JP2020028582A - 帯状冷却品 - Google Patents

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Abstract

【課題】 洗濯が容易で、乾燥時間を短縮でき、メンテナンスが簡単に行えるようにする。【解決手段】 本発明の首部冷却品1は、保冷剤8aが封入され帯状に形成された帯状保冷体8と、該帯状保冷体8を内蔵可能に帯状に形成され、該帯状の一方の面が人の身体表面に接触される接触面となっている袋本体2とを備え、袋本体2は、その接触面における該袋本体2の長さ方向の一端側に、該袋本体2の内外を連通し、帯状保冷体8を出し入れするための開口2aが設けられている。そして、袋本体2の内部に対して開口2aから挿脱可能、かつ、該袋本体2の反接触面側の内面に敷設可能に形成されている帯状シート部9を備え、前記帯状シート部9は、断熱性又は/及び遮熱性を有する帯状シート10を備えている。【選択図】 図9

Description

本発明は、人又は動物の身体の表面に沿わせて装着し、該身体を冷却するための帯状冷却品に関するものである。
帯状冷却品に関する第一の背景技術としては、特許文献1に記載されている首部冷却袋を例示する。この首部冷却袋は、袋本体の背面に設けられたポケットに対し冷却された保冷体を入れた状態で首部の後から巻き付け、両端を首部の前側で結んで装着することにより、首部を冷却するための袋である。
また、第二の背景技術としては、特許文献2に記載されている首部冷却袋を例示する。この首部冷却袋は、袋本体の左右方向中央部に設けられたポケットに対し冷却された保冷体を入れた状態で首部に装着することにより、首部を冷却するための袋である。この首部冷却袋を首部に装着するには、袋本体を首部の後側から巻き付け、首部の前側において、袋本体の一端側に設けられたループに他端側を挿入する。
これらの首部冷却袋においては、保冷力をさらに向上させるために、袋本体の背面側の生地の内面に保温ウレタンを設けることが提案されている。近年は猛暑日が年々増加傾向にあり、熱中症や脱水症状の件数も増加しており、しかも今後はそのような傾向がさらに加速することが予測されていることから、この種の首部冷却袋に対し、保冷力のさらなる向上が要望されているからである。
意匠登録第1328932号公報 意匠登録第1437546号公報
ところが、保冷力の向上のために、袋本体の背面側の生地の内面に保温ウレタンを設けるためには、袋本体の正面側及び背面側の生地の間に柔軟性や弾力性に優れる保温ウレタンを挟み込んで、それらを一緒に縫製加工しなければならないため、加工がしづらいという課題がある。また、袋本体に保温ウレタンを設けると、布に比べ、破損しやすいため洗濯時や汗を含んだ時でも強く絞ることができなかったり、通気性が悪いため乾燥しにくくなったりするという課題がある。
前記課題を解決するために、第1の発明の帯状冷却品は、
保冷剤が封入され帯状に形成された帯状保冷体と、該帯状保冷体を内蔵可能に帯状に形成され、該帯状の一方の面が人又は動物の身体表面に接触される接触面となっている袋本体とを備え、
前記袋本体は、その接触面における該袋本体の長さ方向の一端側に、該袋本体の内外を連通し、前記帯状保冷体を出し入れするための開口が設けられている帯状冷却品であって、
前記袋本体の内部に対して前記開口から挿脱可能、かつ、該袋本体の反接触面側の内面に敷設可能に形成されている帯状シート部を備え、
前記帯状シート部は、断熱性又は/及び遮熱性を有する帯状シートを備えている。
前記「断熱性又は/及び遮熱性を有する帯状シート」としては、特に限定されないが、次の態様を例示する。下記金属蒸着における金属としては特に限定されないが、アルミニウムを例示する。
(a)断熱性を有する発泡樹脂シートからなる態様。
(b)繊維の隙間に空気を閉じ込めるように構成されることにより、断熱性を有する繊維シートからなる態様。
(c)断熱性及び遮熱性を有する金属蒸着発泡樹脂シートからなる態様。なお、金属蒸着は、発泡樹脂シートの片面のみに形成されていてもよいし、同両面に形成されていてもよい。
(d)遮熱性を有する金属蒸着フィルムからなる態様。
前記帯状シート部としては、特に限定されないが、1枚の前記帯状シートを備えている態様や、複数枚重ねの前記帯状シートを備えている態様を例示する。前記帯状シートを複数枚重ねにすると、帯長方向の圧縮に対する強度が増し、前記袋本体に挿入するときに途中で折れ曲がったりつっかえたりし難くなり、スムーズに挿入できる上に、前記複数枚重ねの帯状シート全体と同じ厚さに形成された1枚の帯状シートと比較して、帯面の曲げに対する柔軟性が高く、身体表面の形状にフィットさせ易い。
また、前記複数枚重ねの帯状シートとしては、特に限定されないが、同質の帯状シートを使用してもよいし、異質の帯状シートを適宜組み合わせて使用してもよいし、同形状の帯状シートを使用してもよいし、異形状の帯状シートを適宜組合せて使用してもよい。
前記帯状保冷品としては,特に限定されないが、次の態様を例示する。
(A)頭部周りに装着する頭部冷却品である態様。
(B)首部周りに装着する首部冷却品である態様。
(C)胸部周りに装着する胸部冷却品である態様。
(D)腰部回りに装着する腰部冷却品である態様。
(E)腕部周りに装着する腕部冷却品である態様。
(F)足部周りに装着する足部冷却品である態様。
この構成によれば、前記袋本体の反接触面側の内面に敷設可能な前記帯状シート部を備えているので、該袋本体の反接触面側の保温性を向上させることができる。そして、前記帯状シート部は、前記袋本体の内部に対して前記開口から挿脱可能になっているので、洗濯時や汗を含んだ時に該帯状シート部を取り出しておくことにより、該帯状シート部を傷めることなく前記袋本体を洗濯したり絞って水分を除き去ったりすることができ、また、該袋本体を乾燥させるときの時間を短縮することができ、さらに、該帯状シート部が傷んだときに簡単に交換することができる。
第2の発明の帯状冷却品としては、
前記第1の発明において、
前記帯状シート部は、その両帯面が金属蒸着又は樹脂フィルムで被覆されることにより、表面が滑らかに形成されている態様を例示する。
この構成によれば、前記帯状シート部の両帯面の表面が滑らかに形成されているので、前記袋本体に挿入するときに、途中で折れ曲がったりつっかえたりし難くなり、スムーズに挿入することができる。
第3の発明の帯状冷却品としては、
前記第1又は2の発明において、
前記帯状保冷体及び前記帯状シート部は、それらの帯長方向の少なくとも一端部同士を互いに係合可能又は連結可能な係合連結部と、被係合連結部とが相対的に設けられている態様を例示する。
前記「係合連結部と、被係合連結部とが相対的に設けられている」とは、前記帯状保冷体及び前記帯状シート部に対し、それぞれ前記係合連結部及び前記被係合連結部が設けられていてもよいし、同それぞれ前記被係合連結部及び前記係合連結部が設けられていてもよいことを意味する。
この構成によれば、前記帯状保冷体及び前記帯状シート部の前記少なくとも一端部同士を互いに係合又は連結することにより、 前記帯状保冷体及び前記帯状シート部を、該一端部側から前記袋本体の前記開口に挿入するので、帯状シート部を単体で該袋本体に入れる場合よりも容易に入れることができ、しかも、両者をまとめて該袋本体の内部に挿入するので両者を個別に入れる場合よりも手間を省くことができる。
第4の発明の帯状冷却品としては、
前記第1〜3のいずれかの発明において、
前記袋本体には、帯長方向の両端に、互いに結合可能な結合部及び被結合部が相対的に設けられている
態様を例示する。
「結合部及び被結合部が相対的に設けられている」における「相対的」とは、前記「係合連結部と、被係合連結部とが相対的に設けられている」におけるものと同様の意味である。
この構成によれば、前記結合部及び被結合部を結合させることによりループを形成することができ、それにより身体の周囲に巻き付けて装着することができる。
本発明に係る帯状冷却品によれば、洗濯が容易で、乾燥時間を短縮でき、メンテナンスが簡単に行えるという優れた効果を奏する。
本発明を具体化した一実施形態に係る帯状冷却品としての首部冷却品の斜視図である。 同首部冷却品の正面図である。 同首部冷却品の背面図である。 同首部冷却品の拡大右側面図である。 同首部冷却品の拡大左側面図である。 同首部冷却品の平面図である。 同首部冷却品の図3のA−A部B−B線端面図である。 同首部冷却品の袋本体から帯状保冷体及び帯状シート部を取り出した状態を示す図7と同様の端面図である。 同首部冷却品の袋本体へ帯状保冷体及び帯状シート部を挿入する方法を段階的に示す図である。 変更例に係る同帯状シート部を同帯状保冷体とともに示す図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のB−B線断面図である。 変更例に係る同帯状シート部及び同帯状保冷体を示す図であり、(a)は第1の変更例に係る図10(b)と同様の断面図、(b)は第2の変更例に係る図10(b)と同様の断面図である。 同首部冷却品に関して実施した温度測定試験の結果を示すグラフである。 帯状シート部の断面を示す図であり、(a)は1枚の帯状シートを備える態様、(b)は2枚の帯状シートを備える態様、(c)は3枚の帯状シートを備える態様をそれぞれ示している。
図1〜図12は本発明の帯状冷却品を具体化した一実施形態の首部冷却品1を示している。なお、図面において、首部冷却品1の底面図は平面図と上下対称に表れるため省略している。
本例の首部冷却品1は、人の首部周りに装着するものであり、図1〜図8に示すように、袋本体2、結合部3、被結合部4、帯状保冷体8及び帯状シート部9を備えている。
帯状保冷体8は、保冷剤8aが封入密閉され帯状に形成されている。本例の帯状保冷体8は、それぞれに保冷剤8aが封入密閉された複数(具体的には4つ)の軟質合成樹脂フィルム製の密閉保冷剤袋8bが帯状保冷体8の帯長方向に連設されてなっている。保冷剤8aとしては、特に限定されないが、水、水吸収ゲル化剤、及び氷点降下剤の混合物からなるゲル状のものを例示する。帯状保冷体8は、複数のものを重ねて使用することもでき、保冷剤8aが相対的に軟質に形成されているものと、同硬質に形成されているものとを重ねて使用することを例示する。
帯状シート部9は、1枚の帯状シート10を備えている態様や、複数枚重ねの帯状シート10を備えている態様を例示する。本例の各図では、1枚の帯状シート10を備えている態様を示している。帯状シート10を複数枚重ねにすると、帯長方向の圧縮に対する強度が増し、袋本体2に挿入するときに途中で折れ曲がったりつっかえたりし難くなり、スムーズに挿入できる上に、複数枚重ねの帯状シート10全体と同じ厚さに形成された1枚の帯状シート10と比較して、帯面の曲げに対する柔軟性が高く、身体表面の形状にフィットさせ易い。
また、前記複数枚重ねの帯状シート10としては、特に限定されないが、同質の帯状シート10を使用してもよいし、異質の帯状シート10を適宜組み合わせて使用してもよいし、同形状の帯状シート10を使用してもよいし、異形状の帯状シート10を適宜組合せて使用してもよい。
帯状シート部9は、その両帯面が金属蒸着又は樹脂フィルムで被覆されることにより、表面が滑らかに形成されている態様とすることもできる。具体的には、次の態様を例示する。
(1)帯状シート部9が1枚の帯状シート10を備える場合に、該帯状シート10の両帯面が金属蒸着又は樹脂フィルムで被覆されている態様。
(2)帯状シート部9が複数枚重ねの帯状シート10を備える場合に、帯状シート部9の両帯面となる各帯状シート10の帯面が金属蒸着又は樹脂フィルムで被覆されている態様。
帯状シート10は、帯状保冷体8と略同様の帯幅及び帯長の帯状に形成されている。本例の帯状シート10は、アルミ蒸着フィルムを発泡ポリエチレンに貼り合わせたアルミ蒸着発泡樹脂シートからなっており、熱反射率の高いアルミ蒸着フィルムで輻射熱を遮断(遮熱)し、熱伝導率の低い発泡ポリエチレンで放冷を抑制(断熱)するようになっている。
帯状保冷体8及び帯状シート部9は、それらの帯長方向の少なくとも一端部同士を互いに係合可能又は連結可能な係合連結部11と、被係合連結部12とが相対的に設けられている態様にすることもできる。図10は、帯状保冷体8及び帯状シート部9の帯長方向の一端部同士を互いに係合可能な係合連結部11及び被係合連結部12をそれぞれ帯状シート部9及び帯状保冷体8に設けた態様を示している。また、図11は、帯状保冷体8及び帯状シート部9の帯長方向の一端部同士を互いに連結可能な係合連結部11及び被係合連結部12をそれぞれ帯状保冷体8及び帯状シート部9に設けた態様を示しており、具体的には、同図(a)は帯状保冷体8の一端部に設けた係合連結部11としての粘着シートにより、帯状シート部9の被係合連結部12としての一端部を連結する態様、同図(b)は帯状保冷体8の一端部に設けた係合連結部11としての係止部を、帯状シート部9の一端部に設けた被係合連結部12としての被係止穴に係止することにより、両一端部同士を連結する態様をそれぞれ示している。
袋本体2は、該帯状保冷体8及び該帯状シート部9を内蔵可能に帯状かつ袋状に略全体が形成され、該帯状の一方の面(本例では背面図側の面)が人の身体表面に接触される接触面1aとなっている。袋本体2は、図9に示すように、その接触面における該袋本体2の長さ方向の一端側に、該袋本体2の内外を連通し、帯状保冷体8及び帯状シート部9を出し入れするための開口2aが設けられている。袋本体2内においては、前記接触面側に帯状保冷体8が配設され、反接触面側に帯状シート部9が敷設される。このときの帯状シート部9の帯面の向きとしては、特に限定されないが、発泡ポリエチレン側が帯状保冷体8に対峙する向きにすることを例示する。袋本体2としては、表面をパイル生地にすると、保冷力や肌触り等を向上させることができる。また、袋本体2の生地を二重にしたり、該背面側の生地の内面に保温ウレタンを設けたりすると、保冷力をさらに向上させることができる。
結合部3及び被結合部4は、袋本体2の帯長方向の両端に設けられ、互いに結合可能に構成されている。被結合部4には、略逆コ字状に折曲形成された偏平な紐状体4aの両端が袋本体2の端部に縫い付けられることにより貫通穴5が形成されているとともに、袋本体2の反接触面側に面ファスナー6A(本例ではループ側)が設けられている。結合部3は、被結合部4の貫通穴5に挿入可能に形成されているとともに、結合部3の接触面側に面ファスナー6B(本例ではフック側)が設けられている。結合部3を被結合部4の貫通穴5に挿入し、結合部3の肌接触面側及び袋本体の反肌接触面側に設けられた面ファスナー6A、6Bを結合させると、図1に示すように結合部3及び被結合部4を結合させ、ループを形成させることができるようになっている。
本例の首部冷却品1の使用時には、袋本体2の中央部が人の首部の後部に位置するとともに、袋本体2の両端部が人の首部の両側部から前側に位置するように装着される。
次に、本発明の首部冷却品1に関して実施した温度測定試験について説明する。比較例としては、帯状シート部9を備えていない点のみが異なる首部冷却品を用いた。
本試験の検体では、2連の密閉保冷剤袋8bからなり、相対的に軟質に形成された軟質帯状保冷体8(130g)と、4連の密閉保冷剤袋8bからなり、相対的に硬質に形成された硬質帯状保冷体8(160g)とが重ねて使用されている。また、帯状シート部9は1枚の帯状シート10を備えている。帯状シート10は、アルミ蒸着フィルムを発泡ポリエチレンの片面に貼り合わせたアルミ蒸着発泡樹脂シートからなっている。
本試験は、家庭用冷凍庫で24時間冷却した軟質帯状保冷体8及び硬質帯状保冷体8(さらに、本発明の首部冷却袋には帯状シート部9)を袋本体2に入れ、実験室の机の上に敷いたタオルの表面に、袋本体2の接触面側を接触させるように、本発明の首部冷却品1と比較例の首部冷却品を互いに間隔をおいてそれぞれ静置し、温度測定器により、肌接触面とタオルの間の温度を計測することにより行った。
本試験の結果を、図12に示す。同図に示すように、比較例の首部冷却品が試験開始から約125分経過したあたりから急に温度が上昇しているのに対し、帯状シート部9を備えている本発明の首部冷却品1は、その後も比較品よりも低温を保持するとともに、比較的緩やかに温度が上昇するという優れた保冷性能を備えていることが判る。
以上のように構成された本例の首部冷却品1は、袋本体2の内部に対して開口2aから挿脱可能、かつ、該袋本体2の反接触面側の内面に敷設可能に形成されている帯状シート部9を備え、前記帯状シート部9は、断熱性又は/及び遮熱性を有する帯状シート10を備えている。この構成によれば、該袋本体2の反接触面側の保温性を向上させることができる。そして、帯状シート部9は、袋本体2の内部に対して開口2aから挿脱可能になっているので、洗濯時や汗を含んだ時に該帯状シート部9を取り出しておくことにより、該帯状シート部9を傷めることなく袋本体2を洗濯したり絞って水分を除き去ったりすることができ、また、該袋本体2を乾燥させるときの時間を短縮することができ、さらに、該帯状シート部9が傷んだときに簡単に交換することができる。
また、帯状シート部9は、その両帯面が金属蒸着又は樹脂フィルムで被覆されることにより、表面が滑らかに形成されている態様にすることもできる。この構成によれば、帯状シート部9の両帯面の表面が滑らかに形成されているので、袋本体2に挿入するときに、途中で折れ曲がったりつっかえたりし難くなり、スムーズに挿入することができる。
また、帯状保冷体8及び帯状シート部9は、それらの帯長方向の少なくとも一端部同士を互いに係合可能又は連結可能な係合連結部11と、被係合連結部12とが相対的に設けられている態様にすることもできる。この構成によれば、帯状保冷体8及び帯状シート部9の前記少なくとも一端部同士を互いに係合又は連結することにより、 帯状保冷体8及び帯状シート部9を、該一端部側から袋本体2の開口2aに挿入するので、帯状シート部9を単体で該袋本体2に入れる場合よりも容易に入れることができ、しかも、両者をまとめて該袋本体2の内部に挿入するので両者を個別に入れる場合よりも手間を省くことができる。
また、袋本体2には、帯長方向の両端に、互いに結合可能な結合部3及び被結合部4が相対的に設けられているので、結合部3及び被結合部4を結合させることによりループを形成することができ、それにより身体の周囲に巻き付けて装着することができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
(1)本例の首部冷却品1の外形、模様、色彩等のデザインを適宜変更すること。
(2)本発明の帯状冷却品を、頭部周りに装着する頭部冷却品、胸部周りに装着する胸部冷却品、腰部回りに装着する腰部冷却品、腕部周りに装着する腕部冷却品、又は、足部周りに装着する足部冷却品として実施すること。
(3)帯状シート部9は、その両帯面が金属蒸着又は樹脂フィルム10aで被覆されることにより、表面が滑らかに形成されている態様を、例えば図13に示すように実施すること。同図(a)の帯状シート部9は1枚の帯状シート10を備え、該帯状シート10の両帯面が金属蒸着又は樹脂フィルム10aで被覆されている実施態様、同図(b)の帯状シート部9は2枚の帯状シート10を備え、帯状シート部9の両帯面となる各帯状シート10の帯面が金属蒸着又は樹脂フィルム10aで被覆されている実施態様、同図(c)の帯状シート部9は3枚の帯状シート10を備え、帯状シート部9の両帯面となる各帯状シート10の帯面が金属蒸着又は樹脂フィルム10aで被覆されている実施態様をそれぞれ示している。
1 首部冷却品
1a 接触面
2 袋本体
2a 開口
3 結合部
4 被結合部
4a 紐状体
5 貫通穴
6 面ファスナー
8 帯状保冷体
8a 保冷剤
8b 密閉保冷剤袋
9 帯状シート部
10 帯状シート
10a 金属蒸着又は樹脂フィルム
11 係合連結部
12 被係合連結部

Claims (4)

  1. 保冷剤が封入され帯状に形成された帯状保冷体と、該帯状保冷体を内蔵可能に帯状に形成され、該帯状の一方の面が人又は動物の身体表面に接触される接触面となっている袋本体とを備え、
    前記袋本体は、その接触面における該袋本体の長さ方向の一端側に、該袋本体の内外を連通し、前記帯状保冷体を出し入れするための開口が設けられている帯状冷却品であって、
    前記袋本体の内部に対して前記開口から挿脱可能、かつ、該袋本体の反接触面側の内面に敷設可能に形成されている帯状シート部を備え、
    前記帯状シート部は、断熱性又は/及び遮熱性を有する帯状シートを備えている
    帯状冷却品。
  2. 前記帯状シート部は、その両帯面が金属蒸着又は樹脂フィルムで被覆されることにより、表面が滑らかに形成されている請求項1に記載の帯状冷却品。
  3. 前記帯状保冷体及び前記帯状シート部は、それらの帯長方向の少なくとも一端部同士を互いに係合可能又は連結可能な係合連結部と、被係合連結部とが相対的に設けられている請求項1又は2に記載の帯状冷却品。
  4. 前記袋本体には、帯長方向の両端に、互いに結合可能な結合部及び被結合部が相対的に設けられている請求項1〜3のいずれか一項に記載の帯状冷却品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022123467A (ja) * 2021-02-12 2022-08-24 株式会社イノアックコーポレーション 帯状冷却具
JP7190218B1 (ja) * 2022-01-05 2022-12-15 株式会社アイスジャパン 頭皮冷却帽子

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