JP2020034794A - 現像ローラ、電子写真プロセスカートリッジおよび電子写真用画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
(1)現像剤容器内に存在し、現像ローラにトナーを供給する現像剤供給ローラ。
(2)現像ローラ上にトナー層を形成し、現像ローラ上のトナーを一定量にする現像剤規制部材。
(3)トナーを収納する現像剤容器の開口を閉塞し、かつ、一部を容器外に露出させ、この露出部分が電子写真感光体(以下、「感光体」ともいう。)に対向するように配置され、感光体にトナーを現像する現像ローラ。
現像装置内では、これらの電子写真用部材が回転、摺擦することで画像形成を行っている。
本発明の一態様に係る現像ローラは、基体と、該基体上の導電層と、を有している。現像ローラの外表面は、電気絶縁性の第1領域と、該第1領域に隣接している導電性の第2領域と、を含み、かつ、現像ローラの外表面は、該第1領域に1本または複数本の溝を有する。
基体は、導電性を有し、その上に設けられる導電層を支持する機能を有する。基体の材質としては、例えば、鉄、銅、アルミニウム、ニッケルの如き金属;これらの金属を含むステンレス鋼、ジュラルミン、真鍮および青銅の如き合金等を挙げることができる。基体の表面には、耐傷性付与を目的として、導電性を損なわない範囲で、メッキ処理を施すことができる。さらに、基体としては、樹脂製の基材の表面を金属で被覆して表面導電性としたものや、導電性樹脂組成物から製造されたものも使用可能である。
導電層は、1層構造または2層以上の積層構造である。図1は、導電層が1層構造である現像ローラの一例を示す概略断面図である。導電層が1層構造である場合、基体2a上に、絶縁性の粒子が分散された導電層が形成される。そして、絶縁性の粒子の成分によって形成される電気絶縁性の第1領域4が1本または複数本の溝を有し、現像ローラの最表面に露出している。また、導電層を構成する成分によって形成される導電性の第2領域3が、電気絶縁性の第1領域4に隣接している。図3は、溝Xを有する電気絶縁性の第1領域4と、導電性の第2領域3とを有する現像ローラの一例を示す概略断面図である。
本発明において、第1領域および第2領域が存在することは、光学顕微鏡や走査型電子顕微鏡などを用いて、現像ローラ外表面に2つ以上の領域が存在することを観察することで確認することができる。さらに、該第1領域が電気絶縁性であること、および、該第2領域が導電性であることは、該第1領域および第2領域を含む現像ローラの外表面を帯電させた後、その残留電位分布を測定することによって確認することができる。
該残留電位分布は、例えば、コロナ放電装置などの帯電装置を用いて現像ローラ外表面を十分に帯電させた後、帯電させた現像ローラ外表面の残留電位分布を静電気力顕微鏡(EFM)や表面電位顕微鏡(KFM)などを用いて測定することで確認することができる。
本発明において、現像ローラの周方向に対して、電気絶縁性の第1領域に形成される溝が成す狭角は以下のように測定される。
レーザー顕微鏡(商品名:VK−8700、キーエンス製)に、拡大倍率20倍の対物レンズを設置して、現像ローラの表面を観察する。次に、得られた観察像の傾き補正を行う。傾き補正は二次曲面補正モードで行う。補正した画像の中央において、一辺300μmの正方形の領域内における1つの溝を選び、その溝の始点および終点で結ぶ線と現像ローラの周方向で成す角度を算出する。領域内に存在するすべての溝について、この操作を行い、得られた角度の相加平均値を、電気絶縁性の第1領域に形成される溝が成す狭角とする。
本発明において、絶縁性ドメインの円相当径は以下のように測定される。
レーザー顕微鏡(商品名:VK−8700、キーエンス製)に、拡大倍率20倍の対物レンズを設置して、現像ローラの表面を観察する。次に、得られた観察像の傾き補正を行う。傾き補正は二次曲面補正モードで行う。補正した画像の中央において、一辺300μmの正方形の領域内における絶縁性ドメインの個数のカウントおよび絶縁性ドメイン個々の露出面積を測定する。測定は、ImageJ等の画像処理ソフトを用いて行う。測定した個々の露出面積から円相当径への換算を行う。得られたデータから、円相当径が3〜15μmである絶縁性ドメインの個数%を算出する。その際、一辺300μmの正方形の領域内において、該領域内に完全に含まれる絶縁性ドメインの全部を測定対象とし、該領域内に完全に含まれない絶縁性ドメインは測定対象としない。
本発明において、絶縁性ドメインの面積割合は以下のように測定される。
レーザー顕微鏡(商品名:VK−8700、キーエンス製)に、拡大倍率20倍の対物レンズを設置して、現像ローラの表面を観察する。次に、得られた観察像の傾き補正を行う。傾き補正は二次曲面補正モードで行う。補正した画像の中央において、一辺300μmの正方形の領域内における絶縁性ドメイン個々の露出面積を測定する。測定は、ImageJ等の画像処理ソフトを用いて行う。測定した個々の露出面積を足し合わせ、絶縁性ドメインの面積割合を算出する。その際、一辺300μmの正方形の領域内において、該領域内に完全に含まれる絶縁性ドメインの全部を測定対象とし、該領域内に完全に含まれない絶縁性ドメインは測定対象としない。
本発明において、絶縁性ドメインの溝の数は以下のように測定される。
レーザー顕微鏡(商品名:VK−8700、キーエンス製)に、拡大倍率20倍の対物レンズを設置して、現像ローラの表面を観察する。次に、得られた観察像の傾き補正を行う。傾き補正は二次曲面補正モードで行う。補正した画像の中央において、一辺300μmの正方形の領域内における絶縁性ドメインのうち、円相当径が3〜15μmの絶縁性ドメインを選ぶ。1つの絶縁性ドメインのうち、最もドメイン幅が広い部分でプロファイル測定を行う。プロファイル測定を行った範囲の中で最も高い部分を基準として、その基準からの凹みが0.2μm以上である凹みを溝とし、その数を数える。その数値を、その絶縁性ドメインの溝の数とする。この操作を、観察像内の円相当径が3〜15μmの絶縁性ドメインすべてについて行う。なお、本発明の実施例中の「溝の数」は、円相当径が3〜15μmである絶縁性ドメインのうち、溝の最も少ない絶縁性ドメインの溝の数を示す。
本発明において、絶縁性ドメインの溝の深さは以下のように測定される。
レーザー顕微鏡(商品名:VK−8700、キーエンス製)に、拡大倍率20倍の対物レンズを設置して、現像ローラの表面を観察する。次に、得られた観察像の傾き補正を行う。傾き補正は二次曲面補正モードで行う。補正した画像の中央において、一辺300μmの正方形の領域内における絶縁性ドメインのうち、円相当径が3〜15μmの絶縁性ドメインを選ぶ。1つの絶縁性ドメインのうち、最もドメイン幅が広い部分でプロファイル測定を行う。プロファイル測定を行った範囲の中で最も高い部分を基準として、その基準からの凹みが0.2μm以上である凹みを溝とし、それぞれの凹み量を溝の深さとする。この操作を、観察像内の円相当径が3〜15μmの絶縁性ドメインすべてについて行う。得られたすべての溝の深さの相加平均値を、その絶縁性ドメインの溝の深さとする。
本発明において、絶縁性ドメインの溝のピッチは以下のように測定される。
レーザー顕微鏡(商品名:VK−8700、キーエンス製)に、拡大倍率20倍の対物レンズを設置して、現像ローラの表面を観察する。次に、得られた観察像の傾き補正を行う。傾き補正は二次曲面補正モードで行う。補正した画像の中央において、一辺300μmの正方形の領域内における絶縁性ドメインのうち、円相当径が3〜15μmの絶縁性ドメインを選ぶ。1つの絶縁性ドメインのうち、最もドメイン幅が広い部分でプロファイル測定を行う。プロファイル測定を行った範囲の中で最も高い部分を基準として、その基準からの凹みが0.2μm以上である凹みを溝とする。それぞれの溝で最も凹んだ部分間の距離を溝のピッチとする。この操作を、観察像内の円相当径が3〜15μmの絶縁性ドメインすべてについて行う。得られたすべての溝のピッチの相加平均値を、その絶縁性ドメインの溝のピッチとする。
本発明における現像ローラ外表面の観察方法の一例を示す。
まず、現像ローラ外表面を、光学顕微鏡(商品名:VHX5000、キーエンス製)を用いて観察し、該外表面に2つ以上の領域が存在することを確認する。次いで、クライオミクロトーム(商品名:UC−6、ライカマイクロシステムズ社製)を用いて、現像ローラから該現像ローラの外表面を含む薄片を切り出す。該薄片は、温度−150℃で、現像ローラ外表面の大きさ50μm×50μm、導電層外表面を基準とした厚さ1μm、該現像ローラ外表面上の2つ以上の領域を含むように切り出す。次いで、切り出した薄片上の現像ローラ外表面を、該光学顕微鏡を用いて観察する。
本発明における残留電位分布の測定方法の一例を示す。
残留電位分布は、前記薄片上の現像ローラ外表面をコロナ放電装置によってコロナ帯電させ、その外表面の残留電位を、該薄片を走査させながら表面電位顕微鏡(商品名:MFP−3D−Origin、オックスフォード・インストゥルメンツ社製)によって測定することによって得る。
まず、該薄片を、該現像ローラ外表面を含む面が上面となるように平滑なシリコンウエハ上に載せ、温度23℃、相対湿度50%の環境下に24時間放置する。
続いて、同環境内において該薄片を載せたシリコンウエハを高精度XYステージ上に設置する。コロナ放電装置は、ワイヤとグリッド電極間の距離が8mmのものを用いる。該コロナ放電装置を、該グリッド電極と該シリコンウエハ表面との距離が2mm、となる位置に配置する。次いで、該シリコンウエハを接地し、該ワイヤに−5kV、該グリッド電極に−0.5kVの電圧を、外部電源を用いて印加する。印加開始後に、該高精度XYステージを用いて、該薄片がコロナ放電装置直下を通過するように、シリコンウエハ表面と平行に速度20mm/秒で走査させることで、該薄片上の現像ローラ外表面をコロナ帯電させる。
続いて、該薄片上の現像ローラ外表面を含む面が測定面となる向きに、該薄片を該表面電位顕微鏡にセットし、残留電位分布を測定する。測定条件を以下に示す。
薄片がコロナ放電装置直下を通過してから測定を開始するまでの時間:20分
カンチレバー:オリンパス社製、商品名:OMCL−AC250TM
測定面とカンチレバー先端とのギャップ:50nm
測定範囲:50μm×50μm
測定間隔:200nm×200nm(50μm/256)
本発明における電位減衰時定数の測定方法の一例を示す。
電位減衰時定数は、現像ローラの外表面をコロナ放電装置によってコロナ帯電させ、その外表面に存在する電気絶縁性部上または導電性部上の残留電位の時間推移を静電気力顕微鏡(商品名:MODEL 1100TN、トレック・ジャパン社製)によって測定し、下記式(1)にフィッティングすることで求める。ここで、電気絶縁性部の測定点は、前記残留電位分布の測定で確認した該第1領域のうち、残留電位の絶対値が最も大きかった点とする。また、導電性部の測定点は、前記残留電位の測定で確認した該第2領域のうち、残留電位が略0Vとなった点とする。
続いて、同環境内において、該薄片を載せたシリコンウエハを該静電気力顕微鏡に組み込んだ高精度XYステージ上に設置する。コロナ放電装置は、ワイヤとグリッド電極間の距離が8mmのものを用いる。該コロナ放電装置を、該グリッド電極と該シリコンウエハ表面との距離が2mm、となる位置に配置する。次いで、該シリコンウエハを接地し、該ワイヤに−5kV、該グリッド電極に−0.5kVの電圧を、外部電源を用いて印加する。印加開始後に、該高精度XYステージを用い、該薄片がコロナ放電装置直下を通過するように、シリコンウエハ表面と平行に速度20mm/秒で走査させることで、該薄片をコロナ帯電させる。
続いて、該高精度XYステージを用いて、電気絶縁性部または導電性部の測定点を静電気力顕微鏡のカンチレバー直下へ移動させ、残留電位の時間推移を測定する。測定には静電気力顕微鏡を用いた。測定条件を以下に示す。
測定箇所がコロナ放電装置直下を通過してから測定を開始するまでの時間:15秒
カンチレバー:Model 1100TN用カンチレバー(商品名:Model 1100TNC−N、トレック・ジャパン社製)
測定面とカンチレバー先端とのギャップ:10μm
測定周波数:6.25Hz
測定時間:1000秒
V0=V(t)×exp(−t/τ) …(1)
t:測定箇所がコロナ放電装置直下を通過してからの経過時間(秒)
V0:初期電位(t=0秒のときの電位)(V)
V(t):測定箇所がコロナ放電装置直下を通過してからt秒後の残留電位(V)
τ:電位減衰時定数(秒)
本態様に係る電子写真プロセスカートリッジは、電子写真用画像形成装置の本体に着脱可能に構成され、少なくとも現像手段を具備する。そして、該現像手段が、本態様に係る現像ローラを有する。本態様に係る電子写真プロセスカートリッジの一例を図4に示す。図4に示す電子写真プロセスカートリッジは、現像ローラ1と現像剤量規制部材8とを備える現像装置9、感光体5、帯電装置11、およびクリーニング装置12を有し、これらが一体化されて電子写真用画像形成装置の本体に着脱可能に設けられている。現像装置9としては、後述する電子写真用画像形成装置における画像形成ユニットに設けられる現像装置と同様のものを挙げることができる。本発明の電子写真プロセスカートリッジは、感光体5上のトナー像を記録材に転写する転写部材などを、上記部材と共に一体的に設けたものであってもよい。
本態様に係る電子写真用画像形成装置は、静電潜像を担持するための像担持体と、該像担持体を一次帯電するための帯電装置と、一次帯電された該像担持体に静電潜像を形成するための露光装置と、該静電潜像をトナーにより現像してトナー画像を形成するための現像装置と、該トナー画像を転写材に転写するための転写装置とを有する電子写真用画像形成装置であって、該現像装置が、本態様に係る現像ローラを有している。本態様に係る電子写真用画像形成装置の一例を図5に示す。図5に示す電子写真用画像形成装置において、イエロートナー、マゼンダトナー、シアントナー、ブラックトナーの各色トナーに、画像形成ユニットa〜dが設けられる。各画像形成ユニットa〜dには、それぞれ矢印方向に回転する像担持体としての感光体5が設けられる。各感光体5の周囲には、感光体5を一様に帯電するための帯電装置11、一様に帯電処理した感光体5にレーザー光10を照射して静電潜像を形成する不図示の露光装置、静電潜像を形成した感光体5にトナーを供給し、静電潜像を現像する現像装置9が設けられる。
(第1の導電層の形成)
基体として、外径6mm、長さ270mmのステンレス鋼(SUS304)製の軸芯体にプライマー(商品名:DY35−051、東レダウコーニング社製)を塗布、焼付けしたものを用意した。この基体を金型内に配置し、以下に示す材料を混合した付加型シリコーンゴム組成物を、金型内に形成されたキャビティに注入した。続いて、金型を加熱して、シリコーンゴムを温度150℃で15分間加熱して硬化させ、脱型した後、さらに温度180℃で1時間加熱して硬化反応を完結させた。このようにして、基体の外周に厚さ3mmの導電性弾性層(第1の導電層)を有する弾性ローラ1を製造した。
・液状シリコーンゴム材料(商品名:SE6724A/B、東レ・ダウコーニング(株)製)100質量部
・カーボンブラック(商品名:トーカブラック#7360SB、東海カーボン(株)製)20質量部
・白金触媒0.1質量部
次に、弾性ローラ1の周面上に、以下のようにして、絶縁性の粒子を有する表層(第2の導電層)を設けた。まず、下記材料を秤量し、MEKを加えてよく分散させた混合物を、オーバーフロー型循環式塗布装置に入れた。
・ポリオール(商品名:N5120、東ソー(株)製)84質量部
・イソシアネート(商品名:L−55E、東ソー(株)製)16質量部
・カーボンブラック(商品名:MA100、三菱ケミカル(株)製)20質量部
・平均粒径15μmのアクリル樹脂粒子である絶縁性粒子1(商品名:MX−1500、綜研化学(株)製)30質量部
電子写真用部材の低トルク化を目的として、プロセスカートリッジ(商品名:HP 304A Magenta、HP社製)から、現像剤供給ローラのギアを取り外した。本来、このプロセスカートリッジの動作時には現像ローラに対して逆方向に回転する現像剤供給ローラは、このギアを取り外すことで現像ローラに対して従動回転となる。これにより低トルクとなる一方で、現像ローラへのトナー供給量が減少する。次に、このプロセスカートリッジに現像ローラNo.1を組み込み、レーザービームプリンタ(商品名:Color LaserJetCP2025、HP社製)に装填した。このレーザービームプリンタを2つ用意し、1つは温度30℃、相対湿度80%の高温高湿環境下(HH環境)、もう1つは温度25℃、相対湿度50%の常温常湿環境下(NN環境)に24時間放置した。各環境下に放置したレーザービームプリンタを用いて、以下に示すように、ローラ表面電位評価およびトナー搬送量評価を行った。
A4サイズの用紙に、28枚/分の速度でベタ白画像を50枚連続で出力した後、ベタ白画像を1枚出力中に出力動作を停止し、現像ローラNo.1を取り外し、トナーをエアーにより吹き飛ばして除去した後、現像ローラNo.1の表面電位を計測した。その際、計測した領域は、出力動作停止時の感光体と現像剤量規制部材との間の領域とした。また、計測方法は、現像ローラNo.1の基体をアースに落とし、現像ローラNo.1表面の電位を、表面電位計(商品名:MODEL344、トレック社製)に表面電位プローブ(商品名:MODEL6000B−8)を接続し、現像ローラNo.1表面から1mm離れた値を測定して求めた。このローラ表面電位は、トナーの搬送力を示す現像ローラの特性値であり、ローラ表面電位の値が高いことはトナーの搬送力が高いことを意味する。この評価を、HH環境下およびNN環境下のそれぞれで実施し、NN環境下での表面電位と、HH環境下での表面電位との差を、NN環境下での表面電位で除した値、すなわち、表面電位の変化率を算出した。各環境下での表面電位、および、変化率を表3に示す。
A4サイズの用紙に、28枚/分の速度で黒ベタ画像を1枚出力した後、2枚目の黒ベタ画像の出力途中の画像後端部分でプリンタの運転を停止した。現像ローラNo.1の外表面上にトナーを、直径5mmの開口を有する吸引用ノズルを用いて吸引し、吸引したトナーの質量と吸引した領域の面積とから、現像ローラNo.1の外表面の単位面積当たりのトナー搬送量(mg/cm2)を算出した。この評価をHH環境下およびNN環境下のそれぞれで実施し、NN環境下でのトナー搬送量と、HH環境下でのトナー搬送量との差を、NN環境下でのトナー搬送量で除した値、すなわち、トナー搬送量の変化率を算出した。各環境下でのトナー搬送量、および、変化率を表4に示す。
実施例1で使用した研磨フィルムを#1000のサンドペーパーに変更した以外は、実施例1と同様にして、表2に示すような溝を有する電気絶縁性部が露出した現像ローラNo.2を得た。評価結果を表3および表4に示す。
実施例1で行った研磨を、砥粒#220の砥石を組み込んだセンタレス研磨に変更した以外は、実施例1と同様にして、表2に示すような溝を有する電気絶縁性部が露出した現像ローラNo.3を得た。評価結果を表3および表4に示す。
実施例1で行った研磨を、以下のような方法へ変更した。表面が高さ4μm、ピッチ2μmにレーザーによって精密に加工された曲率半径6mm、高さ5cmの半円状のアルミ板を研磨板として、回転する導電性弾性ローラ1の表面を10Nの押し圧で当て、導電性弾性ローラ1の上部から下部にかけて研磨フィルムを30mm/secの速度で下降させる方式で研磨を行った。この研磨工程を20回繰り返し、表2に示すような溝を有する電気絶縁性部が露出した現像ローラNo.4を得た。評価結果を表3および表4に示す。
実施例1で使用した絶縁性粒子1(商品名:MX−1500、綜研化学(株))の添加部数を、それぞれ10質量部、60質量部、7質量部および70質量部に変更した以外は実施例1と同様にして、表2に示すような溝を有する電気絶縁性部が露出した現像ローラNo.5〜8を得た。評価結果を表3および表4に示す。
実施例1の研磨フィルムの導電性弾性ローラ1に対する押し圧を、それぞれ15N、5N、20N、3Nおよび30Nに変更した以外は実施例1と同様にして、表2に示すような溝を有する電気絶縁性部が露出した現像ローラNo.9〜13を得た。評価結果を表3および表4に示す。
実施例1の研磨工程の繰り返し回数を、それぞれ50回、10回、70回および3回に変更した以外は実施例1と同様にして、表2に示すような溝を有する電気絶縁性部が露出した現像ローラNo.14〜17を得た。評価結果を表3および表4に示す。
実施例1で使用した研磨フィルムを、それぞれ#200、#400および#600のサンドペーパーに変更し、研磨工程の繰り返し回数を1回に変更した以外は、実施例1と同様にして、表2に示すような溝を有する電気絶縁性部が露出した現像ローラNo.18〜20を得た。評価結果を表3および表4に示す。
実施例1で使用した絶縁性粒子1を、それぞれ下記表1に示す絶縁性粒子2〜5に変更した以外は実施例1と同様にして、表2に示すような溝を有する電気絶縁性部が露出した現像ローラNo.21〜24を得た。評価結果を表3および表4に示す。なお、平均粒径は、製造元のカタログ値である。
実施例1の研磨フィルムの導電性弾性ローラ1に対する押し圧を5Nに変更し、研磨工程の繰り返し回数を3回に変更した以外は実施例1と同様にして、表2に示すような溝を有する電気絶縁性部が露出した現像ローラNo.25を得た。この現像ローラNo.25は、電気絶縁性の露出部が導電性を形成する面よりも表面側に突出している状態であった。評価結果を表3および表4に示す。
実施例1と同様にして基体を得た。次いで、以下に示す材料を混練して未加硫ゴム組成物を調製した。
・ミラブルシリコーンゴム材料(商品名:TSE270−4U、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社製)100質量部
・絶縁性粒子1(商品名:MX−1500H、平均粒径:15μm、綜研化学(株)製)30質量部
・カーボンブラック(商品名:トーカブラック#7360SB、東海カーボン(株)製)10質量部
・硬化剤(商品名:TC−8、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社製)0.5質量部
実施例1の導電性弾性ローラ1の回転数を、それぞれ16rpmおよび3rpmに変更し、研磨工程時の研磨フィルムの下降速度を10mm/secに変更した以外は実施例1と同様にして、表2に示すような溝を有する電気絶縁性部が露出した現像ローラNo.27、28を得た。現像ローラNo.27は溝が周方向に対して成す狭角が45°であった。また、現像ローラNo.28は溝が周方向に対して成す狭角が80°であった。評価結果を表3および表4に示す。
実施例1で使用した研磨フィルムを、それぞれ#200および#400のサンドペーパーに変更し、導電性弾性ローラ1の回転数を0rpm、つまり回転をさせずに、研磨フィルムを速度30mm/secで下降させて研磨を行った。同一面の研磨回数は1回で導電性弾性ローラの表面全面が研磨されるように、研磨工程が一度終わるごとに導電層を適宜回転させた。これら以外は実施例1と同様にして、表2に示すような溝を有する電気絶縁性部が露出した現像ローラNo.29、30を得た。この現像ローラNo.29、30の溝は、周方向に直交する方向に対して角度を有していない。評価結果を表3および表4に示す。
実施例1で使用した絶縁性粒子1を、絶縁性粒子6(商品名:ダイミックビーズUCN−8150CMクリアー、大日精化工業(株)製、平均粒径:15μm)に変更した以外は実施例1と同様にして、表2に示すような溝を有する電気絶縁性部が露出した現像ローラNo.31を得た。評価結果を表3および表4に示す。
実施例1で使用した絶縁性粒子1を、絶縁性粒子7(商品名:SP−10、東レ(株)製、平均粒径:10μm)に変更した以外は実施例1と同様にして、表2に示すような溝を有する電気絶縁性部が露出した現像ローラNo.32を得た。評価結果を表3および表4に示す。
実施例1で使用したカーボンブラックの添加部数を、2質量部に変更した以外は実施例1と同様にして、表2に示すような溝を有する電気絶縁性部が露出した現像ローラNo.33を得た。評価結果を表3および表4に示す。
実施例1で使用した研磨フィルムを0.3μmの粒度である#15000の番手(商品名:ラッピングフィルムシートA3−0.3SHT、3M社製)に変更し、研磨工程の繰り返し回数を500回に変更した以外は実施例1と同様にして、表2に示すように、溝を有さない電気絶縁性部が露出した現像ローラNo.34を得た。評価結果を表3および表4に示す。
2a‥‥基体
2b‥‥導電性弾性層
3‥‥導電性の第2領域
4‥‥電気絶縁性の第1領域(絶縁性ドメイン)
Claims (17)
- 基体と、該基体上の導電層と、を有する現像ローラであって、
該現像ローラの外表面は、電気絶縁性の第1領域と、該第1領域に隣接している導電性の第2領域と、を含み、かつ、
該現像ローラの外表面は、該第1領域に1本または複数本の溝を有する、ことを特徴とする現像ローラ。 - 前記溝は、前記現像ローラの周方向に直交する方向に対して角度をもって交差する方向に延在している、請求項1に記載の現像ローラ。
- 前記溝が、前記現像ローラの周方向に対して成す狭角が、0°以上45°以下である、請求項2に記載の現像ローラ。
- 前記導電層の、前記基体と対向する側とは反対側の第1表面が、前記第2領域を構成している、請求項1〜3のいずれか一項に記載の現像ローラ。
- 前記導電層が、電気絶縁性部を、前記導電層の、前記基体と対向する側とは反対側に露出するように保持してなり、該電気絶縁性部の露出部が、前記第1領域を構成している、請求項1〜4のいずれか一項に記載の現像ローラ。
- 前記第1領域が、互いに独立した複数個のドメインから構成されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の現像ローラ。
- 前記現像ローラの外表面に300μm四方の正方形の領域を置いた場合に、該領域に含まれる前記ドメインの総数の50個数%以上のドメインは、円相当径が3〜15μmである、請求項6に記載の現像ローラ。
- 前記円相当径が3〜15μmであるドメインの少なくとも1個は、前記溝を複数本有する、請求項7に記載の現像ローラ。
- 前記円相当径が3〜15μmであるドメインの少なくとも1個が、4本以上の溝を有する、請求項8に記載の現像ローラ。
- 前記溝のピッチの平均値が、0.5〜5.0μmである、請求項8または9に記載の現像ローラ。
- 前記円相当径が3〜15μmであるドメインの各々が有する溝の深さの平均値が、0.5〜5.0μmである、請求項7〜10のいずれか一項に記載の現像ローラ。
- 前記現像ローラの外表面に300μm四方の正方形の領域を置いた場合に、該領域に含まれる前記ドメインの面積の割合が、10%以上60%以下である、請求項6〜11のいずれか一項に記載の現像ローラ。
- 前記現像ローラの外表面を構成する前記第1領域の表面の電位をV0(V)に帯電させたときに、該表面の電位がV0×(1/e)(V)まで減衰するのに要する時間として定義される電位減衰時定数が、60.0秒以上である、請求項6〜12のいずれか一項に記載の現像ローラ。
- 前記現像ローラの外表面を構成する前記第2領域の表面の電位をV0(V)に帯電させたときに、該表面の電位がV0×(1/e)(V)まで減衰するのに要する時間として定義される電位減衰時定数が、6.0秒未満である、請求項6〜13のいずれか一項に記載の現像ローラ。
- 前記導電層が2層以上の積層構造を有し、第1の導電層としての導電性弾性層上に、第2の導電層としての表層を構成する成分として、電気絶縁性の表面を有する前記第1領域と、導電性の表面を有する前記第2領域とを含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載の現像ローラ。
- 電子写真用画像形成装置の本体に着脱可能に構成されている電子写真プロセスカートリッジであって、
現像手段を具備し、
該現像手段が、請求項1〜15のいずれか一項に記載の現像ローラを有する、ことを特徴とする電子写真プロセスカートリッジ。 - 静電潜像を担持するための像担持体と、該像担持体を一次帯電するための帯電装置と、一次帯電された該像担持体に静電潜像を形成するための露光装置と、該静電潜像をトナーにより現像してトナー画像を形成するための現像装置と、該トナー画像を転写材に転写するための転写装置と、を有する電子写真用画像形成装置であって、
該現像装置が、請求項1〜15のいずれか一項に記載の現像ローラを有する、ことを特徴とする電子写真用画像形成装置。
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