JP2020028894A - 頭付きロッド固定装置 - Google Patents
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Abstract
Description
頭部と該頭部から伸びる軸部とを有する頭付きロッドの軸部がワークの挿通孔に挿入され、該頭部が該ワークの挿通孔周縁部に当接した状態で、前記頭付きロッドを該ワークに固定する頭付きロッド固定装置であって、
上下に移動可能な上部押さえと、
前記ワークが載置される載置面を有する下部受けと、
前記下部受けの載置面から突出し、前記ワークが載置されるときに前記挿通孔が嵌められるガイドピンと、を備え、
前記頭付きロッドが、前記ガイドピンに嵌められた前記ワークの挿通孔上に位置付けられ、
前記頭部が前記上部押さえに押されて、前記軸部が前記ワークの挿通孔を進入することに伴って、前記ガイドピンが前記載置面から前記下部受けに没入するものであり、
前記ガイドピンは、
その頂面の中央に、正規の頭付きロッドの軸径よりも小さく、軸径が前記正規の頭付きロッドの軸径よりも小さい正規外の頭付きロッドの当該軸径よりも大きな凹所を有し、
前記正規外の頭付きロッドでは、その軸部が前記ガイドピンの凹所に嵌まることにより、前記正規の頭付きロッドに比べて前記ガイドピンが前記下部受けに没入する深さが浅くなるものであり、
前記ガイドピンの没入深さが、前記正規の頭付きロッドに係る没入深さであるか否かを検出する検出器を備えていることを特徴とする。
図1において、本実施形態におけるボルト溶接装置Aの概略図を示す。ボルト溶接装置Aは、ワークWとボルトXとをその上下に配設される電極により挟持し、その両電極に通電することで前記ワークWと前記ボルトXとを溶接する。ボルト溶接装置Aは、ボルト溶接機1と、ボルト供給ユニット2と、コントローラ3とを備える。
ボルト溶接機1は、本体部1aに上下に対向するように配設された上部電極ユニット10と下部電極ユニット40とを備える。
図1に示すように、上部電極ユニット10は、上部電極11、上部ホルダ12および上部電極シリンダ14を備える。
図1に示すように、下部電極ユニット40は、下部電極41、下部ホルダ42、ガイドピン調整用ブラケット48およびガイドピンシリンダ49を備える。
図2および図4に示すように、下部電極ユニット40はガイドピン47を備えている。ガイドピン47は絶縁パイプ45内を上下移動するように構成されている。ガイドピン47の上端は、載置面46から突出して、ワークWの挿通孔Waが嵌められるようになっている。また、ガイドピン47は、その上端にワークWの挿通孔Waが嵌められたとき、ワークWから突出高さhだけ突出した状態で保持されるようになっている。
図1に示すように、ボルト供給ユニット2は、上部電極ユニット10の側方(図1中右側)に位置している。ボルト供給ユニット2は、載置面46に載置されたワークWの挿通孔Wa上にボルトXを供給するものである。
コントローラ3は、ボルト溶接時にボルト溶接装置Aを制御するためのものである。コントローラ3は、ボルト溶接装置Aの各動作を検出して、ボルト溶接機1およびボルト供給ユニット2の動作制御を行うように構成されている。
まず、正規ボルトX1をワークWに溶接する場合のボルト溶接装置Aの動作を説明する。
本実施形態によれば、ボルトXの軸部XbがワークWの挿通孔Waを進入することに伴って下部電極41に没入するガイドピン47の没入深さを検出して、正規ボルトX1の軸径d1より小さい軸径d2を有する正規外ボルトX2を発見できる。このため、誤って正規外ボルトX2がワークWの挿通孔Wa上に供給されたとき、正規外ボルトX2がワークWに溶接される前に、正規外ボルトX2を排除する上で有利となる。また、ガイドピン47の頂面に凹所59を設けるという簡便な構造により正規外ボルトX2を発見できるため、コスト上昇を抑えることができる。
前記実施形態では、凹所59はガイドピン47の頂面に開口した丸い孔であるが、これに限定されない。正規外ボルトX2の軸部X2bが嵌まり、正規ボルトX1の軸部X1bが嵌まらない凹所であればよく、例えば、ガイドピン47の上端が、複数の立設したピンから構成されるものであってもよい。つまり、軸部X2bは前記ピンで囲まれた凹所に嵌まる一方、軸部X1bは前記ピンの頂部に当接する。
1 ボルト溶接機
11 上部電極
41 下部電極
46 載置面
47 ガイドピン
59 凹所
60 オートスイッチ
X ボルト
X1 正規ボルト
X2 正規外ボルト
Xa 頭部
Xb 軸部
X1b 正規ボルトの軸部
X2b 正規外ボルトの軸部
d1 正規ボルトの軸径
d2 正規外ボルトの軸径
D 内径
W ワーク
Wa 挿通孔
Claims (2)
- 頭部と該頭部から伸びる軸部とを有する頭付きロッドの軸部がワークの挿通孔に挿入され、該頭部が該ワークの挿通孔周縁部に当接した状態で、前記頭付きロッドを該ワークに固定する頭付きロッド固定装置であって、
上下に移動可能な上部押さえと、
前記ワークが載置される載置面を有する下部受けと、
前記下部受けの載置面から突出し、前記ワークが前記載置面に載置されるときに前記挿通孔が嵌められるガイドピンと、
を備え、
前記頭付きロッドが、前記ガイドピンに嵌められた前記ワークの挿通孔上に位置付けられ、
前記頭部が前記上部押さえに押されて、前記軸部が前記ワークの挿通孔を進入することに伴って、前記ガイドピンが前記載置面から前記下部受けに没入するものであり、
前記ガイドピンは、
その頂面の中央に、正規の頭付きロッドの軸径よりも小さく、軸径が前記正規の頭付きロッドの軸径よりも小さい正規外の頭付きロッドの当該軸径よりも大きな凹所を有し、
前記正規外の頭付きロッドでは、その軸部が前記ガイドピンの凹所に嵌まることにより、前記正規の頭付きロッドに比べて前記ガイドピンが前記下部受けに没入する深さが浅くなるものであり、
前記ガイドピンの没入深さが、前記正規の頭付きロッドに係る没入深さであるか否かを検出する検出器を備えている、
ことを特徴とする頭付きロッド固定装置。 - 請求項1に記載の頭付きロッド固定装置において、
前記凹所は前記ガイドピンの頂面に開口した丸い孔であることを特徴とする頭付きロッド固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018155462A JP7094549B2 (ja) | 2018-08-22 | 2018-08-22 | 頭付きロッド固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018155462A JP7094549B2 (ja) | 2018-08-22 | 2018-08-22 | 頭付きロッド固定装置 |
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JP2020028894A true JP2020028894A (ja) | 2020-02-27 |
JP7094549B2 JP7094549B2 (ja) | 2022-07-04 |
Family
ID=69623439
Family Applications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20200107893A (ko) * | 2020-08-27 | 2020-09-16 | 주식회사 조흥기전 | 용접용 하부전극장치 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0947884A (ja) * | 1995-08-03 | 1997-02-18 | Toyota Auto Body Co Ltd | ウェルドボルト溶接機 |
JP2011161502A (ja) * | 2010-02-15 | 2011-08-25 | Shinko Kiki Kk | セット不良検出装置 |
JP2015074030A (ja) * | 2013-10-08 | 2015-04-20 | 青山 省司 | 電気抵抗溶接用電極およびその冷却方法 |
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-
2018
- 2018-08-22 JP JP2018155462A patent/JP7094549B2/ja active Active
Patent Citations (4)
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KR102220204B1 (ko) * | 2020-08-27 | 2021-02-25 | 주식회사 조흥기전 | 용접용 하부전극장치 |
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JP7094549B2 (ja) | 2022-07-04 |
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