JP2020035258A - サービス連携システム - Google Patents

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Abstract

【課題】互いに異なるアプリケーションにより動作するシステム間でサービスを連携させることができるサービス連携システムを提供する。【解決手段】システムは、ユーザと契約した事業者からエネルギー供給を受ける第1の機器と、ユーザと契約した事業者を表す第1の事業者情報と携帯端末を識別するための第1の識別情報とを関連付けて記憶する第1のサーバと、第2の機器を識別するための第2の識別情報が割り当てられた第2の機器と、第2の機器にエネルギーを供給する事業者を表す第2の事業者情報と第2の識別情報とを関連付けて記憶する第2のサーバとを備え、第2のサーバは、携帯端末からサービスキーの要求信号と共に受信した第1の識別情報を第1のサーバに送信し、第1の識別情報と関連付けられた第1の事業者情報を受信し、第1の事業者情報と、第2の識別情報と関連付けられた第2の事業者情報とが一致する場合に携帯端末にサービスキーを送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザが利用する複数のアプリケーションにおける機能を連携させるサービス連携システムに関する。
近年、家庭内における電気やガス等のエネルギーの使用状況を管理するサービス連携システム(Home Energy Management System:HEMS)の導入が推進されている。HEMSは、家庭内で使用される家電や充電器等の機器を、通信ネットワークを介して専用の管理装置に接続することにより、エネルギーの使用状況をモニタに表示して可視化したり、省エネとなるように各種機器を制御したりするシステムである。また、HEMSにおいては、ユーザが操作するスマートフォン等の携帯端末から電気機器を制御することも可能である。
他方、電気自動車の普及に伴い、充電スタンド等の設備や充電器を利用するユーザへのサービスの拡充が図られている。例えば、特許文献1には、ユーザが操作する携帯端末を用い、サーバを介して充電器を操作できると共に、充電の待ち時間に利用できるクーポンを携帯端末に発行する充電制御システムが開示されている。
特許第5903184号公報
最近の電力やガスの自由化に伴い、電力やガス等のエネルギー事業者は、様々なサービスをユーザに提供することによりユーザ獲得を目指している。具体例として、月間の使用料が一定量以上である、電気とガスを同一の事業者と契約している、といった条件に応じて料金を割り引くサービスが挙げられる。
しかしながら、上述したHEMSと、特許文献1に開示された充電制御システムとは、別個のアプリケーションにより動作し、互いのサービスを連携させることは想定されていない。そのため、例えば、HEMSのユーザが外出先で電気自動車を充電したといった場合であっても、電力の使用料を家庭内と外出先とでは合算することができず、ユーザは電力の使用料に応じたサービスを受けることができない。
そこで、本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、互いに異なるアプリケーションにより動作するシステム間でサービスを連携させることができるサービス連携システムを提供することを目的の1つとする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様によるサービス連携システムは、ユーザと契約した事業者からエネルギー供給を受けて動作する第1の機器であって、前記ユーザが操作する携帯端末上で実行される第1のアプリケーションを介して制御可能な第1の機器と、前記第1の機器の動作を制御する第1のサーバであって、前記ユーザと契約した事業者を表す情報である第1の事業者情報と、前記携帯端末を識別するための第1の識別情報とを関連付けて記憶する第1の記憶部を有する第1のサーバと、前記第1の機器とは異なる第2の機器であって、当該第2の機器を識別するための第2の識別情報が割り当てられ、前記携帯端末上で実行される前記第1のアプリケーションとは異なる第2のアプリケーションを介して制御可能な第2の機器と、前記第2の機器の動作を制御する第2のサーバであって、前記第2の機器にエネルギーを供給する事業者を表す情報である第2の事業者情報と、前記第2の識別情報とを関連付けて記憶する第2の記憶部を有する第2のサーバと、を備え、前記携帯端末は、前記第2のアプリケーションを実行している間、前記第2の機器から前記第2の識別情報を受信し、該第2の識別情報を前記第2のサーバに送信することにより、前記第2のサーバの制御の下で、前記第2の機器を動作させると共に、所定のサービスを受けるためのサービスキーの要求信号を自身の第1の識別情報と共に前記第2のサーバに送信し、前記第2のサーバは、さらに、前記要求信号を受信した場合、該要求信号と共に受信した前記第1の識別情報を前記第1のサーバに送信すると共に、前記第2の識別情報と関連付けられた前記第2の事業者情報を前記第2の記憶部から抽出し、前記第1のサーバは、前記第2のサーバから受信した前記第1の識別情報と関連付けられた前記第1の事業者情報を前記第1の記憶部から抽出して前記第2のサーバに送信し、前記第2のサーバは、前記第1のサーバから受信した前記第1の事業者情報と、前記第2の記憶部から抽出した前記第2の事業者情報とを照合し、前記第1の事業者情報と前記第2の事業者情報とが一致する場合に、前記携帯端末に対して前記サービスキーを送信するものである。
本発明によれば、第2のサーバは、第2の機器に割り当てられた第2の識別情報を第1のサーバに送信することにより、ユーザが契約している事業者を表す第1の事業者情報を取得することができるので、ユーザが契約している事業者と、第2の機器にエネルギーを供給する事業者とが一致するか否かを判断し、一致した場合にはユーザが操作する携帯端末にサービスキーを送信することができる。従って、互いに異なるアプリケーションにより動作するシステム間でサービスを連携させることが可能となる。
実施形態に係るサービス連携システムの概要を示す図である。 実施形態に係るサービス連携システムの構成例を示す図である。 実施形態に係る機器管理システムの構成例を示す図である。 実施形態に係る制御サーバの機能構成の具体例を示す機能ブロック図である。 実施形態に係る管理用アプリケーションの機能構成の具体例を示す機能ブロック図である。 実施形態に係る充電サービスシステムの構成例を示す図である。 実施形態に係る充電サービス提供サーバの機能構成の具体例を示す機能ブロック図である。 実施形態に係る充電用アプリケーションの機能構成の具体例を示す機能ブロック図である。 実施形態に係るサービス連携システムの処理の流れを示すシーケンス図である。 制御サーバのハードウェア構成の具体例を示す図である。 ユーザ端末のハードウェア構成の具体例を示す図である。
添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。即ち、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付して表している。図面は模式的なものであり、必ずしも実際の寸法や比率等とは一致しない。図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることがある。
また、以下の実施形態においては、エネルギーを供給する事業者として電力会社を例示するが、これに限定されるものではなく、ガス会社や石油会社など一般消費者にエネルギーを供給する事業者に代替し得ることは言うまでもない。
図1〜図11は、実施形態を説明するための図である。以下、これらの図を参照しながら、以下の流れに沿って実施形態を説明する。まず「1」で実施形態に係るサービス連携システムの構成を説明する。続いて「2」で実施形態に係る機器管理システムの構成を説明する。「3」では、制御サーバについて、「4」では管理用アプリケーションについて説明する。「5」では、実施形態に係る充電サービスシステムの構成を説明する。「6」では、充電サービスサーバについて、「7」では充電用アプリケーションについて説明する。「8」では、サービス連携システムにおける処理の流れを説明する。「9」ではサービス連携システムを構成する各機器を実現可能なハードウェア構成の具体例を説明する。最後に「10」以降で、本実施形態に係る効果などを説明する。
(1. サービス連携システムの構成)
まず、図1及び図2を参照しながら、実施形態に係るサービス連携システム1の概要を説明する。サービス連携システム1は、ユーザの宅内(以下、単に「ユーザ宅」ともいう。)において使用される第1の機器及びこれを制御する第1のサーバを含むシステムの一例としての機器管理システム2と、ユーザ宅外において使用される第2の機器及びこれを制御する第2のサーバを含むシステムの一例としての充電サービスシステム3とを備える。機器管理システム2及び充電サービスシステム3においては、ユーザが操作する共通のユーザ端末100が使用され得る。もっとも、ユーザの宅内・宅外といった場所の限定は必須ではなく、第1及び第2の機器は、機器の種類や機器の使用目的、使用される状況等が異なるに過ぎない。
ここで、図2において、太い実線は電気の流れを示し、細い実線は情報の流れを示す。また、破線は、無線通信による情報の流れを示す。
ユーザ端末100は、当該サービス連携システム1のユーザが使用する携帯可能な端末装置であり、例えばいわゆるスマートフォンと呼ばれる携帯電話や、タブレット型端末、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現することができる。ユーザ端末100は、通信ネットワークN1、N2と随時接続し、通信ネットワークN1、N2に接続された他の機器との間で情報の送受信を行う。
通信ネットワークN1は、有線ネットワーク及び無線ネットワークから構成されるインターネットであり、内部に公衆無線LANのアクセスポイントや携帯電話の基地局等を含むことができる。通信ネットワークN2は、有線ネットワーク及び無線ネットワークから構成されるユーザ宅内の通信ネットワークであり、内部に無線LANのアクセスポイントやLANスイッチ等を含むことができる。
機器管理システム2は、ユーザ端末100と、制御サーバ200と、管理装置201と、管理対象機器202a、202b、…と、を含む。図1及び図2には複数の管理対象機器202a、202b、…が図示されているが、1つの管理装置201に接続される管理対象機器は1つであってもよい。以下、管理対象機器202a、202b、…を代表して、管理対象機器202と記す。
管理装置201は、ユーザ宅に設置された各種の家電等の管理対象機器202の管理(監視及び制御)を行う装置である。管理対象機器202はどのような機器であってもよいが、例えば、エアコン、電気給湯器、家庭用太陽光発電システム、燃料電池、蓄電池、電気自動車の車両EVの充放電器、照明装置、スマートメータ等が挙げられる。
ここで、管理装置201が管理対象とする管理対象機器202の範囲(ユーザ宅内)は、管理装置201が設置された建物内などに対応するが、これに限定されるものではない。例えば、電気自動車の充電用として建物外に設置される家庭用の充放電器を管理範囲に含めても良い。管理装置201、及び家電や充電器など電力を消費する管理対象機器202には、当該ユーザ宅で契約している電力会社から電力が供給される。
制御サーバ200は、管理範囲の中に設置される管理装置201を利用するユーザのユーザ登録、及び管理装置201の管理(監視及び制御)を行う装置である。
ユーザ端末100は、予めインストールされた管理用アプリケーション(以下、管理用アプリともいう)を実行することで、機器管理システム2において、管理装置201と例えばBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信を用いて直接通信し、管理装置201及び管理対象機器202の監視及び制御を行うユーザIF(Interface)としての役割を担う。ユーザ端末100は、管理装置201から送信された例えばBluetooth(登録商標)によるビーコン信号も受信可能である。また、ユーザ端末100は、必要に応じて制御サーバ200と通信ネットワークN1を介して通信し、ユーザ登録や各種設定情報の登録等を行う。さらに、ユーザ端末100は、無線LANを使用して管理装置201と通信することも可能である。
充電サービスシステム3は、ユーザ端末100と、充電サービスサーバ300と、充電スタンド等に設置される1つ以上充電器301と、を含む。充電サービスサーバ300が制御対象とする充電器301の数は特に限定されない。充電器301が複数設けられる場合、複数の充電スタンドの各々に充電器が1つずつ設置されていても良いし、1つの充電スタンドに複数の充電器301が設置されていても良い。また、複数の充電器301が設置された充電スタンドが複数箇所に存在していても良い。
充電器301は、ユーザが使用する電気自動車の車両EVに内蔵されたバッテリを充電する。充電器301には、当該充電器301を設置・管理する充電スタンドが契約している電力会社から電力が供給される。
充電サービスサーバ300は、充電器301による充電動作を制御する機能の他、充電器301の利用に係る代金の決済機能や、充電器301のユーザに所定のサービスを提供する機能等を有する。
ユーザ端末100は、予めインストールされた充電用アプリケーション(以下、充電用アプリともいう)を実行することで、充電サービスサーバ300と通信ネットワークN1を介して通信し、充電器301を操作して電気自動車の車両EVに充電するためのユーザIFとしての役割を担う。また、ユーザ端末100は、充電器301から送信された例えばBluetooth(登録商標)によるビーコン信号を受信可能である。
このようなサービス連携システム1において、制御サーバ200及び充電サービスサーバ300は、通信ネットワークN1を介して互いに通信することにより、ユーザ端末100上で別個に実行される管理用アプリケーション及び充電アプリケーションにおけるサービスを連携してユーザに提供する。
(2. 機器管理システムの構成)
次に、図3を参照しながら、実施形態に係る機器管理システム2の構成例及び処理の概要を説明する。前述のとおり、機器管理システム2は、ユーザUが操作するユーザ端末100と、制御サーバ200と、管理装置201と、管理対象機器202とを含む。ユーザ端末100と、制御サーバ200と、管理装置201と、管理対象機器202とは、通信ネットワークN1及び通信ネットワークN2を介して相互に通信可能である。
以下、ユーザ端末100及び管理装置201が近距離無線を介して通信する際の通信経路を、通信経路R1と呼ぶ。また、制御サーバ200及び管理装置201が、通信ネットワークN1及び通信ネットワークN2を介して通信する際の通信経路を、通信経路R2と呼ぶ。また、管理装置201及び管理対象機器202が通信ネットワークN2を介して通信する際の通信経路を、通信経路R3と呼ぶ。また、ユーザ端末100及び制御サーバ200が通信する際の通信経路を、通信経路R4と呼ぶ。また、ユーザ端末100及び管理装置201が通信ネットワークN2を介して通信する際の通信経路を、通信経路R5と呼ぶ。
制御サーバ200は、複数の異なるユーザ宅に設置された各管理装置201から、各々のユーザ宅に関する環境情報、及び各々のユーザ宅に設置された管理対象機器202の動作状態に関する情報を収集し、収集した情報(管理情報)をデータベースに蓄積する。また、制御サーバ200は、管理装置201を自宅に設置したユーザUのユーザ登録を行う機能や、蓄積した管理情報を統計的に分析する機能を備える。
管理装置201は、プロセッサ及び記憶装置に加え、通信機能、表示機能、及び、温度や湿度や気圧等を検出するための各種センサを備える装置であり、各ユーザ宅に設置される。通信機能としては、例えばBluetooth(登録商標)等の近距離通信によりユーザ端末100と通信する近距離通信機能、及び、通信ネットワークN2に接続するインタフェースである、有線/無線LAN通信機能を含むことができる。
管理装置201は、例えば起動に伴い、当該管理装置201に割り当てられた識別情報である「管理デバイスキー」をビーコン信号として周囲の装置に対して送信する(通信経路R1参照)。
また、管理装置201は、管理対象機器202から通信経路R3を介して、該管理対象機器202の動作状態に関する情報を収集し、管理対象機器202の動作状態に関する情報を、通信経路R2を介して制御サーバ200に送信する。
また、管理装置201は、ユーザ宅内の温度、湿度、気圧、照度、浮遊粉塵(浮遊ダスト)の量といった環境に関する情報(以下、「環境情報」と言う)を各種センサにより測定し、この測定結果を環境情報として、通信経路R2を介して制御サーバ200に送信する。以下、環境情報及び管理対象機器202の動作状態に関する情報の両方又は少なくとも一方を含む情報を、「管理情報」と呼ぶ。
また、管理装置201は、ユーザ端末100からの要求を受けた場合に、管理対象機器202の動作状態及び/又は環境情報を含む管理情報を、通信経路R5を介してユーザ端末100に送信する。
また、管理装置201は、ユーザ端末100又は制御サーバ200からの指示に基づいて、管理対象機器202の各々を制御するための制御情報(制御メッセージ)を、ユーザ端末100から通信経路R3を介して、指定された管理対象機器202に送信する。
(3. 制御サーバ200)
次に、図4を参照しながら、制御サーバ200の機能について説明する。図4は、制御サーバ200の機能構成の具体例を示す機能ブロック図である。制御サーバ200は、管理装置制御部210、デバイス登録部213、ユーザ登録部214、ユーザ端末制御部215、照合情報送信部216、及びデータベース(DB)217を含む。データベース(DB)217には、デバイス情報218、ユーザ情報219、及び管理情報220が格納される。
管理装置制御部210は、管理装置201との間で通信経路R2を介して通信することで、管理装置201に対する制御を行う。詳細には、管理装置制御部210は、制御指示部211、管理情報管理部212を含む。
制御指示部211は、管理装置201に対して、管理対象機器202を制御するように指示する。制御指示部211は、後述するユーザ端末制御部215により受け付けたユーザ端末100からの指示に基づいて、管理対象機器202を制御するように指示してもよい。若しくは、制御指示部211は、管理装置201から取得した管理情報220に含まれる環境情報に基づいて、管理対象機器202を制御する必要があるか否かを自動判定し、管理対象機器202を制御する必要があると判定した場合に、管理対象機器202を制御するように指示してもよい。
管理情報管理部212は、管理装置201から管理情報220を取得し、取得した管理情報220をDB217に格納する。ここで、管理情報管理部212が受信する管理情報220には、前述したように、管理対象機器202の動作状態に関する情報や、管理装置201が設置された場所の環境情報が含まれる。管理情報管理部212は、さらに、DB217に格納した管理情報220を分析し、必要に応じて、ユーザUに通知すべき情報を生成し、管理装置201に送信するようにしても良い。
デバイス登録部213は、管理装置201を特定するための情報と、該管理装置201が設置されたユーザ宅において契約している電力会社を特定するための情報(例えば会社名)と、を含むデバイス情報218をDB217に登録する。管理装置201を特定するための情報には、管理装置201の識別情報(例えばシリアルナンバー。以下、管理デバイスキーともいう)と、管理装置201が設置された箇所におけるGPS位置情報とが含まれる。デバイス登録部213は、ユーザ端末100を介して送信された管理デバイスキー及びGPS位置情報と、契約電力会社情報とを関連付け、デバイス情報218としてDB217に格納する。
ユーザ登録部214は、管理アプリを使用するユーザUを特定するための情報(以下、ユーザデバイスキーともいう)及び認証のためのパスワードと、管理アプリに登録された(ユーザUが契約している)電力会社を特定するための情報(第1の事業者情報)と、を含むユーザ情報219をDB217に登録する。ユーザUを特定するための情報は、管理アプリにおけるユーザUのログインIDでも良いし、ユーザ端末100の識別情報(例えば電話番号やシリアルナンバー。以下、ユーザデバイスキーともいう)でも良い。電力会社を特定するための情報(以下、契約電力会社情報ともいう)としては、例えば会社名などが挙げられる。ユーザ登録部214は、ユーザ端末100から送信されたユーザデバイスキーと、管理アプリに登録された契約電力会社情報とを関連付け、ユーザ情報219としてDB217に格納する。
ユーザ端末制御部215は、ユーザ端末100との間で通信することで、ユーザ端末100に対する制御を行う。詳細には、ユーザ端末制御部215は、ユーザ端末100から、通信経路R4を介してデバイス情報218及びユーザ情報219を受信し、受信したこれらの情報を、デバイス登録部213及びユーザ登録部214にそれぞれ渡す。
また、ユーザ端末制御部215は、管理情報管理部212が受信した管理情報220を、通信経路R4を介してユーザ端末100に随時通知する。或いは、ユーザ端末制御部215は、管理情報管理部212により管理情報220を分析すること等により得られた、ユーザに通知すべき情報をユーザ端末100に通知するようにしてもよい。
さらに、ユーザ端末制御部215は、ユーザ端末100から、管理対象機器202の制御に関する指示を受け付け、受け付けた制御の内容を制御指示部211に通知する。この場合、制御指示部211は、通知された指示に応じて、管理装置201に対して管理対象機器202の動作を制御するように指示する。
照合情報送信部216は、充電サービスサーバ300との間で通信することで、充電サービスサーバ300から要求された照合情報をDB217から抽出して充電サービスサーバ300に送信する。詳細には、照合情報送信部216は、照合情報の要求信号と共に受信したユーザデバイスキーをもとに、当該ユーザデバイスキーによって特定されるユーザ情報を抽出し、該ユーザ情報に含まれる契約電力会社情報を充電サービスサーバ300に送信する。
(4. 管理用アプリケーション230)
次に、図5を参照しながら、本実施形態に係るユーザ端末100にインストールされる管理用アプリケーション(管理用アプリ)230の機能構成を説明する。管理用アプリ230は、表示制御部231、入力部232、管理装置接続部233、管理装置設定部234、ユーザ情報登録部235、管理情報取得部236、制御指示部237、報知部238、及びデータベース(DB)240を含む。DB240は、ユーザ情報241を、管理用アプリ230が管理する記憶領域上に格納する。
表示制御部231は、ユーザ端末100のディスプレイに対する表示を制御する。例えば、表示制御部231は、管理装置201に対する各種設定や、制御サーバ200に対する各種設定を行うための設定画面や、管理対象機器202の動作状態に関する情報や管理装置201により計測された環境情報を含む管理情報等を、ディスプレイに表示させる。
入力部232は、ユーザ端末100に設けられた例えば操作ボタンやタッチパネル等へのユーザUからの入力操作を受け付け、関係する機能ブロックへ操作内容を伝達する。例えば管理装置201が制御サーバ200と通信するための通信設定や、ユーザ登録又はユーザデバイス登録等のための操作入力がなされた場合には、入力部232が管理装置設定部234や制御指示部237へその旨を伝達する。
管理装置接続部233は、管理装置201との間で例えばBluetooth(登録商標)等による近距離無線接続を行う。
管理装置設定部234は、ユーザUからの入力部232への操作入力に応じて、管理装置201の動作に必要な各種設定を行う。例えば、管理装置201が通信ネットワークN2へ接続するための無線アクセスポイントへの接続設定を、管理装置設定部234は管理装置201に対して行う。
ユーザ情報登録部235は、ユーザUから入力部232への操作入力に応じて、ユーザ情報241の登録処理を行う。すなわち、ユーザ情報登録部235は、ユーザUのログインID及びパスワードの入力を入力部232から受けると、ログインID及びパスワードの有効性を確認した上で、これらのログインID及びパスワードを制御サーバ200に送信し、ユーザ情報219として登録させる。また、ユーザ情報登録部235は、ユーザ端末100のユーザデバイスキーを制御サーバ200に送信し、ユーザ情報219として登録させる。また、ユーザ情報登録部235は、ユーザUから入力部232への操作入力に応じて、契約電力会社情報を制御サーバ200に送信し、ユーザ情報219として登録させる。さらに、ユーザ情報登録部235は、制御サーバ200に送信した情報を、ユーザ情報241としてDB240に登録する。
管理情報取得部236は、管理装置201から通信経路R1を介して管理情報を取得し、或いは、制御サーバ200から通信経路R4を介して管理情報を取得する。
制御指示部237は、ユーザUから管理対象機器202に対する制御の指示を受け付け、受け付けた制御の内容を、通信経路R1を介して管理装置201に通知し、或いは、通信経路R4を介して制御サーバ200に通知する。
報知部238は、制御サーバ200からの要求に応じて、ユーザに通知すべき情報をユーザUに報知する。例えば、管理対象機器202であるエアコンの使用量が当該ユーザにおける昨年度の使用量と比較して著しく多いといった情報や、他のユーザの平均よりも著しく多いといった情報をユーザUに報知する。ユーザUは、このような報知を受けることで、エアコンのスイッチをこまめにオフにするといった対応を行うことができる。
(5. 充電サービスシステムの構成)
次に、図6を参照しながら、実施形態に係る充電サービスシステム3の構成及び処理の概要を説明する。前述のとおり、充電サービスシステム3は、ユーザUが操作するユーザ端末100と、充電サービスサーバ300と、充電器301とを含む。ユーザ端末100と充電サービスサーバ300と、及び、充電器301と充電サービス300とは、それぞれ、通信ネットワークN1を介して有線又は無線により、相互に通信可能である。また、ユーザ端末100は、充電器301から送信された例えばBluetooth(登録商標)によるビーコン信号を受信可能である。
充電サービスサーバ300は、充電サービス提供機能303と、決済サービス提供機能304と、サービスキー発行機能305とを有する。充電サービスサーバ300は、1台のハードウェア(サーバ装置)でこれらの機能を提供することとしても良いし、通信ネットワークN1上に分散された複数のハードウェアでこれらの機能をそれぞれ提供することとしても良い。
充電サービス提供機能303は、通信ネットワークN1を介して、ユーザ端末100、充電器301と逐次通信することにより、充電器301による車両EVへの給電等を制御する機能を担う。また充電サービス提供機能303は、ユーザ端末100へ充電状況や充電の完了を通知する。
決済サービス提供機能304は、ユーザ端末100からの要求に応じて、ユーザ端末100に格納された決済情報の有効性を確認する処理や、充電器301による車両EVの充電に伴い発生した代金をユーザUに対して課金するための決済処理を行う。そのために決済サービス提供機能304は、例えば銀行口座やクレジットカード等から、発生代金を引き落とす決済サービスを提供する。ここで、本実施形態において、決済に必要な決済情報はユーザ端末100の充電用アプリが管理している。充電開始前に、ユーザ端末100の充電用アプリは決済サービス提供機能304との間で決済情報の有効性を確認する。また、充電サービス提供機能303からの充電完了通知の受信等のタイミングで、充電用アプリは決済サービス提供機能304との間で決済処理を行う。
サービスキー発行機能305、ユーザ端末100からの要求を受けて、ユーザUが所定のサービスを受けるために必要となるサービスキーを発行し、ユーザ端末100に送信する。サービスキーを利用してユーザUが受けることができるサービスには、所定の条件の下で課金割引が受けられるサービスの他、ユーザUが充電を行っている充電器301の近傍の店舗で利用できる買い物の割引サービス等であっても良い。
ユーザ端末100の充電用アプリは、充電器301から一定距離内に入ると、充電器301から発信されたビーコン信号を受信することにより、該ビーコン信号に含まれる充電器301の識別信号(以下、充電デバイスキーともいう)を取得し、充電サービスサーバ300に送信する。これにより、ユーザ端末100は、充電サービスサーバ300から当該識別信号に対応する充電器301に関する情報を得ることができる。
ユーザUは、ユーザ端末100にインストールされた充電用アプリを実行及び操作することにより、充電サービスサーバ300による制御の下、充電器301から車両EVのバッテリを充電することができる。この際、充電サービスの提供を受けるために必要なユーザUの識別情報や決済情報は、ユーザ端末100の充電アプリが管理する記憶領域上に管理される。
またユーザ端末100は、当該充電用アプリにより、充電状況や充電の完了をユーザUに報知することもできる。これにより、ユーザUは、たとえ充電器301の近傍で待機せずとも、充電状況や充電完了を把握することが可能となる。更にユーザ端末100は、サービスキー発行機能305により発行された課金割引のサービスキーを、例えば決済処理で利用することができる。
充電器301は、充電サービスサーバ300による制御の下、車両EVに給電する。充電器301は給電ケーブルの制御線により車両EVの情報や充電状況を逐次車両EVから取得可能であり、更に充電器301はこれらの情報を逐次充電サービスサーバ300に通知可能である。また充電が完了した際には、充電器301は充電完了を充電サービスサーバ300に通知する。
(6. 充電サービスサーバ300)
次に、図7を参照しながら、充電サービスサーバ300の機能構成を説明する。図7は、充電サービスサーバ300の機能構成の具体例を示す機能ブロック図である。充電サービスサーバ300は、ユーザ端末制御部311、充電器制御部312、照合情報要求部313、照合部314、サービスキー発行処理部315、決済処理部316、及びデータベース(DB)317を含む。DB317は、ユーザ認証情報318、充電器情報319、及び充電情報320を含む各種情報を管理する。
ユーザ端末制御部311は、ユーザ端末100との間で通信することで、ユーザ端末100に対する制御を行う。詳細には、ユーザ端末制御部311は、ユーザUが操作するユーザ端末100から、充電器301の識別情報(充電デバイスキー)及びGPS位置情報を受信し、当該充電デバイスキーに対応する充電器情報319をDB317から取得する。充電器情報319には、ユーザUが充電器301を物理的に確認するために必要な充電器301の位置や名称等に関する文字列情報等を含むことができる。ユーザ端末制御部311は、当該充電器情報319をユーザ端末100に送信する。
また、ユーザ端末制御部311は、ユーザ端末100上で実行される充電用アプリにおいて登録されたユーザUの認証情報をユーザ端末100から受信し、DB317に予め格納されているユーザ認証情報318と照合する。ユーザ端末制御部311は、当該照合が成功すればユーザ認証が成功した、すなわち受信した認証情報が有効であると判断する。
充電器制御部312は、ユーザ端末制御部311においてユーザ認証が成功した場合、充電器301に対し車両EVへの充電を開始させると共に、充電状況の情報(充電情報320)を逐次取得し、ユーザ端末制御部311を介して充電状況をユーザ端末100に送信する。充電情報320には、充電に用いられる電圧/電流や、車両EVのバッテリの残容量の情報(後述のSOC情報)を含むことができる。これによりユーザ端末100の充電用アプリケーションは、「〇〇%まで充電完了、××kW充電量」等の表示が可能となる。なお、充電情報320はDB317に格納し売る。
照合情報要求部313は、ユーザ端末100からサービスキーを要求された場合に、制御サーバ200との間で通信を行い、ユーザ端末100のユーザUがサービス適用対象であるか否かを判断するための照合情報を制御サーバ200に要求する。詳細には、照合情報要求部313は、照合情報の要求信号を、ユーザ端末100から送信されたユーザ端末100のユーザデバイスキーと共に、制御サーバ200に送信する。ここで、照合情報とは、ユーザ情報219(図4参照)においてユーザデバイスキーと関連付けられている契約電力会社情報である。
照合部314は、照合情報要求部313からの要求信号に応じて制御サーバ200から送信された照合情報に基づいて照合を行うことで、ユーザ端末100がサービス適用対象であるか否かを判断する。詳細には、照合部314は、照合情報として、ユーザ端末100のユーザデバイスキーと関連付けられた契約電力会社情報を制御サーバ200から受信し、このユーザデバイスキーと関連付けられた契約電力会社情報と、充電器301の充電デバイスキーと関連付けられた契約電力会社情報とが一致するか否かを判断する。そして、両者が一致する場合に、当該ユーザ端末100のユーザUは、サービス適用対象であると判断する。
サービスキー発行処理部315は、照合部314により、ユーザ端末100のユーザUがサービス適用対象であると判断された場合に、ユーザUが所定のサービスを受けるために使用されるサービスキーを発行して、ユーザ端末100に送信する。
決済処理部316は、充電器301の利用に対する決済処理を行う。この際、ユーザ端末100がサービスキーを保有している場合、即ち、ユーザUが契約している電力会社と、充電器301が設置された充電スタンドが契約している電力会社とが一致している場合、決済処理部316は、充電器301の利用代金に対して所定の割引処理を行う。
ユーザ認証情報318は、充電サービスサーバ300によって提供される充電サービスをユーザUが利用する際に登録される認証のための情報であり、例えば充電アプリにおいて登録されたユーザID及びパスワード等の情報を含むことができる。
充電器情報319は、充電器301を特定するための情報と、該充電器301が設置された充電スタンドにおいて契約している電力会社を特定するための情報(第2の事業者情報)とを含む。充電器301を特定するための情報は、充電器301に対して一意に割り当てられる識別情報(充電デバイスキー)と、充電器301が設置された場所の位置情報とを組み合わせたものである。電力会社を特定するための情報(以下、契約電力会社情報ともいう)としては、例えば会社名などが挙げられる。ユーザ端末制御部311は、ユーザ端末100から、充電デバイスキー及びGPS位置情報を受信すると、充電デバイスキーを参照して、当該充電デバイスキーに対応付けられた充電器301の充電器情報319を抽出し、充電器情報319をユーザ端末100に送信する。これによりユーザUは、近傍にある(すなわち、充電デバイスキーをビーコン信号により受信した)充電器301に関する情報を、ユーザ端末100上で確認することが可能となる。
充電情報320は、車両EVに充電中の充電器301についての充電に関する各種情報が含まれる。例えば、車両EVへの充電に用いている電圧及び電流の情報、並びに、充電対象の車両EVのバッテリの電池残量に関する情報(以下、SOC(State of Charger)情報ともいう)を充電情報320に含むことができる。SOC情報は、例えばバッテリの充電率、すなわち、バッテリが完全充電された状態の容量値から放電した電気量を差し引いた残りの容量値(Ah)を、完全充電された場合の容量値(Ah)で除算した値に100を乗算することにより算出することができる。
(7. 充電用アプリケーション330)
次に、図8を参照しながら、本実施形態に係るユーザ端末100にインストールされる充電用アプリケーション(充電用アプリ)330の機能構成を説明する。充電用アプリ330は、表示制御部331、入力部332、充電器情報処理部333、ユーザ情報処理部334、サービスキー処理部335、決済処理部336、及びデータベース(DB)337を含む。DB337は、認証情報338及び決済情報339を、充電用アプリ330が管理する記憶領域上に管理する。
表示制御部331は、ユーザ端末100のディスプレイに対する表示を制御する。例えば、表示制御部331は、ビーコン信号として受信した充電器301の識別番号に対応する充電器情報を充電サービスサーバ300から受信した場合に、当該充電器情報をユーザ端末100のディスプレイ上に表示する。また、例えば、表示制御部331は、充電完了通知を充電サービスサーバ300から受信し、或いは決済処理部336による充電費用の決済処理が完了した際に、充電及び決済が完了した旨をユーザ端末100のディスプレイ上に表示する。
入力部332は、ユーザ端末100に設けられた例えば操作ボタンやタッチパネルなどへのユーザUからの入力操作を受け付け、関係する機能ブロックへ操作内容を伝達する。例えば、入力部332は、充電を開始するための操作入力がなされた場合に、ユーザ情報処理部334にその旨を伝達する。それに応じて、ユーザ情報処理部334は、充電を開始するために必要な認証情報338を充電サービスサーバ300に送信する。また、入力部332は、充電を開始する操作が行われるとその旨を決済処理部336に伝達する。それに応じて、決済処理部336は、充電サービスサーバ300との間で決済情報339の有効性を確認する。
充電器情報処理部333は、充電器301に係る各種処理を行う。詳細には、充電器情報処理部333は、充電器301から発信されたビーコン信号に含まれる充電器301の充電デバイスキー及びGPS位置情報を受信し、通信ネットワークN1を介して充電サービスサーバ300に送信する。これにより、充電サービスサーバ300は、当該充電デバイスキーに対応する充電器情報319を検索し、当該充電器情報319をユーザ端末100に送信する。表示制御部331は、当該受信した充電器情報に基づき、ユーザUに充電器301の情報を報知する。
また、充電器情報処理部333は、例えばユーザ操作に応じて充電サービスサーバ300に対して充電状況を問い合わせ、充電器301による車両EVへの充電状況(充電情報320)を受信しても良い。さらに、充電器情報処理部333は、充電器301による車両EVへの充電が完了し、また当該充電に伴い発生した費用の決済が完了した旨の充電完了通知を充電サービスサーバ300から受信する。充電器情報処理部333が当該充電完了通知を受信すると、決済処理部336は、当該充電量等に応じた充電費用に係る決済処理を、充電サービスサーバ300(決済サービス提供機能304)との間で行う。決済処理部336による決済処理が完了すると、表示制御部331は、充電及び決済が完了した旨をユーザUに報知する。
ユーザ情報処理部334は、例えば充電サービスサーバ300から充電器情報を受信し、表示制御部331が当該充電器への充電を要求するための操作を行った場合に、DB337から認証情報338を読み出し、充電サービスサーバ300に送信する。ここで、認証情報338は、例えば充電用アプリ330の初回起動時や充電サービスの初回利用時等のタイミングで予めユーザUに登録され、DB337内で管理される。
サービスキー処理部335は、例えば充電開始後、決済前のタイミングで、充電サービスサーバ300に対し、決済時に利用可能となるサービスキーを要求する。
決済処理部336は、ユーザUが充電器301による車両EVの充電を要求する際に、DB337から決済情報339を読み出して、当該決済情報339を充電サービスサーバ300(決済サービス提供機能304)に送信することにより、決済情報339が有効であるか否かを確認する。また決済処理部336は、車両EVへの充電が完了した旨の充電完了通知を充電サービスサーバ300から受信すると、決済情報339を用いて、決済サービス提供機能304との間で決済処理を行う。
認証情報338は、例えば充電サービスシステム3で提供される充電サービスをユーザUが利用するための認証に用いられる情報であり、例えばユーザIDやパスワード等の情報を含むことができる。
決済情報339は、ユーザUが充電に係る費用を支払うための各種情報である。例えば、決済情報339には、クレジットカード番号等の情報や、銀行口座などの情報を含むことができる。
(8. 処理の流れ)
以下、サービス連携システム1における処理の流れを、図9を参照しながら説明する。図9は、本実施形態に係るサービス連携システムの処理の流れを示すシーケンス図である。
なお、後述の各処理ステップは、処理内容に矛盾を生じない範囲で、任意に順番を変更して若しくは並列に実行することができ、また、各処理ステップ間に他のステップを追加しても良い。更に、便宜上1つのステップとして記載されているステップは複数のステップに分けて実行することもでき、便宜上複数に分けて記載されているステップを1ステップとして実行することもできる。
管理装置201が起動すると、管理装置201は、自装置の管理デバイスキー及びGPS位置情報を含むビーコン信号の発信を開始する(S100)。ユーザ端末100の管理用アプリ230はビーコン信号を受信すると、管理装置201との間で無線接続を確立するためのペアリング処理を行う(S101)。
ユーザ端末100と管理装置201との間の無線接続が確立すると、管理用アプリ230は管理装置201に対する設定すべき情報として、ユーザ宅における契約電力会社情報の入力を促し、該契約電力会社情報が入力されると、ユーザ端末100は、管理装置情報として、管理デバイスキー、GPS位置情報、及びユーザ宅における契約電力会社情報を制御サーバ200に送信する(ステップS102)。これに応じて、制御サーバ200は、受信した管理装置情報を登録する(ステップS103)。
また、管理用アプリ230は、ユーザ端末100への入力操作に応じて、管理用アプリ230におけるユーザ認証情報(ログインID及びパスワード)を制御サーバ200に送信する(ステップS104)。これに応じて、制御サーバ200は、受信したユーザ認証情報によりユーザ登録を行う(ステップS105)。
続いて、管理用アプリ230は、ユーザ端末100への入力操作に応じて、ユーザ情報(ユーザデバイスキー及びユーザの契約電力会社情報)を制御サーバ200に送信する(ステップS106)。これに応じて、制御サーバ200は、受信したユーザ情報を登録する(ステップS107)。
また、充電サービスサーバ300は、充電スタンドに設置された充電器301に関する充電器情報(充電デバイスキー、GPS位置情報、及び充電スタンドにおける契約電力会社情報)を登録する(ステップS110)。
他方、充電器301は、自装置の充電デバイスキー及びGPS位置情報を含むビーコン信号を発信している(ステップS120)。ユーザ端末100が充電器301に近づき、ビーコン信号を受信すると、充電用アプリ330は、該充電用アプリ330のユーザ認証情報及び受信した充電器情報(充電デバイスキー、GPS位置情報)を充電サービスサーバ300に送信する(ステップS121)。
充電サービスサーバ300は、受信したユーザ認証情報の認証に成功すると(ステップS122)、受信した充電デバイスキー及びGPS位置情報に基づいて充電器301を特定し、該特定した充電器301に向けて充電指示を行う(ステップS123)。
また、充電用アプリ330は、ユーザ端末100のユーザデバイスキーと共に、サービスキーの要求信号を充電サービスサーバ300に送信する(ステップS124)。これに応じて、充電サービスサーバ300は、受信したユーザデバイスキーと共に、照合情報の要求信号を制御サーバ200に送信する(ステップS125)。
制御サーバ200は、受信したユーザデバイスキーを元にユーザ情報219(図4参照)を検索し、ユーザデバイスキーと関連付けられたユーザの契約電力会社情報を、照合情報として充電サービスサーバ300に送信する(ステップS126)。
充電サービスサーバ300は、ステップS121において受信した充電デバイスキーと関連付けられた充電スタンドの契約電力会社情報を充電器情報319(図7参照)から抽出し、この充電スタンドの契約電力会社情報を、ステップS126において受信したユーザの契約電力会社情報と照合する(ステップS127)。そして、両契約電力会社情報が一致した場合に、サービスキーを充電用アプリ330に送信する(ステップS128)。
充電用アプリ330は、受信したサービスキーを利用して、決済処理時に、課金割引等のサービス適用を受ける(ステップS129)。
(9. ハードウェア構成)
次に、図10及び図11を参照しながら、制御サーバ200及び充電サービスサーバ300、並びにユーザ端末100のハードウェア構成について説明する。
(9.1. 制御サーバ200、充電サービスサーバ300)
まず、図10を参照しながら、制御サーバ200及び充電サービスサーバ300のハードウェア構成を説明する。制御サーバ200及び充電サービスサーバ300のハードウェア構成は概ね同様であり、後述する記憶部253に記憶されるプログラムが互いに異なるだけである。従って、以下においては、代表して制御サーバ200のハードウェア構成を説明する。
図10に示すように、制御サーバ200は、制御部250と、通信インタフェース(I/F)部252と、記憶部253と、表示部255と、入力部256とを含み、各部はバスライン257を介して接続される。
制御部250は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)251等を含む。制御部250は、記憶部253に記憶される制御プログラム254を実行することにより、一般的な情報処理装置としての機能に加え、上述した制御サーバ200にかかる処理を実現可能に構成される。なお、制御プログラム254の代わりに充電用プログラムを記憶させることで、同じハードウェアを充電サービスサーバ300として使用することができる。
また、RAM251は、制御プログラム254に含まれるコードの他、図4に示したデバイス情報218、ユーザ情報219、及び管理情報220を格納するDB217の一部又は全部を一時的に保持する。更にRAM251は、CPUが各種処理を実行する際のワークエリアとしても使用される。
通信I/F部252は、ユーザ端末100や管理装置201を含む外部の装置との間で、通信ネットワークN1を介したデータ通信を行うためのデバイスである。図4で示した管理装置制御部210、デバイス登録部213、ユーザ登録部214、ユーザ端末制御部215、及び照合情報送信部216が、ユーザ端末100、管理装置201、充電サービスサーバ300との間で行う通信は、全て通信I/F部252が行う。
記憶部253は、例えばHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶媒体である。記憶部253は、一般的な情報処理装置としての機能を実現するためのオペレーティングシステム(OS)やアプリケーション及びデータを記憶する。また記憶部253は、制御プログラム254及びDB217を記憶する。前述のとおり、図4に示した管理装置制御部210、デバイス登録部213、ユーザ登録部214、ユーザ端末制御部215、及び照合情報送信部216は、制御プログラム254に含まれる。
DB217は、例えば図4に示したデバイス情報218、ユーザ情報219、及び管理情報220などを含むことができる。DB217に含まれる各種データは、必要に応じてRAM251にロードされ、制御部250に含まれるCPUから参照される。
表示部255は、管理者に情報を表示するためのディスプレイ装置である。表示部255の具体例としては、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等が挙げられる。入力部256は、管理者から入力を受け付けるためのデバイスである。入力部256の具体例としては、キーボードやマウス、タッチパネル等を挙げることができる。
なお、制御サーバ200は、表示部255及び入力部256を必ずしも備える必要はない。また表示部255及び入力部256は、USB(Universal Serial Bus)やディスプレイポート等の各種インタフェースを介して外部から制御サーバ200に接続されても良い。
制御サーバ200は、図10に示すハードウェア構成に限定されない。例えば、制御サーバ10は、クラウドサーバや仮想サーバを用いて実現されていてもよい。
(9.2. ユーザ端末100)
次に、図11を参照しながらユーザ端末100のハードウェア構成を説明する。図11に示すように、ユーザ端末100は、制御部101と、近距離無線通信部103と、無線通信部104と、記憶部105と、表示部106と、入力部107とを含み、各部はバスライン108を介して接続される。
制御部101は、CPU、ROM、RAM102等を含む。制御部101は、記憶部105に記憶される管理用アプリ230及び充電用アプリ330を実行することにより、一般的な情報処理装置としての機能に加え、本実施形態に係る処理を実現可能に構成される。例えば、図5を参照しながら説明した表示制御部231、入力部232、管理装置接続部233、管理装置設定部234、ユーザ情報登録部235、管理情報取得部236、制御指示部237、及び報知部238は、RAM102に一時記憶された上で、CPU上で動作する管理用アプリ230の一部として実現可能である。また、図8を参照しながら説明した表示制御部331、入力部332、充電器情報処理部333、ユーザ情報処理部334、サービスキー処理部335、及び決済処理部336も同様に、RAM102に一時記憶された上で、CPU上で動作する充電用アプリ330の一部として実現可能である。
また、RAM102は、管理用アプリ230及び充電用アプリ330にそれぞれ含まれるコードの他、図5に示したユーザ情報241を格納するDB240や、図8に示した認証情報338及び決済情報339を格納するDB337の一部又は全部を一時的に保持する。更にRAM102は、CPUが各種処理を実行する際のワークエリアとしても使用される。
近距離無線通信部103は、例えば管理装置201から送信されるビーコン信号や、充電器301から送信されるビーコン信号を受信し、また管理装置201と通信するためのデバイスである。無線通信部104は、制御サーバ200及び充電サービスサーバ300を含む外部の装置との間で、通信ネットワークN1又は通信ネットワークN2を介したデータ通信を行うためのデバイスである。
記憶部105は、例えばHDDやフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶媒体である。記憶部105は、一般的な情報処理装置としての機能を実現するためのオペレーティングシステムやアプリケーション及びデータを記憶する。また記憶部105は、管理用アプリ230及び充電用アプリ330を記憶する。また記憶部105には、管理用アプリ230が管理するDB240を格納する記憶領域、及び充電用アプリ330が管理するDB317を格納する記憶領域も確保される。DB240及びDB317に含まれる各種データは、必要に応じてRAM102にロードされ、制御部101に含まれるCPUから参照される。
表示部106は、ユーザUに報知する情報を表示するためのディスプレイ装置である。表示部106の具体例としては、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等が挙げられる。入力部107は、ユーザUから入力を受け付けるためのデバイスである。入力部107の具体例としては、タッチパネルや各種操作ボタン等を挙げることができる。
なお、表示部106及び入力部107は、例えば近距離無線通信部103が通信可能な外部装置等として実現することも可能である。
(10. 本実施形態の効果等)
以上説明したように、本実施形態に係るサービス連携システム1によれば、各々が独立した管理用アプリ230と充電用アプリ330とを、ユーザへのサービス提供に関して連携させることができる。従って、ユーザは、管理用アプリ230及び充電用アプリ330を個別に使用しつつ、自宅で契約している電力会社と同じ電力会社が電力を供給している充電スタンドを外出先で利用する場合に、所定のサービスを受けることができる。
また、本実施形態に係るサービス連携システム1においては、制御サーバ200と充電サービスサーバ300との間で、ユーザ端末100のユーザデバイスキー及び照合情報としてのユーザの契約電力会社情報という最小限の情報のやり取りのみを行うので、情報の安全性を確保しつつ、サービスを連携させることができる。
なお、上記実施形態においては、サービスキーを1種類のみ発行することとしたが、割引率が異なる複数種類のサービスキーを発行することとしても良い。例えば、機器管理システム2における管理用アプリ230と充電サービスシステム3における充電用アプリ330との連携に加え、さらに多様なアプリケーションと連携できるようにすることで、ユーザが利用している連携可能なアプリケーションの数に応じて、サービスキーの割引率を任意に設定できるようにしても良い。
また、上記実施形態においては、制御サーバ200と充電サービスサーバ300との間で通信させることにより、管理用アプリ230と充電用アプリ330とを連携させることとした。しかしながら、制御サーバ200及び充電サービスサーバ300とそれぞれ通信する別のサーバを設け、この別のサーバに管理装置201の管理装置情報及びユーザ情報、並びに充電器301の充電器情報等を集約することにより、管理用アプリ230と充電用アプリ330とを連携させても良い。或いは、制御サーバ200の機能と充電サービスサーバ300の機能とを1つのサーバ装置で構成することよって、管理用アプリ230と充電用アプリ330とを連携させても良い。さらに、制御サーバ200と充電サービスサーバ300との間で、契約電力会社情報を含むユーザ情報を共有することで、管理用アプリ230と充電用アプリ330とを連携させたサービスを行っても良い。
以上説明した実施形態の構成は、組み合わせたり或いは一部の構成部分を入れ替えたりしてもよい。また、本発明の構成は上述の実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えてもよい。
1…サービス連携システム、2…機器管理システム、3…充電サービスシステム、10…制御サーバ、100…ユーザ端末、101…制御部、102…RAM、103…近距離無線通信部、104…無線通信部、105…記憶部、106…表示部、107…入力部、108…バスライン、200…制御サーバ、201…管理装置、202…管理対象機器、210…管理装置制御部、211…制御指示部、212…管理情報管理部、213…デバイス登録部、214…ユーザ登録部、215…ユーザ端末制御部、216…照合情報送信部、217…データベース(DB)、218…デバイス情報、219…ユーザ情報、220…管理情報、230…管理用アプリケーション(管理用アプリ)、231…表示制御部、232…入力部、233…管理装置接続部、234…管理装置設定部、235…ユーザ情報登録部、236…管理情報取得部、237…制御指示部、238…報知部、240…データベース(DB)、241…ユーザ情報、250…制御部、251…RAM、252…通信インタフェース(I/F)部、253…記憶部、254…制御プログラム、255…表示部、256…入力部、257…バスライン、300…充電サービスサーバ、301…充電器、303…充電サービス提供機、304…決済サービス提供機能、305…サービスキー発行機能、311…ユーザ端末制御部、312…充電器制御部、313…照合情報要求部、314…照合部、315…サービスキー発行処理部、316…決済処理部、317…データベース(DB)、318…ユーザ認証情報、319…充電器情報、320…充電情報、330…充電用アプリケーション(充電用アプリ)、331…表示制御部、332…入力部、333…充電器情報処理部、334…ユーザ情報処理部、335…サービスキー処理部、336…決済処理部、337…データベース(DB)、338…認証情報、339…決済情報、

Claims (3)

  1. ユーザと契約した事業者からエネルギー供給を受けて動作する第1の機器であって、前記ユーザが操作する携帯端末上で実行される第1のアプリケーションを介して制御可能な第1の機器と、
    前記第1の機器の動作を制御する第1のサーバであって、前記ユーザと契約した事業者を表す情報である第1の事業者情報と、前記携帯端末を識別するための第1の識別情報とを関連付けて記憶する第1の記憶部を有する第1のサーバと、
    前記第1の機器とは異なる第2の機器であって、当該第2の機器を識別するための第2の識別情報が割り当てられ、前記携帯端末上で実行される前記第1のアプリケーションとは異なる第2のアプリケーションを介して制御可能な第2の機器と、
    前記第2の機器の動作を制御する第2のサーバであって、前記第2の機器にエネルギーを供給する事業者を表す情報である第2の事業者情報と、前記第2の識別情報とを関連付けて記憶する第2の記憶部を有する第2のサーバと、
    を備え、
    前記携帯端末は、前記第2のアプリケーションを実行している間、前記第2の機器から前記第2の識別情報を受信し、該第2の識別情報を前記第2のサーバに送信することにより、前記第2のサーバの制御の下で、前記第2の機器を動作させると共に、所定のサービスを受けるためのサービスキーの要求信号を自身の第1の識別情報と共に前記第2のサーバに送信し、
    前記第2のサーバは、さらに、前記要求信号を受信した場合、該要求信号と共に受信した前記第1の識別情報を前記第1のサーバに送信すると共に、前記第2の識別情報と関連付けられた前記第2の事業者情報を前記第2の記憶部から抽出し、
    前記第1のサーバは、前記第2のサーバから受信した前記第1の識別情報と関連付けられた前記第1の事業者情報を前記第1の記憶部から抽出して前記第2のサーバに送信し、
    前記第2のサーバは、前記第1のサーバから受信した前記第1の事業者情報と、前記第2の記憶部から抽出した前記第2の事業者情報とを照合し、前記第1の事業者情報と前記第2の事業者情報とが一致する場合に、前記携帯端末に対して前記サービスキーを送信する、
    サービス連携システム。
  2. 前記サービスキーは、前記第2の機器の使用に関する決済代金の割引の適用を受けるための情報である、請求項1に記載のサービス連携システム。
  3. 前記第1の機器は、ユーザの家庭内において使用される1つ以上の管理対象機器を管理する管理装置であり、
    前記第2の機器は、ユーザの家庭外に設置された充電器である、
    請求項1又は請求項2に記載のサービス連携システム。
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