JP3166127U - 簡易背負い保冷具 - Google Patents

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徳明 松波
徳明 松波
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Abstract

【課題】体温を効果的に下げ、暑気から人体を保護することのできる背負い保冷具のコスト面を重視した低価格モデルで、しかも簡単に装着できるようにした背負い具を提供する。【解決手段】人体の背中部に沿うよう装着された基材で、使用前に冷却することにより所定時間蓄冷効果を発揮する保冷剤と、当該保冷剤を充填する袋体と前記袋体で出し入れ自在に収納するため、袋体に留め具を付けたポケットを含む、冷凍・冷蔵用の保冷剤入り本体と、当該本体に背中から肩にかけるための伸縮性帯ベルトを付けた背負い具であって、人体の背中の中心部に装着できるようにしている簡易背負い保冷具。【選択図】図1

Description

本考案は、熱中症防止用の背負い保冷具を簡素化し、コストを抑えた改良版背負い保冷具に関する。
背負い保冷具(特許文献1参照)は、機能性を高めるために、滑り止め効果や保冷効果を上げるための部材を多く使用するため、コスト面を抑えることが難しいという問題があった。また、冷却機能を有する衣服は、冷却剤を収納するための収納ポケットが多数取り付けているため、縫製箇所が多く構造が複雑でコスト面・使用面において問題があると考えられる(特許文献2参照)。さらに、身体冷却装置は2点支持のために、腹部以外で使用すると運動時にずれが生じ、所定の位置に固定できない恐れがあり、使用面で問題がある。(特許文献3参照)
実用新案登録第3130887号 特開2002ー371407号 特開2001ー46416号
使用する部材を減らし、素材・形状を変更し簡素化することで、コストを抑えた背負い保冷具を提供することである。
人体の背中部に沿うよう装着された基材で、使用前に冷却することにより所定時間蓄冷効果を発揮する保冷剤と、当該保冷剤を充填する袋体と前記袋体で出し入れ自在に収納するため、袋体に留め具を付けたポケットを含む、冷凍・冷蔵用の保冷剤入り本体と、当該本体に背中から肩にかけるための伸縮性帯ベルトを付けた背負い具であって、人体の背中の中心部に装着できるようにしていることを特徴とする簡易背負い保冷具。
肩にかけるための伸縮性帯ベルトは、幅20mm〜40mmであって、ゴム糸で編んだ布体であり、長さの調節が被保冷者の体型に合わせることができるよう、調節具を付けている簡易背負い保冷具である。
冷凍・冷蔵用の保冷剤入り袋体は、縦100〜500mmで、横100〜500mm台形、正方形、長方形の袋状、または円形状であって、袋体の表面に撥水性化学繊維もしくは、結露を防止するため通気性の良いメッシュ生地を、裏面に冷気を伝えやすいメッシュ地や化学繊維の生地を使用して、表面と裏面の間にポケットを設けて、ポケットの留め具に、チャックや面ファスナーやボタンやフックを取り付けている。
当該ポケットに保冷剤を挿入するときに、保冷剤を装入する保温資材の容器を、アルミニウム蒸着したポリオフィンの0.2〜1mmのシートの袋にしているこ簡易背負い保冷具である。
本考案は、人体の少なくとも一部に沿うよう形成された基材、使用前に冷却することにより所定時間蓄冷効果を発揮する保冷剤の充填された袋と前記袋を出し入れ自在に収納するためのポケットを含む、冷凍・冷蔵用の保冷剤入り本体に伸縮が自在のゴムベルトもしくは、帯ベルトを付け、当該ベルトを背中から肩にかけることにより、本体を背中に装着する簡易背負い保冷具に関するものである。また、保冷剤の内容物は、ポリマーである。
本考案において、本体の上部が蓄冷剤の出し入れ口となっており、表生地・裏生地の間に留め具として面ファスナーが取り付けられており、出し入れ口を閉じて固定できるようになっていることが好ましい。
本考案において、本体部分に取り付けられている伸縮性ゴムベルトもしくは、帯状のベルトの幅は20mm、厚さ1mmのもので、被保冷者の体型に合わせ長さが調節できるよう、調節具を付けているのが好ましい。
また、本考案において、本体に収納する保温資材は、アルミニウムを蒸着したシートで、縦150mm横220mmの袋状に形成し、上部が出し入れ口になるよう開いている。その出し入れ口にチャックや面ファスナーが取り付けられており、閉じて固定することができる。その中に縦100mm横110mm厚さ10mmで、内容量が150gの保冷剤を2個収納する。そうすることで、保温資材の中央部分より自在に屈曲できるので、被保冷者の動きに追従しやすくなり、装着時の違和感を軽減することができる。
さらに、本考案において、本体を形成する基材には、化学繊維・メッシュ生地の素材を使用することが好ましい。
さらに、本考案において、保冷剤、あるいは蓄冷剤の出し入れ口を本体上部一か所とすることで、縫製箇所が減少し、コスト面を抑えることができて好ましい。
本考案において、ベルト幅を20〜25mmにすることで、装着時の脇周りの違和感や圧迫感が軽減され好ましい。
また、本考案において、保冷剤の内容物に植物性抽出物が混入されたポリマーを使用することで、もし保冷剤が不要になった際に内容物を皿等に取り出し、匂いの気になる個所に置くと消臭剤として再利用できるようになり、環境にも優しく好ましい。
さらに、本考案において、蓄冷剤は、家庭用冷蔵冷凍庫の冷凍室で繰り返し何度でも凍らせて使用することができるものが経済性などの観点から実用上、好ましい。
本体の形状を縫製のしやすさまで考慮し、また、使用する部材も減らすことで、コストを下げることができる。上述のように、本考案によれば、必要最低限の機能を持った低価格な背負い保冷具を提供することができる。
本体に取り付けられたベルトを肩から脇にかけることで背中部分に装着・固定ができ、しかも簡単に着脱が可能となるため、好適である。
この簡易背負い保冷具を工事現場の作業員の方に使用してもらったところ、夏場の30℃以上の環境下でも、背中部の保冷効果が3時間ほど続いた。また、重量感あるいは装着の違和感を示さなかった。
コンパクトなので身体に密着でき、作業着の下に装着しても目立たず、作業性の悪化も無い。また、いかなる動きに対しても追従性が良く、しかも、所定の位置よりずれる事も無かった。
A 簡易背負い保冷具 表面の詳細図 B 簡易背負い保冷具 裏面の詳細図 簡易背負い保冷具の使用姿図 保温資材の容器の図 保温資材の容器に保冷剤収納時の図
図1で示す背負い保冷具は、長方形に形成された本体1に伸縮自在な幅20mmのゴムバンド2を取り付け、バンド2に付けている調節具3を用いの被保冷者の体型に合わせ、バンド2の長さを調節し、図2で示すように背中に装着し固定する。
保冷剤の出し入れ口を本体の上部とし、表生地aと裏生地bに面ファスナー4を取り付けて自在に開閉、固定ができるようにする。表生地aに耐水性が高い化学繊維を使用すれば、冷気による結露や湿気に強く好ましい。また、裏生地bには通気性の良いメッシュ生地等を使用し、保冷剤からの冷気を効率よく伝えることができる様にする。
装着方法は、図2の通り。図1で示す簡易背負い保冷具は、縦155mm横255mm厚さ25mm(保冷剤収納時)の長方形に形成されており、表面の生地に水分に強いナイロン地を用い、また、裏面の生地には通気性の良いメッシュ生地を用いている。保冷剤からの冷気を効率よく装着者の身体に伝える事ができ、またさらに、汗や結露により本体が湿った場合でも形状に変化を見せなかった。
実施例1と同様な簡易背負い保冷具の本体上部が開口部となっており、保冷剤を収納した保冷袋の出し入れ口となっている。また、表面生地aと裏面生地bに面ファスナー4を付け、閉口時に固定できる様になっている。本体には、伸縮自在な幅20ミリのゴムバンド2が、本体の両端2カ所に上から下に輪になる様に取り付けられている。さらに、装着者の体型に合わせゴムバンドの長さが調節できるよう調整具3も取り付けられている。
図3で示すように、保冷袋はアルミニウムを蒸着した0.2〜1mmのシートで縦155mm横220mmの長方形で袋状に形成されている。また、開口部に気密性が高い樹脂製のチャック5が取り付けている。万が一、保冷剤7の容器が破損し内容物が溢れ出した場合でも、保冷袋によって遮断され、装着者の身体に内容物が触れるのを防ぐ事ができる。
保冷剤7は、縦110mm横115mm厚さ10mmで、内容物には高吸水性ポリマーを使用する。また、図4で示すように保冷剤7を保冷袋内に並列して収納する事で、保冷袋中央部分より自在に屈曲できる様になり、装着者のいかなる動きに対して追従性が増し適している。
保冷剤7の内容物に植物性抽出物を加える事で、保冷剤7が不要になった際に、内容物を皿等に出して臭いの気になる場所に置けば、消臭剤として再利用する事ができて、ゴミをへらすことに繋がり、環境にもやさしくなり、より好ましい。
1.簡易背負い保冷具 本体
2.ゴムバンド
3.調節具
4.面ファスナー
5.樹脂製のチャック
6.アルミ蒸着したポリオレフィンの0.2〜1mmのシート
7.保冷剤

Claims (4)

  1. 人体の背中部に沿うよう装着された基材で、使用前に冷却することにより所定時間蓄冷効果を発揮する保冷剤と、当該保冷剤を充填する袋体と前記袋体で出し入れ自在に収納するため、袋体に留め具を付けたポケットを含む、冷凍・冷蔵用の保冷剤入り本体と、当該本体に背中から肩にかけるための伸縮性帯ベルトを付けた背負い具であって、人体の背中の中心部に装着できるようにしていることを特徴とする簡易背負い保冷具。
  2. 肩にかけるための伸縮性帯ベルトは、幅20mm〜40mmであって、ゴム糸で編んだ布体であり、長さの調節が被保冷者の体型に合わせることができるよう、調節具を付けていることを特徴とする請求項1に記載の簡易背負い保冷具。
  3. 冷凍・冷蔵用の保冷剤入り袋体は、縦100〜500mmで、横100〜500mm台形、正方形、長方形の袋状、または円形状であって、袋体の表面に撥水性化学繊維もしくは、結露を防止するため通気性の良いメッシュ生地を、裏面に冷気を伝えやすいメッシュ地や化学繊維の生地を使用して、表面と裏面の間にポケットを設けて、ポケットの留め具に、チャックや面ファスナーやボタンやフックを取り付けていることを特徴とする請求項1に記載の簡易背負い保冷具。
  4. 当該ポケットに保冷剤を挿入するときに、保冷剤を装入する保温資材の容器を、アルミニウム蒸着したポリオフィンの0.2〜1mmのシートの袋にしていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の簡易背負い保冷具。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020105661A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 石岡 大樹 胸部用防弾パネル型保冷具、およびそれを利用した冷却衣
JP2020186494A (ja) * 2019-05-16 2020-11-19 株式会社金星 保冷材ホルダー

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