JP2020024575A - 入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】円軌跡を描く入力操作を行うものにおいて、ユーザに手間をかけずに操作感のチューニングを可能とする入力装置を提供する。【解決手段】入力装置100において、制御部125、130は、操作ノブ121が操作される操作領域および操作領域内で円形のスイッチ画像と対応する円軌跡が定義され、操作反力を設定するための反力制御マップを有しており、操作ノブによって、ポインタ画像が円形のスイッチ画像の周方向に操作される際に、操作反力として、操作ノブが円軌跡に引かれるように引込み力を発生させると共に、親指による操作ノブへの実際の入力操作軌跡の履歴を記憶して、入力操作軌跡に合うように、円軌跡の中心位置および半径を更新する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載される機器に対して入力操作を行うための入力装置に関するものである。
従来の入力装置として、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1の入力装置は、車両に搭載されており、ダッシュボードに設けられた表示部と、表示部から離れたセンターコンソールの上面に設けられた操作部とを備えている。操作部は、2次元平面上をスライド(移動)可能に設けられた操作ノブを有している。ユーザは、操作ノブをスライド操作することで、表示部に表示されるアイコン(スイッチ画像)等に対する画面操作が可能となり、所定の車両機器に対する入力操作が行えるようになっている。尚、ユーザが操作ノブを操作する際には、入力操作の軌跡に応じて、反力発生ユニットによって、ユーザの手(指)に操作感(反力あるいは引込み力等による触覚フィードバック)が与えられるようになっている。
特開2009−276993号公報
ここで、特許文献1に記載された入力装置を車両のステアリングに搭載すると、ステアリングを握ったまま、例えば、親指で入力操作することが可能となる。よって、ステアリングから手を離さずに入力操作ができ、より安全な操作が可能となる。
操作ノブによる入力操作軌跡を、例えば、円軌跡を描くものと想定したとき、一人ひとりのユーザにおいては、それぞれ、手の大きさによって親指の可動範囲が異なるので、親指による実際の入力操作軌跡が、狙うべき理想の位置(理想の円軌跡)に対してずれてしまう場合がある。よって、このずれを低減できるように個人の手の大きさに合せて、入力操作軌跡に基づいて操作感を与える際の制御パラメータ(理想の円軌跡データ)を個人別に変更可能とすることが望まれる。
しかしながら、例えば、ユーザが個々にパラメータ値を設定する場合であると、ユーザにとって手間がかかるものとなる。また、予め、個人別のパラメータを作成しておき、自分のパラメータを選択して設定する場合であっても、同様に手間がかかる。
このような手間のかかるものにおいては、ユーザは、例えば、パラメータの設定変更ができることを把握していても面倒な設定をせずに現状のまま使用し続ける、あるいは不慣れな設定のため設定行為を完了できない、あるいは最適な設定ができない、といった状況に陥る場合がある。
本発明の目的は、上記問題に鑑み、円軌跡を描く入力操作を行うものにおいて、ユーザに手間をかけずに操作感のチューニングを可能とする入力装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
第1の発明では、車載機器に対する操作用のスイッチ画像(111a)が表示される表示部(110)と、
表示部とは離れた位置に設けられて、スイッチ画像に対して、操作位置を示すポインタ画像(111b)を移動させて入力操作を可能とする操作部(120)と、
操作部に操作反力を発生させる反力発生部(122)と、
入力操作による入力データに基づいて、反力発生部を制御すると共に、車載機器に対する入力操作支援を行う制御部(125、130)と、を備える入力装置において、
スイッチ画像は、円形のスイッチ画像となっており、
操作部は、平面上を移動する操作ノブ(121)を有し、車両のステアリング(50)に設けられて、ステアリングを握るユーザの親指(F)によって、操作ノブが円形のスイッチ画像の周方向に沿って操作されるようになっており、
制御部は、
操作ノブが操作される操作領域、および操作領域内で円形のスイッチ画像と対応する円軌跡が定義され、操作反力を設定するための反力制御マップを有しており、
操作ノブによって、ポインタ画像が円形のスイッチ画像の周方向に操作される際に、操作反力として、操作ノブが円軌跡に引かれるように引込み力を発生させると共に、
親指による操作ノブへの実際の入力操作軌跡の履歴を記憶して、入力操作軌跡に合うように、円軌跡の中心位置、および半径を更新することを特徴としている。
第1の発明によれば、制御部(125、130)によって、ユーザによる操作ノブ(121)への入力操作軌跡が記憶され、この入力操作軌跡に合うように、円軌跡の中心位置、および半径が更新される。よって、ユーザの操作しやすい位置で、操作反力が付与されるようになり、ユーザが操作感にかかる円軌跡を更新するために予め複数の円軌跡を準備して記憶させておくことや、円軌跡を更新するための操作を行う必要がなく、ユーザに手間をかけずに操作感のチューニングを行うことが可能となる。
第2の発明によれば、制御部は、操作ノブに対して誤操作があると、前記円軌跡の半径を大きくなる側に更新することを特徴としている。
これにより、操作範囲が小さい場合に比べて、操作性を向上させることができ、これ以降の誤操作が抑制される。
尚、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
入力装置の全体構成を示すブロック図である。 表示部におけるスイッチ画像、ポインタ画像、および設定速度画像を示す説明図である。 ステアリングに設けられた操作部を示す斜視図である。 反力制御マップを示す説明図である。 反力制御マップにおける入力操作軌跡を示す説明図である。 反力制御マップの円軌跡に対して、入力操作軌跡がずれている状態1を示す説明図である。 入力操作軌跡に合うように、円軌跡の中心および半径を自動更新した状態1を示す説明図である。 反力制御マップの円軌跡に対して、入力操作軌跡がずれている状態2を示す説明図である。 入力操作軌跡に合うように、円軌跡の中心および半径を自動更新した状態2を示す説明図である。 反力制御マップの円軌跡に対して、入力操作軌跡がずれている状態3を示す説明図である。 入力操作軌跡に合うように、円軌跡の半径を自動更新した状態3を示す説明図である。 第1実施形態の制御内容を示すフローチャートである。 第2実施形態の反力制御マップを示す説明図である。 誤操作の内容を示す説明図である。 第2実施形態の制御内容を示すフローチャートである。 誤操作に応じて、円軌跡の半径を自動更新した状態4を示す説明図である。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
第1実施形態の入力装置100を図1〜図12に示す。入力装置100は、車両の車載機器に対する作動条件設定等の入力操作を行うための装置である。車載機器としては、例えば、アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)装置、先進運転支援システム(Advanced Driver Assistance Sysutem=ADAS)、空調装置、あるいはオーディオ装置等である。入力装置100は、図1〜図4に示すように、表示部110、操作部120、および入力操作支援モジュール130等を備えている。
表示部110は、例えば、車載機器の作動状態、および入力操作用の操作項目を表示する表示装置である。表示部110は、ここでは、図2に示すように、例えば、ヘッドアップディスプレイ(HUD)装置によって、操作項目等の虚像がフロントウィンドウに映し出されるものを例示している。尚、表示部110としては、その他にも、コンビネーションメータ内に設けられた液晶ディスプレイ部、あるいはインストルメントパネルに装着されたカーナビゲーション装置用のセンタディスプレイ部等としてもよい。
表示部110における表示内容(操作項目、作動状態等)としては、例えば、上記のACC装置における速度設定用のスイッチ画像111a、操作ノブ121の操作位置を示すポインタ画像111b、および操作者によって設定された設定速度画像111c等が表示されるようになっている。
スイッチ画像111aは、円形のスイッチ画像111aとなっており、回転操作される円形のダイヤル式のスイッチをイメージさせるデザインとなっている。また、ポインタ画像111bは、円形のドットを示すデザインとなっている。そして、設定速度画像111cは、速度値が数値表示されるものとなっている。
操作部120は、表示部110に表示される円形のスイッチ画像111aに対する入力操作を可能とするものである。操作部120は、表示部110とは離れた位置、ここでは、図3に示すように、車両のステアリング50のリングとボスとを繋ぐスポーク51(右側のスポーク51)に設けられて、ステアリング50を握るユーザの親指F(右手の親指F)によって入力操作ができるようになっている。操作部120は、操作ノブ121、反力発生部122、位置検出センサ123、押操作検出センサ124、および制御部125等を有している。
操作ノブ121は、ユーザの指操作によって、操作部120における仮想平面上をスライド移動する部位となっている。操作部120がステアリング50のスポーク51に設けられていることから、ここでは、仮想平面は、ステアリング50のリングの周囲を含む平面となっている。操作部120は、操作ノブ121が仮想平面上をスライドすることから、2軸(x、y軸)スライド式遠隔操作デバイスとなっている。本実施形態では、例えば、x軸を左右方向の軸、y軸を上下方向の軸としている。
操作ノブ121を2軸方向にスライド移動させることで、表示部110には、操作ノブ121のスライド位置に対応するように、ポインタ画像111bが表示されるようになっている。
反力発生部122は、操作ノブ121に対して、操作反力を発生させる部位となっている。反力発生部122は、操作ノブ121のスライド移動に伴って、例えば、表示部110におけるポインタ画像111bが円形のスイッチ画像111a(図4の反力制御マップの円軌跡)に近づいたときに、逆に円形のスイッチ画像111aから離れようとすると、そのスイッチ画像111a(円軌跡)に引込むような引込み力(操作反力)を操作ノブ121に発生させる部位となっている。
位置検出センサ123は、操作ノブ121の操作が可能となる操作領域(図4)において、現在、操作ノブ121がどの位置にあるのかという位置信号を生成して、制御部125に出力する部位となっている。具体的には、位置検出センサ123は、x、y座標に基づく操作ノブ121の位置信号を制御部125に出力するようになっている。よって、本実施形態の位置検出は、x、y座標を用いた絶対座標検出となっている。
押操作検出センサ124は、ユーザが操作ノブ121を押込んだときに押込み信号を生成して、制御部125に出力する部位となっている。尚、操作部120において、押操作検出センサ124は、省略されたものとしてもよい。
制御部125は、位置検出センサ123からの位置信号、および押操作検出センサ124からの押込み信号を入力データとして入力操作支援モジュール130に出力する部位となっている。また、制御部125は、位置検出センサ123からの位置信号に基づいて反力発生部122における操作反力の発生状態を制御する部位となっている。
制御部125は、例えば、図4に示す反力制御マップを予め記憶しており、操作ノブ121に対して操作反力を発生させる際に、この反力制御マップを使用するようになっている。ここでは、操作ノブ121が円形のスイッチ画像111aに沿って円を描くように操作される際に、滑らかな操作が可能となるように、操作ノブ121の位置から円軌跡に向けて引込み力が付与されるものになっている。
反力制御マップは、例えば、x−y座標中の(0、0)から(255、255)の範囲で示されるように、操作ノブ121の操作が可能となる(操作される)操作領域が定義されたマップとなっている。加えて、反力制御マップには、初期位置として操作領域内の中央で、円形のスイッチ画像221に対応する円軌跡(円形ライン)が定義されている。そして、操作ノブ121が操作されたときに、引込み力が付与される領域として、引込み力制御領域が定義されている。図4では、引込み力制御領域は、円軌跡を内包する所定幅のリング状の領域となっている。引込み力制御領域に対して円軌跡は、所定幅の中心位置になるように定義されている。
入力操作支援モジュール130は、操作部120における入力操作による入力データ(位置信号、押込み信号)に基づいて、車載機器に対する入力操作支援を行うと共に、操作部120におけるユーザの操作感にかかる操作感パラメータ(本実施形態では、上記の反力制御マップ)を更新する部位となっている。入力操作支援モジュール130は、入力操作受信部131、制御部132、操作感パラメータ更新部133、操作対象GUI(Graphical User Interface)134、および操作感パラメータ送信部135等を有している。入力操作支援モジュール130は、上記の操作部120における制御部125と共に、本発明の制御部を形成している。
入力操作受信部131は、操作部120における入力操作に伴う入力データ(位置信号および押込み信号)を受信する部位となっている。入力操作受信部131は、受信した入力データを制御部132に出力するようになっている。
制御部132は、入力操作受信部131から出力された操作部120の入力データを、操作感パラメータ更新部133、および操作対象GUI134に出力する部位となっている。
操作感パラメータ更新部133は、制御部132から出力された入力データを基に、ユーザの実際の入力操作軌跡(図5〜図11)を抽出し、円軌跡との差から入力操作軌跡の特徴を判定して、操作部120における反力制御マップを好適な反力制御マップに更新する部位となっている。操作感パラメータ更新部133は、操作軌跡抽出部133a、操作軌跡記憶部133b、操作軌跡特徴判定部133c、操作感パラメータ算出部133d等を有している。
操作軌跡抽出部133aは、位置検出センサ123によって得られた位置信号から、反力制御マップの操作範囲における入力操作軌跡を抽出する部位となっている。以下、操作軌跡抽出部133aを抽出部133aと呼ぶことにする。
操作軌跡記憶部133bは、抽出部133aで抽出された入力操作軌跡を記憶する部位となっている。以下、操作軌跡記憶部133bを記憶部133bと呼ぶことにする。
操作軌跡特徴判定部133cは、操作範囲における円軌跡と、記憶部133bに記憶された入力操作軌跡とを比較して、入力操作軌跡の特徴を判定する部位となっている。以下、操作軌跡特徴判定部133cを判定部133cと呼ぶことにする。
操作感パラメータ算出部133dは、操作部120における反力制御マップに対して、判定部133cで判定された入力操作軌跡の特徴に基づいて、ユーザに合った好適な反力制御マップを算出する部位となっている。以下、操作感パラメータ算出部133dを算出部133dと呼ぶことにする。算出部133dは、算出した好適な反力制御マップを操作対象GUI134、および操作感パラメータ送信部135に出力するようになっている。
上記操作感パラメータ更新部133における各部位133a、133b、133c、133dは、それぞれ独立した回路部(ハードウエア)として形成されるものとしてもよいし、あるいはマイクロコンピュータ上でソフトウエアによって仮想的に形成されるものとしてもよい。
操作対象GUI134は、車載機器に対するインターフェイス部を形成する部位であり、制御部132から出力された入力データ、および算出部133dから出力された好適なパラメータ値(反力制御マップ)をもとに、車載機器に対する作動指示を行うと共に、この作動指示に基づく表示内容となるように表示部110に表示指示(映像出力)を行うようになっている。また、操作対象GUI134は、表示部110に対して指示をした表示部情報を判定部133cに出力するようになっている。
操作感パラメータ送信部135は、算出部133dから出力された好適な反力制御マップを操作部120の制御部125に送信する部位となっている。
本実施形態の入力装置100の構成は以上のようになっており、以下、図5〜図12を加えて、作動および作用効果について説明する。
ユーザは、例えば、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)制御を実行する際に、走行速度を設定するために、主に、表示部110における円形のスイッチ画像111aを見ながら、親指Fで操作ノブ121を操作する。ユーザは、まず、ポインタ画像111bが円形のスイッチ画像111aの周方向の任意の位置に重なる(近づく)ように、操作ノブ121を左右、上下、あるいは斜め等に操作して、ポインタ画像111bを円形のスイッチ画像111aに移動させる。
更に、ユーザは、円を描くように操作ノブ121を操作すると、ポインタ画像111bは、円形のスイッチ画像111aの周方向に沿うように移動される。このときのポインタ画像111bの回転方向に応じて、ACC制御における走行速度の設定値が増減される。走行速度の設定値は、ポインタ画像111bが右方向(時計方向)に回転されると増加され、左方向(反時計方向)に回転されると減少される。
そして、増減される走行速度の設定値は、リアルタイムで設定速度画像111cとして表示されてゆき、走行速度の設定値が希望する値となると、ユーザは操作ノブ121を押圧することで、その設定値が決定される。制御部125は、上記の設定値(入力データ)を入力操作支援モジュール130に出力する(ACC制御の指示をする)ことで、ACC装置は、定速走行の制御を開始する。
上記のように、操作ノブ121が操作される際に、制御部125は、反力発生部122を作動させて、操作ノブ121に引込み力を付加させる。制御部125は、反力制御マップにおいて、例えば、円軌跡(円形のスイッチ画像111a)と、操作ノブ121(ポインタ画像111b)との距離が長い程、引込み力をより大きく設定するように反力発生部122を制御する。これにより、操作ノブ121は、円軌跡に引込まれる形となり、ユーザは、円形のスイッチ画像111aに対して滑らかな円を描くように、操作ノブ121を操作することが可能となっている。上記の引込み力によって、図5に示すように、反力制御マップにおいては、入力操作軌跡は、円軌跡に集中するようになる。
ここで、例えば、ユーザが標準的な体格の人よりも小柄な人であり、手が小さく親指Fが短い場合であると、図6に示すように、反力制御マップにおいて、入力操作軌跡は、円軌跡に対して右側にずれる可能性がある。あるいは、図8に示すように、特定の範囲に偏った入力操作軌跡を描く場合に、入力操作軌跡は、円軌跡に対して同様に右側にずれる可能性がある。更に、標準的な体格の人であっても、ショートストローク(小さい円軌跡)で操作したい人であると、図10に示すように、入力操作軌跡は、円軌跡の内側にずれる可能性がある。
このように、実際の入力操作軌跡が円軌跡に対してずれると、引込み力は、上記で説明したように、円軌跡と操作ノブ121との距離に応じて設定されることから、ユーザは常に大きな引込み力を感じながら操作することになり、滑らかな円を描く操作ができなくなる。これに伴って、ユーザは、誤操作をしたり、指が疲れたりして、操作がしにくいものであると感じてしまう。
よって、本実施形態では、制御部125および入力操作支援モジュール130(以下、制御部125、130)は、親指Fによる操作ノブ121への実際の入力操作軌跡の履歴を記憶して、反力制御マップにおいて、実際の入力操作軌跡に合うように、円軌跡の中心位置、および半径を自動更新するようにしている。図12は、反力制御マップを自動更新する際の要領を示すフローチャートである。
まず、制御部125、130は、ステップS100で、反力制御マップにおいて、円操作による入力操作軌跡の履歴を抽出する。そして、ステップS110で、指定点数以上(例えば、2〜3以上)の入力操作軌跡を抽出できたかを判定する。ステップS110で否定判定した場合は、ステップS100に戻る。
ステップS110で肯定判定すると、制御部125、130は、ステップS120で、例えば最小二乗法によって、反力制御マップにおける入力操作軌跡の円の中心位置、および半径を算出する。
そして、ステップS130で、制御部125、130は、反力制御マップにおける円軌跡の中心位置、および半径を、上記で算出した入力操作軌跡の円の中心位置、および半径となるように自動更新する。
この制御により、例えば、図6で説明した場合では、図7に示すように、円軌跡が入力操作軌跡に合うように(重なるように)自動更新される。具体的には、円軌跡の中心位置が右側に移動され、半径が大きくなるように自動更新される。また、図8で説明した場合では、図9に示すように、円軌跡が入力操作軌跡に合うように(重なるように)自動更新される。具体的には、円軌跡の中心位置が右側に移動され、半径が大きくなるように自動更新される。更に、図10で説明した場合では、図11に示すように、円軌跡が入力操作軌跡に合うように(重なるように)自動更新される。具体的には、円軌跡の中心位置は同一のまま、半径が小さくなるように自動更新される。
以上のように本実施異形耐によれば、制御部125、130によって、ユーザによる操作ノブ121への入力操作軌跡が記憶され、この入力操作軌跡に合うように、円軌跡の中心位置、および半径が更新される。よって、ユーザの操作しやすい位置で、操作反力が付与されるようになり、ユーザが操作感にかかる円軌跡を更新するために予め複数の円軌跡を準備して記憶させておくことや、円軌跡を更新するための操作を行う必要がなく、ユーザに手間をかけずに操作感のチューニングを行うことが可能となる。
(第2実施形態)
第2実施形態を図13〜図16に示す。第2実施形態は、ユーザの操作ノブ121に対する誤操作があったときに、反力制御マップを自動更新するものとしている。
例えば、図13に示すように、反力制御マップにおける円軌跡が相対的に小さく設定されている場合であると、ユーザは、ショートストロークで入力操作が可能となる反面、操作ノブ121を少しスライドするだけで、ACCにおける操作対象(走行速度)の設定値が変化することになる。よって、スライド量が相対的に大きいと、ユーザの意思に反して設定値が大きく変わってしまうといった状況が発生する。
このように設定値がオーバーシュートしてしまうような状況下では、ユーザは、得てして操作ノブ121に対する操作方向を逆側に急変更する傾向にある。よって、本実施形態では、上記の誤操作として、
・速度アップ操作した直後に速度ダウン操作をした場合(図14)、あるいは、
・速度ダウン操作した直後に速度アップ操作をした場合(図14の逆の操作)、と定義することにする。誤操作は、操作ノブ121に対する操作方向が逆側に急変更される操作である。
そして、制御部125、130は、図15に示すフローチャートに基づいて、誤操作時における反力制御マップの自動更新を行う。まず、制御部125、130は、ステップS200で、反力制御マップにおいて、円操作による入力操作軌跡の履歴を抽出する。
次に、ステップS210で、制御部125、130は、操作ノブ121が一定方向へ回転操作された後に、一定時間以内に逆方向へ回転操作されたか否かを判定する。ステップS210で肯定判定すると、上記で説明した誤操作の定義に合致し、誤操作ありと判定して、ステップS220に移行する。ステップS210で、否定判定すると、ステップS200に戻る。
尚、ステップS210における判定は、上記のように、誤操作が1回発生した場合に対して、予め定めた一定回数以上発生した場合に、誤操作ありと判定するようにしてもよい。
そして、ステップS220では、制御部125、130は、反力制御マップにおける円軌跡の半径を、図16に示すように、一定量大きくする。
これにより、操作ノブ121に対して誤操作があると、円軌跡の半径を大きくなる側に更新するので、操作範囲が小さい場合に比べて、操作性を向上させることができ、これ以降の誤操作が抑制される。
(その他の実施形態)
上記第1実施形態では、実際の入力操作軌跡に対して円軌跡の中心位置、および半径を自動更新するものとし、また上記第2実施形態では、誤操作があると円軌跡の半径を大きくするように自動更新するものとしたが、両実施形態を組合せたものとしてもよい。
また、上記各実施形態では、操作の対象機器をACC装置として、ACC制御における走行速度等を調整するものとして説明したが、これに限定されるものではなく、その他にも、例えば、オーディオ装置におけるボリュームの調整、空調装置における設定温度の調整等に適用したものとしてもよい。
50 ステアリング
100 入力装置
111a 円形のスイッチ画像
111b ポインタ画像
120 操作部
121 操作ノブ
122 反力発生部
125 制御部
130 入力操作支援モジュール(制御部)
F 親指

Claims (3)

  1. 車載機器に対する操作用のスイッチ画像(111a)が表示される表示部(110)と、
    前記表示部とは離れた位置に設けられて、前記スイッチ画像に対して、操作位置を示すポインタ画像(111b)を移動させて入力操作を可能とする操作部(120)と、
    前記操作部に操作反力を発生させる反力発生部(122)と、
    前記入力操作による入力データに基づいて、前記反力発生部を制御すると共に、前記車載機器に対する入力操作支援を行う制御部(125、130)と、を備える入力装置において、
    前記スイッチ画像は、円形のスイッチ画像となっており、
    前記操作部は、平面上を移動する操作ノブ(121)を有し、車両のステアリング(50)に設けられて、前記ステアリングを握るユーザの親指(F)によって、前記操作ノブが前記円形のスイッチ画像の周方向に沿って操作されるようになっており、
    前記制御部は、
    前記操作ノブが操作される操作領域、および前記操作領域内で前記円形のスイッチ画像と対応する円軌跡が定義され、前記操作反力を設定するための反力制御マップを有しており、
    前記操作ノブによって、前記ポインタ画像が前記円形のスイッチ画像の周方向に操作される際に、前記操作反力として、前記操作ノブが前記円軌跡に引かれるように引込み力を発生させると共に、
    前記親指による前記操作ノブへの実際の入力操作軌跡の履歴を記憶して、前記入力操作軌跡に合うように、前記円軌跡の中心位置、および半径を更新する入力装置。
  2. 車載機器に対する操作用のスイッチ画像(111a)が表示される表示部(110)と、
    前記表示部とは離れた位置に設けられて、前記スイッチ画像に対して、操作位置を示すポインタ画像(111b)を移動させて入力操作を可能とする操作部(120)と、
    前記操作部に操作反力を発生させる反力発生部(122)と、
    前記入力操作による入力データに基づいて、前記反力発生部を制御すると共に、前記車載機器に対する入力操作支援を行う制御部(125、130)と、を備える入力装置において、
    前記スイッチ画像は、円形のスイッチ画像となっており、
    前記操作部は、平面上を移動する操作ノブ(121)を有し、車両のステアリング(50)に設けられて、前記ステアリングを握るユーザの親指(F)によって、前記操作ノブが前記円形のスイッチ画像の周方向に沿って操作されるようになっており、
    前記制御部は、
    前記操作ノブが操作される操作領域、および前記操作領域内で前記円形のスイッチ画像と対応する円軌跡が定義され、前記操作反力を設定するための反力制御マップを有しており、
    前記操作ノブによって、前記ポインタ画像が前記円形のスイッチ画像の周方向に操作される際に、前記操作反力として、前記操作ノブが前記円軌跡に引かれるように引込み力を発生させると共に、
    前記操作ノブに対して誤操作があると、前記円軌跡の半径を大きくなる側に更新する入力装置。
  3. 前記誤操作は、前記操作ノブに対する操作方向が逆側に急変更される操作である請求項2に記載の入力装置。
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