JP2002042279A - 自動緊急警報装置及び自動緊急警報出力方法 - Google Patents

自動緊急警報装置及び自動緊急警報出力方法

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JP2002042279A
JP2002042279A JP2000227112A JP2000227112A JP2002042279A JP 2002042279 A JP2002042279 A JP 2002042279A JP 2000227112 A JP2000227112 A JP 2000227112A JP 2000227112 A JP2000227112 A JP 2000227112A JP 2002042279 A JP2002042279 A JP 2002042279A
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pulse
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automatic emergency
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JP2000227112A
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Kazuhiro Fukuda
和宏 福田
Masanori Fujita
政則 藤田
Takashi Mizunuma
隆 水沼
Shigeru Matsuo
松尾  茂
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Seiko Precision Inc
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Seiko Precision Inc
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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 省電力化を図りつつ緊急状態の早期検出及び
誤報防止を可能とする自動緊急警報装置及び自動緊急警
報出力方法を提供する。 【解決手段】 使用者の手首裏側部に装着された脈拍検
出部1は、CPU9により制御された時間間隔で脈拍を
検出し、脈拍信号を出力する。CPU9はアナログ回路
7を介して入力する脈拍信号に基づき脈拍数を測定(算
出)し、測定(算出)された脈拍数が予め設定された所
定範囲内の値(正常値)であると、次回の脈拍測定間隔
を通常の測定間隔にし、所定範囲を逸脱した値(緊急
値)であると、次回の脈拍測定間隔を通常の測定間隔よ
り短くする。連続して複数回CPU9が脈拍値を緊急値
と判定すると、使用者が緊急状態に陥ったと判断して送
信回路10に送信信号を出力し、送信回路10は送信信
号を受信すると、緊急警報を通報する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、緊急状態の早期検
出及び誤報防止を可能とする自動緊急警報装置及び自動
緊急警報出力方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動緊急警報装置として、例えば
特開平5−52975号公報に開示されているようなも
のがある。特開平5−52975号公報の開示技術を簡
単に説明すると、脈拍センサの出力を所定時間間隔で繰
り返し検出し、予め設定された許容範囲を越える緊急値
を連続して複数回検出すると、緊急警報を出力するとい
うものである。これにより、常時脈拍センサの出力を検
出する場合と比較して省電力化が図れ、また緊急値を連
続して複数回検出した際に緊急警報を通報するので、突
発的なノイズ等に起因する誤報が防止可能となってい
る。また、脈拍センサの動作自体を間欠的に行わせるこ
とにより、更なる省電力化を図ることも考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ものは、例えば省電力化を図るために脈拍数の測定を1
分間隔で行い、3回連続で脈拍数が緊急値であれば緊急
警報を行うようにすると、装着者が緊急状態に陥ってか
ら約3分後に緊急警報が通報されることになる。また、
測定が5分間隔で行われる場合には、装着者が緊急状態
に陥ってから約15分後に緊急警報が通報されることに
なる。このように、装着者が緊急状態に陥ってから緊急
警報を通報するまでの時間が長くなると装着者の救命率
が低下するという問題がある。
【0004】また、例えば30秒間隔や10秒間隔等の
短い間隔で脈拍数の測定を行えば、上記の場合と比較し
て、装着者が緊急状態に陥ってから緊急警報を通報する
までの時間を短縮でき装着者の救命率は向上するが、例
えば脈拍数が60以上100未満のような通常の生活に
支障をきたさない範囲では測定自体が無駄となり、結果
的に消費電力が増大するといった問題が生じる。
【0005】以上のような問題は、脈拍センサを用いた
自動緊急警報装置に限らず、種々の生体状態を検出する
センサの検出結果に基づき、上記のように緊急警報を通
報する自動緊急警報装置において、共通した問題であ
る。
【0006】そこで本発明は、省電力化を図りつつ緊急
状態の早期検出及び誤報防止を可能とする自動緊急警報
装置及び自動緊急警報出力方法を提供することを目的と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、所望の間隔で
生体情報を検出する検出部と、上記検出部によって検出
された上記生体情報に基づき上記生体の異常状態を検出
するとともに上記生体の異常状態を連続して検出した際
に緊急信号を出力する制御部とを含む自動緊急警報装置
であって、上記制御部を、上記検出部によって検出され
た上記生体情報に応じて上記所望の間隔を制御する構成
とした。このため、例えば人間等の生体情報に応じて生
体情報の検出間隔が可変となる。したがって、常時一定
の時間間隔で測定を行う従来のものと比較して、省電力
化を図りながら緊急状態の早期検出が可能となる。
【0008】上記制御部を、上記生体の異常状態を検出
した際に上記所望の間隔を短くする構成とすると、例え
ば人間等の生体が緊急状態に陥っているかどうか迅速に
判定できるので、緊急警報を通報するまでの時間を短縮
でき、ひいては生体の救命率が向上する。
【0009】上記制御部を、上記検出部によって検出さ
れた上記生体情報に基づき上記生体の状態を正常状態も
しくは注意状態もしくは上記異常状態と判定し、上記正
常状態と判定した際には上記所望の間隔を第1の間隔に
し、上記注意状態と判定した際には上記所望の間隔を上
記第1の間隔より短い第2の間隔にし、上記異常状態と
判定した際には上記所望の間隔を上記第2の間隔より短
い第3の間隔にする構成とすれば、人間等の生体情報に
応じてその検出間隔の制御を細かく行えるので、さらに
省電力化を図りながら緊急状態の早期検出が可能とな
る。
【0010】また、上記検出部は脈拍検出部とすること
が望ましい。
【0011】上記脈拍検出部は、青色LEDと青色の波
長にピーク感度を持ったフォトセンサを備え、使用者の
手首に装着可能とする装着部をさらに含む構成とすれ
ば、上記の効果に加え、手首から脈拍を検出可能とな
り、例えば腕時計を身に付ける感覚で検出部を装着可能
となるので、使用者にとって使い勝手の良い自動緊急警
報装置が提供できる。
【0012】上記緊急信号の出力を知らしめる報知手段
をさらに含む構成とすれば、自動緊急警報装置の使用者
の緊急状態を周囲の人々に知らせることが可能となる。
【0013】所望の間隔で生体情報を検出する検出ステ
ップと、上記検出ステップにおいて検出された上記生体
情報に基づき上記生体の異常状態を検出するとともに上
記生体の異常状態を連続して検出した際に緊急信号を出
力する制御ステップとを含む自動緊急警報出力方法であ
って、上記制御ステップにおいては、上記検出ステップ
において検出された上記生体情報に応じて上記所望の間
隔を制御することとした。このため、例えば人間等の生
体情報に応じて生体情報の検出間隔が可変となる。した
がって、常時一定の時間間隔で測定を行う従来のものと
比較して、省電力化を図りながら緊急状態の早期検出が
可能となる。
【0014】上記制御ステップにおいては、上記生体の
異常状態を検出した際に上記所望の間隔を短くすること
とすると、例えば人間等の生体が緊急状態に陥っている
かどうか迅速に判定できるので、緊急警報を通報するま
での時間を短縮でき、ひいては生体の救命率が向上す
る。
【0015】上記制御ステップにおいては、上記検出ス
テップにおいて検出された上記生体情報に基づき上記生
体の状態を正常状態もしくは注意状態もしくは上記異常
状態と判定し、上記正常状態と判定した際には上記所望
の間隔を第1の間隔にし、上記注意状態と判定した際に
は上記所望の間隔を上記第1の間隔より短い第2の間隔
にし、上記異常状態と判定した際には上記所望の間隔を
上記第2の間隔より短い第3の間隔にすることとすれ
ば、人間等の生体情報に応じてその検出間隔の制御を細
かく行えるので、さらに省電力化を図りながら緊急状態
の早期検出が可能となる。
【0016】また、上記生体状態は脈拍であることが望
ましい。
【0017】上記緊急信号の出力を知らしめる報知ステ
ップをさらに含むこととすれば、人間等の生体の緊急状
態を周囲の人々に知らせることが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面に示す実施例に基づき具体的に説明する。
【0019】図1は、本例の自動緊急警報装置の正面図
である。同図において、検出部としての脈拍検出部1
は、後述する青色LED1aと青色の波長にピーク感度
を持ったフォトセンサ1bとを備え、装着部6の内側に
配置してあり、装着部6が使用者の手首wに装着された
際に使用者の手首w裏側に密着し、間欠的に使用者の脈
拍の検出を行う。青色LED1aから発せられる光は使
用者の手首w裏側に照射され、血流量の変化に伴い光量
が変化する反射光をフォトセンサ1bで受け受光光量の
変化に応じた脈拍信号に変換する。つまり、本例では、
生体情報として脈拍を検出し、検出した脈拍に応じた脈
拍信号を出力する。手動通報SW2は、使用者等に操作
されることで後述する緊急信号を出力させる。設定及び
調時SW3は、使用者等によって操作されることで異常
値等の設定と時刻表示部5aの調時が可能となる。バッ
クライトSW4は、操作者等に操作されることで表示部
5を照明させるものである。表示部5は、時刻表示部5
aと緊急警報表示部5bとを備える。装着部6は、本例
では腕時計形状のものを採用し、脈拍検出部1、後述す
るアナログ回路7、制御部8等を備えた自動緊急警報装
置を使用者の手首に装着可能としている。
【0020】図2は、本例のブロック図である。同図に
おいて、アナログ回路7は、脈拍検出部1からの脈拍信
号のノイズ除去や増幅を行う。制御部8は、CPU9と
送信回路10とを備えている。CPU9は、脈拍検出部
1からの脈拍信号に基づき脈拍数の測定及び異常判定、
脈拍の測定間隔の制御、緊急信号としての送信信号とア
ラーム信号の出力を行う。送信回路10は、CPU9か
らの送信信号が入力されると、緊急警報の通報を無線で
行う。アラーム出力部11は、CPU9からのアラーム
信号が入力されると、アラーム音の出力を行う。なお、
図2において、図1と同一構成のものには同一符号を附
してある。
【0021】図3は、本例の脈拍数測定から緊急通報ま
での一連の動作を示したタイミングチャートである。同
図において、(a)は常時一定の時間間隔で脈拍数の測
定を行う従来の動作を、(b)は本例の動作を示してい
る。また、脈拍数測定時間tは、脈拍検出部1が動作し
て脈拍信号を出力し、CPU9が脈拍数の測定及び異常
判定を行い、脈拍検出部1による脈拍の測定間隔を決定
するまでの時間である。
【0022】次に動作について図3を参照して説明す
る。
【0023】使用者の手首w裏側部に装着された脈拍検
出部1は、CPU9により制御された時間間隔で脈拍を
検出し、脈拍信号を出力する。アナログ回路7は脈拍検
出部1からの脈拍信号のノイズ除去や増幅を行う。CP
U9は入力する脈拍信号に基づき脈拍数を測定(算出)
し、測定(算出)した脈拍数の異常判定を行う。本例で
は、測定(算出)された脈拍数が予め設定された所定範
囲(例えば、40以上120未満)内の値(正常値)で
あるか、所定範囲を逸脱した異常値(緊急値)であるか
を判定することにより異常判定を行う。CPU9が脈拍
数を正常値と判定すれば、次回の脈拍測定間隔を通常の
測定間隔にし、CPU9が脈拍数を緊急値と判定すれ
ば、次回の脈拍測定間隔を通常の測定間隔より短くす
る。また、連続して複数回CPU9が脈拍値を緊急値と
判定すると、使用者が緊急状態に陥ったと判断して送信
回路10に送信信号を出力する。送信回路10は送信信
号を受信すると、緊急警報を通報する。送信回路10か
ら送信される緊急警報は、例えば、救急センター等で受
信され、救急隊等が出動する。
【0024】例えば図3に示すように、通常の脈拍の測
定間隔Tを1分、脈拍値が緊急値の場合の測定間隔T´
を10秒、緊急値を連続3回検出した際に緊急警報を通
報することとし、t1の時点で使用者が緊急状態に陥っ
たと仮定する。従来では、t2の時点で緊急値の検出を
開始してから緊急警報を通報するまでに(2分+t)か
かり、使用者が緊急状態に陥ってから、すなわちt1の
時点から(2分15秒+t)かかる(図3(a)参
照。)。これに対し本例では、t2の時点で緊急値の検
出を開始してから(20秒+t)で緊急警報を通報し、
使用者が緊急状態に陥ってから、すなわちt1の時点か
ら(35秒+t)で緊急通報できる(図3(b)参
照。)。よって、使用者が緊急状態に陥っているかどう
かを迅速に判定できるので、緊急警報を通報するまでの
時間を短縮でき、ひいては使用者の救命率が向上する。
また、非異常時では長い時間間隔で脈拍数の測定を行う
ので、常に短い間隔で測定を行う場合と比較して、消費
電力を低減できる。
【0025】上記では、使用者の異常状態を検出する
と、脈拍の測定間隔を短くする例を示したが、次に、使
用者の生命に関る状態を3つの状態に分け、夫々の状態
に応じて脈拍の測定間隔を変更する例を図4に示す。な
お、本例の場合、構成は図2に示したものと同様とな
る。
【0026】図4は、本例の脈拍数測定から緊急通報ま
での一連の動作を示したタイミングチャートである。同
図において、(a)は常時一定の時間間隔で脈拍数の測
定を行う従来の動作を、(c)、(d)、(e)は本例
の動作を示している。また、脈拍数測定時間tは、図3
と同様に脈拍検出部1が脈拍信号を検出し、CPU9が
脈拍数の判定を行い脈拍の測定間隔を決定するまでの時
間である。
【0027】次に動作について図4を参照して説明す
る。
【0028】使用者の手首w裏側部に装着された脈拍検
出部1は、CPU9により制御された時間間隔で脈拍を
検出し、脈拍信号を出力する。アナログ回路7は脈拍検
出部1からの脈拍信号のノイズ除去や増幅を行う。CP
U9は入力する脈拍信号に基づき脈拍数を測定(算出)
し、測定(算出)した脈拍数の異常判定を行う。本例で
は、測定(算出)された脈拍数が、通常の生活に支障を
きたさない範囲(例えば、60以上100未満)内の値
(正常状態)であるか、若干の注意を必要とする範囲
(例えば、40以上60未満と100以上120未満)
内の値(注意状態)であるか、通常では有り得ない範囲
(例えば、40未満と120以上)内の値(異常状態)
であるかを判定する。CPU9が脈拍数を正常状態と判
定すれば、次回の脈拍測定間隔を第1の間隔にし、注意
状態と判定すれば、次回の脈拍測定間隔を正常状態の測
定間隔より短い第2の間隔にし、異常状態と判定すれ
ば、次回の脈拍測定間隔を注意状態の測定間隔よりもさ
らに短い第3の間隔にする。また、連続して複数回CP
U9が脈拍値を異常状態と判定すると、使用者が緊急状
態だと判断して送信回路10に送信信号を出力する。送
信回路10は送信信号を受信すると、緊急警報を無線通
報する。送信回路10から送信される緊急警報は、例え
ば、救急センター等で受信され、救急隊等が出動する。
【0029】例えば図4に示すように、従来の脈拍の測
定間隔Tを1分、脈拍値が正常状態の場合の測定間隔T
1´を3分、脈拍値が注意状態の場合の測定間隔T2´
を1分、脈拍値が異常状態の場合の測定間隔T3´を1
0秒、異常状態を連続3回検出した際に緊急警報を通報
することとし、t3の時点で使用者が緊急状態に陥った
と仮定する。従来では、緊急値の検出を開始してから緊
急警報を通報するまでに(2分+t)かかり、使用者が
緊急状態に陥ってから、すなわちt3の時点から(2分
20秒+t)かかる(図4(a)参照。)。これに対し
本例では、使用者が緊急状態に陥ってから、すなわちt
3の時点から(20秒+t)で緊急通報でき(図4
(e)参照。)、長くても使用者が緊急状態に陥ってか
ら、すなわちt3の時点から(40秒+t)で緊急通報
できる(図4(d)参照。)。よって、上記の例に比
べ、より使用者の健康状態に応じた測定間隔の制御が行
えるので、さらに省電力化を図りながら緊急状態の早期
検出が可能となる。
【0030】また、上記の夫々の例において、CPU9
は送信回路10に送信信号を出力する際に、アラーム出
力部11にアラームの出力を指示するアラーム信号を出
力し、アラーム出力部11はアラーム信号が入力された
際に、アラームを鳴動させる。よって、使用者が緊急状
態に陥った際に、周囲の人間が早く使用者の緊急状態に
気づき、迅速に緊急通報や使用者を救護できる。
【0031】また、上記の夫々の例において、手動通報
SW2はCPU9に手動通報信号を出力し、CPU9は
手動通報信号が入力された際に、緊急警報の送信信号及
びアラーム信号を出力する。よって、使用者は身の危険
を感じた際に手動通報SW2を押すことにより、緊急状
態に陥る前に緊急警報を通報することができ、より使用
者の救命率が向上する。
【0032】なお、上記の例では、生体情報として人間
の脈拍数を用いたが、生体情報はこれに限らず、適宜変
更可能である。例えば、他の動物の脈拍数でも良いし、
血圧等でも良い。
【0033】また、上記の例では、脈拍数の測定間隔と
して、10秒や1分、3分を用いたが、測定間隔はこれ
に限らず適宜変更可能である。
【0034】また、上記の例では、脈拍数の異常判定を
行う基準範囲として、40以上120未満や60以上1
00未満、40以上60未満と100以上120未満、
40未満と120以上を用いたが、基準範囲はこれに限
らず適宜変更可能である。
【0035】また、上記の例では、アラーム出力部とし
て、アラーム音の出力を行うものを用いたが、アラーム
出力部はこれに限らず適宜変更可能である。例えば、L
ED等を点灯させることによりアラームを行わせるもの
でも良い。
【0036】
【発明の効果】本発明の自動緊急警報装置や自動緊急警
報出力方法によれば、検出された生体情報に応じて生体
情報の検出間隔を制御するので、常時一定の時間間隔で
測定を行う従来のものと比較して、省電力化を図りなが
ら緊急状態の早期検出が可能となる。
【0037】生体の異常状態を検出した際に生体情報の
検出間隔を短くすると、例えば人間等の生体が緊急状態
に陥っているかどうか迅速に判定できるので、緊急警報
を通報するまでの時間を短縮でき、ひいては救命率が向
上する。
【0038】検出された生体情報に基づき生体の状態を
正常状態もしくは注意状態もしくは異常状態と判定し、
正常状態と判定した際には生体情報の検出間隔を第1の
間隔にし、注意状態と判定した際には生体情報の検出間
隔を第1の間隔より短い第2の間隔にし、異常状態と判
定した際には生体情報の検出間隔を第2の間隔より短い
第3の間隔にすれば、人間等の生体情報に応じてその検
出間隔の制御を細かく行えるので、さらに省電力化を図
りながら緊急状態の早期検出が可能となる。
【0039】検出部としての脈拍検出部は、青色LED
と青色の波長にピーク感度を持ったフォトセンサを備
え、使用者の手首に装着可能とする装着部をさらに含む
構成とすれば、上記の効果に加え、手首から脈拍を検出
可能となり、例えば腕時計を身に付ける感覚で検出部を
装着可能となるので、使用者にとって使い勝手の良い自
動緊急警報装置が提供できる。
【0040】緊急信号の出力を知らしめる報知を行うの
で、自動緊急警報装置の使用者の緊急状態を周囲の人々
に知らせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示した自動緊急警報装
置の正面図。
【図2】本発明の実施の一形態を示したブロック図。
【図3】図2の動作説明のためのタイミングチャート。
【図4】本発明の他の実施の一形態の動作説明のための
タイミングチャート。
【符号の説明】
1 脈拍検出部 1a 青色LED 1b フォトセンサ 6 装着部 8 制御部
フロントページの続き (72)発明者 水沼 隆 千葉県習志野市茜浜一丁目1番1号 セイ コープレシジョン株式会社内 (72)発明者 松尾 茂 千葉県習志野市茜浜一丁目1番1号 セイ コープレシジョン株式会社内 Fターム(参考) 4C017 AA02 AA10 AB02 AC26 BC11 BC21 BD06 CC01 FF19 5C087 AA11 AA23 AA32 BB18 BB74 DD03 DD49 EE10 EE18 FF01 FF04 FF05 GG08 GG19 GG21 GG29 GG30 GG37 GG40 GG83

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望の間隔で生体情報を検出する検出部
    と、上記検出部によって検出された上記生体情報に基づ
    き上記生体の異常状態を検出するとともに上記生体の異
    常状態を連続して検出した際に緊急信号を出力する制御
    部とを含む自動緊急警報装置であって、 上記制御部は、上記検出部によって検出された上記生体
    情報に応じて上記所望の間隔を制御するものであること
    を特徴とする自動緊急警報装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記制御部は、上記
    生体の異常状態を検出した際に上記所望の間隔を短くす
    るものであることを特徴とする自動緊急警報装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、上記制御部は、上記
    検出部によって検出された上記生体情報に基づき上記生
    体の状態を正常状態もしくは注意状態もしくは上記異常
    状態と判定し、上記正常状態と判定した際には上記所望
    の間隔を第1の間隔にし、上記注意状態と判定した際に
    は上記所望の間隔を上記第1の間隔より短い第2の間隔
    にし、上記異常状態と判定した際には上記所望の間隔を
    上記第2の間隔より短い第3の間隔にするものであるこ
    とを特徴とする自動緊急警報装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかにおいて、上
    記検出部は脈拍検出部であることを特徴とする自動緊急
    警報装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、上記脈拍検出部は、
    青色LEDと青色の波長にピーク感度を持ったフォトセ
    ンサを備え、使用者の手首に装着可能とする装着部をさ
    らに含むことを特徴とする自動緊急警報装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかにおいて、上
    記緊急信号の出力を知らしめる報知手段をさらに含むこ
    とを特徴とする自動緊急警報装置。
  7. 【請求項7】 所望の間隔で生体情報を検出する検出ス
    テップと、上記検出ステップにおいて検出された上記生
    体情報に基づき上記生体の異常状態を検出するとともに
    上記生体の異常状態を連続して検出した際に緊急信号を
    出力する制御ステップとを含む自動緊急警報出力方法で
    あって、 上記制御ステップにおいては、上記検出ステップにおい
    て検出された上記生体情報に応じて上記所望の間隔を制
    御することを特徴とする自動緊急警報出力方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、上記制御ステップに
    おいては、上記生体の異常状態を検出した際に上記所望
    の間隔を短くすることを特徴とする自動緊急警報出力方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項8において、上記制御ステップに
    おいては、上記検出ステップにおいて検出された上記生
    体情報に基づき上記生体の状態を正常状態もしくは注意
    状態もしくは上記異常状態と判定し、上記正常状態と判
    定した際には上記所望の間隔を第1の間隔にし、上記注
    意状態と判定した際には上記所望の間隔を上記第1の間
    隔より短い第2の間隔にし、上記異常状態と判定した際
    には上記所望の間隔を上記第2の間隔より短い第3の間
    隔にすることを特徴とする自動緊急警報出力方法。
  10. 【請求項10】 請求項7乃至9のいずれかにおいて、
    上記生体情報は脈拍であることを特徴とする自動緊急警
    報出力方法。
  11. 【請求項11】 請求項7乃至10のいずれかにおい
    て、上記緊急信号の出力を知らしめる報知ステップをさ
    らに含むことを特徴とする自動緊急警報出力方法。
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