JP2020029361A - フォークリフト用荷役作業支援装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】パレットを高精度に検知することができるフォークリフト用荷役作業支援装置を提供する。【解決手段】フォークリフトに搭載され、フォークリフトの前方を撮像するカメラと、カメラにて撮像された画像全体のうちパレットを認識させたい領域を指定するための検知領域指定部43aと、指定された領域においてパレットの位置を画像認識する画像認識部45aと、を備える。【選択図】図4
Description
本発明は、フォークリフト用荷役作業支援装置に関するものである。
特許文献1に開示の自律走行車においては、目的位置における走行車本体の周辺を撮影して画像データ上における物体の位置を予想し、予想された物体の位置を含む所定範囲の探索領域に対して画像データの特徴点を検出し、抽出されたマッチング候補点の特徴量を算出してマッチング候補点の特徴量とモデルデータとを照合することで物体の画像データ上の位置を認識するようにしている。特許文献2に開示の物体認識装置においては、物体が含まれる三次元画像における特徴点を検出して各点における特徴量を算出し、特徴点と、特徴点に対して特定の幾何的条件を満たす補間点とをパターンマッチングのためのマッチング候補点のグループとし、各グループに含まれるマッチング候補点の特徴量に基づいて、モデルのデータとの類似度を比較することで物体の認識を行うようにしている。
ところで、フォークリフトの荷役作業を支援するフォークリフト用荷役作業支援装置において、カメラ画像からパレットを認識するために、特許文献1の技術を用いた場合、パレット位置情報が必要なので自律走行車にしか適用できない。つまり、画像認識領域を決める時に自律走行なので予めパレットのある位置が分かり、そこだけに絞って画像認識することにより負荷の軽減を図る手法はパレット位置情報が必要なので自律走行車にしか適用できない。また、カメラ画像からパレットを認識するために、特許文献2の技術を用いた場合、二次元画像処理時に誤検知することが懸念される。つまり、三次元画像で画像認識する前に二次元画像でパレットらしきものの箇所を見つけておいてそこを三次元で画像認識する手法は二次元画像処理時に誤検知する可能性がある。
本発明の目的は、パレットを高精度に検知することができるフォークリフト用荷役作業支援装置を提供することにある。
上記問題点を解決するためのフォークリフト用荷役作業支援装置は、フォークリフトの荷役作業を支援するフォークリフト用荷役作業支援装置であって、前記フォークリフトに搭載され、前記フォークリフトの前方を撮像するカメラと、前記カメラにて撮像された画像全体のうちパレットを認識させたい領域を指定するための検知領域指定部と、前記検知領域指定部で指定された領域において前記パレットの位置を画像認識する画像認識部と、を備えることを要旨とする。
これによれば、カメラにて撮像された画像全体のうちパレットを認識させたい領域が指定され、指定された領域においてパレットの位置が画像認識される。よって、パレットを高精度に検知することができる。
また、フォークリフト用荷役作業支援装置について、前記画像認識部で認識された前記パレットの位置に基づきフォーク目標高さを演算するフォーク目標高さ演算部を更に備えるのが好ましい。
また、フォークリフト用荷役作業支援装置について、前記フォーク目標高さ演算部で演算されたフォーク目標高さを通知する通知部を更に備えるのが好ましい。
また、フォークリフト用荷役作業支援装置について、前記画像認識部で認識された前記パレットの位置に基づき前記フォークリフトを自動制御する自動制御部を更に備えるのが好ましい。
また、フォークリフト用荷役作業支援装置について、前記画像認識部で認識された前記パレットの位置に基づき前記フォークリフトを自動制御する自動制御部を更に備えるのが好ましい。
また、前記フォークリフト用荷役作業支援装置は、フォークリフト用遠隔操作システムに用いられるものであって、前記フォークリフト用遠隔操作システムは、前記フォークリフトと、遠隔操作装置とを備え、前記フォークリフトは、機台に荷役装置を備えるとともに車両通信部を有し、前記遠隔操作装置は、前記車両通信部と無線通信を行う操作装置通信部を有し、前記フォークリフトの走行及び前記荷役装置による荷役を遠隔操作するのに用いられるのが好ましい。
本発明によれば、パレットを高精度に検知することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
本実施形態では、フォークリフト用操作支援装置は、フォークリフト用遠隔操作システムに用いられるものである。
本実施形態では、フォークリフト用操作支援装置は、フォークリフト用遠隔操作システムに用いられるものである。
図1に示すように、フォークリフト用遠隔操作システム10は、フォークリフト20と、フォークリフト20の走行及び荷役装置による荷役作業を遠隔操作するのに用いられる遠隔操作装置40と、を備えている。フォークリフト20は、作業場に配置される。遠隔操作装置40は、操作室に配置される。そして、遠隔操作装置40を用いて操作室から、作業場のフォークリフト20を遠隔操作することができるようになっている。
図2に示すように、作業場においては、棚50が設置されている。棚50は2段にわたりパレット51〜58及び荷物Wを配置することができる。つまり、下の段においてパレット51に荷物Wが配置されるとともに、その上の段においてパレット52に荷物Wが配置される。その隣での下の段においてパレット53に荷物Wが配置されるとともに、その上の段においてパレット54に荷物Wが配置される。その隣での下の段においてパレット55に荷物Wが配置されるとともに、その上の段においてパレット56に荷物Wが配置される。その隣での下の段においてパレット57に荷物Wが配置されるとともに、その上の段においてパレット58に荷物Wが配置される。この状態から、作業者はフォークリフト20を遠隔操作して荷物を取りに行く。
図2において、各パレット51〜58にはパレット穴(フォーク挿入用穴)60が形成されており、このパレット穴60にフォークが差し込まれる。
図1に示すように、フォークリフト20は、機台21の前後に車輪22が設けられている。機台21には荷役装置23が備えられている。荷役装置23により荷物の積み上げ又は積み降ろしを行うことができる。
図1に示すように、フォークリフト20は、機台21の前後に車輪22が設けられている。機台21には荷役装置23が備えられている。荷役装置23により荷物の積み上げ又は積み降ろしを行うことができる。
荷役装置23は、マスト24と、ブラケット25と、フォーク26を具備している。マスト24にブラケット25を介してフォーク26が上下方向に移動可能に設けられている。本実施形態のフォークリフト20は、運転者が着座して操作することが可能に構成されているが、運転席の無い無人フォークリフトであってもよい。
なお、フォークリフト20は、例えばエンジンが搭載されたエンジンタイプであってもよいし、蓄電装置及び電動モータが搭載されたEVタイプであってもよいし、燃料電池及び電動モータが搭載されたFCVタイプであってもよい。また、フォークリフト20は、例えばエンジンと蓄電装置と電動モータとを有するHVタイプでもよい。
図3に示すように、フォークリフト20は、車両通信部としての無線部30と、制御部31と、映像信号処理部32と、カメラ33と、アクチュエータ部34を有する。カメラ33は、フォークリフト20に搭載され、フォークリフト20の前方を撮像するためのものである。具体的には、カメラ33は、図2に示すように、フォーク26の先端部に埋め込まれており、フォーク26の前方を撮像する。なお、カメラ33は左右のフォーク26のうちのいずれかに取り付けられている。図3のアクチュエータ部34は、走行用アクチュエータと、荷役用アクチュエータを含み、荷役用アクチュエータはティルト用アクチュエータと昇降用アクチュエータを含んでいる。走行用アクチュエータにより車輪22が回転及び操舵される。
遠隔操作装置40は、操作装置通信部としての無線部41と、制御部42と、操作部43と、表示部(モニタ)44と、映像信号処理部45を有する。操作部43における操作方式として、タッチパネル方式、マウス方式、ジョイスティック方式等が用いられる。
無線部41はフォークリフト20の無線部30と無線通信を行うことができる。つまり、フォークリフト20の無線部30と遠隔操作装置40の無線部41とは無線通信可能となっている。
そして、遠隔操作装置40において、操作部43を用いて作業者が所望の操作を行うと制御部42により操作内容が無線部41を介してフォークリフト20側に送られる。フォークリフト20において、無線部30で遠隔操作装置40からの操作内容が受信され、制御部31によりアクチュエータ部34が駆動されて所望の動作が実行される。
一方、フォークリフト20において、カメラ33により撮像された画像は制御部31により映像信号処理部32及び無線部30を介して遠隔操作装置40側に送られる。遠隔操作装置40において、無線部41でフォークリフト20からのカメラ画像が受信されて制御部42により映像信号処理部45を介して表示部44で表示される。つまり、遠隔操作装置40に設けられる表示部44は、カメラ33にて撮像された画像を表示するためのものであり、画面44a(図5参照)を有する。作業者はカメラ33にて撮像された画像を表示部44で見ながら操作することになる。
本フォークリフト用遠隔操作システム10は、フォークリフト20を自動制御する機能を有している。この自動制御機能を用いて荷取り作業を行うことができるようになっている。詳しくは、作業者により選択されたパレット51〜58に対し図7に示すように正対した状態から図8に示すように自動制御でフォークリフト20を位置調整してパレット穴60にフォーク26を挿入したり、パレット穴60に挿入したフォーク26を自動制御でリフトすることができるようになっている。
図3において映像信号処理部45は、カメラ33にて撮像された画像に対し画像認識処理により複数のパレット51〜58のうち選択されたパレットを検出することができるようになっている。
図4に示すように、遠隔操作装置40の映像信号処理部45は、画像認識部45aとフォーク目標高さ演算部45bを有する。また、遠隔操作装置40の制御部42は自動制御部42aを有する。
操作部43は、検知領域指定部43aを有する。検知領域指定部43aは、マウス、キーボード等を備えている。検知領域指定部43aは、フォークリフト20の前方を撮像するカメラ33にて撮像された画像全体のうちパレット51〜58を認識させたい領域Rd(図6参照)を指定するためのものである。検知領域指定部43aから映像信号処理部45に領域指定情報が送られる。
画像認識部45aは、検知領域指定部43aで指定された領域Rdにおいてパレット51〜58の位置を画像認識することができる。フォーク目標高さ演算部45bは、画像認識部45aで認識されたパレット51〜58の位置に基づきフォーク目標高さHg(図8参照)を演算する。自動制御部42aは、画像認識部45aで認識されたパレット51〜58の位置に基づきフォークリフト20を自動制御する。
図4の構成について、詳しくは、映像信号処理部45は画像データを入力するとともに画像データが表示部44に送られる。認識結果(相対高さ情報)が制御部42に送られる。操作部43からのフォーク高さ自動調整の開始指示により自動制御部42aからフォークリフト側にフォークリフト操作量が指示される。
次に、作用について説明する。
図2に示すように、フォークリフト20が棚50(パレット51〜58)に対し離れた場所に位置している。この状態から、フォークリフト20が棚50(パレット51〜58)に接近するように走行する。さらに、図7に示すようにフォークリフト20をパレット51〜58に対し正対させる。この状態では、パレット51〜58の左右のパレット穴60に対しフォークリフト20の左右のフォーク26が所定距離だけ離間している。左右のフォーク26を前方に移動させることにより左右のフォーク26を左右のパレット穴60に差し込む。
図2に示すように、フォークリフト20が棚50(パレット51〜58)に対し離れた場所に位置している。この状態から、フォークリフト20が棚50(パレット51〜58)に接近するように走行する。さらに、図7に示すようにフォークリフト20をパレット51〜58に対し正対させる。この状態では、パレット51〜58の左右のパレット穴60に対しフォークリフト20の左右のフォーク26が所定距離だけ離間している。左右のフォーク26を前方に移動させることにより左右のフォーク26を左右のパレット穴60に差し込む。
このようにフォークリフト20を操作する際に以下の操作支援が行われる。
図5に示すように、表示部44においてカメラ33にて撮像された画像が表示される。更にパレット51〜58に接近すると、図6に示すようにカメラ33にて撮像された画像が表示される。ここで、作業者は、カメラ33にて撮像された画像のうち特定のパレット52を含む領域(Rd)を、カーソル等を用いて指定する。図6において4つの指定点P1,P2,P3,P4にて、長方形の領域Rdが指定されており、指定された長方形の領域Rdにパレット52を含んでいる。
図5に示すように、表示部44においてカメラ33にて撮像された画像が表示される。更にパレット51〜58に接近すると、図6に示すようにカメラ33にて撮像された画像が表示される。ここで、作業者は、カメラ33にて撮像された画像のうち特定のパレット52を含む領域(Rd)を、カーソル等を用いて指定する。図6において4つの指定点P1,P2,P3,P4にて、長方形の領域Rdが指定されており、指定された長方形の領域Rdにパレット52を含んでいる。
このようにして、カメラ33にて撮像された画像全体のうちパレット51〜58を認識させたい領域Rdが指定される。
画像認識部45aは、指定された領域Rdにおいてパレット52の位置を画像認識する。よって、パレット52を高精度に検知することができる。
画像認識部45aは、指定された領域Rdにおいてパレット52の位置を画像認識する。よって、パレット52を高精度に検知することができる。
以下、詳しく説明する。
従来、レーザーによるパレット認識は、レーザー関連の部品が必要になり、コストに影響がある。遠隔操作システムでは、操作用のカメラがある為、そのカメラ画像からパレット51〜58を認識できれば、レーザーを用いる場合に比べコスト面のメリットがある。なお、カメラ画像にてフォーク26の高さを調整してパレット穴60の高さとフォーク26の高さを合わせるのは難しく、作業者の負担になる可能性がある。よって、画像情報からパレット51〜58を検知し、認識したパレット51〜58の位置情報を用いてフォーク高さ合せを支援する。ただし、パレット51〜58の形状は、直線で構成されていることにより形状上特徴量が少なく、画像全体からのパレット検知は難しく、環境にあるラックや柱などとの特徴量の差が出にくい。つまり、パレット51〜58の形状について、直線で構成されており、エッジが少なく、特徴量が少ない。よって、図2において領域P100で示すごとくパレット間の区切れが認識しにくく、他の領域との特徴量の差がでにくい。
従来、レーザーによるパレット認識は、レーザー関連の部品が必要になり、コストに影響がある。遠隔操作システムでは、操作用のカメラがある為、そのカメラ画像からパレット51〜58を認識できれば、レーザーを用いる場合に比べコスト面のメリットがある。なお、カメラ画像にてフォーク26の高さを調整してパレット穴60の高さとフォーク26の高さを合わせるのは難しく、作業者の負担になる可能性がある。よって、画像情報からパレット51〜58を検知し、認識したパレット51〜58の位置情報を用いてフォーク高さ合せを支援する。ただし、パレット51〜58の形状は、直線で構成されていることにより形状上特徴量が少なく、画像全体からのパレット検知は難しく、環境にあるラックや柱などとの特徴量の差が出にくい。つまり、パレット51〜58の形状について、直線で構成されており、エッジが少なく、特徴量が少ない。よって、図2において領域P100で示すごとくパレット間の区切れが認識しにくく、他の領域との特徴量の差がでにくい。
本実施形態においては、画像上のターゲットとするパレット52を含む大まかな検知領域(Rd)を指定することで、パレット52の検知精度を向上させる。特徴を抽出する領域(Rd)を指定することで、比較対象が絞られる。その結果、誤認識率が減少する。このように、精度よくパレット52を検知できることで、精度の高いフォーク高さ合せの支援が可能になる。
カメラ33の取付位置については、フォーク26とパレット51〜58の位置関係がわかるカメラ位置とする。具体的には、フォーク先端部でありフォーク26と連動して動作し、フォーク26とパレット51〜58が同時に映るカメラ位置などとする。領域指定(Rd)の仕方については、領域指定(Rd)は、操作者が画像表示用モニタの画像上で指定することとし、指定は、マウス、キーボードなどの入力装置を用い、画像認識部45aが入力情報から指定範囲(Rd)を判断する。
パレット検知については、画像認識部45aは、指定された領域Rd内(付近でも可能)に絞ってパレット検知を行う。ここで、画像認識部45aは、検知したパレット52のサイズからパレット52までの距離dp(図8参照)を算出する。そして、画像認識部45aは、算出した距離情報(dp)を基に、フォーク26とパレット52の相対高さΔH(図8参照)を把握する。
なお、相対高さΔHの把握方法について、パレット51〜58のサイズは規定されているため、図7に示すようにパレット51〜58に正対する位置にカメラ33がある場合、認識した画像上のパレットサイズ(辺の長さ、面積等)から概算距離を算出する。パレット51〜58までの距離dpがわかれば、カメラ33の設置位置は予め分かっているので(本実施形態ではフォーク先端部であるので)、カメラ33とパレットの相対高さが分かるのでカメラ33の位置からパレット高さ(Hg)が分かる。このように、フォーク26とパレット51〜58の相対高さΔHがわかる。
自動制御部42aにおけるフォーク高さ自動調整機能について、画像認識部45aは、自動制御部42aにフォーク26とパレット51〜58の相対高さΔHの情報を通知する。自動制御部42aは、相対高さ情報からリフト操作量を決め、制御対象であるフォークリフト20に指示する。これによりフォーク26の高さが調整されてパレットと同じ高さにされる。
以上のごとく、画像認識によるパレット検知精度の向上が図られる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)フォークリフト20の荷役作業を支援するフォークリフト用荷役作業支援装置の構成として、フォークリフト20に搭載され、フォークリフト20の前方を撮像するカメラ33と、カメラ33にて撮像された画像全体のうちパレット51〜58を認識させたい領域Rdを指定するための検知領域指定部43aと、検知領域指定部43aで指定された領域Rdにおいてパレット52の位置を画像認識する画像認識部45aとを備える。よって、パレット52を高精度に検知することができる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)フォークリフト20の荷役作業を支援するフォークリフト用荷役作業支援装置の構成として、フォークリフト20に搭載され、フォークリフト20の前方を撮像するカメラ33と、カメラ33にて撮像された画像全体のうちパレット51〜58を認識させたい領域Rdを指定するための検知領域指定部43aと、検知領域指定部43aで指定された領域Rdにおいてパレット52の位置を画像認識する画像認識部45aとを備える。よって、パレット52を高精度に検知することができる。
(2)画像認識部45aで認識されたパレット51〜58の位置に基づきフォーク目標高さHgを演算するフォーク目標高さ演算部45bを更に備える。よって、フォーク目標高さを求めることができる。
(3)画像認識部45aで認識されたパレット52の位置に基づきフォークリフト20を自動制御する自動制御部42aを更に備える。よって、認識されたパレット52の位置に基づきフォークリフト20を自動制御することができる。
(4)フォークリフト用荷役作業支援装置は、フォークリフト用遠隔操作システム10に用いられるものであって、フォークリフト用遠隔操作システム10は、フォークリフト20と、遠隔操作装置40とを備え、フォークリフト20は、機台21に荷役装置23を備えるとともに車両通信部としての無線部30を有し、遠隔操作装置40は、車両通信部としての無線部30と無線通信を行う操作装置通信部としての無線部41を有し、フォークリフト20の走行及び荷役装置23による荷役を遠隔操作するのに用いられる。よって、遠隔操作する際に、パレット52を高精度に検知することができる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ 画像の表示画面にタッチパネル機能がある場合、タッチパネルにて領域指定をしてもよい。
○ 画像の表示画面にタッチパネル機能がある場合、タッチパネルにて領域指定をしてもよい。
○ 操作支援は、自動調整でなく、画像上への相対高さΔHの表示でもよい。つまり、通知部としての表示部44において、フォークの高さである揚高を表示する際に、相対高さΔHを表示し、操作者が相対高さΔHだけフォークの高さを調整するようにしてもよい。若しくは、フォーク目標高さ演算部45bで演算されたフォーク目標高さHgを表示することによりフォーク目標高さHgを通知する。つまり、フォーク目標高さHgをそのまま表示してもよいし、現揚高との差である相対高さΔHを表示してもよい。このように、フォーク目標高さ演算部45bで演算されたフォーク目標高さHgを通知する通知部としての表示部44を更に備えた構成としてもよい。
○ 横方向も調整してもよい。即ち、図7に示すようにパレットに正対すべきところが横方向にずれている場合に横方向にガイドするようにしてもよい。
○ 画像認識部45aと自動制御部42aは、統合してもよい。
○ 画像認識部45aと自動制御部42aは、統合してもよい。
○ 遠隔操作装置40の制御部42が行った処理はフォークリフト20の制御部31が行ってもよい。
○ カメラはフォークの先端部に設けたが、これに限るものではない。例えば、ブラケット25に設けてもよい。要は、カメラは、フォークリフトの前方を撮像するものであればよい。
○ カメラはフォークの先端部に設けたが、これに限るものではない。例えば、ブラケット25に設けてもよい。要は、カメラは、フォークリフトの前方を撮像するものであればよい。
○ フォークリフト用操作支援装置はフォークリフト用遠隔操作システムに用いられるものであったが、これに限るものではない。例えば、有人フォークリフトに用いてもよい。つまり、カメラを搭載した無人フォークリフトと、表示部を有する遠隔操作装置とを備えるではなく、例えば、カメラと表示部を搭載した有人フォークリフトに適用してもよい。
10…フォークリフト用遠隔操作システム、20…フォークリフト、21…機台、23…荷役装置、30…無線部、33…カメラ、40…遠隔操作装置、41…無線部、42a…自動制御部、43a…検知領域指定部、44…表示部、45a…画像認識部、45b…フォーク目標高さ演算部、51〜58…パレット、Hg…フォーク目標高さ、Rd…指定された領域。
Claims (5)
- フォークリフトの荷役作業を支援するフォークリフト用荷役作業支援装置であって、
前記フォークリフトに搭載され、前記フォークリフトの前方を撮像するカメラと、
前記カメラにて撮像された画像全体のうちパレットを認識させたい領域を指定するための検知領域指定部と、
前記検知領域指定部で指定された領域において前記パレットの位置を画像認識する画像認識部と、
を備えることを特徴とするフォークリフト用荷役作業支援装置。 - 前記画像認識部で認識された前記パレットの位置に基づきフォーク目標高さを演算するフォーク目標高さ演算部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のフォークリフト用荷役作業支援装置。
- 前記フォーク目標高さ演算部で演算されたフォーク目標高さを通知する通知部を更に備えることを特徴とする請求項2に記載のフォークリフト用荷役作業支援装置。
- 前記画像認識部で認識された前記パレットの位置に基づき前記フォークリフトを自動制御する自動制御部を更に備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のフォークリフト用荷役作業支援装置。
- 前記フォークリフト用荷役作業支援装置は、フォークリフト用遠隔操作システムに用いられるものであって、
前記フォークリフト用遠隔操作システムは、前記フォークリフトと、遠隔操作装置とを備え、
前記フォークリフトは、機台に荷役装置を備えるとともに車両通信部を有し、
前記遠隔操作装置は、前記車両通信部と無線通信を行う操作装置通信部を有し、前記フォークリフトの走行及び前記荷役装置による荷役を遠隔操作するのに用いられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のフォークリフト用荷役作業支援装置。
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