JP2020025025A - 防爆構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】充填部の密閉性を改善できる防爆構造を提供する。【解決手段】防爆構造は、容器内に密封空間を区画する区画壁と、密封空間の内部と外部とを接続する配線部と、を備え、区画壁は、配線部が貫通する充填部を備え、充填部は、区画壁を貫通する中心軸線を有する開口部を区画する内周壁面と、内周壁面と配線部との間の隙間を密閉する充填材と、内周壁面に設けられるとともに充填材が充填された第1周溝と、内周壁面に設けられるとともに充填材が充填された第2周溝と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、防爆構造に関する。
プラント等において用いられるフィールド機器等には、耐圧防爆構造等の防爆構造を有することが要求される場合がある。このような防爆構造としては、容器内に密封空間を区画する区画壁と、密封空間の内部と外部とを接続する配線部と、を備え、区画壁が、配線部が貫通する充填部を備えるものが知られている。例えば特許文献1の図1に記載される防爆構造においては、充填部は、開口部を区画する内周壁面と、内周壁面と配線部との間の隙間を密閉する充填材と、内周壁面に設けられるとともに充填材が充填された1つのみの周溝と、を有している。
実開平7−36105号公報
しかし、特許文献1に記載されるような防爆構造は、内周壁面、充填材及び配線部の線膨張係数差に起因し、周囲温度の変化に伴って生じる熱応力によって充填材と内周壁面との間及び充填材と配線部との間の接着力が低下し易い傾向があり、充填部の密閉性に改善の余地がある。
本開示の目的は、充填部の密閉性を改善できる防爆構造を提供することにある。
幾つかの実施形態に係る防爆構造は、容器内に密封空間を区画する区画壁と、密封空間の内部と外部とを接続する配線部と、を備え、区画壁は、配線部が貫通する充填部を備え、充填部は、区画壁を貫通する中心軸線を有する開口部を区画する内周壁面と、内周壁面と配線部との間の隙間を密閉する充填材と、内周壁面に設けられるとともに充填材が充填された第1周溝と、内周壁面に設けられるとともに充填材が充填された第2周溝と、を備える。このような構成によれば、内周壁面と充填材との線膨張係数差に起因し、周囲温度の変化に伴って熱応力が生じた場合でも、第1周溝の部分と第2周溝の部分とにおいて、充填材と内周壁面との間に中心軸線に沿う軸方向の熱応力に抗する係止力を生じさせることができる。したがって、特に第1周溝と第2周溝との間の部分において、充填材と内周壁面との剥離の発生又は進行を抑制することができる。
一実施形態において、第1周溝及び第2周溝の少なくともいずれかは、全周に亘って連続して設けられてもよい。このような構成によれば、充填部の密閉性を効果的に高めることができる。
一実施形態において、中心軸線を含む断面における第1周溝及び第2周溝の少なくともいずれかの断面形状は、長方形又は正方形であってもよく、長方形又は正方形の断面形状は、角部にC面又はR面等の面取り部を有してもよい。このような構成によれば、充填部の密閉性を効果的に高めることができる。
一実施形態において、配線部は、電気的導通部及び光伝導部の少なくともいずれかで構成されてもよく、電気的導通部は、リード線、ケーブル等の電気配線、基板、回路及び電源の少なくともいずれかで構成されてもよく、回路は、アンプ、A/D変換器及び演算処理装置の少なくともいずれかで構成されてもよく、光伝導部は、光ファイバ等の光配線で構成されてもよい。しかし、配線部は、光伝導部を含まずに電気的導通部で構成されることが、構造の簡素化の上で好ましい。
一実施形態において、配線部は、充填部を貫通する基板からなる貫通基板を有してもよい。このような構成によれば、充填部における配線部と充填材との接着力を高め、また、密封空間内で爆発が生じた場合の爆発圧に対する充填部での配線部の耐久性を高めることができる。
一実施形態において、配線部は、密封空間内で容器に固定された内部固定部材を有してもよく、貫通基板と内部固定部材との間には、中心軸線に沿う軸方向において貫通基板と内部固定部材との接近を許容する軸方向隙間が設けられていてもよい。このような構成によれば、熱による貫通基板と内部固定部材との全体に生じる軸方向の伸縮を軸方向隙間の変化によって吸収できるため、貫通基板と充填材との剥離の発生又は進行を抑制することができる。
一実施形態において、内部固定部材は、基板からなる内部固定基板であってもよい。このような構成によれば、配線部の構造を効果的に簡素化することができる。
一実施形態において、貫通基板は、内部固定部材に対して軸方向に摺動可能にピン接続されたコネクタからなる摺動コネクタを有してもよい。このような構成によれば、安価に軸方向隙間を形成することができ、良好な組立性も得ることができる。
一実施形態において、配線部は、密封空間の外側で開口部を覆うように区画壁に固定された外部固定部材を備えてもよい。このような構成によれば、密封空間内で爆発が生じた場合の爆発圧による充填材の飛び出しを外部固定部材によって効果的に抑制することができる。
一実施形態において、外部固定部材は、基板からなる外部固定基板であってもよい。このような構成によれば、配線部が貫通基板を有する場合に、貫通基板をコネクタを介して外部固定基板に接続できるため、良好な組立性を得ることができる。
一実施形態において、第1周溝及び第2周溝は、中心軸線に沿う軸方向における充填材の中心を挟んで配置されていてもよい。このような構成によれば、第1周溝の部分と第2周溝の部分とで生じる係止力により、周囲温度の変化に伴う充填材と内周壁面との剥離の発生又は進行を効果的に抑制することができる。
一実施形態において、充填材は、樹脂で構成されていてもよい。このような構成によれば、充填部の密閉性を効果的に高めることができる。
一実施形態において、充填部は、充填材に隣接するとともに、伸縮性が充填材よりも大きい他の充填材を備えてもよい。このような構成によれば、充填部の密閉性を高めることができる。
一実施形態において、他の充填材は、樹脂で構成されてもよい。このような構成によれば、充填部の密閉性を効果的に高めることができる。
一実施形態において、他の充填材は、密封空間側で充填材に隣接していてもよい。このような構成によれば、充填部の密閉性を効果的に高めることができる。
一実施形態において、容器は、耐圧防爆容器であってもよい。このような構成によれば、耐圧防爆規格に対応した防爆構造を得ることができる。
本開示によれば、充填部の密閉性を改善できる防爆構造を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る防爆構造を模式的に示す断面図である。 図1の部分拡大図である。 図1に示す充填部において、周囲温度が低下したときに充填材が生じる軸方向の熱応力を示す断面図であり、配線部を省略して示している。 図1に示す充填部において、周囲温度が低下したときに充填材が生じる径方向の熱応力を示す断面図であり、配線部を省略して示している。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る防爆構造1について詳細に例示説明する。
図1〜図2に示すように、本実施形態に係る防爆構造1は、容器2内に密封空間3を区画する区画壁4と、密封空間3の内部と外部とを接続する電気的導通部5(配線部)と、を備えている。区画壁4は、電気的導通部5が貫通する充填部6を備えている。充填部6は、区画壁4を貫通する中心軸線Oを有する開口部7を区画する内周壁面8と、内周壁面8と電気的導通部5との間の隙間を密閉する充填材9と、内周壁面8に設けられるとともに充填材9が充填された第1周溝10と、第1周溝10の下方で内周壁面8に設けられるとともに充填材9が充填された第2周溝11と、を備えている。
本実施形態において、中心軸線Oとは、開口部7の中心軸線Oを意味する。また、軸方向とは、中心軸線Oに沿う方向を意味し、径方向とは、中心軸線Oと直交する方向を意味し、周方向とは、中心軸線Oを周回する方向を意味する。また、説明の便宜上、中心軸線Oに沿って充填部6から密封空間3側に向かう方向を上方といい、その反対方向を下方という。
容器2は、本実施形態では、プラントにおいて用いられるフィールド機器としてのセンサ機器を構成する変換器の耐圧防爆容器である。しかし、容器2は、このような変換器以外のフィールド機器の容器として構成されてもよい。フィールド機器とは、圧力計、流量計、温度センサ等のセンサ機器、流量制御弁や開閉弁等のバルブ機器、ファンやモータ等のアクチュエータ機器、プラント内の状況や対象物を撮影するカメラやビデオ等の撮像機器、プラント内の異音等を収集したり警報音等を発したりするマイクやスピーカ等の音響機器、各機器の位置情報を出力する位置検出機器、その他の機器である。プラントとは、化学等の工業プラント、ガス田や油田等の井戸元やその周辺を管理制御するプラント、水力・火力・原子力等の発電を管理制御するプラント、太陽光や風力等の環境発電を管理制御するプラント、上下水やダム等を管理制御するプラント、その他のプラントである。
また、容器2は、ケース12とアンプ室カバー13と端子室カバー14とで構成されている。ケース12は、内周壁面8を有する筒状をなす筒壁12aと、筒壁12aの上端に連結するとともに中心軸線Oと直交する軸線を中心とする筒状をなす周壁12bと、周壁12bの内側の空間を2つに隔てる隔壁12cと、を備えている。隔壁12cの外周縁は、周壁12bの内周面に全周に亘って連結している。周壁12bの一端は、一端が閉塞した筒状をなすアンプ室カバー13によって密閉されている。そして、周壁12bの一端側部分12b1、隔壁12c、アンプ室カバー13及び充填部6により、密封空間3を区画する区画壁4が構成されている。区画壁4は、アンプを含む回路15を収容するアンプ室を構成している。また、周壁12bの他端は、一端が閉塞した筒状をなす端子室カバー14によって密閉されている。そして、周壁12bの他端側部分、隔壁12c及び端子室カバー14により、電源端子16を収容する電源端子室が構成されている。周壁12bの他端側部分は、電気的導通部5の第3電気配線26が貫通するシール部17を備えている。シール部17は、配線口18と、配線口18を密閉するパッキン19と、を備えている。ケース12、アンプ室カバー13及び端子室カバー14は、本実施形態では、例えばアルミニウム等の金属製である。
電気的導通部5は、センサ信号線20、外部固定基板21(外部固定部材)、貫通基板22、内部固定基板23(内部固定部材)、第1電気配線24、回路15、第2電気配線25、電源端子16及び第3電気配線26で構成されている。外部固定基板21、貫通基板22及び内部固定基板23は、それぞれ、リジッド基板として構成されている。
センサ信号線20の下端は、図示しないセンサに接続されている。外部固定基板21は、密封空間3の外側で開口部7を覆うように筒壁12aにネジ等の締結体で固定された基板本体21aと、基板本体21aにはんだ付けで固定されるとともにセンサ信号線20の上端と接続されたコネクタ21bと、を備えている。外部固定基板21の基板本体21aは、軸方向と垂直に延在するように配置されている。貫通基板22は、充填部6を貫通する基板本体22aと、基板本体22aの下端にはんだ付けで固定されたコネクタ22bと、基板本体22aの上端にはんだ付けで固定された摺動コネクタ22cと、を備えている。貫通基板22の基板本体22aは、軸方向に延在するように配置されている。したがって、貫通基板22の基板本体22aは、外部固定基板21の基板本体21aに対して垂直に配置されている。貫通基板22のコネクタ22bは、外部固定基板21の基板本体21aを貫通するとともに基板本体21aにはんだ付けで固定されたピンを備えている。
貫通基板22の摺動コネクタ22cは、内部固定基板23に対して軸方向に摺動可能にピン接続されたコネクタからなっている。内部固定基板23は、密封空間3内で隔壁12cに上端がネジ等の締結体で固定された基板本体23aと、基板本体23aの下端にはんだ付けで固定されたコネクタ23bと、を備えている。内部固定基板23の基板本体23aは、貫通基板22の基板本体22aの上方に、当該基板本体22aと整列するように配置されている。
貫通基板22の摺動コネクタ22cは、基板本体22aに固定されたコネクタベースと、コネクタベースから上方に延在するピンと、を備えている。内部固定基板23のコネクタ23bは、基板本体23aに固定されたコネクタベースと、コネクタベースの下端に設けられたソケットと、を備えている。摺動コネクタ22cのピンは、内部固定基板23のコネクタ23bのソケットに軸方向に摺動可能に挿入され、電気的導通を確保している。また、貫通基板22の摺動コネクタ22cのコネクタベースと内部固定基板23のコネクタ23bのコネクタベースとの間には、軸方向において貫通基板22と内部固定基板23との接近を許容する、即ちコネクタベース同士の緩衝を防止する軸方向隙間G(図2参照)が設けられている。なお、貫通基板22の摺動コネクタ22cのコネクタベースにソケットを設け、内部固定基板23のコネクタ23bのコネクタベースにピンを設ける構成としてもよい。
内部固定基板23と回路15とは、第1電気配線24によって相互に接続されている。内部固定基板23と電源端子16とは、第2電気配線25によって相互に接続されている。隔壁12cは、第2電気配線25が貫通するシール部27を備えている。シール部27は、第2電気配線25に設けられた貫通コンデンサの雄ネジを螺合可能な雌ネジを有する貫通口で構成されている。電源端子16は、第3電気配線26を介してセンサ機器の外部(外部電源室、計装室又は計器室等)に接続される。
電源端子16は、外部から第3電気配線26を介して供給された電力を、第2電気配線25及び第1電気配線24を介して回路15等に供給することができる。回路15は、供給された電力から内部電源を生成して回路内部及びセンサを動作させ、センサからの電気信号(センサ信号)を、センサ信号線20、貫通基板22、内部固定基板23及び第1電気配線24を通して受け取ることができる。また、回路15は、受け取ったセンサ信号を増幅、演算処理した信号を、第2電気配線25、電源端子16及び第3電気配線26を通して外部へ出力することができる。
第1周溝10及び第2周溝11は、軸方向における充填材9の中心Cを挟んで配置されている。内周壁面8は中心軸線Oを中心とする円筒形状をなしており、第1周溝10及び第2周溝11は、それぞれ、中心軸線Oを中心とする円環形状をなしている。第1周溝10及び第2周溝11は、それぞれ、本実施形態のように全周に亘って連続して設けられることが好ましいが、これに限られず、周方向の一部に間欠部を有してもよい。中心軸線Oを含む断面における第1周溝10及び第2周溝11の断面形状は、それぞれ、長方形である。しかし、第1周溝10及び第2周溝11の少なくともいずれかの断面形状は、正方形であってもよい。また、長方形又は正方形の断面形状は、角部にC面又はR面等の面取り部を有してもよい。第1周溝10及び第2周溝11は、それぞれ、例えば、旋盤やフライス盤などを用いた加工により、内周壁面8に形成することができる。充填材9は、本実施形態では、エポキシ樹脂等の樹脂で構成される構造用接着剤である。
充填部6の周りの部分の組み付けは、例えば次の要領で行うことができる。まず、貫通基板22に外部固定基板21を垂直に接続してアセンブリとする。次に、当該アセンブリの摺動コネクタ22cを内部固定基板23のソケットにピン接続するとともに、当該アセンブリの基板本体21aを筒壁12aに固定する。その後、容器2の内側から充填材9を、内周壁面8と配線部5との間の隙間を密閉し且つ第1周溝10及び第2周溝11を充填するように開口部7に充填し、所定の硬化条件にて固着させる。
本実施形態に係る防爆構造1によれば、周囲温度の変化に伴って生じる熱応力に対して次のような効果を得ることができる。容器2の温度が変化すると、充填材9とその周囲の部材(周囲部材)との線膨張係数差により、接着面には比較的大きな熱応力が発生する。温度変化による充填材9の膨張・収縮により、充填材9と内周壁面8との接着面には、軸方向に剥離する力と径方向に剥離する力が発生する。図3は、温度変化により、充填材9がその中心に向かって収縮した場合に第1周溝10及び第2周溝11に生じる軸方向の力を示している。前述したように、第1周溝10及び第2周溝11は、軸方向における充填材9の中心Cを挟んで配置されている。このような第1周溝10及び第2周溝11により、充填材9がその中心に向かって収縮した場合であっても、第1周溝10の底面と第2周溝11の上面に互いに反対方向の力が加わり、軸方向の熱応力に抗する係止力を生じさせることができる。したがって、特に第1周溝10と第2周溝11との間の部分において、充填材9と内周壁面8との剥離の発生又は進行を抑制することができる。溝が1つの場合はこのような効果は得られず、軸方向の力に対して剥離が起こり易い。また、剥離は応力集中が起こる充填材9の上面付近及び下面付近から発生しやすいので、第1周溝10を充填材9の上面付近に設け、第2周溝11を充填材9の下面付近に設けることが、剥離の発生又は進行を抑制するためには好ましい。
図4は、温度変化により、充填材9がその中心に向かって収縮した場合に第1周溝10及び第2周溝11に生じるせん断応力を示している。一般に接着面は、せん断方向に働く力に対して優れた強度を示すといわれている。本実施形態では、充填部6の内周壁面8に第1周溝10及び第2周溝11で構成される複数の溝を設けているので、径方向に発生する熱応力を複数の溝の上下の接着面のせん断力で受けることができ、複数の溝によってせん断方向に働く力を分散でき、熱応力による接着部の剥離の発生又は進行を抑制することができる。製品の使用温度範囲が広い場合や充填材9と周囲部材との線膨張係数差が大きい場合は、溝の数や径方向の長さを増やすことで接着面積を増やし、比較的簡単に接着部を強化できる。
また、温度変化により、貫通基板22は充填材9と共に膨張、収縮する。このとき、貫通基板22がケース12などに固定されていると、貫通基板22と充填材9の接着面にはケース12などと充填材9との線膨張係数差による熱応力が発生し、接着面の剥離が生じることになる。これに対し、本実施形態では、貫通基板22の上端が、摺動コネクタ22cを介し、内部固定基板23のコネクタ23bに対して軸方向に摺動可能にピン接続されている。また、貫通基板22の摺動コネクタ22cのコネクタベースと内部固定基板23のコネクタ23bのコネクタベースとの間には、軸方向隙間Gが設けられており、電気的導通は確保しつつも、熱による貫通基板22の伸縮を吸収でき、充填材9と貫通基板22との剥離の発生又は進行を抑制できるようになっている。コネクタ間の軸方向隙間Gの大きさとコネクタ間のピンの接触部分の長さの余裕長により、温度変化が与えられた場合でも、貫通基板22と充填材9との接着部にかかる負荷を低減させることができる。
また、本実施形態に係る防爆構造1によれば、容器2の密封空間3内で爆発が生じた場合の爆発圧に対して次のような効果を得ることができる。容器2の密封空間3内で爆発が生じた場合、充填部6は密封空間3側から瞬間的に強力な圧力を受ける。このとき、充填材9と周囲部材との接着面には、爆発圧により引張りやずりなどの引き剥がし力が働く。本実施形態では、充填部6の内周壁面8に第1周溝10及び第2周溝11で構成される複数の溝を設けているので、爆発が生じた際、第1周溝10及び第2周溝11の下面に押し付け(圧縮)方向の力が働き、接着面の剥離の発生又は進行を抑制することができる。
また、密封空間3内での爆発により、充填部6に上方から圧力がかかると、充填材9や貫通基板22は押し下げられる方向の力を受ける。このとき、貫通基板22がケース12などに固定されている場合には、貫通基板22と充填材9との接着面に爆発圧による引き剥がし力が発生する。しかし、本実施形態では、貫通基板22の上端が、軸方向隙間Gを形成するように内部固定基板23に接続されているので、爆発圧による貫通基板22の下方への変位を許容することができる。この軸方向隙間Gにより、爆発が生じた際にも、貫通基板22と充填材9の接着部にかかる負荷を低減させることができる。
このように、本実施形態に係る防爆構造1によれば、充填部6に第1周溝10及び第2周溝11で構成される複数の溝を設けることで、熱応力や爆発圧に対する接着力を強化することができる。したがって、本実施形態に係る防爆構造1は、特殊なシーリング材を必要としないため、構成部品の数を抑制し、コストを抑制することができる。しかし、必要に応じてシーリング材を付加的に用いることも可能である。
また、本実施形態では、ケーブル(被覆導線)の代わりに貫通基板22を用いているので、そのようなケーブルの端末処理やはんだ付けの工数を省き、良好な組立作業性を得ることができる。さらに、本実施形態では、充填部6を貫通する貫通基板22に対して、樹脂漏れ抑制かつ電気的導通を可能とする外部固定基板21を貫通基板22に対して垂直に接続した構成としているので、ケーブル等を使用する場合よりも組立作業性が良好である。また、ケーブルを使用する場合には、ケーブルの被覆の表面と充填材9との接着性が低い傾向があり、また、ケーブルの被覆内部と芯線(導線)との間の空間(隙間)を通じて爆発圧が漏れてしまう恐れもある。しかし、本実施形態では、ケーブルの代わりに貫通基板22を用いているので、充填材9との接着性は良好であり、しかも、上記のような空間も無いので、良好な密閉性を得ることができる。
前述した実施形態は、本発明の実施形態の一例にすぎず、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
前述した実施形態に係る防爆構造1においては、充填部6は、1つのみの充填材9を備えている。しかし、充填部6は、充填材9に密封空間3側で隣接するとともに、伸縮性が充填材9よりも大きい他の充填材を備えてもよい。また、他の充填材は、シリコーン樹脂等の樹脂で構成される構造用接着剤であってもよい。伸縮性の高い(柔らかい)樹脂を用いることで、熱によるケース12の変形に良好に追従することができるので、充填部6の密閉性を強化し、熱に対する密閉性の維持性能を高めることができる。
前述した本実施形態に係る防爆構造1においては、貫通基板22は、摺動コネクタ22cを介して内部固定基板23に接続されている。しかし、貫通基板22は、フレキシブルケーブルなどを介して内部固定基板23に接続されてもよい。フレキシブルケーブルを用いる場合には、フレキシブルケーブルの撓みや伸縮性によって軸方向隙間Gと同様の効果を得ることができるとともに、軸方向隙間Gを厳密に調整する必要がない点で組立作業を容易にすることができる。
前述した本実施形態に係る防爆構造1においては、貫通基板22はリジッド基板である。しかし、貫通基板22はフレキシブル基板であってもよい。貫通基板22をフレキシブル基板とする場合には、温度変化や爆発圧の影響で充填材9が変形した場合に、その変位に追随することができるため、内部固定基板23にコネクタを介して固定してもよい。
前述した本実施形態に係る防爆構造1においては、内周壁面8は円筒形状をなしている。しかし、内周壁面8は、楕円筒形状、多角筒形状など、円筒形状以外の筒状をなしていてもよい。
前述した本実施形態に係る防爆構造1においては、第1周溝10及び第2周溝11の断面形状は、四角形状をなしている。しかし、第1周溝10及び第2周溝11の断面形状は、四角形状に限られない。また、第1周溝10及び第2周溝11は、それぞれ、独立した溝に限られず、溝の組み合わせによる階段形状などの溝であってもよい。溝の幅、深さ、角部のR面又はC面等の面取りの大きさも、適宜設定できる。
前述した本実施形態に係る防爆構造1においては、第1周溝10及び第2周溝11は、軸方向における充填材9の中心Cを挟んで配置されている。しかし、軸方向における第1周溝10及び第2周溝11の配置はこれに限定されない。また、接着面積を増やす目的などで、第1周溝10及び第2周溝11に加え、内周壁面8に設けられるとともに充填材9が充填された1つ以上の他の周溝を設けてもよい。
前述した本実施形態に係る防爆構造1においては、区画壁4は、容器2の外壁と容器2の内部に設けられた隔壁12cとで構成されている。しかし、区画壁4は、容器2の外壁及びシール部17で構成されてもよい。
1 防爆構造
2 容器
3 密封空間
4 区画壁
5 電気的導通部(配線部)
6 充填部
7 開口部
8 内周壁面
9 充填材
10 第1周溝
11 第2周溝
12 ケース
12a 筒壁
12b 周壁
12b1 周壁の一端側部分
12c 隔壁
13 アンプ室カバー
14 端子室カバー
15 回路
16 電源端子
17 シール部
18 配線口
19 パッキン
20 センサ信号線
21 外部固定基板
21a 基板本体
21b コネクタ
22 貫通基板
22a 基板本体
22b コネクタ
22c 摺動コネクタ
23 内部固定基板
23a 基板本体
23b コネクタ
24 第1電気配線
25 第2電気配線
26 第3電気配線
27 シール部
O 中心軸線
G 軸方向隙間
C 中心

Claims (9)

  1. 容器内に密封空間を区画する区画壁と、
    前記密封空間の内部と外部とを接続する配線部と、を備え、
    前記区画壁は、前記配線部が貫通する充填部を備え、
    前記充填部は、
    前記区画壁を貫通する中心軸線を有する開口部を区画する内周壁面と、
    前記内周壁面と前記配線部との間の隙間を密閉する充填材と、
    前記内周壁面に設けられるとともに前記充填材が充填された第1周溝と、
    前記内周壁面に設けられるとともに前記充填材が充填された第2周溝と、を備える、
    防爆構造。
  2. 前記配線部は、前記充填部を貫通する基板からなる貫通基板を有する、請求項1に記載の防爆構造。
  3. 前記配線部は、前記密封空間内で前記容器に固定された内部固定部材を有し、
    前記貫通基板と前記内部固定部材との間には、前記中心軸線に沿う軸方向において前記貫通基板と前記内部固定部材との接近を許容する軸方向隙間が設けられている、請求項2に記載の防爆構造。
  4. 前記貫通基板は、前記内部固定部材に対して前記軸方向に摺動可能にピン接続されたコネクタからなる摺動コネクタを有する、請求項3に記載の防爆構造。
  5. 前記配線部は、前記密封空間の外側で前記開口部を覆うように前記区画壁に固定された外部固定部材を備える、請求項1〜4のいずれか一項に記載の防爆構造。
  6. 前記第1周溝及び前記第2周溝は、前記中心軸線に沿う軸方向における前記充填材の中心を挟んで配置されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の防爆構造。
  7. 前記充填材は、樹脂で構成されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載の防爆構造。
  8. 前記充填部は、前記充填材に隣接するとともに、伸縮性が前記充填材よりも大きい他の充填材を備える、請求項1〜7のいずれか一項に記載の防爆構造。
  9. 前記容器は、耐圧防爆容器である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の防爆構造。
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