JP2020035521A - ラミネート型蓄電素子、ラミネート型蓄電素子の製造方法 - Google Patents

ラミネート型蓄電素子、ラミネート型蓄電素子の製造方法 Download PDF

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琢司 小川
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Abstract

【課題】外装体の封止強度が確保され、体積容量密度に優れたラミネート型蓄電素子をより安価に提供する。【解決手段】扁平袋状に成形された外装体11内にシート状の正極20と負極30とが積層されてなる電極体10が密封されたラミネート型蓄電素子1aであって、正極と負極の積層方向を上下方向として、外装体は、上下方向で互いに対面するラミネートフィルム(11a、11b)の周縁領域12が溶着されてなり、正極と負極は、それぞれ、平板状の集電体(21、31)の表面に電極活物質を含む電極材料(22、32)が配置されてなり、集電体は、電極材料が配置される領域に対して突出する突起部(25、35)を有し、電極体は、全領域が前記外層体内に配置され、突起部は、周縁領域に溶着され、外装体には、突起部を外方に露出させる端子孔15が形成されている。【選択図】図3

Description

本発明はラミネートフィルムからなる外装体内に発電素子を収納してなるラミネート型蓄電素子、およびその製造方法に関する。
近年、ワンタイムパスワード機能やディスプレイを搭載したICカード、ディスプレイ付きのICカード、あるいはタグやトークン(ワンタイムパスワード生成機)など、電源を内蔵しながら極めて薄型の電子機器(以下、薄型電子機器)が実用化されてきている。そして、これらの薄型電子機器の実現には電源となる蓄電素子(一次電池、二次電池、電気二重層コンデンサーなど)の小型薄型化が必須の要件であり、その小型薄型化に適した蓄電素子としてラミネート型蓄電素子がある。なお、以下の非特許文献1には、市販のラミネート型蓄電素子である、薄型二酸化マンガンリチウム一次電池の特徴や放電性能などについて記載されている。
図1に、一般的なラミネート型蓄電素子101を示した。図1(A)は、ラミネート型蓄電素子101の外観図であり、図1(B)は当該ラミネート型蓄電素子101の内部構造の一例を示す分解斜視図である。なお、図1(B)では一部の部材や部位にハッチングを施し、他の部材や部位と区別し易いようにしている。
図1(A)、図1(B)に示したラミネート型蓄電素子101は、非特許文献1に記載されている薄型二酸化マンガンリチウム一次電池と同様の構成を備え、図1(A)に示したように平板状の外観形状を有し、ラミネートフィルムが扁平な矩形袋状に成形されてなる外装体11内には発電要素が密封されている。また、平板状の正極端子23および負極端子33が、矩形の外装体11の一辺13から外方に向けて突出している。
ラミネート型蓄電素子101は、図1(B)に示したように、外装体11内に、シート状の正極20とシート状の負極30がセパレーター40を介して積層されてなる電極体10が電解液とともに封入されている。正極20は金属板や金属箔からなる正極集電体21の一主面に正極活物質を含んだ正極材料22を配置したものであり、負極30は金属板や金属箔などからなる負極集電体31の一主面に負極活物質を含んだ負極材料32を配置したものである。そして電極体10は、正極20と負極30を、それぞれの電極材料(22、32)がセパレーター40を介して対面するように、積層、圧着したものである。
外装体11は、互いに重ね合わせた矩形状の二枚のアルミラミネートフィルム(11a−11b)において、図中網掛けのハッチングまたは点線の枠で示した周縁領域12が熱圧着法により互いに溶着されて内部が密閉されたものである。ラミネートフィルム(11a、11b)は、周知のごとく、基材となる金属箔(アルミ箔、ステンレス箔)の表裏に1層以上の樹脂層が積層された構造となっており、一般的には、外装体11の外面となる表面には、例えば、ポリアミド樹脂などからなる保護層が積層され、外装体11の内面となる裏面には、例えば、変性ポリプロピレンなどの熱溶着性を有する接着層が積層された構造を有している。
正極集電体21、および負極集電体31には、帯状の金属箔や金属板からなる端子リード51が接続され、その端子リード51の先端側53が外装体11の外方に突出して正極端子23、および負極端子33となっている。なお、端子リード51の先端側を外装体11の外方に引き出すための方式としては、例えば、図1(B)に示したように、タブリード50を用いる方式がある。
タブリード50は、端子リード51の延長途上に、絶縁樹脂製のシール材(以下、タブフィルム52)が当該端子リード51を狭持するように接着された構造を有している。そして、端子リード51の基端側が正極集電体21、および負極集電体31の一部に超音波溶着などの方法によって接続されている。
図1に示した蓄電素子101における正極集電体21、および負極集電体31は、正極材料22、および負極材料32が配置される矩形の領域と、その領域において端子リード51の先端側の縁辺(24、34)から矩形状に突出する突起部(25、35)とを有している。そして、ラミネート型蓄電素子101は、正極20と負極30とが積層されている方向(以下、上下方向とも言う)から見たときに、突起部(25、35)も含めた電極体10の全領域が、周縁領域12の内方に配置されている。
外装体11は、上下方向で互いに対面し合うラミネートフィルム(11a、11b)の周縁領域12が熱溶着されてなる。そして、外装体11の周縁領域12において、電極端子(23、33)が設けられている縁辺(端子縁辺13とも言う)側ではタブリード50のタブフィルム52が、ラミネートフィルム(11a、11b)とともに熱溶着される。それによって、周縁領域12の端子縁辺13側では、端子リード51に溶着されているタブフィルム52がラミネートフィルム(11a、11b)の接着層に溶着されている。
なお、タブリード50を用いず、端子リード51をそのまま電極端子(23、33)として用いる方式もある。図2に、タブリード50を用いない方式を採用したラミネート型蓄電素子102の一例を示した。図2は、ラミネート型蓄電素子102の分解斜視図であり、このラミネート型蓄電素子102では、端子縁辺13側の周縁領域12が、タブリード50に代えて、帯状のタブフィルム14によって溶着されている。なお、ラミネート型蓄電素子の構造などについては、以下の特許文献1にも記載されている。
特開2018−101570号公報
FDK株式会社、"薄型リチウム一次電池"、[online]、[平成30年7月26日検索]、インターネット<URL:http://www.fdk.co.jp/battery/lithium/lithium_thin.html>
ラミネート型蓄電素子は、ICカードなど、外寸が規格で決まっている電子機器に組み込む用途に供されることが多いため、ラミネート型蓄電素子には、体積容量密度を増大させることが求められている。しかし、ICカードやICタグなどの枚葉状の電子機器に組み込まれるような厚さが1mmに満たない極めて薄いラミネート型蓄電素子では外装体を含め全ての構成要素を極限まで薄くしており、薄型化は限界に達していると言える。したがって、蓄電素子には、外装体内に収納する電極体の平面サイズをより大きくする必要がある。もちろん、外装体の封止強度を確保する必要もあることから、周縁領域の幅を闇雲に狭くして電極体の収納空間を拡げることはできない。さらに、ラミネート型蓄電素子では、外部の電子回路に接続するために、外装体外に電極端子が突出して形成されており、ラミネート型蓄電素子の体積容量密度を増大させるためには、容量を維持あるいは増大させながら、電極端子を含めた体積を縮小させる必要がある。
また、ラミネート型蓄電素子は、集電体に接続されているリードタブの先端側が外装体の外方に引き出されて電極端子が形成されている。そして、周縁領域において、端子縁辺に沿う領域は、一般的に、タブリードや帯状のタブフィルムが用いられて封止されている。これは、ラミネートフィルムの接着層同士を溶着させただけではリードタブとラミネートフィルムとの密着強度を十分に確保できず、外装体内の電解液が漏出したり、外装体内に空気中の水分が侵入したりすることを抑止するためである。
しかし、ラミネート型蓄電素子の多くが、大量に、かつ極めて安価、場合によっては無償でユーザーに提供されるICカードなどの用途に供されていることを考えれば、ラミネート型蓄電素子には、さらなる低価格化が要求される。しかし、従来のラミネート型蓄電素子では、タブリードやタブフィルムの部材コストが掛かる。特に、タブリードは、蓄電素子とは個別に製造される工業製品として販売されている部材であり、帯状のタブフィルムを用いる場合よりも部材コストが高くなる。また、タブリードやタブフィルムを用いた集電体では、端子リードを集電体に取り付けるための工程やその取り付け工程において用いられる超音波溶接機などの設備などにも必要となる。
このように、従来のラミネート型蓄電素子では、端子リードの先端を外装体の外方に引き出すという基本的な構造自体が体積容量密度の向上と、低価格化とを困難なものにしている。
そこで、本発明は、外装体の封止強度が確保され、体積容量密度に優れたラミネート型蓄電素子をより安価に提供することを目的としている。また、そのラミネート型蓄電素子の製造方法を提供することも目的としている。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、扁平袋状に成形された外装体内にシート状の正極と負極とが積層されてなる電極体が密封されたラミネート型蓄電素子であって、
前記正極と負極の積層方向を上下方向として、
前記外装体は、上下方向で互いに対面するラミネートフィルムの周縁領域が溶着されてなり、
前記正極と前記負極は、それぞれ、平板状の集電体の表面に電極活物質を含む電極材料が配置されてなり、
前記集電体は、前記電極材料が配置される領域に対して突出する突起部を有し、
前記電極体は、全領域が前記外層体内に配置され、
前記突起部は、前記周縁領域に溶着され、
前記外装体には、前記突起部を外方に露出させる端子孔が形成されている、
ことを特徴とするラミネート型蓄電素子である。
前記突起部は、前記周縁領域の縁辺に沿う形状のタブフィルムを介して前記ラミネートフィルムに溶着され、前記タブフィルムには、前記突起部を、前記端子孔を介して露出させるための開口部が形成されていてもよい。さらに、前記タブフィルムの開口部は孔であり、上下方向から見ると、前記端子孔の内方に前記開口部が包含されているラミネート型蓄電素子とすることもできる。
前記端子孔は、外装体の内方側から外方に向けて打ち抜き加工されて形成されていれば好ましい。前記端子孔の内周端面に絶縁層が形成されているラミネート型蓄電素子であってもよい。
本発明のその他の態様は、扁平袋状に成形された外装体内にシート状の正極と負極とが積層されてなる電極体が密封されたラミネート型蓄電素子の製造方法であって、
当該製造方法は、
前記正極と負極の積層方向を上下方向として、
前記正極と前記負極のそれぞれについて、縁辺に突起部を有する平板状の集電体の表面に電極活物質を含む電極材料が配置された前記正極と前記負極とを作製する電極作製ステップと、
前記正極と前記負極とを用いて前記電極体を作製する電極体作製ステップと、
前記電極体を上下方向で互いに対面するラミネートフィルム間に配置するとともに、当該対面するラミネートフィルムの周縁領域を熱溶着させて前記外装体を封止する封止ステップと、
を含み、
前記封止ステップでは、前記周縁領域の一部に孔が形成された前記ラミネートフィルムを用いるとともに、前記突起部が前記孔の形成位置に配置されつつ、前記集電体の全領域が外装体内に収納されるように前記電極体を前記対面するラミネートフィルム間に配置する、
ことを特徴とするラミネート型蓄電素子の製造方法である。
本発明によれば、外装体の封止強度が確保され、体積容量密度に優れ、かつ安価なラミネート型蓄電素子と、そのラミネート型蓄電素子の製造方法が提供される。なお、その他の効果については以下の記載で明らかにする。
従来のラミネート型蓄電素子の一例を示す図である。 従来のラミネート型蓄電素子のその他の例を示す図である。 本発明の実施例に係るラミネート型蓄電素子を示す図である。 上記実施例に係るラミネート型蓄電素子と従来の蓄電素子とにおける平面サイズの比較図である。 上記実施例に係るラミネート型蓄電素子の作製手順を説明するための図である。 上記実施例に係るラミネート型蓄電素子の第1の変形例を示す図である。 上記第1の変形例が備えるタブフィルムのその他の形状を示す図である。 上記実施例に係るラミネート型蓄電素子の第2の変形例を示す図である。 上記実施例に係るラミネート型蓄電素子の第3の変形例を示す図である。 上記第3の変形例に係るラミネート型蓄電素子の構造を示す図である。 本発明の実施例について、以下に添付図面を参照しつつ説明する。なお以下の説明に用いた図面において、同一または類似の部分に同一の符号を付して重複する説明を省略することがある。ある図面において符号を付した部分について、不要であれば他の図面ではその部分に符号を付さない場合もある。
===実施例===
図3に本発明の実施例に係るラミネート型蓄電素子(以下、蓄電素子1aとも言う)を示した。図3(A)は蓄電素子1aの外観を示す斜視図であり、図3(B)は蓄電素子1aの分解斜視図である。なお、以下では、図1や図2に示した蓄電素子(101、102)と同様に、蓄電素子1aにおいて、2枚のラミネートフィルム(11a、11b)や電極体10における発電要素(20、30、40)の積層方向を上下方向とする。
図3(A)に示したように、実施例に係る蓄電素子1aは、図1や図2に示した従来の蓄電素子(101、102)のように外装体11から突出する電極端子(23、33)を備えていない。その代わり、ラミネートフィルム11aに形成された孔15を介して内部の集電体の一部が外方に露出している。そして、その露出した集電体が電極端子(23、24)となっている。
具体的には、図3(B)に示したように、実施例に係る蓄電素子1aは、図1、図2に示した従来の蓄電素子(101、102)と同様の電極体10を備え、正極20と負極30の集電体(21、31)には、電極材料(22、32)が表面に配置されていない突起部(25、35)が形成されている。しかし、突起部(25、35)には端子リードが接続されていない。また、突起部(25、35)は、上下方向から見たときに、外装体11の周縁領域12と重複する位置に配置されている。そして、突起部(25、35)を含めた電極体10の全平面領域が外装体11の内方に配置されている。
このように、本実施例に係る蓄電素子1aでは、電極端子(23、33)が端子縁辺13から外装体11外に突出しておらず、従来、電極端子(23、33)が占有していた面積を削減することができる。したがって、同じサイズの電極体10であれば、電極端子(23、33)を含めた蓄電素子1aの平面サイズを小さくすることができ、体積容量密度を大きくすることができる。図4に、図1に示した従来の蓄電素子101の平面サイズと本実施例の蓄電素子1aの平面サイズとを比較した図を示した。なお、図4では、周縁領域12にハッチングを施している。図4に示したように、本実施例の蓄電素子1aでは、電極体10の平面サイズが従来の蓄電素子101と同じであっても、電極端子(23、33)の面積を削減することができる。さらに、従来の蓄電素子101では、周縁領域12の内方に突起部(25、35)を含めた電極体10の全領域が配置されているが、実施例に係る蓄電素子1aでは、突起部(25、35)を除く領域が周縁領域12の内方に配置されている。そのため、実施例に係る蓄電素子1aは、従来の蓄電素子101に対し、外装体11の端子縁辺13と直交する方向のサイズHも小さくなっている。
なお、実施例に係る蓄電素子1aを外部の電子回路に接続する際には、例えば、突起部(25、35)を外方に露出させるためにラミネートフィルム11aに形成された上記の孔(以下、端子孔15とも言う)に導電性を有する接着剤や樹脂(異方導電性接着剤など)を充填し、その接着剤や樹脂に電子回路に形成された印刷配線、あるいは電子回路から引き出された導線などを接触させればよい。
<封止性能について>
図1や図2に示したように、従来のラミネート型蓄電素子(101、102)は、外装体11内の電極体10に接続される端子リード51の先端側が電極端子(23、33)として端子縁辺13から突出している。そして、従来のラミネート型蓄電素子(101、102)では、周縁領域12において、端子縁辺13に沿う領域が、タブリード50に取り付けられたタブフィルム52、あるいは帯状のタブフィルム(14a、14b)を介してラミネートフィルム(11a、11b)に溶着されている。それによって、周縁領域12を横断して配置される端子リード51の周辺におけるラミネートフィルム(11a、11b)同士の接着強度が確保され、端子縁辺13からの漏液を抑止している。
しかしながら、ラミネート型蓄電素子(101、102)における端子縁辺13からの漏液は、端子リード51が外装体11の内方から外方に引き出されている構造が原因となっている場合がある。具体的には、端子縁辺13からの漏液は、電解液が端子リード51の外縁に沿って毛細管現象によって這い上がることで発生する。そのため、従来のラミネート型蓄電素子(101、102)では、端子リード51の厚さによって、端子縁辺13側の周縁領域12を外装体11の内方から外方に向かって横断するように段差が形成される。
確かに、上下方向で対面するラミネートフィルム(11a、11b)は、タブフィルム(52、14)により、上下方向に剥離させる力に対しては高い溶着強度を有する。しかし、端子リード51の外縁に沿う段差によって外装体11の内外を連絡する漏液経路が形成されるため、周縁領域12において端子縁辺13に沿う領域を、タブフィルム(52、14)を用いて溶着させただけでは漏液を完全に防止することが難しい。したがって、従来の蓄電素子(101、102)では、タブフィルム(52、14)を用いたとしても、外装体11の内方を密閉する「封止性能」については期待された性能を有していない。
一方、実施例に係る蓄電素子1aでは、突起部(25、35)が形成された集電体(21、31)の全領域が外装体11内に配置されるため、上記の漏液経路が存在しない。したがって、実施例に係る蓄電素子1aでは、漏液をより確実に抑止することができるという効果も奏する。
===製造方法===
つぎに上述した実施形態に係る蓄電素子1aの製造方法について説明する。図5に蓄電素子の作製手順を示した。まず、図5(A)に示したように、外装体11となる二枚のラミネートフィルム(11a、11b)を用意する。そして、一方のラミネートフィルム11aには、周縁領域12において突起部(25、35)が配置される位置に端子孔15を形成しておく。
次に、図5(B)に示したように、組み立て済みの電極体10を上下方向で対面する二枚のラミネートフィルム(11a、11b)の間に配置する。このとき、上下方向から見たときに、ラミネートフィルム11aに形成された端子孔15が、突起部(25、35)の形成領域に重なるようにする。さらに、図5(C)に示したように、矩形の二枚のラミネートフィルム(11a、11b)の周縁領域12において、一辺16を除く三辺に沿う領域を熱圧着し、二枚のラミネートフィルム(11a、11b)を、その一辺16側が開口する袋状の外装体11に成形する。図5に示した例では、端子縁辺13の対辺16が開口するように熱圧着している。そして、図中白抜き矢印で示したように、外装体11の開口から電解液を注入する。最後に、図5(D)に示したように、周縁領域12において、開口している縁辺16側を熱圧着して外装体11を封止する。それによって、蓄電素子1aが完成する。
===変形例===
<封止方式>
上記実施例に係る蓄電素子1aでは、端子縁辺13に沿う周縁領域12に突起部(25、35)が配置されている。そのため、周縁領域12において、突起部(25、35)が溶着されている領域では、ラミネートフィルム(11a、11b)同士が狭い幅で溶着されていることになる。そして、この幅の狭い領域では、剥離強度が他の領域に対して低くなる可能性がある。そこで、端子縁辺13に沿う周縁領域12を、帯状のタブフィルムを用いて溶着させてもよい。そこで、本発明の第1の変形例として、端子縁辺13に沿う周縁領域12がタブフィルム(114、14)を介して溶着されている蓄電素子を挙げる。
図6に、第1の変形例に係る当該蓄電素子1bの分解斜視図を示した。図6に示したように、上方と下方のラミネートフィルム(11a、11b)の内面において、端子縁辺13に沿う周縁領域12に、帯状のタブフィルム(114、14)が溶着されている。また、端子孔15が形成されているラミネートフィルム11aに溶着されるタブフィルム114には、端子孔15を介して突起部(25、35)を外方に露出させるための開口部17が形成されている。
図6に示した例では、端子孔15と同軸の円形の開口部17が形成されている。もちろん、開口部17の形状は円形でなくてもよい。例えば、図7に示したタブフィルム214のように、帯状のタブフィルム214の長手方向の縁辺18を切り欠き、その切り欠かれた領域を開口部17としてもよい。いずれにしても、タブフィルム(114、214)の開口部17はラミネートフィルム11aの端子孔15を介して突起部(25、35)の表面を外方に露出させることができれば、どのように形成されていてもよい。もちろん、端子孔15に対応する位置を避けるように、複数のタブフィルムを、周縁領域12の端子縁辺13に沿って配置してもよい。
<電極端子の位置>
上記実施例や第1の変形例に係る蓄電素子(1a、1b)では、矩形の外装体11における一辺を端子縁辺13とし、その端子縁辺13に沿う周縁領域12に正極端子23および負極端子33のそれぞれに対応する二つの端子孔15が形成されていたが、端子孔15は、外装体11の一辺に沿って形成されていなくてもよい。図8に、本発明の第2の変形例として、電極端子(23、33)の形成位置が上記実施例と異なる蓄電素子1cを示した。なお、図8においても周縁領域12にハッチングが施されている。図8に示したように、蓄電素子1cは、正極集電体21の突起部25と、負極集電体31の突起部35とが互いに反対方向に突出するように形成されている。そして、端子孔15は、周縁領域12において、互いに対辺の関係にある縁辺(13a、13b)側に一つずつ形成されている。
<電極体の構造>
上記実施例、第1の変形例、および第2の変形例に係る蓄電素子(1a、1b、1c)では、正極20と負極30を一つずつ備えた「一層型」の電極体10を備えていたが、正極20に対応する突起部25と、負極30に対応する突起部35とが一つずつ設けられているのであれば、電極体10は、複数の正極20と複数の負極30とを備えた「多層型」であってもよい。そこで、本発明の第3の変形例として、正極20と負極30を二つずつ備えた蓄電素子を挙げる。図9に第3の変形例に係る蓄電素子1dの分解斜視図を示した。また、図10に、蓄電素子1dを上下方向と端子縁辺13の方向とを含む面で切断したときの縦断面を示した。なお、図10は、図9におけるa−a矢視断面に対応している。
図9、図10に示したように、電極体10は、同じ構造の一層型の二つの電極体110が上下対称となるように配置された構造を有しており、正極集電体21の上下両面に正極材料22が配置され、正極集電体21の上下両面に配置された正極材料22のそれぞれに
対して負極材料32がセパレーター40を介して対面している。したがって、一つの正極集電体21が二つの一層型電極体110の正極集電体21を兼ねている。
負極集電体(31a、31b)は、二つの一層型電極体110のそれぞれに対応して、電極体10の上下両端面の最外層に配置されている。また、最外層に配置された二つの負極集電体(31a、31b)は、端子縁辺13に沿う方向(以下、左右方向とも言う)の長さが、正極集電体21の二倍以上ある一つの集電体131で形成されている。そして、左右方向に長い集電体131が長手方向で折り返されて、二つの負極集電体(31a、31b)が形成されている。また、突起部35は、上下一方の負極集電体31a側にのみ形成されている。それによって、電極体10には、二つの正極20と二つの負極30とを備えて二つの一層型電極体110が形成されているとともに、正極20および負極30の電極端子(23、33)となる突起部(25、35)が一つずつ形成されている。
===その他の実施例===
<端子孔の内周面について>
ラミネートフィルム(11a、11b)は、基材となる金属箔の表面と裏面とに、それぞれ保護層と接着層とが形成された構造を有しており、ラミネートフィルム(11a、11b)に端子孔15を形成すると、その端子孔15の内周端面に金属箔が露出することになる。そのため、端子孔15の内周端面に露出した金属箔に突起部(25、35)が接触し、正極20と負極30のそれぞれの集電体(21、31)を介して内部短絡が発生する可能性がある。しかし、実施例に係る蓄電素子1aでは、熱圧着により、突起部(25、35)がラミネートフィルム11aの絶縁性の接着層に溶着される際、溶融した接着層の樹脂が端子孔15の内周端面を覆う。そのため、実施例に係る蓄電素子1aでは、内部短絡が発生する可能性が低くなる。また、第1の変形例に係る蓄電素子1bでは、ラミネートフィルム11aと突起部(25、35)との間にタブフィルム114が介在しているため、端子孔15の内周端面に突起部(25、35)が接触する可能性が低くなり、内部短絡が発生する可能性がより低くなる。さらに、タブフィルム114の開口部17を、端子孔15に対して縮径された円形の孔としつつ、開口部17と端子孔15とを同軸に配置すれば、熱圧着時にタブフィルム114側の溶融樹脂も端子孔15の内周端面を覆うため、内部短絡を確実に防止することができる。なお、上下方向から見て、開口部17の全領域が端子孔15の領域内に包含されるのであれば、端子孔15や開口部17の平面形状は円形に限らない。もちろん、端子孔15の内周端面に絶縁性の樹脂を塗布したり、端子孔15の内方に絶縁性のリングを配置したりすることで、端子孔15の内周端面に絶縁層を形成しておいてもよい。
<端子孔について>
端子孔15は、ポンチによる打ち抜き加工により形成することができる。しかし、ポンチを用いて端子孔15を形成すると、端子孔15の周囲にバリができ、そのバリによって突起部(25、35)が損傷する可能性もある。また、ラミネートフィルム11aの基材がバリとして外装体11の内方に突出すれば、内部短絡が発生する可能性もある。そこで、端子孔15を打ち抜き加工により形成する際、ラミネートフィルム(11a、11b)の裏面から表面に向かって打ち抜くことが考えられる。それによって、端子孔15の周囲にバリができたとしても、そのバリは外装体11の外方に突出することになり、バリが電極体10に接触する可能性が少なくなる。なお、打ち抜き加工の方向については、ラミネートフィルム(11a、11b)の断面を顕微鏡で観察すれば、確認することができる。
本発明は、上述した実施例や変形例に限定されない。例えば、外装体11の外形は、矩形に限らず、円形や多角形の平面形状など適宜な形状とすることができる。
上記実施例に係る蓄電素子1aは、電極端子(23、33)が外装体11の内方から外方に向けて引き出されておらず、電解液の漏出経路がなく、高い体積容量密度に加え、高い封止性能を備えていた。もちろん、実施例に係る蓄電素子1aの構造は、リチウムポリマー二次電池や全固体電池など、流動性のある電解質を備えていない蓄電素子にも適用することができる。
いずれにしても、突起部(25、35)が形成された集電体(21、31)の表面に電極材料(22、32)が配置された平板状の正極20と負極30とを積層させてなる電極体10を備え、その電極体10の全領域が外装体11内に収納されていればよい。そして、外装体11の周縁領域12に、突起部(25、35)を外方に露出させる端子孔15が形成されていればよい。
1a〜1d,101、102 ラミネート型蓄電素子、10,110 電極体、
11 外装体、11a,11b ラミネートフィルム、12 周縁領域、
13 端子縁辺、14,52,141、241 タブフィルム、15 端子孔、
17 タブフィルムの開口部、20 正極、21 正極集電体、22 正極材料、
23 正極端子、25,35 突起部、30 負極、31 負極集電体、
32 負極材料、33 負極端子、40 セパレーター、50 タブリード、
51 端子リード、

Claims (6)

  1. 扁平袋状に成形された外装体内にシート状の正極と負極とが積層されてなる電極体が密封されたラミネート型蓄電素子であって、
    前記正極と負極の積層方向を上下方向として、
    前記外装体は、上下方向で互いに対面するラミネートフィルムの周縁領域が溶着されてなり、
    前記正極と前記負極は、それぞれ、平板状の集電体の表面に電極活物質を含む電極材料が配置されてなり、
    前記集電体は、前記電極材料が配置される領域に対して突出する突起部を有し、
    前記電極体は、全領域が前記外層体内に配置され、
    前記突起部は、前記周縁領域に溶着され、
    前記外装体には、前記突起部を外方に露出させる端子孔が形成されている、
    ことを特徴とするラミネート型蓄電素子。
  2. 請求項1に記載のラミネート型蓄電素子であって、
    前記突起部は、前記周縁領域の縁辺に沿う形状のタブフィルムを介して前記ラミネートフィルムに溶着され、
    前記タブフィルムには、前記突起部を、前記端子孔を介して露出させるための開口部が形成されている、
    ことを特徴とするラミネート型蓄電素子。
  3. 請求項2に記載のラミネート型蓄電素子であって、前記タブフィルムの開口部は孔であり、上下方向から見ると、前記端子孔の内方に前記開口部が包含されていることを特徴とするラミネート型蓄電素子。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のラミネート型蓄電素子であって、前記端子孔は、外装体の内方側から外方に向けて打ち抜き加工されて形成されていることを特徴とするラミネート型蓄電素子。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のラミネート型蓄電素子であって、前記端子孔の内周端面に絶縁層が形成されていることを特徴とするラミネート型蓄電素子。
  6. 扁平袋状に成形された外装体内にシート状の正極と負極とが積層されてなる電極体が密封されたラミネート型蓄電素子の製造方法であって、
    前記正極と負極の積層方向を上下方向として、
    前記正極と前記負極のそれぞれについて、縁辺に突起部を有する平板状の集電体の表面に電極活物質を含む電極材料が配置された前記正極と前記負極とを作製する電極作製ステップと、
    前記正極と前記負極とを用いて前記電極体を作製する電極体作製ステップと、
    前記電極体を上下方向で互いに対面するラミネートフィルム間に配置するとともに、当該対面するラミネートフィルムの周縁領域を熱溶着させて前記外装体を封止する封止ステップと、
    を含み、
    前記封止ステップでは、前記周縁領域の一部に孔が形成された前記ラミネートフィルムを用いるとともに、前記突起部が前記孔の形成位置に配置されつつ、前記集電体の全領域が外装体内に収納されるように前記電極体を前記対面するラミネートフィルム間に配置する、
    ことを特徴とするラミネート型蓄電素子の製造方法。
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