JP2020036744A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】液漏れを抑制することができる吸収性物品に関する。【解決手段】本発明の一形態に係る吸収性物品は、前後方向の両端部側に位置する前方コア部及び後方コア部と、上記前方コア部及び上記後方コア部の間に位置する中間コア部とを有する吸収性コアを具備する。上記中間コア部は、幅方向中央域に位置し、上記前方コア部及び上記後方コア部よりも坪量が高い高坪量部と、幅方向両側方域に位置し、上記高坪量部より低い坪量を有する低坪量部と、を有する。上記高坪量部は、幅方向中央部に位置する高坪量高厚み部と、上記高坪量部高厚み部の幅方向両側に位置する上記高坪量高厚み部よりも厚みが薄い高坪量低厚み部と、を有する。上記後方コア部は、前後方向に沿って延在する、上記高坪量高厚み部の後方に位置する幅広の縦溝部と、上記幅広の縦溝部よりも幅狭の縦溝部と、を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、生理用ナプキン等の吸収性物品に関する。
生理用ナプキン等のように、下着の内側に配して使用するタイプの吸収性物品は、経血等の液状物を吸収するための吸収性コアを備えている。例えば特許文献1に記載される吸収性コアには、排泄部対向部から後方部の一部に亘って吸収性コアの長手方向に長い形状の突出部が設けられ、また、装着者の肌に沿うように溝が設けられている。
特開2015−112235号公報
生理用ナプキン等の吸収性物品は、その後方部が装着者の臀部に対応して装着される。例えば、装着者が就寝時等、仰向けの姿勢に横たわった状態では、起立時と比べておしりの形状が寝具で潰れて変形し、吸収性物品の排泄部対向部から後方部にかけて肌と吸収性物品との間に隙間が生じやすくなり、液漏れが生じる場合がある。
本発明の課題は、液漏れを抑制することができる吸収性物品に関する。
本発明の一形態に係る吸収性物品は、前後方向の両端部側に位置する前方コア部及び後方コア部と、上記前方コア部及び上記後方コア部の間に位置する中間コア部とを有する吸収性コアを具備する。
上記中間コア部は、幅方向中央域に位置し、上記前方コア部及び上記後方コア部よりも坪量が高い高坪量部と、幅方向両側方域に位置し、上記高坪量部より低い坪量を有する低坪量部と、を有する。
上記高坪量部は、幅方向中央部に位置する高坪量高厚み部と、上記高坪量部高厚み部の幅方向両側に位置する上記高坪量高厚み部よりも厚みが薄い高坪量低厚み部と、を有する。
上記後方コア部は、前後方向に沿って延在する、上記高坪量高厚み部の後方に位置する幅広の縦溝部と、上記幅広の縦溝部よりも幅狭の縦溝部と、を有する。
以上のように、本発明の吸収性物品によれば、液漏れを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る吸収性物品の平面図である。 図1の吸収性物品のII−II線で切断した中間コア部における模式断面図であり、本図では圧搾溝の図示を省略している。 図1の吸収性物品のIII−III線で切断した後方コア部における模式断面図である。 図1の吸収性物品の一部を構成する吸収性コアを示す平面図である。 他の実施形態に係る吸収性コアの平面図である。 更に他の実施形態に係る吸収性コアの平面図である。 吸収性物品における吸収体の他の配置例を説明するための吸収体の断面図である。
[ナプキンの全体構成]
以下、各図において、X軸方向が吸収性物品1の前後方向、Y軸方向が幅方向、Z軸方向が上下方向(厚み方向)にそれぞれ対応する。
本実施形態の吸収性物品1は、生理用ナプキンとして構成され、以下、ナプキン1と称する。本実施形態のナプキン1は、就寝時に使用されてもよく、例えば前後方向Xに沿って30cm以上の長さを有していてもよい。
図1に示すように、ナプキン1は、本実施形態において、本体Mと、一対のウイング部Wと、一対の後方フラップ部Fと、を備える。
本体Mは、前後方向Xに延び、装着時に装着者の下着の内面(被装着面)に固定される。本体Mは、吸収体11を有しており、装着者の経血等の液状物(以下、「液」とも称する)を吸収する機能を有する。
本体Mは、前後方向Xに沿って区分された、前方領域M1と、中間領域M2と、後方領域M3とを有する。
前方領域M1は、中間領域M2の前方(装着者の腹側)に配置される領域であり、装着時に装着者の排泄部の前方に対向するように構成される。
中間領域M2は、装着時に装着者の排泄部に対向するように構成される。なお、中間領域M2は、図示のように本体Mの前方寄りに位置してもよいし、本体Mの中央部に位置してもよい。
後方領域M3は、中間領域M2の後方(装着者の背側)に配置される領域であり、装着時に装着者の排泄部の後方に対向するように構成される。
ウイング部Wは、中間領域M2から幅方向の外側に大きく突出するように構成される。
後方フラップ部Fは、後方領域M3から幅方向の外方に膨出するように構成される。
なお、ナプキン1は、ウイング部W、及び後方フラップ部Fのうちの少なくとも一つを有さなくてもよい。
[ナプキンの各部の構成]
図1〜図3に示すように、ナプキン1は、吸収体11と、表面シート12と、裏面シート13と、一対のサイドシート14と、圧搾溝部16と、を備える。本体Mにおいて、ナプキン1は、裏面シート13、吸収体11及び表面シート12が積層された構成を有する。ナプキン1は、装着時に表面シート12が装着者の肌に接するように構成される。
吸収体11は、X軸方向に前後方向を有し、ナプキン1の厚み方向中央部に配置される。吸収体11は、液を表面シート12側の面から吸収し、内部で拡散させて当該液を保持する。吸収体11については、後述する。
表面シート12は、液透過性のシート材として構成され、吸収体11上に配置される。表面シート12は、本体Mにおいてナプキン1の厚み方向上方の外面を構成する。
裏面シート13は、吸収体11を挟んで表面シート12と厚み方向に対向して配置される。裏面シート13は、ナプキン1の厚み方向下方の外面を構成する。裏面シート13は、例えば周縁部において、表面シート12及びサイドシート14と接着剤、熱シール等によって接合される。
一対のサイドシート14は、表面シート12を挟んで幅方向に相互に対向し、ナプキン1の幅方向周縁に配置される。
一対の圧搾溝部16は、吸収体11及び表面シート12を圧搾加工することによって形成された線状溝として構成される。
(吸収体の基本構成)
図2及び図3に示すように、吸収体11は、吸収性コア20と、コアラップシート30とを有する。
吸収性コア20は、液を吸収及び保持する機能を有する。吸収性コア20は、例えば、パルプ繊維等の親水性繊維で構成された繊維集合体で形成されてもよいし、当該繊維集合体に吸水性ポリマーを保持させた構成を有していてもよい。以下、吸収性コア20を構成する部材を吸収部材と称する。
図2及び図3に示すように、コアラップシート30は、吸収性コア20の表裏を被覆するように、吸収性コア20の幅方向に巻き付けられる。コアラップシート30のX軸方向に沿った長さは、吸収性コア20の前後方向Xの長さ(全長)と同等に形成されるが、これに限られず、吸収性コア20の全長よりも長くてもよいし短くてもよい。
コアラップシート30は、吸収性コア20を被覆し、例えば吸収性コア20の形状を保持する機能等を有する。コアラップシートは、例えばティッシュペーパーのような薄く柔らかい紙や液透過性の不織布等で形成される。
コアラップシート30は、1枚のシート材で構成されてもよいし、複数のシート材で構成されてもよい。コアラップシート30は、例えば所定のパターンに塗工された接着剤等によって、表面シート12及び裏面シート13に接合されてもよい。
(吸収性コアの構成)
図4に示すように、吸収性コア20は、前方領域M1に位置する前方コア部21と、中間領域M2に位置する中間コア部22と、後方領域M3に位置する後方コア部23とを有する。前方コア部21及び後方コア部23は、吸収性コア20の前後方向Xの両端部側に位置し、中間コア部22は、前方コア部21と後方コア部23との間に位置する。中間コア部22は、前方領域M1の後方側から中間領域M2を介して後方領域M3の前方側まで及んでいる。吸収性コア20は、幅方向において左右対称な平面形状を有する。
図4には、前方コア部21、中間コア部22、及び後方コア部23の幅方向の寸法である幅D1,D2,D3が示されている。中間コア部22の幅D2は、前方コア部21の幅D1及び後方コア部23の幅D3の双方よりも小さい。つまり、吸収性コア20は、前後方向X中間部に括れを有している。
前方コア部21は後端にテーパ部21aを有し、後方コア部23は前端にテーパ部23aを有する。テーパ部21a、23aは、中間コア部22の幅を前方コア部21及び後方コア部23に向けて増加させる。
尚、本実施形態では、括れ形状を有する吸収性コア20を例にあげて説明するが、前後方向Xに幅が均一な吸収性コアであってもよい。
中間コア部22は、ナプキン1の装着時に装着者の排泄部である膣口に対向配置される排泄部対向部である。前方コア部21は中間コア部22よりも装着者の前側(腹側)寄りに配され、後方コア部23は中間コア部22よりも装着者の後側(背中側)寄りに配される。
吸収性コア20の肌対向面20a側には複数の溝部が設けられている。
具体的には、前方コア部21、中間コア部22及び後方コア部23には、縦溝部27及び横溝部28が設けられ、そのうえ中間コア部22には周縁溝部29が設けられている。
更に、前方コア部21と中間コア部22との間の境界部P1には境界溝部60が設けられ、中間コア部22と後方コア部23との間の境界部P2には境界溝部61が設けられている。境界部P1及び境界部P2は、それぞれ吸収性コア20を幅方向に横切るように位置する。
尚、境界部P1とは前方コア部21及び中間コア部22の間のいずれにも属さない部分をいい、境界部P2とは後方コア部23及び中間コア部22の間のいずれにも属さない部分をいう。ただし、本発明において境界溝部は必須ではないので、境界溝部が存在しない吸収性コアでは、「いずれにも属さない部分」としての境界部は存在しない。
吸収性コア20は、相対的に吸収部材の坪量が低い低坪量の縦溝部27、横溝部28、周縁溝部29、境界溝部60及び61によりブロック状に複数分割されている。これら溝部は、ブロック状に分割されてなるブロック部に対して、厚み方向の上面(装着者の肌側に位置する面)から下方に向かって沈み込むように構成される。一方、ブロック部は、厚み方向上方に突出するように構成される。
吸収性コア20において、溝部が形成されている領域、すなわち溝部を形成する底部は、溝部が形成されていないブロック部の領域と比較して、相対的に厚みが薄くなっている。溝部を形成する底部は、ブロック部と比較して、相対的に坪量が低くなっており、溝部の底部は、ブロック部と比較して剛性が低くなる。したがって、吸収性コア20に対して外力が加わったとき、溝部を変形起点として吸収性コア20は変形しやすくなっている。
以下の説明において、前方コア部21、中間コア部22及び後方コア部23の坪量は、各溝部27,28,29,60,61を除くブロック部分の坪量をいうものとする。
縦溝部27は、前後方向Xに沿って延び、幅方向に沿って間隔をあけて複数配列されている。縦溝部27は、前方コア部21、中間コア部22及び後方コア部23のそれぞれを幅方向に分割するように、前後方向Xの全長にわたって形成されている。
横溝部28は、幅方向Yに沿って延び、前後方向Xに沿って間隔をあけて配列されている。横溝部28は、前方コア部21、中間コア部22及び後方コア部23のそれぞれを前後方向Xに分割するように、幅方向Yの全長にわたって形成されている。なお、本実施形態では、境界部P1,P2に形成される境界溝部60及び61は横溝部28に含めない。境界溝部60及び61の前後方向Xにおける長さである溝幅は、横溝部28よりも広くなっている。
周縁溝部29は、後述する高坪量部4の前後方向X外縁に沿って形成されている。
なお、縦溝部27、横溝部28及び周縁溝部29の形状や配置などの構成は、図4に記載された構成に限定されず、吸収性コア20の形状や要求される機能等に基づいて適宜設定される。
(中間コア部の構成)
図2及び図4に示すように、中間コア部22は、吸収部材の坪量が高い高坪量部4と、高坪量部4よりも低い坪量を有する低坪量部25を有する。高坪量部4の坪量は、前方コア部21及び後方コア部23の坪量よりも高い。
高坪量部4は中間コア部22の幅方向中央域65に位置し、前後方向Xに延在して設けられる。低坪量部25は、中間コア部22の幅方向両側方域66、66それぞれに位置する。一対の低坪量部25は、前後方向Xに延在して高坪量部4を間に介して幅方向に沿って対向して位置する。幅方向両側方域66、66は、幅方向中央域65よりも幅方向外方に位置する。
高坪量部4は、ナプキン1の装着時に装着者の排泄部に対向するように配置される。
更に、高坪量部4は、高坪量高厚み部41と、高坪量低厚み部42を有する。高坪量高厚み部41は、幅方向Y中央部に位置する。高坪量低厚み部42は、高坪量高厚み部41の幅方向Y両側に、高坪量高厚み部41を間に介して幅方向Yに沿って対向して一対位置する。
図4では、高坪量部4をドットパターンで示している。高坪量部4において、高坪量低厚み部42のドットパターンの密度を、高坪量高厚み部41よりも密にして示している。
中間コア部22において、幅方向Y中央に位置する縦溝部27cを対称軸として左右対称に、高坪量高厚み部41、高坪量低厚み部42、周縁溝部29、低坪量部25は配置される。
図2に示すように、高坪量部4のうち高坪量高厚み部41は、低坪量部25及び高坪量低厚み部42よりも厚く形成され、厚み方向上方(表面シート12側)に突出する。これにより、高坪量高厚み部41に対応するナプキン1の中間領域M2の中央部と装着者の排泄部との間の良好なフィット性が確保される。
ナプキン1では、高坪量低厚み部42の坪量は、高坪量高厚み部41の坪量と等しい。ただし、高坪量高厚み部41と高坪量低厚み部42の坪量は完全に同じである必要はなく、吸収性能の観点から、坪量の高い方と坪量の低い方の差を坪量の高い方で除した値が20%以内であることが好ましく、10%以内であることがより好ましい。高坪量低厚み部42は高坪量高厚み部41よりも吸収部材の密度が高く、高密度となっている。高坪量低厚み部42の厚みは、高坪量高厚み部41よりも薄く、低坪量部25と同等である。高坪量低厚み部42は、高坪量高厚み部41の幅方向外方に位置し、高坪量高厚み部41と低坪量部25との間に位置する。
中間コア部22に設けられるブロック部では、高坪量低厚み部42が最も剛性が高く、次に高坪量高厚み部41が高く、低坪量部25が最も低い。
高坪量高厚み部41及び高坪量低厚み部42は、中間コア部22の前後方向X全長に亘って延在して設けられる。
高坪量部4に高密度の高坪量低厚み部42を設ける方法は特に限定されない。例えば、厚みが均一な高坪量部を形成した後、高坪量部を局所的にプレス加工し圧縮することにより、高坪量高厚み部41と高坪量低厚み部42とを有する高坪量部4を形成することができる。この場合、圧縮された領域が高坪量低厚み部42となり、圧縮加工が施させていない領域が高坪量高厚み部41となる。
図4に示すように、低坪量部25は、前後方向Xに並ぶ5つのブロック部からなるブロック部群を構成し、当該ブロック部群が高坪量部4の幅方向両側にそれぞれ配置される。低坪量部25は、高坪量高厚み部41の上面から下方に向かって沈み込むように構成される。低坪量部25は、高坪量低厚み部42と同等の厚みで構成される。
中間コア部22には、周縁溝部29と、1つの縦溝部27cと、4つの横溝部28が設けられている。ここでは、他のコア部に設けられる縦溝部27と区別するために中間コア部22に位置する縦溝部を縦溝部27cと称して説明するが、特に区別する必要がない場合は、単に縦溝部27と称する。
図4に示すように、周縁溝部29は、高坪量部4の少なくとも前後方向Xの周囲を囲むように、高坪量部4と低坪量部25の間に形成される。周縁溝部29は、高坪量低厚み部42の側縁に沿って設けられる。周縁溝部29は、低坪量部25よりも坪量が低い。
周縁溝部29は、前後方向Xに亘って設けられ、前後方向Xに沿って延在する直線部291と当該直線部291と連通し湾曲する湾曲部292とを有する。湾曲部292は、高坪量部4の前端部45及び後端部46を概ね半円形状とする。尚、半円形状に限定されず、三角形状、台形状、あるいは円弧と直線との組み合わせ形状等、面内に作用する外力を分散できる形状であることが望ましい。
周縁溝部29は、中間コア部22と後方コア部23(前方コア部21と中間コア部22)との境界部P2(P1)に設けられる幅方向に沿って延在する境界溝部61(60)に連通する。
前後方向Xに延びる高坪量部4の後端部46と境界溝部61とは隣接し、高坪量部4の前端部45と境界溝部60とは隣接している。
縦溝部27cは、中間コア部22の幅方向Y中央であって、高坪量高厚み部41の幅方向Y中央に位置し、前方コア部21及び後方コア部23それぞれの幅方向Y中央に位置する縦溝部27と同一直線上に位置し、相互に連通する。
中間コア部22に設けられる4つの横溝部28は、幅方向Yに沿って中間コア部22を横切るように等間隔で互いに平行に配置される。横溝部28は、周縁溝部29の直線部291と直交するように配置される。
(後方コア部の構成)
次に、後方コア部23について説明する。吸収性コア20は、2種類の幅寸法の縦溝部27と、横溝部28とを有する。後方コア部23において、相対的に幅の広い縦溝部27を幅広縦溝部27a、幅の狭い幅狭縦溝部を幅狭縦溝部27bと称する。尚、幅広縦溝部27aと幅狭縦溝部27bを特に区別する必要がない場合、いずれも縦溝部27と称する。
後方コア部23には等間隔の配列ピッチで5つの横溝部28が配列されている。
後方コア部23には等間隔の配列ピッチで5つの縦溝部27が配列されている。後方コア部23の5つの縦溝部27は前後方向Xの全長に亘って形成される。5つの縦溝部27のうち幅方向Yの中央部に位置する3つの縦溝部27を幅広の幅広縦溝部27aとし、幅方向Yの左右両側に位置する縦溝部27を幅狭の幅狭縦溝部27bとすることにより、後方コア部23の幅方向における剛性分布を調整している。ここで配列ピッチとは、隣接する縦溝部の中心間距離を指す。
3つの幅広縦溝部27aのうち幅方向Y中央に位置する1つの幅広縦溝部27a(以下、中央の幅広縦溝部27aと称す。)は、中間コア部22の幅方向Y中央に位置し、高坪量高厚み部41の後方に位置する。
ここで、高坪量高厚み部41の後方とは、図4に示すように、高坪量高厚み部41の最も広い幅を規定する両側縁部を通り前後方向に沿って延在する一対の仮想線分L1、L1を引いたときに、後方コア部23であって、一対の仮想線分L1、L1により挟まれた領域R1を指す。
高坪量高厚み部41の後方に位置するとは、中央の幅広縦溝部27aの少なくとも一部が領域R1内に位置すればよい。すなわち、中央の幅広縦溝部27aが領域R1内に収まって位置する形態はもちろんのこと、中央の幅広縦溝部27aの一部が領域R1内に位置し、他の部分が領域R1の幅方向Y外方に位置する形態も含む。
3つの幅広縦溝部27aのうち幅方向Y左右両側に位置する幅広縦溝部27a(以下、左右の幅広縦溝部27aと称す。)はそれぞれ高坪量低厚み部42の後方に位置する。
ここで、高坪量低厚み部42の後方とは、図4に示すように、高坪量低厚み部42の最も幅方向Yの外側に位置する両側縁部を通り前後方向に沿って延在する一対の仮想線分L2、L2を引いたときに、後方コア部23であって、仮想線分L1とL2により挟まれた領域R2を指す。
高坪量低厚み部42の後方に位置するとは、左右の幅広縦溝部27aそれぞれが、少なくとも一部が領域R2内に位置すればよい。すなわち、左右の幅広縦溝部27aのそれぞれが領域R2内に収まって位置する形態はもちろんのこと、左右の幅広縦溝部27aそれぞれにおいて、一部が領域R2内に位置し、他の部分が領域R2の幅方向外方に位置する形態も含む。
なお、吸収性コア20において、仮想線分L2より幅方向Yの内側が中央域65であり、外側が側方域66である。当該「高坪量部4の幅方向長さが最も大きい部分」は、着用者の鼠蹊部へのフィット性を考慮すると、中間コア部22の縦方向の中央部に存在することが好ましい。
図3に示すように、吸収性コア20の中央の幅広縦溝部27aの溝を形成する底部の厚みt1は、左右の幅広縦溝部27aの溝を形成する底部の厚みt2よりも薄くなっている。本実施形態では、後方コア部23に設けられる各ブロック部は高さが同じであるので、中央の幅広縦溝部27aの溝深さは、左右の幅広縦溝部27aの溝深さよりも深いと言い換えることができる。
前方コア部21においても、後方コア部23と同様に、幅方向中央部に3つの幅広縦溝部27が設けられ、これら3つの幅広縦溝部27を間に介して両側に1つずつ幅狭縦溝部27が設けられる。前方コア部21において、3つの幅広縦溝部27のうち中央の幅広縦溝部27は高坪量高厚み部41の前方に位置する。
[本実施形態における作用、効果]
本実施形態における吸収性コア20は、中間コア部22において、幅方向Y中央に高坪量部4を有し、その両側に低坪量部25を有する。低坪量部25は高坪量部4よりも坪量が低く剛性が低くなっている。吸収性コア20の中間コア部22は、装着時、幅方向外側にある装着者の両脚から幅方向Y内側に向かう外力を受けると、低坪量部25が先に変形し、吸収性コア20に作用する外力が吸収或いは緩和される。したがって、高坪量部4に伝播する外力が低減し、外力による高坪量部4の変形が抑制され、高坪量部4の変形による液漏れが抑制される。
また、高坪量部4は、低坪量部25と比べて吸収部材の坪量が高いことから、十分な吸収容量を有しているので、液が吸収性コア20の側縁へ到達することが抑制され、横漏れが抑制される。
また、高坪量部4は、幅方向Y両側部が圧縮加工されることによって厚みが減じられた高坪量低厚み部42を有する。このように厚みが減じられることにより、装着時のごわつき感が低減され、快適な使用感を装着者に与えることができる。
高坪量高厚み部41は、中間コア部22の全長にわたって肌方向に向かって突出して形成される。これにより、ナプキン1の装着時において、高坪量高厚み部41と排泄部との間の良好なフィット感を確保することができる。
また、高坪量低厚み部42は、高坪量高厚み部41と比較して厚みは薄いものの、吸収部材が密に構成されており、液を引き抜く力に優れる。吸収性コア20は肌面側からの液を引き抜く作用を有しており、この液を引き抜く力は、吸収性コア20の毛管力によって生じ、毛管力は吸収性コアを構成する吸収部材の密度に比例して強くなる。つまり、高密度の高坪量低厚み部42を設けることにより、毛管力が働き、肌面側から液が引き抜かれやすく、引き抜かれた液が吸収性コアの側縁へ到達することが抑制される。
更に、圧縮加工された高密度の高坪量低厚み部42が排泄部対向部となる中間コア部22の全長に亘って前後方向Xに延在して設けられているので、高坪量低厚み部42で吸収された液が前後方向Xに拡散するように拡散方向が誘導され、横漏れが抑制される。
本実施形態においては、前後方向Xに延在する高坪量高厚み部41の後方に少なくとも1つ幅広縦溝部27aが設けられる。
高坪量高厚み部41は後方コア部23よりも坪量が高く剛性が高く、変形しにくくなっている。この高坪量高厚み部41の変形しにくさが、高坪量高厚み部41の後方へ伝播して後方コア部23の柔軟性に影響を及ぼすことを、坪量の低い幅広縦溝部27a(中央の幅広縦溝部27a)を設けることにより抑制することができる。
尚、高坪量高厚み部41の後方に位置する幅広縦溝部27aの数は1つに限られず複数でもよい。また、本実施形態においては、高坪量高厚み部41の幅方向Y中央と幅広縦溝部27aの幅方向Y中央が前後方向Xに沿った同一直線上に位置する例をあげたが、この形態に限定されず、高坪量高厚み部41の幅方向Y中央と幅広縦溝部27aの幅方向Y中央とがずれていてもよく、高坪量高厚み部41の後方に幅広縦溝部27aが位置すればよい。
そのうえ、本実施形態においては、後方コア部23において、幅方向Y中央域に幅広縦溝部27aが位置し、幅方向Y両側方域に幅狭縦溝部27bが位置する。これにより、幅広縦溝部27aが位置する幅方向Y中央域は、幅狭縦溝部27bが位置する幅方向Y両側方域よりも曲げ方向の剛性が低くなる。
このように溝幅の異なる縦溝部を設けられ後方コア部23の幅方向における剛性分布が調整されることにより、ナプキン1が装着者により装着された際、後方コア部23において、幅広縦溝部27aが位置する幅方向中央域65は、幅広縦溝部27aを変形起点として、幅狭縦溝部27bが位置する両側方域66、66よりも優先的に装着者の肌側に向かって突出するように変形しやすい。後方コア部23の幅方向中央域65は臀部の臀裂に沿うように肌側に突出するように変形するので、装着者の臀裂と吸収性物品との間の隙間が小さくなる。更に、幅方向両側方域66は、幅狭縦溝部27bが位置することにより、優先的に変形する中央域65に追従し、臀部の膨らみに沿って変形しやすい。
これにより、臀部とナプキン1との間の隙間が小さくなり、フィット性が向上し、後方部での漏れ、特に横漏れが抑制される。また、装着者が仰向けに横たわり寝具により臀部が変形した場合においても後方コア部23は体の形状に沿って変形しやすいので、装着者の排泄部から排泄された経血等の液状物が後方部に流れ出てきても、吸収性コア20に速やかに吸収され、後方部における液漏れが抑制される。
以上のように、本実施形態の吸収性物品は、高坪量低厚み部及び高坪量高厚み部を有する高坪量部が設けられることにより、ごわつき感が低減されて快適な使用感を装着者に与えつつ、十分な液吸収容量を有し、排泄部へのフィット性が高く、中間コア部において横洩れしにくい、吸収性能に優れたものとなっている。
更に、本実施形態の吸収性物品は、高坪量高厚み部の後方に幅広縦溝部が設けられることにより、高坪量高厚み部の変形しにくさが後方コア部の柔軟性に影響することが抑制される。これに加えて、後方コア部に幅寸法の異なる縦溝部が複数設けられることにより、後方コア部は柔軟性を有し体の形状に沿って変形しやすくなって、後方コア部でのフィット性が向上し、後方部での漏れ、特に横漏れが抑制される。
また、本実施形態における吸収性コア20は、中間コア部22に設けられる高坪量部4のような吸収性コア20全体において相対的に坪量の高い領域が、後方コア部23に設けられていないため、ナプキン1の後方部のごわつき感が低減され快適な使用感を装着者に与えつつ、上述のようにフィット性が向上しているので液漏れしにくいものとなっている。
更に、本実施形態のように、後方コア部23に幅広縦溝部27aが複数本、中間コア部22の高坪量部4の後方に配置されていることにより、着用時に幅方向中央域65が肌側へ向かって突出した際、高坪量部4がリフトアップされて、排泄部への密着性が高まるので、体液の横漏れ抑制に有効である。また、本実施形態のように、中間コア部22と後方コア部23との間に境界溝部61が存在し、高坪量部4の周囲を取り囲むように周縁溝部29が存在していると一層高坪量部4全体がリフトアップされ易くなる。特に、高坪量部4の前後方向X後端部側の幅が前後方向X中央側の幅よりも狭い構造では、一層リフトアップされ易い。
また、本実施形態においては、中間コア部22の前後方向に延在する高坪量低厚み部42の後方に幅広縦溝部27aが設けられる。
高坪量低厚み部42は後方コア部23よりも坪量が高く剛性が高く、変形しにくくなっている。この高坪量低厚み部42の変形しにくさが、高坪量低厚み部42の後方へ伝播して後方コア部23の柔軟性に影響を及ぼすことを、坪量の低い幅広縦溝部27a(左右の幅広縦溝部27a)を設けることにより抑制することができる。
従って、後方コア部23に柔軟性を持たせることができ、後方コア部でのフィット性が向上し、後方部での漏れが更に抑制される。
また、本実施形態の吸収性コア20では、図3に示すように、中央の幅広縦溝部27aの溝を形成する底部の厚みt1は、左右の幅広縦溝部27aの溝を形成する底部の厚みt2よりも薄くなっている。
これにより、中央の幅広縦溝部27aを形成する底部の剛性は、左右の幅広縦溝部27aを形成する底部よりも低くなる。従って、ナプキン1の装着時、吸収性コア20は、中央の幅広縦溝部27aを変形起点として、左右の幅広縦溝部27aよりも優先的に装着者の肌側に向かって突出するように変形しやすくなり、臀部の膨らみに対して急激に窪む形状となっている臀裂部分にナプキン1が沿いやすくなる。これにより、よりフィット性が向上し、後方部での漏れが抑制される。
尚、本実施形態では、底部の厚みを変えることにより溝部を形成する底部の剛性を変えているが、底部の厚みを同等とし、中央の幅広縦溝部27aの溝幅を、左右の幅広縦溝部27aよりも広くすることによって、溝部を形成する底部の剛性を変えても良い。
また、高坪量高厚み部41の幅方向Y中央に前後方向Xに沿って延在する高坪量部4よりも坪量の低い縦溝部27cが設けられていることにより、排泄部に高坪量高厚み部41が沿いやすく、排泄部へのフィット性がより向上し、液漏れが抑制される。
また、中間コア部22と後方コア部23との境界部P2に坪量の低い境界溝部61が設けられることにより、境界溝部61を変形起点として前後方向Xにナプキン1は折れ曲がりやすくなり、装着者の体の排泄部から背側への形状に沿ってナプキン1が変形しやすく、フィット性が向上し、液漏れが抑制される。
また、境界溝部61が設けられることにより、中間コア部22に作用する外力は境界溝部61で緩和され、中間コア部22での変形が後方コア部23に伝搬しにくい。同様に、後方コア部23での変形が中間コア部22に伝播しにくい。このように中間コア部22及び後方コア部23は、一方の変形に他方が影響されにくく、吸収性コアの変形が抑制され、液漏れが抑制される。
また、本実施形態では、ナプキン1の前後方向Xの全長に亘って縦溝部27の他に横溝部28が配置されるので、ナプキン1は、前後方向Xで装着者の装着対象部位の形状に沿って変形しやすく、フィット性が向上する。
また、本実施形態では、低坪量で変形しやすい縦溝部27、横溝部28、周縁溝部29、境界溝部60及び61を設けることで、吸収性コア20の柔軟性を高めて、装着性の向上を図ることができる。また、溝部を設けることにより溝の空間に排泄された液を素早く引き込み、吸収性コア20内に取り込むことができ、液吸収速度を高めることができる。また、吸収性コア20が複数のブロック部に区画されることで、吸収性コア20の表面積を高め、液を効率よく吸収し保持することができる。
また、上述の実施形態においては、吸収性コア20は括れ部を有し、排泄部対向部となる中間コア部22の幅が狭くなるように形成されるので、装着時、吸収性コア20が受ける幅方向外側にある装着者の両脚から幅方向内側に向かう外力を減少させることができ、中間コア部22の変形が抑制される。これにより、ナプキン1は装着者の体にフィットしやすく、肌とのずれが抑制される。
[本実施形態の追加説明]
以下、本実施形態の説明を補足する。
各構成の数値例について説明するが、これら数値は一例であり、ここに記載する数値に限定されない。
(各構成の数値例)
以下、高坪量部4の幅、高坪量部高厚み部41の幅、高坪量低厚み部42の幅、低坪量部25の幅は、高坪量部4の幅が前後方向Xに関して均一でない場合には、高坪量部4の幅が最も大きい部分において、幅方向に仮想線を引いた箇所における幅である。
中間コア部22の幅方向中央域に配される高坪量部4の幅は、好ましくは15mm以上、より好ましくは20mm以上であり、そして、好ましくは60mm以下、より好ましくは50mm以下である。当該幅をこのような範囲とすることで、十分な吸収量を確保することができる。
高坪量部4は、その両側部が圧縮されることによって局所的に厚みが減じられた高坪量低厚み部42を有する。このように厚みが減じられることにより、装着時のごわつき感が低減される。
図2に示すように、高坪量高厚み部41の幅aは、好ましくは10mm以上、より好ましくは15mm以上であり、そして、好ましくは40mm以下、より好ましくは30mm以下である。吸収性コア22の突出部となる高坪量高厚み部41の幅をこのような範囲とすることで、装着者の排泄部へのフィット性を高めることができる。
擦れの発生を抑制しつつ、吸収された液を前後方向に拡散する観点から、高坪量低厚み部42の幅bは、高坪量高厚み部41の幅aよりも狭いことが好ましい。また、同様の観点から、高坪量低厚み部42の幅bは、好ましくは2mm以上、より好ましくは3mm以上であり、そして、好ましくは10mm以下、より好ましくは7.5mm以下である。
低坪量部25の幅cは、好ましくは5mm以上、より好ましくは7.5mm以上であり、そして、好ましくは30mm以下、より好ましくは20mm以下である。
高坪量部4の坪量は、液吸収容量を十分に確保する観点から好ましくは250g/m以上、より好ましくは300/m以上であり、そして、好ましくは700g/m以下、より好ましくは650g/m以下である。
低坪量部25の坪量は、液吸収性を適当なものとしつつ剛性を適度に低くする観点から好ましくは90g/m以上、より好ましくは100g/m以上であり、そして、好ましくは350g/m以下、より好ましくは300g/m以下である。
高坪量高厚み部41の厚みは、好ましくは2mm以上、より好ましくは2.5mm以上であり、そして、好ましくは9mm以下、より好ましくは8mm以下である。
高坪量低厚み部42及び低坪量部25の厚みは、ごわつき感低減の観点から、好ましくは1.5mm以上、より好ましくは2mm以上であり、そして、好ましくは6mm以下、より好ましくは5.5mm以下である。
高坪量高厚み部41の厚みと高坪量低厚み部42との厚みの差は、高坪量高厚み部41の排泄部へのフィット性の観点から、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは1mm以上であり、そして、好ましくは5mm以下、より好ましくは4mm以下である。
周縁溝部29、縦溝部27及び横溝部28の幅は、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは1mm以上であり、そして、好ましくは10mm以下、より好ましくは5mm以下である。
中間コア部22と後方コア部23(前方コア部21)との境界に配列される、言い換えると、高坪量部4と後方コア部23(前方コア部21)との間にY軸方向に延びて配列される、境界溝部61(60)の幅は、好ましくは1.5mm以上、より好ましくは2mm以上であり、そして、好ましくは3.5mm以下、より好ましくは3mm以下である。
また、幅広縦溝部27aの幅は、好ましくは1mm以上、より好ましくは2mm以上である。また、幅広縦溝部27aの幅は、幅狭縦溝部27bの溝幅の1.5倍以上であることが好ましく、更に、2倍以上であることが、後方コア部23の幅方向中央域の剛性を幅方向側方域よりも適度に小さくする観点から好ましい。
周縁溝部29、縦溝部27及び横溝部28の坪量は、ブロック部の坪量よりも低く、例えば25g/m以上である。そして、300g/m以下である。
図3に示すように、後方コア部23の幅方向中央域65に配置される3つの幅広縦溝部27aのうち、中央に配置される幅広縦溝部27aの底部厚みt1は、他の2つの幅広縦溝部27aの底部厚みt2よりも薄い。真ん中に配置される幅広縦溝部27aの底部厚みt1は0.25mm以上、更に0.5mm以上が好ましく、そして、5mm以下、更に4mm以下が好ましい。
(吸収性コアの各部の幅の測定方法)
高坪量高厚み部、高坪量低厚み部、低坪量部、側方外部の幅は、吸収性コアを水平に置き、マイクロスコープ(KEYENCE社製VHX−1000)により測定倍率を調整して肌対向面20aを拡大することで、幅を測定する。
(吸収性コアの各部の坪量の測定方法)
測定対象である吸収性コア20の各部をフェザー社製片刃剃刀を用いて切断し、あらかじめ定めた面積となるように小片を得る。それらの小片の重量を電子天秤(A&D社製電子天秤GR−300、精度:小数点以下4桁)を用いて測定する。求めた重量を各部の小片の面積で除して小片の坪量を算出する。各部のそれぞれについて、小片5個の坪量の平均を坪量とする。
(吸収性コアの各部の厚みの測定方法)
測定対象である吸収性コアの厚みの測定は、各々の部位について坪量を測定するために切り出した小片の厚みを測定することで行う。吸収性コアより切り出した小片を5kPaの圧力で10分間加圧し、除重後すぐに測定を行う。除重後のサンプルの中央域に、直径25mm、厚み3mm、質量2.45gの円形のアルミニウムプレートを、水平且つ静かに置き、KEYENCE社製非接触式レーザー変位計(レーザーヘッドLK−G30、変位計LK−GD500)を用い、サンプルの厚みを測定する。切り出した小片の大きさが小さく、非接触式レーザー変位計により測定し難い場合には、上記切断されたサンプルの断面を、例えば、マイクロスコープ(KEYENCE社製VHX−1000)を用いて20〜100倍の倍率で観察し、測定してもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば上述の実施形態では、吸収性物品として生理用ナプキンの例を示したが、これに限定されない。本発明の吸収性物品は、例えば、失禁パットやおりものシート等であってもよい。
また、上述の実施形態においては、後方コア部23に3つの幅広縦溝部27aを設ける例をあげたが、図5に示す吸収性コア70のように、高坪量高厚み部41の後方に1つの幅広縦溝部27aを設け、その他の縦溝部を幅狭縦溝部27bとしてもよい。
また、上述の実施形態においては、吸収性コア20が括れのある形状を有していたが、図6に示す吸収性コア71のように、前後方向の全長に亘って幅が均一の形状であってもよい。
図5及び図6では、上述の実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、説明を省略する。このように、後方コア部23に、高坪量高厚み部41の後方に少なくとも1つの幅広縦溝部27aが設けられ、更に、幅狭縦溝部27bが設けられることにより、上述した作用、効果を得ることができる。
また、上述した実施形態では、高坪量部4が厚み方向Zの上側に突出していたが、これに代えて、図7に示すように、厚み方向Zの下側に突出する形態であってもよい。また、上述した実施形態では、吸収性コア20に設けられた縦溝部27、横溝部28、周縁溝部29及び境界溝60,61等の各種溝部が厚み方向Z上側に開口を有していたが、これに代えて、図7に示すように、厚み方向Z下側に開口を有する物であっても良い。
前述した本発明の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(1)
前後方向の両端部側に位置する前方コア部及び後方コア部と、前記前方コア部及び前記後方コア部の間に位置する中間コア部とを有する吸収性コアを具備する吸収性物品であって、前記中間コア部は、幅方向中央域に位置し、前記前方コア部及び前記後方コア部よりも坪量が高い高坪量部と、幅方向両側方域に位置し、前記高坪量部より低い坪量を有する低坪量部と、を有し、前記高坪量部は、幅方向中央部に位置する高坪量高厚み部と、前記高坪量部高厚み部の幅方向両側に位置する前記高坪量高厚み部よりも厚みが薄い高坪量低厚み部と、を有し、前記後方コア部は、前後方向に沿って延在する、前記高坪量高厚み部の後方に位置する幅広の縦溝部と、前記幅広の縦溝部よりも幅狭の縦溝部と、を有する吸収性物品。
(2)
前記後方コア部は、前後方向に沿って延在し、前記幅狭の縦溝部よりも幅広の縦溝部を前記高坪量低厚み部の後方に更に有する(1)に記載の吸収性物品。
(3)
前記幅狭の縦溝部は、前記高坪量高厚み部及び前記高坪量低厚み部の後方に位置する前記幅広の縦溝部を間に介して幅方向両側に位置する(2)に記載の吸収性物品。
(4)
前記高坪量高厚み部の後方に位置する前記幅広の縦溝部を形成する底部の厚みは、前記高坪量低厚み部の後方に位置する前記幅広の縦溝部の底部の厚みよりも薄い(2)又は(3)に記載の吸収性物品。
(5)
前記中間コア部は、前記高坪量高厚み部の幅方向中央に前後方向に沿って延在する、前記高坪量部よりも坪量の低い縦溝部を更に有する、(1)から(4)のいずれか1つに記載の吸収性物品。
(6)
前記吸収性コアは、前記中間コア部と前記後方コア部との境界に、幅方向に沿って前記低坪量部よりも坪量が低い境界溝部を有する、(1)から(5)のいずれか1つに記載の吸収性物品。
(7)
前記高坪量部の後端部と前記境界溝部とは隣接している、(6)に記載の吸収性物品。
(8)
前記吸収性コアは、前記前方コア部と前記中間コア部との境界に、幅方向に沿って前記低坪量部よりも坪量が低い境界溝部を有する、(1)から(6)のいずれか1つに記載の吸収性物品。
(9)
前記高坪量部の前端部と前記境界溝部とは隣接している、(8)に記載の吸収性物品。
(10)
前記中間コア部は、前記高坪量部の少なくとも前後方向外縁に沿って前記高坪量部と前記低坪量部の間に形成される周縁溝部を有する、(1)から(7)のいずれか1つに記載の吸収性物品。
(11)
前記周縁溝部は、前記高坪量低厚み部の側縁に沿って設けられる、前記低坪量部よりも坪量が低い溝である、(10)に記載の吸収性物品。
(12)
前記吸収性コアは、前記中間コア部と、前記後方コア部又は前記前方コア部との境界に、幅方向に沿って前記低坪量部よりも坪量が低い境界溝部を有しており、前記周縁溝部は、該境界溝部に連通する、(10)又は(11)に記載の吸収性物品。
(13)
前記中間コア部の幅方向中央域に配される前記高坪量部の幅は、好ましくは15mm以上、より好ましくは20mm以上であり、そして、好ましくは60mm以下であり、より好ましくは50mm以下である、(1)から(12)のいずれか1つに記載の吸収性物品。
(14)
前記高坪量高厚み部の幅は、好ましくは10mm以上であり、より好ましくは15mm以上であり、そして、好ましくは40mm以下、より好ましくは30mm以下である、(1)から(13)のいずれか1つに記載の吸収性物品。
(15)
前記高坪量低厚み部の幅は、前記高坪量高厚み部の幅よりも狭い、(1)から(14)のいずれか1つに記載の吸収性物品。
(16)
前記高坪量低厚み部の幅は、好ましくは2mm以上、より好ましくは3mm以上であり、そして、好ましくは10mm以下、より好ましくは7.5mm以下である、(1)から(15)のいずれか1つに記載の吸収性物品。
(17)
前記低坪量部の幅は、好ましくは5mm以上、より好ましくは7.5mm以上であり、そして、好ましくは30mm以下、より好ましくは20mm以下である、(1)から(16)のいずれか1つに記載の吸収性物品。
(18)
前記幅広の縦溝部の幅は、好ましくは1mm以上、より好ましくは2mm以上である、(1)から(17)のいずれか1つに記載の吸収性物品。
(19)
前記幅広の縦溝部の幅は、前記幅狭の縦溝部の溝幅の1.5倍以上、好ましくは2倍以上である、(1)から(18)のいずれか1つに記載の吸収性物品。
(20)
前記中間コア部の幅は、前記前方コア部の幅及び前記後方コア部の幅の双方よりも小さい、(1)から(19)のいずれか1つに記載の吸収性物品。
(21)
前記前方コア部は、前後方向に沿って延在する、前記高坪量高厚み部の前方に位置する幅広の縦溝部と、前記幅広の縦溝部よりも幅狭の縦溝部と、を有する、(1)から(20)のいずれか1つに記載の吸収性物品。
(22)
前記高坪量部は、その前後方向後端部が前後方向中央部よりも幅が狭い形状である、(1)から(21)のいずれか1つに記載の吸収性物品。
(23)
前記吸収性物品は生理用ナプキンである、(1)から(22)のいずれか1つに記載の吸収性物品。
1、70、71…ナプキン(吸収性物品)
4…高坪量部
11…吸収体
20…吸収性コア
21…前方コア部
22…中間コア部
23…後方コア部
25…低坪量部
27a…幅広縦溝部(幅広の縦溝部)
27b…幅狭縦溝部(幅狭の縦溝部)
41…高坪量高厚み部
42…高坪量低厚み部

Claims (5)

  1. 前後方向の両端部側に位置する前方コア部及び後方コア部と、前記前方コア部及び前記後方コア部の間に位置する中間コア部とを有する吸収性コアを具備する吸収性物品であって、
    前記中間コア部は、幅方向中央域に位置し、前記前方コア部及び前記後方コア部よりも坪量が高い高坪量部と、幅方向両側方域に位置し、前記高坪量部より低い坪量を有する低坪量部と、を有し、
    前記高坪量部は、幅方向中央部に位置する高坪量高厚み部と、前記高坪量部高厚み部の幅方向両側に位置する前記高坪量高厚み部よりも厚みが薄い高坪量低厚み部と、を有し、
    前記後方コア部は、前後方向に沿って延在する、前記高坪量高厚み部の後方に位置する幅広の縦溝部と、前記幅広の縦溝部よりも幅狭の縦溝部と、を有する
    吸収性物品。
  2. 前記後方コア部は、前後方向に沿って延在し、前記幅狭の縦溝部よりも幅広の縦溝部を前記高坪量低厚み部の後方に更に有し、
    前記幅狭の縦溝部は、前記高坪量高厚み部及び前記高坪量低厚み部の後方に位置する前記幅広の縦溝部を間に介して幅方向両側に位置する
    請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記高坪量高厚み部の後方に位置する前記幅広の縦溝部を形成する底部の厚みは、前記高坪量低厚み部の後方に位置する前記幅広の縦溝部の底部の厚みよりも薄い
    請求項2に記載の吸収性物品。
  4. 前記中間コア部は、前記高坪量高厚み部の幅方向中央に前後方向に沿って延在する、前記高坪量部よりも坪量の低い縦溝部を更に有する
    請求項1から3のうちいずれか1項に記載の吸収性物品。
  5. 前記吸収性コアは、前記中間コア部と前記後方コア部との境界に、幅方向に沿って前記低坪量部よりも坪量が低い境界溝部を有する
    請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の吸収性物品。
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