であることが好ましく、各切込部の長さが3.0mm以上6.0mm以下であり、各非切込部の長さが0.5mm以上1.5mm以下であることが更に好ましい。なお、切込部と非切込部の長さは、加重平均値とする。
また、ミシン目31を開封し易く、かつ意図しない開封を防止するために、ミシン目31の全長に対する非切込部の合計の寸法の割合は、1%以上81%以下であることが好ましい。なお、ミシン目31の両端は、切込部で構成される。ミシン目31の全長に対する非切込部の合計の寸法の割合は、4%以上56%以下であることがより好ましく、7%以上35%以下であることが更に好ましい。
なお、ミシン目31の全長は、キッチンペーパーロール20の円周の長さに対して5%以上100%以下であることが好ましく、50%以上100%以下であることがより好ましく、75%以上100%以下であることが更に好ましく、95%以上100%以下であることが特に好ましい。
また、ミシン目31の強度は400gf/25mm以上1800gf/25mm以下であることが好ましい。ミシン目31の強度を上記の範囲に調整することにより、ミシン目31が裂けにくく、かつ、ミシン目31を確実に開封することができる。ミシン目31の強度は600gf/25mm以上1600gf/25mm以下であることがより好ましく、800gf/25mm以上1400gf/25mm以下であることが更に好ましい。
ミシン目31の強度はテンシロン万能試験機を用いて測定することができる。まず、フィルムサンプルを、ミシン目31がテンシロン万能試験機の引張方向と直交するように、かつ、チャック間を100mmとなるように、テンシロン万能試験機にセットする。なお、フィルムサンプルの幅方向の寸法(テンシロン万能試験機の引張方向と直交する方向の寸法)は25mmに調整し、当該方向にミシン目31(25mm)が、チャック間の中央にくるようにセットした。その後、200mm/minのスピードで引張り、ミシン目31から破断するまで引張強度を測定した。6回測定し、平均値を算出した。
キッチンペーパーロール20の軸方向Xが、包装袋30を構成するフィルムのMD方向となるように、キッチンペーパーロール20が包装袋30に収容されており、ミシン目31が包装袋30を構成するフィルムのTD方向に対して、±44°以内の角度の方向に形成されることが好ましく、±30°以内の角度の方向に形成されることがより好ましく、±5°以内の角度の方向に形成されることが更に好ましい。
ミシン目31が、キッチンペーパーロール20の円周方向に設けられていることにより、段ボール箱へ梱包して運搬する際に、段ボール箱の内面又は他のキッチンペーパーロール包装体10とミシン目31との接触面積が小さくなるため、意図しないミシン目31の開封を防止することができる。また、ミシン目31がキッチンペーパーロール20の円周方向に形成されていることにより、ヒートシール部32では、ミシン目31を有する領域のフィルムを熱融着することがないため、熱融着した際の熱による穴あき等の不良が起きにくい。
さらに、本発明のキッチンペーパーロール包装体10は、TD方向よりもフィルムの強度が高いMD方向がキッチンペーパーロール20の軸方向Xとなるように包装されているため、搬送時や持ち運び時に意図せずミシン目31が開封するのを防止することができる。
[キッチンペーパーの製造方法]
キッチンペーパー21は、例えば、以下のように、(1)抄紙及びクレーピング、(2)エンボス処理(図3参照)、(3)積層(図3参照)の順で製造することができる。なお、積層の際には、キッチンペーパー21の表面21a、裏面21b側の各シートをそれぞれエンボス処理した後、一方のシートの凸面と他方のシートの凹面が向き合うように積層して2プライにする。また、2プライ積層する際には、プライボンドグルー(糊)やナーリング(エッジエンボス)を用いることができる。エンボスの形状を保ち、吸水度を好適とし、キッチンペーパーロール20の交換頻度を良好にするため、プライボンドグルーを用いることが好ましい。
以上、本発明を、実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記の実施形態に記載の発明の範囲には限定されないことは言うまでもなく、上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
パルプ組成の含有率(質量%)が、NBKP50%、LBKP50%、ミルクカートン等の液体飲料用カートン由来の古紙パルプ及び脱墨パルプは含有させず、上記の方法によりにより、表1から表3に示すキッチンペーパー(2プライ、ダブルエンボス(ネステッドエンボス)パターン)及びキッチンペーパーロールを製造した。なお、エンボスパターンの形成には、全て同じ装置を用い、エンボスロールと対向するゴムロールのニップ幅を32mmに統一した。
次に、あらかじめミシン目が施されたフィルムからなる包装袋により、キッチンペーパーロールの表面形状に追従するように、1個のキッチンペーパーロールを上記の方法でキャラメル包装し、キッチンペーパーロール包装体を得た。なお、キッチンペーパーロールの軸方向が、包装袋を構成するフィルムのMD方向となるように、キッチンペーパーロールが包装袋に収容されている。ミシン目は、包装袋を構成するフィルムのTD方向に対して、0°の角度をなすように、すなわち、キッチンペーパーロールの円周方向、及び包装袋のTD方向に平行となるように設けた。ミシン目の全長は、キッチンペーパーロール20の円周方向の長さ(118mm)と同じ長さとした。
上記のように作製した実施例及び比較例について、以下の測定を行った。なお、各測定は、JIS P 8111に規定する温湿度条件下(23±1℃、50±2%RH)で平衡状態に保持後に行った。
坪量:JIS P8124に基づいて測定し、シート1枚あたりに換算した。
巻長:キッチンペーパーロールのミシン目とミシン目の間のシートについて、10シート分の長さを実測した。その後、ロールのシート数を実測し、巻長は10シート分の長さとシート数から比例計算で求めた。例えば、10シート分の長さが1.515m、シート数が330シートの場合、1.515m×(330/10)=50mとなる。なお、ミシン目がない場合は、実測することにより巻長を求めた。
ロールの巻直径DR、コア外径DI:ムラテックKDS株式会社製ダイヤメータールールを用いて、10個のロールを測定し、測定結果を平均した。
ロール質量:ロール質量は、電子天秤を用いて測定した。まず、コアを含むロール質量を測定し、その後、コアの質量を測定した。コアを含むロール質量から、コアの質量を差し引き、ロール質量とした。ロール質量は、10個のロールを測定し、測定結果を平均した。
巻密度、ロール密度については、上記の方法により10個のロールを測定し、測定結果を平均した。ミシン目の強度については、上記の方法により、10個のキッチンペーパーロール包装体について測定し、測定結果を平均した。
モニター20人が、各評価項目について、「よい」又は「悪い」を選択する方式で行った。評価基準は以下のとおりである。◎、○、△を合格とした。
◎:「よい」が18人以上20人以下のとき
○:「よい」が14人以上17人以下のとき
△:「よい」が10人以上13人以下のとき
×:「よい」が6人以上9人以下のとき
××:「よい」がいないか、1人以上5人以下のとき
各評価項目について説明する。
<ロールの交換頻度の低さ>
各キッチンペーパーロールに関して、1ロールを使い切るまでの期間を評価した。
<省スペース性>
巻長に対する巻直径を基準に評価した。
<ミシン目の開封のしやすさ>
各キッチンペーパーロール包装体を軸方向に立て、ミシン目31を挟んでミシン目31の上部及び下部を摘まんで上下方向に引張る動作を行い、評価した。
<加工時のミシン目の破れにくさ>
同一のフィルム包装工程を行った際のミシン目の破れにくさを評価した。
<落下時のミシン目の破れにくさ>
各キッチンペーパーロール包装体を高さ100cmから落下させた際のミシン目の破れにくさを評価した。各キッチンペーパーロールにつき、底面からの落下と、側面からの落下をそれぞれ行った。
得られた結果を表1から表3に示す。
以上の結果から、本発明によれば、ミシン目が開封し易く、かつ意図しないミシン目の開封が起こりにくいキッチンペーパーロール包装体を得ることができる。
10 キッチンペーパーロール包装体
20 キッチンペーパーロール
21 キッチンペーパー
21a ロール表面
21b ロール裏面
22 コア
30 包装袋
31 ミシン目
32 ヒートシール部
41 エンボスロール
42 ゴムロール
50 従来のキッチンペーパーロール包装体

Claims (5)

  1. フィルムからなる包装袋に、2プライのキッチンペーパーをロール状に巻取ったキッチンペーパーロールが1個収容されてなるキッチンペーパーロール包装体であって、
    前記キッチンペーパーロールが、前記包装袋により、前記キッチンペーパーロールの表面形状に追従するように包装されており、
    前記キッチンペーパーの1プライあたりの坪量が13g/m以上30g/m以下であり、
    前記キッチンペーパーロールは、巻直径が80mm以上150mm以下であり、巻長が15m以上70m以下であり、巻密度が0.3m/cm以上1.4m/cm以下であり、コアの質量を除くロール質量が130g以上450g以下であり、ロール密度が0.07g/cm以上0.30g/cm以下であり、
    前記包装袋の前記キッチンペーパーロールの円周方向に、切込部と非切込部とが交互に連続することにより構成されるミシン目が形成されており、
    各前記切込部の長さが0.8mm以上10mm以下であり、
    各前記非切込部の長さが0.1mm以上3.5mm以下であり、
    前記ミシン目が、前記フィルムのTD方向に対して±44°以内の角度の方向に形成されており、
    前記フィルムのMD方向が前記キッチンペーパーロールの軸方向となるように包装されている
    キッチンペーパーロール包装体。
  2. 前記包装袋を構成するフィルムの厚みが20μm以上55μm以下である請求項1記載のキッチンペーパーロール包装体。
  3. 前記ミシン目の強度が400gf/25mm以上1800gf/25mm以下である請求項1又は2記載のキッチンペーパーロール包装体。
  4. 前記ミシン目の全長に対する前記非切込部の合計の寸法の割合が、1%以上81%以下である請求項1から3いずれか1項記載のキッチンペーパーロール包装体。
  5. 前記キッチンペーパーロールにダブルエンボスが施されている請求項1から4いずれか1項記載のキッチンペーパーロール包装体。
JP2019149993A 2018-08-31 2019-08-19 キッチンペーパーロール包装体 Active JP7336913B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018162462 2018-08-31
JP2018162462 2018-08-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020037453A true JP2020037453A (ja) 2020-03-12
JP7336913B2 JP7336913B2 (ja) 2023-09-01

Family

ID=69737447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019149993A Active JP7336913B2 (ja) 2018-08-31 2019-08-19 キッチンペーパーロール包装体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7336913B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0358190U (ja) * 1989-10-12 1991-06-05
JP2010259706A (ja) * 2009-05-11 2010-11-18 Kawano Paper Co Ltd クレープ紙製品
US20140231289A1 (en) * 2013-02-20 2014-08-21 Dow Global Technologies Llc Dispenser for Flexible Sheets
JP2015101388A (ja) * 2013-11-27 2015-06-04 日本製紙クレシア株式会社 ロール製品パッケージ
JP2017131545A (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 日本製紙クレシア株式会社 衛生紙ロール
JP2018090255A (ja) * 2016-11-30 2018-06-14 王子ホールディングス株式会社 ロール製品包装体

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0358190U (ja) * 1989-10-12 1991-06-05
JP2010259706A (ja) * 2009-05-11 2010-11-18 Kawano Paper Co Ltd クレープ紙製品
US20140231289A1 (en) * 2013-02-20 2014-08-21 Dow Global Technologies Llc Dispenser for Flexible Sheets
JP2015101388A (ja) * 2013-11-27 2015-06-04 日本製紙クレシア株式会社 ロール製品パッケージ
JP2017131545A (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 日本製紙クレシア株式会社 衛生紙ロール
JP2018090255A (ja) * 2016-11-30 2018-06-14 王子ホールディングス株式会社 ロール製品包装体

Also Published As

Publication number Publication date
JP7336913B2 (ja) 2023-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10669086B2 (en) Extensible paper and its use in the production of expanded slit packaging and void fill products
US7682486B2 (en) Low density paperboard articles
JP2020019571A (ja) キッチンペーパーロール製品パッケージ
JP2018183514A (ja) キッチンタオルロール
JP2019119482A (ja) フェイシャルティシュ製品
JP7470500B2 (ja) 包装体
JP7470501B2 (ja) 包装体
JP7481826B2 (ja) 包装体
JP7336913B2 (ja) キッチンペーパーロール包装体
JP2023020432A (ja) トイレットロール包装体
JP2008237814A (ja) 樹脂ラミネートワイパー
JP6554523B2 (ja) ティシュペーパー製品
JP7470509B2 (ja) 紙製品用包装体
JP7436307B2 (ja) 紙製品用包装体
JP7470603B2 (ja) 紙製品用包装体
JP7436410B2 (ja) ロール包装体
JP2022131375A (ja) ロール製品包装体
WO2023233890A1 (ja) ロール状衛生薄葉紙用包装体
JP7481827B2 (ja) 包装体
WO2022176476A1 (ja) 包装袋、包装袋の製造方法、及びシート包装体
JP2023125304A (ja) トイレットロール包装体
JP2023096645A (ja) トイレットロール包装体及びトイレットロール包装体の製造方法
JP2023065593A (ja) トイレットロール
JP2023060094A (ja) トイレットロール
JP2022115593A (ja) 衛生薄葉紙入り収納箱

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220620

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230404

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230519

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230815

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230822

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7336913

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150