JP2020024740A - 車両用撮像記録装置、車両用撮像制御方法及びプログラム - Google Patents

車両用撮像記録装置、車両用撮像制御方法及びプログラム Download PDF

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【課題】事故にかかわる音声をより確実に記録することができる車両用撮像記録装置を提供する。【解決手段】車両用撮像記録装置は、周辺映像音声取得部が取得した音声に対し、電子機器音声取得部が取得した電子機器音声の特性に基づいて、周辺映像音声取得部が取得した音声に含まれる電子機器音声を低減させるキャンセル処理を行うキャンセル処理部と、車両の異常を検知する異常検知部と、を備え、記録制御部は、異常検知部が異常を検知した場合、キャンセル音声を、車両周辺の映像とともに記録媒体に上書き禁止として記録する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用撮像記録装置、車両用撮像制御方法及びプログラムに関する。
近年、車両用撮像記録装置としてのドライブレコーダが普及しつつある。ドライブレコーダは、イベント発生(事故などによる加速度検出)の前後所定期間の映像データを、イベント記録データとして記録する。特許文献1には、オーディオ装置から取得した音楽データに基づき映像データに含まれる音データから音楽を除去して記録するドライブレコーダが開示されている。
特開2017−134646号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたドライブレコーダでは、音楽を除去する音楽キャンセル処理を行うか否かは切り替えスイッチにより行われるものとなっており、ユーザの手を煩わせる必要があった。
本発明は、以上の背景に鑑みなされたものであり、事故にかかわる音声をより確実に記録することができる車両用撮像記録装置を提供することを目的とする。
本発明は、車両用撮像記録装置であって、車両の周辺の映像及び音声を取得する周辺映像音声取得部と、前記周辺映像音声取得部が取得した映像及び音声を記録部に記録する処理を制御する記録制御部と、電子機器の出力する電子機器音声を取得する電子機器音声取得部と、前記周辺映像音声取得部が取得した音声に対し、前記周辺映像音声取得部が取得した音声に含まれる電子機器音声を低減させるキャンセル処理を行うキャンセル処理部と、前記車両の異常を検知する異常検知部と、を備え、前記記録制御部は、前記異常検知部が異常を検知した場合、前記キャンセル処理部がキャンセル処理を施したキャンセル音声を、前記周辺映像音声取得部が取得した映像とともに記録媒体に記録するものである。
本発明は、車両用撮像制御方法であって、車両の周辺の映像及び音声を取得するとともに、電子機器の出力する電子機器音声を取得する第1のステップと、取得した前記車両の周辺の音声に対し、前記車両の周辺の音声に含まれる電子機器音声を低減させるキャンセル処理を行う第2のステップと、前記車両の異常を検知した場合、前記キャンセル処理を施したキャンセル音声を、取得した前記車両の周辺の映像とともに記録媒体に記録する第3のステップと、を備えるものである。
本発明は、車両用撮像記録のための処理手順をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、車両用撮像記録のための処理手順をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、車両の周辺の映像及び音声を取得するとともに、電子機器の出力する電子機器音声を取得する第1の処理手順と、取得した前記車両の周辺の音声に対し、取得した電子機器音声の特性に基づいて、前記車両の周辺の音声に含まれる電子機器音声を低減させるキャンセル処理を行う第2の処理手順と、前記車両異常を検知した場合、前記キャンセル処理部がキャンセル処理を施したキャンセル音声を、取得した前記車両の周辺の映像とともに記録媒体に記録する第3の処理手順と、を含むものである。
本発明によれば、事故にかかわる音声をより確実に記録することができる。
実施の形態1にかかる車両用撮像記録装置としてのドライブレコーダの構成を示すブロック図である。 実施の形態1にかかるドライブレコーダの記録動作に関する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 実施の形態2にかかる車両用撮像記録装置としてのドライブレコーダの構成を示すブロック図である。 実施の形態3にかかる車両用撮像記録装置としてのドライブレコーダの構成を示すブロック図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲にかかる発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、実施の形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。なお、説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
[実施の形態1]
図1は、実施の形態1にかかる車両用撮像記録装置としてのドライブレコーダ1の構成を示すブロック図である。ドライブレコーダ1は、少なくとも車両(自車両)の周辺の映像及び車室内外の音声を結合した動画データを記録する装置である。図1に示すように、ドライブレコーダ1は、カメラ10と、マイク23と、センサ24と、記録部25と、表示部26と、スピーカ27と、制御部30と、を備えている。
カメラ10は、自車両の周囲を撮影するためのもので、主にレンズ、撮像素子、AFE(アナログフロントエンド)、駆動モータなどを備えている。カメラ10で撮影された画像データは制御部30に入力される。マイク23は、車室内(例えば、ルームミラー)に設置されて、車室内の音を収集する装置である。マイク23で収集された音声データは制御部30に入力される。
制御部30は、ドライブレコーダ1の記録動作に関する処理を行う。ドライブレコーダ1の記録動作に関する処理の流れについては後述する。制御部30は、カメラ10、マイク23と、有線または無線によって接続されている。制御部30は、周辺映像音声取得部31と、電子機器音声取得部32と、バッファメモリ33と、記録制御部34と、異常検知部35と、再生制御部36と、キャンセル処理部37と、を含む。
周辺映像音声取得部31は、車両の周辺の映像と音声を取得する。周辺映像音声取得部31は、カメラ10の撮影した車両の周辺の映像を取得する。また、周辺映像音声取得部31は、例えば、マイク23から車両の周辺の音声を取得する。周辺映像音声取得部31の取得した映像と音声はバッファメモリ33に一時的に記録される。
電子機器音声取得部32は、電子機器28の出力する電子機器音声を取得する。ここで、電子機器28は、例えば、カーナビやカーオーディオである。なお、電子機器は、スマートフォンのような音楽再生が可能な携帯機器であってもよい。電子機器28が携帯機器である場合、電子機器音声取得部32は、無線通信経由で音声信号を取得する。
キャンセル処理部37は、周辺映像音声取得部31が取得した音声に含まれる電子機器音声を低減(キャンセル)させるキャンセル処理を実施する。具体的には、キャンセル処理部37は、取得した電子機器音声の位相の反転・遅延調整・音量調整を行って、マイクが集音した車両内部(周辺)音声と足し合わせることによってキャンセル処理を行う。キャンセル処理は、必ずしも電子機器音声を完全に消し去るキャンセルに限定されず、電子機器音声を低減させる処理であってもよい。
電子機器音声取得部32が取得した、カメラ10の撮影した車両の周辺の映像は、バッファメモリ33に一時的に記録される。また、周辺映像音声取得部31が取得した音声と、周辺映像音声取得部31が取得した音声にキャンセル処理を施したキャンセル音声と、の2種類の音声は、バッファメモリ33に一時的に記録される。
記録制御部34は、取得した映像と音声を記録部25に記録する処理を制御する。記録制御部34において、バッファメモリ33に記録された2種類の音声うちの少なくともいずれかを選択し、選択した音声を映像に統合して記録部25に記録するようにする。当該処理の詳細については、後述のドライブレコーダ1の撮像記録動作に関する処理の流れにおいて説明する。
記録部25は、映像データを記録するためのメモリである。記録部25は、例えばフラッシュメモリなどの不揮発性メモリである。なお、記録部25が着脱可能なメモリカードである場合、ドライブレコーダ1にはメモリカードを接続する接続インタフェースを設ける必要がある。記録部25は、通信回線等を介して映像データを記録する、他の装置であってもよい。
異常検知部35は、センサ24等により自車両に対する異常(イベント)の発生を検知する。例えば、センサ24が加速度センサである場合、異常検知部35は、センサ24から加速度信号を取得し、当該加速度信号が予め設定された閾値以上の大きさであるときに衝突等の自車両に対する異常が発生したことを検知する。なお、異常は、衝突のような事故に限らず、車体のふらつきなど、事故が起こり得る兆候であってもよい。
なお、異常検知部35における異常の検知は、加速度センサによるものに限定されない。センサ24が、例えば光学センサで、車線逸脱の度合いや他車との車間距離などから異常を検知するものであってもよい。センサ24が、例えば音量センサで、車室内で悲鳴等の大声が発生した場合や、自車両が衝撃を受けて大きな衝撃音が発生した場合や、周囲の他車両からクラクションを鳴らされた場合など、所定音量以上の音量を検知した場合に異常を検知するものであってもよい。センサ24は、ドライブレコーダ1に内蔵されていても、ドライブレコーダ1とは別体であっても良い。
再生制御部36は、記録部25に記録された指定の映像音声データの再生指令を受けた場合に、当該映像音声データの映像を表示装置である表示部26に表示させると共に、当該映像音声データの音声をスピーカ27から出力する。
次に、ドライブレコーダ1の撮像記録動作に関する処理の流れについて説明する。なお、以下の説明において、ドライブレコーダ1の構成については図1を適宜参照する。
図2は、ドライブレコーダ1の撮像記録動作に関する処理の流れの一例を示すフローチャートである。図2に示すように、まず、周辺映像音声取得部31が車両の周辺の映像及び音声を取得するとともに、電子機器音声取得部32が電子機器28の出力する電子機器音声を取得する(ステップS101)。続いて、キャンセル処理部37において、取得した車両の周辺の音声に対し、取得した電子機器音声の特性に基づいて、車両の周辺の音声に含まれる電子機器音声を低減させるキャンセル処理を行う(ステップS102)。なお、周辺映像音声取得部31が取得した車両の周辺の映像及び音声と、キャンセル音声と、は、バッファメモリ33に一時的に記録される。
記録制御部34において、異常検知部35が異常を検知したか否かを判断する(ステップS103)。ステップS103で車両の異常を検知しない場合(NOの場合)、記録制御部34において、キャンセル音声を破棄し、車両の周辺の音声のみを、車両の周辺の映像と統合して記録部25に記録する(ステップS104)。なお、ここでの記録部25への記録形態はループ記録とする。ループ記録とは、一定時間経過後に上書きされる記録である。すなわち、ループ記録では、記録部25における所定の記録領域の記録容量が一杯になると、古いものから上書き更新を行う。ステップS103で車両の異常を検知した場合(YESの場合)、記録制御部34において、キャンセル音声及び車両の周辺の音声を、車両の周辺の映像とともに記録部25に上書き禁止として記録する(ステップS105)。
ステップS104またはステップS105に続いて、撮像記録動作を終了する旨の指令があるか否か判断する(ステップS106)。ステップS106において、撮像記録動作を終了する旨の指令がある場合(YESの場合)、撮像記録動作を終了する。ステップS106において、撮像記録動作を終了する旨の指令がない場合(NOの場合)、処理をステップS101に戻す。
なお、ステップS105において、記録制御部34は、異常検知部35が異常を検知した場合に、キャンセル音声と周辺映像音声取得部31が取得した音声のいずれの方を、周辺映像音声取得部31が取得した映像と統合するか選択するようにしてもよい。または、異常検知部35により異常を検知されたときの映像音声を再生する際に、いずれの音声の方を、周辺映像音声取得部31が取得した映像と統合するか、ユーザが選択するようにしてもよい。
以上より、本実施の形態にかかるドライブレコーダ1は、車両の周辺の映像及び音声を取得するとともに、電子機器の出力する電子機器音声を取得する。そして、取得した車両の周辺の音声に対し、車両の周辺の音声に含まれる電子機器音声を低減させるキャンセル処理を行う。さらに、車両の異常を検知した場合に、キャンセル音声と周辺映像音声取得部31が取得した音声の両方を、周辺映像音声取得部31が取得した映像とともに記録部25に上書き禁止として記録する。このようにすることで、車両の異常を検知したときに周辺映像音声取得部31により取得された音声が電子機器音声に邪魔されて聞き取りにくくなっている場合、キャンセル音声の方を再生することにより、事故に関わる音をより確実に再現することができる。また、車両の異常を検知したときには、キャンセル音声とともに、周辺映像音声取得部31により取得された音声、すなわち、キャンセル処理を行っていない音声の方も記録部25に記録している。このため、キャンセル処理を行っていない音声を、改ざんを行っていない、事故の証拠として用いることができる。
[実施の形態2]
図3は、実施の形態2にかかる車両用撮像記録装置としてのドライブレコーダ101の構成を示すブロック図である。図3に示すように、実施の形態2にかかるドライブレコーダ101は、図1に示した実施の形態1にかかるドライブレコーダ1の構成に対し、制御部130において、音声種別判断部38をさらに備えている。
音声種別判断部38は、電子機器音声取得部32が取得した電子機器音声が、道路情報またはユーザが設定した経路に関する情報(経路案内情報)であるか否かを判断する。経路案内情報であるか否かの判断は、予め特定されている、経路案内情報を伝える機械音声との周波数特性の比較やパターンマッチングによって行う。
ドライブレコーダ101における撮像記録動作に関する処理の流れは、図2を参照して説明した、ドライブレコーダ1の撮像記録動作に関する処理の流れと基本的に同じである。ドライブレコーダ101では、図2のステップS105において、音声種別判断部38により、電子機器音声が経路案内情報であると判断された場合、記録制御部34が、周辺映像音声取得部31が取得した音声の方を選択して周辺映像音声取得部31が取得した映像と統合する。すなわち、取得した電子機器音声が経路案内情報である場合にはキャンセル処理を行わない音声を映像データと統合する。
例えば、カーナビなどの経路案内情報では左折の案内が出ていたのに、謝って直進してしまった等、指示とは異なる経路に進んでしまった場合に、リカバーしようとして事故を招いてしまうことも想定される。また、経路案内情報に気をとられたことが事故の原因である場合も想定される。このように、車両の異常を検知したときの音声に含まれる経路案内情報は、事故の検証に有益である場合が多い。このため、取得した電子機器音声が経路案内情報である場合にはキャンセル処理を行わない音声を映像データと統合することで、事故の検証をよりスムーズに行うことができる。
[実施の形態3]
図4は、実施の形態3にかかる車両用撮像記録装置としてのドライブレコーダ201の構成を示すブロック図である。図4に示すように、実施の形態3にかかるドライブレコーダ201は、図1に示した実施の形態1にかかるドライブレコーダ1の構成に対し、制御部230の異常検知部35において、異常レベル検知部35aをさらに備えている。異常レベル検知部35aは、自車両の異常を段階的に検知する。すなわち、例えば、センサ24が加速度センサである場合、異常検知部35がセンサ24から加速度信号を取得すると、異常レベル検知部35aにおいて、当該加速度信号の大きさから異常レベルを判定する。取得した加速度が大きければ、他車両または歩行者との衝突などの重大事故であると判定することができる。取得した加速度が小さい場合、急ブレーキや道路の段差の乗り越えなどの、異常レベルが比較的低いいわゆるヒヤリハット現象と判定することができる。センサ24が音量センサである場合、図示しない音声の判定部により、衝突の衝撃音か、車室内の悲鳴か、他車両のクラクションかを判定してもよく、音量によって異常レベルを判定してもよい。また、カメラ10によって撮像された映像データや、図示しない距離センサなどから前方車両との衝突危険度を判定し、危険度によって異常レベルが高いと判定してもよい。同様にカメラ10によって撮像された映像データから、走行中の車線を逸脱する危険度を判定してもよい。
記録制御部34は、異常レベル検知部35aにより検知された異常のレベルに応じて、周辺映像音声取得部31が取得した音声に含まれる電子機器音声をキャンセル処理部37においてどの程度低減させるか、またはキャンセル処理を行わないかを決定する。異常レベルが高い事故と判定した場合には、取得した映像データが事故の証拠となる可能性が高くなるため、音声キャンセル処理を行わないか低減度合いを下げて、データを改ざんしたとされないようにすることが好ましい。異常レベルが比較的低い、いわゆるヒヤリハット現象の記録であれば、証拠能力を求められる可能性が低くなる。このときは、異常と判断した要因をより詳細に記録するため、異常と無関係と考えられる音声のキャンセル処理を行って、音声を低減する度合いを高くすることが好ましい。異常レベルが高いと判定した場合は、証拠能力と音声に阻害されない詳細な状況記録との両立を図るため、音声キャンセル処理を行った音声と音声キャンセル処理を行わない音声をともに映像とともに記録してもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。また、各実施の形態における構成を各実施の形態間で、適宜交換してもよい。例えば、実施の形態2にかかるドライブレコーダ101において、実施の形態3にかかるドライブレコーダ201の異常レベル検知部35aを備えるようにしてもよい。
本発明にかかる車両用撮像記録装置の各部における処理は、コンピュータなどにプログラムを実行させることによって実現できる。より具体的には、車両用撮像記録装置において、プログラムメモリに格納されたプログラムを主記憶装置にロードし、CPUの制御によって当該プログラムを実行して実現する。ここで、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non−transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。また、車両用撮像記録装置の各部における処理は、プログラムによるソフトウェアで実現することに限ることなく、ハードウェア、ファームウェア、及びソフトウェアのうちのいずれかの組み合わせ等により実現しても良い。
1、101、201 ドライブレコーダ
10 カメラ
23 マイク
24 センサ
25 記録部
26 表示部
27 スピーカ
28 電子機器
30、130、230 制御部
31 周辺映像音声取得部
32 電子機器音声取得部
33 バッファメモリ
34 記録制御部
35 異常検知部
35a 異常レベル検知部
36 再生制御部
37 キャンセル処理部
38 音声種別判断部

Claims (4)

  1. 車両の周辺の映像及び音声を取得する周辺映像音声取得部と、
    前記周辺映像音声取得部が取得した映像及び音声を記録部に記録する処理を制御する記録制御部と、
    電子機器の出力する電子機器音声を取得する電子機器音声取得部と、
    前記周辺映像音声取得部が取得した音声に対し、前記周辺映像音声取得部が取得した音声に含まれる電子機器音声を低減させるキャンセル処理を行うキャンセル処理部と、
    前記車両の異常を検知する異常検知部と、を備え、
    前記記録制御部は、前記異常検知部が異常を検知した場合、前記キャンセル処理部がキャンセル処理を施したキャンセル音声を、前記周辺映像音声取得部が取得した映像とともに記録媒体に記録する、車両用撮像記録装置。
  2. 前記異常検知部は、異常を段階的に検知する異常レベル検知部をさらに備え、
    前記記録制御部は、前記異常レベル検知部により検知された異常のレベルに応じて、前記周辺映像音声取得部が取得した音声に含まれる電子機器音声を前記キャンセル処理部においてどの程度低減させるかを決定する、請求項1から3のいずれか一項に記載の車両用撮像記録装置。
  3. 車両の周辺の映像及び音声を取得するとともに、電子機器の出力する電子機器音声を取得する第1のステップと、
    取得した前記車両の周辺の音声に対し、前記車両の周辺の音声に含まれる電子機器音声を低減させるキャンセル処理を行う第2のステップと、
    前記車両の異常を検知した場合、前記キャンセル処理を施したキャンセル音声を、取得した前記車両の周辺の映像とともに記録媒体に記録する第3のステップと、を備える車両用撮像制御方法。
  4. 車両用撮像記録のための処理手順をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    車両の周辺の映像及び音声を取得するとともに、電子機器の出力する電子機器音声を取得する第1の処理手順と、
    取得した前記車両の周辺の音声に対し、取得した電子機器音声の特性に基づいて、前記車両の周辺の音声に含まれる電子機器音声を低減させるキャンセル処理を行う第2の処理手順と、
    前記車両の異常を検知した場合、前記キャンセル処理を施したキャンセル音声を、取得した前記車両の周辺の映像とともに記録媒体に記録する第3の処理手順と、を含む、プログラム。
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