JP2020036515A - モータ駆動装置、モータの駆動方法及びプログラム - Google Patents

モータ駆動装置、モータの駆動方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】開ループ制御から閉ループ制御への制御切り替え時においてモータが脱調するのを防止することができるモータの駆動方法を提供する。【解決手段】ステッピングモータ509の駆動制御装置540は、開ループ制御と閉ループ制御を切り替え可能に構成され、ステッピングモータ509のロータの位相制御を行う位相制御部502と、ロータの位相を推定する位相演算部513とを有し、ロータ角度推定値θ530と、予め実験で測定した推定位相偏差を解消するための補正値517とに基づいてq軸電流iq‘535を算出し、このq軸電流iq‘535を制御切り替え時のベクトル制御の初期における電流指令値iq_ref534として用いる。【選択図】 図3

Description

本発明は、モータ駆動装置、モータの駆動方法及びプログラムに関し、特に、画像形成装置における用紙の搬送で用いられるモータの駆動方法に関する。
従来、モータを制御する方法として、モータの回転子の回転位相を基準とした回転座標系における電流値を制御することによってモータを制御するベクトル制御と称される制御方法が知られている。具体的には、回転子の指令位相と回転位相との偏差が小さくなるように回転座標系における電流値を制御する位相フィードバック制御を行うことによってモータを制御する制御方法が知られている。また、この他、回転子の指令速度と回転速度との偏差が小さくなるように回転座標系における電流値を制御する速度フィードバック制御を行うことによってモータを制御する制御方法も知られている。
ベクトル制御において、モータの巻線に流れる駆動電流は、回転子が回転するためのトルクを発生させる電流成分であるq軸成分(トルク電流成分)と、モータの巻線を貫く磁束の強度に影響する電流成分であるd軸成分(励磁電流成分)とによって表される。回転子にかかる負荷トルクの変化に応じてトルク電流成分の値が制御されることにより、回転に必要なトルクが効率的に発生され、余剰トルクの発生を抑制する。この結果、余剰トルクに起因したモータ音の増大や消費電力の増大が抑制される。また、過大なトルクの発生を抑制することにより、回転子にかかる負荷トルクがモータの巻線に供給された駆動電流に対応した出力トルクを超えることに起因して回転子が入力信号に同期しなくなり、モータが制御不能な状態(脱調状態)になってしまうことを抑制することができる。
ベクトル制御では、回転子の回転位相を決定する構成が必要となる。特許文献1には、回転子が回転することによってモータの各相の巻線に発生する誘起電圧に基づいて回転子の回転位相を決定する構成が記載されている。
但し、特許文献1の構成では、巻線に発生する誘起電圧の大きさは、回転子の回転速度が小さいほど小さくなる。巻線に発生する誘起電圧の大きさが回転子の回転位相を決定するために十分な大きさではない場合は、回転位相が精度良く決定されない可能性がある。即ち、回転子の回転速度が小さいほど、回転子の回転位相を決定する精度が悪くなってしまう可能性がある。
そこで、特許文献2に記載される、回転子の指令速度が所定の回転速度よりも小さい場合は、モータの巻線に予め決められた電流を供給することによってモータを制御する定電流制御が用いられる構成が提案されている。なお、定電流制御では、位相フィードバック制御と速度フィードバック制御とのいずれも行われない。さらに、特許文献2には、回転子の指令速度が所定の回転速度以上の場合は、ベクトル制御が用いられる構成が記載されている。
モータの制御が定電流制御からベクトル制御に切り替わる際には、瞬間的にモータの回転速度が減少する可能性がある。これは、モータの制御が切り替わる直前に供給された駆動電流によって回転子に与えられたトルクよりも、モータの制御が切り替わった直後に供給された駆動電流によって回転子に与えられたトルクの方が小さくなる可能性があるためである。即ち、モータの制御が切り替わる直前に回転子に与えられたトルクとモータの制御が切り替わった直後に回転子に与えられたトルクとに差異が生じてしまうためである。
また、特許文献3には、位置検出器から出力された信号に基づいて、マイクロステップ駆動中に回転子にかかる負荷トルクを推定(演算)し、モータの制御方法がマイクロステップ駆動制御から速度サーボ制御へと切り替わった直後に供給すべき電流を、推定された負荷トルクに基づいて決定(演算)する構成が記載されている。
特表2012−509056号公報 特開2005−39955号公報 特開2010−28949号公報
ところで、特許文献3では、モータの制御方法が切り替わった直後に供給すべき電流を決定するために、負荷推定器で負荷トルクを演算する処理と、演算された負荷トルクに基づいて供給すべき電流を演算によって決定する処理とが必要となる。即ち、特許文献3の構成では、モータの制御方法がマイクロステップ駆動制御から速度サーボ制御へと切り替わった直後に供給すべき電流を決定するために、これらの演算処理を行うための時間を要する。
例えば、演算処理が行われている期間に回転子にかかる負荷トルクが変化すると、当該演算処理によって決定された、モータの巻線に供給すべき電流に対応するトルクと、モータの制御が切り替わった直後の負荷トルクとに差異が生じてしまう可能性がある。具体的には、例えば、負荷トルクがモータの制御が切り替わる直前の負荷トルクよりも大きくなると、演算処理によって決定された供給すべき電流に対応するトルクは負荷トルクよりも小さくなってしまう。この結果、モータが脱調してしまう可能性がある。また、負荷トルクがモータの制御が切り替わる直前の負荷トルクよりも小さくなると、演算処理によって決定された供給すべき電流に対応するトルクは負荷トルクよりも大きくなってしまう。この結果、トルク過多となり、モータが振動したりして、モータの制御が不安定になってしまう可能性がある。
上記課題に鑑み、本発明は、モータを制御する制御モードが第2制御モードから第1制御モードに切り替わる際に、モータの制御が不安定になることを抑制することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のモータの駆動方法は、第1制御モードと第2制御モードを切り替え可能に構成されるモータ駆動装置であって、モータのロータの位相制御を行う位相制御手段と、前記ロータの位相を推定するロータの位相推定手段とを有するモータ駆動装置を用いるモータの駆動方法であって、前記推定された位相と、前記第2制御モードにおける前記モータの目標位相に対する前記推定された位相の偏差を解消するための補正値とに基づいて新たな電流値を算出する工程と、前記算出された新たな電流値を、前記第2制御モードから前記第1制御モードへの切り替え直後の目標電流値として用いる工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、モータを制御する制御モードが第2制御モードから第1制御モードに切り替わる際に、モータの制御が不安定になることを抑制することができる。
本発明のモータの駆動方法が適用される画像形成装置の内部構成を概略的に示す図である。 図1の画像形成装置の制御ブロックの構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係るモータの駆動方法を実行する駆動制御装置のブロック図である。 算出された誘起電圧と、これらに基づいて計算される位相との関係を示すグラフである。 開ループ制御における、電流目標値に対する推定された推定位相偏差の変化の態様を示すグラフである。 本発明及び従来技術におけるモータ起動後の開ループ制御から閉ループ制御への切り替え時の差異を説明するための図である。 本実施の形態に係るモータの駆動方法としての制御切り替え処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。しかしながら、以下の実施の形態に記載される構成はあくまで例示に過ぎず、本発明の範囲は実施の形態に記載される構成によって限定されることはない。
図1は、本発明のモータの駆動方法が適用される画像形成装置の内部構成を概略的に示す図である。
図1において、画像形成装置は、原稿台ガラス101を備え、複写対象である原稿100が原稿台ガラス101に置かれる。原稿100は照明103によって照射され、原稿100からの反射光がミラー104,105,106を経て、光学系108によってCCD109に入射する。CCD109は、R(レッド),B(ブルー),G(グリーン)の3ラインのCCDラインセンサによって構成される。
画像形成装置では、モータ102が、照明103を含むミラーユニット137を速度Vで移動させ、さらに、ミラー105,106を含むミラーユニット107を速度1/2Vで移動させる。これにより、原稿100の全面が走査される。
画像処理部110は、CCD109で読み取った画像情報を電気信号として画像処理部111へ出力する。半導体レーザ112,113,114,115は画像処理部111からの出力信号に応じて駆動される。各半導体レーザ112,113,114,115から発光された各レーザ光は、各プリント色に対応するポリゴンミラー116,117,118,119によって各プリント色に対応する感光ドラム124,125,126,127上を走査する。これにより、各感光ドラム124,125,126,127上に潜像が形成される。
各感光ドラム124,125,126,127に対応して配置される現像器120,121,122,123は、ブラック(Bk)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のトナーによって潜像からトナー画像を現像する。各感光ドラム124,125,126,127上のトナー画像は、1次転写ローラ151,152,153,154によって中間転写ベルト128へ重畳して転写され、カラートナー画像となる。さらに、2次転写部155は、カラートナー画像を中間転写ベルト128から用紙に転写する。
なお、ブラック単色の画像形成時は、ブラックのトナー画像のみを転写し、その他のイエロー、マゼンタ、シアンのトナー画像の転写は必要ないため、1次転写ローラ151、152、153が脱離される。1次転写ローラ151、152、153の脱着動作はステッピングモータ180の駆動力によって実行される。具体的には、ステッピングモータ180が図示しないカムを駆動することにより、1次転写ローラ151、152、153の脱着動作を行う。脱着動作中の各1次転写ローラ151、152、153の位置は1次転写ローラHPセンサ(図示しない)によって検知される。
画像形成装置では、用紙カセット132,133,134及び手差しトレイ131の何れかが選択され、選択された用紙カセット又はトレイから用紙が2次転写部155へ向けて給紙される。例えば、用紙カセット132,133,134からの給紙は、プリンタ制御部170が、各用紙カセット132,133,134に対応する各搬送モータ165,166,167の駆動を制御することによって実行される。用紙カセット132,133,134から給紙された用紙は、縦パス用の搬送モータ163,164の駆動によってレジローラ130へ搬送される。レジローラ130では、搬送された用紙が突き当てられることにより、当該用紙の斜行が補正され、その後、搬送モータ162がレジローラ130を駆動することによって用紙を2次転写部155へ搬送する。フォトインタラプタ129は、中間転写ベルト128の内側にある基準マークを検出して中間転写ベルト128の基準位置を検知する。
また、画像形成装置では、上述した給紙やレーザの感光ドラムへの露光走査が、プリンタ制御部170が生成するページ同期信号(ITOP信号)に基づいて実行される。これにより、給紙のタイミングと画像形成のタイミングが同期し、カラーのトナー画像が用紙に転写される。各色のトナーが転写された用紙は定着器136へ搬送され、トナー画像が定着器136によって用紙へ定着される。定着器136の内部には、ハロゲンヒータ142が内蔵された定着ローラ141と、加圧ローラ140とが配置され、熱と圧力によってトナー画像を用紙上に定着させる。その後、定着器136から排紙トレイ135へ画像定着後の用紙が排紙される。
中間転写ベルト128のベルト端部にはベルトの蛇行を検知するベルト端部センサ171が設けられる。プリンタ制御部170は、ベルト端部センサ171によってベルト蛇行を検知し、ステアリングモータ172によってステアリングローラ176を制御して、中間転写ベルト128の蛇行が所定の範囲内に納まるように、中間転写ベルト128の進行を調整する。
図2は、図1の画像形成装置の制御ブロックの構成を示す図である。画像形成装置のプリンタ制御部170は、画像形成装置を統括的に制御する。プリンタ制御部170は、例えば、DC負荷制御部158の駆動、センサ類159からの情報収集解析や画像処理部111の制御に加え、操作部181、すなわち、ユーザインターフェースとのデータの交換も行う。
プリンタ制御部170には、上述した役割を担うために、CPU170aが搭載される。CPU170aは、プリンタ制御部170に搭載されたROM170bに格納されたプログラムに従って予め定められた画像形成シーケンスに係わる様々な処理を実行する。また、プリンタ制御部170には、各処理の実行において一時的又は恒久的に保存することが必要な書き換え可能なデータを格納するために、RAM170cも搭載される。RAM170cには、例えば、モータ制御部157の設定値、高圧制御部174の高圧設定値、各種データや操作部181からの画像形成指令情報等が保存される。
また、プリンタ制御部170は、画像処理部111に対して必要な各部の仕様設定値のデータを送出する。さらに、プリンタ制御部170は、用紙カセット132,133,134からの用紙の搬送開始に応じて用紙搬送路に配置されたセンサの信号を用い、搬送モータ162〜167の動作を制御することにより、搬送中の用紙の位置を調整しながら搬送する。
プリンタ制御部170は、各部からの信号、例えば、原稿画像濃度信号等(センサ類159からの信号)を受信して、最適な画像形成を行うために高圧制御部174の設定値を変更する。また、プリンタ制御部170は、高圧ユニット175(例えば、現像器120〜123)の出力電圧を制御し、画像処理部111の設定変更を行う。さらに、プリンタ制御部170は、A/D変換器182によってデジタル信号に変換されたサーミスタ173の検出信号を取り込み、該検出信号に基づいてACドライバ160を制御し、定着ヒータ161を所望の温度に調整する。
プリンタ制御部170は、操作部181から、ユーザによって設定された複写倍率、濃度設定値等の情報を取得する。また、プリンタ制御部170は、操作部181に対して、画像形成装置の状態、例えば、画像形成枚数や画像形成中か否かの情報、紙詰まりの発生やその箇所等をユーザに示すためのデータを送出する。さらに、プリンタ制御部170と操作部181の間で、各種設定や警告表示を行うためのやり取りが行われる。
以上説明したように、画像形成装置における動作シーケンスはプリンタ制御部170によって実行される。また、画像形成装置において、各搬送モータ162〜167はステッピングモータ509を内蔵し、各ステッピングモータ509は、一連の動作シーケンスにおける搬送シーケンスにおいて、後述する図3の駆動制御装置540(モータ駆動装置)によって駆動される。
図3は、本発明の実施の形態に係るモータの駆動方法を実行する駆動制御装置540のブロック図である。本実施の形態では、ベクトル制御を用いるが、駆動制御装置540のベクトル制御は、ブラシレスDCモータやACサーボモータ等で利用されている座標変換を用いたインバータ制御を基本とする。具体的には、ステッピングモータ509のA相、B相に流れる通常の電流ベクトルを表す静止座標系が、回転子の磁極方向をd軸とし、該d軸から90度ほど進角した方向をq軸とする回転座標系に変換される。また、ここでのインバータ制御は、大きく分けられた、後述の電流制御部503、504と、後述の位相制御部502(位相制御手段)とで行われる制御ループで実現される。
駆動制御装置540において、位相制御部502は、推定されたステッピングモータ509のロータ角度推定値θ530(推定位相)とモータ位相目標値θ_tar532との偏差θ_diff533を小さくする。具体的に、位相制御部502は、偏差θ_diff533が小さくなるように、電流指令値iq_ref534を出力する。モータ位相目標値θ_tar532は、プリンタ制御部170から出力される位相指令値θ_ref531に基づいて生成される。電流指令値iq_ref534は、αβ軸座標系(静止座標系)からdq軸座標系(回転座標系)へと変換された電流指令値である。ここで、静止座標系でステッピングモータ509に流れる電流を下記式(1)で表す場合、
iα=I*cosθ, iβ=I*sinθ ・・・(1)
回転座標系における電流値は、下記式(2)で表される。なお、θは静止座標系のα軸と回転子磁束がなす角度である。
id=cosθ*iα+sinθ*iβ, iq=−sinθ*iα+cosθ*iβ ・・・(2)
上記式(1)から上記式(2)への変換により、A相、B相に流れる交流電流iα、iβは、回転座標系の直流電流iq、idとなる。ここで、d軸電流idは磁束量を制御可能な成分である。一方、q軸電流iqはステッピングモータ509の発生トルクに寄与する。
ステッピングモータ509の各相に流れる(駆動)電流は、電流検出部507,508によって検出され、A/Dコンバータ510によってCPUやFPGA等のプログラミングデバイスに取り込み可能なデジタル値(iα、iβ)に変換される。さらに、座標変換部511によって、上記式(2)に示すd−q変換(座標系変換)が行われ、q軸電流iqとd軸電流idが得られる。その後、得られたq軸電流、d軸電流と、速度制御部520から出力された電流指令値iq_ref、id_refとの偏差量が電流制御部503,504に入力される。通常のステッピングモータのベクトル制御では、id成分が0となるようにd軸電流が制御される。
電流制御部503,504は、速度制御部520と同様に、比例・積分補償器を構成し、電流偏差量を演算した後に座標変換部505により、回転座標系の駆動電圧Vq,Vdを静止座標系の駆動電圧Vα 552、Vβ 553へと逆変換する。このときの逆変換は下記式(3)で表される。
Vα=cosθ*Vq−sinθ*Vd, Vβ=sinθ*Vq+cosθ*Vd・・・(3)
変換された駆動電圧Vα 552、Vβ 553はPWMインバータ506に入力され、各相巻線を駆動するフルブリッジ回路を駆動し、所望の電流量が巻線に流れるように制御する。ベクトル制御では位相制御を行うため、ステッピングモータ509のロータ位相情報を制御器にフィードバックする必要がある。本実施の形態では、エンコーダを用いずに、誘起電圧演算部512及び位相演算部513(位相推定手段)を用いて推定されたロータ角度推定値θ530を用いる。
次に、センサレス制御について説明する。まず、A/Dコンバータ510によってデジタル値に変換された駆動電流iα、iβに、位相周期の電流成分を通し、且つ高次成分やノイズ成分を除去するための電流フィルタ542を通過させる。また、ステッピングモータ509の駆動電圧Vα 552、Vβ 553に、位相周期の電圧成分を通し、且つ高次成分やノイズ成分を除去するための電圧フィルタ541を通過させる。駆動電流や駆動電圧は、電流フィルタ542と電圧フィルタ541にてフィルタリングされた後、誘起電圧演算部512に入力される。誘起電圧演算部512では、入力された電流と電圧を利用して、下記式(4)に示す電圧方程式に基づいてステッピングモータ509の誘起電圧Eα、Eβを算出する。
Eα=Vα−R*iα−L*diα/dt― M*diβ/dt, Eβ=Vβ−R*iβ−L*diβ/dt― M*diα/dt ・・・(4)
ここで、Rは巻線レジスタンス、Lは巻線自己インダクタンス、Mは巻線相互インダクタンスであり、巻線相互インダクタンスMは十分に小さいと仮定して0とする。RとLの値は予めROM170bに記憶される。算出された誘起電圧Eα、Eβは、位相演算部513に入力される。位相演算部513では、下記式(5)に基づいて、ステッピングモータ509のロータ角度推定値θ530を計算する。
θ=ATAN(−Eβ/Eα) ・・・(5)
なお、誘起電圧はモータコイルにロータ磁力による磁束変化が生じないと発生しない。また、ロータの回転速度が極端に遅く、単位時間当たりのコイルに生じる磁束密度の変化が小さい場合は十分な誘起電圧が発生しない。したがって、ステッピングモータ起動時や停止時の初期は従来一般的に用いられている開ループ制御(第2制御モード)でステッピングモータ509を起動する必要がある。そして、開ループ制御で起動した後、十分な誘起電圧が発生する速度へロータの回転速度が到達すると、ロータ角度推定値θを用いた閉ループ制御(第1制御モード)に切り替える。
そこで、駆動制御装置540では、開閉ループ制御部521により、目標速度生成部500から送出される目標速度信号v_tar536に応じてステッピングモータの開ループ制御を行うか、閉ループ制御を行うかを切り替える。具体的に、まず、目標速度生成部500は、位相指令値θ_ref531に基づいて目標速度信号v_tar536を生成する。生成された信号は開閉ループ制御部521に入力され、目標速度信号v_tar536に応じて開閉ループ制御部521が送出する信号は、速度制御部520で用いられる。速度制御部520は、目標速度に応じて開ループ制御と閉ループ制御を切り替えるスイッチである。閉ループ制御では、目標位相生成部516が生成するモータ位相目標値θ_tar532とロータ角度推定値θ530の偏差θ_diff533が位相制御部502に入力され、偏差θ_diff533が小さくなるようにロータが位相制御される。
ここで、開閉ループ制御部521から信号Lが出力されて速度制御部520へ選択信号として入力された場合、ベクトル制御(閉ループ制御)が選択される。この場合、目標q軸電流Iq_tar537として電流指令値iq_ref534が入力され、目標d軸電流id_tar538として電流指令値0が入力される。次に、開閉ループ制御部521からHが出力されて速度制御部520へ選択信号として入力された場合、開ループ制御が選択される。この場合、目標q軸電流Iq_tar537として電流指令値0が入力され、目標d軸電流id_tar538に、予め定められた開ループ制御の目標電流値Id_ref539が入力される。さらに、座標変換に用いる位相として、目標位相生成部516で生成されたモータ位相目標値θ_tar532を入力することにより、一般的なステッピングモータの定電流による開ループ制御と同様な制御を行うことができる。
また、駆動制御装置540では、座標変換部518へ補正値517が加算されたロータ角度推定値θ530が位相情報として入力される。補正値517は、後述するように、開ループ制御を実行する際の設定電流に依存する値である。座標変換部518では、ロータ角度推定値θ530へ補正値517が加算された位相情報に基づいて、負荷トルクに相関するq軸電流iq‘535(新たな電流値)をリアルタイムに算出することができる。例えば、図3の駆動制御装置540の演算周期が40KHzである場合、25μ秒周期でq軸電流iq‘535を算出することができる。
本実施の形態では、算出されたq軸電流iq‘535が、開ループ制御からベクトル制御(閉ループ制御)に切り替わる際の閉ループ制御の初期における電流指令値iq_ref534として用いられる。すなわち、q軸電流iq‘535に応じた値(電流指令値iq_ref534,目標q軸電流Iq_tar537)が電流制御部503の積分器へ積分初期値として入力される。なお、図7において後述するように、開ループ制御から閉ループ制御へ切り替わる条件が満たされても、切り替えDelay時間(所定の時間)が経過するまでは、閉ループ制御へ切り替わらない。すなわち、切り替えDelay時間に亘って、電流制御部503の積分器へ入力される積分値は開ループ制御における積分値がそのまま用いられる。
このように、本実施の形態では、ベクトル制御の初期において電流指令値iq_ref534を提供することにより、開ループ制御からベクトル制御への切り替えの直後であっても、適切なトルク電流からベクトル制御(閉ループ制御)が開始される。その結果、急激な電流変化による過渡的なモータの速度変動を抑制することができる。
図4は、算出された誘起電圧Eα、Eβと、これらに基づいて計算される位相との関係を示すグラフである。図4において、破線は誘起電圧Eα(A相の誘起電圧)を示し、細破線は誘起電圧Eβ(B相の誘起電圧)を示し、実線は位相(ロータ角度推定値θ530)を示す。なお、図4は、巻線レジスタンスRを3.41Ωとし、巻線自己インダクタンスLを4.3mHとし、巻線相互インダクタンスMを0とし、ステッピングモータ509の回転速度ωを13.5rpsとしたときのシミュレーションの結果を示す。
図4のグラフに示すように、上述したシミュレーションにより、90°の位相差をもつ2相の誘起電圧Eα、Eβと、各誘起電圧Eα、Eβの振幅比に応じた位相が算出されていることが分かった。
一般的に、2相ステッピングモータでは、基本ステップ角の4倍が位相となる。通常、HBステッピングモータでは基本ステップ角が1.8度であるため、基本ステップ角の4倍の7.2度が位相となり、モータの1回転(360度)には位相が50個含まれることになる。また、PMステッピングモータでは、通常、基本ステップ角が7.5度であるため、基本ステップ角の4倍の30度が位相となり、モータの1回転(360度)には位相が12個含まれることになる。HBステッピングモータとPMステッピングモータのモータ軸を10rpsで回転させる場合、HBステッピングモータの位相の周期は500Hzとなり、PMステッピングモータの位相の周期は120Hzとなる。モータの回転時の実電流成分には、モータ構造に応じて位相の周期の基本周波数以外にその高次成分が重畳されることが知られており、特に、PMステッピングモータでは、3次や5次の高次成分が重畳される。
次に、先述した補正値517について詳細に説明する。図5は、開ループ制御における、電流目標値Id_refに対する推定された位相の偏差(推定位相偏差)の変化の態様を示すグラフである。図5の推定された位相の偏差の変化の態様は、発明者等が実験において測定した結果である。
図5に示すように、電流目標値Id_refが大きくなるほど推定位相偏差(偏差θ_diff533)が大きくなることが分かった。これは、誘起電圧を推定する上記式(4)において、駆動電流が大きくなるほど、無視した巻線相互インダクタンスMの近似偏差が大きくなるためであると考えられた。したがって、上記式(4)において巻線相互インダクタンスMも考慮することにより、偏差を抑制することができるが、一般に、巻線相互インダクタンスMを正確に測定するのは困難である場合が多い。
これに対応して、本実施の形態では、予め実験で測定した推定位相偏差を解消するための補正値517が加算されたロータ角度推定値θ530(補正推定位相)を座標変換部518に入力する。推定位相偏差が解消された補正推定位相に基づいて算出されたq軸電流iq‘535は精度が高くなる。したがって、このq軸電流iq‘535を制御切り替え時のベクトル制御の初期における電流指令値iq_ref534として用いることにより、目標q軸電流Iq_tar537を最適化することができる。これにより、制御切り替え時のモータ速度変動を顕著に抑制することができる。
図6は、本発明及び従来技術におけるモータ起動後の開ループ制御から閉ループ制御への切り替え時の差異を説明するための図である。
図6(A)において、制御切り替え信号612はタイミング610で開ループ制御を示す「H」から閉ループ制御を示す「L」へ切り替わる。また、位相指令値θ_refもタイミング610の前後で変化する。
図6(B)は、従来技術におけるモータ起動後の開ループ制御から閉ループ制御への切り替え時における駆動電流の態様を示すグラフである。図6(B)に示すように、制御切り替え信号604が「H」から「L」に切り替わると、モータA相電流601及びモータB相電流602は、制御切り替え直後、いずれもほぼゼロになり、その後、徐々にモータの位相制御に必要な態様を示すようになる。モータA相電流601及びモータB相電流602が制御切り替え直後にいずれもほぼゼロとなるのは、制御切り替え直後の目標q軸電流Iq_tar537がゼロであるためである。また、ロータの振る舞いを把握するためにモータに取り付けられたエンコーダの速度603も制御切り替え直後に低下している。すなわち、制御切り替えにより、ロータのアンダーシュート動作やオーバーシュート動作等の過度現象が生じて振動や音が問題となり、最悪の場合、モータが脱調する恐れがある。
図6(C)は、本発明におけるモータ起動後の開ループ制御から閉ループ制御への切り替え時における駆動電流の態様を示すグラフである。図6(D)は、本発明におけるモータ起動後の開ループ制御から閉ループ制御への切り替え時における駆動電圧の態様を示すグラフである。
まず、図6(C)に示すように、制御切り替え信号604が「H」から「L」に切り替わると、従来の技術と同様に、目標q軸電流Iq_tar537はゼロとなる。しかしながら、本発明では、推定位相偏差が解消された補正推定位相に基づいて算出されたq軸電流iq‘535を制御切り替え時の初期における電流指令値iq_ref534として用いることにより、目標q軸電流Iq_tar537を最適化する。その結果、モータA相電流605及びモータB相電流606は、制御切り替え直後であっても、いずれもゼロとならず、モータの位相制御に必要な態様を示す。また、ロータの振る舞いを把握するためにモータに取り付けられたエンコーダの速度607も制御切り替え前後において殆ど変化しない。すなわち、本発明では、制御切り替えに起因してロータのアンダーシュート動作やオーバーシュート動作等の過度現象が生じることがなく、その結果。振動や音が問題となることやモータが脱調することがない。
さらに、図6(D)に示すように、目標q軸電流Iq_tar537に応じて生成される目標q軸電圧Vq608は、制御切り替え前に推定されて設定される。一方、目標d軸電圧Vd609は、目標q軸電流Iq_tar537が、制御切り替え前後において、定電流目標値からゼロになることに応じて、制御切り替え後において徐々にゼロとなるように制御される。
図7は、本実施の形態に係るモータの駆動方法としての制御切り替え処理を示すフローチャートである。本処理は、CPU170aがROM170bに格納されたプログラムに従って実行する。ここでは、モータ制御部157による各搬送モータ162〜167の駆動制御について説明する。
まず、各搬送モータ162〜167の起動後、各モータの誘起電圧に基づいて、ロータの回転速度がロータの位相を推定可能な所定速度へ到達したか否かが判定される(S701)。ロータの回転速度が所定速度へ到達した場合、座標変換部518が算出する軸電流iq‘535を制御切り替え時の初期における電流指令値として設定する(S702)。その後、切り替えDelay時間が経過したか否かが判定される(S703)。切り替えDelay時間が経過した場合、開ループ制御からベクトル制御(閉ループ制御)に切り替わる(S704)。具体的には、目標q軸電流Iq_tar537がゼロから電流指令値iq_ref534へ切り替えられ、目標d軸電流id_tar538が目標電流値Id_ref539からゼロに切り替えられる。さらに、座標変換部511と座標変換部505へ入力される位相が、モータ位相目標値θ_tar532からロータ角度推定値θ530に切り替えられる。その後、本処理が終了される。
本発明によれば、推定位相偏差が解消された補正推定位相に基づいて算出されたq軸電流iq‘535を制御切り替え時の初期における電流指令値iq_ref534として用いることにより、目標q軸電流Iq_tar537を最適化する。これにより、モータA相電流605及びモータB相電流606は、制御切り替え直後であっても、いずれもゼロとなることがない。その結果、制御切り替えに起因してロータのアンダーシュート動作やオーバーシュート動作等の過度現象が生じることがなく、その結果、振動や音が問題となることやモータが脱調するのを防止することができる。
本発明は、上述の実施の形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワークや記憶媒体を介してシステムや装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータの1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出して実行する処理でも実現可能である。また、本発明は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
162〜167 搬送モータ
502 位相制御部
503,504 電流制御部
509 ステッピングモータ
513 位相演算部
517 補正値
530 ロータ角度推定値θ
532 モータ位相目標値θ_tar
533 偏差θ_diff
535 q軸電流iq‘

Claims (5)

  1. 第1制御モードと第2制御モードを切り替え可能に構成されるモータ駆動装置であって、モータのロータの位相制御を行う位相制御手段と、前記ロータの位相を推定するロータの位相推定手段とを有するモータ駆動装置を用いるモータの駆動方法であって、
    前記推定された位相と、前記第2制御モードにおける前記モータの目標位相に対する前記推定された位相の偏差を解消するための補正値とに基づいて新たな電流値を算出する工程と、
    前記算出された新たな電流値を、前記第2制御モードから前記第1制御モードへの切り替え直後の目標電流値として用いる工程と、を有することを特徴とするモータの駆動方法。
  2. 前記第2制御モードから前記第1制御モードへ切り替える場合に、前記推定された位相と前記補正値に基づいて算出された電流値を、前記位相制御手段の積分初期値とすることを特徴とする請求項1記載のモータの駆動方法。
  3. 前記第2制御モードから前記第1制御モードへ切り替える場合に、前記目標電流値へ積分される積分値は、所定の時間が経過するまで、前記第2制御モードにおける積分値がそのまま用いられることを特徴とする請求項1又は2記載のモータの駆動方法。
  4. 第1制御モードと第2制御モードを切り替え可能に構成されるモータ駆動装置であって、モータのロータの位相制御を行う位相制御手段と、前記ロータの位相を推定するロータの位相推定手段とを備えるモータ駆動装置であって、
    前記推定された位相と、前記第2制御モードにおける前記モータの目標位相に対する前記推定された位相の偏差を解消するための補正値とに基づいて新たな電流値を算出する座標変換部をさらに備え、
    前記位相制御手段は、前記算出された新たな電流値を、前記第2制御モードから前記第1制御モードへの切り替え直後の目標電流値として用いることを特徴とするモータ駆動装置。
  5. 第1制御モードと第2制御モードを切り替え可能に構成されるモータ駆動装置であって、モータのロータの位相制御を行う位相制御手段と、前記ロータの位相を推定するロータの位相推定手段とを有するモータ駆動装置を用いるモータの駆動方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記推定された位相と、前記第2制御モードにおける前記モータの目標位相に対する前記推定された位相の偏差を解消するための補正値とに基づいて新たな電流値を算出する工程と、
    前記算出された新たな電流値を、前記第2制御モードから前記第1制御モードへの切り替え直後の目標電流値として用いる工程と、を有することを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023090159A1 (ja) * 2021-11-19 2023-05-25 ミネベアミツミ株式会社 モータ制御装置、モータ制御方法

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