JP2020031710A - 飲料製造装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】撹拌部の洗浄などによって、撹拌部の温度が上昇した場合でも、製造する冷たい飲料の温度が上昇することを抑制することが可能な飲料製造装置を提供する。【解決手段】この飲料製造装置1は、容器C内の飲料用原料と接触した状態で飲料用原料を撹拌することにより調理する撹拌部2と、撹拌部2に対して洗浄用の加熱された液体を吐出する液体吐出部6dと、撹拌部2の洗浄後において、撹拌部2の冷却動作を実行させる制御を行う制御部9とを備える。【選択図】図5
Description
この発明は、飲料製造装置に関し、特に、容器内の飲料用原料を撹拌する撹拌部を備える飲料製造装置に関する。
従来、容器内の飲料用原料を撹拌する撹拌部を備える飲料製造装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、カップ内の飲料用原料(たとえば、野菜や果物、氷など)を攪拌して冷たい飲料を製造する飲料製造装置が開示されている。この飲料製造装置には、カップ内の飲料用原料攪拌用の回転刃を有する回転シャフトと、この回転シャフトを回転させるモータとが設けられている。回転シャフトおよびモータは、飲料製造装置の筐体内の調理空間に配置されている。また、この飲料製造装置には、調理空間と外部とを区画する開閉扉が設けられている。この飲料製造装置では、開閉扉が閉じられた状態で、カップ内の飲料用原料が回転刃により攪拌されることにより飲料が製造される。
ここで、飲料用原料を攪拌した回転刃を次の飲料の製造にそのまま用いると、次の飲料中に前回製造した飲料の成分が混じる。そのため、前回製造した飲料の成分の混入を抑制するとともに、衛生状態を良好に保つため、次の飲料を製造する前に、回転刃を温水などの高温の液体により洗浄する洗浄機構を飲料製造装置に設けることが考えられる。
しかしながら、回転刃の洗浄が、高温の液体により行われた場合、高温の液体により回転刃の温度が上昇するため、洗浄後に調理を行った場合、製造された冷たい飲料の温度が上昇してしまうという問題点が生じる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、撹拌部の洗浄などによって、撹拌部の温度が上昇した場合でも、製造する冷たい飲料の温度が上昇することを抑制することが可能な飲料製造装置を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による飲料製造装置は、容器内の飲料用原料と接触した状態で飲料用原料を撹拌することにより調理する撹拌部と、撹拌部に対して洗浄用の加熱された液体を吐出する液体吐出部と、撹拌部の洗浄後において、撹拌部の冷却動作を実行させる制御を行う制御部とを備える。
この発明の一の局面による飲料製造装置では、上記のように、撹拌部の洗浄後において、撹拌部の冷却動作を実行させる制御を行う制御部を備えている。これにより、洗浄用の加熱された液体によって撹拌部を洗浄し、撹拌部の温度が上昇した場合でも、冷却動作を行うことによって、撹拌部の温度を速やかに低下させることができる。その結果、撹拌部の洗浄後に次の飲料の製造を行う場合にも、温度が低下した撹拌部によって調理を行うことができるので、製造する冷たい飲料の温度が上昇することを抑制することができる。なお、本明細書において、「冷却動作」とは、時間の経過による撹拌部の温度低下よりも、より効率的に撹拌部の温度を低下させるための動作を意味する。すなわち、「冷却動作」とは、撹拌部の冷却を促進させるための動作である。また、「調理」とは、撹拌部によって飲料用原料を撹拌する動作を少なくとも行うことにより飲料を製造することを意味する。すなわち、本明細書において、「製造」と「調理」とは、同義で用いている。
上記一の局面による飲料製造装置において、好ましくは、調理空間と外部とを区画する扉部をさらに備え、制御部は、撹拌部により飲料用原料が撹拌された後、調理が行われる撹拌位置から容器が取り出される取出位置に移動され、かつ、扉部により調理空間が閉じられたことに基づいて、撹拌部の洗浄を行い、撹拌部の洗浄後において、撹拌部の冷却動作を行うように構成されている。このように構成すれば、扉部により閉じられた調理空間内において、制御部による洗浄制御および冷却制御が行われるので、飲料用原料の残部および加熱された液体が洗浄および冷却により飲料製造装置外に飛散することを抑制することができる。
上記一の局面による飲料製造装置において、好ましくは、制御部は、撹拌部の洗浄後、第1時間以内に調理が開始される場合に、撹拌部の冷却動作を実行させる制御を行うように構成されている。このように構成すれば、第1時間以内に調理が開始される場合に、直ちに撹拌部を冷却することが可能となるので、製造する冷たい飲料の温度が上昇することを抑制する動作を短時間で行うことができる。その結果、飲料の温度が上昇することを抑制するために、撹拌部の冷却動作を行わずに、第1時間が経過するまで販売を中断する場合と比較して、利用者を待たせる時間を短縮することができる。また、撹拌部の洗浄後、第1時間以上経過した場合には、撹拌部の冷却動作を省略することが可能となるので、必要な場合にのみ冷却動作を行うことが可能になり、不要な電力消費を抑制することができる。なお、第1時間とは、冷却動作を行わない場合において、製造後の飲料の温度が上昇しない程度にまで撹拌部の温度を低下させるために必要な時間のことである。
上記一の局面による飲料製造装置において、好ましくは、撹拌部の温度を検知する温度検知部をさらに備え、制御部は、撹拌部の温度が所定の温度以上の場合に、撹拌部の冷却動作を実行させる制御を行うように構成されている。このように構成すれば、撹拌部の検知温度に基づいて撹拌部の冷却動作を行うか否かを判定することができる。その結果、洗浄後からの経過時間に基づいて冷却動作を行うか否かの判定を行う構成と比較して、撹拌部の実温度に基づいて判定することが可能となるので、撹拌部の冷却動作を行うか否かの判定を精度よく行うことができる。
上記一の局面による飲料製造装置において、好ましくは、撹拌部に対して冷却用の冷媒を供給する冷媒供給部をさらに備え、制御部は、冷媒供給部から供給された冷媒を撹拌部に接触させることにより、撹拌部の冷却動作を行うように構成されている。このように構成すれば、冷却用の冷媒を撹拌部に接触させることにより撹拌部の冷却を行うことが可能となるので、撹拌部を室温で待機させることにより冷却する場合と比較して、撹拌部の冷却を効率的に行うことができる。
この場合、好ましくは、冷媒供給部は、撹拌部に対して冷却用の液体を供給する液体供給部を含み、液体供給部は、上記液体吐出部を介して、撹拌部に対して冷却用の液体を吐出するように構成されている。このように構成すれば、洗浄用の液体と、冷却用の液体とを、共通の液体吐出部を介して撹拌部に吐出することができる。その結果、洗浄用の液体と、冷却用の液体とを、それぞれ異なる吐出部から吐出する構成と比較して、部品点数の増加を抑制しつつ、撹拌部の冷却動作を行うことができる。
上記冷媒供給部を備える構成において、好ましくは、冷媒供給部は、撹拌部に対して冷却用の気体を供給する気体供給部を含む。このように構成すれば、気体の気化熱を利用して撹拌部を冷却することができる。その結果、冷媒として気体を用いた場合でも、撹拌部の冷却を効率よく行うことができる。
この場合、好ましくは、気体供給部は、少なくとも室温よりも冷却した気体を供給するように構成されている。このように構成すれば、供給する気体の温度が室温よりも低いので、より一層撹拌部を効率よく冷却することができる。
上記一の局面による飲料製造装置において、好ましくは、制御部は、撹拌部の洗浄後の非調理時おいて、撹拌部を回転させることにより、撹拌部の冷却動作を行うように構成されている。このように構成すれば、撹拌部を冷却するために、冷媒供給部などを別途設けることなく、撹拌部を回転させることにより撹拌部を冷却することができる。その結果、装置構成の複雑化および部品点数の増加を抑制しつつ、撹拌部の冷却を行うことができる。
この場合、好ましくは、制御部は、撹拌部を、調理時の回転速度よりも大きい回転速度で回転させることにより、撹拌部の冷却動作を行うように構成されている。このように構成すれば、冷却動作時における撹拌部の回転速度を大きくすることが可能となるので、回転動作による撹拌部の冷却効率を向上させることができる。
上記一の局面による飲料製造装置において、好ましくは、制御部は、飲料用原料の調理後の第2時間以内に、同じ飲料用原料を用いた調理を行う場合には、撹拌部の洗浄を行わず、調理を開始する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、第2時間以内において同じ飲料用原料の調理を行う場合には、撹拌部の温度が上昇する洗浄を省略して飲料を製造することが可能となるので、冷却動作を省略することができる。また、同じ飲料用原料を第2時間以内に調理する場合に、洗浄を省略することが可能となるので、撹拌部の衛生状態を良好に維持した状態で、撹拌部の温度が上昇することを抑制することができる。これらの結果、洗浄および冷却動作を行わない場合でも、撹拌部の衛生状態を維持した状態において、製造する冷たい飲料の温度が上昇することを抑制することができる。なお、第2時間とは、撹拌部を洗浄せずに使用する場合に、衛生状態を良好に維持できる時間のことである。
本発明によれば、上記のように、撹拌部の洗浄などによって、撹拌部の温度が上昇した場合でも、製造する冷たい飲料の温度が上昇することを抑制することが可能な飲料製造装置を提供することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1〜図6を参照して、本発明の第1実施形態による飲料製造装置1の構成について説明する。
図1〜図6を参照して、本発明の第1実施形態による飲料製造装置1の構成について説明する。
(飲料製造装置の構成)
図1および図2に示すように、飲料製造装置1は、容器C内の飲料用原料(たとえば、野菜や果物、氷など)を撹拌して飲料(スムージなど)を製造する装置である。
図1および図2に示すように、飲料製造装置1は、容器C内の飲料用原料(たとえば、野菜や果物、氷など)を撹拌して飲料(スムージなど)を製造する装置である。
飲料製造装置1は、たとえば、コンビニエンスストアなどの店舗に設置され、店舗の顧客などの利用者により利用される。利用者は、容器C内に所望する飲料用原料を収容した状態で、容器Cを飲料製造装置1に設置し、飲料製造開始操作を行う。飲料製造開始操作が行われると、飲料製造装置1は、容器C内の飲料用原料を撹拌し、粉砕して飲料を製造する。ここで、飲料製造装置1において、利用者が位置する側を前側(Y1側)とし、その反対側を後側(Y2側)とし、前後方向をY方向とする。また、水平方向において前後方向と直交する方向を左右方向(X方向)とし、前後方向および左右方向に直交する方向を上下方向(Z方向)とする。
図3に示すように、飲料製造装置1は、撹拌部2と、扉部3と、トレイ4と、ドレンパン5と、洗浄部6と、排水タンク7と、表示パネル8(図2参照)と、制御部9(図4参照)と、排気ファン10とを備えている。また、飲料製造装置1の筐体1a内には、飲料を製造(調理)するための空間である調理空間Sが設けられている。
調理空間S内において、撹拌部2は、容器C内の飲料用原料と接触した状態で飲料用原料を撹拌することにより調理するように構成されている。撹拌部2は、上下方向(Z方向)に沿って延びる回転軸部21と、回転軸部21を上下方向に沿って延びる回転軸線回りに回転させる撹拌部回転駆動モータ22と、回転軸部21の先端部(Z2方向側の端部)に設けられた刃部23とを含んでいる。また、回転軸部21の先端部には、容器C内の飲料用原料を撹拌する際に、撹拌時の飲料用原料の容器Cからの飛散を抑制することが可能な容器Cの上部開口を覆うための蓋部24が設けられている。
飲料製造装置1は、撹拌部2を上下方向(Z方向)に移動させる撹拌部上下駆動部25を備えている。撹拌部上下駆動部25により、撹拌部2は、容器C内まで刃部23が下降された撹拌位置M(下降位置)と、容器C外まで刃部23が上昇された退避位置E(上昇位置)との間で上下方向に移動可能に構成されている。
扉部3は、調理空間S(筐体1a内)と外部とを区画する扉であり、飲料製造装置1の前面側(Y1方向側)に設けられている。扉部3は、扉部駆動部31によって上方向(Z1方向)に移動することにより開き、下方向(Z2方向)に移動することにより閉じるスライド扉である。なお、図1および図2では、扉部3の図示を省略している。また、図3では、扉部3が閉じた状態を図示している。
図3に示すように、トレイ4は、容器Cが保持される容器保持部41を含んでいる。また、図3および図4に示すように、飲料製造装置1は、トレイ4を前後方向(Y方向)に移動させるトレイ部駆動部42を備えている。トレイ部駆動部42は、作業位置W(後方位置)と取出位置R(前方位置)とに容器保持部41を移動可能に構成されている。作業位置Wは、調理空間S内で撹拌部2の刃部23の直下に容器保持部41が配置された位置である。取出位置Rは、容器保持部41が調理空間S外(筐体1a外)に配置された位置である。なお、洗浄容器部40は、容器保持部41が取出位置Rおよび作業位置Wのいずれに配置された場合においても、調理空間S内に位置する。また、作業位置Wは、撹拌部2の被液部分LP(図5参照)を洗浄および冷却するための位置となっている。
図3に示すように、ドレンパン5は、トレイ4の洗浄容器部40の排出口6eから排出される排液を受けるように構成されている。ドレンパン5は、排液を受けるパン部51と、パン部51で受けた排液を排出するための排出通路52と、排出通路52の一部を構成し、排液を外部に排出するためのホースが接続されるホース継手部53とを含んでいる。排液は、排出通路52を介して排水タンク7に一時的に貯留される。また、ドレンパン5は、トレイ4を前後方向(Y方向)に移動可能に保持している。
図2に示すように、表示パネル8は、利用者が操作を行うため、および、飲料製造装置1の状態を示すためのパネルである。具体的には、表示パネル8は、第1状態表示部81と、第2状態表示部82と、販売ボタン83とを含んでいる。第1状態表示部81は、光源の点灯により、飲料製造装置1の作業状態(エラー、準備中および販売可能など)を示すように構成されている。第2状態表示部82は、調理作業の時間や洗浄作業の時間、冷却動作の時間などを表示するように構成されている。販売ボタン83は、利用者が飲料製造開始操作を行うためのボタンである。
制御部9は、図4に示すように、各センサの検知結果や、表示パネル8の操作結果などに基づいて、飲料製造装置1の各部を制御するように構成されている。制御部9は、飲料製造装置1の作業を制御する制御回路として機能する。制御部9は、撹拌部回転駆動モータ22、撹拌部上下駆動部25、扉部駆動部31、および、トレイ部駆動部42に電気的に接続されている。また、制御部9は、後述するヒータ61、温度センサ62、温水電磁弁63、ポンプ64、給水電磁弁65および水電磁弁66に電気的に接続されている。
制御部9は、CPU91(Central Processing Unit)と、メモリ92とを含んでいる。メモリ92には、容器C内の飲料用原料を撹拌(調理)処理、調理した後に撹拌部2を洗浄する洗浄作業、および、洗浄後の撹拌部2を冷却するため冷却動作を行う処理プログラムPが記憶されている。
排気ファン10は、調理空間S内の気体を排出するように構成されている。排気ファン10は、たとえば、後述する洗浄作業が行われている間動作して、調理空間S内の気体を排出する。第1実施形態では、図3に示すように、飲料製造装置1には、排気ファン10により気体を排出するための構成として、調理空間Sに開口する入口側排気口10aと、外部に開口する出口側排気口10bと、入口側排気口10aと出口側排気口10bとを接続するように設けられ、排気ファン10により調理空間S内の気体を排出するための排気通路10cとが設けられている。
(洗浄部および洗浄動作)
第1実施形態の飲料製造装置1では、図3に示すように、飲料製造装置1の衛生を維持するため、筐体1aに温水タンク60を設置し、温水タンク60から供給される温水により撹拌部2を洗浄する。
第1実施形態の飲料製造装置1では、図3に示すように、飲料製造装置1の衛生を維持するため、筐体1aに温水タンク60を設置し、温水タンク60から供給される温水により撹拌部2を洗浄する。
洗浄部6は、図5に示すように、調理空間S内で撹拌部2の被液部分LP(回転軸部21の先端部や刃部23など)を洗浄用の温水により洗浄するように構成されている。ここで、被液部分LPとは、洗浄部6による撹拌部2の洗浄の際に、洗浄用の温水が当たる撹拌部2の部分であり、調理(撹拌)時に飲料用原料と撹拌部2とが接触する位置が含まれる。具体的には、洗浄部6は、給水路6aと、液体吐出部6dと、温水タンク60と、給水電磁弁65とを含んでいる。また、温水タンク60は、図3に示すように、飲料製造装置1の筐体1a内の後方(Y2側)の上部に設置されている。
給水路6aは、給水源71と温水タンク60とを機械的に接続しており、給水源71からの水を温水タンク60に供給するように構成されている。給水電磁弁65は、給水源71から温水タンク60に供給される水の量を規制する機能を有している。
温水タンク60は、タンク60aと、ヒータ61と、温度センサ62と、温水電磁弁63と、ポンプ64とを有している。温水タンク60では、給水源71から供給された水がタンク60a内に貯留され、ヒータ61により加熱され温水となる。
温度センサ62は、タンク60a内の温水の温度を測定する機能を有している。制御部9では、温度センサ62の温水の温度の測定結果に基づいてヒータ61を制御することにより、温水タンク60内の温水の温度を洗浄温度(たとえば、98℃)まで加熱する。飲料製造装置1では、ポンプ64および温水電磁弁63を用いて後述する給湯路6bに温水が供給される。なお、温水は、特許請求の範囲の「加熱された液体」の一例である。
また、洗浄部6は、図5に示すように、給湯路6bと、液体吐出部6dと、排出口6eと、洗浄容器部40とをさらに含んでおり、温水タンク60から供給された温水を洗浄容器部40内に配置された液体吐出部6dを介して撹拌部2に吐出するように構成されている。液体吐出部6dは、洗浄容器部40の内壁面部40aに設けられ、撹拌部2の洗浄のために、撹拌部2に対して洗浄用の温水を吐出する。排出口6eは、洗浄容器部40の底部に設けられ、排出口6eから排出された排液はドレンパン5へと流れていく。給湯路6bは、温水タンク60と液体吐出部6dとを機械的に接続している。
洗浄容器部40は、飲料用原料の調理時に飲料を被液する撹拌部2の被液部分LPを洗浄する洗浄作業を行う際に用いられる容器Cである。具体的には、洗浄容器部40は、トレイ4に設けられ、撹拌部2の被液部分LPを囲むことが可能なように筒状に形成されている。洗浄容器部40は、撹拌部2の洗浄中に、温水の飛散を抑制する内壁面部40aを有している。トレイ4では、容器保持部41および洗浄容器部40は、前方(Y1方向側)から後方(Y2方向側)に向かってこの順に配置されている。
(冷却動作)
次に、図5および図6を参照して、第1実施形態による撹拌部2の冷却動作について説明する。
次に、図5および図6を参照して、第1実施形態による撹拌部2の冷却動作について説明する。
ここで、洗浄部6は、加熱された液体(温水)によって撹拌部2を洗浄するため、洗浄後の撹拌部2は、温度が上昇する。温度が上昇したままの状態において調理を行った場合、製造された飲料の温度が上昇してしまう。そこで、第1実施形態では、制御部9は、撹拌部2の洗浄後において、撹拌部2の冷却動作を実行させる制御を行う。
具体的には、制御部9は、撹拌部2により飲料用原料が撹拌された後、調理が行われる撹拌位置Mから容器Cが取り出される取出位置Rに移動され、かつ、扉部3により調理空間Sが閉じられたことに基づいて、撹拌部2の洗浄を行い、撹拌部2の洗浄後において、撹拌部2の冷却動作を行うように構成されている。
第1実施形態では、飲料製造装置1は、撹拌部2に対して冷却用の冷媒を供給する冷媒供給部70を備えている。制御部9は、冷媒供給部70から供給された冷媒を撹拌部2に接触させることにより、撹拌部2の冷却動作を実施する制御を行うように構成されている。具体的には、冷媒供給部70は、撹拌部2に対して冷却用の液体を供給する給水源71を含み、給水源71は、液体吐出部6dを介して、撹拌部2に対して冷却用の液体を吐出するように構成されている。給水源71は、水道との接続部を含む。給水源71と、液体吐出部6dとは、給水路6aから分岐した分岐給水路6cを介して接続されている。また、分岐給水路6cには、水電磁弁66が設けられており、制御部9の制御の下、冷却動作が実行される。
水電磁弁66は、制御部9によって開かれることにより、撹拌部2に対して冷媒を供給するように構成されている。また、水電磁弁66は、制御部9によって閉じられることにより、撹拌部2に対する冷媒の供給を停止するように構成されている。すなわち、水電磁弁66は、制御部9の制御のもと、撹拌部2に対する冷媒の供給を制御するように構成されている。第1実施形態では、冷媒として、給水源71から供給される水を用いる例を示している。なお、給水源71は、特許請求の範囲の、「液体供給部」の一例である。
また、第1実施形態の飲料製造装置1では、容器C内の飲料用原料の調理終了後、撹拌部2の洗浄および冷却を自動で行う。具体的には、制御部9は、撹拌部2により、容器保持部41に保持された容器C内の飲料用原料が撹拌される毎に、洗浄部6により撹拌部2を洗浄および冷却する処理プログラムPを実施するように構成されている。撹拌部2の冷却動作は、洗浄作業後において、次の調理作業が実行されるまでの間に行われる。具体的には、撹拌部2の冷却動作は、洗浄作業後、次の調理作業が実行されるまでの間の所定の冷却時間において実施される。
図6に示すように、飲料製造装置1では、調理終了時に、刃部23が退避位置Eから撹拌位置Mに移動したことに基づいて、撹拌部回転駆動モータ22の回転が開始されるとともに、温水電磁弁63が開かれる。温水電磁弁63が開かれたとき、撹拌部2は、撹拌部回転駆動モータ22により回転が開始されているとともに、撹拌部上下駆動部25により昇降が開始されている。これにより、温水による洗浄が開始される。制御部9は、洗浄開始(温水電磁弁63が開かれたとき)から所定の洗浄時間が経過した後に、温水電磁弁63を閉じる。その後、制御部9は、水電磁弁66を開き、冷却用の水を刃部23に吐出することにより、刃部23を冷却する。冷却開始(水電磁弁66が開かれたとき)から所定の冷却時間が経過した後に、制御部9は、撹拌部回転駆動モータ22の回転を停止させ、水電磁弁66を閉じるとともに、刃部23を撹拌位置Mから退避位置Eに移動させる。すなわち、第1実施形態では、制御部9は、洗浄作業の後に、毎回冷却動作を実施する制御を行う。なお、洗浄作業および冷却動作の間、扉部3は閉じられた状態である。
(調理作業、洗浄作業、冷却動作)
次に、図7および図8を参照して、第1実施形態における調理作業、洗浄作業、冷却動作について説明する。
次に、図7および図8を参照して、第1実施形態における調理作業、洗浄作業、冷却動作について説明する。
まず、図7を参照して、調理作業、洗浄作業、および、冷却動作の処理の流れについて説明する。第1実施形態による飲料製造装置1では、利用者が販売ボタン83を押下することにより調理作業が行われる。また、調理作業が終了し、商品の提供が行われた後に、洗浄作業、および、冷却動作が開始される。すなわち、利用者による販売ボタン83の押下が、調理作業、洗浄作業、および、冷却動作のトリガーとなる。
ステップS1において、制御部9は、飲料用原料の調理作業を行う制御を行う。次に、ステップS2において、制御部9は、撹拌部2の洗浄作業を行う制御を行う。次に、ステップS3において、制御部9は、撹拌部2の冷却動作を行う制御を行う。次に、ステップS4において、制御部9は、撹拌部上下駆動部25により撹拌部2を退避位置Eまで移動させ、処理は終了する。
次に、図8を参照して、冷却動作について説明する。
ステップS30において、制御部9は、水電磁弁66を開く。制御部9は、水電磁弁66を開くことにより、給水源71からの冷却用の液体(水)を液体吐出部6dに送り、液体吐出部6dから冷却用の液体(水)を所定の冷却時間、撹拌部2に吐出させる。すなわち、制御部9は、撹拌部2の洗浄作業が終了した後に、連続して撹拌部2の冷却動作を実施する制御を行うように構成されている。その後、処理は、ステップS31に進む。
次に、ステップS31において、制御部9は、冷却終了か否かを判定する。すなわち、制御部9は、水電磁弁66の開放を冷却開始のトリガーとして、所定の冷却時間が経過したか否かを判定する。所定の冷却時間が経過していない場合には、処理は、ステップS30に戻る。所定の冷却時間が経過した場合には、処理は、ステップS32に進む。ステップS32において、制御部9は、水電磁弁66を閉じ、液体吐出部6dからの水の吐出を停止させる。その後、処理は、ステップS33へ進む。
ステップS33において、制御部9は、撹拌部回転駆動モータ22の回転を停止させる。その後、ステップS4に進み、処理が終了する。
(第1実施形態の効果)
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、上記のように、飲料製造装置1は、容器C内の飲料用原料と接触した状態で飲料用原料を撹拌することにより調理する撹拌部2と、撹拌部2に対して洗浄用の加熱された液体(湯水)を吐出する液体吐出部6dと、撹拌部2の洗浄後において、撹拌部2の冷却動作を実行させる制御を行う制御部9とを備える。これにより、洗浄用の加熱された液体(湯水)によって撹拌部2を洗浄した場合でも、冷却動作を行うことが可能となるので、撹拌部2の温度を低下させることができる。その結果、撹拌部2の洗浄後に撹拌部2の温度を低下させることが可能となるので、高温の温水により撹拌部2を洗浄した場合でも、製造する冷たい飲料の温度が上昇することを抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、調理空間Sと外部とを区画する扉部3をさらに備え、制御部9は、撹拌部2により飲料用原料が撹拌された後、調理が行われる撹拌位置Mから容器Cが取り出される取出位置Rに移動され、かつ、扉部3により調理空間Sが閉じられたことに基づいて、撹拌部2の洗浄を行い、撹拌部2の洗浄後において、撹拌部2の冷却動作を行うように構成されている。これにより、扉部3により閉じられた調理空間S内において、制御部9による洗浄制御および冷却制御が行われるので、飲料用原料の残部および加熱された液体が洗浄および冷却により飲料製造装置1外に飛散することを抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、撹拌部2に対して冷却用の冷媒(水)を供給する冷媒供給部70をさらに備え、制御部9は、冷媒供給部70から供給された冷媒(水)を撹拌部2に接触させることにより、撹拌部2の冷却動作を行うように構成されている。これにより、冷却用の冷媒(水)を撹拌部2に接触させることにより撹拌部2の冷却を行うことが可能となるので、撹拌部2を室温で待機させることにより冷却する場合と比較して、撹拌部2の冷却を効率的に行うことができる。
また、第1実施形態では、上記のように、冷媒供給部70は、撹拌部2に対して冷却用の液体(水)を供給する給水源71を含み、給水源71は、液体吐出部6dを介して、撹拌部2に対して冷却用の液体(水)を吐出するように構成されている。これにより、洗浄用の液体(湯水)と、冷却用の液体(水)とを、共通の液体吐出部6dを介して撹拌部2に吐出することができる。その結果、洗浄用の液体(湯水)と、冷却用の液体(水)とを、それぞれ異なる吐出部から吐出する構成と比較して、部品点数の増加を抑制しつつ、撹拌部2の冷却動作を行うことができる。
[第2実施形態]
次に、図4を参照して、本発明の第2実施形態による飲料製造装置200の構成について説明する。撹拌部2の洗浄後に毎回撹拌部2の冷却動作を実行させる制御を行う制御部9を備える第1実施形態とは異なり、第2実施形態では、飲料製造装置200は、撹拌部2の洗浄後、第1時間以内に調理が開始される場合に、撹拌部2の冷却動作を実行させる制御を行う制御部209を備える。なお、上記第1実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、説明を省略する。
次に、図4を参照して、本発明の第2実施形態による飲料製造装置200の構成について説明する。撹拌部2の洗浄後に毎回撹拌部2の冷却動作を実行させる制御を行う制御部9を備える第1実施形態とは異なり、第2実施形態では、飲料製造装置200は、撹拌部2の洗浄後、第1時間以内に調理が開始される場合に、撹拌部2の冷却動作を実行させる制御を行う制御部209を備える。なお、上記第1実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、説明を省略する。
図4に示すように、第2実施形態における飲料製造装置200は、制御部209を備える。
制御部209は、撹拌部2の洗浄後、第1時間以内に調理が開始される場合に、撹拌部2の冷却動作を実行させる制御を行うように構成されている。具体的には、制御部209は、撹拌部2の洗浄後、第1時間以内に利用者によって販売ボタン83が押下された場合に、撹拌部2の冷却動作を実行させる制御を行うように構成されている。
次に、図9を参照して、第2実施形態による飲料製造装置200による調理作業、洗浄作業、冷却動作について説明する。第2実施形態による飲料製造装置200も、上記第1実施形態による飲料製造装置1と同様に、利用者によって販売ボタン83が押下されたことをトリガーとして、調理作業、洗浄作業、冷却動作を実行する。なお、上記第1実施形態と同様の処理を行うステップについては、詳細な説明は省略する。
ステップS5において、制御部209は、撹拌部2の洗浄後、第1時間以内に、利用者によって販売ボタン83が押下されたか否かを判定する。撹拌部2の洗浄後、第1時間以内に販売ボタン83が押下された場合、処理は、ステップS3、ステップS1、ステップS2およびステップS4へと進み、その後、終了する。撹拌部2の洗浄後、第1時間以上経過した後に販売ボタン83が押下された場合、制御部209は、撹拌部2の温度が飲料に影響を与えない程度に低下していると判定する。したがって、制御部209は、冷却作業を省略し、調理作業を実施する制御を行う。すなわち、撹拌部2の洗浄後、第1時間以上経過した後に販売ボタン83が押下された場合には、処理は、ステップS1、ステップS2およびステップS4へと進み、その後、終了する。
すなわち、撹拌部2の洗浄後、第1時間以内に調理が開始された場合に、制御部209は、撹拌部2の冷却動作を実行する。
なお、第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第2実施形態の効果)
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、上記のように、制御部209は、撹拌部2の洗浄後、第1時間以内に調理が開始される場合に、撹拌部2の冷却動作を実行させる制御を行うように構成されている。これにより、第1時間以内に調理が開始される場合に、直ちに撹拌部2を冷却することが可能となるので、製造する冷たい飲料の温度が上昇することを抑制する動作を短時間で行うことができる。その結果、飲料の温度が上昇することを抑制するために、撹拌部2の冷却動作を行わずに、第1時間が経過するまで販売を中断する場合と比較して、利用者を待たせる時間を短縮することができる。また、撹拌部2の洗浄後、第1時間以上経過した場合には、撹拌部2の冷却動作を省略することが可能となるので、必要な場合にのみ冷却動作を行うことが可能になり、不要な電力消費を抑制することができる。
なお、第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
[第3実施形態]
次に、図10を参照して、第3実施形態における飲料製造装置300の構成について説明する。撹拌部2の洗浄後に毎回撹拌部2の冷却動作を実行させる制御を行う制御部9を備える上記第1実施形態とは異なり、第3実施形態による飲料製造装置300では、撹拌部2の温度を検知する温度検知部72をさらに備え、制御部309は、撹拌部2の温度が所定の温度以上の場合に、撹拌部2の冷却動作を実行させる制御を行うように構成されている。なお、上記第1実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、説明を省略する。
次に、図10を参照して、第3実施形態における飲料製造装置300の構成について説明する。撹拌部2の洗浄後に毎回撹拌部2の冷却動作を実行させる制御を行う制御部9を備える上記第1実施形態とは異なり、第3実施形態による飲料製造装置300では、撹拌部2の温度を検知する温度検知部72をさらに備え、制御部309は、撹拌部2の温度が所定の温度以上の場合に、撹拌部2の冷却動作を実行させる制御を行うように構成されている。なお、上記第1実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、説明を省略する。
図10に示すように、第3実施形態による飲料製造装置300は、撹拌部2の温度を検知する温度検知部72と、制御部309とを備える。
温度検知部72は、制御部309の制御の下、撹拌部2とは非接触の状態で撹拌部2の温度を検知するように構成されている。温度検知部72は、たとえば、赤外線センサなどを含む。
制御部309は、温度検知部72と電気的に接続されており、温度検知部72によって検知された撹拌部2の温度に基づいて、撹拌部2の冷却動作を実行するか否かの判定を行う。具体的には、制御部309は、撹拌部2の温度が所定の温度以上の場合に、撹拌部2の冷却動作を実行させる制御を行うように構成されている。具体的には、制御部309は、利用者が販売ボタン83を押下した際に、撹拌部2の温度を検知し、撹拌部2の冷却動作を実行するか否かの判定を行うように構成されている。
次に、図11を参照して、第3実施形態による飲料製造装置300による調理作業、洗浄作業、冷却動作について説明する。第3実施形態による飲料製造装置300も、上記第1実施形態による飲料製造装置1と同様に、利用者によって販売ボタン83が押下されたことをトリガーとして、調理作業、洗浄作業、冷却動作を実行する。なお、上記第1実施形態と同様の処理を行うステップについては、詳細な説明は省略する。
ステップS6において、制御部309は、温度検知部72を制御して、撹拌部2の温度を検知する。その後、処理は、ステップS7へ進む。
ステップS7において、制御部509は、撹拌部2の温度が所定の温度以上であるか否かを判定する。撹拌部2の温度が所定の温度以上の場合、処理は、ステップS1、ステップS2、ステップS4へと進み、その後、終了する撹拌部2の温度が所定の温度より小さい場合、ステップS3、処理は、ステップS1、ステップS2、ステップS4へと進み、その後、終了する
なお、第3実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第3実施形態の効果)
第3実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第3実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第3実施形態では、上記のように、撹拌部2の温度を検知する温度検知部72をさらに備え、制御部309は、撹拌部2の温度が所定の温度以上の場合に、撹拌部2の冷却動作を実行させる制御を行うように構成されている。これにより、撹拌部2の検知温度に基づいて撹拌部2の冷却動作を行うか否かを判定することができる。その結果、洗浄後から第1時間経過したか否かのみによって冷却動作を行うか否かの判定を行う構成と比較して、撹拌部2の温度を判定基準に加えることが可能となるので、撹拌部2の冷却動作を行うか否かの判定を精度よく行うことができる。
なお、第3実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
[第4実施形態]
次に、図12を参照して、第4実施形態における飲料製造装置400の構成について説明する。撹拌部2の洗浄後に毎回撹拌部2の冷却動作を実行させる制御を行う制御部9を備える上記第1実施形態とは異なり、第4実施形態による飲料製造装置400では、飲料用原料の調理後の第2時間以内に、同じ飲料用原料を用いた調理を行う場合には、撹拌部2の洗浄を行わず、調理を開始する制御を行う制御部409を備えている。なお、上記第1実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、説明を省略する。
次に、図12を参照して、第4実施形態における飲料製造装置400の構成について説明する。撹拌部2の洗浄後に毎回撹拌部2の冷却動作を実行させる制御を行う制御部9を備える上記第1実施形態とは異なり、第4実施形態による飲料製造装置400では、飲料用原料の調理後の第2時間以内に、同じ飲料用原料を用いた調理を行う場合には、撹拌部2の洗浄を行わず、調理を開始する制御を行う制御部409を備えている。なお、上記第1実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、説明を省略する。
図4に示すように、第4実施形態による飲料製造装置400は、商品検知センサMSと、制御部409とを備える。
商品検知センサMSは、容器保持部41が作業位置Wに配置された場合に、容器保持部41の容器Cに収容された飲料用原料を検知するように構成されている。商品検知センサMSは、たとえば、光学式のセンサである。
制御部409は、飲料用原料の調理後の第2時間以内に、同じ飲料用原料を用いた調理を行う場合には、撹拌部2の洗浄を行わず、調理を開始する制御を行うように構成されている。具体的には、制御部409は、第2時間以内に同じ飲料用原料を連続して調理する場合には、撹拌部2の洗浄を行わずに調理作業を実施する制御を行うように構成されている。第4実施形態では、制御部409は、商品検知センサMSによって容器C内の飲料原料の種類を判定するように構成されている。制御部409は、たとえば、飲料原料の種類に応じて変更した容器Cの色、容器Cに付与された飲料原料の種類を判別可能な識別部材を商品検知センサMSによって検知することにより、容器C内の飲料原料の種類を判定する。
次に、図13を参照して、第4実施形態による飲料製造装置400による調理作業、洗浄作業、冷却動作について説明する。第4実施形態による飲料製造装置400も、上記第1実施形態による飲料製造装置1と同様に、利用者によって販売ボタン83が押下されたことをトリガーとして、調理作業、洗浄作業、冷却動作を実行する。なお、上記第1実施形態と同様の処理を行うステップについては、詳細な説明は省略する。
ステップS1において、制御部409を、調理作業を実行する制御を行う。その後、ステップS8において、制御部409は、前回の調理作業後、第2時間が経過したか否を判定する。前回の調理作業後、第2時間が経過していない場合、処理は、ステップS9へ進む。前回の調理作業後、第2時間以上経過した場合、処理は、ステップS2、ステップS3と進み、制御部409は、撹拌部2の洗浄作業よび冷却動作を実施する制御を行う。その後、処理は、ステップS11へと進む。
ステップS9において、制御部409は、再び販売ボタン83が押下されたか否かを判定する。販売ボタン83が押下された場合、処理は、ステップS10へ進む。販売ボタン83が押下されていない場合、処理は、ステップS8へ進む。
ステップS10において、制御部409は、前回の調理と同じ飲料用原料であるか否かを判定する。前回の調理と同じ飲料用原料である場合、処理は、ステップS1へ進む。前回の調理と同じ飲料用原料でない場合、処理は、ステップS2、ステップS3と進み、制御部409は、撹拌部2の洗浄作業よび冷却動作を実施する制御を行う。その後、処理は、ステップS11へと進む。
ステップS11において、制御部409は、調理作業を行うか否かを判定する。調理作業を行う場合、処理は、ステップS1へ進む。調理作業を行わない場合、処理は、ステップS4へと進み、その後、終了する。
なお、第4実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第4実施形態の効果)
第4実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第4実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第4実施形態では、上記のように、制御部409は、飲料用原料の調理後の第2時間以内に、同じ飲料用原料を用いた調理を行う場合には、撹拌部2の洗浄を行わず、調理を開始する制御を行うように構成されている。これにより、第2時間以内において同じ飲料用原料の調理を行う場合には、撹拌部2の温度が上昇する洗浄を省略して飲料を製造することが可能となるので、冷却動作を省略することができる。また、同じ飲料用原料を第2時間以内に調理する場合に、洗浄を省略することが可能となるので、撹拌部2の衛生状態を良好に維持した状態で、撹拌部2の温度が上昇することを抑制することができる。これらの結果、洗浄および冷却動作を行わない場合でも、撹拌部2の衛生状態を維持した状態において、製造する冷たい飲料の温度が上昇することを抑制することができる。
なお、第4実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
[第5実施形態]
次に、図14を参照して、第5実施形態における飲料製造装置500の構成について説明する。冷却用の液体を撹拌部2に吐出することにより撹拌部2の冷却動作を行う上記第1実施形態とは異なり、第5実施形態による飲料製造装置500では、冷媒供給部70は、撹拌部2に対して冷却用の気体を供給する気体供給部73を含む。なお、上記第1実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、説明を省略する。
次に、図14を参照して、第5実施形態における飲料製造装置500の構成について説明する。冷却用の液体を撹拌部2に吐出することにより撹拌部2の冷却動作を行う上記第1実施形態とは異なり、第5実施形態による飲料製造装置500では、冷媒供給部70は、撹拌部2に対して冷却用の気体を供給する気体供給部73を含む。なお、上記第1実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、説明を省略する。
図14に示すように、第5実施形態による飲料製造装置500は、冷媒供給部70は、撹拌部2に対して冷却用の気体を供給する気体供給部73を含む。また、飲料製造装置500は、給気電磁弁74と、気体電磁弁75と、給気路76と、気体吐出部77とを備えている。
第5実施形態では、制御部509は、給気電磁弁74および気体電磁弁75に電気的に接続されている。また、気体供給部73は、給気路76を介して気体吐出部77と機械的に接続されており、制御部509の制御の下、洗浄後の撹拌部2に対して気体を吐出するように構成されている。具体的には、制御部509は、気体電磁弁75の開閉を制御することにより、洗浄後の撹拌部2に対して気体を吐出するか否かの制御を行っている。給気路76は、気体供給部73からの気体を気体吐出部77に供給するように構成されている。給気路76は、気体供給部73と気体吐出部77とを機械的に接続している。また、給気電磁弁74は、給気路76に設けられており、制御部509の制御の下、給気路76から気体吐出部77に供給される気体の流量を規制する機能を有している。
第5実施形態では、気体供給部73は、少なくとも室温よりも冷却した気体を供給するように構成されている。冷却用の気体としては、無害であり、飲料の味や食感に影響を与えない気体であれば、どのような気体を用いてもよい。第5実施形態では、冷却用の気体として、たとえば、炭酸ガスが用いられる。炭酸ガスは、吐出する量と時間に応じて温度が低下する。したがって、制御部509は、気体吐出部77から吐出される気体の温度が少なくとも室温よりも冷却されるように、給気電磁弁74および気体電磁弁75を制御し、気体を吐出する流量および吐出する時間を制御する。
なお、第5実施形態における冷却動作では、撹拌部2に対して気体を吐出する。したがって、冷却動作を行っている間は、排気ファン10(図5参照)を動作させ、調理空間S内の気体を飲料製造装置500の外部に排出する。なお、飲料製造装置500からの気体の排出は、洗浄容器部40に設けられた排出口6eから行ってもよい。
次に、図15を参照して、第5実施形態による飲料製造装置500による撹拌部2の冷却動作について説明する。なお、上記第1実施形態と同様の処理を行うステップについては、詳細な説明は省略する。
ステップS34において、制御部509は、気体電磁弁75を開く。制御部509は、気体電磁弁75を開くことにより、気体供給部73からの気体を気体吐出部77に送り、気体吐出部77から冷却用の気体を所定の冷却時間、撹拌部2に吐出させる。その後、処理は、ステップS31に進み、冷却が終了していなければ、処理は、ステップS31を繰り返す。冷却が終了していれば、処理は、ステップS35に進む。
ステップS35において、制御部509は、気体電磁弁75を閉じる。制御部509は、気体電磁弁75を閉じることにより、気体吐出部77からの気体の吐出を停止させる。その後、処理は、ステップS33、ステップS4(図7参照)に進み、その後、終了する。
なお、第5実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第5実施形態の効果)
第5実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第5実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第5実施形態では、上記のように、給水源71は、撹拌部2に対して冷却用の気体を供給する気体供給部73を含む。これにより、気体の気化熱を利用して撹拌部2を冷却することができる。その結果、冷媒として気体を用いた場合でも、撹拌部2の冷却を効率よく行うことができる。
また、第5実施形態では、上記のように、気体供給部73は、少なくとも室温よりも冷却した気体を供給するように構成されている。これにより、供給する気体の温度が室温よりも低いので、より一層撹拌部2を効率よく冷却することができる。
なお、第5実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
[第6実施形態]
次に、図4を参照して、第6実施形態における飲料製造装置600の構成について説明する。冷却用の液体を撹拌部2に吐出することにより撹拌部2の冷却動作を行う第1実施形態とは異なり、第6実施形態による飲料製造装置500では、制御部609は、撹拌部2の洗浄後の非調理時おいて、撹拌部2を回転させることにより、撹拌部2の冷却動作を行うように構成されている。なお、上記第1実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、説明を省略する。
次に、図4を参照して、第6実施形態における飲料製造装置600の構成について説明する。冷却用の液体を撹拌部2に吐出することにより撹拌部2の冷却動作を行う第1実施形態とは異なり、第6実施形態による飲料製造装置500では、制御部609は、撹拌部2の洗浄後の非調理時おいて、撹拌部2を回転させることにより、撹拌部2の冷却動作を行うように構成されている。なお、上記第1実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、説明を省略する。
図4に示すように、第6実施形態による飲料製造装置600は、制御部609は、撹拌部2の洗浄後の非調理時おいて、撹拌部2を回転させることにより、撹拌部2の冷却動作を行うように構成されている。具体的には、制御部609は、撹拌部2の洗浄後、次の調理作業が行われるまでの間の非調理時おいて、撹拌部2を空転させることにより、撹拌部2の冷却動作を行うように構成されている。また、制御部609は、撹拌部2を、調理時の回転速度よりも大きい回転速度で回転させることにより、撹拌部2の冷却動作を行うように構成されている。
次に、図16を参照して、第6実施形態による飲料製造装置600による撹拌部2の冷却動作について説明する。なお、上記第1実施形態と同様の処理を行うステップについては、詳細な説明は省略する。
ステップS36において、制御部609は、撹拌部2を冷却位置Qまで移動させる。なお、撹拌部2の冷却位置Qは、どのような位置であってもよい。冷却位置Qは、退避位置Eと同じ位置であってもよいし、撹拌位置Mと同じ位置であってもよい。その後、ステップS37において、制御部609は、撹拌部2を回転(空転)させることにより、撹拌部2の冷却を行う。
次に、ステップS31において、制御部609は、撹拌部2の冷却が終了しているか否かの判定を行う。撹拌部2の冷却が終了していない場合、処理は、ステップS36に進む。撹拌部2の冷却が終了している場合、処理は、ステップS4へ進み、その後、終了する。
なお、第6実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第6実施形態の効果)
第6実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第6実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第6実施形態では、上記のように、制御部609は、撹拌部2の洗浄後の非調理時おいて、撹拌部2を回転させることにより、撹拌部2の冷却動作を行うように構成されている。これにより、撹拌部2を冷却するために、給水源71などを別途設けることなく、撹拌部2を回転させることにより撹拌部2を冷却することができる。その結果、装置構成の複雑化および部品点数の増加を抑制しつつ、撹拌部2の冷却を行うことができる。
また、第6実施形態では、上記のように、制御部609は、撹拌部2を、調理時の回転速度よりも大きい回転速度で回転させることにより、撹拌部2の冷却動作を行うように構成されている。これにより、冷却動作時における撹拌部2の回転速度を大きくすることが可能となるので、回転動作による撹拌部2の冷却効率を向上させることができる。
なお、第6実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
[変形例]
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記第2および第3実施形態において、撹拌部2の洗浄後、第1時間以内に調理が開始される場合において冷却動作を行う構成と、撹拌部2の温度が所定の温度以上である場合に冷却動作を行う構成とを、異なる処理として記載したが、本発明はこれに限られない。第2実施形態による冷却動作と、第3実施形態による冷却動作とを組み合わせて行うように構成されていてもよい。すなわち、撹拌部2の洗浄後、第1時間以内で、かつ撹拌部2の温度が所定の温度以上の場合に、冷却動作を実施するように構成してもよい。
また、上記第1〜第6実施形態では、説明の便宜上、制御部9(209、309、409、509、609)の制御処理を、処理フローに沿って順番に処理を行うフロー駆動型のフローチャートを用いて説明した例について示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、制御部9(209、309、409、509、609)の制御処理を、イベント単位で処理を実行するイベント駆動型(イベントドリブン型)の処理により行ってもよい。この場合、完全なイベント駆動型で行ってもよいし、イベント駆動およびフロー駆動を組み合わせて行ってもよい。
また、上記第1実施形態では、液体吐出部6dから冷却用の液体(水)を吐出することにより、冷却動作を行う構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、冷却用の液体を貯留する冷却タンクを設け、冷却用の液体を貯留した状態で撹拌部2を冷却タンクに浸漬させることにより冷却動作を行うように構成されていてもよい。
また、上記第1実施形態、第5実施形態および6実施形態において、それぞれの冷却動作を個別に行う構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。第1実施形態、第5実施形態および第6実施形態における冷却動作を組み合わせることにより、撹拌部2の冷却動作を行ってもよい。すなわち、撹拌部2を回転させた状態において、冷媒(液体、または気体)を吐出することにより、冷却動作を実施してもよい。
また、上記第1〜第4実施形態において、制御部9(209、309、409)が、それぞれ異なる判定基準によって冷却動作を実施するか否かの判定を行う構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。制御部9(209、309、409)は、第1〜第4実施形態における冷却動作を実施する判定基準を組み合わせて冷却動作を実施するか否かを判定するように構成されていてもよい。たとえば、制御部9(209、309、409)は、撹拌部2の冷却動作を実施する制御を行う前に撹拌部2の冷却動作を実施するか否かの判定を行うとともに、調理作業を実施する制御を行う前に撹拌部2の洗浄作業を実施するか否かの判定を行うように構成されていてもよい。また、制御部9(209、309、409)は、撹拌部2の冷却動作を実施するか否かの判定として、撹拌部2の洗浄後、第1時間以内に販売ボタン83が押下されたか否かの判定と、撹拌部2の検知温度が所定の温度以上か否かの判定とのうちのどちらか一方または両方を行うように構成されていてもよい。また、制御部9(209、309、409)は、撹拌部2の洗浄作業を実施するか否かの判定として、調理作業を実施する制御を行う前に、前回の調理作業後、第2時間経過したか否かの判定と、販売ボタン83が押下されたか否かの判定と、前回の調理作業と同じ飲料用原料か否かの判定とを行うように構成されていてもよい。
また、上記第1実施形態では、扉部3を設け、扉部3が閉じられたことに基づいて、調理作業、洗浄作業、および、冷却動作を行う構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。飲料製造装置1は、扉部3を設けていなくてもよい。飲料製造装置1が扉部3を設けていない構成の場合、制御部9は、利用者により販売ボタン83が押されたことに基づく調理開始の指示に基づいて、調理作業、洗浄作業、および、冷却動作を行うように構成すればよい。
また、上記第5実施形態では、気体供給部73から供給された気体(炭酸ガス)を、気体吐出部77を介して撹拌部2に吐出する構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、図17に示す飲料製造装置501のように、気体供給部73として、撹拌部2に対して送風動作を行う送風ファンBFを設け、冷却動作として、送風ファンBFによる送風動作を実行するように構成されていてもよい。このような構成でも、撹拌部2に対して冷却動作を行わない場合と比較して、撹拌部2の冷却効率を向上させることができる。また、排気ファン10による風(引き風)によって、撹拌部2に気体を供給するように構成されていてもよい。また、排気ファン10の回転方向を反転させ、撹拌部2に対して送風することにより、撹拌部2に気体を供給する構成であってもよい。
また、上記第5実施形態では、気体供給部73が、少なくとも室温よりも冷却した気体を供給する構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。気体供給部73が供給する気体の温度は、洗浄後の撹拌部2の温度よりも低い温度であれば、室温よりも高い温度であってもよい。なお、供給する気体の温度が低いほど、撹拌部2の冷却効率を向上させることが可能になるので、気体供給部73が供給する気体の温度は低い方が好ましい。
また、上記第6実施形態では、制御部609が、撹拌部2を、調理時の回転速度よりも大きい回転速度で回転させることにより、撹拌部2の冷却動作を行う構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、制御部609は、撹拌部2を、調理時の回転速度と同じか、調理時の回転速度のよりも小さい回転速度で回転させてもよい。撹拌部2を、調理時の回転速度と同じか、調理時の回転速度のよりも小さい回転速度で回転させ場合でも、撹拌部2に対して冷却動作を行なわない場合と比較して、冷却効率を向上させることができる。
1、200、300、400、500、501、600 飲料製造装置
2 撹拌部
3 扉部
6d 液体吐出部
9、209、309、409、509、609 制御部
70 冷媒供給部
71 給水源(液体供給部)
72 温度検知部
73 気体供給部
77 気体吐出部
BF 送風ファン(気体供給部、気体吐出部)
C 容器
M 撹拌位置
R 取出位置
S 調理空間
2 撹拌部
3 扉部
6d 液体吐出部
9、209、309、409、509、609 制御部
70 冷媒供給部
71 給水源(液体供給部)
72 温度検知部
73 気体供給部
77 気体吐出部
BF 送風ファン(気体供給部、気体吐出部)
C 容器
M 撹拌位置
R 取出位置
S 調理空間
Claims (11)
- 容器内の飲料用原料と接触した状態で飲料用原料を撹拌することにより調理する撹拌部と、
前記撹拌部に対して洗浄用の加熱された液体を吐出する液体吐出部と、
前記撹拌部の洗浄後において、前記撹拌部の冷却動作を実行させる制御を行う制御部とを備える、飲料製造装置。 - 調理空間と外部とを区画する扉部をさらに備え、
前記制御部は、前記撹拌部により前記飲料用原料が撹拌された後、調理が行われる撹拌位置から前記容器が取り出される取出位置に移動され、かつ、前記扉部により前記調理空間が閉じられたことに基づいて、前記撹拌部の洗浄を行い、前記撹拌部の洗浄後において、前記撹拌部の冷却動作を行うように構成されている、請求項1に記載の飲料製造装置。 - 前記制御部は、前記撹拌部の洗浄後、第1時間以内に調理が開始される場合に、前記撹拌部の冷却動作を実行させる制御を行うように構成されている、請求項1または2に記載の飲料製造装置。
- 前記撹拌部の温度を検知する温度検知部をさらに備え、
前記制御部は、前記撹拌部の温度が所定の温度以上の場合に、前記撹拌部の冷却動作を実行させる制御を行うように構成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の飲料製造装置。 - 前記撹拌部に対して冷却用の冷媒を供給する冷媒供給部をさらに備え、
前記制御部は、前記冷媒供給部から供給された冷媒を前記撹拌部に接触させることにより、前記撹拌部の冷却動作を行うように構成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の飲料製造装置。 - 前記冷媒供給部は、前記撹拌部に対して冷却用の液体を供給する液体供給部を含み、
前記液体供給部は、前記液体吐出部を介して、前記撹拌部に対して冷却用の液体を吐出するように構成されている、請求項5に記載の飲料製造装置。 - 前記冷媒供給部は、前記撹拌部に対して冷却用の気体を供給する気体供給部を含む、請求項5に記載の飲料製造装置。
- 前記気体供給部は、少なくとも室温よりも冷却した気体を供給するように構成されている、請求項7に記載の飲料製造装置。
- 前記制御部は、前記撹拌部の洗浄後の非調理時おいて、前記撹拌部を回転させることにより、前記撹拌部の冷却動作を行うように構成されている、請求項1〜8のいずれか1項に記載の飲料製造装置。
- 前記制御部は、前記撹拌部を、調理時の回転速度よりも大きい回転速度で回転させることにより、前記撹拌部の冷却動作を行うように構成されている、請求項9に記載の飲料製造装置。
- 前記制御部は、飲料用原料の調理後の第2時間以内に、同じ飲料用原料を用いた調理を行う場合には、前記撹拌部の洗浄を行わず、調理を開始する制御を行うように構成されている、請求項1に記載の飲料製造装置。
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