JP2020028247A - 疲労感軽減剤および疲労感軽減用飲食品組成物 - Google Patents

疲労感軽減剤および疲労感軽減用飲食品組成物 Download PDF

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光 杉浦
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Abstract

【課題】疲労感軽減作用を有するものを見出し、それを有効成分とする疲労感軽減剤、また当該疲労感軽減剤を含む飲食品組成物を提供する。【解決手段】疲労感軽減剤であって、水素を有効成分とし、疲労感は倦怠感を含む、疲労感軽減剤。また、疲労感を軽減するための飲食品組成物であって、上記疲労感軽減剤を含み、疲労感は倦怠感を含む、疲労感軽減用飲食品組成物。【選択図】図1

Description

本発明は、水素を有効成分とする疲労感軽減剤に関するものである。また、本発明は、当該疲労感軽減剤を含む疲労感軽減用の飲食品組成物、とりわけ飲料の形態をとる飲食品組成物にも関する。
現代の日本社会においては、疲労感を自覚する人が増えている。特に、近年はIT化・24時間社会化が進むにつれ、ストレスを受ける機会も多く、休息や睡眠をとっても疲労感等が容易に回復しない症状に悩む人の増加が問題となっている。
疲労感には、身体的な疲労感だけでなく、精神的な疲労感、さらには身体的な疲労感と精神的な疲労感とが複合的に関与したものも存在すると考えられている。身体的な疲労感と精神的な疲労感が複合的に関与した状態とは、例えば疲労感が蓄積すると、活動能力の減退や活動意欲の低下により、動きたくても動きづらい状態となってしまって精神的なストレスが蓄積した状態である。精神的な疲労感だけであれば、その原因となるストレスを解消するために運動を行うことが考えられるが、身体的な疲労感と精神的な疲労感とが複合的に関与している場合、運動によりかえってさらなる疲労感を蓄積してしまうといった新たな問題が生まれている。
疲労感等の軽減効果を標榜するものとして、医薬品、医薬部外品やサプリメント等が上市されているが、現代人にとっては、飲食品の摂取など、より手軽な方法で疲労感を解消することが望まれている。
水素は、分子状の水素が体内の活性酸素(酸素ラジカル)を除去することにより、さまざまな健康増進作用があるものと期待されており、例えば、水素自体の生理活性機能に着目した飲料として、茶類、果実・野菜類等からなる機能性原料を水素水に配合した水素含有飲料に係る発明が提案されている(特許文献1参照)。また、水素を水に溶解させる方法として、ガス透過膜を介して原料水に所定圧に加圧した水素を溶解させる工程と、溶解後の水素水の水素濃度を測定する工程と、水素濃度が所定範囲になるように、加圧水素の圧力を調整する工程を備えた飲料用水素含有水の製造方法が提案されている(特許文献2参照)。
しかし、水素が疲労感に与える影響については、十分な知見が存在しなかった。
特開2013−169153号公報 特許4573904号公報
本発明は、疲労感軽減作用を有するものを見出し、それを有効成分とする疲労感軽減剤、また当該疲労感軽減剤を含む飲食品組成物を提供することを目的とする。
本発明者は上記問題を解決すべく研究を行った結果、水素が、疲労感軽減作用、とりわけ倦怠感を軽減できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
具体的には、本発明は以下のとおりである。
〔1〕 疲労感軽減剤であって、水素を有効成分とし、前記疲労感は倦怠感を含む、疲労感軽減剤。
〔2〕 前記倦怠感が、運動負荷後であって就寝前の倦怠感を含む、〔1〕に記載の疲労感軽減剤。
〔3〕 前記倦怠感の軽減が、身体のだるさの軽減、活力の向上、および精神的な疲れの軽減からなる群より選択される1または2以上を含む、〔1〕または〔2〕に記載の疲労感軽減剤。
〔4〕 運動負荷後の爽快感向上効果を有する、〔1〕〜〔3〕に記載の疲労感軽減剤。
〔5〕 前記倦怠感がVAS(Visual Analogue Scale)検査によって評価される、〔1〕〜〔4〕に記載の疲労感軽減剤。
〔6〕 1日1回以上、水素に換算して1日当たり0.06mg以上投与される、〔1〕〜〔5〕に記載の疲労感軽減剤。
〔7〕 一週間以上連続して投与される、〔6〕に記載の疲労感軽減剤。
〔8〕 疲労感を軽減するための飲食品組成物であって、〔1〕〜〔7〕に記載の疲労感軽減剤を含み、前記疲労感は倦怠感を含む、疲労感軽減用飲食品組成物。
〔9〕 飲料の形態である、〔8〕に記載の疲労感軽減用飲食品組成物。
〔10〕 水素含有量が0.06〜1.6mgである、〔8〕または〔9〕に記載の疲労感軽減用飲食品組成物。
〔11〕 〔1〕〜〔7〕に記載の疲労感軽減剤または〔8〕〜〔10〕に記載の飲食品組成物を投与することを含む、疲労感軽減作用を発揮させる方法(医療行為を除く)であって、前記疲労感は倦怠感を含む、方法。
本発明に係る疲労感軽減剤によれば、水素を有効成分とすることにより、手軽に摂取することが可能でありながら、疲労感(とりわけ倦怠感)を軽減することができる。
図1は、実施例飲料群およびプラセボ飲料群における身体のだるさのVAS検査評価結果を表したグラフである。 図2は、実施例飲料群およびプラセボ飲料群における活力のVAS検査評価結果を表したグラフである。 図3は、実施例飲料群およびプラセボ飲料群における精神的な疲れのVAS検査評価結果を表したグラフである。 図4は、実施例飲料群およびプラセボ飲料群における爽快感のVAS検査評価結果を表したグラフである。
〔疲労感軽減剤〕
本発明の一実施形態に係る疲労感軽減剤は、水素を有効成分とするものである。
本実施形態の疲労感軽減剤により軽減される疲労感は、倦怠感を含む。
ここで、本実施形態において、「疲労」とは、主に肉体的および精神的活動によって生じた独特の不快感と休養の願望を伴う身体活動能力や思考能力の減退状態をいう。「疲労感」とは、疲労が存在することを自覚する感覚をいい、多くの場合不快感と活動意欲の低下が認められる。
また、本実施形態における「倦怠感」とは、上記疲労の中でも特に身体の活動能力や思考能力の減退状態に起因して、活動意欲の低下があり、これらを自覚している感覚をいう。かかる倦怠感は、特に身体的な疲労感と精神的な疲労感とが複合的に関与した状態ということができる。
「倦怠感」は、例えば、身体のだるさ、脱力感、活動意欲、活力、精神的な疲れなどとして評価することができ、中でも、身体のだるさ、活力、精神的な疲れとして評価することが好適である。
ここで、疲労感が蓄積すると、活動能力の減退や活動意欲の低下により、動きたくても動きづらい状態となってしまって精神的なストレスが蓄積し、身体的な疲労感と精神的な疲労感との複合的な状態に陥ってしまうことがある。また、精神的な疲労感は、外部から受ける精神的ストレスが一因になるとされており、運動を行うことによってストレスを解消する方法が提唱されている。しかし、例えば、習慣的に運動をしていない人においては、運動負荷による身体的疲労感が、かえってストレスや精神的な疲労感の原因となることがあり、このような状態においては身体的な疲労感と精神的な疲労感との複合状態になっているものと考えられる。
これに対し、本実施形態に係る疲労感軽減剤においては、このような身体的な疲労感と精神的な疲労感との複合状態(すなわち、倦怠感が蓄積した状態)を軽減することができる。
本実施形態において、倦怠感の軽減は、身体のだるさの軽減、活力の向上、および精神的な疲れの軽減からなる群より選択される1または2以上を含むことが好ましい。
「身体のだるさ」は、上記疲労感の中でも、身体の活動能力の減退状態と、これに伴う活動意欲の低下があり、これらを自覚している感覚をいう。
「活力」は、活動を生み出す力、元気よく動いたり働いたりする力をいい、活動意欲などとしても評価することができる。
「精神的な疲れ」は、上記疲労の中でも特に精神的活動能力の減退状態があり、それを自覚している感覚をいう。「精神的な疲れ」は、例えば、集中力・思考力の低下や感情の不安定化、意欲の低下などとして評価することもできる。
本実施形態に係る疲労感軽減剤は、運動負荷後の倦怠感に対し好適に適用することができ、また、就寝前の倦怠感に対し好適に適用することができる。なかでも、運動負荷を受けた当日であって就寝前の倦怠感に対し、特に好適に適用することができる。
ここで、本実施形態において「就寝前」とは就寝前30分以内をいい、以下も同様である。例えば、「就寝前の倦怠感」とは、就寝前30分以内に自覚される倦怠感をいう。
また、本実施形態において、「運動負荷」とは上記疲労感を付与する肉体的活動をいい、以下も同様である。本実施形態の適用対象となる運動負荷は、例えば、カルボーネン法の計算式にもとづき、運動強度が50%以上(好ましくは50〜70%)となる心拍数が10分以上(好ましくは30〜60分程度)維持される程度の運動負荷であってよい。また、運動負荷は、就寝前10〜14時間の間に行われていることが好ましい。
ここで、運動負荷後の倦怠感は、通常、運動負荷からの時間経過とともに回復するものと考えられている。しかし、本発明者らが得た知見によれば、一旦回復したと思われる倦怠感が就寝前にぶり返すという事象が認められた。かかる事象に対し、本実施形態の疲労感軽減剤によれば、運動負荷後であって就寝前の倦怠感が軽減されるため、適用対象として特に好適である。
また、本実施形態に係る疲労感軽減剤は、上記倦怠感の軽減に加えて、運動負荷後の爽快感向上効果を有することが好ましい。
「爽快感」は、爽やかで清々しい(晴れやかな)感覚をいう。なお、本実施形態の好ましい一態様においては、「運動負荷後の爽快感」が向上するものであるところ、かかる運動負荷後の爽快感は、味覚や嗅覚で知覚される爽快感(清涼感など)を含まない。運動負荷後の爽快感は、例えば、運動負荷による高揚感や満足感、運動を完遂した達成感、運動負荷による緊張状態や苦痛からの解放感、などとしても評価することができる。
かかる爽快感は、通常、運動負荷により向上し、運動負荷からの時間経過とともに低下している傾向が認められるが、本実施形態の好ましい一態様においては、運動負荷後の爽快感の低下を抑制することができ、非投与群と対比して運動負荷後の爽快感を向上させることができる。運動負荷後の爽快感向上効果は、例えば、運動負荷後20〜90分後において確認することができる。
ここで、運動負荷後の爽快感向上効果は、上記倦怠感軽減効果(特に、身体のだるさの軽減,活力の向上,精神的な疲れの軽減)よりも早い時間帯に確認される傾向がみられる。このことから、運動負荷後においては、本実施形態に係る疲労感軽減剤は、まず爽快感向上効果が得られ、かかる爽快感の向上が、倦怠感の軽減(特に就寝前の倦怠感軽減)につながっている可能性が考えられる。ただし、本実施形態に係る疲労感軽減剤の作用機序は、かかる機序に限定されるものではない。
上記倦怠感(身体のだるさ,精神的な疲れ,活力)または爽快感は、個人の主観的な感覚ではあるが、可能な限り客観的に評価することが好ましく、例えば、抗疲労臨床評価ガイドライン(日本疲労学会)に準拠して評価することができる。また、上記の評価対象項目は、被投与者の感覚を数値化することで評価されることが好ましく、VAS(Visual Analogue Scale)検査によって評価されることが好ましい。より具体的には、VASに基づき身体のだるさを評価する場合、0〜100mmのスケールにおいて(通常、長さ100mmの線の上で)、身体のだるさが全くない状態を「0」mm、経験しうる最大の身体のだるさを「100」mmとし、特定の時点(運動直後,運動後の所定時間経過後,就寝前)で被投与者自らが感じる身体のだるさを、0(全くない)〜100(経験しうる最大の身体のだるさ)の範囲内で評価させる。かかるVASによれば、疲労等の症状とその回復の程度をパラメーターとして評価することが可能になる。
本実施形態の効果を評価する場合、2群における評点(通常は平均値)の差異が有意な差異であるか否かについて、有意確率(p)を算出することにより評価することができる。なお有意確率pの算出は、統計学上で既知の方法、例えばt検定により行ってもよい。一般的に有意差はp<0.05(5%)であるとされるが、有意差を示唆する数値としてp≦0.1を基準として評価を行うこともできる。
本実施形態に係る疲労感軽減剤の形態は、固体状でも液体状でもよいが、有効成分である水素の物理的な性質を考慮すると、本実施形態に係る疲労感軽減剤は、液体状であることが好ましい。
疲労感軽減剤に水素を含有させる方法は特に限定されないが、例えば、標準大気圧以上の水素ガスもしくは水素ガス含有気体を細かい気泡の状態で溶媒中に吹き込む方法(所謂バブリング)、または、中空糸膜等の気体透過膜を介して、液体溶媒中に水素を注入する方法等が挙げられる。さらに、水素を発生させることのできる原材料を顆粒状とし、これを溶媒に溶解させて水素を発生させる方法でもよい。これら以外の方法であっても、水素を所定の濃度以上に含有させることが可能な方法であれば、その方法は問わない。ただし、上記方法の中でも、水素濃度を高い値とすることができるうえ、所定期間経過後も水素濃度を高い値に保持できることから、中空糸膜を介して液体溶媒中に水素を注入する方法が特に好ましい。
水素を含有させる溶媒は水が好ましいが、本発明の効果が奏され、尚且つ飲料に適したものであれば特に限定されない。水は、飲食用に適しているものであれば、硬水、軟水の種類やその他の性質は問わず、予め脱気処理された脱気水を用いてもよい。
水素は、溶媒に含有されてから最終製品としての疲労感軽減剤が使用されるまでの間、最終製品としての疲労感軽減剤において溶解または分散した状態で存在していることが好ましい。
疲労感軽減剤における水素の濃度は、0.1ppm以上であることが好ましく、0.3ppm以上であることがより好ましく、0.7ppm以上であることが特に好ましい。一方、疲労感軽減剤における水素濃度の上限値は特に限定されないが、例えば、3.0ppmであってよく、2.5ppm以下であってよい。水素濃度は、例えば溶存水素測定器で測定することができる。
本実施形態に係る疲労感軽減剤は、水素を高濃度で含有している水素水、つまり高濃度水素水そのものであってもよい。高濃度水素水は、溶媒である水に、1〜数ppmといった水素の飽和溶解量と比較して高い濃度に水素を溶解または視認できない程度の微細気泡の状態で含有させた水をいう。
なお、本実施形態における水素水は、水素分子を水に溶解または分散させたものを指す。ここで、大気中においても微量の水素は存在しており、大気圧下でも当該微量水素は水に溶けるが、本実施形態においては特に別途水素を添加していないイオン交換水、蒸留水等は水素水に含まれないものとした。
なお、出願人が販売する水素水の水素濃度は、工場出荷時から賞味期限までの間、未開封の場合0.3ppm以上を維持している。
本実施形態に係る疲労感軽減剤の投与方法は、経口投与であることが好ましい。
疲労感軽減剤の投与回数等は、疲労感の症状に応じて適宜設定することができるが、例えば、投与回数は1日1回以上とすることが好ましい。投与量は、水素に換算して1日当たり0.06mg(0.2ppmの水素水×300mL)以上とすることが好ましく、0.15mg以上とすることがさらに好ましく、0.24mg以上とすることが特に好ましい。投与量の上限は特に限定されないが、例えば、水素に換算して1日当たり1.6mg(1.6ppm×1000mL)以下とすることができ、さらには1.2mg以下とすることができる。
疲労感軽減剤の投与期間は、2日以上連続して投与することが好ましく、一週間以上連続して投与することが特に好ましい。投与のタイミングは、疲労感等の原因となる肉体的活動や運動負荷の後またはその最中のみならず、疲労感等の症候を予防する観点から、活動前であってもよい。例えば、倦怠感を生じせしめる運動負荷の前に、被投与者に予め疲労感軽減剤を投与することもできる。
以上述べた実施形態に係る疲労感軽減剤によれば、水素を有効成分とすることにより、手軽に摂取することが可能でありながら、疲労感(とりわけ倦怠感)を軽減することができる。また、かかる疲労感軽減剤を投与することにより、疲労感(とりわけ倦怠感)の軽減作用を発揮させる方法(医療行為を除く)とすることができる(本発明に係る疲労感軽減作用を発揮させる方法の一態様に該当)。
〔疲労感軽減用飲食品組成物〕
本実施形態に係る疲労感軽減用飲食品組成物は、上記実施形態に係る疲労感軽減剤を含むものである。ここで、疲労感軽減用飲食品組成物により軽減される疲労感は、倦怠感を含む。
飲食品組成物の摂取方法、摂取回数、摂取量、摂取期間等は特に限定されないが、前述した疲労感軽減剤と同様であることが好ましい。
ここで、飲食品とは、人の健康に危害を加えるおそれが少なく、通常の社会生活において、経口又は消化管投与により摂取されるものをいう。したがって、本実施形態における「飲食品」は、経口的に摂取される一般食品、健康食品(機能性飲食品)、保健機能食品(特定保健用食品,機能性表示食品,栄養機能食品)等を幅広く含むものである。本実施形態に係る飲食品は、当該飲食品またはその包装に、水素が有する疲労感軽減作用を表示することのできる飲食品であることが好ましく、保健機能食品(特定保健用食品,機能性表示食品,栄養機能食品)であることが特に好ましい。
本実施形態に係る飲食品組成物は、疲労感軽減剤の有効成分である水素により、疲労感(とりわけ倦怠感)を軽減できるものである。
ここで、飲食品組成物に水素を含有させるにあたり、水素には味がないため、どのような飲食品組成物に添加しても素材の味に悪影響を与えない。水のように無味なものは無味のまま、苦味、甘みやえぐみなど人によっては不快感にもなり得る味わいがないため、どのような飲食品組成物にも添加が可能であり、そして少量添加するだけで疲労感(とりわけ倦怠感)の軽減効果があるため、日常の食品や飲料で簡単かつ自然に疲労感を軽減することができる。
飲食品組成物の形態は特に限定されないが、摂取の容易さおよび水素の保持のしやすさの観点から、飲料の形態であることが特に好ましい。飲料の中でも、飲用水に水素を溶解または分散させた水素水のほか、栄養ドリンク、スポーツドリンク、果実飲料、野菜飲料、野菜果汁混合飲料、機能性飲料、炭酸飲料、乳性飲料、コーヒー飲料、茶飲料等を例示することができる。なかでも、種々の生理効果を有し、健康に寄与する飲料として、栄養ドリンク、スポーツドリンク等とするならば、呈味がよく、疲労感軽減効果も期待されるため好ましい。
飲料の形態とする場合は、そのまま飲用することができる、いわゆるRTD(Ready to Drink)形態の飲料として提供できるほか、水などに溶解して水素を発生させて飲用する、いわゆる顆粒タイプの飲料としても提供することができる。そのまま飲用できるRTD形態の飲料が、手軽に摂取できる観点から特に好ましい。
本実施形態に係る飲食品組成物の形態が、RTD形態の飲料である場合には、例えば、150〜600mLまたは150〜600g入り容器に1回当たりの摂取量を添加すると、短時間で効率的な摂取が可能となる。
また、本実施形態に係る飲食品組成物における水素含有量は、1回当たりの摂取量を考慮し、1本または1個装あたり0.06mg以上であることが好ましく、0.15mg以上であることがさらに好ましく、0.24mg以上であることが特に好ましい。水素含有量の上限は特に限定されないが、例えば、1本または1個装あたり1.6mg以下とすることができ、さらには1.2mg以下とすることができる。
本実施形態に係る飲食品組成物は、上記疲労感軽減剤のほか、飲食品の製造に用いられる一般的な食品素材を適宜添加することができる。かかる食品素材としては、各種糖質、甘味料、酸味料、食塩、乳化剤、増粘剤、香料、アミノ酸、果汁等が挙げられる。
糖質としては、蔗糖、異性化糖、グルコース、フラクトース、パラチノース、トレハロース、ラクトース、キシロース等の糖類;ソルビトール、キシリトール、エリスリトール、ラクチトール、パラチニット、還元水飴、還元麦芽糖水飴等の糖アルコール類;などが挙げられ、黒糖蜜等の糖蜜を用いてもよい。
甘味料としては、スクラロース、アスパルテーム、ステビア、アセスルファムカリウム等の高甘味度甘味料が挙げられる。
このほか、クエン酸、乳酸、リンゴ酸等の酸味料;蔗糖脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、レシチン等の乳化剤;カラギーナン、キサンタンガム、グァーガム、ペクチン、ローカストビーンガム等の増粘(安定)剤;レモン果汁、オレンジ果汁、ベリー系果汁等の果汁類等を添加してもよい。
さらに、これらの他にも、ビタミンA、ビタミンB類、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE等のビタミン類;カルシウム、鉄、マンガン、亜鉛等のミネラル類;などを添加することが可能である。
本実施形態に係る飲食品組成物は、常法に従って製造することができる。例えば、高濃度水素水の形態であれば、所望により脱気処理を施した水に、バブリング法または気体透過膜法により水素を注入して高濃度水素水を調製し、容器に充填して殺菌すればよい。また、その他の食品素材を含む飲料である場合は、予め調製した高濃度水素水に食品素材を添加してもよく、食品素材を水に添加した飲料原液に水素を注入してもよい。
殺菌方法は、食品衛生法に定められた条件と同等の効果が得られる方法を適宜選択することができるが、水素濃度を可能な限り保持するという観点から、殺菌は容器封入後、容器ごと殺菌する方法が好ましい。殺菌方法としては、レトルト殺菌等があるが、容器ごと殺菌する方法であれば、高温の水を容器外部から浴びさせる方法等を選択することができる。
容器としては、缶(アルミニウム、スチール)、瓶(ガラス)、レトルトパウチ、PETボトル、紙容器等が挙げられるが、水素のバリア性が高い容器が好ましいことから、金属缶、金属積層フィルムを用いた容器(いわゆるパウチ形態の容器)、ガラス瓶を用いることが好ましい。
以上述べた実施形態に係る疲労感軽減用飲食品組成物によれば、手軽に摂取することのできる飲食品組成物により、疲労感(とりわけ倦怠感)を軽減することができる。また、かかる飲食品組成物を摂取させることにより、疲労感(とりわけ倦怠感)の軽減作用を発揮させる方法(医療行為を除く)とすることができる(本発明に係る疲労感軽減作用を発揮させる方法の一態様に該当)。
以下、具体例を示すことにより本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は下記の具体例に何ら限定されるものではない。
〔製造例〕実施例飲料およびプラセボ飲料の製造
特許第5746411号に記載の方法に従い、中空糸モジュールを用いて脱気水に水素を吹き込んで高濃度水素水を調製し、これを飲み口付きアルミパウチに密封充填して加熱殺菌し、実施例飲料(1本300mL,水素濃度:0.87ppm)を製造した。なお、溶存水素濃度は、ユニセンス社溶存水素計を用いて測定した(検出限界:0.005ppm)。なお、かかる実施例飲料は、下記試験で使用するまで水素濃度がほとんど変化せず、未開封の状態で水素濃度0.85ppm以上を維持していた。
一方、水素を吹き込まず脱気水をそのまま飲み口付きアルミパウチに密封充填して加熱殺菌し、プラセボ飲料(1本300mL,水素濃度:0ppm)を製造した。
〔試験例〕水素水摂取による疲労感軽減効果の検証
実施例飲料およびプラセボ飲料を用い、以下のようにして疲労感軽減効果を検証した。なお、運動負荷にはエルゴメーター(エアロバイク(登録商標)ai,コンビ社製)を用い、身体のだるさ、活力、精神的な疲れ、および爽快感の評価には、自己評価尺度であるVAS(Visual Analog Scale)を用いた。
無作為に選抜された健常な成人男女21名(36.1±4.5歳)を被験者とした。なお、被験者は、過去1年間習慣的に運動をしていない方とし、運動が週に1回以下であることを「習慣的に運動をしていない」目安とした。
被験者全員を無作為にA群およびB群の2群に分け、実施例飲料を摂取する試験とプラセボ飲料を摂取する試験との合計2回の試験を実施した(クロスオーバー試験)。被験者は、実施例飲料(1本300mL,水素濃度:0.85〜0.87ppm)またはプラセボ飲料(1本300mL,水素濃度:0ppm)を、1日1本、自由なタイミングで摂取させた。
疲労感軽減作用の確認試験は次のようなスケジュールで実施した(表1参照)。
(1)A群には実施例飲料を、B群にはプラセボ飲料を、それぞれ1週間摂取させた(300mL/1本,1日1回1本の自由摂取,各回の摂取タイミングは起床〜就寝まで任意の間で被験者の任意とした。)。
(2)摂取期間後の運動負荷試験
(2−1)運動負荷試験当日は、朝食を欠食
(2−2)運動前の疲労感調査(VAS)
(2−3)運動40分前に食事を摂取
(2−4)強度60%の運動負荷を50分間実施
(2−5)運動直後の疲労感調査(VAS),調査後に実施例飲料またはプラセボ飲料を摂取
(2−6)運動60分後の疲労感調査(VAS)
(2−7)運動10〜14時間後であって就寝前30分以内の疲労感調査(VAS)
(3)実施例飲料およびプラセボ飲料を摂取させない期間(ウォッシュアウト期間)を1週間設けた。
(4)A群およびB群を入れ替え(A群:プラセボ飲料,B群:実施例飲料)、(1)および(2)の試験を実施(クロスオーバー試験)。
Figure 2020028247
運動負荷は、エルゴメーターを用いて行い、エアロバイク(登録商標)の運動強度は60%に設定した。この条件は有酸素運動と無酸素運動の境界域であるAT(Anaerobic Threshold :嫌気性代謝閾値)付近の運動を想定したものである。よって、軽度の運動のみならず日常生活の労作も評価の対象とした条件である。なお、試験はカルボーネン法により運動強度60%となるよう目標心拍数を設定し心拍数一定条件で実施した。より具体的には、目標心拍数={(220−年齢)−安静時心拍数}×運動強度(0.6)+安静時心拍数の計算式において運動強度が60%となる目標心拍数を設定した。
本試験例におけるVAS検査は、被験者が、特定の時点(運動前,運動直後,運動60分後,就寝前)において、「身体のだるさはありますか?」、「活力はありますか?」、「精神的な疲れはありますか?」、「爽快感はありますか?」との各問いに対し、全くない状態を0mm、経験しうる最大の身体のだるさ(または活力,精神的な疲れ,爽快感)を100mmとし、0mm〜100mmの線分上に被験者自身の状態を記入させることで行った。VAS検査の評価には、被験者が記入した線分上の位置を定規により測定し、小数点第一まで計測した数値を採用した。
実施例飲料を摂取した場合とプラセボ飲料を摂取した場合とのそれぞれについて、上記特定の時点のVAS法評価結果の数値を全被験者について集計し、運動前の数値と、それ以外の特定の時点(運動直後,運動60分後,就寝前)の数値との差分を算出した。かかる差分は被験者自身が自覚した疲労感の経時変化ということができる。
かかる運動前の数値と特定時点の数値との差分について、平均値を算出するとともに、有意確率(p)を算出し、これらの平均値の差異が有意な差異であるか否かを評価した。なお、有意確率pは、SPSS14.0を使用しt検定を行うことで算出した。判断基準としては、p≦0.05を有意差ありとし、p≦0.1を有意傾向ありとして、評価を行った。
結果を図1〜図4に示す。
(結果・考察)
「身体のだるさ」について、運動前と運動後就寝前とのVAS結果の差分が、プラセボ飲料群では平均値19.7であるのに対し、実施例飲料群では8.5であり、両群の有意確率p=0.039であったことから、就寝前の身体のだるさは実施例飲料群において有意に軽減されていると認められた。ここで、プラセボ飲料群においては、運動負荷60分後(VAS結果平均値:13.3)と比べて就寝前(同19.7)の値が増えており、身体のだるさが就寝前にぶり返す傾向が認められたが、実施例飲料群においてはぶり返しが観察されなかった。
また、「活力」について、運動前と運動後就寝前とのVAS結果の差分が、プラセボ飲料群で平均値−15.4であるのに対し、実施例飲料群では−0.9であり、両群の有意確率p=0.010であったことから、就寝前の活力が実施例飲料群において向上していると認められた。
同様に、就寝前の「精神的な疲れ」が、プラセボ飲料群(運動前との差分の平均:14.3)と実施例飲料群(同1.3)との両群の有意確率p=0.064であり、運動後就寝前の精神的な疲れが実施例飲料群において軽減されている傾向が認められた。
さらに、運動60分後の「爽快感」が、プラセボ飲料群(運動前との差分の平均:7.6)と実施例飲料群(同15.1)との両群の有意確率p=0.070であり、運動60分後の爽快感が実施例飲料群において向上している傾向が認められた。爽快感は、運動負荷直後ではプラセボ飲料群(運動前との差分の平均:26.0)および実施例飲料群(同25.0)が同程度に向上し、その後時間経過とともに低下している傾向が認められるが、実施例飲料群では時間経過による爽快感の低下傾向が抑制されていた。この結果から、運動負荷からの時間経過による爽快感低下の抑制効果(プラセボ飲料群に対する爽快感向上効果)は、より早い時間帯(例えば、20分後)でも得られるものと推測される。
また、運動負荷後の爽快感向上効果は、上記倦怠感軽減効果(身体のだるさの軽減,活力の向上,精神的な疲れの軽減)よりも早い時間帯に確認されていたことから、実施例飲料群は、運動負荷後においてまず爽快感向上効果が得られ、かかる爽快感の向上が、倦怠感の軽減(特に就寝前の倦怠感軽減)につながっている可能性が考えられる。
本発明に係る疲労感軽減剤によれば、手軽に摂取することが可能でありながら、疲労感(とりわけ倦怠感)を軽減することができ、また活力を向上させることができる。

Claims (11)

  1. 疲労感軽減剤であって、水素を有効成分とし、前記疲労感は倦怠感を含む、疲労感軽減剤。
  2. 前記倦怠感が、運動負荷後であって就寝前の倦怠感を含む、請求項1に記載の疲労感軽減剤。
  3. 前記倦怠感の軽減が、身体のだるさの軽減、活力の向上、および精神的な疲れの軽減からなる群より選択される1または2以上を含む、請求項1または2に記載の疲労感軽減剤。
  4. 運動負荷後の爽快感向上効果を有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の疲労感軽減剤。
  5. 前記倦怠感がVAS(Visual Analogue Scale)検査によって評価される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の疲労感軽減剤。
  6. 1日1回以上、水素に換算して1日当たり0.06mg以上投与される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の疲労感軽減剤。
  7. 一週間以上連続して投与される、請求項6に記載の疲労感軽減剤。
  8. 疲労感を軽減するための飲食品組成物であって、請求項1〜7のいずれか一項に記載の疲労感軽減剤を含み、前記疲労感は倦怠感を含む、疲労感軽減用飲食品組成物。
  9. 飲料の形態である、請求項8に記載の疲労感軽減用飲食品組成物。
  10. 水素含有量が0.06〜1.6mgである、請求項8または9に記載の疲労感軽減用飲食品組成物。
  11. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の疲労感軽減剤または請求項8〜10のいずれか一項に記載の飲食品組成物を投与することを含む、疲労感軽減作用を発揮させる方法(医療行為を除く)であって、前記疲労感は倦怠感を含む、方法。
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