JP2020026360A - 炭化珪素単結晶の製造方法 - Google Patents

炭化珪素単結晶の製造方法 Download PDF

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俊策 上田
Shunsaku Ueta
俊策 上田
宏樹 高岡
Hiroki Takaoka
宏樹 高岡
原田 真
Makoto Harada
真 原田
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Abstract

【課題】マクロ欠陥の発生を抑制可能な炭化珪素単結晶の製造方法を提供する。【解決手段】第1主面と第1主面の反対側にある第2主面とを有する種結晶と、台座とが準備される。第1主面において珪素を脱離させることで炭素層が形成される。炭素層上に炭素を含む保護膜が形成される。第1主面が台座に対向するように配置された状態で、種結晶が台座に固定される。第2主面において炭化珪素単結晶を成長させる。【選択図】図3

Description

本開示は、炭化珪素単結晶の製造方法に関する。
特開平9−268096号公報(特許文献1)には、種結晶を接着剤で蓋体に取り付けた状態で、種結晶上に炭化珪素単結晶を成長させる方法が開示されている。また特開2002−201097号公報(特許文献2)には、種結晶をフック状部材で固定した状態で、種結晶上に炭化珪素単結晶を成長させる方法が開示されている。
特開平9−268096号公報 特開2002−201097号公報
本開示の目的は、マクロ欠陥の発生を抑制可能な炭化珪素単結晶の製造方法を提供することである。
本開示に係る炭化珪素単結晶の製造方法は以下の工程を備えている。第1主面と第1主面の反対側にある第2主面とを有する種結晶と、台座とが準備される。第1主面において珪素を脱離させることで炭素層が形成される。炭素層上に炭素を含む保護膜が形成される。第1主面が台座に対向するように配置された状態で、種結晶が台座に固定される。第2主面において炭化珪素単結晶を成長させる。
本開示によれば、マクロ欠陥の発生を抑制可能な炭化珪素単結晶の製造方法を提供することができる。
本実施形態に係る炭化珪素単結晶の製造方法の第1工程を示す断面模式図である。 本実施形態に係る炭化珪素単結晶の製造方法の第1工程を示す平面模式図である。 本実施形態に係る炭化珪素単結晶の製造方法を概略的に示すフロー図である。 本実施形態に係る炭化珪素単結晶の製造方法の第2工程を示す断面模式図である。 本実施形態に係る炭化珪素単結晶の製造方法の第3工程を示す断面模式図である。 本実施形態に係る炭化珪素単結晶の製造方法の第4工程を示す断面模式図である。 本実施形態に係る炭化珪素単結晶の製造方法の第5工程を示す断面模式図である。 本実施形態に係る炭化珪素単結晶の製造方法の第6工程を示す断面模式図である。 本実施形態に係る炭化珪素単結晶の製造方法の第7工程を示す断面模式図である。 本実施形態に係る炭化珪素単結晶の製造方法の第5工程の第1変形例を示す断面模式図である。 本実施形態に係る炭化珪素単結晶の製造方法の第6工程の第1変形例を示す断面模式図である。 本実施形態に係る炭化珪素単結晶の製造方法の第7工程の第1変形例を示す断面模式図である。 本実施形態に係る炭化珪素単結晶の製造方法の第5工程の第2変形例を示す断面模式図である。 本実施形態に係る炭化珪素単結晶の製造方法の第5工程の第2変形例を示す平面模式図である。 本実施形態に係る炭化珪素単結晶の製造方法の第6工程の第2変形例を示す断面模式図である。 第2主面に炭化珪素単結晶が成長している状態を示す断面模式図である。 本実施形態に係る炭化珪素単結晶の製造方法の第7工程の第2変形例を示す断面模式図である。
[本開示の実施形態の概要]
まず、本開示の実施形態の概要について説明する。本明細書中の結晶学的記載においては、個別方位を[]、集合方位を<>、個別面を()、集合面を{}でそれぞれ示している。また結晶学上の指数が負であることは、通常、”−”(バー)を数字の上に付すことによって表現されるが、本明細書中では数字の前に負の符号を付している。
(1)本開示に係る炭化珪素単結晶74の製造方法は以下の工程を備えている。第1主面11と第1主面11の反対側にある第2主面12とを有する種結晶10と、台座30とが準備される。第1主面11において珪素を脱離させることで炭素層20が形成される。炭素層20上に炭素を含む保護膜40が形成される。第1主面11が台座30に対向するように配置された状態で、種結晶10が台座30に固定される。第2主面12において炭化珪素単結晶74を成長させる。
(2)上記(1)に係る炭化珪素単結晶74の製造方法においては、保護膜40を形成する工程は、炭素層20上にレジスト40を塗布する工程と、レジスト40を加熱して炭化させる工程とを含んでいてもよい。
(3)上記(1)または(2)に係る炭化珪素単結晶74の製造方法によれば、種結晶10を台座30に固定する工程において、接着層80を介して保護膜40が台座30に固定されてもよい。
(4)上記(1)または(2)に係る炭化珪素単結晶74の製造方法は、保護膜40上に第1接着層80を形成する工程と、第1接着層80上にカーボンシート38を形成する工程と、カーボンシート38上に第2接着層85を形成する工程とをさらに備えていてもよい。種結晶10を台座30に固定する工程においては、第2接着層85を介してカーボンシート38が台座30に固定されてもよい。
(5)上記(1)または(2)に係る炭化珪素単結晶74の製造方法においては、第2主面12は、中央部61と、中央部61を取り囲む外周部62とを有していてもてよい。種結晶10を台座30に固定する工程においては、固定部材50が外周部62に当てることで保護膜40が台座30に接触し、種結晶10が台座30に固定されてもよい。
(6)上記(1)〜(5)のいずれかに係る炭化珪素単結晶74の製造方法においては、第2主面12の直径は、150mm以上であってもよい。
(7)上記(1)〜(6)のいずれかに係る炭化珪素単結晶74の製造方法においては、第2主面12は、(000−1)面に対して1°以上8°以下のオフ角で傾斜した面であってもよい。
[本開示の実施形態の詳細]
以下、実施の形態の詳細について図に基づいて説明する。なお、以下の図面において、同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰り返さない。
まず、本実施形態に係る炭化珪素単結晶の製造方法について説明する。
本実施形態に係る炭化珪素単結晶の製造方法においては、まず種結晶および台座を準備する工程(S10:図3)が実施される。図1に示されるように、種結晶10が準備される。種結晶10は、たとえば六方晶炭化珪素により構成されている。種結晶10を構成する炭化珪素のポリタイプは、たとえば4Hである。種結晶10は、第1主面11と、第2主面12と、第1周端面13とを有する。第2主面12は、第1主面11の反対側にある。第1周端面13は、第1主面11および第2主面12の各々に連なっている。
図2に示されるように、第1主面11は、略円形である。第1主面11の直径は、たとえば100mm以上である。第1主面11の直径は、たとえば150mm以上であってもよい。第1主面11は、たとえば{0001}面に対して1°以上8°以下のオフ角で傾斜した面である。具体的には、第1主面11は、(0001)面に対して1°以上8°以下のオフ角で傾斜した面であってもよい。
第2主面12は、略円形である。第2主面12の直径は、たとえば100mm以上である。第2主面12の直径は、たとえば150mm以上であってもよい。第2主面12は、たとえば{0001}面に対して1°以上8°以下のオフ角で傾斜した面である。具体的には、第2主面12は、(000−1)面に対して1°以上8°以下のオフ角で傾斜した面であってもよい。
次に、炭素層を形成する工程(S11:図3)が実施される。具体的には、種結晶10の第1主面11において珪素を脱離させることで炭素層20が形成される。たとえば、塩素ガス雰囲気下において第1主面11に対して熱エッチングを行うことにより、第1主面11において珪素が脱離することで、第1主面11には炭素層20が残存する。熱エッチングの温度は、たとえば800℃以上である。塩素ガス雰囲気は、たとえば塩素(Cl2)または三塩化ホウ素(BCl3)を含んでいてもよい。
図4に示されるように、炭素層20は、第7主面21と、第8主面22と、第4周端面23を有している。第8主面22は、第1主面11に接している。第7主面21は、第8主面22とは反対側にある。第4周端面23は、第7主面21および第8主面22の各々に連なっている。炭素層20の厚みは、たとえば100nm以上1μm以下である。
次に、炭素層上に保護膜を形成する工程(S12:図3)が実施される。具体的には、まずレジスト40がスピンコートを利用して炭素層20上に塗布される。次に、レジスト40が加熱される。レジスト40が大気圧の条件で加熱される場合、レジスト40の加熱温度は、たとえば300℃程度である。レジスト40が真空中またはアルゴン雰囲気で加熱される場合、レジスト40の加熱温度は、たとえば1000℃程度である。レジスト40は、加熱により炭化する。レジスト40が炭化することで保護膜40が形成される。以上により、炭素層20上に炭素(C)を含む保護膜40が形成される。保護膜40の厚みは、たとえば1μm以上5μm以下である。レジスト40は、たとえば半導体装置の製造用に用いられるポジ型またはネガ型のフォトレジストである。レジスト40は、たとえば乳酸エチルおよび酢酸ブチルを含有する。
図5に示されるように、保護膜40は、第5主面41と、第6主面42と、第2周端面43を有している。第6主面42は、第7主面21に接している。第5主面41は、第6主面42とは反対側にある。第2周端面43は、第5主面41および第6主面42の各々に連なっている。保護膜40の厚みは、炭素層20の厚みよりも大きい。
次に、台座30が準備される。台座30は、たとえば円柱状である。図6に示されるように、台座30は、第3主面33と、第4主面34と、第3周端面35とを有している。第3主面33は、種結晶10が取り付けられる面である。第3主面33は、平面状である。第4主面34は、第3主面33の反対側にある。第3周端面35は、第3主面33および第4主面34の各々に連なっている。台座30は、たとえばグラファイトにより構成されている。
次に、種結晶を台座に固定する工程(S20:図3)が実施される。図7に示されるように、種結晶10の第1主面11が、台座30の第3主面33に対向するように配置される。種結晶10を台座30に固定する工程において、接着層80を介して保護膜40が台座30に固定される。具体的には、接着層80は、台座30と保護膜40との間に設けられる。たとえば接着層80が台座30の第3主面に形成された後に、保護膜40の第5主面41を接着層80に接触させることにより、種結晶10が台座30に固定される。反対に、たとえば接着層80が保護膜40の第5主面41に形成された後に、台座30の第3主面33を接着層80に接触させることにより、種結晶10が台座30に固定されてもよい。
接着層80は、たとえば、加熱されることによって難黒鉛化炭素となる樹脂と、黒鉛微粒子と、溶媒とを含んでいる。難黒鉛化炭素とは、不活性ガス中で加熱された場合に黒鉛構造が発達することが抑制さるような不規則な構造を有する炭素である。加熱されることによって難黒鉛化炭素となる樹脂としては、たとえば、ノボラック樹脂、フェノール樹脂、またはフルフリルアルコール樹脂がある。黒鉛微粒子の量は、炭素原子のモル数を基準として、樹脂の量よりも少なくされることが好ましい。黒鉛微粒子の粒径は、たとえば0.1μm以上10μmである。接着層80は、黒鉛微粒子に加えてさらにダイヤモンド微粒子を含んでもよい。
溶媒としては、上記の樹脂および炭水化物を溶解または分散させることができるものが適宜選択される。また溶媒は、単一の種類の液体からなるものに限られず、複数の種類の液体の混合液であってもよい。たとえば、炭水化物を溶解させるアルコールと、樹脂を溶解させるセロソルブアセテートとを含む溶媒が用いられてもよい。また溶媒としてフェノールを含んでも良い。接着層80は、たとえば炭水化物を含んでいる。炭水化物としては、糖類またはその誘導体を用いることができる。この糖類は、グルコースのような単糖類であっても、セルロースのような多糖類であってもよい。接着層80の成分は、上述した成分以外の成分を含んでもよい。接着層80には、たとえば界面活性剤および安定剤などの添加材が含まれてもよい。
次に、接着層80を硬化させる。具体的には、不活性ガス雰囲気中において、接着層80がたとえば200℃以上で加熱される。接着層80は、たとえば1000℃以上で加熱されてもよい。接着層80が硬化することにより、種結晶10が台座30に固定される。接着層80は、第9主面81と、第10主面82とを有している。第9主面81は、台座30の第3主面33に接している。第10主面82は、第9主面81の反対側にある。第10主面82は、保護膜40の第5主面41に接している。
次に、種結晶に炭化珪素単結晶を成長させる工程(S30:図3)が実施される。具体的には、まず坩堝70が準備される。図8に示されるように、坩堝70は、種結晶保持部71と、原料収容部72とを有している。種結晶保持部71には、台座30が取り付けられている。台座30には、種結晶10が取り付けられている。原料収容部72には、炭化珪素原料73が配置されている。炭化珪素原料73は、たとえば多結晶炭化珪素である。種結晶10の第2主面12は、炭化珪素原料73に対向するよう配置されている。
次に、不活性ガス雰囲気下において坩堝70が加熱される。坩堝70は、たとえば2100℃以上2500℃以下の温度に加熱される。炭化珪素原料73の温度は、種結晶10の温度よりも高くなるように、種結晶10および炭化珪素原料73の各々が加熱される。圧力は、たとえば1.3kPa以上13kPa以下とされる。これにより、炭化珪素原料73が昇華して昇華ガスが発生する。昇華ガスは、種結晶10の第2主面12上において再結晶化する。
図9に示されるように、時間の経過に伴って、第2主面12において炭化珪素単結晶74が成長する。炭化珪素単結晶74は、第2主面12から離れるにつれて直径が大きくなるように成長してもよい。別の観点から言えば、種結晶10から炭化珪素原料73に向かうにつれて、第2主面12に平行な方向における長さが大きくなるように炭化珪素単結晶74は成長してもよい。
(第1変形例)
次に、第1変形例に係る炭化珪素単結晶74の製造方法について説明する。第1変形例に係る炭化珪素単結晶74の製造方法においては、主に、第1接着層80と第2接着層85との間にカーボンシート38が設けられている構成において、本実施形態に係る炭化珪素単結晶74の製造方法と異なっており、その他の構成については、本実施形態に係る炭化珪素単結晶74の製造方法と同様である。以下、本実施形態に係る炭化珪素単結晶74の製造方法と異なる構成を中心に説明する。
図10に示されるように、種結晶を台座に固定する工程(S20:図3)においては、まず保護膜40上に第1接着層80が形成される。次に、第1接着層80上にカーボンシート38が形成される。カーボンシート38は、たとえばグラファイト製のシートである。カーボンシート38は、可撓性を有している。カーボンシート38は、c軸が厚み方向に配向しているため、1MPa以上10MPa以下程度の低い引張強度を有している。この場合、種結晶10と台座30との間に生じる熱応力を緩和することができる。カーボンシート38は、応力緩和層として機能する。カーボンシート38の厚みは、たとえば0.05mm以上2mm以下である。
次に、カーボンシート38上に第2接着層85が形成される。種結晶10を台座30に固定する工程においては、第2接着層85を介してカーボンシート38が台座30に固定される。別の観点から言えば、第1接着層80と、カーボンシート38と、第2接着層85とを利用して、種結晶10が台座30に固定される。第1接着層80は、第9主面81と、第10主面82とを有している。第10主面82は、第9主面81の反対側にある。カーボンシート38は、第11主面36と、第12主面37とを有している。第12主面37は、第11主面36の反対側にある。第2接着層85は、第13主面83と、第14主面84とを有している。第14主面84は、第13主面83の反対側にある。第1接着層80の第10主面82は、保護膜40の第5主面41に接している。第1接着層80の第9主面81は、カーボンシート38の第12主面37に接している。第2接着層85の第13主面83は、台座30の第3主面33に接している。第2接着層85の第14主面84は、カーボンシート38の第11主面36に接している。
次に、種結晶に炭化珪素単結晶を成長させる工程(S30:図3)が実施される。図11に示されるように、坩堝70は、種結晶保持部71と、原料収容部72とを有している。種結晶保持部71には、台座30が取り付けられている。台座30には、種結晶10が取り付けられている。原料収容部72には、炭化珪素原料73が配置されている。炭化珪素原料73は、たとえば多結晶炭化珪素である。種結晶10の第2主面12は、炭化珪素原料73に対向するよう配置されている。
次に、不活性ガス雰囲気下において坩堝70が加熱される。坩堝70は、たとえば2100℃以上2500℃以下の温度に加熱される。炭化珪素原料73の温度は、種結晶10の温度よりも高くなるように、種結晶10および炭化珪素原料73の各々が加熱される。圧力は、たとえば1.3kPa以上13kPa以下とされる。これにより、炭化珪素原料73が昇華して昇華ガスが発生する。昇華ガスは、種結晶10の第2主面12上において再結晶化する。
図12に示されるように、時間の経過に伴って、第2主面12において炭化珪素単結晶74が成長する。炭化珪素単結晶74は、第2主面12から離れるにつれて直径が大きくなるように成長してもよい。別の観点から言えば、種結晶10から炭化珪素原料73に向かうにつれて、第2主面12に平行な方向における長さが大きくなるように炭化珪素単結晶74は成長してもよい。
(第2変形例)
次に、第2変形例に係る炭化珪素単結晶74の製造方法について説明する。第2変形例に係る炭化珪素単結晶74の製造方法においては、主に、接着層80の代わりに固定部材50を用いて種結晶10を台座30に固定する構成において、本実施形態に係る炭化珪素単結晶74の製造方法と異なっており、その他の構成については、本実施形態に係る炭化珪素単結晶74の製造方法と同様である。以下、本実施形態に係る炭化珪素単結晶74の製造方法と異なる構成を中心に説明する。
図13に示されるように、種結晶を台座に固定する工程(S20:図3)においては、固定部材50が準備される。固定部材50は、リング状部60と、複数の保持部63とを有している。リング状部60は、たとえば円環状である。リング状部60の内径は、台座30の外径以上である。複数の保持部63の各々は、リング状部60に連なっている。
図13に示されるように、種結晶10の第1主面11が、台座30の第3主面33に対向するように配置される。具体的には、保護膜40の第5主面41が、台座30の第3主面33に接するように種結晶10が保護膜40を介して台座30に取り付けられる。図13および図14に示されるように、第2主面12は、中央部61と、外周部62とを有している。外周部62は、中央部61を取り囲んでいる。中央部61は、第2主面12の中心7を含んでいる。外周部62は、第2主面12の外縁を含んでいる。外周部62は、第1周端面13に連なっている。
図13に示されるように、第1主面11が第3主面33に対向するように配置された状態で固定部材50が第2主面12の外周部62に当てられる。具体的には、固定部材50のリング状部60は、たとえばボルト(図示せず)によって台座30に取り付けられる。複数の保持部63の各々は、第2主面12の外周部62に接している。リング状部60によって複数の保持部63の各々が持ち上げられることにより、種結晶10が台座30に押し付けられる。別の観点から言えば、固定部材50はフックの機能を有し、種結晶10の外周部62を引っかけて持ち上げている。以上のように、種結晶10が台座30に固定される。
図13に示されるように、固定部材50のリング状部60は、台座30の第3周端面35と、保護膜40の第2周端面43と、種結晶10の第1周端面13とを取り囲んでいる。リング状部60材の外径(第3直径113)は、台座30の直径(第2直径112)よりも大きい。
図14に示されるように、複数の保持部63の数は、たとえば3以上である。複数の保持部63は、たとえば第1保持領域51と、第2保持領域52と、第3保持領域53とを有している。複数の保持部63の各々は、第2主面12の中心7を中心とした回転対称の位置に配置されている。周方向に沿った保持部63の長さ114は、たとえば3mm以下である。周方向に沿った保持部63の長さ114の上限は、特に限定されないが、たとえば2.7mm以下であってもよいし、2.4mm以下であってもよい。周方向に沿った保持部63の長さ114の下限は、特に限定されないが、たとえば0.3mm以上であってもよい。
図14に示されるように、複数の保持部63に内接する円の直径を第1直径111とし、第2主面12の直径を第2直径112とした場合、第2直径112から第1直径111を差し引いた値は、たとえば0.5mmよりも大きく5mm未満である。第2直径112から第1直径111を差し引いた値の下限は、特に限定されないが、たとえば1mmより大きくてもよいし、1.5mm以上より大きくてもよい。第2直径112から第1直径111を差し引いた値の上限は、特に限定されないが、たとえば4.5mm未満であってもよいし、4mm未満であってもよい。
なお、複数の保持部63の各々の径方向の長さが同じ場合には、第2主面12に対して垂直な方向から見て、複数の保持部63に内接する円の半径は、第2主面12の中心から保持部63までの最短距離である。もし複数の保持部63の各々の径方向の長さが異なる場合には、第2主面12に対して垂直な方向から見て、複数の保持部63に内接する円の半径は、第2主面12の中心から複数の保持部63の各々までの最短距離の中で最も小さい値とすることができる。
次に、種結晶10に炭化珪素単結晶74を成長させる工程(S30:図3)が実施される。具体的には、まず坩堝70が準備される。図15に示されるように、坩堝70は、種結晶保持部71と、原料収容部72とを有している。種結晶保持部71には、台座30が取り付けられている。台座30には、種結晶10が取り付けられている。原料収容部72には、炭化珪素原料73が配置されている。炭化珪素原料73は、たとえば多結晶炭化珪素である。種結晶10の第2主面12は、炭化珪素原料73に対向するよう配置されている。第2主面12の外周部62の一部は、固定部材50の保持部63に覆われている。
次に、不活性ガス雰囲気下において坩堝70が加熱される。坩堝70は、たとえば2100℃以上2500℃以下の温度に加熱される。炭化珪素原料73の温度は、種結晶10の温度よりも高くなるように、種結晶10および炭化珪素原料73の各々が加熱される。圧力は、たとえば1.3kPa以上13kPa以下とされる。これにより、炭化珪素原料73が昇華して昇華ガスが発生する。昇華ガスは、種結晶10の第2主面12上において再結晶化する。
図16に示されるように、炭化珪素単結晶74は、第2主面12上においてステップフロー成長する。炭化珪素単結晶74の成長面75は、テラス15と、ステップ14とを有する。第2主面12が{0001}面に対して傾斜している場合(言い換えれば、オフ面の場合)、第2主面12の中心7から見てオフ方向に位置する第2主面12の外縁の位置(成長開始位置8)(図14参照)から炭化珪素単結晶74が成長する。成長開始位置8は、第2主面12において、オフ方向の最上流に位置する。第2主面12に対して垂直な方向から見て、炭化珪素単結晶74は、オフ方向の最上流(成長開始位置8)からオフ方向の最下流(中心7に対して成長開始位置8とは反対側の位置)に向かって成長する。成長開始位置8に固定部材50の保持部63があると、ファセットの形成が阻害されるおそれがある。そのため、成長開始位置8には、固定部材50の保持部63を設けないことが望ましい。
図16に示されるように、第2主面12が(000−1)面に対して10°以下の角度θだけ傾斜した面である場合、第3方向103は、[000−1]方向である。第4方向104は、オフ方向である。オフ方向は、たとえば<11−20>方向である。この場合、第6方向106は、オフ方向を第2主面12に投影した方向である。オフ方向を第2主面12に投影した方向は、[000−1]方向を第2主面12に投影した方向と同じである。
第5方向105は、第2主面12に対して垂直な方向である。第1方向101は、第2主面12に対して平行な方向である。第6方向106と、第4方向104とがなす角度θは、オフ角に等しい。同様に、第3方向103と、第5方向105とがなす角度θは、オフ角に等しい。なお、第2主面12が(0001)面に対して10°以下の角度だけ傾斜した面である場合、第6方向106は、[0001]方向を第2主面12に投影した方向である。
図14に示されるように、第2主面12に対して垂直な方向から見た場合、成長開始位置指向ベクトル90は、オフ方向を第2主面12に投影した方向(第6方向106)を向きかつ第2主面12の中心7を始点としたベクトルである。固定部材50の複数の保持部63の各々は、成長開始位置指向ベクトル90に対して±10°以内の領域には配置されていない。別の観点から言えば、複数の保持部63の各々は、成長開始位置指向ベクトル90に対して±10°以外の外周部62に接している。第1方向101は、たとえば<11−20>方向を第2主面12に投影した方向である。第2方向102は、たとえば<1−100>方向である。
つまり、種結晶10を台座30に固定する工程においては、第2主面12に対して垂直な方向から見た場合に、成長開始位置指向ベクトル90に対して±10°以内の領域以外の外周部62において固定部材50が接している。成長開始位置指向ベクトル90に対して±15°以内の領域以外の外周部62において固定部材50が接していてもよいし、±30°未満の領域以外の外周部62において固定部材50が接していてもよい。
図14に示されるように、第2主面12に対して垂直な方向から見た場合、成長開始位置指向ベクトル90を時計回りに回転角度(φ)だけ回転させた第1ベクトル91と、成長開始位置指向ベクトル90を反時計回りに回転角度(φ)だけ回転させた第2ベクトル92との間の領域においては、複数の保持部63の各々は配置されていない。別の観点から言えば、第1ベクトル91と、第2ベクトル92との間の領域以外の外周部62において、複数の保持部63の各々は第2主面12に接している。回転角度(φ)は、たとえば10°である。
成長開始位置8を0°とすると、第1保持領域51、第2保持領域52、第3保持領域53、それぞれ60°、180°および300°の位置に配置される。別の観点から言えば、0°、120°および240°の位置においては、外周部62が保持部から露出している。第2主面12に対して垂直な方向から見た場合、第1ベクトル91は、第1保持領域51と、成長開始位置指向ベクトル90との間に位置している。同様に、第2主面12に対して垂直な方向から見た場合、第2ベクトル92は、第3保持領域53と、成長開始位置指向ベクトル90との間に位置している。第2保持領域52は、オフ方向の最下流に位置していてもよい。
図17に示されるように、時間の経過に伴って、第2主面12において炭化珪素単結晶74が成長する。炭化珪素単結晶74は、第2主面12から離れるにつれて直径が大きくなるように成長してもよい。別の観点から言えば、種結晶10から炭化珪素原料73に向かうにつれて、第2主面12に平行な方向における長さが大きくなるように炭化珪素単結晶74は成長してもよい。
次に、本実施形態に係る炭化珪素単結晶74の製造方法の作用効果について説明する。
本実施形態に係る炭化珪素単結晶74の製造方法においては、第1主面11において珪素を脱離させることで炭素層20が形成される。このように形成された炭素層20は、種結晶10と強固に密着しており、容易は剥離しない。また炭素層20上に炭素を含む保護膜40が形成される。保護膜40が炭素を含んでいるため、炭素同士の結合により、保護膜40は炭素層20と強固に密着する。また炭素層20上に保護膜40を形成するため、種結晶10の第1主面11上に炭素層20のみまたは保護膜40のみが形成されている場合と比較して、種結晶10上に形成されている層の厚みが大きくなる。そのため、炭化珪素単結晶74を成長させる工程において、種結晶10の第1主面11から炭化珪素が部分的に昇華することを抑制することができる。結果として、種結晶10にマクロ欠陥が形成されることを抑制することができる。
また本実施形態に係る炭化珪素単結晶74の製造方法によれば、種結晶10を台座30に固定する工程において、接着層80を介して保護膜40が台座30に固定されてもよい。接着層80は、炭素を含む保護膜40と強固に密着する。そのため、種結晶10が台座30から落下することを抑制することができる。
さらに本実施形態に係る炭化珪素単結晶74の製造方法は、保護膜40上に第1接着層80を形成する工程と、第1接着層80上にカーボンシート38を形成する工程と、カーボンシート38上に第2接着層85を形成する工程とをさらに有していてもよい。カーボンシート38により応力が緩和されることで、種結晶10が台座30から落下することを抑制することができる。
さらに本実施形態に係る炭化珪素単結晶74の製造方法の種結晶10を台座30に固定する工程においては、固定部材50を外周部62に当てることで保護膜40が台座30に接触し、種結晶10が台座30に固定されてもよい。この場合、種結晶10は、固定部材50によって機械的に台座30に固定される。接着層80を利用して台座30と種結晶10とを固定する場合、台座30と種結晶10との熱膨張係数の差に起因して生じる応力によって、種結晶10は台座30から落下しやすくなる。固定部材50によって機械的に種結晶10を台座30に固定することにより、種結晶10が台座30から落下することを抑制することができる。
フック状の固定部材50を用いて種結晶10を台座30に固定する場合、種結晶10の結晶成長面(第2主面12)の外周部62が固定部材50に覆われる。固定部材50は、特異点となるため、固定部材50に近い第2主面12の部分は、固定部材50から遠く離れている第2主面12の部分と比較して、昇華ガスの流れが悪化して停滞することから、成長速度が増加しやすい。オフ方向の最上流に位置する第2主面12の部分には、ファセットが形成される。この部分に固定部材50が存在すると、ファセットの形成が阻害されやすくなり、成長した炭化珪素単結晶74において異種ポリタイプが発生しやすい。
本実施形態に係る炭化珪素単結晶74の製造方法においては、第2主面12に対して垂直な方向から見た場合に、オフ方向を第2主面12に投影した方向を向きかつ中心を始点としたベクトル(成長開始位置指向ベクトル90)に対して±10°以内の領域以外の外周部62において固定部材50が接している。そのため、オフ方向の最上流に位置する第2主面12の部分(成長開始位置8)は、固定部材50によって覆われていない。したがって、固定部材50がファセットの形成を阻害することを抑制することができる。結果として、成長した炭化珪素単結晶74において、異種ポリタイプが発生すること抑制することができる。
フック状の固定部材50を用いて種結晶10の第2主面12を押さえることで種結晶10を台座30に固定する場合、結晶成長開始時における炭化珪素単結晶74の直径が、種結晶10の第2主面12の直径よりも小さくなる。減径量が小さい場合、結晶成長後期では、成長した炭化珪素単結晶74の直径を種結晶10の直径と同等以上まで拡大することが可能である。この場合、成長後期の直径が拡大した部分を、次の結晶成長での種結晶10として使用するが可能である。一方で、減径量が大きすぎる場合には、成長した炭化珪素単結晶74の直径を種結晶10の直径と同等以上まで拡大することが困難となる。この場合、使用した種結晶10と同じ径の種結晶10を作製できないため、連続して炭化珪素単結晶74の製造を行うことができない。したがって、フック状の固定部材50が種結晶10上を覆う部分の内径は、種結晶10の第2主面12の直径に比べて、小さくなり過ぎないようにすることが望ましい。
本実施形態に係る炭化珪素単結晶74の製造方法において、固定部材50は、リング状部60と、リング状部60と連なりかつ外周部62に接する複数の保持部63とを有していてもよい。複数の保持部63に内接する円の直径を第1直径111とし、第2主面12の直径を第2直径112とした場合、第2直径112から第1直径111を差し引いた値は、0.5mmよりも大きく5mm未満である。これにより、固定部材50が種結晶10の第2主面12を覆う部分の内径が第2主面12の直径に比べて、小さくなり過ぎることを抑制することができる。そのため、成長した炭化珪素単結晶74の直径を種結晶10の第2主面12の直径と同等以上まで拡大することが可能である。結果として、炭化珪素単結晶74を連続的に製造することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
7 中心
8 成長開始位置
10 種結晶
11 第1主面
12 第2主面
13 第1周端面
14 ステップ
15 テラス
20 炭素層
21 第7主面
22 第8主面
23 第4周端面
30 台座
33 第3主面
34 第4主面
35 第3周端面
36 第11主面
37 第12主面
38 カーボンシート
40 保護膜(レジスト)
41 第5主面
42 第6主面
43 第2周端面
50 固定部材
51 第1保持領域
52 第2保持領域
53 第3保持領域
60 リング状部
61 中央部
62 外周部
63 保持部
70 坩堝
71 種結晶保持部
72 原料収容部
73 炭化珪素原料
74 炭化珪素単結晶
75 成長面
80 接着層(第1接着層)
81 第9主面
82 第10主面
83 第13主面
84 第14主面
85 第2接着層
90 成長開始位置指向ベクトル
91 第1ベクトル
92 第2ベクトル
101 第1方向
102 第2方向
103 第3方向
104 第4方向
105 第5方向
106 第6方向
111 第1直径
112 第2直径
113 第3直径
114 長さ

Claims (7)

  1. 第1主面と前記第1主面の反対側にある第2主面とを有する種結晶と、台座とを準備する工程と、
    前記第1主面において珪素を脱離させることで炭素層を形成する工程と、
    前記炭素層上に炭素を含む保護膜を形成する工程と、
    前記第1主面が前記台座に対向するように配置された状態で、前記種結晶を前記台座に固定する工程と、
    前記第2主面において炭化珪素単結晶を成長させる工程とを備えた、炭化珪素単結晶の製造方法。
  2. 前記保護膜を形成する工程は、前記炭素層上にレジストを塗布する工程と、前記レジストを加熱して炭化させる工程とを含んでいる、請求項1に記載の炭化珪素単結晶の製造方法。
  3. 前記種結晶を前記台座に固定する工程においては、接着層を介して前記保護膜が前記台座に固定される、請求項1または請求項2に記載の炭化珪素単結晶の製造方法。
  4. 前記保護膜上に第1接着層を形成する工程と、前記第1接着層上にカーボンシートを形成する工程と、前記カーボンシート上に第2接着層を形成する工程とをさらに備え、
    前記種結晶を前記台座に固定する工程においては、前記第2接着層を介して前記カーボンシートが前記台座に固定される、請求項1または請求項2に記載の炭化珪素単結晶の製造方法。
  5. 前記第2主面は、中央部と、前記中央部を取り囲む外周部とを有し、
    前記種結晶を前記台座に固定する工程においては、固定部材を前記外周部に当てることで前記保護膜が前記台座に接触し、前記種結晶が前記台座に固定される、請求項1または請求項2に記載の炭化珪素単結晶の製造方法。
  6. 前記第2主面の直径は、150mm以上である、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の炭化珪素単結晶の製造方法。
  7. 前記第2主面は、(000−1)面に対して1°以上8°以下のオフ角で傾斜した面である、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の炭化珪素単結晶の製造方法。
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