JP3113543U - 保冷具 - Google Patents
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Abstract
【課題】保冷対象物に加工を施すことなく使用することができ、身体への着脱や運動などによって保冷効果が低下することがなく、優れた保冷効果を得ることができる保冷具を提供する。
【解決手段】保冷具10は、袋状体1に高分子吸水剤を収容して形成された保冷材3と、保冷材3を着脱可能に包むためのシート状の包被材4と、包被材4を保冷対象物である帽子5に装着するための係止手段である両面粘着テープ6と、を備えている。帽子5の内面に両面粘着テープ6を用いて包被材4を装着する。そして、吸水膨張させた後、冷凍した保冷材3を包被材4で包み込み、突片4a,4b同士を重ね合わせ、面ファスナ7a,7b同士を係合させると、保冷具10が帽子5内に固定される。この帽子5を人間の頭部Hに被れば、保冷材3の冷却作用により帽子5内の温度上昇を抑制することができる。
【選択図】 図5
【解決手段】保冷具10は、袋状体1に高分子吸水剤を収容して形成された保冷材3と、保冷材3を着脱可能に包むためのシート状の包被材4と、包被材4を保冷対象物である帽子5に装着するための係止手段である両面粘着テープ6と、を備えている。帽子5の内面に両面粘着テープ6を用いて包被材4を装着する。そして、吸水膨張させた後、冷凍した保冷材3を包被材4で包み込み、突片4a,4b同士を重ね合わせ、面ファスナ7a,7b同士を係合させると、保冷具10が帽子5内に固定される。この帽子5を人間の頭部Hに被れば、保冷材3の冷却作用により帽子5内の温度上昇を抑制することができる。
【選択図】 図5
Description
本考案は、夏場などの気温の高い時期あるいは気温の高い場所などにおいて、防暑を目的として、帽子、着衣などの一部に着脱可能に取り付けて使用する保冷具に関する。
夏場に野外で行われるスポーツ、イベントあるいは作業の際に日射病や熱中症などになるのを防止するとともに、高温下でも快適に過ごせるようにするため、人体の頭部を冷却する機能を備えた帽子が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1記載の帽子は、メッシュ状の表地と、防水性、撥水性を有する裏地との間に、吸水性および保水性を有する高分子繊維からなる不織布を封入して三重構造とした冷却用パッドを、表地側が額部分に当たるようにして、帽子の裏面に着脱自在に取り付けたものである。使用する場合、冷却用パッドを水に浸して引き上げ、雫が垂れない程度に軽く絞った後、帽子の裏面に取り付けた状態にして、頭部に着用する。
一方、特許文献2記載の帽子(冷却用帽体)は、通気性、通水性のある合成繊維織編物を用いた表地と、吸水性、保水性を有する不織布を用いた裏地とで帽体を縫製し、表地と裏地の間に、氷片を収納する収納部を形成したものである。収納部に氷片を収納した状態で当該帽子を着用すると、氷片によって頭部が冷却されるとともに、熱によって溶けた氷から生じる水が不織布に吸水、保水され、冷却効果を持続することができる。
特許文献1記載の帽子は、水を含浸させた冷却用パッドによって冷却効果を発生させるものであるが、水の冷却作用には限界があるため、冷却効果が長時間持続しない。特許文献2に記載の帽子(冷却用帽体)は、水より冷たい氷によって冷却作用を得ているため、特許文献1記載の帽子より冷却効果は優れているが、帽子を頭部に着脱するときや、帽子を着用した状態で頭を下げたりときなどに、収納部から氷が離脱して冷却効果が悪化することがある。また、帽子自体に収納部を設ける必要があるため、普段使用している帽子に直ちに利用することもできない。
本考案が解決しようとする課題は、保冷対象物に加工を施すことなく使用することができ、身体への着脱や運動などによって保冷効果が低下することがなく、優れた保冷効果を得ることができる保冷具を提供することにある。
本考案の保冷具は、袋状体に高分子吸水剤を収容して形成された保冷材と、前記保冷材の少なくとも一部を着脱可能に包む包被材と、前記包被材を保冷対象物に装着するための係止手段と、を備えたことを特徴とする。このような構成とすれば、冷蔵庫などで冷却した保冷材を、保冷対象物に装着された包被材で包んで取り付けることにより、優れた保冷効果を得ることができる。また、包被材が、保冷対象物に装着するための係止手段を有しているため、保冷対象物に加工を施すことなく使用することができる。さらに、保冷材の少なくとも一部が包被材で包まれていることにより、保冷材が動いたり、離脱したりしないので、身体への着脱や運動などによって保冷効果が低下することもない。
ここで、前記保冷材を形成する前記袋状体の少なくとも一部を透水性素材で形成することが望ましい。このような構成とすれば、透水性素材を通して袋状体内の高分子吸水剤へ水分を吸収させたり、高分子吸水剤が含浸した水分を蒸発させたりすることができる。従って、使用前の乾燥顆粒状の高分子吸水剤を収容した保冷材を用意しておき、使用前に水中に浸漬して吸水膨張させて使用することが可能となり、使用前の保冷材の保管、運搬が容易となる。また、吸水膨張した高分子吸水剤中の水分を蒸発させれば乾燥収縮して元の状態に戻るので、不使用保冷材の保管、運搬も容易となる。
一方、前記包被材を保冷対象物に着脱可能に装着するための前記係止手段としては、両面粘着シート、面ファスナ、係止ピンのいずれかを用いることができる。両面粘着シートや係止ピンを用いれば、保冷対象物に何ら加工を施すことなく包被材を係止することが可能となるため、普段使用している帽子や着衣などにも簡単に使用することができるようになる。面ファスナを用いれば、保冷対象物に対する着脱を反復できるようになるため、保冷具の要不要に応じた着脱が可能となるほか、包被材を交換したり、保冷対象物を洗濯したりする場合にも便利である。
本考案の保冷具によれば、保冷対象物に加工を施すことなく使用することができ、身体への着脱や運動などによって保冷効果が低下することがなく、優れた保冷効果を得ることができる。
以下、図面に基づいて本考案の実施の形態について説明する。図1は本考案の実施の形態である保冷具を示す斜視図、図2は図1におけるA−A線断面図、図3は図1に示す保冷具において包被材を展開した状態を示す図、図4は図1に示す保冷具の使用手順を示す図、図5は図1に示す保冷具の使用状態を示す図である。
図1〜図3に示すように、本考案の保冷具10は、袋状体1に高分子吸水剤2を収容して形成された保冷材3と、保冷材3を着脱可能に包むためのシート状の包被材4と、包被材4を保冷対象物である帽子5に装着するための係止手段である両面粘着テープ6と、を備えている。図3に示すように、包被材4は略長方形状であり、その対向する短辺部分にそれぞれ突片4a,4bが形成され、図2に示すように、突片4a,4b同士を重ね合わせたときに対向する面に互いに係脱可能な面ファスナ7a,7bが固着されている。
保冷材3を形成する袋状体1、包被材4はいずれも透水性素材で形成されている。透水性素材としては、不織紙、特殊ポリエステルと特殊ポリプロピレンとを貼り合わせてなる不織布や、ポリエステル・ポリエチレンからなる不織布を用いることができる。袋状体1内に収容される高分子吸水剤2としては、ポリアクリル酸ナトリウム架橋体を用いることができる。なお、これらは一例であって、袋状体1、高分子吸水剤2を限定するものではない。
未使用の保冷具10は、図1,図2に示すように、粘着防止用の保護シート6aが貼着された状態にある両面粘着テープ6を上にした包被材4で保冷材3を巻くようにして包み込み、包被材4の突片4a,4b同士を重ね合わせて面ファスナ7a,7bで係止されている。突片4a,4bとともに面ファスナ7a,7bを引き離すと、図3に示すように、包被材4が展開され、保冷材3が取り出し可能となる。このとき保冷材3内の高分子吸水剤2は水分を含まず、乾燥した微細な顆粒状態にある。
ここで、図4,図5を参照して、保冷具10の使い方について説明する。図4は図1に示す保冷具の使用手順を示す図、図5は図1に示す保冷具の使用状態を示す図である。前述したように、展開された包被材4から取り出した保冷材3を、図4(a)に示すように、容器8内の水Wに浸漬すると、透水性素材で形成された袋状体1を通して内部へ染み込んだ水Wを高分子吸水剤2が吸収して膨張する。この後、水Wから引き上げた保冷材3を、図4(b)に示すように、冷蔵庫11に入れて冷凍する。このとき、予冷材9も同様の手順で吸水膨張、冷凍する。予冷材9は保冷材3とほぼ同じ構造を有し、形状が異なる冷却材である。
次に、図4(c)に示すように、冷蔵庫11内で冷凍した予冷材9および複数の保冷材3を保冷箱12内に収容し、蓋12aを閉止する。予冷材9には、複数の折り曲げ部9aが設けられているため、保冷箱12の内壁に沿って折り曲げることができる。保冷箱12収容された保冷材3は予冷材9によって冷凍状態に保たれたまま使用場所まで運搬することができる。
次に、図3に示すように、保冷材3を取り外した状態にある包被材4の両面粘着テープ6の保護シート6aを剥がし、露出した両面粘着テープ6の粘着面を、保冷対象物である帽子5の内面に貼着することによって、包被材4を装着する。これにより、包被材4は、図2に示した状態と表裏を逆にした状態で折り曲げ、面ファスナ7a,7b同士を係合させてり、分離させたりすることが可能となる。従って、保冷箱12から取り出した保冷材3を、図5に示すように、包被材4で包み込み、突片4a,4b同士を重ね合わせ、面ファスナ7a,7b同士を係合させると、保冷具10全体が帽子5内に固定される。この帽子5を人間の頭部Hに被れば、保冷具10内の保冷材3の冷却作用により帽子5内の温度上昇が抑制され、快適な状態に保つことができる。
このように、冷蔵庫11で冷却した保冷材3を、保冷対象物である帽子5に装着された包被材4で包んで取り付けることにより、優れた保冷効果を得ることができる。また、包被材4が、帽子5に装着するための両面粘着テープ6を有しているため、帽子5に加工を施すことなく使用することができる。さらに、保冷材3は包被材4で包まれているため、帽子5が動いても保冷材3が動いたり、離脱したりしない。従って、頭部Hへの帽子5の着脱や、帽子5を被った状態での運動などによって保冷効果が低下することもない。
また、保冷材3を形成する袋状体1は透水性素材で形成されているため、袋状体1を通して、その内部の高分子吸水剤2へ水分を吸収させたり、高分子吸水剤2が含浸した水分を蒸発させたりすることができる。従って、図3で示したように、使用前の乾燥顆粒状の高分子吸水剤2が収容された保冷材3を用意しておき、使用前に水W中に浸漬して吸水膨張させて使用することができるため、使用前の保冷材3の保管、運搬が容易となる。また、吸水膨張した高分子吸水剤2中の水分を蒸発させれば乾燥収縮して元の状態に戻るので、不使用の保冷材3の保管、運搬も容易である。
また、保冷具10において、突片4a,4bの面ファスナ7a,7bを引き離して包被材4を開けば、保冷材3を容易に着脱することができる。従って、図4(c)で示したように、予め冷凍した複数の保冷材3を予冷材9とともに保冷箱12に収容したものを携帯しておけば、時間の経過により帽子5内において冷却作用を失った保冷材3を、保冷箱12中の冷凍した保冷材3と取り替えることにより、優れた保冷効果を持続させることができる。
次に、図6〜図8を参照して、その他の実施の形態について説明する。なお、図6〜図8中において図1〜図5に示す符号と同符合を付した部分は、保冷具10の構成部分と同じ機能、効果を有する部分であるため、説明を省略する。
図6に示す保冷具20においては、包被材4を帽子5に装着する手段として、互いに係脱可能な面ファスナ21a,21bを用いている。このような構成とすれば、保冷具20が不要となったときは、面ファスナ21aのみを帽子5に残して包被材4および保冷材3を取り外すことができるため、保冷具20の要不要に迅速に対応することができ、便利である。その他の部分の機能、効果などは保冷具10と同様である。
図7に示す保冷具30においては、包被材4を帽子5に装着する手段として、係止ピン31を用いている。係止ピン31を帽子5の外面から内部に向かって挿入するとともにその先端を包被材4に差し込むと、先端の抜け止め部31aにより包被材4が帽子5に装着される。この後、保冷具を3を包被材4で包んで、突片4a,4bの面ファスナ7a,7bを係合させれば、取り付けが完了する。係止ピン31を用いれば、帽子5の内面状況に影響を受けることなく、包被材4を確実に装着することができる。また、係止ピン31を合成樹脂などの非金属素材で形成すれば落雷の危険性も回避することができる。その他の部分の機能、効果などは保冷具10と同様である。
図8に示す実施形態においては、帽子5の内面に形成されたポケット部13aに保冷材3が収容されている。保冷材3は、ポケット部13aの開口部13bから出し入れ可能であるため、前述した実施形態と同様、冷却作用を失った保冷材3の取り替えも簡単である。その他の部分の機能、効果などは保冷具10と同様である。
本考案の保冷具は、夏場の暑さなどから身を守る手段として、帽子や衣服に取り付けて広く利用することができる。
1 袋状体
2 高分子吸水剤
3 保冷材
4 包被材
4a,4b 突片
5,13 帽子
6 両面粘着テープ
6a 保護シート
7a,7b,21a,21b 面ファスナ
8 容器
9 予冷材
9a 折り曲げ部
10,20,30 保冷具
11 冷蔵庫
12 保冷箱
12a 蓋
13a ポケット部
13b 開口部
31 係止ピン
31a 抜け止め部
H 頭部
W 水
2 高分子吸水剤
3 保冷材
4 包被材
4a,4b 突片
5,13 帽子
6 両面粘着テープ
6a 保護シート
7a,7b,21a,21b 面ファスナ
8 容器
9 予冷材
9a 折り曲げ部
10,20,30 保冷具
11 冷蔵庫
12 保冷箱
12a 蓋
13a ポケット部
13b 開口部
31 係止ピン
31a 抜け止め部
H 頭部
W 水
Claims (3)
- 袋状体に高分子吸水剤を収容して形成された保冷材と、前記保冷材の少なくとも一部を着脱可能に包む包被材と、前記包被材を保冷対象物に装着するための係止手段と、を備えたことを特徴とする保冷具。
- 前記袋状体の少なくとも一部を透水性素材で形成した請求項1記載の保冷具。
- 前記係止手段として、両面粘着シート、面ファスナ、係止ピンのいずれかを用いた請求項1または2記載の保冷具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005004330U JP3113543U (ja) | 2005-06-10 | 2005-06-10 | 保冷具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005004330U JP3113543U (ja) | 2005-06-10 | 2005-06-10 | 保冷具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3113543U true JP3113543U (ja) | 2005-09-08 |
Family
ID=43275900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005004330U Expired - Fee Related JP3113543U (ja) | 2005-06-10 | 2005-06-10 | 保冷具 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3113543U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017020151A (ja) * | 2015-07-14 | 2017-01-26 | ダイヤ製薬株式会社 | 頭部冷却用具 |
-
2005
- 2005-06-10 JP JP2005004330U patent/JP3113543U/ja not_active Expired - Fee Related
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