JP2020026048A - 中空構造板 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明において、前記表面材における可溶性樹脂は、水溶性であってもよい。
また、本発明において、前記薬剤は、2種以上の薬剤からなり、前記2種以上の薬剤は、互いに化学反応することが可能であってもよい。
なお、ここに記載された効果は、必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明の代表的な実施形態の一例を示したものであり、これにより本発明の範囲が狭く解釈されることはない。また、各図において、薄墨を施した部分は、本発明に係る中空構造板における1又は2種以上の薬剤を入れることが可能な領域を示しているに過ぎず、本発明においては前記薬剤の形状はこれらの図で表された形状に限定されるものではない。
本発明に係る中空構造板1は、立壁により隔てられた中空部21が複数形成された樹脂からなる中空構造部2と、中空構造部2に積層される少なくとも1枚以上の、可溶性樹脂からなる表面材3と、を少なくとも有する。また、少なくとも1以上の中空部21内、及び/又は、中空構造部2と表面材3との間に連通部22がある場合は該連通部22の少なくとも一部に、1又は2種以上の薬剤10を有することを特徴とする。
中空構造部2は、立壁により隔てられた中空部21が複数形成された樹脂からなる。また、中空構造部2には、少なくとも1枚以上の、可溶性樹脂からなる表面材3が積層される。なお、本発明では、中空構造部2に積層された表面材3と、中空構造部2と、の間には、部分的に僅かな隙間が空いていてもよい。また、本発明においては、中空構造部2に積層される表面材3の枚数は特に限定されない。
表面材3は、中空構造部2に積層され、可溶性樹脂からなることを特徴とする。なお、本発明では、この表面材3に対し、更に1又は2枚以上の表面材3が積層されていてもよく、本発明の効果を損なわない範囲で、後述する表皮材等が積層されていてもよい。
本発明に係る中空構造板1は、その効果を損なわない範囲で、表皮材を備えていてもよい。表皮材は、表面材3に積層される。なお、本発明では、この表皮材に対し、更に1又は2枚以上の表皮材等が積層されていてもよい。表皮材を積層することで、中空構造板1に対し、意匠性、吸音特性、断熱性などの各種用途に応じた特性を付与することができる。
本発明に係る中空構造板1は、その構成に特徴があるため、製造方法は特に限定されない。すなわち、本発明に係る中空構造板1の製造には、通常、中空構造板を製造する際に用いられる方法を、適宜自由に選択して用いることができる。なお、図6において、矢印jは中空構造板1の流れ方向を示す。
なお、以下に説明する実施例は、本発明の代表的な実施例の一例を示したものであり、これにより本発明の範囲が狭く解釈されることはない。
まず、以下の表1に示す実施例1〜4の中空構造板を作製した。実施例1及び2の中空構造板は、図1で示した構造を図6で示した製造方法により作製し、実施例3の中空構造板は、図2で示した構造を図6で示した製造方法により作製し、実施例4の中空構造板は、図5で示した構造を図6で示した製造方法により作製した。
各中空構造板をトンネルの壁面に貼り付け、24時間放置した。24時間後、表面材の少なくとも一部が溶け、薬剤の作用(常温液体ガラスコーティング作用)が確認できたものを、「○」、確認できなかったものを「×」と評価した。
実施例1〜4の中空構造板を用いることで、いずれも、目的に応じて、内部の薬剤を簡便に作用させることができることが分かった。
10:薬剤
2:中空構造部
21:中空部
22:連通部
211:上面部
212:開口部
3:表面材
101:Tダイ
102:押出機
R:加熱手段が設けられたローラー
D1、D2:金型
P:溶融状態の熱可塑性樹脂
θ1:中空部21の開口部212から仮想される水平面と中空部21とがなす角度
θ2:横方向の中空部21の中心同士を結んだ線と斜め方向の中空部21の中心同士を結んだ線とがなす角度
h:立壁の高さ
L:中空部21の開口部212間の最短距離
I:薬剤10を有する中空部21同士の間隔
j:中空構造板1の流れ方向
Claims (3)
- 立壁により隔てられた中空部が複数形成された樹脂からなる中空構造部と、
前記中空構造部に積層される少なくとも1枚以上の、可溶性樹脂からなる表面材と、
を少なくとも有し、
少なくとも1以上の前記中空部内、及び/又は、前記中空構造部と前記表面材との間に連通部がある場合は該連通部の少なくとも一部に、1又は2種以上の薬剤を有する、中空構造板。 - 前記表面材における可溶性樹脂は、水溶性である、請求項1に記載の中空構造板。
- 前記薬剤は、2種以上の薬剤からなり、
前記2種以上の薬剤は、互いに化学反応することが可能である、請求項1又は2に記載の中空構造板。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61242839A (ja) * | 1985-04-19 | 1986-10-29 | 株式会社 千頭商店 | 粉状ないし粒状物充填シ−ト |
JP2010214873A (ja) * | 2009-03-18 | 2010-09-30 | Ricoh Co Ltd | 中空構造体及びその製造方法、機能部材並びに基板 |
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- 2018-08-09 JP JP2018150652A patent/JP7158205B2/ja active Active
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JPS61242839A (ja) * | 1985-04-19 | 1986-10-29 | 株式会社 千頭商店 | 粉状ないし粒状物充填シ−ト |
JP2010214873A (ja) * | 2009-03-18 | 2010-09-30 | Ricoh Co Ltd | 中空構造体及びその製造方法、機能部材並びに基板 |
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