JP2020034255A - ガスコンロ及びガスコンロの製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
所定位置に配置される前側ガスバーナと、
前記前側ガスバーナよりも後方側に配置される後側ガスバーナと、
上端側が開放した構成をなし、前記前側ガスバーナ及び前記後側ガスバーナを収容する筐体部と、
前記筐体部の上端側に取り付けられる天板部と、
を備え、
前記天板部は、
板状に構成されるとともに複数の開口部が形成され、複数の前記開口部のうち、少なくともいずれかは前記前側ガスバーナが挿し通される前側開口部として構成され、少なくともいずれかは前記後側ガスバーナが挿し通される後側開口部として構成されてなる天板本体部と、
前記前側開口部に沿って配置される環状形態をなすとともに少なくとも一部が前記前側開口部の周囲において前記天板本体部の上面を覆う構成をなし且つ前記前側ガスバーナが挿し通される前側リング部と、前記天板本体部の裏面側に配置されるとともに前記前側リング部に固定され且つ前記前側ガスバーナが挿し通される前側板状部材と、前記前側リング部と前記前側板状部材とを連結する前側連結部材と、を有する前側内枠部と、
前記後側開口部に沿って配置される環状形態をなすとともに少なくとも一部が前記後側開口部の周囲において前記天板本体部の上面を覆う構成をなし且つ前記後側ガスバーナが挿し通される後側リング部と、前記天板本体部の裏面側に配置されるとともに前記後側リング部に固定され且つ前記後側ガスバーナが挿し通される後側板状部材と、前記後側リング部と前記後側板状部材とを連結する後側連結部材と、を有する後側内枠部と、
横方向に沿って延びるとともに前記天板本体部の裏面において前記前側開口部よりも前側に固定される第1補強部材と、
横方向に沿って延びるとともに前記天板本体部の裏面において前記前側開口部よりも後ろ側且つ前記後側開口部よりも前側に固定される第2補強部材と、
横方向に沿って延びるとともに前記天板本体部の裏面において前記後側開口部よりも後ろ側に固定される第3補強部材と、
を備え、
前記前側板状部材の前端部側の第1部位が、前記第1補強部材の一部を前記天板本体部側に向けて押圧し、
前記前側板状部材の後端部側の第2部位が、前記第2補強部材の一部を前記天板本体部側に向けて押圧し、
前記後側板状部材の前端部側の第3部位が、前記第2補強部材の一部を前記天板本体部側に向けて押圧し、
前記後側板状部材の後端部側の第4部位が、前記第3補強部材の一部を前記天板本体部側に向けて押圧する。
所定位置に配置される前側ガスバーナと、前記前側ガスバーナよりも後方側に配置される後側ガスバーナと、上端側が開放した構成をなし、前記前側ガスバーナ及び前記後側ガスバーナを収容する筐体部と、前記筐体部の上端側に取り付けられる天板部と、を備え、
前記天板部が、
板状に構成されるとともに複数の開口部が形成され、複数の前記開口部のうち、少なくともいずれかは前記前側ガスバーナが挿し通される前側開口部として構成され、少なくともいずれかは前記後側ガスバーナが挿し通される後側開口部として構成されてなる天板本体部と、
前記前側開口部に沿って配置される環状形態をなすとともに少なくとも一部が前記前側開口部の周囲において前記天板本体部の上面を覆う構成をなし且つ前記前側ガスバーナが挿し通される前側リング部と、前記天板本体部の裏面側に配置されるとともに前記前側リング部に固定され且つ前記前側ガスバーナが挿し通される前側板状部材と、前記前側リング部と前記前側板状部材とを連結する前側連結部材と、を有する前側内枠部と、
前記後側開口部に沿って配置される環状形態をなすとともに少なくとも一部が前記後側開口部の周囲において前記天板本体部の上面を覆う構成をなし且つ前記後側ガスバーナが挿し通される後側リング部と、前記天板本体部の裏面側に配置されるとともに前記後側リング部に固定され且つ前記後側ガスバーナが挿し通される後側板状部材と、前記後側リング部と前記後側板状部材とを連結する後側連結部材と、を有する後側内枠部と、
を備えるガスコンロを製造する製造方法であって、
複数の前記開口部が形成された前記天板本体部の裏面の前端側において当該裏面との間に接着剤を介在させた状態で長手状の第1補強部材を横方向に沿って配置し、前記裏面における前記前側開口部よりも後方側且つ前記後側開口部よりも前方側の中間領域に対向させるように長手状の第2補強部材を横方向に沿って取り付け、前記裏面の後端側において当該裏面との間に接着剤を介在させた状態で長手状の第3補強部材を横方向に沿って配置する第1工程と、
前記第1工程の後、前記前側開口部に沿って前記前側リング部が配置され、前記前側板状部材の前端部側の第1部位が前記第1補強部材の下方に配置されつつ前記第1補強部材と上下に重なり、前記前側板状部材の後端部側の第2部位が前記第2補強部材の下方に配置されつつ前記第2補強部材と上下に重なった状態で前記前側リング部と前記前側板状部材とを連結する第2工程と、
前記第1工程の後、前記後側開口部に沿って前記後側リング部が配置され、前記後側板状部材の前端部側の第3部位が前記第2補強部材の下方に配置されつつ前記第2補強部材と上下に重なり、前記後側板状部材の後端部側の第4部位が前記第3補強部材の下方に配置されつつ前記第3補強部材と上下に重なった状態で前記後側リング部と前記後側板状部材とを連結する第3工程と、
を含む。
更に、安定的に固定された前側内枠部及び後側内枠部のそれぞれの一部を利用して、第1補強部材、第2補強部材、第3補強部材のそれぞれの一部を天板本体部側に向けて押圧するように保持することができるため、ガスコンロの製造時又は製造後において補強部材を効率的に保持し得る構成をより簡易に実現することができる。
このような第1工程によって第1〜第3補強部材を仮固定した後、第2工程及び第3工程を行うことで、前側リング部と前側板状部材とを天板本体部に連結し、後側リング部と後側板状部材とを天板本体部に連結する。
このように第2工程及び第3工程が行われると、第1工程で仮保持された第1、第3補強部材の付近において接着剤が完全に乾燥していなくても(即ち、第1、第3補強部材のそれぞれと裏面との接着が十分でなくても)、他の部品を有効に利用してこれらをクランプすることができる。つまり、前側板状部材の前端部側の第1部位が第1補強部材の下方に配置されつつ第1補強部材と上下に重なり、前側板状部材の後端部側の第2部位が第2補強部材の下方に配置されつつ第2補強部材と上下に重なった状態で前側リング部と前側板状部材とが連結されるため、第1補強部材及び第2補強部材が位置ずれしにくい状態でより確実に保持される。更に、後側板状部材の前端部側の第3部位が第2補強部材の下方に配置されつつ第2補強部材と上下に重なり、後側板状部材の後端部側の第4部位が第3補強部材の下方に配置されつつ第3補強部材と上下に重なった状態で後側リング部と後側板状部材とが連結されるため、第2補強部材及び第3補強部材が位置ずれしにくい状態でより確実に保持される。よって、第1〜第3補強部材を保持するための専用のクランプを削減又は省略しつつ接着剤が乾燥するまでの期間においてもこれらの補強部材をより安定的に保持することが可能となり、補強部材の軽量化を実現し得るガスコンロを製造する上で、製造効率を格段に高めることができる。
第1の発明のガスコンロにおいて、前後方向に沿って延びるとともに天板本体部の左右方向一端側において天板本体部の裏面に固定される第4補強部材と、前後方向に沿って延びるとともに天板本体部の左右方向他端側において天板本体部の裏面に固定される第5補強部材と、を備えていてもよい。そして、第4補強部材は、左右方向一端側において第2補強部材に連結され、第5補強部材は、左右方向他端側において第2補強部材に連結されていてもよい。
このように、左右両側に配置された第4補強部材及び第5補強部材に対して第2補強部材の両端側の部位を連結すれば、前側板状部材及び後側板状部材の両方によって強固且つ安定的に保持された第2補強部材を、第4補強部材及び第5補強部材の保持に利用することができ、前側板状部材及び後側板状部材による保持の効果が、第4補強部材及び第5補強部材にまで及ぶようになる。よって、「ガスコンロの製造時又は製造後において補強部材を効率的に保持する」という効果を一層高めることができる。
このようにすれば、前側板状部材及び後側板状部材に基づく保持力を各補強部材を介して枠体及び後板部にも及ぼすことができ、ガスコンロの製造時又は製造後において枠体及び後板部を効率的に保持し得る構成をより簡易に実現することができる。
このようにすれば、第1、第3、第4、第5補強部材を接着剤によって接着し、第4、第5補強部材に第2補強部材を連結するように補強部材を組み付けることができ、第2補強部材が第4、第5補強部材の保持に寄与し得る構成とすることができる。即ち、前側板状部材及び後側板状部材の両方によって強固且つ安定的に保持された第2補強部材を、第4補強部材及び第5補強部材の保持に利用することができ、前側板状部材及び後側板状部材による保持の効果が、第4補強部材及び第5補強部材にまで及ぶようになる。
本発明の実施例1に係るガスコンロ1について、図面を参照しつつ説明する。
1−1.ガスコンロの概要
まず、ガスコンロ1の概要を説明する。図1に示すガスコンロ1は、調理鍋等の調理器具を加熱可能なビルトインコンロとして構成され、複数のこんろ部6A,6B,6Cを備えるとともに、器内にグリル庫10を内蔵してなる。このガスコンロ1は、装置本体1Aに天板部4が取り付けられた構成をなす。装置本体1Aは、ガスコンロ1から天板部4や五徳9A,9B,9Cなどを除いた部分であり、ガスコンロ1の外殻をなす筐体部2と、筐体部2内に収容される様々な部品(グリル庫10等)とを有してなる。天板部4は、筐体部2の上端部に固定されている。ガスコンロ1には、天板部4から露出するように、左こんろ部6A、右こんろ部6Bが夫々設けられ、その左右のこんろ部6A,6Bの間で後方寄りに小こんろ部6Cが設けられている。左こんろ部6Aには、ガスバーナ8Aが設けられ、右こんろ6Bには、ガスバーナ8Bが設けられ、小こんろ部6Cには、ガスバーナ8Cが設けられている。ガスバーナ8A,8B、8Cは、公知のガスバーナとして構成され、図示しないガス供給路(図1では図示を省略)を介してガスが供給される構成をなし、それぞれの一部が天板部4の上方側に配置されるようになっている。ガスバーナ8A,8B、8Cの周囲には、天板部4に載置された状態で五徳9A,9B,9Cがそれぞれ組み付けられている。天板部4の下方において装置本体1Aの内部中央付近にはグリル庫10が設けられている。
次に、天板部4について詳述する。天板部4は、上端側が開口してなる筐体部2の上端側に組み付けられ、筐体部2を閉塞するように機能するものであり、ガスコンロ1の上面部を構成するものである。
次に、中央側内枠部61,62,63及び補強フレーム80などの詳細について説明する。
更に、図16のように、後板部40の下方側且つ後方側の端部には、後板部側溝部44が形成されている。後板部側溝部44は、後方側に向かって凹む構成をなし且つ左右方向に延びる溝部として構成されており、第3補強部材83の後縁部が差し込まれる溝部となっている。図16の構成では、後板部40における上述の第1被覆部41が天板本体部20の後端側の上面20Bに当接し、後板部側溝部44における下端部付近が第3補強部材83の後端部に当接するようになっている。そして、図16のように取り付けられた状態では、後板部側溝部44における下端部付近によって第3補強部材83の後端部が上方側へと押圧されるようになっている。なお、第3補強部材83と後板部側溝部44の内壁と天板本体部20とによって囲まれた空間には、これらに接触するように接着剤等の接着媒体が設けられている。
次に、ガスコンロ1の製造方法を説明する。
ガスコンロ1を製造する場合、まず、第1工程を行う。この第1工程は、図23〜図28で示す工程であり、図28のように、複数の開口部が形成された天板本体部20の裏面20Aの前端側において当該裏面20Aとの間に接着剤を介在させた状態で長手状の第1補強部材81を横方向に沿って配置し、裏面20Aにおける開口部21A,21B(前側開口部)よりも後方側且つ開口部21C(後側開口部)よりも前方側の中間領域に対向させるように第2補強部材82を横方向に沿って取り付け、裏面20Aの後端側において当該裏面20Aとの間に接着剤を介在させた状態で長手状の第3補強部材83を横方向に沿って配置する工程である。
ガスコンロ1は、天板本体部20の開口部21A,21B(前側開口部)付近において天板本体部20を挟み込むように前側リング部61A,62A及び前側板状部材61B,62Bが固定されることで前側内枠部(中央側内枠部61,62)が安定的に固定され、天板本体部20の開口部21C(後側開口部)付近において天板本体部20を挟み込むように後側リング部63A及び後側板状部材63Bが固定されることで後側内枠部(中央側内枠部63)が安定的に固定される。一方で、横方向に延びる複数の補強部材(第1補強部材81、第2補強部材82、第3補強部材83)が前側、中央付近、後ろ側にそれぞれ配置されるため、補強部材の全体の面積を削減しやすい構造で天板本体部20の補強が効率的になされる。更に、安定的に固定された前側内枠部(中央側内枠部61,62)及び後側内枠部(中央側内枠部63)のそれぞれの一部を利用して、第1補強部材81、第2補強部材82、第3補強部材83のそれぞれの一部を天板本体部20側に向けて押圧するように保持することができるため、ガスコンロの製造時又は製造後において補強部材を効率的に保持し得る構成をより簡易に実現することができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、上述した実施例や後述する実施例の様々な特徴は、発明の趣旨を逸脱せず且つ矛盾しない組み合わせであればどのように組み合わせてもよい。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
2…筐体部
4…天板部
8A,8B…ガスバーナ(前側ガスバーナ)
8C…ガスバーナ(後側ガスバーナ)
9A,9B,9C…五徳
20…天板本体部
21A,21B…開口部(前側開口部)
21C…開口部(後側開口部)
30…枠体
31…第1枠部
32…第2枠部
40…後板部
44…後板部側溝部
49…排気口
61,62…中央側内枠部(前側内枠部)
61A,62A…前側リング部
61B,62B…前側板状部材
61E,62E…前側連結部材
63…中央側内枠部(後側内枠部)
63A…後側リング部
63B…後側板状部材
63E…後側連結部材
81…第1補強部材
82…第2補強部材
83…第3補強部材
84…第4補強部材
85…第5補強部材
100…組付体
110…枠体側溝部
111…第1溝部
112…第2溝部
113…第3溝部
151A,151B…第1部位
152A,152B…第2部位
163…第3部位
164…第4部位
Claims (5)
- 所定位置に配置される前側ガスバーナと、
前記前側ガスバーナよりも後方側に配置される後側ガスバーナと、
上端側が開放した構成をなし、前記前側ガスバーナ及び前記後側ガスバーナを収容する筐体部と、
前記筐体部の上端側に取り付けられる天板部と、
を備え、
前記天板部は、
板状に構成されるとともに複数の開口部が形成され、複数の前記開口部のうち、少なくともいずれかは前記前側ガスバーナが挿し通される前側開口部として構成され、少なくともいずれかは前記後側ガスバーナが挿し通される後側開口部として構成されてなる天板本体部と、
前記前側開口部に沿って配置される環状形態をなすとともに少なくとも一部が前記前側開口部の周囲において前記天板本体部の上面を覆う構成をなし且つ前記前側ガスバーナが挿し通される前側リング部と、前記天板本体部の裏面側に配置されるとともに前記前側リング部に固定され且つ前記前側ガスバーナが挿し通される前側板状部材と、前記前側リング部と前記前側板状部材とを連結する前側連結部材と、を有する前側内枠部と、
前記後側開口部に沿って配置される環状形態をなすとともに少なくとも一部が前記後側開口部の周囲において前記天板本体部の上面を覆う構成をなし且つ前記後側ガスバーナが挿し通される後側リング部と、前記天板本体部の裏面側に配置されるとともに前記後側リング部に固定され且つ前記後側ガスバーナが挿し通される後側板状部材と、前記後側リング部と前記後側板状部材とを連結する後側連結部材と、を有する後側内枠部と、
横方向に沿って延びるとともに前記天板本体部の裏面において前記前側開口部よりも前側に固定される第1補強部材と、
横方向に沿って延びるとともに前記天板本体部の裏面において前記前側開口部よりも後ろ側且つ前記後側開口部よりも前側に固定される第2補強部材と、
横方向に沿って延びるとともに前記天板本体部の裏面において前記後側開口部よりも後ろ側に固定される第3補強部材と、
を備え、
前記前側板状部材の前端部側の第1部位が、前記第1補強部材の一部を前記天板本体部側に向けて押圧し、
前記前側板状部材の後端部側の第2部位が、前記第2補強部材の一部を前記天板本体部側に向けて押圧し、
前記後側板状部材の前端部側の第3部位が、前記第2補強部材の一部を前記天板本体部側に向けて押圧し、
前記後側板状部材の後端部側の第4部位が、前記第3補強部材の一部を前記天板本体部側に向けて押圧する
ガスコンロ。 - 前後方向に沿って延びるとともに前記天板本体部の左右方向一端側において前記天板本体部の裏面に固定される第4補強部材と、
前後方向に沿って延びるとともに前記天板本体部の左右方向他端側において前記天板本体部の裏面に固定される第5補強部材と、
を備え、
前記第4補強部材は、左右方向一端側において前記第2補強部材に連結され、
前記第5補強部材は、左右方向他端側において前記第2補強部材に連結されている
請求項1に記載のガスコンロ。 - 前記天板部は、
前記天板本体部の前縁部及び両側縁部に固定される第1枠部と、前記第1枠部の後方側に続く構成をなし且つ前記天板本体部の後方側の領域の周囲に配置される第2枠部と、を備え、前記天板本体部の領域と前記天板本体部の後方側の領域とを外側から囲む構成で配置される枠体と、
排気口が形成され、前記天板本体部と前記枠体とが組み付けられてなる組付体に固定される後板部と、
を有し、
前記枠体の内周部には、枠体側溝部が形成され、
前記枠体側溝部は、
前記第1補強部材の前縁部が差し込まれる第1溝部と、
前記第4補強部材の外縁部が差し込まれる第2溝部と、
前記第5補強部材の外縁部が差し込まれる第3溝部と、
を有し、
前記後板部の下方側且つ後方側の端部には、前記第3補強部材の後縁部が差し込まれる後板部側溝部が形成されている
請求項2に記載のガスコンロ。 - 所定位置に配置される前側ガスバーナと、前記前側ガスバーナよりも後方側に配置される後側ガスバーナと、上端側が開放した構成をなし、前記前側ガスバーナ及び前記後側ガスバーナを収容する筐体部と、前記筐体部の上端側に取り付けられる天板部と、を備え、
前記天板部が、
板状に構成されるとともに複数の開口部が形成され、複数の前記開口部のうち、少なくともいずれかは前記前側ガスバーナが挿し通される前側開口部として構成され、少なくともいずれかは前記後側ガスバーナが挿し通される後側開口部として構成されてなる天板本体部と、
前記前側開口部に沿って配置される環状形態をなすとともに少なくとも一部が前記前側開口部の周囲において前記天板本体部の上面を覆う構成をなし且つ前記前側ガスバーナが挿し通される前側リング部と、前記天板本体部の裏面側に配置されるとともに前記前側リング部に固定され且つ前記前側ガスバーナが挿し通される前側板状部材と、前記前側リング部と前記前側板状部材とを連結する前側連結部材と、を有する前側内枠部と、
前記後側開口部に沿って配置される環状形態をなすとともに少なくとも一部が前記後側開口部の周囲において前記天板本体部の上面を覆う構成をなし且つ前記後側ガスバーナが挿し通される後側リング部と、前記天板本体部の裏面側に配置されるとともに前記後側リング部に固定され且つ前記後側ガスバーナが挿し通される後側板状部材と、前記後側リング部と前記後側板状部材とを連結する後側連結部材と、を有する後側内枠部と、
を備えるガスコンロを製造する製造方法であって、
複数の前記開口部が形成された前記天板本体部の裏面の前端側において当該裏面との間に接着剤を介在させた状態で長手状の第1補強部材を横方向に沿って配置し、前記裏面における前記前側開口部よりも後方側且つ前記後側開口部よりも前方側の中間領域に対向させるように長手状の第2補強部材を横方向に沿って取り付け、前記裏面の後端側において当該裏面との間に接着剤を介在させた状態で長手状の第3補強部材を横方向に沿って配置する第1工程と、
前記第1工程の後、前記前側開口部に沿って前記前側リング部が配置され、前記前側板状部材の前端部側の第1部位が前記第1補強部材の下方に配置されつつ前記第1補強部材と上下に重なり、前記前側板状部材の後端部側の第2部位が前記第2補強部材の下方に配置されつつ前記第2補強部材と上下に重なった状態で前記前側リング部と前記前側板状部材とを連結する第2工程と、
前記第1工程の後、前記後側開口部に沿って前記後側リング部が配置され、前記後側板状部材の前端部側の第3部位が前記第2補強部材の下方に配置されつつ前記第2補強部材と上下に重なり、前記後側板状部材の後端部側の第4部位が前記第3補強部材の下方に配置されつつ前記第3補強部材と上下に重なった状態で前記後側リング部と前記後側板状部材とを連結する第3工程と、
を含むガスコンロの製造方法。 - 前記第1工程は、
前記裏面との間に接着剤を介在させた状態で前記第1補強部材を横方向に沿って配置し、前記裏面との間に接着剤を介在させた状態で前記第3補強部材を横方向に沿って配置し、
前記裏面における横方向一端側において当該裏面との間に接着剤を介在させた状態で長手状の第4補強部材を前後方向に沿って配置し、
前記裏面における横方向他端側において当該裏面との間に接着剤を介在させた状態で長手状の第5補強部材を前後方向に沿って配置する第1配置工程と、
前記第1配置工程の後、前記第2補強部材を前記中間領域に対向させつつ前記第2補強部材の両端部を前記第4補強部材及び前記第5補強部材にそれぞれ連結する第2配置工程と、
を含む請求項4に記載のガスコンロの製造方法。
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