JP2020031990A - 生体モニタ装置及び生体モニタ方法 - Google Patents

生体モニタ装置及び生体モニタ方法 Download PDF

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Abstract

【課題】長時間に渡る検査を行う場合でも、効率的に不整脈の検出が可能な生体モニタ装置を提供する。【解決手段】生体モニタ装置1は、変化点抽出部111と、測定部14とを備える。変化点抽出部111は、第1時系列データから、モニタ対象Uの脈拍数の傾向が変化した複数の変化点を抽出する。測定部14は、最新の変化点の以降のモニタ対象Uの脈拍数が所定の第1条件を充足する場合に、モニタ対象Uの脈拍数を第1周期よりも短い第2周期で測定する。【選択図】図2A

Description

本発明は、生体モニタ装置及び生体モニタ方法に関する。
本発明者らにより、モニタ対象の生体情報に基づいて、モニタ対象が異常状態であるか否かを判定する生体モニタ装置(特許文献1参照)が提案されている。
特許第5900912号公報
この生体モニタ装置は、不整脈の検出にも応用可能であるものの、不整脈はいつ症状が起こるか不明であり、脈拍数の測定に長時間がかかる。このため、長時間にわたる検査を行う場合において、効率的に不整脈の検出を行うことが可能な生体モニタ装置が求められていた。
この点に鑑み、本発明は、長時間に渡る検査を行う場合でも、効率的に不整脈の検出が可能な生体モニタ装置及び生体モニタ方法を提供することを目的とする。
本発明の生体モニタ装置は、
モニタ対象の脈拍数を所定の第1周期で測定する測定部と、
前記測定部により測定された前記モニタ対象の脈拍数の時系列データを保持する時系列データ保持部と、
前記時系列データから、前記モニタ対象の脈拍数の傾向が変化した変化点を抽出する変化点抽出部とを備え、
前記測定部は、最新の変化点の以降の前記モニタ対象の脈拍数が所定の第1条件を充足する場合に、前記モニタ対象の脈拍数を前記第1周期よりも短い第2周期で測定するように構成されていることを特徴とする。
本発明者らは、検討により、検出対象の不整脈の典型的な特徴が次のとおりであることを見出した。
(A)通常時(不整脈の症状が発生していない)の脈拍数は比較的分散が小さい。
(B)不整脈の症状が発生した場合、数分から数時間にかけて、脈拍数の平均値は通常よりも高いか低くなり、通常よりも脈拍数の分散が大きくなる。脈拍数の分散は、それ以前の状態における脈拍数の分散よりも大きくなる。
(C)しばらくすると、通常時の脈拍数に戻り、脈拍数の分散も小さくなる。
この点に鑑みて構成された本発明の生体モニタ装置によれば、測定部により、前記モニタ対象の脈拍数が所定の第1周期で測定される。
そして、前記測定部により測定された前記モニタ対象の脈拍数の時系列データは、時系列データ保持部に保持される。
変化点抽出部により、前記時系列データから、前記モニタ対象の脈拍数の傾向が変化した複数の変化点が抽出される。前述したように、不整脈の症状が発生した場合、数分から数時間にかけて、脈拍数の平均値が通常よりも高く又は低くなり、脈拍数の分散も大きくなる。換言すれば、不整脈の症状が発生すると、脈拍数の平均値又は分散の一方または両方の傾向が変化するので、脈拍数の傾向が変化した変化点は、不整脈の症状が発生した前後の時点である可能性が高い。
そして、前記測定部により、前記最新の変化点の以降の前記モニタ対象の脈拍数が所定の条件を充足する場合に、前記モニタ対象の脈拍数が前記第1周期よりも短い第2周期で測定される。
これにより、測定間隔を短くすることにより、不整脈の症状が起きている蓋然性が高い期間において豊富にモニタ対象の脈拍数のデータを取得できる。
ひいては、長時間に渡る検査を行う場合でも、効率的に不整脈の検出をすることができる。
本発明の生体モニタ装置は、
バッテリからの電力で動作し、かつ、モニタ対象に装着可能に構成された装置であることが好ましい。
当該構成の生体モニタ装置によれば、バッテリからの電力で動作し、かつ、モニタ対象に装着可能に構成された装置であるので、モニタ対象は、装置がある特定の場所などに縛られず行動できる。これにより、モニタ対象がほとんど不自由なく通常の生活を過ごすことが可能となるので、比較的長時間のモニタが可能となる。
そして本発明の生体モニタ装置によれば、前述したように、不整脈の症状が起きている蓋然性が高い期間において豊富にモニタ対象の脈拍数のデータを取得できる。これに加え、不整脈の症状が起きている蓋然性が低い期間においては、比較的長い第1周期で測定が行われるので、バッテリの消費を抑えることが可能となる。
従って、バッテリからの電力で動作し、かつ、モニタ対象に装着可能に構成された装置であっても長時間の測定が可能となるので、ひいては、通常生活での不整脈の検出が可能となる。
本発明の生体モニタ装置において、
脈拍の傾向の変化の開始から、前記測定部により測定された脈拍数が、前記第1閾値より小さい第2閾値以下となるまでの期間に不整脈が生じていたと判定する第1不整脈判定部を備えることが構成されていることが好ましい。
当該構成の生体モニタ装置によれば、前記測定部により測定された脈拍数が、前記第1閾値より小さい第2閾値以下である場合に、第1不整脈判定部により、前記第1閾値より小さい第2閾値以下となるまでの期間に不整脈が生じていたと判定される。
前記測定部により測定された脈拍数が第2閾値以下である場合とは、上記(C)に鑑みると、不整脈の症状が収まった場合である蓋然性が高い。
従って、脈拍の傾向の変化の開始から、前記測定部により測定された脈拍数が、前記第1閾値より小さい第2閾値以下となるまでの期間に不整脈が生じていたと判定することで、不整脈が生じた期間を精度よく判定することができる。
当該構成の生体モニタ装置において、
前記測定部は、前記推定部によって推定された不整脈が生じていた期間の後、前記第2周期と同一又はより短い第3周期での測定を行い、
前記生体モニタ装置は、
前記時系列データ保持部に保持された前記時系列データを参照して、所定の第1期間における脈拍数のばらつき度合を算出するばらつき度合算出部と、
前記第1期間以後の所定の時点で、前記第3周期で前記測定部により測定された脈拍数である判定脈拍数について、前記第1期間における脈拍数のばらつき傾向からの該判定脈拍数の乖離度を、前記ばらつき度合に基づいて算出する乖離度算出部と、
前記乖離度が所定レベル以上となったことを必要条件として、前記モニタ対象の不整脈が生じたと判定する第2不整脈判定部とを備えることが好ましい。
脈拍の傾向が変わる理由は、運動、ノイズなどの種々の要因があるが、本発明者らの検討によれば、例えば運動の場合には、比較的緩やかに脈拍の傾向が変化する一方、不整脈の場合、比較的急激に脈拍の傾向が変化することが多いことが判明した。
また、不整脈の場合、一度終了しても連続して発生することがある。
一方で、第1周期で測定された脈拍数のデータに基づいては、緩やかに脈拍の傾向が変化したのか、急激に脈拍の傾向が変化したのかを判定することは難しい。
このようなことに鑑みて構成された当該構成の生体モニタ装置によれば、前記測定部により、前記推定部によって推定された不整脈が生じていた期間の後、同一又はより短い第3周期での測定が行われる。
そして、ばらつき度合算出部により、前記時系列データ保持部に保持された前記時系列データを参照して、所定の第1期間における脈拍数のばらつき度合が算出される。
前記第1期間以後の所定の時点で、前記第3周期で前記測定部により測定された脈拍数である判定脈拍数について、前記第1期間における脈拍数のばらつき傾向からの該判定脈拍数の乖離度が、乖離度算出部により前記ばらつき度合に基づいて算出される。
前記第2不整脈判定部により、前記乖離度が所定レベル以上となったことを必要条件として、前記モニタ対象の不整脈が生じたと判定される。
これにより、不整脈が発生する蓋然性が高い期間において豊富にデータを取得するとともに、モニタ対象の不整脈の発生をより精度よく判定することができる。
当該構成の生体モニタ装置において、
前記第2不整脈判定部は、前記乖離度が所定レベル以上となった以降において、前記測定部により測定された脈拍数が前記第1閾値より小さい第2閾値以上の期間が所定期間続いたことを必要条件として、前記モニタ対象の不整脈が生じたと判定することが好ましい。
前記乖離度が所定レベル以上となったのみであると、例えば、ノイズなどによる影響である可能性もある。しかし、ノイズ等の場合、ほとんどその脈拍の傾向は継続しない。
この点に鑑みて構成された当該構成の生体モニタ装置によれば、前記乖離度が所定レベル以上となった以降において、前記測定部により測定された脈拍数が前記第1閾値より小さい第2閾値以上の期間が所定期間続いたことを必要条件として、第2不整脈判定部により前記モニタ対象の不整脈が生じたと判定される。
これにより、より精度よく不整脈の発生を判定しうる。
当該構成の生体モニタ装置において、
前記第2不整脈判定部は、前記乖離度が所定レベル以上となった以降において、前記測定部により測定された脈拍数の平均及び分散の一方または両方が所定の値となることを必要条件として、前記モニタ対象の不整脈が生じたと判定することが好ましい。
当該構成の生体モニタ装置によれば、前記乖離度が所定レベル以上となった以降において、前記測定部により測定された脈拍数の平均及び分散の一方または両方が所定の値となることを必要条件として、前記第2不整脈判定部により前記モニタ対象の不整脈が生じたと判定される。
前述したように、不整脈が発生している期間は、脈拍数の平均及び分散が変化する傾向にある。
脈拍数の分散の一方または両方が所定の値となることを必要条件として前記第2不整脈判定部により前記モニタ対象の不整脈が生じたと判定されることで、より精度よく不整脈の発生を判定することができる。
これらの生体モニタ装置において、
情報を出力する出力部と
前記第2不整脈判定部により前記モニタ対象の不整脈が生じたと判定された場合に、前記出力部に不整脈が生じている可能性がある旨を示す情報を出力する警告出力部とを備えることが好ましい。
当該構成の生体モニタ装置によれば、前記第2不整脈判定部により前記モニタ対象の不整脈が生じたと判定された場合に、警告出力部により、前記出力部に不整脈が生じている可能性がある旨を示す情報が出力される。
これにより、モニタ対象に不整脈が生じている蓋然性が高いことを知らせることができ、ひいては、心電図による測定など、必要な措置をとることを促すことができる。
本発明の生体モニタ装置において、
前記所定の第1条件は、前記モニタ対象の脈拍数の時系列データに基づいて認識された代表値に応じた条件であることが好ましい。
脈拍数は個人差が大きいところ、当該構成の生体モニタ装置によれば、第2周期での測定の開始のための第1条件が、モニタ対象の脈拍数の時系列データに基づいて認識された代表値に応じた条件とされる。これにより、脈拍数の個人差を勘案した形で測定間隔の変更の条件が設定される。
生体モニタ装置の使用状態と構成の一例を示す図。 モニタ処理の一例のフローチャート(第1部分)。 モニタ処理の一例のフローチャート(第2部分)。 モニタ処理の一例のフローチャート(第3部分)。 モニタ処理の一例のフローチャート(第4部分)。 脈拍数の一例を示すグラフ 不整脈が発生している期間において一般的な変化点抽出を行った場合の変化点を示すグラフ。 不整脈が発生している期間において、第2閾値を下回ったことを条件として不整脈の終期を判定した場合のグラフ。
図1〜図3Cを参照して、本発明の一の実施形態を説明する。
図1に示されるように、生体モニタ装置1は、モニタ対象Uが装着して使用するように構成されている。生体モニタ装置1は、例えば、モニタ対象Uの腕、脚、指等の身体の部位に装着可能に構成されている。生体モニタ装置1は、例えば時計型のデバイスとして構成されうる。
(生体モニタ装置の構成)
生体モニタ装置1は、演算処理部11と、主記憶部12と、補助記憶部13と、測定部14と、出力部15と、バッテリ16とを備える。
演算処理部11は、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置により構成されている。演算処理部11は、主記憶部12から読みだしたプログラムを実行することにより、変化点抽出部111、代表値認識部112、第1不整脈判定部113、測定制御部114、ばらつき度合算出部115、乖離度算出部116、第2不整脈判定部117及び警告出力部118として機能する。
主記憶部12は、RAM(Random Access Memory)などによって構成されている。主記憶部12は、演算処理部11が補助記憶部13から読みだしたデータを一時的に記憶したり、演算処理部11により処理されたデータを一時的に記憶したりするように構成されている。
補助記憶部13は、HDD(Hard Disk Drive)などによって構成されている。補助記憶部13は、第1時系列データ保持部131、第2時系列データ保持部132、第3時系列データ保持部133及び不整脈データ保持部134として機能する。
第1時系列データ保持部131は、測定部14によって第1周期で測定されたモニタ対象Uの脈拍数の時系列の測定データ(第1時系列データ)を保持している。第1時系列データが、本発明の時系列データの一例に相当する。
第2時系列データ保持部132は、測定部14によって第1周期より短い第2周期で測定されたモニタ対象Uの脈拍数の時系列の測定データ(第2時系列データ)を保持している。
第3時系列データ保持部133は、測定部14によって第2周期と同一又は第2周期より短い第3周期で測定されたモニタ対象Uの脈拍数の時系列の測定データ(第3時系列データ)を保持している。
不整脈データ保持部134は、モニタ対象Uに不整脈が生じたと判定される開始時点と、終了時点とを示すデータを保持している。
測定部14は、脈拍センサーにより構成されている。脈拍センサーとして、例えば、LED光を皮膚内部に向けて照射し、皮膚内から戻ってきた光を受光素子で受光し、受光素子で受光された光量の多寡によって脈拍数を計測するセンサーが採用されうる。
出力部15は、モニタ対象Uが認識可能な形式で情報を出力する出力装置(例えば、ディスプレイ及びスピーカー)により構成されている。
バッテリ16は、生体モニタ装置1の各構成要素に必要に応じて電力を供給するように構成されている。
(モニタ処理)
次に、図2A〜図2B及び図3A〜図3Cを参照して、モニタ処理を説明する。モニタ処理は、例えば、生体モニタ装置1が起動された直後に実行されうる。
代表値認識部112は、第1時系列データ保持部131を参照して、モニタ対象Uの脈拍数の代表値D1を認識し、主記憶部12に格納する。(図2A/STEP102)。
ここで、第1時系列データ保持部131に保持された第1時系列データは、モニタ対象Uの過去に第1周期で測定された脈拍数の時系列データである。第1時系列データは、例えば、少なくとも過去24時間のデータであり、好ましくは7日間以上のデータである。
代表値認識部112は、第1時系列データ保持部131に保持された第1時系列データの全期間におけるモニタ対象Uの脈拍数の代表値を代表値D1として認識してもよい。また、代表値認識部112は、第1時系列データ保持部131に保持された第1時系列データの最新の所定の期間(例えば過去24時間)におけるモニタ対象Uの脈拍の代表値を代表値D1として認識してもよい。代表値は、データの分布状況をとらえるための統計量であり、例えば、平均値、中央値、最頻値である。
代表値認識部112は、第1時系列データから不整脈である蓋然性が高いデータ(例えば、平均値が所定の閾値以上かつ分散が所定の閾値以上のデータ)を除外し、残りのデータから代表値D1を認識してもよい。
測定制御部114は、主記憶部12に格納された脈拍数の代表値D1に応じて、第1閾値T1及び第2閾値T2を決定し、主記憶部12に格納する。(図2A/STEP104)。
測定制御部114は、代表値D1よりも大きな値を第1閾値として決定する。たとえば、測定制御部114は、下記式(1)により、第1閾値T1を決定してもよい。
ここで、SDは、第1時系列データの全期間における脈拍数の標準偏差であり、K1は、モニタ対象Uに応じて定まる係数であり、例えば2である。第1時系列データの全期間における脈拍数の分散が大きいほど、測定制御部114は、K1を段階的または連続的に小さくしてもよい。
また、例えば、測定制御部114は、下記式(2)により、第2閾値T2を決定してもよい。
K2は、モニタ対象Uに応じて定まる係数であり、例えば1である。SD2は、図2/STEP108で検出した変化点以降の脈拍数の標準偏差である。第1時系列データの全期間における脈拍数の分散が大きいほど、測定制御部114は、K2を段階的または連続的に小さくしてもよい。
測定制御部114は、第1閾値T1よりも小さな値を第2閾値T2として決定する。
測定制御部114は、所定の第1周期で測定部14にモニタ対象Uの脈拍数の測定をさせ、測定された脈拍数を第1時系列データ保持部131の第1時系列データに追加する。(図2A/STEP106)。第1周期は、例えば1分である。
ここで、測定部14は、例えば、モニタ対象Uの1回の脈拍にかかる時間を測定し、測定した時間に基づいて、所定単位時間(例えば1分)当たりの脈拍数を算出する。
変化点抽出部111は、第1時系列データ保持部131の第1時系列データを参照して、脈拍数の傾向が変化した変化点H1、H2、…を抽出する(図2A/STEP108)。
変換点抽出の方法は種々あるが、一例を示すと次の通りである。
第1時系列データのうち、ある一時点(第1時点)以前のデータを訓練データとし、ある第1時点後のデータを検証データとする。
訓練データを用いて、直前の脈拍数を基に、将来の脈拍数を予測するARモデルを作成する。
ARモデルを用いて、第1時点以降の第2時点における脈拍数を予測する。
予測された脈拍数(予測値)と検証データに含まれる第2時点における脈拍数(実績値)との誤差の二乗を算出する。
予測値と実績値との誤差の二乗がある閾値以上である場合、変化点とする。
例えば、図3Aに示されるように、図3Aのグラフの時点G1では、それまでの脈拍数から予測される予測値(破線で示す)と、実績値(三角で示す)との誤差εの二乗が所定の閾値以上となるので、変化点として抽出される。
また、変化点抽出部111は、対象の期間のデータを所定の長さ以上の複数の区間に区分して、隣り合う区間の平均値、分散値の差が所定値以上となるような区分の仕方を探索することで、変化点を抽出してもよい。
第2代表値認識部113は、第1時系列データのうち、最新の変化点T1以降のデータを参照して、最新の変化点T1以降期間の長さを認識し、主記憶部12に格納する(図2A/STEP110)。
測定制御部114は、主記憶部12に格納された最新の変化点T1以降期間の長さが所定の長さ以上であるか否かを判定する(図2A/STEP112)。最新の変化点T1以降期間の長さが所定の長さ以上であることが、本発明の「前記最新の変化点の以降の前記モニタ対象の脈拍数が所定の第1条件を充足すること」の一例に相当する。このほか、測定制御部114は、第1条件として、最新の変化点T1以降の脈拍数の平均値等の代表値が所定の閾値以上であること、最新の変化点T1以降の脈拍数の分散が所定の閾値以上であること、などを採用してもよい。
当該判定結果が否定的である場合(図2A/STEP112‥NO)、演算処理部11は、図2A/STEP106以降の処理を実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図2A/STEP112‥YES)、測定制御部114は、所定の第2周期で測定部14にモニタ対象Uの脈拍数を測定し、第2時系列データ保持部132の第2時系列データに追加する(図2B/STEP114)。第2周期は、第1周期よりも短い周期であり、例えば1秒である。たとえば、図3Aのグラフでは、時点G2以降で第2周期での測定が開始される。
測定制御部114は、図2B/STEP114で測定された測定値が、主記憶部12に格納された第2閾値T2以下であるか否かを判定する(図2B/STEP116)。
当該判定結果が否定的である場合(図2B/STEP116‥NO)、演算処理部11は、図2B/STEP114以下の処理を実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図2B/STEP116‥YES)、第1不整脈判定部113は、変化点T1から、図2B/STEP114で測定された測定値が主記憶部12に格納された第2閾値T2以下であると判定されるまでの期間における脈拍数の平均と分散を認識する(図2B/STEP118)。
第1不整脈判定部113は、図2B/STEP118で認識された脈拍数の平均及び分散の一方または両方が所定の条件を充足するか否かを判定する(図2B/STEP120)。たとえば、所定の条件としては、図2B/STEP118で認識された脈拍数の平均が、第1閾値T1以上であるという条件及び図2B/STEP118で認識された脈拍数の分散が、第1時系列データにおける分散よりも大きい閾値よりも大きいという条件が採用されうる。
当該判定結果が肯定的である場合(図2B/STEP120‥YES)、第1不整脈判定部113は、変化点T1を不整脈の開始時点、図2B/STEP114で測定された測定値が主記憶部12に格納された第2閾値T2以下であると判定された時点を不整脈の終了時点として、不整脈データ保持部134に追加して記憶する(図2B/STEP122)。
当該判定結果が否定的である場合(図2B/STEP120‥NO)、または図2B/STEP122の処理の後、測定制御部114は、モニタ対象Uの脈拍数を第3周期で測定部14に測定させ、測定された脈拍数を第3時系列データ保持部133の第3時系列データに追加して記憶する(図2C/STEP124)。第3周期は、第2周期と同一の周期か、第2周期よりも短い周期(例えば0.5秒)である。
ばらつき度合算出部115は、第1時系列データ保持部131に保持された第1時系列データの所定の測定期間における脈拍数のばらつき度合を算出し、主記憶部12に格納する(図2C/STEP126)。所定の測定期間は、第1時系列データ全体の期間であってもよいし、一定分の過去までのデータであってもよい。
乖離度算出部116は、図2C/STEP124で測定部14により測定された脈拍数である判定脈拍数について、測定期間における脈拍数のばらつき傾向からの該判定脈拍数の乖離度を、主記憶部12に格納されたばらつき度合に基づいて算出し、主記憶部12に格納する(図2C/STEP128)。
第2不整脈判定部117は、主記憶部12に格納された乖離度が所定レベル以上か否かを判定する(図2C/STEP130)。ばらつき度合算出部115、乖離度算出部116及び第2不整脈判定部117の処理として、例えば、特許文献1に記載された処理を採用しうる。
当該判定結果が否定的である場合(図2C/STEP130‥NO)、演算処理部11は、図2C/STEP124の処理を実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図2C/STEP130‥YES)、測定制御部114は、第3周期での測定を測定部14に継続させる(図2C/STEP132)。
第2不整脈判定部117は、乖離度が所定レベル以上と判定された時点以降の脈拍数の平均と分散とを認識する(図2C/STEP134)。
第2不整脈判定部117は、乖離度が所定レベル以上と判定された時点以降の脈拍数の平均と分散とが所定の条件を充足するか否かを判定する(図2C/STEP136)。この所定の条件は、図2B/STEP120の所定の条件と同一の条件であってもよいし、異なる条件であってもよい。
当該判定結果が肯定的である場合(図2C/STEP136‥YES)、測定制御部114は、平均と分散とが所定の条件を充足する期間を認識し、主記憶部12に記憶する(図2D/STEP138)。
測定制御部114は、図2D/STEP138で認識した期間が所定の期間(例えば10分)以上継続しているか否かを判定する(図2D/STEP140)。
当該判定結果が肯定的である場合(図2C/STEP140‥YES)、警告出力部118は、不整脈が発生している旨の情報を出力部15に出力させる(図2D/STEP142)。警告出力部118は、例えば、心電図等の精密検査を受けることを進めるメッセージを出力部15に出力させてもよい。
図2C/STEP136の判定結果が否定的である場合(図2C/STEP136‥NO)、図2D/STEP140の判定結果が否定的である場合(図2D/STEP140‥NO)、または図2D/STEP142の処理の後、第2不整脈判定部117は、図2C/STEP132で測定された脈拍数が第2閾値以下であるか否かを判定する(図2D/STEP144)。
当該判定結果が肯定的である場合(図2D/STEP144‥YES)、第2不整脈判定部117は、乖離度が所定レベル以上と判定された時点を開始時点として、図2C/STEP132で測定された脈拍数が第2閾値以下であると判定された時点を終了時点とした不整脈の発生期間を示すデータを不整脈データ保持部134に追加して記憶する(図2D/STEP146)。
不整脈が発生している期間は、分散が大きくなるので、図3Bに示されるように、図2A/STEP110の変化点抽出又は図2CのSTEP130の乖離度判定では、開始点(図3Bでは三角)、終了点(図3Bでは四角)が多く検出されてしまい、不整脈が継続して発生している期間の特定が難しくなる。
上述したように、図2C/STEP132で測定された脈拍数が第2閾値以下であると判定された時点を不整脈発生の終了時点とすることで、図3Cに示されるように、不整脈が継続して発生している期間を高精度に特定することができる。
当該判定結果が否定的である場合(図2D/STEP144‥NO)、演算処理部11は、図2C/STEP132以下の処理を実行する。
図2D/STEP146の処理の後、演算処理部11は、図2C/STEP124以下の処理を実行する。
(変形態様)
代表値認識部112は、第1時系列データ保持部131を参照して、モニタ対象Uの脈拍数の代表値D1を認識したが、これに代えて、あらかじめ定められた値を代表値として認識してもよいし、複数のモニタ対象から測定された第1時系列データを参照して脈拍数の代表値D1を認識してもよい。
測定制御部114は、第1閾値T1及び第2閾値T2を、代表値D1及びモニタ対象Uから測定された時系列データを用いて決定したが、これに限られず、代表値D1に一定値を加算又は減算したり、代表値D1に所定の係数を乗じたりして第1閾値T1及び第2閾値T2を定めてもよい。
警告出力部118は、図2A/STEP112又は図2B/STEP120の一方または両方が満たされたこと(判定結果が肯定的となる事)を条件として、出力部15に不整脈が発生している旨の警告を出力してもよい。
生体モニタ装置1は、必ずしもバッテリから供給される電力により動作するように構成される必要はない。
STEP136〜STEP140のそれぞれは、適宜省略されてもよい。
1‥生体モニタ装置、11‥演算処理部、111‥変化点抽出部、112‥代表値認識部、113‥第2代表値認識部、114‥測定制御部、115‥ばらつき度合算出部、116‥乖離度算出部、117‥異常判断部、118‥警告出力部、12‥主記憶部、13‥補助記憶部、131‥第1時系列データ保持部、132‥第3時系列データ保持部、14‥測定部、15‥出力部、16‥バッテリ。
ひいては、長時間に渡る検査を行う場合でも、効率的に不整脈の検出をすることができ
る。
前記変化点抽出部は、前記時系列データから、前記第1周期の当該時系列データにおける隣り合う区間の前記モニタ対象の脈拍数の分散の差が所定以上となる変化点を抽出してもよい。
本発明の生体モニタ装置において、脈拍の傾向の変化の開始から前記測定部により測定された脈拍数が所定の閾値以下となるまでの期間に不整脈が生じていたと判定する第1不整脈判定部を備えることが構成されていることが好ましい。ここで、前記所定の閾値は、前記時系列データに示される脈拍数の代表値より小さい値である。
当該構成の生体モニタ装置によれば、第1不整脈判定部により、脈拍の傾向の変化の開始から前記測定部により測定された脈拍数が所定の閾値以下となるまでの期間に不整脈が生じていたと判定される。
前記測定部により測定された脈拍数が前記時系列データに示される脈拍数の代表値より小さい値以下である場合とは、上記(C)に鑑みると、不整脈の症状が収まった場合である蓋然性が高い。
従って、脈拍の傾向の変化の開始から、前記測定部により測定された脈拍数が所定の閾値以下となるまでの期間に不整脈が生じていたと判定することで、不整脈が生じた期間を精度よく判定することができる。
当該構成の生体モニタ装置において、
前記測定部は、脈拍の傾向の変化の開始から所定の閾値以下となるまでの期間の後、前記第2周期と同一又はより短い第3周期での測定を行い、
前記所定の閾値は、前記時系列データに示される脈拍数の代表値より小さい値であり、
前記生体モニタ装置は、
前記時系列データ保持部に保持された前記時系列データを参照して、所定の第1期間における脈拍数のばらつき度合を算出するばらつき度合算出部と、
前記第1期間以後の所定の時点で、前記第3周期で前記測定部により測定された脈拍数である判定脈拍数について、前記第1期間における脈拍数のばらつき傾向からの該判定脈拍数の乖離度を、前記ばらつき度合に基づいて算出する乖離度算出部と、
前記乖離度が所定レベル以上となったことを必要条件として、前記モニタ対象の不整脈が生じたと判定する第2不整脈判定部とを備えることが好ましい。
このようなことに鑑みて構成された当該構成の生体モニタ装置によれば、前記測定部により、脈拍の傾向の変化の開始から所定の閾値以下となるまでの期間の後、同一又はより短い第3周期での測定が行われる。ここで、前記所定の閾値は、前記時系列データに示される脈拍数の代表値より小さい値である。
本発明の生体モニタ装置において、前記第1周期の前記時系列データに基づいて、脈拍数の当該第1周期の当該時系列データの特徴を示す値である代表値を認識する代表値認識部と、前記第1周期の前記時系列データから、前記モニタ対象の脈拍数の傾向が変化したと認められる変化点を抽出する変化点抽出部とを備え、前記測定部は、前記第1周期の前記時系列データのうち最新の変化点の以降の前記モニタ対象の脈拍数が所定の第1条件を充足する場合に、前記モニタ対象の脈拍数を前記第1周期よりも短い第2周期で測定するように構成され、前記変化点抽出部により抽出された変化点の開始から、前記測定部により測定された脈拍数が所定の閾値以下となるまでの期間に不整脈が生じていたと判定する第1不整脈判定部を備えることが好ましい。ここで、前記所定の閾値は、前記モニタ対象の脈拍数の前記代表値より小さい値である。
当該構成の生体モニタ装置によれば、第1不整脈判定部により、前記変化点抽出部により抽出された変化点から前記測定部により前記第2周期で測定された脈拍数が所定の閾値以下となるまでの期間に不整脈が生じていたと判定される。
前記測定部により測定された脈拍数が、脈拍数の前記第1周期の前記時系列データの特徴を示す値である代表値より小さい値以下である場合とは、上記(C)に鑑みると、不整脈の症状が収まった場合である蓋然性が高い。
従って、前記変化点抽出部により抽出された変化点から、前記測定部により前記第2周期で測定された脈拍数が所定の閾値以下となるまでの期間に不整脈が生じていたと判定することで、不整脈が生じた期間を精度よく判定することができる。
当該構成の生体モニタ装置において、
前記測定部は、前記第2周期で測定している場合において、前記変化点抽出部により抽出された変化点から前記モニタ対象の脈拍数が所定の閾値以下となるまでの期間の後、前記第2周期と同一又はより短い第3周期での測定を行い、
前記所定の閾値は、前記モニタ対象の脈拍数の前記代表値より小さい値であり
前記時系列データ保持部に保持された前記第1周期の前記時系列データを参照して、当該第1周期の時系列データの全体の期間又はその一部の期間である第1期間における脈拍数のばらつき度合を算出するばらつき度合算出部と、
前記第1期間以後の所定の時点で、前記第3周期で前記測定部により測定された脈拍数である判定脈拍数について、前記第1期間における脈拍数のばらつき傾向からの該判定脈拍数の乖離度を、前記ばらつき度合に基づいて算出する乖離度算出部と、
前記乖離度が所定レベル以上となったことを必要条件として、前記モニタ対象の不整脈が生じたと判定する第2不整脈判定部とを備えることが好ましい。
このようなことに鑑みて構成された当該構成の生体モニタ装置によれば、前記測定部により、前記第2周期で測定している場合において、前記変化点抽出部により抽出された変化点から前記モニタ対象の脈拍数が所定の閾値以下となるまでの期間の後、第2周期と同一又はより短い第3周期での測定が行われる。ここで、前記所定の閾値は、前記モニタ対象の脈拍数の前記代表値より小さい値である。
そして、ばらつき度合算出部により、前記時系列データ保持部に保持された前記第1周期の前記時系列データを参照して、当該第1周期の時系列データの全体の期間又はその一部の期間である第1期間における脈拍数のばらつき度合が算出される。
当該構成の生体モニタ装置において、
前記第2不整脈判定部は、前記乖離度が所定レベル以上となった以降において、前記測定部により測定された脈拍数が所定の閾値以上の期間が所定期間続いたことを必要条件として、前記モニタ対象の不整脈が生じたと判定することが好ましい。
この点に鑑みて構成された当該構成の生体モニタ装置によれば、前記乖離度が所定レベル以上となった以降において、前記測定部により測定された脈拍数が所定の閾値以上の期間が所定期間続いたことを必要条件として、第2不整脈判定部により前記モニタ対象の不整脈が生じたと判定される。

Claims (9)

  1. モニタ対象の脈拍数を所定の第1周期で測定する測定部と、
    前記測定部により測定された前記モニタ対象の脈拍数の時系列データを保持する時系列データ保持部と、
    前記時系列データから、前記モニタ対象の脈拍数の傾向が変化した変化点を抽出する変化点抽出部とを備え、
    前記測定部は、最新の変化点の以降の前記モニタ対象の脈拍数が所定の第1条件を充足する場合に、前記モニタ対象の脈拍数を前記第1周期よりも短い第2周期で測定するように構成されていることを特徴とする生体モニタ装置。
  2. 請求項1記載の生体モニタ装置において
    バッテリからの電力で動作し、かつ、モニタ対象に装着可能に構成された装置であることを特徴とする生体モニタ装置。
  3. 請求項1又は2記載の生体モニタ装置において、
    脈拍の傾向の変化の開始から、前記測定部により測定された脈拍数が、前記第1閾値より小さい第2閾値以下となるまでの期間に不整脈が生じていたと判定する第1不整脈判定部を備えることが構成されていることを特徴とする生体モニタ装置。
  4. 請求項3記載の生体モニタ装置において、
    前記測定部は、前記推定部によって推定された不整脈が生じていた期間の後、前記第2周期と同一又はより短い第3周期での測定を行い、
    前記生体モニタ装置は、
    前記時系列データ保持部に保持された前記時系列データを参照して、所定の第1期間における脈拍数のばらつき度合を算出するばらつき度合算出部と、
    前記第1期間以後の所定の時点で、前記第3周期で前記測定部により測定された脈拍数である判定脈拍数について、前記第1期間における脈拍数のばらつき傾向からの該判定脈拍数の乖離度を、前記ばらつき度合に基づいて算出する乖離度算出部と、
    前記乖離度が所定レベル以上となったことを必要条件として、前記モニタ対象の不整脈が生じたと判定する第2不整脈判定部とを備えることを特徴とする生体モニタ装置。
  5. 請求項4記載の生体モニタ装置において、
    前記第2不整脈判定部は、前記乖離度が所定レベル以上となった以降において、前記測定部により測定された脈拍数が前記第1閾値より小さい第2閾値以上の期間が所定期間続いたことを必要条件として、前記モニタ対象の不整脈が生じたと判定することを特徴とする生体モニタ装置。
  6. 請求項4又は5記載の生体モニタ装置において、
    前記第2不整脈判定部は、前記乖離度が所定レベル以上となった以降において、前記測定部により測定された脈拍数の平均及び分散の一方または両方が所定の値となることを必要条件として、前記モニタ対象の不整脈が生じたと判定することを特徴とする生体モニタ装置。
  7. 請求項4〜6のうちいずれか1項記載の生体モニタ装置において、
    情報を出力する出力部と
    前記第2不整脈判定部により前記モニタ対象の不整脈が生じたと判定された場合に、前記出力部に不整脈が生じている可能性がある旨を示す情報を出力する警告出力部とを備えることを特徴とする生体モニタ装置。
  8. 請求項1〜7のうちいずれか1項記載の生体モニタ装置において、
    前記所定の第1条件は、前記モニタ対象の脈拍数の時系列データに基づいて認識された代表値に応じた条件であることを特徴とする生体モニタ装置。
  9. モニタ対象の脈拍数を測定する測定部を備える装置が実行する方法であって、
    前記測定部が、前記モニタ対象の脈拍数を所定の第1周期で測定するステップと、
    前記測定部により測定された前記モニタ対象の脈拍数の時系列データを保持するステップと、
    前記時系列データから、前記モニタ対象の脈拍数の傾向が変化した変化点を抽出するステップと
    前記測定部が、最新の変化点の以降の前記モニタ対象の脈拍数が所定の第1条件を充足する場合に、前記モニタ対象の脈拍数を前記第1周期よりも短い第2周期で測定するステップとを含む生体モニタ方法。
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