JP2020032435A - 不活性ガス置換方法、溶接方法、不活性ガス流入装置、及び、排出装置 - Google Patents

不活性ガス置換方法、溶接方法、不活性ガス流入装置、及び、排出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】管内の空気を不活性ガスに置換するのに要する時間の短縮化を図るとともに、不活性ガスの使用量の低減を図ること。【解決手段】管1,2内に不活性ガスG1を流入させて管1,2内の空気Kを不活性ガスG1と置換させる不活性ガス置換方法であって、管1,2における流入側端部1aから排出側端部2bに向かう旋回流Rを形成させる状態で不活性ガスG1を管1,2内に流入させ、管1,2における排出側端部2bから管1,2内の空気Kを排出させる。【選択図】図1

Description

本発明は、管内に不活性ガスを流入させて管内の空気(酸素を含む空気)を不活性ガスと置換させる不活性ガス置換方法、不活性ガス置換方法を用いた溶接方法、不活性ガス置換方法に用いられる不活性ガス流入装置、及び、不活性ガス置換方法に用いられる排出装置に関する。
このような不活性ガス置換方法では、管における流入側端部から不活性ガスを流入し、流入させた不活性ガスにて管内の空気を排出側端部に押し出して、排出側端部から管内の空気を排出することで、管内の空気を不活性ガスに置換している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−117428号公報
特許文献1に記載の方法では、単に、管の流入側端部から不活性ガスを流入させているだけであるので、管内での不活性ガスの流れが径方向の中央側に集中したものとなり、径方向の全体に亘って不活性ガスを流入させることが難しい。よって、例えば、管内において、乱流が発生してしまい、不活性ガスと空気とが混ざり合う等して、管内の空気を効果的に排出側端部に押し出すことが難しくなる。これにより、管内の空気を不活性ガスに置換するのに要する時間が長くなるとともに、不活性ガスの使用量も増大することになる。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、管内の空気を不活性ガスに置換するのに要する時間の短縮化を図るとともに、不活性ガスの使用量の低減を図ることができる不活性ガス置換方法を提供する点にある。
本発明の第1特徴構成は、管内に不活性ガスを流入させて管内の空気を不活性ガスと置換させる不活性ガス置換方法であって、
管における流入側端部から排出側端部に向かう旋回流を形成させる状態で不活性ガスを管内に流入させ、管における排出側端部から管内の空気を排出させる点にある。
本構成によれば、流入側端部から排出側端部に向かう旋回流によって管内の径方向の全体に亘って不活性ガスを流入させることができるので、管内において、径方向の中央側に位置する空気も、径方向の外方側に位置する空気も、管内の空気を全体的に不活性ガスの旋回流によって効率よく排出側端部に押し出すことができる。よって、管内の空気を不活性ガスに効率よく置換することができるので、その置換に要する時間の短縮化を図ることができるとともに、不活性ガスの使用量の低減を図ることができる。
本発明の第2特徴構成は、管における流入側端部において、複数の流入部の夫々から径方向の中央側から外方側に向けて不活性ガスを流入させて、旋回流を形成させている点にある。
本構成によれば、複数の流入部の夫々から径方向の中央側から外方側に向けて不活性ガスを流入させることで、旋回流を安定して形成することができる。これにより、安定して形成される不活性ガスの旋回流によって管内の空気を効率よく排出することを安定して行うことができ、管内の空気を不活性ガスにより一層効率よく置換することができる。
本発明の第3特徴構成は、管における排出側端部を閉塞する閉塞部が備えられ、その閉塞部には、管内の空気を排出可能な複数の排出孔部が備えられている点にある。
排出側端部にて管内の空気を排出するに当たり、例えば、1つの排出孔部から管内の空気を排出すると、管内の空気の流れが1つの排出孔部に集中してしまう。そこで、本構成によれば、排出側端部では、不活性ガスにより押し出された管内の空気を、1つの排出孔部からだけではなく、複数の排出孔部から排出することで、管内の空気を効率よく排出することができる。これにより、管内の空気を不活性ガスに置換するのに要する時間の短縮化、及び、不活性ガスの使用量の低減を図ることができる。
しかも、複数の排出孔部から管内の空気を排出することで、管内の空気の排出量としてある程度の流量を確保することができるので、不活性ガスの流入量としても、管内の空気を押し出すためのある程度の流量を確保することができる。また、複数の排出孔部の夫々について開閉状態を調整することができるので、管内の圧力を細かく調整することができ、管内の圧力調整を行い易いものとなる。
本発明の第4特徴構成は、前記排出孔部は、少なくとも管の周方向に間隔を隔てる状態で複数備えられている点にある。
本構成によれば、管内の空気は、旋回流にて流入された不活性ガスによって管内の径方向の外方側に押し出されるので、管の周方向に間隔を隔てて備えられた複数の排出孔部から管内の空気をより効率よく排出することができる。これにより、不活性ガスの旋回流を利用して管内の空気をいち早くスムーズに排出することができ、管内の空気を不活性ガスに置換するのに要する時間の短縮化をより一層図ることができるとともに、不活性ガスの使用量の低減もより一層図ることができる。
例えば、不活性ガスが空気よりも重いガスである場合には、不活性ガスが管内の下方側に移動することになる。したがって、複数の排出孔部の夫々を開放している場合には、管内の下方側に移動した不活性ガスによって管内の下方側に位置する空気を排出させることができるものの、管内の上方側に位置する空気は管内に残ってしまう。そこで、管内の空気を不活性ガスに置換する作業を行う場合には、最初に、複数の排出孔部の夫々を開放しておく。その後、所定時間が経過した時点やある程度酸素濃度が低下した時点等の作業途中に、複数の排出孔部のうち、下方側に位置する排出孔部を閉塞させることで、不活性ガスを上方側まで移動させて、管内の上方側に位置する空気を排出することができる。
このような手順にて置換作業を行うことで、不活性ガスが空気よりも重いガスである場合でも、下方側に位置する管内の空気だけでなく、上方側に位置する管内の空気も適切に排出することができ、管内の空気の全体を不活性ガスに適切に且つ効率よく置換することができる。
例えば、管同士を突き合わせ溶接する場合に、本発明の不活性ガス置換方法を用いることができる。この場合には、管の周方向に間隔を隔てて備えられた複数の排出孔部が、管を回転させても、管の下方側及び上方側の両側に配置されることができる。よって、管を回転させて管同士を突き合わせ溶接する場合には、管の周方向に間隔を隔てて備えられた複数の排出孔部を有効に活用して、上述のような置換作業を効果的に行うことができる。
本発明の第5特徴構成は、上記第1〜第4特徴構成の何れかに記載の不活性ガス置換方法により、突き合わせた溶接対象の管における管内の空気を不活性ガスに置換して、溶接対象の管を突き合わせ溶接する溶接方法であって、
突き合わせた管同士にて形成される開先形状を、突き合わせた管の内側端部側から所定の角度で拡がるV字状としている点にある。
本構成によれば、管の内側端部側を突き合わせることで、管同士の間に隙間が形成されるのを防止することができる。よって、置換した不活性ガスが管同士の間から管の外部に流出するのを防止できるとともに、管同士の間から外部の空気が管の内部に流入するのを防止することができる。しかも、開先形状がV字状であるので、溶接棒をV字状の開先に流し込み、母材となる管の内側端部の一部を溶かすことで、管同士を溶接しながら、管の内側に裏波を形成することができる。よって、突き合わせた管同士の間からの不活性ガスの流出や空気の流入を防止しながら、管同士の突き合せ溶接を適切に行うことができる。
本発明の第6特徴構成は、上記第1〜第4特徴構成の何れかに記載の不活性ガス置換方法に用いられる不活性ガス流入装置であって、
管における流入側端部を閉塞する状態で流入側端部に装着自在な不活性ガス流入装置本体が備えられ、
その不活性ガス流入装置本体には、流入側端部に対する装着状態において、管内の径方向の中央側から外方側に向けて不活性ガスを流入させる流入部が備えられている点にある。
本構成によれば、不活性ガス流入装置本体を管における流入側端部に装着して、流入部から管内の径方向の中央側から外方側に向けて不活性ガスを流入させることで、流入側端部から排出側端部に向かう旋回流を形成することができる。よって、管内の径方向の全体に亘って不活性ガスを流入させて、管内の空気を不活性ガスに効率よく置換することができる。
本発明の第7特徴構成は、上記第1〜第4特徴構成の何れかに記載の不活性ガス置換方法に用いられる排出装置であって、
管における排出側端部を閉塞する状態で排出側端部に装着自在な排出装置本体が備えられ、
その排出装置本体には、管内の空気を排出可能な複数の排出孔部が備えられている点にある。
本構成によれば、排出装置本体を管における排出側端部に装着することで、複数の排出孔部から管内の空気を排出することができるので、管内の空気を効率よく排出することができ、管内の空気を不活性ガスに効率よく置換することができる。
溶接対象の管を突き合わせた状態での断面図 管における流入側端部を示す斜視図、及び、管における排出側端部を示す斜視図 不活性ガス流入装置を示す斜視図 排出装置を示す斜視図 TIG溶接での溶接状態を示す図 開先形状を示す図 溶接された管を示す断面図 別実施形態における開先形状を示す図
本発明に係る不活性ガス置換方法を図面に基づいて説明する。
この不活性ガス置換方法は、図1に示すように、管1,2内に不活性ガスG1を流入させて管1,2内の空気Kを不活性ガスG1と置換させるための方法である。この実施形態では、突き合わせた管1,2内の空気K(酸素を含む空気)を不活性ガスG1に置換し、管1,2を突き合わせ部分を溶接対象部C(図1中点線にて囲む領域)とし、本発明に係る不活性ガス置換方法を用いて、溶接対象の管1,2を突き合わせ溶接している。
図1に示すように、管1の一端部(図1中左側端部)を流入側端部1aとし、管1の他端部(図1中右側端部)を突き合わせ溶接する溶接対象側の端部1bとしている。管2の一端部(図1中左側端部)を突き合わせ溶接する溶接対象側の端部2aとし、管2の他端部(図1中右側端部)を排出側端部2bとしている。この不活性ガス置換方法では、一方の管1における流入側端部1aから他方の管2における排出側端部2bに向かう旋回流Rを形成させる状態で不活性ガスG1を管1,2内に流入させ、管2における排出側端部2bから管1,2内の空気Kを排出させている。
管1における流入側端部1aには、図1、図2(a)及び図3に示すように、不活性ガスG1を流入させるために不活性ガス流入装置3が備えられている。管2における排出側端部2bには、図1、図2(b)及び図4に示すように、管1,2内の空気Kを排出するために排出装置4が備えられている。管1,2は、図1及び図2に示すように、軸心方向に間隔を隔てて配置された複数の支持部5にて支持されている。支持部5は、回転自在なボール状支持部位5aが複数備えられている。支持部5は、複数のボール状支持部位5aの夫々を管1,2の外周部に当接させる状態で管1,2を受け止め支持するように構成されている。
不活性ガス流入装置3は、図1、図2(a)及び図3に示すように、管1の流入側端部1aを閉塞する状態で流入側端部1aに装着自在な不活性ガス流入装置本体31が備えられている。不活性ガス流入装置本体31は、管1の内部空間を閉塞自在な円盤状に形成されている。不活性ガス流入装置本体31は、例えば、径方向の内方側部位を管1の流入側端部1aに内嵌させる状態で流入側端部1aに対して嵌合させ、不活性ガス流入装置本体31及び管1の流入側端部1aの周囲に接着テープ等(図示省略)を周回させる状態で貼り付けて、流入側端部1aに装着されている。管1の流入側端部1aに対して不活性ガス流入装置本体31を装着するための構成については、流入側端部1aに嵌合させる構成に限らず、例えば、カップリング等の装着具を流入側端部1aに取り付け、装着具に対して不活性ガス流入装置本体31を装着することで、装着具を介して不活性ガス流入装置本体31を流入側端部1aに装着することもできる。
不活性ガス流入装置本体31において管1の軸心方向の外側には、図1、図2(a)及び図3に示すように、図外のガスボンベからの不活性ガスG1を供給するための供給管32が備えられている。供給管32は、図外のガスボンベから高流量用の不活性ガスG1を供給する高流量用供給管32aと、図外のガスボンベから低流量用の不活性ガスG1を供給する低流量用供給管32bとに分岐されている。高流量用供給管32aには、第1圧力計P1が備えられている。ちなみに、図外のガスボンベには、不活性ガスG1の流量を測定可能な流量計が備えられているので、低流量用供給管32bには圧力計が備えられていないが、低流量用供給管32bに圧力計を備えることもできる。
不活性ガス流入装置本体31において管1の軸心方向の内側には、図1及び図3に示すように、供給管32に連通する状態で流入部33が備えられている。不活性ガス流入装置本体31を管1の流入側端部1aに装着することで、流入側端部1aの内部に流入部33が配置される。流入部33は、管1内の径方向の中央側から外方側に向けて不活性ガスG1を流入させるノズルにて構成されている。流入部33は、複数(例えば、2つ)備えられ、複数の流入部33の夫々から径方向の中央側から外方側に向けて不活性ガスG1を流入させて、旋回流Rを形成している。この実施形態では、例えば、流入部33として、径方向の中央側から上方側に向けて不活性ガスG1を流入させる第1流入部33aと、径方向の中央側から下方側に向けて不活性ガスG1を流入させる第2流入部33bとが備えられている。流入部33の数については、適宜変更が可能であり、1つや3つ以上とすることができる。複数の流入部33は、管1の中心部に対して対称的な位置に配置されており、旋回流Rを適切に形成するようにしている。
排出装置4は、図1、図2(b)及び図4に示すように、管2の排出側端部2bを閉塞する状態で排出側端部2bに装着自在な排出装置本体41が備えられている。排出装置本体41は、内部に中空空間が形成された管状部位41aと、管状部位41aの一端部に配置されて管状部位41aの中空空間を閉塞する閉塞部位41bとが備えられている。例えば、管状部位41aに対して閉塞部位41bが溶接等に取り付けられている。排出装置本体41は、例えば、管2の排出側端部2bに外嵌される状態で装着され、管2の排出側端部2bに対する排出装置本体41の装着部位が管状の固定部6により外嵌されて、排出側端部2bに対して排出装置本体41が装着された状態が保持されている。排出装置本体41を排出側端部2bに装着するための構成については、この構成に限らず、排出側端部2bを閉塞する状態で装着するものであればよく、各種の装着構成を適用可能である。
排出装置本体41には、図1、図2(b)及び図4に示すように、管1,2内の空気Kを排出可能な複数の排出孔部42が備えられている。排出孔部42は、排出装置本体41の管状部位41aに配置された第1排出孔部42aと、排出装置本体41の閉塞部位41bに配置された第2排出孔部42bとが備えられている。第1排出孔部42aは、管状部位41aの周方向に一定間隔を隔てて複数備えられており、管2の周方向に間隔を隔てて複数備えられている。第2排出孔部42bは、閉塞部位41bにおいて、中心部から所定距離を有する半径上でその周方向に間隔を隔てて複数備えられている。図2(b)及び図4に示すように、複数の排出孔部42の夫々に対してテープ等の閉塞部材43(図2及び図4中一点鎖線にて示す)を貼り付け自在に構成されている。排出孔部42に対して閉塞部材43を貼り付けることで、排出孔部42を開状態から閉状態に切替自在であり、複数の排出孔部42の夫々を各別に開閉できるようになっている。
排出装置本体41において管2の軸心方向の外側には、各種の計器類を取り付けるための取付管44が、管2の内部及び排出装置本体41の管状部位41aの内部に連通された状態で備えられている。取付管44には、第1取付部45と第2取付部46と第3取付部47とが一体的に取り付け及び取り外し自在に構成されている。第1取付部45には、第2圧力計P2を取り付けられ、第2取付部46には、第3圧力計P3が取り付けられ、第3取付部47には、酸素濃度計Sが取り付けられている。ちなみに、第2圧力計P2は、第3圧力計P3よりも細かな圧力を計測可能な小型のものとしており、第3圧力計P3を大型のものとしている。取付管44は、2つ備えられ、2つの取付管44の夫々に対して、第1取付部45、第2取付部46及び第3取付部47が一体的に取り付け及び取り外し自在に構成されている。2つの取付管44は、閉塞部位41bの中心部に対して対称的な位置に配置されている。1つの取付管44が上方側に位置する場合には、もう1つの取付管44が下方側に位置する。取付管44の数については、例えば、90度ずつ位相をずらせた状態で4つ配置することもでき、必要に応じて適宜変更することができる。
本実施形態における不活性ガス置換方法では、図1に示すように、複数の流入部33の夫々から径方向の中央側から外方側に向けて不活性ガスG1を流入させることで、旋回流Rを安定して形成することができる。流入側端部1aから排出側端部2bに向かう旋回流Rによって管1,2内の径方向の全体に亘って不活性ガスG1を流入させることができるので、不活性ガスG1によって管1,2内の空気Kを全体的に効率よく排出側端部2bに押し出すことができる。管1,2内の空気Kは、旋回流Rにて流入された不活性ガスG1によって管1,2内の径方向の外方側に押し出されるので、管1,2の周方向に間隔を隔てて備えられた複数の第1排出孔部42aから管1,2内の空気Kをより効率よく排出することができる。また、排出孔部42は、第1排出孔部42aだけでなく、第2排出孔部42bも備えられているので、第2排出孔部42bからも管1,2内の空気Kを排出することで、管1,2内の空気Kの排出量としてある程度の流量を確保することができるので、不活性ガスG1の流入量としても、管1,2内の空気Kを押し出すためのある程度の流量を確保することができる。このようにして、管1,2内の空気Kを不活性ガスG1に効率よく置換することができるので、その置換に要する時間の短縮化を図ることができるとともに、不活性ガスG1の使用量の低減を図ることができる。
以下、管1,2内の空気Kを不活性ガスG1に置換する置換作業における手順について説明する。この置換作業では、突き合わせた管1,2の溶接対象部Cに仮テープ等を貼り付けて開先部等を閉塞している。
置換作業では、まず、高流量用供給管32aから高流量用の不活性ガスG1を供給する状態で複数の流入部33にて不活性ガスG1を管1,2内に流入させる第1ステップを行う。この第1ステップでは、高流量用の不活性ガスG1を所定流量(例えば、100〜200L/min)で管1,2内に流入させている。
次に、第1ステップを実行中に、酸素濃度計Sの酸素濃度が所定濃度(例えば、40ppm)以下になると、安定状態であるとして、高流量用供給管32aから低流量用供給管32bに切り替えて複数の流入部33にて不活性ガスG1を管1,2内に流入させる第2ステップを行う。この第2ステップでは、低流量用の不活性ガスG1を所定流量(例えば、15〜20L/min)で管1,2内に流入させている。
アルゴンガスのように不活性ガスG1が空気Kよりも重いガスである場合には、不活性ガスG1が管1,2内の下方側に移動することになる。したがって、複数の排出孔部42の全てを開状態としている場合には、管1,2内の下方側に移動した不活性ガスG1によって管1,2内の下方側に位置する空気Kを排出させることができるものの、管1,2内の上方側に位置する空気Kは管1,2内に残ってしまう。そこで、不活性ガスG1を置換する作業の途中で切替タイミングになると、複数の排出孔部42のうち、下方側に位置する排出孔部42を開状態から閉状態に切り替えることで、不活性ガスG1を上方側まで移動させて、管1,2内の上方側に位置する空気Kを排出するようにしている。
複数の排出孔部42の開閉状態の切り替えについて説明を加える。
不活性ガスG1を流入させる当初は、複数の排出孔部42の全てを開状態としている。不活性ガスG1の流入途中に切替タイミングとなると、複数の排出孔部42のうち、下方側に位置する排出孔部42に対して閉塞部材43を貼り付けて開状態から閉状態に切り替えている。このとき、どの排出孔部42を開状態から閉状態に切り替えるかについては、適宜変更が可能であるが、例えば、上下方向で管1,2の中央部よりも下方側に位置する第1排出孔部42aと複数の第2排出孔部42bの全てとを開状態から閉状態に切り替えることができる。また、切替タイミングについては、不活性ガスG1の流入開始から所定時間が経過したタイミングやある程度酸素濃度が低下したタイミング、第1ステップから第2ステップに移行するタイミングに設定することができる。
排出孔部42の開状態から閉状態への切り替えは、一度に行うだけでなく、複数回に分けて行うこともできる。例えば、上下方向での配置位置に応じて複数の排出孔部42を複数の組に組み分けしておく。最初の切替タイミングになると、最も下方側位置に組み分けされた排出孔部42を開状態から閉状態に切り替え、次の切替タイミングになると、下方側から2番目に組み分けされた排出孔部42を開状態から閉状態に切り替えることができる。このように、複数の排出孔部42を下方側に位置するものから順番に組毎で開状態から閉状態に切り替えることができる。
このような手順にて、排出孔部42の一部を開状態から閉状態に切り替えながら不活性ガスG1の置換作業を行うことで、不活性ガスG1が空気Kよりも重いガスである場合でも、下方側に位置する管1,2内の空気Kだけでなく、上方側に位置する管1,2内の空気Kも適切に排出することができ、管1,2内の空気Kの全体を不活性ガスG1に適切に且つ効率よく置換することができる。
上述の置換作業では、ガスボンベに備えられた流量計、及び、第1〜第3圧力計P1〜P3の測定結果を用いて管1,2内の圧力を測定しており、酸素濃度計Sの測定結果を用いて管1,2内の酸素濃度を測定している。そこで、例えば、第2ステップにおいて、管1,2内の圧力が所定圧力(例えば、40Pa)以下になり、且つ、管1,2内の酸素濃度が所定濃度(40ppm)以下になるように、不活性ガスG1の流入量を調整したり、複数の排出孔部42の開閉状態を調整している。
本実施形態では、上述の不活性ガス置換方法を用いた溶接方法により、溶接対象の管1,2を突き合わせ溶接している。上述の不活性ガス置換方法により、突き合わせた溶接対象の管1,2における管1,2内の空気Kを不活性ガスG1に置換した状態で、溶接対象の管1,2を突き合わせ溶接している。つまり、上述の不活性ガス置換方法により、管1,2内の酸素濃度が所定濃度(例えば、40ppm)以下となり、且つ、管1,2内の圧力が所定圧力(例えば、40Pa)以下となると、管1,2内の空気Kの不活性ガスG1への置換が終了したとして、溶接対象の管1,2を突き合わせ溶接する溶接作業を行うようにしている。
溶接作業を行う場合には、例えば、複数の排出孔部42のうち、下方側に位置する排出孔部42を閉状態に切り替えた状態で、低流量用供給管32bにて低流量用の不活性ガスG1を管1,2内に流入させている。このとき、酸素濃度計Sによる管1,2内の酸素濃度が所定濃度(40ppm)以下となり、且つ、第2及び第3圧力計P2,P3による管1,2内の圧力が所定圧力(40〜50Pa)以下となるように、不活性ガスG1の流入量を調整したり、複数の排出孔部42の開閉状態を調整している。
溶接作業では、図5に示すように、タングステン電極51と不活性ガスG2を用いたTIG溶接(Tungsten Inert Gas)によって、溶接対象の管1,2を突き合わせ溶接している。TIG溶接では、タングステン電極51の先端に発生させるアーク52にて溶接棒53を溶融して母材(管1,2)を溶接している。TIG溶接では、タングステン電極51の周囲に不活性ガスG2(例えば、アルゴンガスやヘリウムガス)を供給して、溶融部分を大気から遮断して保護している。ちなみに、上述の如く、置換作業では、溶接対象部Cに仮テープ等を貼り付けているので、仮テープ等を取り外して溶接作業を行う。
このとき、図6に示すように、突き合わせた管1,2同士にて形成される開先形状を、突き合わせた管1,2の内側端部1c,2c側から所定の角度で拡がるV字状としている。管1側には、管1の内側端部1cから外側端部1dに亘って所定の角度で傾斜する第1傾斜部54が形成され、管2側には、管2の内側端部2cから外側端部2dに亘って所定の角度で傾斜する第2傾斜部55が形成されている。所定の角度は、例えば、45度に設定することができる。開先形状は、第1傾斜部54の内側端部1cと第2傾斜部55の内側端部2cとを突き合わせて、管1,2の内側端部1c,2cから外側端部1d,2dに亘って所定の角度で拡がるV字状としている。
このような開先形状によりTIG溶接を行うことで、図7に示すように、溶接棒53を溶かしてV字状の開先に流し込み、母材となる管1,2の内側端部1c,2cの一部を溶かすことで、溶接部W1にて管1,2同士を溶接しながら、管1,2の内側に裏波W2を形成することができる。しかも、管1,2の内側端部1c,2cを突き合わせることで、管1,2同士の間に隙間が形成されるのを防止することができる。よって、置換した不活性ガスG1が管1,2同士の間から管1,2の外部に流出するのを防止できるとともに、管1,2同士の間から外部の空気が管1,2の内部に流入するのを防止することができる。
溶接作業では、管1,2同士の全周を突き合わせ溶接するので、溶接作業の途中で、管1,2を回転させて管1,2同士を突き合わせ溶接する場合がある。この場合について説明すると、図1に示すように、管1,2は、回転自在なボール状支持部位5aの夫々を管1,2の外周部に当接させる状態で管1,2を受け止め支持されている。これにより、作業者等が管1,2を回転させることで、管1,2をボール状支持部位5aにて受け止め支持した状態で回転させることができる。
このように管1,2を回転させる場合でも、管1,2内への不活性ガスG1の流入を停止させずに継続させている。そして、管1,2を回転させた後、酸素濃度計Sによる管1,2内の酸素濃度が所定濃度(40ppm)以下となり、且つ、第2及び第3圧力計P2,P3による管1,2内の圧力が所定圧力(40〜50Pa)以下となるように、不活性ガスG1の流入量を調整したり、複数の排出孔部42の開閉状態を調整している。
複数の排出孔部42のうち、下方側に位置する排出孔部42を閉状態に切り替えるに当たり、管1,2の周方向に間隔を隔てて複数の第1排出孔部42aが備えられているので、管1,2を回転させても、管1,2の下方側及び上方側の両側に第1排出孔部42aを配置させることができる。これにより、閉塞部材43を貼り付ける箇所を、管1,2を回転させる前に下方側に位置する第1排出孔部42aから、管1,2を回転させた後に下方側に位置する第1排出孔部42aに変更することができる。よって、管1,2を回転させた場合でも、複数の排出孔部42のうち、下方側に位置する排出孔部42を閉状態に適切に切り替えることができる。
また、取付管44についても2つ備えられているので、管1,2を回転させる前と後とで、第1取付部45、第2取付部46及び第3取付部47を一体的に取り付ける取付管44を、一方の取付管44から他方の取付管44に付け替えることができる。これにより、管1,2を回転させた場合でも、第1取付部45、第2取付部46及び第3取付部47を適切な位置に備えさせることができ、管1,2内の酸素濃度や圧力を適切に測定することができる。
以上の如く、本実施形態では、溶接作業を行う溶接前準備作業として、管1,2内の空気Kを不活性ガスG1に置換する置換作業を行うようにしているが、この置換作業に先行して、仮溶接作業を行うようにしている。仮溶接作業では、高流量用供給管32a又は低流量用供給管32bにて不活性ガスG1を供給する状態で複数の流入部33にて不活性ガスG1を管1,2内に流入させながら、図6に示すV字状の開先形状の開先部を点溶接している。このとき、不活性ガスG1を所定流量(例えば、20L/min)で管1,2内に流入させている。
〔別実施形態〕
本発明の他の実施形態について説明する。尚、以下に説明する各実施形態の構成は、それぞれ単独で適用することに限らず、他の実施形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
(1)上記実施形態では、本発明に係る不活性ガス置換方法を、管1,2を突き合わせ溶接する溶接方法に適用させた場合を示したが、溶接方法に限らず、融着方法等、熱処理を施して管を接合する接合方法に適用することができる。この場合、不活性ガス置換方法により、管内の空気を不活性ガスに置換して、接合対象の管を接合することができる。
(2)上記実施形態では、流入側端部1aから排出側端部2bに向かう旋回流Rを形成させる状態で不活性ガスG1を管1,2内に流入させることで、排出側端部2bにおける複数の排出孔部42から管1,2内の空気Kを排出させている。これに代えて、不活性ガスG1の旋回流Rでの管1,2内への流入に加えて、複数の排出孔部42から外部に排出させる吸引力を補助的に作用させることもできる。この場合には、例えば、複数の排出孔部42の夫々とファンの吸引口とを連通部にて連通する状態でファンを備え、そのファンを作動させることで、複数の排出孔部42から外部に排出させる吸引力を作用させることができる。このように、不活性ガスG1の流入により形成される旋回流Rを乱さない程度で、吸引力等の各種の力を補助的に作用させて、複数の排出孔部42から管1,2内の空気Kを排出させることができる。
(3)上記実施形態では、管1,2を突き合わせ溶接するときの開先形状について、図6に示すように、突き合わせた管1,2の内側端部1c,2cから外側端部1d,2dに亘って所定の角度で拡がるV字状とした例を示しているが、その他のV字状とすることもできる。
例えば、図6において、管1側に、管1の内側端部1cよりも所定距離だけ外側から外側端部1dに亘って所定の角度で傾斜する第1傾斜部54を形成し、管2側には、管2の内側端部2cよりも所定距離だけ外側から外側端部2dに亘って所定の角度で傾斜する第2傾斜部55を形成することができる。これにより、管1,2の内側端部1c,2cから所定距離だけ外側までを突き合わせる突き合わせ部位として、開先形状を、突き合わせ部位から管1,2の外側端部1d,2dに亘って所定の角度で拡がるV字状とすることができる。
また、開先形状は、V字状に限らず、その他の形状を適用することもできる。例えば、図8に示すように、突き合わせた管1,2の内側端部1c,2cから所定間隔を隔てて管1,2の外側端部1d,2d側に向けて延びた後、所定の角度で拡がるY字状とすることができる。
管1側には、管1の内側端部1cから直線的に外側に延びる第1直線部58、及び、第1直線部58の外側端部から所定の角度で傾斜する第3傾斜部56が形成されている。管2側には、管2の内側端部2cから直線的に外側に延びる第2直線部59、及び、第2直線部59の外側端部から所定の角度で傾斜する第4傾斜部57が形成されている。第1直線部58と第2直線部59とを所定間隔(例えば、2〜3mm)を隔てて対向する状態で配置させることで、開先形状をY字状としている。
(4)上記実施形態では、排出孔部42として、複数の第1排出孔部42aと複数の第2排出孔部42bとを備えているが、例えば、複数の第1排出孔部42aのみを備えて実施することもできる。
1 溶接対象の管
1a 流入側端部
2 溶接対象の管
2b 排出側端部
3 不活性ガス流入装置
4 排出装置
31 不活性ガス流入装置本体
33 流入部
41 排出装置本体
42 排出孔部
42a 第1排出孔部
42b 第2排出孔部
G1 不活性ガス
K 管内の空気
R 旋回流

Claims (7)

  1. 管内に不活性ガスを流入させて管内の空気を不活性ガスと置換させる不活性ガス置換方法であって、
    管における流入側端部から排出側端部に向かう旋回流を形成させる状態で不活性ガスを管内に流入させ、管における排出側端部から管内の空気を排出させる不活性ガス置換方法。
  2. 管における流入側端部において、複数の流入部の夫々から径方向の中央側から外方側に向けて不活性ガスを流入させて、旋回流を形成させている請求項1に記載の不活性ガス置換方法。
  3. 管における排出側端部を閉塞する閉塞部が備えられ、その閉塞部には、管内の空気を排出可能な複数の排出孔部が備えられている請求項1又は2に記載の不活性ガス置換方法。
  4. 前記排出孔部は、少なくとも管の周方向に間隔を隔てる状態で複数備えられている請求項3に記載の不活性ガス置換方法。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載の不活性ガス置換方法により、突き合わせた溶接対象の管における管内の空気を不活性ガスに置換して、溶接対象の管を突き合わせ溶接する溶接方法であって、
    突き合わせた管同士にて形成される開先形状を、突き合わせた管の内側端部側から所定の角度で拡がるV字状としている溶接方法。
  6. 請求項1〜4の何れか1項に記載の不活性ガス置換方法に用いられる不活性ガス流入装置であって、
    管における流入側端部を閉塞する状態で流入側端部に装着自在な不活性ガス流入装置本体が備えられ、
    その不活性ガス流入装置本体には、流入側端部に対する装着状態において、管内の径方向の中央側から外方側に向けて不活性ガスを流入させる流入部が備えられている流入装置。
  7. 請求項1〜4の何れか1項に記載の不活性ガス置換方法に用いられる排出装置であって、
    管における排出側端部を閉塞する状態で排出側端部に装着自在な排出装置本体が備えられ、
    その排出装置本体には、管内の空気を排出可能な複数の排出孔部が備えられている排出装置。
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