JP2020028711A - カビを抑制するための装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
Description
基材と流体連通した揮発性組成物を収容するリザーバを備え、揮発性組成物が、揮発性組成物の
(i)少なくとも0.2重量%のC5〜C8の非分枝非置換の直鎖状アルケナールと、
(ii)少なくとも0.2重量%のC9〜C14の非分枝非置換の直鎖状アルケナールと、を含む、装置に関する。
本発明の装置を装着部分に動作可能に接続する工程と、装着部分を通気口に取り付ける工程と、を含む方法を提供することができる。
本発明の装置を装着部分に動作可能に接続する工程と、装着部分を通気口に取り付ける工程と、を含み、揮発性組成物が、「試験方法」において下記に述べられるSIM試験方法に従って決定して20以下の平均カビ臭強度値を有する、方法を提供することができる。その効果については下記実施例IIIで述べる。
A.蒸発性活性物質のP&G社カビ殺胞子効果試験方法
この試験方法は、本発明の組成物及び比較組成物のカビ殺胞子効率を評価するためのものである。試験方法は、以下の試験条件下、すなわち、平均温度25℃及び平均相対湿度70%で試験チャンバ内で行われる。試験を行うための工程には以下が含まれる。
工程1:(試験表面の準備処理)約1×106cfu/mlの平均カビ濃度を有する、アスペルギルス・ブラジリエンシス(Aspergillus brasiliensis)の胞子懸濁液を調製する。
工程2:スライドグラスの表面に0.01mlの胞子懸濁液をスポットとしてピペットで加えて、約1×104cfu/表面のカビ/表面濃度を得る。工程2は、3枚のスライドグラスで行って、胞子懸濁液を有する第1のスライドガラス(「第1のスライドグラス」)、胞子懸濁液を有する第2のスライドグラス(「第2のスライドグラス」)、及び胞子懸濁液を有する第3のスライドグラス(「第3のスライドグラス」)を得る。
工程3:周囲条件下でスライドグラス上の胞子懸濁液を、目で見て乾燥した状態となるまで乾燥させる。
工程4:(製品処理)工程3の各スライドガラスを、本発明の組成物又は比較組成物と共に試験チャンバ内に入れ、25℃のインキュベーション温度で45日のインキュベーション期間にわたってインキュベートする。本発明の組成物又は比較組成物は、図3Aの装置1と同様の構成の装置に収容されている。
工程5:45日間にわたるインキュベーション期間中の月曜日から金曜日までの毎日、試験チャンバを30分間開放して、自動車の空調システムにおける空気交換を再現する。
工程6:(試験表面上のカビ胞子の算出)時点0日目の終わり(インキュベーションなし)に、試験チャンバから第1のスライドグラスを取り出し、9mlの改変Letheenブロス(MLBT)が入ったストマッカー袋に第1のスライドグラスを入れる。
工程7:ストマッカー袋の上から第1のスライドグラスの表面を擦り、第1のスライドグラスの表面上のカビ胞子をMLBT中に洗い落とす。
工程8:0.1ml及び0.01mlの工程7の溶液を2枚の別々のMLATプレート上にそれぞれ塗り広げ、25℃のインキュベーション温度で3日間のインキュベーション期間にわたってインキュベーター内でインキュベートする。
工程9:3日間の終わりにMLATプレート上のコロニーを計数してカビのカウントを得る。
工程10:(計算結果)下記に述べるカビ殺胞子効率の計算方法に従って、期間の終わりに本発明の組成物/比較組成物のカビ殺胞子効率(%)を計算する。
カビ殺胞子効率は、以下のように計算される。
(i)0日目、7日目、及び45日目の期間の(本発明の組成物/比較組成物を配置した状態の)カビのカウントを得て、
(ii)以下の式(1)に従ってカビ殺胞子効率を計算する。
カビ殺胞子効率=(0日目のカビカウント(胞子数/表面)−X日目のカビ(胞子数/表面))/0日目のカビ(胞子数/表面)×100(1)
ただし、0日目は、本発明の組成物/比較組成物を配置した期間の開始時点である。
X日目は、本発明の組成物/比較組成物を配置した期間の終了時点である。
この試験方法は、自動車内のカビ臭を抑制する本発明の組成物の効果を評価するためのものである。試験方法は、カビ臭を有する5台の試験自動車である試験自動車1〜5において9週間の試験期間にわたって行い、カビ臭強度の結果を実施例IIIで述べる。試験自動車は、3人の高度に訓練されたヒト官能試験員(「官能試験員」)によって評価されるカビ臭の存在に基づいて選択され、試験自動車を選択するための合格基準は、表6に従った少なくとも30のカビ臭強度に基づく。試験を行うための工程には以下が含まれる。
工程1:本発明の自動車用エアフレッシュナーを配置する前に、官能試験員により、試験自動車1〜5のそれぞれをカビ臭について3つのタッチポイント(車内に入った時点、エアコンを入れた直後、及びエアコンを3分間入れた後)で評価する。次いで、各試験自動車1〜5に1個の本発明の自動車用エアフレッシュナーを配置する。
工程2:試験自動車1〜5のそれぞれを、本発明の自動車用エアフレッシュナーを使用した第1週及び第2週の間に、週最低3〜4回、最低で1〜2時間運転する。
工程3:試験自動車1〜5において官能試験員による毎週の官能評価を行い、各官能試験員は、試験自動車のそれぞれのパッセンジャーコンパートメント内の空気をカビ臭について評価し、下記表6に示されるスケールを用いた臭気グレードに基づいた強度評価に従って、各試験自動車をカビ臭について評価する。1週目及び2週目の官能評価に先立って、本発明の自動車用エアフレッシュナーを試験自動車1〜5のそれぞれのエアコン通気口から取り外して、タッチポイント2、3におけるカビ臭の評価に影響し得る芳香剤のマスキング効果を最小とする。タッチポイント1における1週目及び2週目の官能評価を行うには、本発明の自動車用エアフレッシュナーをエアコン通気口に取り付けたままとし、ただしエアコン通気口はオフにする。評価は、以下の4つのタッチポイントで行う。
タッチポイント1:車内に入った時点
タッチポイント2:本発明の自動車用エアフレッシュナーなしでエアコンティショニング(エアコン)(A/C)を入れた直後
タッチポイント3:本発明の自動車用エアフレッシュナーなしでエアコンを入れた3分後
タッチポイント4:本発明の自動車用エアフレッシュナーをエアコン通気口に取り付けてエアコンを入れる。
工程4:2週目の官能評価後、本発明の自動車用エアフレッシュナーを各試験自動車1〜5から取り外す。
工程5:この後、3週目から9週目にかけて試験自動車1〜5を、週最低3〜4回、最低1〜2時間、本発明の自動車用エアフレッシュナーなしで運転する。
工程6:3週目及び4週目に、試験自動車1〜5において官能試験員による毎週の官能評価を行い、各官能試験員は、試験自動車のそれぞれのパッセンジャーコンパートメント内の空気をカビ臭について評価し、下記表6に示されるスケールを用いた臭気グレードに基づいた強度評価に従って、各試験自動車をカビ臭について評価する。評価は、工程3で述べたタッチポイント1、2、3で行う。
工程7:4週後、9週目まで、試験自動車1〜5を、週最低3〜4回、最低1〜2時間、本発明の自動車用エアフレッシュナーなしで運転する。5週目から8週目まで官能試験員による官能評価は行われない。
工程8:9週目(各試験自動車1〜5から本発明の自動車用エアフレッシュナーを取り外した7週間後)に試験自動車1〜5において官能試験員による官能評価を行い、各官能試験員は、試験自動車のそれぞれのパッセンジャーコンパートメント内の空気をカビ臭について評価し、下記表6に示されるスケールを用いた臭気グレードに基づいた強度評価に従って、各試験自動車をカビ臭について評価する。評価は、工程3で述べたタッチポイント1、2、3で行う。
表5の本発明の組成物A、B、C及び比較組成物を、「試験方法」において本明細書で上記に述べたカビ殺胞子効率の試験方法に従って評価する。
表5の本発明の組成物Eを、「試験方法」で本明細書で上記に述べたカビ殺胞子効率の試験方法に従って評価する。下記表9の結果は、7日間の期間の終了時における本発明の組成物のカビ殺胞子効率が少なくとも99%であることを示す。少なくとも99%のカビ殺胞子効率は45日間の終了時に維持され、本発明の組成物のカビ抑制効果の持続性を示すものである。以下の結果は、相前後して作用するC5〜C8の非分枝非置換の直鎖状アルケナールとC9〜C14の非分枝非置換の直鎖状アルケナールとを含む本発明の組成物は、7日目に速やかなカビ臭防止効果をもたらし、45日間又はそれ以上の期間にわたって全体的なカビ臭防止効果を持続することを示すものである。
表2の本発明の組成物Dを含む本発明の自動車用エアフレッシュナーを、「試験方法」で本明細書で上記に述べたSIM試験方法に従って評価する。下記表10は、本発明の自動車用エアフレッシュナーが試験自動車内に配置され、消費者によって運転される際の臭気グレード(表6に示される)に基づいて官能試験員によって与えられた平均のカビ臭強度値を示す。
Claims (17)
- 内部占有空間内のカビ臭を抑制するための装置であって、前記内部占有空間内の通気口に前記装置を着脱可能に取り付けるための装着部分に動作可能に接続可能であり、前記装置が、基材と流体連通した揮発性組成物を収容したリザーバを備え、前記揮発性組成物が、前記揮発性組成物の
(i)少なくとも0.2重量%のC5〜C8の非分枝非置換の直鎖状アルケナールと、
(ii)少なくとも0.2重量%のC9〜C14の非分枝非置換の直鎖状アルケナールと、を含む、装置。 - 前記C9〜C14の非分枝非置換の直鎖状アルケナールが、1個の二重結合を有し、好ましくは、前記1個の二重結合がC3、C4、又はC5位、より好ましくはC3又はC4位、更により好ましくはC4位にある、請求項1に記載に装置。
- 前記C5〜C8の非分枝非置換の直鎖状アルケナールが、1個の二重結合を含み、好ましくは、前記1個の二重結合がC2、C3、又はC4位、より好ましくはC2又はC3位、更により好ましくはC2位にある、請求項1又は2に記載の装置。
- 前記C9〜C14の非分枝非置換の直鎖状アルケナールが、前記揮発性組成物の0.2重量%〜10重量%、好ましくは0.2重量%〜8重量%、更により好ましくは0.2重量%〜5重量%を構成する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の装置。
- 前記C5〜C8の非分枝非置換の直鎖状アルケナールが、前記揮発性組成物の0.2重量%〜10重量%、好ましくは0.2重量%〜8重量%、更により好ましくは0.2重量%〜5重量%を構成する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の装置。
- 前記C9〜C14の非分枝非置換の直鎖状アルケナールが、C9〜C12、好ましくはC9〜C11、より好ましくはC10の非分枝非置換の直鎖状アルケナールである、請求項1〜5のいずれか1項に記載の装置。
- 前記C5〜C8の非分枝非置換の直鎖状アルケナールが、C5〜C7、好ましくはC6の非分枝非置換の直鎖状アルケナールである、請求項1〜6のいずれか1項に記載の装置。
- 前記C9〜C14の非分枝非置換の直鎖状アルケナールが、2−ノネン−1−アール、3−ノネン−1−アール、4−ノネン−1−アール、5−ノネン−1−アール、2−デセン−1−アール、3−デセン−1−アール、4−デセン−1−アール、5−デセン−1−アール、2−ウンデセン−1−アール、3−ウンデセン−1−アール、4−ウンデセン−1−アール、5−ウンデセン−1−アール、2−ドデセン−1−アール、3−ドデセン−1−アール、4−ドデセン−1−アール、5−ドデセン−アール−1、2−トリデセン−1−アール、3−トリデセン−1−アール、4−トリデセン−1−アール、2−テトラデセン−1−アール、3−テトラデセン−1−アール、4−テトラデセン−1−アール、5−テトラデセン−1−アール、及びこれらの混合物からなる群から選択され、好ましくは、2−ノネン−1−アール、3−ノネン−1−アール、4−ノネン−1−アール、5−ノネン−1−アール、2−デセン−1−アール、3−デセン−1−アール、4−デセン−1−アール、5−デセン−1−アール、2−ウンデセン−1−アール、3−ウンデセン−1−アール、4−ウンデセン−1−アール、5−ウンデセン−1−アール、2−ドデセン−1−アール、3−ドデセン−1−アール、4−ドデセン−1−アール、5−ドデセン−アール−1、及びこれらの混合物からなる群から選択され、より好ましくは、2−ノネン−1−アール、3−ノネン−1−アール、4−ノネン−1−アール、5−ノネン−1−アール、2−デセン−1−アール、3−デセン−1−アール、4−デセン−1−アール、5−デセン−1−アール、2−ウンデセン−1−アール、3−ウンデセン−1−アール、4−ウンデセン−1−アール、5−ウンデセン−1−アール、及びこれらの混合物からなる群から選択され、更により好ましくは、2−デセン−1−アール、3−デセン−1−アール、4−デセン−1−アール、5−デセン−1−アール、及びこれらの混合物からなる群から選択され、更にいっそうより好ましくは4−デセン−1−アールである、請求項1〜7のいずれか1項に記載の装置。
- 前記C5〜C8の非分枝非置換の直鎖状アルケナールが、2−ペンテン−1−アール、3−ペンテン−1−アール、4−ペンテン−1−アール、(E)−2−ヘキセン−1−アール、(Z)−2−ヘキセン−1−アール、3−ヘキセン−1−アール、4−ヘキセン−1−アール、2−ヘプテン−1−アール、3−ヘプテン−1−アール、4−ヘプテン−1−アール、2−オクテン−1−アール、3−オクテン−1−アール、4−オクテン−1−アール、及びこれらの混合物からなる群から選択され、好ましくは、2−ペンテン−1−アール、3−ペンテン−1−アール、4−ペンテン−1−アール、(E)−2−ヘキセン−1−アール、(Z)−2−ヘキセン−1−アール、3−ヘキセン−1−アール、4−ヘキセン−1−アール、2−ヘプテン−1−アール、3−ヘプテン−1−アール、4−ヘプテン−1−アール、及びこれらの混合物からなる群から選択され、より好ましくは、(E)−2−ヘキセン−1−アール、(Z)−2−ヘキセン−1−アール、3−ヘキセン−1−アール、4−ヘキセン−1−アール、及びこれらの混合物からなる群から選択され、更にいっそうより好ましくは(E)−2−ヘキセン−1−アールである、請求項1〜8のいずれか1項に記載の装置。
- 前記C5〜C8の非分枝非置換の直鎖状アルケナールと前記C9〜C14の非分枝非置換の直鎖状アルケナールとの重量比が、5:1〜1:5、好ましくは3:1〜1:3、より好ましくは2:1〜1:2である、請求項1〜9のいずれか1項に記載の装置。
- 前記揮発性組成物が、1ml〜50ml、好ましくは2ml〜40ml、より好ましくは2ml〜30mlの量である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の装置。
- 前記基材が、膜であり、好ましくは多孔質膜であり、より好ましくは微多孔質膜である、請求項1〜11のいずれか1項に記載の装置。
- 前記揮発性組成物が、1〜45日間の期間の終了時に、好ましくは2日間の期間の終了時に、より好ましくは7日間の期間の終了時に、更により好ましくは45日間の期間の終了時に、少なくとも90%、好ましくは95%、より好ましくは99%のカビ殺胞子効率を有し、前記カビ殺胞子性効率は本明細書で規定されるカビ殺胞子効率の試験方法に従って決定される、請求項1〜12のいずれか1項に記載の装置。
- 前記装置が前記装着部分に動作可能に接続されている、請求項1〜13のいずれか1項に記載の装置。
- 内部占有空間内のカビ臭を抑制する方法であって、
請求項1〜13のいずれか1項に記載の装置を装着部分に動作可能に接続する工程と、前記装着部分を通気口に取り付ける工程と、を含む、方法。 - カビ臭を低減するための揮発性組成物の有効性を実証する方法であって、
請求項1〜14のいずれか1項に記載の装置を装着部分に動作可能に接続する工程と、前記装着部分を通気口に取り付ける工程と、を含み、前記揮発性組成物が、SIM試験方法に従って決定される平均カビ臭強度値が20以下である、方法。 - 揮発性組成物を含むエアフレッシュナーであって、前記揮発性組成物が、前記揮発性組成物の
(i)少なくとも0.2重量%のC5〜C8の非分枝非置換の直鎖状アルケナールと、
(ii)少なくとも0.2重量%のC9〜C14の非分枝非置換の直鎖状アルケナールと、を有し、
前記揮発性組成物が、1〜45日間の期間の終了時に、好ましくは2日間の期間の終了時に、より好ましくは7日間の期間の終了時に、更により好ましくは45日間の期間の終了時に、少なくとも90%、好ましくは95%、より好ましくは99%のカビ殺胞子効率を有し、前記カビ殺胞子性効率は本明細書で規定されるカビ殺胞子効率の試験方法に従って決定される、エアフレッシュナー。
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